JPH1051667A - 水準器内蔵ビデオカメラ - Google Patents
水準器内蔵ビデオカメラInfo
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- JPH1051667A JPH1051667A JP8204386A JP20438696A JPH1051667A JP H1051667 A JPH1051667 A JP H1051667A JP 8204386 A JP8204386 A JP 8204386A JP 20438696 A JP20438696 A JP 20438696A JP H1051667 A JPH1051667 A JP H1051667A
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- video camera
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- display
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクセサリとしての水準器を使用することな
く、ビデオカメラの平行を保つことができる水準器内蔵
ビデオカメラを提供する。 【解決手段】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラは、ビ
ューファインダー６内に内装された水準器１と、採光窓
７、シャッター８、ミラー９、表示器１０およびレンズ
１１によって構成される。そして、シャッター８を開蓋
して採光窓７から外光Ａを取り込み、水準器１に入射す
る。透明な水準器１を透過した外光Ａはその下に配置さ
れたミラー９によって曲げられ、光路Ｂを経て、表示器
１０に映出された映像と共にレンズ１１にて拡大されて
使用者の眼球Ｃに届く。これにより、使用者は表示器１
０の映像と共に水準器１の平行度を同時に認識すること
ができ、平行を保ったビデオ撮影を行うことができる。
く、ビデオカメラの平行を保つことができる水準器内蔵
ビデオカメラを提供する。 【解決手段】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラは、ビ
ューファインダー６内に内装された水準器１と、採光窓
７、シャッター８、ミラー９、表示器１０およびレンズ
１１によって構成される。そして、シャッター８を開蓋
して採光窓７から外光Ａを取り込み、水準器１に入射す
る。透明な水準器１を透過した外光Ａはその下に配置さ
れたミラー９によって曲げられ、光路Ｂを経て、表示器
１０に映出された映像と共にレンズ１１にて拡大されて
使用者の眼球Ｃに届く。これにより、使用者は表示器１
０の映像と共に水準器１の平行度を同時に認識すること
ができ、平行を保ったビデオ撮影を行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカメラ一体
型のビデオテープレコーダ(Video Tape Recorder：以
下、単に「ビデオカメラ」と記す）のビューファインダ
ーや、液晶モニタ付きビデオカメラの液晶モニタ近傍に
水準器を内蔵することにより、撮影中であってもビデオ
カメラの傾きを確認できるようにした水準器内蔵ビデオ
カメラに関するものである。
型のビデオテープレコーダ(Video Tape Recorder：以
下、単に「ビデオカメラ」と記す）のビューファインダ
ーや、液晶モニタ付きビデオカメラの液晶モニタ近傍に
水準器を内蔵することにより、撮影中であってもビデオ
カメラの傾きを確認できるようにした水準器内蔵ビデオ
カメラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ビデオカメラによって撮影された映像
は、テレビジョン受像機等のモニタ装置で再生されるこ
とが多く、撮影時に傾いて撮影された映像はそのまま傾
いて表示されることになり、後で修正することは困難で
ある。すなわち、従来のビデオカメラでは、ビデオカメ
ラの水平状態が確認できないため、使用者の撮影姿勢が
変化してビデオカメラが傾いても使用者はそれに気づか
ず、再生映像を見て初めて傾いて撮影されたことに気付
くという失敗をすることが多くあった。このような傾い
て撮影された映像は目立つため好ましくない。特に、水
平線や地面に直立した建物などを撮影する際には映像の
僅かな傾きも目立つため好ましくない。
は、テレビジョン受像機等のモニタ装置で再生されるこ
とが多く、撮影時に傾いて撮影された映像はそのまま傾
いて表示されることになり、後で修正することは困難で
ある。すなわち、従来のビデオカメラでは、ビデオカメ
ラの水平状態が確認できないため、使用者の撮影姿勢が
変化してビデオカメラが傾いても使用者はそれに気づか
ず、再生映像を見て初めて傾いて撮影されたことに気付
くという失敗をすることが多くあった。このような傾い
て撮影された映像は目立つため好ましくない。特に、水
平線や地面に直立した建物などを撮影する際には映像の
僅かな傾きも目立つため好ましくない。
【０００３】このような問題を解決するためのアクセサ
リとして、ビデオカメラや三脚に取り付けて使用する水
準器が発売されているが、ビューファインダーやモニタ
装置を見ながら被写体を撮影している状態で、このよう
な水準器を同時に確認することは困難であり、その取付
け操作も面倒なものであった。
リとして、ビデオカメラや三脚に取り付けて使用する水
準器が発売されているが、ビューファインダーやモニタ
装置を見ながら被写体を撮影している状態で、このよう
な水準器を同時に確認することは困難であり、その取付
け操作も面倒なものであった。
【０００４】図６に示すようなアクセサリとしての水準
器２０は、ビデオカメラ本体２１のアクセサリシュー２
２に装着して使用するようになっており、ビデオカメラ
本体２１にこのような水準器２０を取り付けた場合、水
準器２０がビデオカメラ本体２１から飛び出した恰好と
なり、ビデオカメラのデザイン性が損なわれる。また、
ビデオカメラ本体２１にはアクセサリシュー２２は１つ
しか備えられていないのが一般的であり、水準器２０を
取り付けてしまうと他のアクセサリ、例えばストロボ、
ビデオライト、マイクロフォンなどのアクセサリの装着
が困難になるという問題点があった。
器２０は、ビデオカメラ本体２１のアクセサリシュー２
２に装着して使用するようになっており、ビデオカメラ
本体２１にこのような水準器２０を取り付けた場合、水
準器２０がビデオカメラ本体２１から飛び出した恰好と
なり、ビデオカメラのデザイン性が損なわれる。また、
ビデオカメラ本体２１にはアクセサリシュー２２は１つ
しか備えられていないのが一般的であり、水準器２０を
取り付けてしまうと他のアクセサリ、例えばストロボ、
ビデオライト、マイクロフォンなどのアクセサリの装着
が困難になるという問題点があった。
【０００５】なお、本発明に関連して実開平５−５２８
２８号公報に記載の「ビデオカメラ」や特開平４−２８
０５８１号公報に記載の「水平表示器付ビデオカメラ」
が開示されているが、何れも上記課題を根本的に解決す
るものではなかった。すなわち、実開平５−５２８２８
号公報に記載の「ビデオカメラ」は、ビューファインダ
ー内に水準器を設けたものではあるが、本発明とは実施
の形態が異なる。また、特開平４−２８０５８１号公報
に記載の「水平表示器付ビデオカメラ」は、ビデオカメ
ラに着脱可能に設けられた水準器をその都度取り付ける
ものであり、本発明とはその構成を異にするものであ
る。
２８号公報に記載の「ビデオカメラ」や特開平４−２８
０５８１号公報に記載の「水平表示器付ビデオカメラ」
が開示されているが、何れも上記課題を根本的に解決す
るものではなかった。すなわち、実開平５−５２８２８
号公報に記載の「ビデオカメラ」は、ビューファインダ
ー内に水準器を設けたものではあるが、本発明とは実施
の形態が異なる。また、特開平４−２８０５８１号公報
に記載の「水平表示器付ビデオカメラ」は、ビデオカメ
ラに着脱可能に設けられた水準器をその都度取り付ける
ものであり、本発明とはその構成を異にするものであ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その課題は、従来のアクセサ
リとしての水準器を使用することなく、ビデオカメラの
平行を保つことができる水準器内蔵ビデオカメラを提供
することである。
に鑑みてなされたもので、その課題は、従来のアクセサ
リとしての水準器を使用することなく、ビデオカメラの
平行を保つことができる水準器内蔵ビデオカメラを提供
することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題を
解決するために以下の手段を講じた。すなわち、請求項
１記載の第１の発明の水準器内蔵ビデオカメラは、ビデ
オカメラ本体と、ビデオカメラ本体に設けられるととも
に、表示器を備えたビューファインダーとを有する水準
器内蔵ビデオカメラであって、ビューファインダー内に
固設された水準器と、水準器に外光を取り込む採光窓
と、採光窓から取り込まれる外光の量を調整する、一例
としてシャッターを少し塞いで水準器の明るさを変えた
り、非使用時にはシャッターを閉めて水準器を見えなく
する等の調整を行うシャッターと、水準器を透過した外
光を反射して使用者の視界に誘導するミラーとを備え
た。そして、水準器内蔵ビデオカメラを使用する際、表
示器の映像と共に水準器の平行度を確認できるようにし
たため、使用者は表示器に映出される映像と共に外光で
透過された水準器の平行度を認識することができ、平行
を保ったビデオカメラの撮影を行うことができる。
解決するために以下の手段を講じた。すなわち、請求項
１記載の第１の発明の水準器内蔵ビデオカメラは、ビデ
オカメラ本体と、ビデオカメラ本体に設けられるととも
に、表示器を備えたビューファインダーとを有する水準
器内蔵ビデオカメラであって、ビューファインダー内に
固設された水準器と、水準器に外光を取り込む採光窓
と、採光窓から取り込まれる外光の量を調整する、一例
としてシャッターを少し塞いで水準器の明るさを変えた
り、非使用時にはシャッターを閉めて水準器を見えなく
する等の調整を行うシャッターと、水準器を透過した外
光を反射して使用者の視界に誘導するミラーとを備え
た。そして、水準器内蔵ビデオカメラを使用する際、表
示器の映像と共に水準器の平行度を確認できるようにし
たため、使用者は表示器に映出される映像と共に外光で
透過された水準器の平行度を認識することができ、平行
を保ったビデオカメラの撮影を行うことができる。
【０００８】請求項２記載の第２の発明の水準器内蔵ビ
デオカメラは、ビデオカメラ本体と、ビデオカメラ本体
に設けられるとともに、表示器を備えたビューファイン
ダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、ビュ
ーファインダー内に固設された水準器と、水準器に光を
照射する光源と、水準器を透過した光を反射して使用者
の視界に誘導するミラーとを有し、水準器内蔵ビデオカ
メラを使用する際、表示器の映像と共に水準器の平行度
を確認できるようにしたものである。これにより、使用
者は表示器の映像と共に光源の照射光で透過された水準
器の平行度を同時に認識することができ、平行を保った
ビデオカメラの撮影を行うことができる。
デオカメラは、ビデオカメラ本体と、ビデオカメラ本体
に設けられるとともに、表示器を備えたビューファイン
ダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、ビュ
ーファインダー内に固設された水準器と、水準器に光を
照射する光源と、水準器を透過した光を反射して使用者
の視界に誘導するミラーとを有し、水準器内蔵ビデオカ
メラを使用する際、表示器の映像と共に水準器の平行度
を確認できるようにしたものである。これにより、使用
者は表示器の映像と共に光源の照射光で透過された水準
器の平行度を同時に認識することができ、平行を保った
ビデオカメラの撮影を行うことができる。
【０００９】請求項３記載の第３の発明の水準器内蔵ビ
デオカメラは、ビデオカメラ本体と、ビデオカメラ本体
に設けられるとともに、表示器を備えたビューファイン
ダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、ビュ
ーファインダー内に固設された水準器と、水準器に外光
を取り込む採光窓と、採光窓から取り込まれる外光の量
を調整するシャッターと、水準器を透過した外光および
表示器の映像を反射して使用者の視界に誘導するハーフ
ミラーとを有し、水準器内蔵ビデオカメラを使用する
際、表示器の映像と共に水準器の平行度を重ね合わせて
確認できるようにした。これにより、使用者は表示器の
映像と水準器の表示を重ね合わせて確認することがで
き、違和感無く平行度を保ったビデオ撮影を行うことが
できる。
デオカメラは、ビデオカメラ本体と、ビデオカメラ本体
に設けられるとともに、表示器を備えたビューファイン
ダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、ビュ
ーファインダー内に固設された水準器と、水準器に外光
を取り込む採光窓と、採光窓から取り込まれる外光の量
を調整するシャッターと、水準器を透過した外光および
表示器の映像を反射して使用者の視界に誘導するハーフ
ミラーとを有し、水準器内蔵ビデオカメラを使用する
際、表示器の映像と共に水準器の平行度を重ね合わせて
確認できるようにした。これにより、使用者は表示器の
映像と水準器の表示を重ね合わせて確認することがで
き、違和感無く平行度を保ったビデオ撮影を行うことが
できる。
【００１０】更に、請求項４記載の第４の発明の水準器
内蔵ビデオカメラは、ビデオカメラ本体と、ビデオカメ
ラ本体に設けられた液晶モニタとを有する水準器内蔵ビ
デオカメラであって、液晶モニタの表示画面近傍に固設
された水準器を有し、液晶モニタ付きビデオカメラを使
用する際、液晶モニタの表示画面の映像と共に水準器の
平行度を確認できるようにした。これにより、液晶モニ
タを可動して水準器が見やすい位置に設定し、平行度を
保ったビデオ撮影を行うことができる。また、液晶モニ
タ付きビデオカメラを三脚に取り付けてビデオ撮影を行
う場合には、三脚を含めたビデオカメラの平行度を合わ
せることができる。
内蔵ビデオカメラは、ビデオカメラ本体と、ビデオカメ
ラ本体に設けられた液晶モニタとを有する水準器内蔵ビ
デオカメラであって、液晶モニタの表示画面近傍に固設
された水準器を有し、液晶モニタ付きビデオカメラを使
用する際、液晶モニタの表示画面の映像と共に水準器の
平行度を確認できるようにした。これにより、液晶モニ
タを可動して水準器が見やすい位置に設定し、平行度を
保ったビデオ撮影を行うことができる。また、液晶モニ
タ付きビデオカメラを三脚に取り付けてビデオ撮影を行
う場合には、三脚を含めたビデオカメラの平行度を合わ
せることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態につき添付図面を参照して説明する。
態につき添付図面を参照して説明する。
【００１２】先ず、図１を参照して本発明の水準器内蔵
ビデオカメラに共通して使用される水準器の構造を説明
する。図１は本発明の水準器内蔵ビデオカメラに使用さ
れる水準器の一例を示す斜視図である。
ビデオカメラに共通して使用される水準器の構造を説明
する。図１は本発明の水準器内蔵ビデオカメラに使用さ
れる水準器の一例を示す斜視図である。
【００１３】本発明の水準器内蔵ビデオカメラで使用す
る小型の水準器１は、ゆるやかなＲ形状（円弧の一部）
の透明密封容器２内に、気泡３が残るように液体４を満
たした構造をなしている。密封容器２内の気泡３は、傾
きに応じて密封容器２内を移動し、水平な地面に対して
常に最も高い位置で安定するようになっている。この水
準器１には水平点を示す目印５が描かれており、気泡３
と目印５が一致すれば水準器１の平行が認識できる。以
下、このような水準器１を内蔵したビデオカメラの具体
的実施の形態例につき、順次説明する。
る小型の水準器１は、ゆるやかなＲ形状（円弧の一部）
の透明密封容器２内に、気泡３が残るように液体４を満
たした構造をなしている。密封容器２内の気泡３は、傾
きに応じて密封容器２内を移動し、水平な地面に対して
常に最も高い位置で安定するようになっている。この水
準器１には水平点を示す目印５が描かれており、気泡３
と目印５が一致すれば水準器１の平行が認識できる。以
下、このような水準器１を内蔵したビデオカメラの具体
的実施の形態例につき、順次説明する。
【００１４】実施の形態例１ 図２を参照して本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施
の形態例１の詳細を説明する。図２は本発明の水準器内
蔵ビデオカメラの実施の形態例１を示す断面図である。
なお、図における共通部分には以降とも同一参照符号を
付すものとする。
の形態例１の詳細を説明する。図２は本発明の水準器内
蔵ビデオカメラの実施の形態例１を示す断面図である。
なお、図における共通部分には以降とも同一参照符号を
付すものとする。
【００１５】図２における本発明の水準器内蔵ビデオカ
メラは、外光照射型の一例である。つまり、本発明の水
準器内蔵ビデオカメラの構成は、ビデオカメラのビュー
ファインダー６内の所定位置に固設された水準器１と、
採光窓７、シャッター８、ミラー９、液晶表示装置や陰
極線管（ＣＲＴ）でなる表示器１０およびレンズ１１に
よって大略構成される。
メラは、外光照射型の一例である。つまり、本発明の水
準器内蔵ビデオカメラの構成は、ビデオカメラのビュー
ファインダー６内の所定位置に固設された水準器１と、
採光窓７、シャッター８、ミラー９、液晶表示装置や陰
極線管（ＣＲＴ）でなる表示器１０およびレンズ１１に
よって大略構成される。
【００１６】そして、本発明の水準器内蔵ビデオカメラ
の使用時においては、シャッター８を開蓋して採光窓７
から外光Ａを取り込む。取り込まれた外光Ａはその真下
に配置された水準器１に入射される。水準器１はビュー
ファインダー６に固定されているため、ビデオカメラの
傾きに応じて傾く。水準器１は透明な密封容器２と液体
４（図１参照）で構成されており、水準器１を透過した
外光Ａはその下に配置されたミラー９によって曲げら
れ、光路Ｂを経て、表示器１０に映出された映像と共に
レンズ１１にて拡大され、使用者の眼球Ｃに届いて認識
される。
の使用時においては、シャッター８を開蓋して採光窓７
から外光Ａを取り込む。取り込まれた外光Ａはその真下
に配置された水準器１に入射される。水準器１はビュー
ファインダー６に固定されているため、ビデオカメラの
傾きに応じて傾く。水準器１は透明な密封容器２と液体
４（図１参照）で構成されており、水準器１を透過した
外光Ａはその下に配置されたミラー９によって曲げら
れ、光路Ｂを経て、表示器１０に映出された映像と共に
レンズ１１にて拡大され、使用者の眼球Ｃに届いて認識
される。
【００１７】本発明の水準器内蔵ビデオカメラにおいて
は、採光窓７をその上部に併設されたスライド式のシャ
ッター８を少し塞ぐことにより、水準器１の明るさを変
えたり、本発明の水準器内蔵ビデオカメラの非使用時に
はシャッター８を閉蓋することにより、水準器１を見え
なくすることも可能である。これにより、使用者は表示
器１０の映像と共に水準器１の平行度を同時に認識する
ことができ、平行を保ったビデオ撮影を行うことができ
る。
は、採光窓７をその上部に併設されたスライド式のシャ
ッター８を少し塞ぐことにより、水準器１の明るさを変
えたり、本発明の水準器内蔵ビデオカメラの非使用時に
はシャッター８を閉蓋することにより、水準器１を見え
なくすることも可能である。これにより、使用者は表示
器１０の映像と共に水準器１の平行度を同時に認識する
ことができ、平行を保ったビデオ撮影を行うことができ
る。
【００１８】実施の形態例２ 本実施の形態例は、ビューファインダー内に光源を内設
して光源照射型とした例であり、これを図３を参照して
説明する。図３は本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実
施の形態例２を示す断面図である。
して光源照射型とした例であり、これを図３を参照して
説明する。図３は本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実
施の形態例２を示す断面図である。
【００１９】本発明の水準器内蔵ビデオカメラの構成
は、ビューファインダー６内に内装された水準器１、ミ
ラー９、表示器１０およびレンズ１１の他、新たにラン
プまたはＬＥＤ（発光ダイオード）などの光源１２と、
光源１２の照射光を反射する反射板１３を備えて構成さ
れる。
は、ビューファインダー６内に内装された水準器１、ミ
ラー９、表示器１０およびレンズ１１の他、新たにラン
プまたはＬＥＤ（発光ダイオード）などの光源１２と、
光源１２の照射光を反射する反射板１３を備えて構成さ
れる。
【００２０】そして、本発明の水準器内蔵ビデオカメラ
の使用時において、光源１２から発せられた光は反射板
１３で反射された後、間接的に水準器１を照射する。水
準器１を透過した光はミラー９によって曲げられ、光路
Ｂを経て、表示器１０に映出された映像と共にレンズ１
１にて拡大されて使用者の眼球Ｃに届く。
の使用時において、光源１２から発せられた光は反射板
１３で反射された後、間接的に水準器１を照射する。水
準器１を透過した光はミラー９によって曲げられ、光路
Ｂを経て、表示器１０に映出された映像と共にレンズ１
１にて拡大されて使用者の眼球Ｃに届く。
【００２１】本発明の水準器内蔵ビデオカメラにおいて
は、光源１２の光量を調整することにより、水準器１の
明るさを自在に調整できる。また、水準器の非使用時に
は光源１２を消すことにより、水準器１を見えなくする
こともできる。更に、光源１２を点灯した水準器の使用
時には、表示器１０の映像と共に水準器１の平行度を同
時に認識することができ、平行を保ったビデオ撮影を行
うことができる。
は、光源１２の光量を調整することにより、水準器１の
明るさを自在に調整できる。また、水準器の非使用時に
は光源１２を消すことにより、水準器１を見えなくする
こともできる。更に、光源１２を点灯した水準器の使用
時には、表示器１０の映像と共に水準器１の平行度を同
時に認識することができ、平行を保ったビデオ撮影を行
うことができる。
【００２２】実施の形態例３ 本実施の形態例は、前述のミラーに代えてハーフミラー
を使用した例であり、これを図４を参照して説明する。
図４は本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形態例
３を示す断面図である。
を使用した例であり、これを図４を参照して説明する。
図４は本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形態例
３を示す断面図である。
【００２３】本発明の水準器内蔵ビデオカメラの構成
は、ビューファインダー６内に設けられた前述の水準器
１、採光窓７、シャッター８、表示器１０およびレンズ
１１の他、ミラーに代わるハーフミラー（ビームスプリ
ッター）１４とを備えている。
は、ビューファインダー６内に設けられた前述の水準器
１、採光窓７、シャッター８、表示器１０およびレンズ
１１の他、ミラーに代わるハーフミラー（ビームスプリ
ッター）１４とを備えている。
【００２４】そして、本発明の水準器内蔵ビデオカメラ
の使用時においては、シャッター８を開蓋して採光窓７
から外光Ａを取り込む。取り込まれた外光Ａはその真下
に配置された水準器１に入射される。水準器１を透過し
た外光Ａはハーフミラー１４によって光路を曲げられ、
水準器を照らす光の光路Ｂとなる。同様に、表示器１０
に映出された映像はハーフミラー１４をそのまま透過
し、表示器が発する光の光路Ｄとなり、水準器を照らす
光の光路Ｂおよび表示器が発する光の光路Ｄは共にレン
ズ１１にて拡大されて使用者の眼球Ｃに届く。
の使用時においては、シャッター８を開蓋して採光窓７
から外光Ａを取り込む。取り込まれた外光Ａはその真下
に配置された水準器１に入射される。水準器１を透過し
た外光Ａはハーフミラー１４によって光路を曲げられ、
水準器を照らす光の光路Ｂとなる。同様に、表示器１０
に映出された映像はハーフミラー１４をそのまま透過
し、表示器が発する光の光路Ｄとなり、水準器を照らす
光の光路Ｂおよび表示器が発する光の光路Ｄは共にレン
ズ１１にて拡大されて使用者の眼球Ｃに届く。
【００２５】水準器１の明るさはシャッター８を少し塞
ぐことにより調整可能であり、水準器１を使わない時に
はシャッター８を閉じることにより水準器１を見えなく
することもできる。これにより、使用者は表示器１０の
映像と水準器１を重ね合わせて確認することができ、ビ
デオカメラの平行度を保ったビデオ撮影を行うことがで
きる。
ぐことにより調整可能であり、水準器１を使わない時に
はシャッター８を閉じることにより水準器１を見えなく
することもできる。これにより、使用者は表示器１０の
映像と水準器１を重ね合わせて確認することができ、ビ
デオカメラの平行度を保ったビデオ撮影を行うことがで
きる。
【００２６】実施の形態例４ 本実施の形態例は、本発明を液晶モニタ付きビデオカメ
ラに適用した例であり、これを図５を参照して説明す
る。図５は本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形
態例４を示す斜視図である。
ラに適用した例であり、これを図５を参照して説明す
る。図５は本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形
態例４を示す斜視図である。
【００２７】本発明の水準器内蔵ビデオカメラは、液晶
モニタ付きビデオカメラ１５に備えられた液晶モニタ１
６の表示画面１７近傍に水準器１を配置して構成され
る。このような液晶モニタ付きビデオカメラ１５により
被写体を撮影する場合には、ビューファインダーを覗く
機会が少ない（ビューファインダーそのものが付いてい
ない機器もある）ため、水準器１を液晶モニタ１６の表
示画面１７近傍に配設する方法が有効である。
モニタ付きビデオカメラ１５に備えられた液晶モニタ１
６の表示画面１７近傍に水準器１を配置して構成され
る。このような液晶モニタ付きビデオカメラ１５により
被写体を撮影する場合には、ビューファインダーを覗く
機会が少ない（ビューファインダーそのものが付いてい
ない機器もある）ため、水準器１を液晶モニタ１６の表
示画面１７近傍に配設する方法が有効である。
【００２８】すなわち、この液晶モニタ付きビデオカメ
ラ１５では、液晶モニタ１６を任意に可動して水準器１
を見易く設定できることから、容易に平行度を保ったビ
デオ撮影を行うことができる。また、液晶モニタ付きビ
デオカメラ１５を三脚に取り付けてビデオ撮影を行う場
合には、三脚を含めたビデオカメラの平行度を合わせる
ことができることから、三脚を含めて平行度を保ったビ
デオ撮影を行うことができる。なお、上述の水準器内蔵
ビデオカメラはデザインの一例を描いたものであって、
水準器の設置箇所やビデオカメラ全体の形状は他のデザ
インであっても良いことは当然である。
ラ１５では、液晶モニタ１６を任意に可動して水準器１
を見易く設定できることから、容易に平行度を保ったビ
デオ撮影を行うことができる。また、液晶モニタ付きビ
デオカメラ１５を三脚に取り付けてビデオ撮影を行う場
合には、三脚を含めたビデオカメラの平行度を合わせる
ことができることから、三脚を含めて平行度を保ったビ
デオ撮影を行うことができる。なお、上述の水準器内蔵
ビデオカメラはデザインの一例を描いたものであって、
水準器の設置箇所やビデオカメラ全体の形状は他のデザ
インであっても良いことは当然である。
【００２９】以上述べた本発明の水準器内蔵ビデオカメ
ラによれば、撮影中であっても常に水準器によってビデ
オカメラの光軸まわりの傾き姿勢が認識できるため、ビ
デオカメラを水平に保持することが容易となる。また、
本発明によれば、水準器をビデオカメラに内蔵している
ため、アクセサリとしての水準器を必要とせず、コンパ
クトでデザイン性に優れた水準器内蔵ビデオカメラを提
案できる。更に、本発明ではアクセサリシューを使用し
ないため、ストロボやビデオライト、マイクロフォンな
どのアクセサリを装着してビデオ撮影することができ
る。
ラによれば、撮影中であっても常に水準器によってビデ
オカメラの光軸まわりの傾き姿勢が認識できるため、ビ
デオカメラを水平に保持することが容易となる。また、
本発明によれば、水準器をビデオカメラに内蔵している
ため、アクセサリとしての水準器を必要とせず、コンパ
クトでデザイン性に優れた水準器内蔵ビデオカメラを提
案できる。更に、本発明ではアクセサリシューを使用し
ないため、ストロボやビデオライト、マイクロフォンな
どのアクセサリを装着してビデオ撮影することができ
る。
【００３０】本発明は前記実施例に限定されず、種々の
実施形態を採ることができる。例えば、本発明はビデオ
カメラに限定されることなく、ディジタルビデオカメラ
やディジタルスチルカメラ等にも応用することも可能で
ある。また、本発明は以上示した一実施形態にとらわれ
ず様々な形態に発展出来ることは言うまでもない。
実施形態を採ることができる。例えば、本発明はビデオ
カメラに限定されることなく、ディジタルビデオカメラ
やディジタルスチルカメラ等にも応用することも可能で
ある。また、本発明は以上示した一実施形態にとらわれ
ず様々な形態に発展出来ることは言うまでもない。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水準器内
蔵ビデオカメラによれば、水準器をビデオカメラに内蔵
したため、撮影中であっても常に水準器によってビデオ
カメラの傾きが認識でき、ビデオカメラを水平に保った
撮影が可能となる。また、本発明によれば、水準器をビ
デオカメラに内蔵しているため、コンパクトでデザイン
性に優れた水準器内蔵ビデオカメラを構築でき、有益で
ある。
蔵ビデオカメラによれば、水準器をビデオカメラに内蔵
したため、撮影中であっても常に水準器によってビデオ
カメラの傾きが認識でき、ビデオカメラを水平に保った
撮影が可能となる。また、本発明によれば、水準器をビ
デオカメラに内蔵しているため、コンパクトでデザイン
性に優れた水準器内蔵ビデオカメラを構築でき、有益で
ある。
【図１】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラに使用され
る水準器の一例を示す斜視図である。
る水準器の一例を示す斜視図である。
【図２】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形
態例１を示す断面図である。
態例１を示す断面図である。
【図３】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形
態例２を示す断面図である。
態例２を示す断面図である。
【図４】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形
態例３を示す断面図である。
態例３を示す断面図である。
【図５】 本発明の水準器内蔵ビデオカメラの実施の形
態例４を示す斜視図である。
態例４を示す斜視図である。
【図６】 従来のアクセサリとしての水準器を示す図で
あり、（ａ）はビデオカメラ本体への水準器の装着例を
示す斜視図であり、（ｂ）はビデオカメラ本体への水準
器の装着例を示す拡大図である。
あり、（ａ）はビデオカメラ本体への水準器の装着例を
示す斜視図であり、（ｂ）はビデオカメラ本体への水準
器の装着例を示す拡大図である。
１，２０…水準器、２…密封容器、３…気泡、４…液
体、５…目印、６…ビューファインダー、７…採光窓、
８…シャッター、９…ミラー、１０…表示器、１１…レ
ンズ、１２…光源、１３…反射板、１４…ハーフミラ
ー、１５…液晶モニタ付きビデオカメラ、１６…液晶モ
ニタ、１７…表示画面、２１…ビデオカメラ本体、２２
…アクセサリシュー
体、５…目印、６…ビューファインダー、７…採光窓、
８…シャッター、９…ミラー、１０…表示器、１１…レ
ンズ、１２…光源、１３…反射板、１４…ハーフミラ
ー、１５…液晶モニタ付きビデオカメラ、１６…液晶モ
ニタ、１７…表示画面、２１…ビデオカメラ本体、２２
…アクセサリシュー
Claims (5)
- 【請求項１】 ビデオカメラ本体と、前記ビデオカメラ
本体に設けられるとともに、表示器を備えたビューファ
インダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、 前記ビューファインダー内に固設された水準器と、 前記水準器に外光を取り込む採光窓と、 前記採光窓から取り込まれる外光の量を調整するシャッ
ターと、 前記水準器を透過した外光を反射して使用者の視界に誘
導するミラーとを有し、 前記水準器内蔵ビデオカメラを使用する際、前記表示器
の映像と共に前記水準器の平行度を確認できるようにし
たことを特徴とする水準器内蔵ビデオカメラ。 - 【請求項２】 ビデオカメラ本体と、前記ビデオカメラ
本体に設けられるとともに、表示器を備えたビューファ
インダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、 前記ビューファインダー内に固設された水準器と、 前記水準器に光を照射する光源と、 前記水準器を透過した光を反射して使用者の視界に誘導
するミラーとを有し、 前記水準器内蔵ビデオカメラを使用する際、前記表示器
の映像と共に前記水準器の平行度を確認できるようにし
たことを特徴とする水準器内蔵ビデオカメラ。 - 【請求項３】 ビデオカメラ本体と、前記ビデオカメラ
本体に設けられるとともに、表示器を備えたビューファ
インダーとを有する水準器内蔵ビデオカメラであって、 前記ビューファインダー内に固設された水準器と、 前記水準器に外光を取り込む採光窓と、 前記採光窓から取り込まれる外光の量を調整するシャッ
ターと、 前記水準器を透過した外光および前記表示器の映像を反
射して使用者の視界に誘導するハーフミラーとを有し、 前記水準器内蔵ビデオカメラを使用する際、前記表示器
の映像と共に前記水準器の平行度を重畳して確認できる
ようにしたことを特徴とする水準器内蔵ビデオカメラ。 - 【請求項４】 ビデオカメラ本体と、前記ビデオカメラ
本体に設けられた液晶モニタとを有する水準器内蔵ビデ
オカメラであって、 前記液晶モニタの表示画面近傍に固設された水準器を有
し、 前記液晶モニタ付きビデオカメラを使用する際、前記液
晶モニタの表示画面の映像と共に水準器の平行度を確認
できるようにしたことを特徴とする水準器内蔵ビデオカ
メラ。 - 【請求項５】 前記水準器は、ゆるやかなＲ形状の透明
密封容器内に、気泡が残るように液体を満たした構造を
なすことを特徴とする請求項１ないし請求項４の何れか
１項に記載の水準器内蔵ビデオカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204386A JPH1051667A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 水準器内蔵ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204386A JPH1051667A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 水準器内蔵ビデオカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051667A true JPH1051667A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16489684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204386A Pending JPH1051667A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 水準器内蔵ビデオカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1051667A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000115602A (ja) * | 1998-10-06 | 2000-04-21 | Akio Hoga | ビデオカメラ |
| EP1154314A2 (en) * | 2000-05-09 | 2001-11-14 | Takashi Miyaoka | Camera viewfinder with camera inclination display |
| JP2003510633A (ja) * | 1999-09-17 | 2003-03-18 | ジャンニャン，ウーベル | 視覚ロック装置 |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP8204386A patent/JPH1051667A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000115602A (ja) * | 1998-10-06 | 2000-04-21 | Akio Hoga | ビデオカメラ |
| JP2003510633A (ja) * | 1999-09-17 | 2003-03-18 | ジャンニャン，ウーベル | 視覚ロック装置 |
| JP4883861B2 (ja) * | 1999-09-17 | 2012-02-22 | ジャンニャン，ウーベル | 視覚ロック装置 |
| EP1154314A2 (en) * | 2000-05-09 | 2001-11-14 | Takashi Miyaoka | Camera viewfinder with camera inclination display |
| EP1154314A3 (en) * | 2000-05-09 | 2001-12-19 | Takashi Miyaoka | Camera viewfinder with camera inclination display |
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