JPH1051627A - 画像処理方法とその装置 - Google Patents

画像処理方法とその装置

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JPH1051627A
JPH1051627A JP8200627A JP20062796A JPH1051627A JP H1051627 A JPH1051627 A JP H1051627A JP 8200627 A JP8200627 A JP 8200627A JP 20062796 A JP20062796 A JP 20062796A JP H1051627 A JPH1051627 A JP H1051627A
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lines
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JP8200627A
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Yuji Hayata
裕治 早田
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Canon Inc
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4023Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on decimating pixels or lines of pixels; based on inserting pixels or lines of pixels

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 拡大率の誤差を抑え、高品位の出力結果を得
る画像処理方法とその装置を提供する。 【解決手段】 画像を所定のバンド幅に分割して、前記
バンド幅単位に画像の拡大を行う画像処理装置におい
て、第1のバンド内の画像ラインの内、所定周期の画像
ラインごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの
直後に挿入する第1挿入部2000、2001と、第1
のバンドに続く第2のバンドの画像ラインの内、前記所
定周期の画像ラインごとにコピーして前記コピーされた
画像ラインの直後に挿入する第2挿入部2000、20
01を備える。そして、第2挿入部2000、2001
は、第1のバンドと第2のバンドでの一連のコピーされ
る画像ライン全体での位相は変わらないように、前記第
2のバンドの画像ラインの内、前記所定周期の画像ライ
ンごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの直後
に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法とそ
の装置、特に、画像を拡大する画像処理方法とその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、レーザビームプリンタのように、
外部装置よりコードデータやイメージデータを入力し、
その入力されたデータに基づいてビットマップ展開した
後、そのビットマップ展開されたビデオデータに応じ
て、1ドット毎に白黒を表現させる記録装置に於いて
は、ビットマップ展開するためのフレームメモリを節約
するために、1ページ分のデータを数バンドに分割し、
1バンドを1つのビットマップデータとして、バンド単
位で制御し、データ記録部にビデオデータとして転送し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置では、副走査方向に拡大を行った場合、デジタ
ル的に拡大が行われるため、200%拡大の場合、同じ
ラインを2度出力(図1A参照)し、400%拡大の場
合、同じラインを4度出力することにより、副走査の拡
大を行っている。
【0004】また、150%拡大の様に、全てのライン
を単純に、数回繰り返して拡大できないものに対して
は、図1Bのように、あるラインは繰り返し、あるライ
ンは繰り返さないといった制御を行うことにより、画像
の拡大を行っている。そのため、例えば、15ラインの
バンド幅の画像を150%拡大を行った場合、拡大され
たライン数が22ラインになってしまい、拡大率に誤差
が生じる。
【0005】これが、1ページ分をビットマップに展開
する構成であれば、副走査方向のライン数が数千ライン
あるため、最後のラインが増えても減っても、拡大率に
影響をおよぼさないが、バンド制御のように、副走査の
ライン数が少ない単位で拡大を行う装置に於いては、拡
大率に微妙な影響を与える。本発明は、上記従来例に鑑
みてなされたもので、拡大率の誤差を抑え、高品位の出
力結果を得ることができる画像処理方法とその装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像処理方法とその装置は以下の構成を備
える。即ち、画像を所定のバンド幅に分割して、前記バ
ンド幅単位に画像の拡大を行う画像処理方法であって、
第1のバンド内の画像ラインの内、所定周期の画像ライ
ンごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの直後
に挿入する第1挿入工程と、前記第1のバンドに続く第
2のバンドの画像ラインの内、前記所定周期の画像ライ
ンごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの直後
に挿入する第2挿入工程とを備え、前記第2挿入工程
は、前記第1挿入工程と前記第2挿入工程での第1のバ
ンドと第2のバンドでの一連のコピーされる画像ライン
全体での位相は変わらないように、前記第2のバンドの
画像ラインの内、前記所定周期の画像ラインごとにコピ
ーして前記コピーされた画像ラインの直後に挿入する。
【0007】また、別の発明は、画像を所定のバンド幅
に分割して、前記バンド幅単位に画像の拡大を行う画像
処理装置であって、第1のバンド内の画像ラインの内、
所定周期の画像ラインごとにコピーして前記コピーされ
た画像ラインの直後に挿入する第1挿入手段と、前記第
1のバンドに続く第2のバンドの画像ラインの内、前記
所定周期の画像ラインごとにコピーして前記コピーされ
た画像ラインの直後に挿入する第2挿入手段とを備え、
前記第2挿入手段は、前記第1挿入手段と前記第2挿入
手段での第1のバンドと第2のバンドでの一連のコピー
される画像ライン全体での位相は変わらないように、前
記第2のバンドの画像ラインの内、前記所定周期の画像
ラインごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの
直後に挿入する。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下に、添付の図面を用いて本発
明の実施の形態について説明する。図3は本実施の形態
のプリンタを適用した印刷システムを表す図である。図
3において、3はプリンタであり、ホストコンピュータ
等の各種外部装置よりデータを入力し、記録媒体上への
記録を実行する。本実施の形態においては、プリンタ3
にはレーザビームプリンタが適用されている。
【0009】以下に本実施の形態を適応するレーザビー
ムプリンタの構成について、図2を参照して説明する。
図2は、本実施の形態のプリンタ3の内部構造を示す断
面図で、このプリンタ3は不図示のデータ源から文字パ
ターンの登録が行える。図2において、3はプリンタ本
体であり、外部に接続されているホストコンピュータか
ら供給される印字情報(文字コード等)やフォーム情報
或いはマクロ命令などを入力して記憶するとともに、そ
れらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパ
ターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成
する。
【0010】300は、各種操作のためのスイッチ、及
び、LED表示器などが配されている操作パネルであ
る。301は、プリンタ3における全体の制御を実行す
ると共に、ホストコンピュータ等から供給される文字情
報などを解析するプリンタ制御ユニットである。このプ
リンタ制御ユニット301は、主に、文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換して、レーザドライ
バ302に出力する。
【0011】レーザドライバ302は、半導体レーザ3
03を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信
号に応じて半導体レーザ303から発射されるレーザ光
304のオン・オフを切り換える。このレーザ光304
は、回転多面鏡305で左右方向に振らされて、静電ド
ラム306上には文字パターンの静電潜像が形成される
ことになる。
【0012】この潜像は、静電ドラム306の周囲に配
置された現像ユニット307により現像された後、記録
紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、
カットシート記録紙は、LBP3に装着した用紙カセッ
ト308に収納され、給紙ローラ309、及び、搬送ロ
ーラ310と311により、装置内に取り込まれて、静
電ドラム306に供給される。
【0013】図3Aは、上述のプリンタ3におけるプリ
ンタ制御ユニット301の詳細構成を表すブロック図で
ある。同図において、101はインターフェース部(I
/F)であり、外部装置(ホストコンピュータやイメー
ジスキャナ等)よりコードデータやイメージデータを入
力する。102はCPUであり、本プリンタの制御を行
う。CPU102には、不図示のPROM、RAMとを
内蔵しており、本プリンタの制御を行う処理プログラム
が格納されているPROMの内容を逐次読み出し、解釈
し、実行する。RAMは、そのプログラム実行用の作業
メモリである。
【0014】103は、記録部110との通信を行うた
めのインターフェース部(I/F部)である。104
は、ページバッファメモリであり、ホストコンピュータ
から送られてきた1ページ分の記録データを蓄えてお
く。105は、ワークバッファメモリであり、CPU1
02が各種制御を実行する際に必要な作業領域を提供す
る。
【0015】106は、フレームバッファメモリであ
り、記録データに含まれるコードデータを展開して得ら
れたイメージデータや、イメージスキャナから入力した
イメージデータ等を格納する。なお、上記のページバッ
ファメモリ104、ワークバッファメモリ105、フレ
ームバッファメモリ106は、それぞれRAMで構成さ
れている。
【0016】107は、ファームウェアメモリであり、
CPU102が実行各種制御プログラム(ファームウェ
ア)を格納する。108はフォントメモリであり、コー
ドデータをイメージ展開するための各種フォントデータ
が格納されている。上記のファームメモリ107、フォ
ントメモリ108は、それぞれROMで構成されてい
る。
【0017】また、109はメモリ制御部であり、コー
ドデータを展開して得られたイメージデータやイメージ
スキャナより入力したイメージデータをフレームバッフ
ァメモリ106に転送、格納する。111は、ビデオ信
号制御回路であり、イメージデータをビデオ信号として
出力するために、フレームメモリ106より読み出しす
る制御を行う。また、拡大率の設定もここで行われる。
【0018】1000は、フレームメモリをアクセスす
るためのアドレス信号であり、フレームメモリは、この
アドレス信号を入力して、対応するデータをデータバス
(1001)に読み出す。ビデオ信号制御回路(11
1)では、この読み出されたデータを入力して、内部の
DAC(Digital to Analog Converter)でアナログ信
号に変換し、データバス(1002)を介して、I/O
部(103)に出力する。I/O部(103)では、こ
の入力信号を記録部に送る。
【0019】尚、ここで、記録部110がデジタル信号
を入力する場合は、フレームメモリ(106)から入力
したデータをそのまま、データバス(1002)を介し
て、I/O部(103)に出力してもよいことは言うま
でもない。ビデオ信号制御回路(111)では、また、
データバス(1003)を介して、画像の拡大率指定デ
ータを入力する。そして、この拡大率指定データに基づ
いて、図4A,図4Bのタイミングチャートに示すタイ
ミングのSEL信号を生成し、内部のアドレスカウンタ
(2001:図3B)を制御することにより、指定され
た倍の画像が生成されるように、フレームメモリ(10
6)に対して、アドレス信号(1000)とライト制御
信号(1005)を生成/出力する。
【0020】ビデオ信号制御回路(111)では、ま
た、I/O部(103)から、水平同期信号であるHS
YNC信号を入力する。そして、HSYNC信号が帰線
区間を示す時は、フレームメモリ(106)に対するア
クセスは行わない。例えば、150%に拡大する時に
は、図4Aのタイミングチャートのように、SEL信号
がLの時は次のラインを読み出し、ビデオ信号として記
録部110に転送し、SEL信号がHの時は、前と同じ
ラインを読み出し、記録部110に転送することによ
り、副走査の拡大を行っている。
【0021】ここで、SEL信号は、ビデオ信号制御回
路(111)内部で生成される内部制御信号であり、ビ
デオ信号制御回路(111)の詳細構成例を示す図3B
を参照して以下に説明する。図3Bを参照して、ビデオ
信号制御回路(111)の構成を説明する。制御部(2
000)は、ビデオ信号制御回路(111)全体を制御
する所定の各種制御タイミング信号を生成する。制御部
(2000)は、順序回路で構成されていてもよいし、
マイクロシーケンサで構成されていてもよいし、さらに
は、マイクロプロセッサで構成されていてもよい。
【0022】制御部(2000)は、データバス(10
03)を介して、拡大率データを入力し、不図示の内部
レジスタに格納する。拡大率データは、例えば、150
(%)、200(%)、...等である。制御部(20
00)は、入力した拡大率データに基づく所定の演算
(後述する)を行って、上述のSEL信号を生成するた
めの基準となる基準データを生成する。
【0023】そして、この基準データに基づいて、SE
L信号を生成し、アドレスカウンタ(2001)に出力
する。制御部(2000)は、また、アドレスカウンタ
(2001)が、フレームメモリ(106)に出力する
アドレス値のカウントアップのタイミングを与えるクロ
ック(CLK)(2003)信号を生成し、アドレスカ
ウンタ(2001)に供給する。
【0024】制御部(2000)は、また、I/O部
(103)から、水平同期信号であるHSYNC信号を
入力する。そして、HSYNC信号が帰線区間を示す時
は、アドレスカウンタ(2001)に、CLK信号(2
003)のアクティブ出力をおこなわない。このような
構成で、制御部(2000)は、アドレスカウンタ(2
001)のアドレスカウントアップ処理動作を制御する
ことで、所望の倍率の画像を最終的に生成することがで
きる。制御部(2000)は、例えば、マイクロプロセ
ッサ(5000)と制御プログラムを格納したROM
(5001)と、その制御プログラムの作業領域として
使用するRAMによって構成される。
【0025】次に、図5A、図5B、図5Cの処理フロ
ーチャートと図4A、図4Bのタイミングチャートとに
より、本実施の形態での処理概要を説明する。この処理
フローチャートに対応する制御プログラムが、予め、R
OM(5001)に格納されており、これをマイクロプ
ロセッサ(5000)が実行する。尚、以下の説明で
は、フローチャートの処理のために、所定の変数名が使
われるが、これらはいづれも、CPU内部のRAM(3
000)にアサインされているとする。図5A、図5
B、図5Cの処理フローチャートに対応する処理プログ
ラムは、PROM(3001)に予め格納されているも
のとする。
【0026】以後の説明に入る前に、主要な変数名の要
約を行う。 M: 画像の全バンド数 N: 1バンドのライン数(例えば、15ライン) NBAND: 現在処理中のバンド番号 EXPD: 拡大率データ(例えば、150(%)、2
00(%)) REFD: SEL信号生成のための基準データ SUM: REFDの累積値 DEF: 1とSUMの差分値 LINE: 各バンド内の処理中のライン番号 まず、 ステップS101では、CPU(102)は、
ホストコンピュータ等からI/F部(101)を介し
て、印字情報(画像)がフレームメモリ106に送り、
格納する。この格納された画像は、以後の処理で、基本
的に、所定の複数のバンド画像単位で処理される。
【0027】ステップS102では、CPU(102)
は、所望の拡大率データをビデオ信号設定回路111に
転送する。例えば、拡大率データを150%、200%
などである。制御部(2000)は、入力した拡大率デ
ータ(EXPD)を不図示の内部メモリに格納する。ス
テップS103では、CPU(102)は、画像のバン
ド数(NBAND)をビデオ信号設定回路111に転送
する。制御部(2000)は、入力したバンド数(NB
AND)を不図示の内部メモリに格納する。
【0028】ステップS104では、制御部(200
0)は、変数名SUMを0に設定する。ステップS10
5では、制御部(2000)が、以下に示す手順で、上
述の基準データを計算する。以下、入力した拡大率デー
タを”EXPD”とする。制御部(2000)は、拡大
率データEXPDを、以下の式に基ずく計算を行って、
基準データ(REFD)を獲得する。
【0029】 REFD=100/EXPD (式1) ここで、例えば、REFDは、少数点以下2桁までを有
効とし、以下をきり捨てらてたものとする。ステップS
106では、変数名LINEを0に設定する。また、S
EL信号として論理"0"を出力する。
【0030】ステップS107では、以下の演算を行
う。 SUM=SUM+REFD (式2) ステップS108では、以下の演算を行う。 DEF=1−SUM ステップS109では、DEFが0以上であると判定す
ると、ステップS112に制御を移す。また、そうでな
いと判定すると、ステップS110に制御を移す。
【0031】ステップS112では、SEL信号として
論理"0"を出力する。これは、アドレスカウンタ(20
01)に対して、アドレスのカウントアップを要求する
信号である。ステップS113では、LINEを1カウ
ントアップする。ステップS114では、LINEと1
バンドのライン数Nを比較し、LINEとNが等しい
か、または、LINEの方が小さければ、ステップS1
07に戻り、上述の処理を繰り返す。そうでなければ、
ステップS115へ進む。
【0032】一方、ステップS110では、SEL信号
として論理"1"を出力する。これは、アドレスカウンタ
(2001)に対して、アドレスのカウントアップを行
わないよう要求する信号である。ステップS111で
は、SUMにDEFの絶対値を設定する。そして、ステ
ップS107に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0033】次に、ステップS115からの処理を説明
する。ステップS115では、LINEを0に設定す
る。ステップS116では、SUMを0に設定する。ス
テップS117では、NBANDを1カウントアップす
る。ステップS118では、NBANDと画像の全バン
ド数Mの比較を行う。即ち、全バンドについて処理が終
了したかどうかのチェックを行う。そして、NBAND
の方が大きければ、処理を終了し、そうでなければ、ス
テップS107に戻り、次のバンドの処理に入る。
【0034】以上、1ページ分のビデオデータに関する
処理を説明した。以上説明した処理手順に従えば、拡大
率の誤差の小さい画像の拡大を行うことができる。ここ
で、上述の処理のポイントの1つを要約する。図4Aを
参照して、上述のREFDに基づいて、 0−0−1 の繰り返し周期を持つSELが生成されて、それに対応
して、アドレスカウンタ(2001)がアドレスの カウントアップ−カウントアップ−カウントダウン の繰り返し処理を行うことで、結果として、フレームメ
モリ(106)から、 1ライン目−2ライン目−2ライン目、3ライン目−4
ライン目−4ライン目、.... のようなデータアクセスが実現される。
【0035】そして、1バンドの最後のバンド番号、即
ち、15ライン目となると、そのバンドでの処理を終了
し、次のバンドの処理に移行する。ここで、従来であれ
ば、次のバンドの処理のために、SEL信号がクリアさ
れ、再び、上述したように、 0−0−1 の繰り返し周期を持つSELが生成していた。
【0036】しかしながら、本実施の形態によれば、前
バンドの最後のラインに至るSEL信号の周期性を次の
バンドについても位相を変えることなく維持することに
ユニークな特徴がある。この処理により、バンド毎にで
る拡大率の誤差を低く抑えることができる。尚、上述の
説明では、アドレスカウンタに対するクロック信号(1
003)の説明を省いたが、クロック信号(1003)
は、SEL信号が出力される各タイミングで1周期のク
ロック信号が制御部(2000)から出力される。即
ち、ステップS106、ステップS110、ステップS
112のタイミングで出力される。
【0037】尚、上記実施の形態においては、前バンド
におけるSEL信号の終了するタイミングを結果とし
て、記憶するようにし、次のバンドに反映させたが、1
50%のような単純拡大であれば、前バンドの最後のラ
インを拡大していない場合は、次のバンドの最後のライ
ンを拡大し、最後のラインを拡大している場合には、次
のバンドの最後のラインを拡大しないといったように、
交互に最後のラインを拡大するような構成にしても同様
な結果が得られる。
【0038】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明の目的は、前述した実施形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。
【0039】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。プログラムコードを供給
するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0040】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0041】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0042】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。以上説明し
たように、前バンドの最後のラインに至るSEL信号の
周期性を次のバンドについても位相を変えることなく維
持することにより、拡大(縮小)率の誤差を抑え、高品
位の出力結果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、拡
大(縮小)率の誤差を抑え、高品位の出力結果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】画像の拡大処理の概念を説明するための図で
ある。
【図1B】画像の拡大処理の概念を説明するための図で
ある。
【図2】本実施の形態のプリンタ制御装置の概念図であ
る。
【図3A】本実施の形態のプリンタの電気系処理部の構
成を示す図である。
【図3B】ビデオ信号制御回路の処理部の構成を示す図
である。
【図4A】本実施の形態の主要な処理タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図4B】本実施の形態の主要な処理タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図5A】本実施の形態の処理フローチャートである。
【図5B】本実施の形態の処理フローチャートである。
【図5C】本実施の形態の処理フローチャートである。
【符号の説明】
101 I/F部 102 CPU 103 I/F部 110 記録部 111 ビデオ信号制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を所定のバンド幅に分割して、前記
    バンド幅単位に画像の拡大を行う画像処理方法であっ
    て、 第1のバンド内の画像ラインの内、所定周期の画像ライ
    ンごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの直後
    に挿入する第1挿入工程と、 前記第1のバンドに続く第2のバンドの画像ラインの
    内、前記所定周期の画像ラインごとにコピーして前記コ
    ピーされた画像ラインの直後に挿入する第2挿入工程と
    を備え、 前記第2挿入工程は、前記第1挿入工程と前記第2挿入
    工程での第1のバンドと第2のバンドでの一連のコピー
    される画像ライン全体での位相は変わらないように、前
    記第2のバンドの画像ラインの内、前記所定周期の画像
    ラインごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの
    直後に挿入することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記画像ラインは、水平走査線に対応す
    るビデオ信号列であることを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2挿入工程で挿入された画
    像ラインに対応する画像を形成する画像形成工程をさら
    に備えることを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記所定周期を、所定の画像拡大率に基
    づいて決定する決定工程をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 画像を所定のバンド幅に分割して、前記
    バンド幅単位に画像の拡大を行う画像処理装置であっ
    て、 第1のバンド内の画像ラインの内、所定周期の画像ライ
    ンごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの直後
    に挿入する第1挿入手段と、 前記第1のバンドに続く第2のバンドの画像ラインの
    内、前記所定周期の画像ラインごとにコピーして前記コ
    ピーされた画像ラインの直後に挿入する第2挿入手段と
    を備え、 前記第2挿入手段は、前記第1挿入手段と前記第2挿入
    手段での第1のバンドと第2のバンドでの一連のコピー
    される画像ライン全体での位相は変わらないように、前
    記第2のバンドの画像ラインの内、前記所定周期の画像
    ラインごとにコピーして前記コピーされた画像ラインの
    直後に挿入することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像ラインは、水平走査線に対応す
    るビデオ信号列であることを特徴とする請求項5に記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2挿入手段で挿入された画
    像ラインに対応する画像を形成する画像形成手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記所定周期を、所定の画像拡大率に基
    づいて決定する決定手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項5に記載の画像処理装置。
JP8200627A 1996-07-30 1996-07-30 画像処理方法とその装置 Withdrawn JPH1051627A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055285A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Seiko Epson Corp 画像処理装置及び画像データ処理方法
JP2015195471A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 キヤノン株式会社 画像形成装置

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