JPH1051400A - ディジタル無線装置 - Google Patents

ディジタル無線装置

Info

Publication number
JPH1051400A
JPH1051400A JP21694396A JP21694396A JPH1051400A JP H1051400 A JPH1051400 A JP H1051400A JP 21694396 A JP21694396 A JP 21694396A JP 21694396 A JP21694396 A JP 21694396A JP H1051400 A JPH1051400 A JP H1051400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
digital
modulation
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21694396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Taniguchi
尚平 谷口
Takeshi Ikeda
健 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21694396A priority Critical patent/JPH1051400A/ja
Publication of JPH1051400A publication Critical patent/JPH1051400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmitters (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広いダイナミックレンジを要する回路のマス
キング時や、暗騒音(周囲雑音)レベルの変化する環境
下でも、本来得られるべき省電力制御の効果確実に得る
ことができない。 【解決手段】 A/D変換回路1にて変換されたディジ
タル信号に変調処理を施して、変調信号を送出する変調
回路2と、変調信号を無線信号として送信する高周波回
路3とを有し、設定閾値とディジタル信号のレベルとを
比較して、アナログ信号無入力状態であるか否かを判定
する判定回路12と、アナログ信号無入力状態であると
判定されると、現在のディジタル信号のレベルを暗騒音
レベルとして検出し、この暗騒音レベルに基づいて現状
に適した設定閾値に変更する暗騒音レベル検出回路11
と、設定閾値変更後にアナログ信号無入力状態であると
判定されると、少なくとも変調回路2及び高周波回路3
の電力供給を停止する制御回路13とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声等のアナログ
信号をディジタル変調するディジタル無線装置に関し、
殊に送信中の無駄な電力消費を最低限に抑えることがで
きるディジタル無線装置の省電力制御部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような省電力制御部を有する
ディジタル無線装置としては、実開平5−46146号
公報に記載されたものがあげられる。
【0003】図6は省電力制御部を含むディジタル無線
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0004】図6においてディジタル無線装置は、音声
等のアナログ信号にPCM音声信号処理を施す音声信号
処理部101と、この音声信号処理部101からの出力
信号を送信アンテナ104を介して送信する無線部10
3と、音声信号処理部101の出力信号に基づいて前記
無線部103の送信動作を制御する判定回路102とを
有している。尚、この判定回路102が省電力制御部の
要部を構成している。
【0005】前記音声信号処理部101は、アナログ信
号をディジタル信号に変換するPCM符号化部101a
と、ADPCM符号化部101bとを有している。
【0006】では、次にディジタル無線装置の動作、特
に省電力制御部の動作について説明する。
【0007】前記判定回路102は、PCM符号化部1
01aから同一内容のディジタル信号が一定時間継続し
て入力されると、PCM符号化部101aへの入力状態
がアナログ信号無入力状態であると判断し、前記無線部
103に送信停止命令を送出する。
【0008】無線部103は、送信停止命令が入力され
ると、動作中の送信動作を停止する。
【0009】従って、このような省電力制御部を有する
ディジタル無線装置によれば、前記PCM符号化部10
1aへの入力信号であるアナログ信号が無入力であるか
否かを判定し、アナログ信号無入力状態であると判定さ
れると、前記無線部103による送信動作を停止するよ
うにしたので、送信中の無駄な電力消費を大幅に低減す
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
ジタル無線装置によれば、送信中の無駄な電力消費を大
幅に低減するためには、前記PCM符号化部101aへ
の入力信号であるアナログ信号が無入力、つまりアナロ
グ信号無入力状態であるか否かを判定しなければならな
いので、前記PCM符号化部101aにて変換されるデ
ィジタル信号のレベルが一定時間継続して同一レベルで
あることが要求される。
【0011】しかしながら、このような省電力制御部を
有するディジタル無線装置によれば、広いダイナミック
レンジを要する回路を有して、この回路の入力最小レベ
ル設定による微少レベル変動を消去(以下、単にマスキ
ングと称する)する際、又は、この無線装置を暗騒音
(周囲雑音)レベルの変化する環境下で使用する際に、
ノイズレベルの変動を音声入力、つまりアナログ信号入
力と誤判断してしまい、本来得られるべき省電力制御の
効果が得られなくなってしまうといった問題点があっ
た。
【0012】また、このようなディジタル無線装置によ
れば、判定回路102にてアナログ信号無入力状態であ
ると判定されると、前記無線部103の送信動作を停止
する省電力モードに移行するのであるが、PCM符号化
部101aに再度、アナログ信号が入力されると、再び
初めから送信開始処理を実行しなければならず、頻繁に
省電力モードに移行する頻度が高くなる状況下において
は、送信開始処理動作の回数が増えて省電力という考え
からしても、非常に不効率であるといった問題点があっ
た。
【0013】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、広いダイナミックレ
ンジを要する回路のマスキング時や、暗騒音(周囲雑
音)レベルの変化する環境下でも、本来得られるべき省
電力制御の効果を得ることができると共に、効率的な省
電力を実現することができるディジタル無線装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のディジタル無線装置は、アナログ信号をディ
ジタル信号に変換する変換手段と、このディジタル信号
に変調処理を施して、変調信号を送出する変調手段と、
この変調信号を無線信号として送信する高周波手段とを
有し、設定閾値を記憶する閾値記憶手段と、この設定閾
値とディジタル信号のレベルとを比較し、この比較結果
に基づいてアナログ信号無入力状態であるか否か判定す
る判定手段と、アナログ信号無入力状態であると判定さ
れると、現在のディジタル信号のレベルを暗騒音レベル
として検出すると共に、この暗騒音レベルに基づいて前
記設定閾値を変更する暗騒音レベル検出手段と、アナロ
グ信号無入力状態であると判定されると、少なくとも前
記変調手段及び高周波手段のどちらか一方から順に電力
供給を停止する制御手段とを有するものである。
【0015】従って、本発明のディジタル無線装置によ
れば、アナログ信号無入力状態であると判定されると、
音声等の入力信号であるアナログ信号を変換したディジ
タル信号から現段階の暗騒音レベルを検出し、この暗騒
音レベルに基づいて設定閾値を変更し、この設定閾値と
ディジタル信号のレベルとを比較し、ディジタル信号の
レベルが設定閾値以下であると判定された場合には、完
全なるアナログ信号無入力状態と判定するようにしたの
で、広いダイナミックレンジを要する回路のマスキング
時や、暗騒音(周囲雑音)レベルの変化する環境下で
も、確実にアナログ信号無入力状態であることを識別す
ることにより、本来得られるべき省電力制御の効果を確
実に得ることができる。
【0016】また、本発明のディジタル無線装置によれ
ば、アナログ信号無入力状態であると判定されると、変
調手段又は高周波手段のどちらか一方から順に電力供給
を停止するようにした、つまり、これら変調手段への電
力供給及び高周波手段への電力供給を段階的に停止する
ようにしたので、頻繁に省電力制御に移行する頻度が高
くなる状況下においても、効率的な省電力制御を実現す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明における請求項1記載のデ
ィジタル無線装置は、アナログ信号をディジタル信号に
変換する変換手段と、このディジタル信号に変調処理を
施して、変調信号を送出する変調手段と、この変調信号
を無線信号として送信する高周波手段とを有し、設定閾
値を記憶する閾値記憶手段と、この設定閾値とディジタ
ル信号のレベルとを比較し、この比較結果に基づいてア
ナログ信号無入力状態であるか否かを判定する判定手段
と、アナログ信号無入力状態であると判定されると、現
在のディジタル信号のレベルを暗騒音レベルとして検出
すると共に、この暗騒音レベルに基づいて前記設定閾値
を変更する暗騒音レベル検出手段と、設定閾値変更後に
アナログ信号無入力状態であると判定されると、少なく
とも前記変調手段及び高周波手段のどちらか一方から順
に電力供給を停止する制御手段とを有するものである。
【0018】前記変換手段は、音声等のアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路である。
【0019】前記変調手段は、ディジタル信号に変調処
理を施して、変調信号を送出する変調回路である。
【0020】前記高周波手段は、変調信号を無線信号で
ある高周波信号として送信する高周波回路である。
【0021】前記判定手段は、設定閾値とディジタル信
号のレベルとを比較し、この比較結果に基づいてアナロ
グ信号無入力状態であるか否かを判定するものであり、
現在のディジタル信号のレベルが設定閾値以下の場合に
はアナログ信号無入力状態であると判定し、現在のディ
ジタル信号のレベルが設定閾値よりも高い場合にはアナ
ログ信号入力状態であると判定する判定回路である。
尚、判定回路には、前記設定閾値を記憶する閾値記憶手
段を有するものである。
【0022】また、前記暗騒音レベル検出手段は、アナ
ログ信号無入力状態であると判定されると、現在のディ
ジタル信号のレベルを暗騒音レベルとして検出し、この
暗騒音レベルに基づいて、現状に適した設定閾値を変更
する暗騒音レベル検出回路である。
【0023】前記制御手段は、設定閾値変更後にアナロ
グ信号無入力状態であると判定されると、少なくとも前
記変調手段、高周波手段のどちらか一方から順に電力供
給を停止する制御回路であり、例えば変調手段への電力
供給を停止してから、高周波手段への電力供給を停止す
るといった具合に段階的に電力供給停止を実行するもの
である。
【0024】尚、変調手段及び高周波手段への電力供給
停止のタイミングは、任意設定可能であるが、変調手段
への電力供給停止後に、なおもアナログ信号無入力状態
が所定時間継続した場合には高周波手段への電力供給を
停止するようなタイミングに設定するのが望ましい。
【0025】従って、上記請求項1記載のディジタル無
線装置によれば、アナログ信号無入力状態であると判定
されると、音声等の入力信号であるアナログ信号を変換
したディジタル信号から現在の暗騒音レベルを検出し、
この暗騒音レベルに基づいて設定閾値を変更し、この設
定閾値とディジタル信号のレベルとを比較し、ディジタ
ル信号のレベルが設定閾値以下であると判定された場合
には、完全なるアナログ信号無入力状態と判定するよう
にしたので、広いダイナミックレンジを要する回路のマ
スキング時や、暗騒音(周囲雑音)レベルの変化する環
境下でも、アナログ信号無入力状態であることを確実に
識別することにより、本来得られるべき省電力制御の効
果を確実に得ることができる。
【0026】また、上記請求項1記載のディジタル無線
装置によれば、アナログ信号無入力状態であると判定さ
れると、変調手段又は高周波手段のどちらか一方から順
に電力供給を停止するようにした、つまり、これら変調
手段への電力供給停止、高周波手段への電力供給停止を
段階的に実行するようにしたので、頻繁に省電力制御に
移行する頻度が高くなる状況下においても、効率的な省
電力制御を実現することができる。
【0027】また、本発明における請求項2記載のディ
ジタル無線装置は、請求項1記載のディジタル無線装置
の構成に加えて、前記制御手段は、アナログ信号無入力
状態であると判定されると、前記高周波手段による無線
信号の送信動作を制御すると共に、この高周波手段にて
現在の制御内容を含む無線信号を送信するものである。
【0028】この無線信号に含まれる現在の制御内容と
は、このディジタル無線装置の制御状況、例えば変調手
段への電力供給を停止しているとか、高周波手段への電
力供給を停止しているといった内容である。
【0029】従って、上記請求項2記載のディジタル無
線装置によれば、アナログ信号無入力状態であると判定
されると、高周波手段にて送信される無線信号に現在の
制御内容を載せて、通信相手であるディジタル無線装置
に通知するようにしたので、受信側でも通信相手である
送信側の無線装置における現在の制御内容を把握するこ
とができる。
【0030】尚、通信相手への制御内容通知は、受信側
で音声や表示等で行うようにすれば良く、例えば受信側
にミュート回路を設け、制御内容の代わりに音声ミュー
トをかけることにより通信相手に送信側の制御内容を通
知したり、又は受信側に表示器を設け、制御内容を表示
回路に表示させることにより通信相手に送信側の制御内
容を通知するようにしても良い。
【0031】また、本発明における請求項3記載のディ
ジタル無線装置は、請求項1記載のディジタル無線装置
の構成に加えて、前記変換手段のディジタル信号を一時
記憶する一時記憶手段を有し、前記制御手段は、前記変
調手段又は高周波手段への電力供給停止中に、前記判定
回路にてアナログ信号入力状態であると判定されると、
前記変換手段にて変換中のディジタル信号を一時記憶手
段に記憶させると共に、一時記憶手段に記憶されたディ
ジタル信号を、電力供給停止解除後に変調手段に送出さ
せるものである。
【0032】前記一時記憶手段は、前記制御手段にメモ
リ制御されるバッファメモリである。
【0033】従って、上記請求項3記載のディジタル無
線装置によれば、電力供給停止中にアナログ信号入力状
態であると判定されると、電力供給停止を解除するので
あるが、この電力供給が解除されるまでに入力されるデ
ィジタル信号を失うことなく、このディジタル信号を一
時記憶手段に記憶するようにしたので、省電力制御によ
って通信会話が途中でとぎれるような事態を確実に防止
することができる。
【0034】また、本発明における請求項4記載のディ
ジタル無線装置は、請求項1記載のディジタル無線装置
の構成に加えて、前記制御手段は、前記判定回路にてア
ナログ信号無入力状態であると判定されると、前記変換
手段、変調手段、高周波手段、閾値記憶手段、判定手
段、暗騒音レベル検出手段及び制御手段への電力供給を
停止するものである。
【0035】従って、上記請求項4記載のディジタル無
線装置によれば、アナログ信号無入力状態であると判定
されると、前記変換手段、変調手段、高周波手段、閾値
記憶手段、判定手段、暗騒音レベル検出手段及び制御手
段への電力供給を停止するようにしたので、例えばディ
ジタル無線装置の電源スイッチの切り忘れ等による無駄
な電力消費を確実に防止することができる。
【0036】尚、請求項4記載のディジタル無線装置に
よれば、アナログ信号無入力状態であると判定される
と、前記変換手段、変調手段、高周波手段、閾値記憶手
段、判定手段、暗騒音レベル検出手段及び制御手段への
電力供給を停止するようにしたが、制御手段以外の手段
の電力供給停止後に所定タイミングで制御手段への電力
供給を停止するようにしても良い。
【0037】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態
を示すディジタル無線装置について説明する。
【0038】(第1の実施の形態)図1は本発明におけ
る第1の実施の形態を示すディジタル無線装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0039】図1においてディジタル無線装置は、音声
等のアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変
換回路1と、このディジタル信号に変調処理を施す変調
回路2と、送信アンテナ4を介して、この変調信号を高
周波信号として送信する高周波回路3と、前記A/D変
換回路1のディジタル信号のレベルに基づいて暗騒音
(周囲雑音)レベルを検出し、この暗騒音レベルに基づ
いて、後述する現状に適した設定閾値に変更する暗騒音
レベル検出回路11と、前記A/D変換回路1のディジ
タル信号のレベルと前記設定閾値とを比較し、この比較
結果に基づいてアナログ信号無入力状態であるか否かを
判定する判定回路12と、このディジタル無線装置全体
を制御する制御回路13とを有している。
【0040】また、前記暗騒音レベル検出回路11に
は、電源(Vcc)からの電力供給をON/OFFする
第1スイッチSW1と、前記A/D変換回路1からのデ
ィジタル信号供給をON/OFFする第2スイッチSW
2と有している。
【0041】前記変調回路2には、電源(Vcc)から
の電力供給をON/OFFする第3スイッチSW3と、
高周波回路3への変調信号供給をON/OFFする第4
スイッチSW4とを有している。
【0042】前記高周波回路3には、電源(Vcc)か
らの電力供給をON/OFFする第5スイッチSW5を
有している。
【0043】前記制御回路13は、前記判定回路12か
らのモード制御信号S2に応じて、これら第1スイッチ
SW1、第2スイッチSW2、第3スイッチSW3、第
4スイッチSW4及び第5スイッチSW5のON/OF
F動作を制御するものである。
【0044】次に第1の実施の形態におけるディジタル
無線装置における省電力制御部の動作について説明す
る。
【0045】この省電力制御部とは、前述したようにデ
ィジタル無線装置における送信中の無駄な電力消費を低
減する機能である。
【0046】前記判定回路12は、A/D変換回路1の
ディジタル信号のレベルと、予め設定された設定閾値と
を比較し、ディジタル信号のレベルが設定閾値以下とな
ると、図示せぬ内部のカウンタのカウント動作を開始す
る。尚、この判定回路12のカウンタは、起動開始後に
おけるディジタル信号の入力データ数をカウントするも
のである。
【0047】この判定回路12は、カウンタのカウント
数に基づいて、A/D変換回路1より出力されるディジ
タル信号のレベルが設定閾値以下の状態、つまりアナロ
グ信号無入力状態が一定時間継続したと判定すると、前
記暗騒音レベル検出回路11を起動させるモード制御信
号S2を制御回路13に供給する。
【0048】制御回路13は、この暗騒音レベル検出回
路11を起動させるモード制御信号S2に基づいて、前
記第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2をONさ
せる第1制御信号M1を、第1スイッチSW1及び第2
スイッチSW2に供給する。
【0049】第1スイッチSW1は、第1制御信号M1
に応じてON動作することにより、暗騒音レベル検出回
路11と電源Vccとを接続して、暗騒音レベル検出回
路11への電力供給を開始する。第2スイッチSW2
は、第1制御信号M1に応じてON動作することによ
り、暗騒音レベル検出回路11にA/D変換回路1から
のディジタル信号を供給する。
【0050】前記暗騒音レベル検出回路11は、前記第
1スイッチSW1及び第2スイッチSW2がON動作す
ることにより、その起動動作を開始する。
【0051】この暗騒音レベル検出回路11は、起動動
作を開始して、A/D変換回路1の出力であるディジタ
ル信号のレベルが同一レベルであることを所定時間継続
して検出すると、このディジタル信号のレベルを、現状
に適した新たな閾値S1として判定回路12に供給す
る。
【0052】判定回路12は、この新たな設定閾値に記
憶更新すると、前記カウンタのカウント数をリセット
し、この新たな設定閾値と、現在のディジタル信号のレ
ベルとを比較して、なおも現在のディジタル信号のレベ
ルが設定閾値以下の状態、つまりアナログ信号無入力状
態であると判定された場合にはカウンタの再カウント動
作を開始する。
【0053】この判定回路12は、カウンタのカウント
数に基づいてA/D変換回路1より出力されるディジタ
ル信号のレベルが設定閾値以下の状態、つまりアナログ
信号無入力状態が一定時間継続したと判定すると、前記
変調回路2の電力供給を停止させるモード制御信号S2
を制御回路13に供給する。
【0054】制御回路13は、変調回路2の電力供給を
停止させるモード制御信号S2に応じて、第3スイッチ
SW3及び第4スイッチSW4をOFFさせる第2制御
信号M2を第3スイッチSW3及び第4スイッチSW4
に供給する。
【0055】第3スイッチSW3は、第2制御信号M2
に応じてOFF動作することにより、変調回路2と電源
Vccとの接続を切断して、変調回路2への電力供給を
停止する。第4スイッチSW4は、第2制御信号M2に
応じてOFF動作することにより、変調回路2と高周波
回路3との接続を切断する。
【0056】つまり、このディジタル無線装置は、変調
回路2の動作を停止させることにより、高周波回路3か
ら無変調状態のキャリアを送信するサスペンドモードに
なる。
【0057】前記判定回路12は、変調回路2の電力供
給を停止させるモード制御信号S2を出力後に、前記カ
ウンタのカウント数をリセットし、前記記憶更新された
設定閾値と、現在のディジタル信号のレベルとを比較し
て、なおも現在のディジタル信号のレベルが設定閾値以
下の状態、つまりアナログ信号無入力状態であると判定
された場合にはカウンタの再カウント動作を開始する。
【0058】この判定回路12は、カウンタのカウント
数に基づいて、A/D変換回路1より出力されるディジ
タル信号のレベルが設定閾値以下の状態、つまりアナロ
グ信号無入力状態が一定時間継続したと判定されると、
高周波回路3の電力供給を停止させるモード制御信号S
2を制御回路13に供給する。
【0059】制御回路13は、高周波回路3の電力供給
を停止させるモード制御信号S2に応じて、第5スイッ
チSW5をOFFさせる第3制御信号M3を第5スイッ
チSW5に供給する。この第5スイッチSW5は、第3
制御信号M3に応じてOFF動作をすることにより、高
周波回路3と電源Vccとの接続を切断して、高周波回
路3への電力供給を停止する。
【0060】つまり、このディジタル無線装置は、高周
波回路3の動作を停止させることにより、無送信状態の
スリープモードとなる。
【0061】このように省電力モードとしては、変調回
路2への電力供給を停止させるサスペンドモードと、変
調回路2及び高周波回路3への電力供給を停止させるス
リープモードといったように段階的に電力供給を停止す
ることにより、ディジタル無線装置における送信中の無
駄な電力消費を最小限に抑えることができる。
【0062】また、前記判定回路13は、この省電力モ
ード中に、A/D変換回路1からのディジタル信号のレ
ベルが設定閾値よりも高くなった場合には、省電力モー
ドを解除するためのモード制御信号S2を制御回路13
に供給する。
【0063】制御回路13は、省電力モードを解除する
ためのモード制御信号S2に応じて、サスペンドモード
又はスリープモードを解除する第2制御信号M2又は第
3制御信号M3を、第3、第4スイッチSW3,SW4
及び第5スイッチSW5に供給する。これら第3、第4
及び第5スイッチSW3,SW4,SW5は、ON動作
することにより、変調回路2及び高周波回路3への電力
供給を開始する。
【0064】次に制御回路13は、暗騒音レベル検出回
路11への電力供給を停止させる第1制御信号M1を第
1及び第2スイッチSW1,SW2に供給する。これら
第1及び第2スイッチSW1,SW2は、OFF動作す
ることにより、暗騒音レベル検出回路11への電力供給
を停止する。
【0065】つまり、このディジタル無線装置は、変調
回路2及び高周波回路3への電力供給を開始すると共
に、暗騒音レベル検出回路11への電力供給を停止する
ことにより、省電力モードを解除して、通常の通信モー
ドに戻ったことになる。
【0066】従って、上記第1の実施の形態を示すディ
ジタル無線装置によれば、アナログ信号無入力状態であ
ると判定されると、現在変換中のディジタル信号から暗
騒音レベルを検出し、この暗騒音レベルに基づいて設定
閾値を変更し、この設定閾値とディジタル信号のレベル
とを比較し、ディジタル信号のレベルが設定閾値以下で
あると判定された場合には、完全なるアナログ信号無入
力状態であると判定するようにしたので、広いダイナミ
ックレンジを要する回路のマスキング時や、暗騒音(周
囲雑音)レベルの変化する環境下でも、アナログ信号無
入力状態であることを確実に識別することにより、本来
得られるべき省電力制御の効果を確実に得ることができ
る。
【0067】また、上記第1の実施の形態を示すディジ
タル無線装置によれば、アナログ信号無入力状態である
と判定されると、この無入力状態の継続時間が所定時間
に達すると、変調回路2への電力供給を停止するサスペ
ンドモードに移行し、さらに無入力状態の継続時間が所
定時間経過後に、高周波回路3への電力供給を停止する
スリープモードに移行するようにした、つまり、これら
変調回路2への電力供給停止、高周波回路3への電力供
給停止を段階的に実行するようにしたので、頻繁に省電
力制御に移行する頻度が高くなる状況下においても、効
率的な省電力制御を実現することができる。
【0068】(第2の実施の形態)では、次に第2の実
施の形態を示すディジタル無線装置について説明する。
図2は第2の実施の形態を示すディジタル無線装置の概
略構成を示すブロック図、図3は第2の実施の形態を示
すディジタル無線装置からの高周波信号を受信する受信
用ディジタル無線装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0069】図2に示すディジタル無線装置は、高周波
回路2と送信アンテナ4との接続をON/OFFする第
6スイッチSW6を有している。尚、他の構成について
は、前記第1の実施の形態と略同様であるから、第1の
実施の形態と同一構成部分には同一符号を付し、その重
複する説明については省略する。
【0070】前記第6スイッチSW6は、前記制御回路
13からの第4制御信号M4に応じてON/OFF制御
されるものである。
【0071】図3に示す受信用ディジタル無線装置は、
送信用ディジタル無線装置からの高周波信号を受信する
受信アンテナ207と、受信した高周波信号をベースバ
ンド信号として出力する高周波回路201と、このベー
スバンド信号を復調して復調信号を出力する復調回路2
02と、復調信号であるディジタル信号をアナログ信号
に変換するD/A変換回路203と、様々な情報を表示
する表示回路206と、音声ミュートをかけるミュート
回路205と、この受信用ディジタル無線装置全体を制
御する送信モード判定回路204とを有している。
【0072】前記D/A変換回路203には、復調回路
202又はミュート回路205とを切換接続するミュー
ティングスイッチSW201を有している。
【0073】前記送信モード判定回路204は、前記高
周波回路201からのベースバンド信号に基づいて、ミ
ューティングスイッチSW201を切換接続すると共
に、表示データを表示回路206に表示出力させるもの
である。
【0074】次に、第2の実施の形態を示すディジタル
無線装置の動作について説明する。
【0075】送信用ディジタル無線装置の制御回路13
は、サスペンドモードに移行すると、一定周期で第6ス
イッチSWをON/OFFさせるための第4制御信号M
4を第6スイッチSW6に供給する。これにより、この
送信用ディジタル無線装置は、無変調キャリアの送信/
送信停止をある一定周期で繰り返すことにより、一定周
期の変動を有する高周波信号を送信する。
【0076】そこで、この送信用ディジタル無線装置か
ら一定周期の変動を有する高周波信号を受信する受信用
ディジタル無線装置としては、受信アンテナ207を介
して一定周期の変動を有する高周波信号を受信すると、
送信モード判定回路204にて高周波回路201より出
力されるRSSI信号の一定周期の変動を検出する。
【0077】この送信モード判定回路204は、この一
定周期の変動を一定時間継続して検出すると、前記送信
用ディジタル無線装置側がサスペンドモード中であると
判断して、このサスペンドモード状態であることを示す
表示制御信号M202を表示回路206に供給すると共
に、前記ミューティングスイッチSW201にミュート
制御信号M201を供給する。このミューティングスイ
ッチSW201は、ミュート制御信号M201に応じ
て、復調回路202とD/A変換回路203との接続を
切断して、D/A変換回路203とミュート回路205
とを接続することにより、ミュート状態のディジタル信
号をD/A変換回路203に供給する。
【0078】従って、上記第2の実施の形態を示すディ
ジタル無線装置のシステムによれば、送信用ディジタル
無線装置側がサスペンドモード中になると、ON/OF
F動作を繰り返して一定周期の変動を有する高周波信号
を送信して、受信用ディジタル無線装置側が一定周期の
変動を有する高周波信号を受信すると、送信用ディジタ
ル無線装置側がサスペンドモード中であることを表示回
路206に表示させると共に、ミュート回路205にて
音声ミュートをかけるようにしたので、受信用ディジタ
ル無線装置側のユーザーは、送信用ディジタル無線装置
がサスペンドモード中であることを認識することができ
る。
【0079】尚、第2の実施の形態によれば、受信用デ
ィジタル無線装置の高周波回路201からのRSSI信
号に基づいて一定周期の変動を検出するようにしたが、
その他の受信レベル検出信号に基づいて一定周期の変動
を検出するようにしても良い。
【0080】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を示すディジタル無線装置について説明する。図4は
第3の実施の形態を示すディジタル無線装置の概略構成
を示すブロック図である。
【0081】図4においてディジタル無線装置は、A/
D変換回路1と変調回路2との間にA/D変換回路1か
らのディジタル信号を一時記憶するバッファメモリ14
を設けるようにした。尚、他の構成については、前記第
1の実施の形態と略同様であるから、第1の実施の形態
と同一構成部分には同一符号を付し、その重複する説明
については省略する。
【0082】前記A/D変換回路1と変調回路2との間
には、第8スイッチSW8と第9スイッチSW9とが設
けてあり、第8スイッチSW8は、前記A/D変換回路
1とバッファメモリ14とを切換接続するスイッチであ
り、第9スイッチSW9は、前記変調回路2とバッファ
メモリ14とを切換接続するスイッチである。
【0083】また、前記バッファメモリ14には、この
バッファメモリ14への電力供給をON/OFFする第
7スイッチSW7が設けてある。
【0084】前記制御回路13は、第7、第8及び第9
スイッチSW7,SW8,SW9を切換制御するもので
ある。
【0085】次に第3の実施の形態を示すディジタル無
線装置の動作について説明する。
【0086】例えば、このディジタル無線装置が、省電
力モード中にA/D変換回路1より出力されるディジタ
ル信号のレベルが設定閾値よりも高くなって、アナログ
信号入力状態であると判定されたものとする。
【0087】前記判定回路12は、省電力モード中にA
/D変換回路1より出力されるディジタル信号のレベル
が設定閾値よりも高くなると、この省電力モードを解除
するためのモード制御信号S2を前記制御回路13に供
給する。この制御回路13は、第7、第8及び第9スイ
ッチSW7,SW8,SW9を制御する第5制御信号M
5を第7、第8及び第9スイッチSW7,SW8,SW
9に供給する。
【0088】第7スイッチSW7は、第5制御信号M5
に応じてON動作することにより、バッファメモリ14
と電源Vccとを接続して、バッファメモリ14への電
力供給を開始する。第8スイッチSW8は、第5制御信
号M5に応じてA/D変換回路1とバッファメモリ14
とを接続する。第9スイッチSW9は、第5制御信号M
5に応じて変調回路2とバッファメモリ14とを接続す
る。
【0089】このバッファメモリ14は、第8スイッチ
SW8を介してA/D変換回路1からのディジタル信号
を一時記憶する。
【0090】さらに、前記制御回路13は、前述したよ
うにスリープモード又はサスペンドモードを解除するこ
とにより、変調回路2及び高周波回路3への電力供給を
開始する。
【0091】この制御回路13は、変調回路2及び高周
波回路3への電力供給を開始すると、バッファメモリ1
4に一時記憶中のディジタル信号を変調回路2に供給す
ると共に、バッファメモリ14内に一時記憶中の全ての
ディジタル信号が変調回路2に供給し終えると、第5制
御信号M5を前記第7、第8及び第9スイッチSW7,
SW8,SW9に供給する。
【0092】第7スイッチSW7は、第5制御信号M5
に応じてOFF動作することにより、バッファメモリ1
4への電力供給を停止する。第8スイッチSW8及び第
9スイッチSW9は、第5制御信号M5に応じてバッフ
ァメモリ14との接続を切断して、A/D変換回路1と
変調回路2とを接続する。
【0093】そして、前述したように制御回路13は、
第1制御信号M1に応じて暗騒音レベル検出回路11へ
の電力供給動作を停止することにより、省電力モードを
解除する。
【0094】従って、第3の実施の形態を示すディジタ
ル無線装置によれば、省電力モード中に設定閾値よりも
ディジタル信号のレベルが高くなると、省電力モードを
解除するのであるが、前記変調回路2及び高周波回路3
への電力供給が完了するまで入力されるディジタル信号
を失うことなく、バッファメモリ14にディジタル信号
を一時記憶するようにしたので、省電力制御によって送
信中の会話が途中でとぎれるような事態を確実に防止す
ることができる。
【0095】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態を示すディジタル無線装置について説明する。図5
は第4の実施の形態を示すディジタル無線装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0096】図5においてディジタル無線装置は、前記
A/D変換回路1、変調回路2、高周波回路3、暗騒音
レベル検出回路11、判定回路12及び制御回路13へ
の電力供給を実行する一つの電源部10を有している。
尚、他の構成については、前記第1の実施の形態と略同
様であるから、第1の実施の形態と同一構成部分には同
一符号を付し、その重複する説明については省略する。
【0097】前記電源部10は、前記制御回路13とは
常に通電状態にあるが、前記A/D変換回路1、変調回
路2、高周波回路3、暗騒音レベル検出回路11及び判
定回路12のそれぞれについては第10スイッチSW1
0を介して接続されている。
【0098】また、制御回路13には、制御回路13以
外の全回路への電力供給を停止するまでに要する時間以
上の時間を設定するタイマー回路を有しており、このタ
イマーの設定時間経過後に電源部100との通電状態を
停止する。
【0099】次に第4の実施の形態を示すディジタル無
線装置の動作について説明する。
【0100】例えばディジタル無線装置は、高周波回路
3への電力供給を停止した状態のスリープモードまで移
行したものとする。
【0101】前記判定回路12は、スリープモードに移
行するためのモード制御信号S2を制御回路13に供給
した後、再びカウンタのカウント数をリセットする。ま
た、制御回路13は、モード制御信号S2に応じてスリ
ープモードを設定する。
【0102】さらに判定回路12は、A/D変換回路1
から出力されるディジタル信号のレベルが閾値以下の状
態、つまりアナログ信号無入力状態が一定時間継続した
と判定されると、制御回路13以外の全回路の動作を停
止させるためのモード制御信号S2を制御回路13に供
給する。
【0103】この制御回路13は、制御回路13以外の
全回路の動作を停止させるためのモード制御信号S2に
応じて、タイマー回路をスタートすると共に、制御回路
13以外の全回路への電力供給を停止する第6制御信号
M6を第10スイッチSW10に供給する。
【0104】この第10スイッチSW10は、第6制御
信号M6に応じて電源部100との接続をOFFとする
ことにより、制御回路13以外の全回路への電力供給を
停止する。また、制御回路13自身も、タイマー回路に
よる設定時間経過後に電源部100からの電力供給を停
止する。
【0105】これにより、ディジタル無線装置は、全て
の回路への電力供給を停止したシャットダウンモードに
なる。
【0106】従って、上記第4の実施の形態を示すディ
ジタル無線装置によれば、スリープモード設定後に、さ
らにディジタル信号のレベルが閾値以下の状態、つまり
アナログ信号無入力状態が一定時間継続したと判定され
ると、電源スイッチの切り忘れ等の放置状態と判定し
て、前記A/D変換回路1、変調回路2、高周波回路
3、判定回路12、暗騒音レベル検出回路11及び制御
回路13への電力供給を停止するようにしたので、例え
ばディジタル無線装置の電源スイッチの切り忘れ等によ
る無駄な電力消費を確実に防止することができる。
【0107】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のディジ
タル無線装置によれば、広いダイナミックレンジを要す
る回路のマスキング時や、暗騒音(周囲雑音)レベルの
変化する環境下でも、アナログ信号無入力状態であるこ
とを確実に識別することにより、本来得られるべき省電
力制御の効果を確実に得ることができる。
【0108】また、本発明のディジタル無線装置によれ
ば、頻繁に省電力制御に移行する頻度が高くなる状況下
においても、効率的な省電力制御を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すディジタル無
線装置内部の概略構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すディジタル無
線装置内部の概略構成を示すブロック図
【図3】第2の実施の形態を示すディジタル無線装置か
らの高周波信号を受信する受信用ディジタル無線装置内
部の概略構成を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施の形態を示すディジタル無
線装置内部の概略構成を示すブロック図
【図5】本発明の第4の実施の形態を示すディジタル無
線装置内部の概略構成を示すブロック図
【図6】従来技術におけるディジタル無線装置内部の概
略構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 A/D変換回路(変換手段) 2 変調回路(変調手段) 3 高調波回路(高調波手段) 11 暗騒音レベル検出回路(暗騒音レベル検出手段) 12 判定回路(判定手段) 13 制御回路(制御手段) 14 バッファメモリ(一時記憶手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をディジタル信号に変換す
    る変換手段と、このディジタル信号に変調処理を施し
    て、変調信号を送出する変調手段と、この変調信号を無
    線信号として送信する高周波手段とを有し、 設定閾値を記憶する閾値記憶手段と、 この設定閾値とディジタル信号のレベルとを比較し、こ
    の比較結果に基づいてアナログ信号無入力状態であるか
    否かを判定する判定手段と、 アナログ信号無入力状態であると判定されると、現在の
    ディジタル信号のレベルを暗騒音レベルとして検出する
    と共に、この暗騒音レベルに基づいて前記設定閾値を変
    更する暗騒音レベル検出手段と、 設定閾値変更後にアナログ信号無入力状態であると判定
    されると、少なくとも前記変調手段及び高周波手段のど
    ちらか一方から順に電力供給を停止する制御手段とを有
    することを特徴とするディジタル無線装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、アナログ信号無入力状
    態であると判定されると、前記高周波手段による無線信
    号の送信動作を制御すると共に、この高周波手段にて現
    在の制御内容を含む無線信号を送信することを特徴とす
    る請求項1記載のディジタル無線装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段のディジタル信号を一時記
    憶する一時記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記変調手段又は高周波手段への電力
    供給停止中に、前記判定回路にてアナログ信号入力状態
    であると判定されると、前記変換手段にて変換中のディ
    ジタル信号を一時記憶手段に記憶させると共に、 一時記憶手段に記憶されたディジタル信号を、電力供給
    停止解除後に変調手段に送出させることを特徴とする請
    求項1記載のディジタル無線装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記判定回路にてアナ
    ログ信号無入力状態であると判定されると、前記変換手
    段、変調手段、高周波手段、閾値記憶手段、判定手段、
    暗騒音レベル検出手段及び制御手段への電力供給を停止
    することを特徴とする請求項1記載のディジタル無線装
    置。
JP21694396A 1996-07-31 1996-07-31 ディジタル無線装置 Pending JPH1051400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21694396A JPH1051400A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 ディジタル無線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21694396A JPH1051400A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 ディジタル無線装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1051400A true JPH1051400A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16696370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21694396A Pending JPH1051400A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 ディジタル無線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1051400A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238227A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kyocera Corp 回路制御装置
JP2014131219A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Fujitsu Ltd 送信信号電力制御装置及び通信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238227A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kyocera Corp 回路制御装置
JP2011087304A (ja) * 2005-02-25 2011-04-28 Kyocera Corp 回路制御装置
JP2014131219A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Fujitsu Ltd 送信信号電力制御装置及び通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1256225A (en) Computer-controlled cordless telephone
US7912517B2 (en) Power saving method for mobile communication terminal
US20050075069A1 (en) Mobile telephone and operation control method therefor
US5493698A (en) Radio apparatus for simulataneously transmitting and receiving signals using a simple frequency
JPH1051400A (ja) ディジタル無線装置
US5587706A (en) Method and apparatus for power off control of a selective call radio
JPH09321853A (ja) 携帯電話装置
US9119161B2 (en) Method for controlling power in wireless telephone set
JP2655548B2 (ja) 移動無線装置
JP3080884B2 (ja) 無線選択呼出受信機
JPH0767181A (ja) 移動無線通信装置
US20020055363A1 (en) Cellular phone and method of operating cellular phone
JP2002033791A (ja) 移動電話機およびプログラム
JPH06152493A (ja) コードレスボタン電話システム
JP3220923B2 (ja) コードレス電話機
KR100248217B1 (ko) 배터리 절약 기능을 갖춘 이동단말기
KR100269344B1 (ko) 무선휴대용단말기의전류공급제어방법
KR200180260Y1 (ko) 오디오 데이터의 재생기능을 포함하는 무선통신 단말기
JP3036290U (ja) 通信用携帯端末の着信通知システム
JPH0774668A (ja) 無線電話装置
JP3060974B2 (ja) 割込通信制御装置
JP3266495B2 (ja) 携帯電話の着信通知判定方式
JPH09261709A (ja) 携帯無線呼出機のバッテリーセービング方式
KR100574670B1 (ko) 무선전화기의 휴대장치 배터리의 절약장치 및 그 방법
JPH1198097A (ja) 無線通信装置