JPH105236A - 超音波処置具 - Google Patents

超音波処置具

Info

Publication number
JPH105236A
JPH105236A JP8162041A JP16204196A JPH105236A JP H105236 A JPH105236 A JP H105236A JP 8162041 A JP8162041 A JP 8162041A JP 16204196 A JP16204196 A JP 16204196A JP H105236 A JPH105236 A JP H105236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
treatment
living tissue
main body
probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8162041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3704399B2 (ja
Inventor
Mitsumasa Okada
光正 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP16204196A priority Critical patent/JP3704399B2/ja
Publication of JPH105236A publication Critical patent/JPH105236A/ja
Priority to US09/170,266 priority patent/US6129735A/en
Priority to US09/563,264 priority patent/US6887252B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3704399B2 publication Critical patent/JP3704399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、把持部材で生体組織を把持する際
に、生体組織が抜け落ちるおそれがなく、生体組織を確
実に把持することができ、切除能力の向上を図ることが
できる超音波処置具を提供することを最も主要な特徴と
する。 【解決手段】可動刃42の接触板55と可動刃42の本
体54との間に連結ゴム56を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波を利用して切
開、切除或いは凝固等の処置を行う超音波処置具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波処置具として、例えばU
SP3,636,943号には生体組織を切除する際
に、処置具に加えられる超音波振動によって高温度に発
熱させ、生体組織の切除によって出血された血液をただ
ちに凝固させることにより生体組織の切除を効率的に行
う技術が示されている。さらに、特開平1−23294
8号公報には切除鉗子に超音波振動を加える事により生
体組織の切除を効率的に行える構成にしたものが示され
ている。なお、USP3,636,943号や、特開平
1−232948号公報の装置の場合には超音波処置時
に生体組織と接触する接触部全体が金属材料で形成され
ている。
【0003】また、USP5,322,055号には振
動伝達部材であるプローブの上部に把持部材を設け、プ
ローブと把持部材により生体組織を固定して超音波処置
を行う構成にしたものが示されている。さらに、この装
置には把持部材における生体組織との接触面にプラスチ
ック材料によって形成された軟質な接触部材を設けるこ
とにより、超音波処置時における金属部材間の接触によ
る騒音を防止する技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波処置
具によって生体組織を切除する際の切れ味は超音波振動
の周波数に応じて変化することが知られている。ここ
で、超音波処置具による切れ味をよくする状態に超音波
振動の周波数を設定した場合には生体組織を把持する把
持部材の支点となるプローブの位置と、把持部材の作用
点となるプローブ先端との間の距離が大きいため、把持
部材により荷重を加えた際にプローブが撓み易い問題が
ある。そのため、把持部材で生体組織を把持する際に、
生体組織を把持する力が比較的弱くなるので、生体組織
を確実には把持することができず、生体組織が抜け落ち
るおそれがある。その結果、生体組織を切除する作業が
行いにくく、その作業性が悪い問題がある。
【0005】また、USP5,322,055号のよう
に把持部材における生体組織との接触面にプラスチック
材料によって形成された軟質な接触部材を設けた場合に
は超音波処置時に発生する超音波振動の熱によって軟質
な接触部材が溶けるおそれがある。そのため、この場合
には超音波処置時の超音波出力が制限される問題がある
ので、高出力の超音波振動によって生体組織の切除を効
率的に行うことが難しい問題がある。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、把持部材で生体組織を把持する際に、
生体組織が抜け落ちるおそれがなく、生体組織を確実に
把持することができ、切除能力の向上を図ることができ
る超音波処置具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波振動を
発生する超音波振動子が内蔵されたハンドピースが処置
具本体の基端部、生体組織に対して処置を行うための処
置部が前記処置具本体の先端部にそれぞれ配設されると
ともに、前記超音波振動子に接続され、超音波振動を前
記処置部に伝達するプローブと、前記プローブの先端部
に対峙させた状態で、前記処置部に前記プローブの先端
部に対して開閉可能に支持された把持部材と、この把持
部材を前記プローブの先端部に対して開閉操作し、前記
把持部材の閉操作時に前記プローブの先端部と前記把持
部材との間で生体組織を把持させる操作手段とを備えた
超音波処置具において、前記把持部材の把持面と前記把
持部材の本体との間に弾性部材を設けたことを特徴とす
る超音波処置具である。
【0008】上記構成により、プローブの先端部と把持
部材との間で生体組織を把持させた際にプローブの動き
に合せて把持部材の把持面と把持部材の本体との間の弾
性部材を弾性変形させてプローブの撓みを吸収させるよ
うにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図12を参照して説明する。図1は超音波処
置具である超音波切開凝固装置の概略構成を示すもので
ある。この超音波切開凝固装置の装置本体(処置具本
体)1には保護部材である細長い筒状のシース11の基
端部に超音波振動を発生する超音波振動子51(図11
(A),(B)参照)を内蔵したハンドピース2が配設
されている。このハンドピース2には超音波振動子51
を収容する管状の振動子カバー33が設けられている。
【0010】この振動子カバー33には固定ハンドル3
1及び可動操作ハンドル32を有する操作部(操作手
段)3が設けられている。ここで、振動子カバー33に
は固定ハンドル31が一体的に形成されている。さら
に、この振動子カバー33の側面には窓部33aが形成
されている。なお、符号13は高周波処置用の電源が接
続される電極プラグである。
【0011】また、装置本体1のシース11の先端部に
は生体組織に対して処置を行うための処置部4が配設さ
れている。この処置部4には固定刃41と、この固定刃
41に対峙して固定刃41との間で生態組織の把持及び
開放を行なうジョーである可動刃(把持部材)42と、
固定刃41に対して可動刃42を開閉可能に支持する先
端連結具45とが設けられている。
【0012】ここで、先端連結具45の上部には図5お
よび図10に示すように可動刃42及び後述する操作棒
44を配設するための溝45aが形成されている。さら
に、この先端連結具45の下部には図5および図9に示
すように固定刃41及び後述する振動伝達棒43とを配
設するための透孔45b及び着脱用のスリット45cが
形成されている。
【0013】また、固定刃41は先端連結具45より突
出されている。この固定刃41は図11(A),(B)
に示すようにハンドピース2内の超音波振動子51に接
続され、超音波振動子51から発生する超音波振動を処
置部4に伝達する振動伝達部材であるプローブ52の先
端の固定部材によって形成されている。ここで、プロー
ブ52には超音波振動子51に連結されるホーン21
と、振動伝達棒43と、固定刃41とが設けられてい
る。そして、超音波振動子51で発生する振動をホーン
21及び振動伝達棒43を介して固定刃41に伝達する
振動子ユニット2Aが構成されており、このプローブ5
2の先端の固定刃41によって生体組織に対して処置を
行うようになっている。
【0014】また、操作部3と処置部4との間のシース
11内には処置部4の固定刃41に超音波振動子51の
振動を伝達するプローブ52および可動操作ハンドル3
2による把持あるいは開放の動作を可動刃42に伝達す
る後述する操作棒44とが配設されている。
【0015】また、可動操作ハンドル32の上端部には
略U字状の連結アーム53が設けられている。この連結
アーム53の上下方向略中央部位はハンドル支点ピン3
4を介して振動子カバー33に回動自在に軸着されてい
る。
【0016】さらに、この可動操作ハンドル32の連結
アーム53の上端部には図4に示す係止体35が、振動
子カバー33の窓部33aから臨まれる中心軸方向に向
かって回動自在に設けられている。この係止体35には
係止爪35aが突設されている。この係止爪35aは振
動子カバー33内に挿入される後述するローター48
を、振動子カバー33内に着脱自在に係止するようにな
っている。
【0017】また、可動刃42は、図5に示すように先
端連結具45にピン47によって回動自在に軸着されて
いる。この可動刃42には操作棒44の先端部が連結さ
れている。この操作棒44の後端部は図3に示すように
振動子カバー33の内孔33bに挿通されて可動操作ハ
ンドル32に係止されている後述するローター48に接
続されている。このため、可動操作ハンドル32を固定
ハンドル31側に操作することによって操作棒44が後
退して可動刃42が固定刃41側に移動するようになっ
ている。
【0018】さらに、図6に示すように可動刃42の本
体54とこの可動刃42による生体組織との接触板(把
持面)55との間には連結ゴム(弾性部材)56が設け
られている。この場合、接触板55と連結ゴム56との
間は例えばインサート成形等の手段、或いは接着等の手
段で一体的に成形されている。
【0019】また、可動刃本体54には図7に示すよう
に接触板55と連結ゴム56との組付け体を着脱可能に
装着する装着穴57が形成されている。さらに、連結ゴ
ム56には可動刃本体54との接合面側に係合部58が
突設されている。そして、この連結ゴム56の係合部5
8が可動刃本体54の装着穴57に圧入されることによ
り、連結ゴム56が可動刃本体54に係脱可能に連結さ
れている。さらに、接触板55における固定刃41との
対向面には固定刃41と対応する形状の溝部59が形成
されている。
【0020】なお、可動刃本体54には連結ゴム56の
抜け防止用の固定ねじ、或いは突起部等を設けてもよ
い。また、連結ゴム56を可動刃本体54に接着等の手
段で固定する構成にしてもよい。さらに、接触板55の
外表面に摩耗防止用のセラミックコーティングを施す構
成にしてもよい。
【0021】また、シース11の基端部(操作部3側の
端部)には回転ノブ12が一体的に固着されている。こ
の回転ノブ12は、処置部4の可動刃42を、固定刃4
1の中心軸に対して回動操作するものである。
【0022】さらに、シース11の基端部には、ハンド
ピース2の振動子カバー33に係脱可能に係合される係
合部12aが設けられている。そして、図2に示すよう
にハンドピース2の振動子カバー33からシース11を
取り外すことにより、振動伝達棒43及び操作棒44が
現れるようになっている。この操作棒44は可動操作ハ
ンドル32からの把持あるいは開放の動作指示を可動刃
42に伝達する操作部材である。
【0023】また、シース11の先端部には略小判型断
面形状の透孔11aが形成されている。この透孔11a
には振動伝達棒43及び操作棒44がシース11に接触
するのを防止する保持手段である先端連結具45及び複
数の連結具46,46が配設されている。
【0024】また、振動伝達棒43及び操作棒44は、
先端連結具45及び複数の連結具46に形成されている
後述する透孔を挿通している。これら先端連結具45及
び複数の連結具46の外形形状はシース11に形成した
透孔11aの断面形状と略同形状に形成されている。こ
のため、これら先端連結具45及び複数の連結具46,
46は、小判型断面形状の直線部が回り止めとなって、
透孔11aに一体的に配設されるので、シース11の回
転に対応して先端連結具45及び複数の連結具46も一
体となって同方向に回転する。
【0025】また、固定刃41と振動伝達棒43の先端
部及びこの振動伝達棒43の後端部と超音波振動子51
の先端側に位置するホーン21の先端部とは螺合接続に
よって着脱自在な構成になっている。さらに、図3に示
すように固定刃41が連結されている振動伝達棒43
と、可動刃42が連結されている操作棒44とは操作部
3から着脱自在になっている。
【0026】また、振動伝達棒43は、この振動伝達棒
43の後端部と超音波振動子51の先端側に位置するホ
ーン21の先端部とが螺合接続されているため、この螺
合接続を外すことによって操作部3から容易に取り外せ
るようになっている。また、振動伝達棒43を操作部3
に設けたホーン21に取り付ける際には螺合接続によっ
て容易に接続される。
【0027】また、操作棒44の後端部は、接続手段で
あるローター48に接続されている。このローター48
は操作部3から着脱自在な構成になっている。さらに、
ローター48は、ホーン21が挿通する透孔48aが形
成された管状部材であり、中央部には振動子カバー33
の内孔33bに摺接する突出部48bが形成されてい
る。この突出部48bには可動操作ハンドル32の係止
体35に設けられている係止爪35aが係入する接続手
段となる溝部48cが形成されている。
【0028】このため、図4に示すように振動子カバー
33の内孔33bに挿入されているローター48の溝部
48cから可動操作ハンドル32の係止体35の係止爪
35aを外すことによって、振動子カバー33の内孔3
3bからローター48を容易に取り外せるようになって
いる。
【0029】そして、ローター48を操作部3の振動子
カバー33に接続する際はまず、操作棒44の後端部が
接続されているローター48の突出部48bを振動子カ
バー33の透孔33bに合わせて挿入していく。次に、
図4に示すように突出部48bに形成されている溝部4
8cを振動子カバー33の窓33aに対向させる。次い
で、可動操作ハンドル32に設けた回動自在な係止体3
5を回動させ、この係止体35に設けた係止爪35aを
溝部48cに係入する。これによって、ローター48が
振動子カバー33の内孔33bの長手方向及び周方向に
対して摺動自在に係止される。
【0030】このとき、ローター48の先端部には回転
止として凸部48dが設けてある。この凸部48dは、
組立状態時、回転ノブ12の手元側に位置する係合部1
2aの図示しない内周面に形成されている係合溝に係入
するようになっている。そして、ロータ48の凸部48
dと回転ノブ12とを一体的に係合することによってこ
の回転ノブ12の回動動作に対応してローター48が回
動動作するようになつている。
【0031】また、図5に示すように先端連結具45か
ら突出する固定刃41は、音響効果が高く、生体適合性
のよいチタン材や、アルミニウム材、あるいはこれらの
合金を円柱形状に形成したものである。この固定刃41
の表面にはネジ山状の凹凸部41aが形成されている。
そして、可動刃42と固定刃41との間で生体組織を挟
持する際に、この固定刃41の表面の凹凸部41aによ
って生体組織の接触面積を増大させるようになってい
る。この凹凸部41aのピッチを、超音波振動の振幅に
比べて小さく設定することにより、可動刃42の振動に
よる生体組織との間の摩擦係数を増大させ、凝固効率を
さらに上げることもできる。また、この凹凸部41aの
先端部や、可動刃41の先端部には生体組織を傷つける
ことがないように面取りが施されている。
【0032】また、図9(A)及び図10に示すように
振動伝達棒43及び操作棒44は、それぞれ先端連結具
45及び複数の連結具46,46より着脱自在な構成に
なっている。
【0033】ここで、連結具46には図9(A)に示す
ように操作棒44を配設するための細孔46a及び着脱
用のスリット46bと、振動伝達棒43を配設するため
の透孔46c及び着脱用のスリット46dとが形成され
ている。さらに、振動伝達棒43及び操作棒44が着脱
自在に配設される先端連結具45及び連結具46は、テ
フロンなと摺動性の高いフッ素樹脂材料で形成されてい
る。
【0034】また、図9(B)に示すように先端連結具
45及び連結具46は、振動伝達棒43の所定の位置に
形成した溝部43a,43bに配設されるようになって
いる。図9(C)に示すように振動伝達棒43の溝部4
3a,43bは、超音波振動子51から発生する振動の
影響を受けることがないよう、振動波の節に当たる部分
に設けられている。一方、この振動伝達棒43と固定刃
41及びホーン21とを螺合接続するための螺合部は、
振動による応力の集中しない振動波の腹に当たる部分に
設けられている。
【0035】また、図11(A),(B)に示すように
振動伝達棒43の両端部には雄ねじ43c,43dが形
成されており、この雄ねじ43c,43dを固定刃41
に形成してある図11(C)に示す雌ねじ41a及びホ
ーン21に形成してある雌ねじ21aに螺合して、超音
波振動子51で発生する振動をホーン21及び振動伝達
棒43を介して固定刃41に伝達するようになってい
る。
【0036】これら超音波振動子51で発生した振動を
伝達する部材としては、音響効果が高く、生体適合性の
よいチタン材やアルミニウム材あるいはこれらの合金が
用いられるが、チタン材は破壊歪みや破壊強度に強く、
生体適合性がよいことから部材としては最適であるが加
工が難しいうえに高価である。一方、アルミニウム材
は、加工性が比較的良く、安価であるが、強度的及び振
動によって発生する熱に対して弱いといった問題があ
る。
【0037】このため、使い捨てで使用する場合にはホ
ーン21,振動伝達棒43,固定刃41をアルミニウム
部材で形成するようにしてもよいが、切開あるいは凝固
など、処置を優先する場合には少なくとも固定刃41を
チタン材で製作することが望ましかった。また、超音波
切開凝固装置の装置本体1を分解・組み立てが可能な構
造にする場合には強度が高く、耐久性の良いチタン材で
形成することが望ましいが高価になってしまう。
【0038】そこで、本実施の形態では処置部である固
定刃41と、超音波振動子で発生した超音波振動を振動
伝達棒43に供給するホーン21とを耐久性のあるチタ
ン材で形成し、ホーン21と固定刃41とを連結する中
継部材である振動伝達棒43を安価なアルミニウム部材
で形成している。
【0039】なお、図11(C)に示すように振動伝達
棒43の両端部に雌ねじ43e,43fを形成したもの
であってもよい。このとき、固定刃41に振動伝達棒4
3の雌ねじ43eに対応する雄ねじ41aを形成する一
方、ホーン21には振動伝達棒43の雌ねじ43fに対
応する雄ねじ21aを形成する。
【0040】また、図12(A)に示すように振動子ユ
ニット2Aは、振動子カバー33の透孔33bに配設さ
れるようになっている。このとき、振動子ユニット2A
が透孔33bの所定位置に安定的に配置されるように透
孔33b内には位置決め部33cが設けられ、振動子ユ
ニット2Aのフランジ部22には位置決め用切り欠き部
22が形成されている。そして、振動子カバー33の透
孔33bに挿入された振動子ユニット2Aは、Oリング
などのパッキン23を介して固定体24で所定位置に安
定的に固定される。
【0041】さらに、図12(B)に示すように振動子
カバー33に固定ハンドル31及び可動操作ハンドル3
2を一体的にした操作ハンドル33cを設けるようにし
てもよい。
【0042】次に、上述のように構成されている本実施
の形態超音波切開凝固装置の作用を説明する。ここで
は、超音波切開凝固装置の本体1を腹腔内に挿通して処
置を行なう場合の例について説明する。
【0043】まず、処置すべく生体組織を固定刃41と
可動刃42との間に把持するために、超音波切開凝固装
置本体1の操作部3に配設されている可動操作ハンドル
32を固定ハンドル側に操作する。すると、この可動操
作ハンドル32に形成されている係止爪35aによって
振動子カバー33の透孔33a内に係止されているロー
ター48が透孔33a内を後退して、このローター48
に接続されている操作棒44が同様に後退していき、可
動刃42が固定刃41側に移動して生体組織を固定刃4
1と可動刃42との間に把持する。
【0044】次に、この状態で、超音波振動子駆動電源
によりハンドピース2内の超音波振動子51を駆動させ
て超音波を発生させる。この超音波振動子51で発生し
た超音波振動は、ホーン21,振動伝達棒43を介して
固定刃41に伝達される。この固定刃41に超音波振動
が伝達されると、固定刃41が振動し、この振動が固定
刃41に表面処理して形成したネジ山状の凹凸部41a
から把持されている生体組織に伝達され、摩擦熱が発生
して生体組織を凝固する。
【0045】このとき、生体組織に超音波振動を与える
と共に、可動操作ハンドル32をさらに固定ハンドル3
1側に操作して生体組織を把持する把持力量を増加させ
る。これにより、可動刃42が固定刃41に近づくこと
により、生体組織から出血させることなく生体組織の切
開が完了する。
【0046】次いで、新たな処置すべく生体組織のある
場所に処置部4を移動させる。このとき、操作部3と処
置部4との位置関係が前回処置したときの位置関係と代
わってしまうので、作業性を改善するために回転ノブ1
2を回動操作する。すると、この回転ノブ12が固着さ
れているシース11が振動子カバー33の透孔33a内
に係止されているローター48と共に回転する。このシ
ース11が回転をすることにより、このシース11の透
孔11aに配設されている先端連結具45及び連結具4
6が固定刃41及び振動伝達棒43の中心軸に対して回
転する。そして、可動刃42が所望の位置に移動したと
ころで回転ノブ12の回動を停止させ、固定刃41と可
動刃42との間に、処置すべく生体組織を把持するた
め、前述のように超音波切開凝固装置本体1の操作部3
に配設されている可動操作ハンドル32を固定ハンドル
31側に操作して生体組織を把持して処置を行なう。
【0047】この場合、処置部4を構成する固定刃41
を丸棒状に形成し、この丸棒状の表面に生体組織との接
触面積を増大させるための表面処理を施したことによ
り、超音波振動子51から固定刃41に伝達された超音
波振動によって生体組織に効率良く摩擦熱が発生して凝
固あるいは切開などの処置をスムーズに行なうことがで
きる。
【0048】また、振動伝達棒43及び操作棒44が配
設される先端連結具45及び複数の連結具46の外形に
回り止めを設けたことにより、これら先端連結具45及
び連結具46がシース11の内孔に一体的に配設される
と共に、回転ノブ12にローター48が一体的に配設さ
れるので、回転ノブ12の操作によるシース11の回転
に対応して先端連結具45及び複数の連結具46及びロ
ーター48を同方向に回転させて、固定刃41の中心軸
に対する可動刃42の位置を所望の位置に回転させるこ
とができる。このことにより、超音波振動子51が配設
されている操作部3を一切回動させることなく、操作部
3と処置部4との位置関係を改善することができるの
で、術者の作業性が大幅に向上するばかりでなく、操作
部3から延出するコードを絡まらなくなる。
【0049】次に、本実施形態の分解及び組立方法につ
いて述べる。まず、組立られた状態の図1に示す超音波
切開凝固装置1から図2に示すようシース11を取り外
す。これにより、シース11が別体になり、このシース
11の内孔11aに配設されていた先端連結具45と複
数の連結具46に取り付けられている振動伝達棒43,
操作棒44及び処置部4が現れる。
【0050】次に、振動伝達棒43とホーン21との螺
合部を緩めて解除する一方、操作部3に係止されている
ローター48を取り外す。このとき、可動操作ハンドル
32の係止体35を手前側に移動させて、係止爪35a
を振動子カバー33内のローター48の溝部48cから
外して、図3に示すようにローター48を引き抜く。こ
れにより、操作部3が別体になる。
【0051】続いて、図9(A)及び図10に示すよう
に先端連結具45と複数の連結具46とから振動伝達棒
43,操作棒44を取り外す。その後、振動伝達棒43
と固定刃41との螺合を解除することにより、固定刃4
1が振動伝達棒43から取り外される。また、先端連結
具45のピン47を引き抜くことにより、可動刃42を
先端連結具45から取り外せる。
【0052】これらの一連の動作により超音波切開凝固
装置本体1は、各部が十分に洗浄及び滅菌可能な状態と
なる。なお、必要に応じて可動操作ハンドル32の取り
外し、ハンドピース2の取り外しを行なうことができ
る。
【0053】そして、このように分解した各部材を洗浄
及び滅菌等を行い、洗浄及び滅菌等が終了して再度組立
する場合には前述の分解の逆の順番で組立を行えば超音
波切開凝固装置本体1の組立が行える。
【0054】この様に超音波切開凝固装置本体1の分解
及び組立が簡単に出来る構造にしてあるので、分解によ
り各部を手間をかけないで十分、或いは確実に超音波切
開凝固装置本体1の洗浄及び滅菌が可能であると共に、
万一、一部の部材が破損した場合等にはその破損した部
品のみを交換出来き、経済的に継続して使用できる様に
なっている。
【0055】また、処置部4の固定刃41と、超音波振
動子51で発生した超音波振動を振動伝達棒43に供給
するホーン21とを耐久性のあるチタン材で形成し、ホ
ーン21と固定刃41とを連結する中継部材である振動
伝達棒43を安価なアルミニウム部材で形成することに
より、切開あるいは凝固などの処置性能を低下させるこ
となく、超音波振動子51からの超音波振動を固定刃4
1に伝達することが可能な超音波切開凝固装置を安価に
提供することができる。
【0056】さらに、振動伝達棒43の先端部に螺合接
続される固定刃41を処置に適した形状、或いはサイ
ズ、表面処理のものに交換することによって、効率良く
処置を行うことができる。さらに、ローター48を操作
部3に係止する際、ローター48に凸部を設け、係止体
に凹部を設けて係止することによって同様の作用・効果
を得ることができる。
【0057】また、本実施の形態では可動刃42の本体
54とこの可動刃42による生体組織との接触板55と
の間に連結ゴム56を設けたので、プローブ52の先端
の固定刃41と可動刃42との間で生体組織を把持させ
た際にプローブ52の動き(撓み)に合せて可動刃42
の連結ゴム56を弾性変形させてプローブ52の先端の
固定刃41の撓みを吸収させることができる。そのた
め、プローブ52の先端の固定刃41と可動刃42との
間で生体組織を把持させた際に、従来よりも強い力で生
体組織を把持させることができるので、固定刃41と可
動刃42との間から生体組織が抜け落ちるおそれがな
く、生体組織を確実に把持することができ、切除能力の
向上を図ることができる。
【0058】さらに、本実施の形態では可動刃42の接
触板55を生体組織に接触させ、連結ゴム56のような
弾性部材を生体組織に直接接触させることを防止する構
成になっている。そのため、連結ゴム56のような弾性
部材を生体組織に直接接触させた場合のように超音波処
置時に発生する超音波振動の熱によって軟質な弾性部材
が溶けるおそれがないので、超音波処置時の超音波出力
が制限されるおそれがなく、高出力の超音波振動によっ
て生体組織の切除を効率的に行うことができる。
【0059】また、図13は本発明の第2の実施の形態
の超音波切開凝固装置の要部構成を示すものである。本
実施の形態は第1の実施の形態の可動刃42の本体54
と接触板55との間に配設された連結ゴム56の厚みを
連結ゴム56の先端部から後端部側まで連続的に変化す
る構成にしたものである。ここで、本実施の形態では連
結ゴム56は先端部の厚みが後端部の厚みに比べて徐々
に小さくなるように形成されている。
【0060】本実施の形態では固定刃41の撓み量がそ
の軸心方向の位置で変化する場合にその固定刃41の撓
み量の特性に合せて連結ゴム56の厚みを変化させるこ
とにより、一層効果的に固定刃41の撓みを吸収させる
ことができる。
【0061】さらに、図8に示すように連結ゴム56の
先端部Aの厚みが後端部Bの厚みに比べて徐々に大きく
なるように連結ゴム56を形成することにより、固定刃
41の先端部の撓み量が固定刃41の基端部の撓み量に
比べて大きくなる場合に効果的に固定刃41の撓みを吸
収させることができる。
【0062】なお、連結ゴム56はその軸心方向の位置
で非連続的に厚みが変化する構成にしてもよい。さら
に、第2の実施の形態とは逆に連結ゴム56は後端部の
厚みが先端部の厚みに比べて徐々に小さくなるように連
続的、或いは非連続的に変化する構成にしてもよい。
【0063】また、図14は本発明の第3の実施の形態
の超音波切開凝固装置の要部構成を示すものである。本
実施の形態は第1の実施の形態の可動刃42の本体54
と接触板55との間に配設された連結ゴム56に代えて
略U字状の板ばね61を使用したものである。この場合
も第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0064】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば第1の実施の形態の超音波切開
凝固装置の変形例として図16〜図19に示す構成を採
用してもよい。すなわち、固定刃41の表面に形成する
生体組織の接触面積を増大させるための表面処理は、上
述の第1の実施の形態のネジ山状の凹凸部41aに限定
されるものではなく、図15(A)に示すような梨地面
41bにした表面処理や、図15(B)に示すような円
周状に細溝41cを複数設ける表面処理であってもよ
い。この細溝41cを設けるときにも細溝先端部には面
取りが施されており、生体組織を傷つけることがない。
【0065】また、前記円柱形状であった固定刃41
に、図15(C)に示すようなテーパー面41dを形成
することによって超音波振動を上げるようにしてもよ
い。このとき、固定刃41に形成する表面処理部は可動
刃42に対向する面側だけに施している。
【0066】また、図16に示すように可動刃42を上
述の第1の実施の形態のように操作棒44を用いずにシ
ース15を進退させて固定刃41との間で構成される把
持部4の把持及び開放の動作を行なうときには図17に
示すように把持部4を形成して超音波切開凝固装置1A
を構成することによって上述の実施形態と同様の作用効
果を得られる。
【0067】すなわち、図17に示すように把持部4を
構成する際まず、可動刃42を先端連結具45にピン4
7で回動自在に軸着する。このとき、可動刃42を開放
側に付勢するねじりコイルバネ49を配設する。次に、
これら可動刃42,ねじりコイルバネ49が配設された
先端連結具45に設けられている透孔45bを振動伝達
棒43の溝部43aに配設して把持部4を構成する。
【0068】そして、この杷持部4をシース15の透孔
15aに挿通していく。このとき、このシース15の先
端部に形成されている先端連結具45を、シース15に
一体的に配置させるための回り止めである嵌合溝15b
に先端連結具45を嵌入して超音波切開凝固装置1Aを
構成する。このことにより、超音波切開凝固装置1Aは
シース15を進退させることによって固定刃41と可動
刃42との間で把持及び開放の動作を行なうことができ
る。
【0069】さらに、図18に示すようにシース15を
回転させることによって、このシース15の回転に対応
して先端連結具45が同方向に回転して、固定刃41の
中心軸に対する可動刃42の位置を所望の位置にするこ
とができる。
【0070】なお、図19に示すようにシース15をさ
らに保護チューブ16などで覆うときには、保護チュー
ブ16とシース15とが一体的に回転するように図に示
すような凹部と凸部とからなる回り止め17を設けるこ
とによって、保護チューブ16の回転に対応してシース
15及び先端連結具45を同方向に回転させて、固定刃
41の中心軸に対する可動刃42の位置を所望の位置に
移動させるようにしてもよい。
【0071】さらに、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施できることは勿論である。次に、
本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 超音波振動を発生する超音波振動子と、
前記超音波振動子を内蔵したハンドピースと前記超音波
振動子に接続され、前記超音波振動を生体組織に対して
処置を行うための処置部へ伝達する振動伝達部材として
のプローブと前記プローブ遠位端で生体組織を把持する
把持部材と前記把持部材を旋回させる操作手段とを有す
る超音波凝固切開装置において、前記把持部材の把持表
面とジョーとの間に弾性部材が設けられていることを特
徴とする超音波凝固切開装置。
【0072】(付記項2) 前記弾性部材はゴム部材で
あることを特徴とする付記項1の超音波凝固切開装置。 (付記項3) 前記弾性部材は板バネであることを特徴
とする付記項1の超音波凝固切開装置。
【0073】(付記項4) 前記把持表面と弾性部材と
ジョーは一体的に成形されていることを特徴とする付記
項1の超音波凝固切開装置。 (付記項5) 前記弾性部材にはジョーとの着脱自在を
可能にする接続部が設けられていることを特徴とする付
記項1の超音波凝固切開装置。
【0074】(付記項6) 超音波振動を発生する超音
波振動子と、前記超音波振動子を内蔵したハンドピース
と前記超音波振動子に接続され、前記超音波振動を生体
組織に対して処置を行うための処置部へ伝達する振動伝
達部材としてのプローブと前記プローブ遠位端で生体組
織を把持する把持部材と前記把持部材を旋回させる操作
手段と前記把持部材の把持表面とジョーとの間に設けら
れた弾性部材とを有する超音波凝固切開装置において、
前記弾性部材の収縮量は前記プローブのたわみに応じて
異なることを特徴とする超音波凝固切開装置。
【0075】(付記項7) 前記弾性部材はゴム部材に
より形成されていることを特徴とする付記項6の超音波
凝固切開装置。 (付記項8) 遠位端から近位端に連続的に厚みが変化
することを特徴とする付記項7の超音波凝固切開装置。
【0076】(付記項9) 遠位端から近位端に非連続
的に厚みが変化することを特徴とする付記項7の超音波
凝固切開装置。 (付記項10) 遠位端から近位端に連続的に厚みが小
さくなることを特徴とする付記項7の超音波凝固切開装
置。
【0077】(付記項11) 遠位端から近位端に非連
続的に厚みが小さくなることを特徴とする付記項7の超
音波凝固切開装置。 (付記項12) 近位端から遠位端に連続的に厚みが小
さくなることを特徴とする付記項7の超音波凝固切開装
置。 (付記項13) 近位端から遠位端に非連続的に厚みが
小さくなることを特徴とする付記項7の超音波凝固切開
装置。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば把持部材の把持面と把持
部材の本体との間に弾性部材を設けたので、把持部材で
生体組織を把持する際に、生体組織が抜け落ちるおそれ
がなく、生体組織を確実に把持することができ、切除能
力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の超音波切開凝固
装置の概略構成を示す斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の装置のシースを操作部か
ら取り外した状態を示す斜視図。
【図3】 第1の実施の形態の装置の操作部から振動伝
達棒及びローターを取り外した状態を示す斜視図。
【図4】 第1の実施の形態の装置の操作部とローター
との係止状態の1例を説明する図。
【図5】 第1の実施の形態の装置の処置部を構成する
固定刃表面の表面処理の1例を説明する斜視図。
【図6】 第1の実施の形態の装置の処置部の斜視図。
【図7】 第1の実施の形態の装置の処置部の可動刃本
体から連結ゴムを取外した状態を示す斜視図。
【図8】 第1の実施の形態の装置の処置部の可動刃の
閉操作時の連結ゴムの弾性変形状態を示す側面図。
【図9】 第1の実施の形態の装置の連結部材と振動伝
達棒とを説明する説明図。
【図10】 第1の実施の形態の装置の連結部材と操作
棒とを説明する説明図。
【図11】 第1の実施の形態の装置の固定刃と、振動
伝達棒と、ホーンとを示す説明図。
【図12】 第1の実施の形態の装置の振動子ユニット
と操作部を構成する振動子カバーとの関係を示す説明
図。
【図13】 本発明の第2の実施の形態の超音波切開凝
固装置の要部構成を示す側面図。
【図14】 本発明の第3の実施の形態の超音波切開凝
固装置の要部構成を示す側面図。
【図15】 第1の実施の形態の装置の処置部を構成す
る固定刃表面の表面処理の変形例を説明する斜視図。
【図16】 第1の実施の形態の超音波切開凝固装置の
変形例を示す側面図。
【図17】 第1の実施の形態の装置の処置部の変形例
を説明する分解斜視図。
【図18】 図17の変形例の処置部の固定刃に対する
可動刃及びシースの回転動作を説明するための斜視図。
【図19】 第1の実施の形態の装置の処置部のさらに
別の変形例による固定刃に対する可動刃及びシース及び
保護チューブの回転動作を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1 超音波切開凝固装置本体(処置具本体) 2 ハンドピース 3 操作部(操作手段) 4 処置部 42 可動刃(把持部材) 51 超音波振動子 52 プローブ 54 可動刃本体(把持部材本体) 55 接触板(把持面) 56 連結ゴム(弾性部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を発生する超音波振動子が内
    蔵されたハンドピースが処置具本体の基端部、生体組織
    に対して処置を行うための処置部が前記処置具本体の先
    端部にそれぞれ配設されるとともに、前記超音波振動子
    に接続され、超音波振動を前記処置部に伝達するプロー
    ブと、前記プローブの先端部に対峙させた状態で、前記
    処置部に前記プローブの先端部に対して開閉可能に支持
    された把持部材と、この把持部材を前記プローブの先端
    部に対して開閉操作し、前記把持部材の閉操作時に前記
    プローブの先端部と前記把持部材との間で生体組織を把
    持させる操作手段とを備えた超音波処置具において、 前記把持部材の把持面と前記把持部材の本体との間に弾
    性部材を設けたことを特徴とする超音波処置具。
JP16204196A 1996-06-21 1996-06-21 超音波処置具 Expired - Fee Related JP3704399B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16204196A JP3704399B2 (ja) 1996-06-21 1996-06-21 超音波処置具
US09/170,266 US6129735A (en) 1996-06-21 1998-10-13 Ultrasonic treatment appliance
US09/563,264 US6887252B1 (en) 1996-06-21 2000-05-01 Ultrasonic treatment appliance

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16204196A JP3704399B2 (ja) 1996-06-21 1996-06-21 超音波処置具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH105236A true JPH105236A (ja) 1998-01-13
JP3704399B2 JP3704399B2 (ja) 2005-10-12

Family

ID=15746972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16204196A Expired - Fee Related JP3704399B2 (ja) 1996-06-21 1996-06-21 超音波処置具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3704399B2 (ja)

Cited By (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000296132A (ja) * 1999-04-16 2000-10-24 Olympus Optical Co Ltd 超音波処置装置
JP2001054523A (ja) * 1998-10-29 2001-02-27 Olympus Optical Co Ltd 超音波処置具
EP1327420A1 (en) 2002-01-11 2003-07-16 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic surgical instrument
US6790216B1 (en) 1997-10-15 2004-09-14 Olympus Corporation Ultrasonic treatment appliance
JP2005110935A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Olympus Corp 超音波処置装置
WO2005055850A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Thk Co., Ltd. 屈曲動作部材、多節スライダ・リンク機構、アクチュエータおよびマニピュレータ
JP2005237498A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Pentax Corp 内視鏡用鉗子
JP2005278933A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Olympus Corp 超音波凝固切開システム
JP2005278932A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Olympus Corp 超音波凝固切開装置およびこの装置の組み立て、分解方法
JP2006500177A (ja) * 2002-09-24 2006-01-05 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 作用長さが延長された超音波手術器具
JP2007527747A (ja) * 2004-02-27 2007-10-04 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 超音波外科鋏およびその組織パッド
WO2008032639A1 (fr) 2006-09-11 2008-03-20 Olympus Medical Systems Corp. Dispositif fonctionnant à l'énergie
JP2008515562A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 超音波手術器具
JP2008264565A (ja) * 2008-05-28 2008-11-06 Olympus Corp 超音波処置装置
JP2009160404A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Olympus Medical Systems Corp 外科手術装置
US7815658B2 (en) 2004-03-30 2010-10-19 Olympus Corporation Ultrasonic treatment apparatus, method of assembling and disassembling ultrasonic treatment apparatus, and ultrasonic treatment system
JP2012510350A (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 ソコロ メディカル,インク. 使い捨て式プローブのための再利用型ハンドピース
US10441308B2 (en) 2007-11-30 2019-10-15 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instrument blades
US10463887B2 (en) 2007-11-30 2019-11-05 Ethicon Llc Ultrasonic surgical blades
US10531910B2 (en) 2007-07-27 2020-01-14 Ethicon Llc Surgical instruments
US10603064B2 (en) 2016-11-28 2020-03-31 Ethicon Llc Ultrasonic transducer
US10709906B2 (en) 2009-05-20 2020-07-14 Ethicon Llc Coupling arrangements and methods for attaching tools to ultrasonic surgical instruments
US10722261B2 (en) 2007-03-22 2020-07-28 Ethicon Llc Surgical instruments
US10779847B2 (en) 2016-08-25 2020-09-22 Ethicon Llc Ultrasonic transducer to waveguide joining
US10779848B2 (en) 2006-01-20 2020-09-22 Ethicon Llc Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade
US10820920B2 (en) 2017-07-05 2020-11-03 Ethicon Llc Reusable ultrasonic medical devices and methods of their use
US10828057B2 (en) 2007-03-22 2020-11-10 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instruments
US10828059B2 (en) 2007-10-05 2020-11-10 Ethicon Llc Ergonomic surgical instruments
US10835768B2 (en) 2010-02-11 2020-11-17 Ethicon Llc Dual purpose surgical instrument for cutting and coagulating tissue
US10842580B2 (en) 2012-06-29 2020-11-24 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms
US10856896B2 (en) 2005-10-14 2020-12-08 Ethicon Llc Ultrasonic device for cutting and coagulating
US10874418B2 (en) 2004-02-27 2020-12-29 Ethicon Llc Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same
US10893883B2 (en) 2016-07-13 2021-01-19 Ethicon Llc Ultrasonic assembly for use with ultrasonic surgical instruments
US10952759B2 (en) 2016-08-25 2021-03-23 Ethicon Llc Tissue loading of a surgical instrument
US10966744B2 (en) 2016-07-12 2021-04-06 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer
US11020140B2 (en) 2015-06-17 2021-06-01 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical blade for use with ultrasonic surgical instruments
US11033292B2 (en) 2013-12-16 2021-06-15 Cilag Gmbh International Medical device
USD924400S1 (en) 2016-08-16 2021-07-06 Cilag Gmbh International Surgical instrument
US11058447B2 (en) 2007-07-31 2021-07-13 Cilag Gmbh International Temperature controlled ultrasonic surgical instruments
US11272952B2 (en) 2013-03-14 2022-03-15 Cilag Gmbh International Mechanical fasteners for use with surgical energy devices
US11369402B2 (en) 2010-02-11 2022-06-28 Cilag Gmbh International Control systems for ultrasonically powered surgical instruments
US11553954B2 (en) 2015-06-30 2023-01-17 Cilag Gmbh International Translatable outer tube for sealing using shielded lap chole dissector
US11666784B2 (en) 2007-07-31 2023-06-06 Cilag Gmbh International Surgical instruments
US11690641B2 (en) 2007-07-27 2023-07-04 Cilag Gmbh International Ultrasonic end effectors with increased active length
US11877734B2 (en) 2007-07-31 2024-01-23 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical instruments

Cited By (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6790216B1 (en) 1997-10-15 2004-09-14 Olympus Corporation Ultrasonic treatment appliance
JP2001054523A (ja) * 1998-10-29 2001-02-27 Olympus Optical Co Ltd 超音波処置具
JP2000296132A (ja) * 1999-04-16 2000-10-24 Olympus Optical Co Ltd 超音波処置装置
EP1327420A1 (en) 2002-01-11 2003-07-16 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic surgical instrument
JP2006500177A (ja) * 2002-09-24 2006-01-05 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 作用長さが延長された超音波手術器具
JP4731909B2 (ja) * 2002-09-24 2011-07-27 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 作用長さが延長された超音波手術器具
JP2005110935A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Olympus Corp 超音波処置装置
WO2005055850A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Thk Co., Ltd. 屈曲動作部材、多節スライダ・リンク機構、アクチュエータおよびマニピュレータ
JP2005237498A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Pentax Corp 内視鏡用鉗子
JP4932696B2 (ja) * 2004-02-27 2012-05-16 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 超音波外科鋏およびその組織パッド
JP2007527747A (ja) * 2004-02-27 2007-10-04 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 超音波外科鋏およびその組織パッド
US11730507B2 (en) 2004-02-27 2023-08-22 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same
US10874418B2 (en) 2004-02-27 2020-12-29 Ethicon Llc Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same
US8444663B2 (en) 2004-02-27 2013-05-21 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical shears and tissue pad for same
JP2005278933A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Olympus Corp 超音波凝固切開システム
US7815658B2 (en) 2004-03-30 2010-10-19 Olympus Corporation Ultrasonic treatment apparatus, method of assembling and disassembling ultrasonic treatment apparatus, and ultrasonic treatment system
JP2005278932A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Olympus Corp 超音波凝固切開装置およびこの装置の組み立て、分解方法
US9901359B2 (en) 2004-10-08 2018-02-27 Ethicon Llc Actuation mechanism for use with an ultrasonic surgical instrument
US10537352B2 (en) 2004-10-08 2020-01-21 Ethicon Llc Tissue pads for use with surgical instruments
JP2008515562A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 超音波手術器具
US8715306B2 (en) 2004-10-08 2014-05-06 Ethicon Endo-Surgery Inc. Tissue pad for use with an ultrasonic surgical instrument
US11006971B2 (en) 2004-10-08 2021-05-18 Ethicon Llc Actuation mechanism for use with an ultrasonic surgical instrument
US11998229B2 (en) 2005-10-14 2024-06-04 Cilag Gmbh International Ultrasonic device for cutting and coagulating
US10856896B2 (en) 2005-10-14 2020-12-08 Ethicon Llc Ultrasonic device for cutting and coagulating
US10779848B2 (en) 2006-01-20 2020-09-22 Ethicon Llc Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade
US12042168B2 (en) 2006-01-20 2024-07-23 Cilag Gmbh International Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade
WO2008032639A1 (fr) 2006-09-11 2008-03-20 Olympus Medical Systems Corp. Dispositif fonctionnant à l'énergie
US10828057B2 (en) 2007-03-22 2020-11-10 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instruments
US10722261B2 (en) 2007-03-22 2020-07-28 Ethicon Llc Surgical instruments
US11690641B2 (en) 2007-07-27 2023-07-04 Cilag Gmbh International Ultrasonic end effectors with increased active length
US11607268B2 (en) 2007-07-27 2023-03-21 Cilag Gmbh International Surgical instruments
US10531910B2 (en) 2007-07-27 2020-01-14 Ethicon Llc Surgical instruments
US11058447B2 (en) 2007-07-31 2021-07-13 Cilag Gmbh International Temperature controlled ultrasonic surgical instruments
US11877734B2 (en) 2007-07-31 2024-01-23 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical instruments
US11666784B2 (en) 2007-07-31 2023-06-06 Cilag Gmbh International Surgical instruments
US10828059B2 (en) 2007-10-05 2020-11-10 Ethicon Llc Ergonomic surgical instruments
US10441308B2 (en) 2007-11-30 2019-10-15 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instrument blades
US11439426B2 (en) 2007-11-30 2022-09-13 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical blades
US10888347B2 (en) 2007-11-30 2021-01-12 Ethicon Llc Ultrasonic surgical blades
US11266433B2 (en) 2007-11-30 2022-03-08 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical instrument blades
US11766276B2 (en) 2007-11-30 2023-09-26 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical blades
US11690643B2 (en) 2007-11-30 2023-07-04 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical blades
US10463887B2 (en) 2007-11-30 2019-11-05 Ethicon Llc Ultrasonic surgical blades
US11253288B2 (en) 2007-11-30 2022-02-22 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical instrument blades
JP2009160404A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Olympus Medical Systems Corp 外科手術装置
JP2008264565A (ja) * 2008-05-28 2008-11-06 Olympus Corp 超音波処置装置
US9254122B2 (en) 2008-12-03 2016-02-09 Socorro Medical, Inc. Reusable handpiece for disposable probes
JP2012510350A (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 ソコロ メディカル,インク. 使い捨て式プローブのための再利用型ハンドピース
US10709906B2 (en) 2009-05-20 2020-07-14 Ethicon Llc Coupling arrangements and methods for attaching tools to ultrasonic surgical instruments
US10835768B2 (en) 2010-02-11 2020-11-17 Ethicon Llc Dual purpose surgical instrument for cutting and coagulating tissue
US11369402B2 (en) 2010-02-11 2022-06-28 Cilag Gmbh International Control systems for ultrasonically powered surgical instruments
US11602371B2 (en) 2012-06-29 2023-03-14 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms
US10842580B2 (en) 2012-06-29 2020-11-24 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms
US11272952B2 (en) 2013-03-14 2022-03-15 Cilag Gmbh International Mechanical fasteners for use with surgical energy devices
US11033292B2 (en) 2013-12-16 2021-06-15 Cilag Gmbh International Medical device
US11020140B2 (en) 2015-06-17 2021-06-01 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical blade for use with ultrasonic surgical instruments
US11553954B2 (en) 2015-06-30 2023-01-17 Cilag Gmbh International Translatable outer tube for sealing using shielded lap chole dissector
US10966744B2 (en) 2016-07-12 2021-04-06 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer
US11883055B2 (en) 2016-07-12 2024-01-30 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer
US10893883B2 (en) 2016-07-13 2021-01-19 Ethicon Llc Ultrasonic assembly for use with ultrasonic surgical instruments
USD924400S1 (en) 2016-08-16 2021-07-06 Cilag Gmbh International Surgical instrument
US11350959B2 (en) 2016-08-25 2022-06-07 Cilag Gmbh International Ultrasonic transducer techniques for ultrasonic surgical instrument
US10952759B2 (en) 2016-08-25 2021-03-23 Ethicon Llc Tissue loading of a surgical instrument
US11925378B2 (en) 2016-08-25 2024-03-12 Cilag Gmbh International Ultrasonic transducer for surgical instrument
US10779847B2 (en) 2016-08-25 2020-09-22 Ethicon Llc Ultrasonic transducer to waveguide joining
US10603064B2 (en) 2016-11-28 2020-03-31 Ethicon Llc Ultrasonic transducer
US10820920B2 (en) 2017-07-05 2020-11-03 Ethicon Llc Reusable ultrasonic medical devices and methods of their use

Also Published As

Publication number Publication date
JP3704399B2 (ja) 2005-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH105236A (ja) 超音波処置具
JP4388475B2 (ja) 超音波処置具
EP1223869B1 (en) Multifunctional curved blade for use with an ultrasonic surgical instrument
EP1256323B1 (en) Easily detachable ultrasonic clamping device
CA2377713C (en) Ultrasonic surgical instrument with removable clamp arm
EP2484301B1 (en) Ultrasonic treatment device
JP4063424B2 (ja) 二重回転機構による位置決め可能な超音波鉗子凝固装置
JPH10127654A (ja) 超音波処置具
JP2000000249A (ja) 超音波処置具
JPH105237A (ja) 超音波処置具
JPH11178833A (ja) 超音波処置具
JP5322721B2 (ja) 外科手術装置
JP2000312682A (ja) 超音波処置具
JP2001008943A (ja) 超音波処置具
JP3354032B2 (ja) 外科用鉗子及び超音波凝固切開装置
JP3310532B2 (ja) 超音波切開凝固装置
JPH0938099A (ja) 超音波切開凝固装置
JP4460785B2 (ja) 超音波処置装置
JP4128309B2 (ja) 超音波処置具の製造方法
JP3270415B2 (ja) 超音波凝固切開装置
JP3791875B2 (ja) 超音波処置具
JP3544642B2 (ja) 超音波処置具
WO2023065118A1 (zh) 一种超声手术器械
JP2005176905A (ja) 超音波処置装置
JP2004033565A (ja) 超音波処置具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050725

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees