JPH10510308A - ジアシルペルオキシドの粒子を含む自動食器洗浄組成物 - Google Patents

ジアシルペルオキシドの粒子を含む自動食器洗浄組成物

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JPH10510308A JP8517726A JP51772696A JPH10510308A JP H10510308 A JPH10510308 A JP H10510308A JP 8517726 A JP8517726 A JP 8517726A JP 51772696 A JP51772696 A JP 51772696A JP H10510308 A JPH10510308 A JP H10510308A
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Abstract

(57)【要約】 ジアシルペルオキシド粒子を含んでなる自動食器洗浄用洗剤組成物を開示する。ジアシルペルオキシド粒子は、好ましくはジアシルペルオキシド、およびジアシルペルオキシドが溶解しない安定化添加剤を含むのが好ましい。安定化添加剤は、無機塩、遷移金属キレート化剤、酸化防止剤、結合剤、コーティング剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される。組成物は、様々な温度およびpH条件下でプラスチックから染みを除去するのに有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 ジアシルペルオキシドの粒子を含む自動食器洗浄組成物 技術分野 本発明は、自動食器洗浄用洗剤の分野におけるものである。更に具体的には、 本発明は、洗浄性を高めた、例えばプラスチックに対する汚れ除去を改良した顆 粒状の自動食器洗浄用洗剤に関する。自動食器洗浄組成物は、安定化添加剤を有 するペルオキシドの粒子を形成することによって安定化されたジアシルペルオキ シドを添加することを含んでいる。 発明の背景 家庭または卓上食器類(すなわち、ガラス器、陶器、銀食器、ポットおよび平 鍋、プラスチックなど)の洗浄用に特にデザインされた機械において画一的に食 器洗浄に用いられる自動食器洗浄用洗剤(以後、ADDとする)は、以前から知 られている。70年代の食器洗浄は、界面活性剤科学シリーズ(Surfactant Scie nce Series)の第III 部、第5巻、W.G.Cutler and R.C.Davis監修,Marcel De kker,ニューヨーク,1973年においてMizunoにより概説されており、上記文 献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。食器類をクリーニン グしてそれを清潔な、本質的に汚れがなく、残留物のない状態にしておく特別な 要求により、極めて多数のADD組成物であって、その組成物に関する技術の主 要部が他のクリーニング生成物の技術とは全く異なるものと認められているもの が実際に得られている。 法律や現在の環境上の趨勢を考慮すれば、最新のADD生成物は無機リン酸塩 ビルダーの濃度が低いかまたは実質的に含まずおよび/または濃縮処方物(すな わち、カップ一杯の使用量に対して1/2カップ)であるのが望ましい。不運な ことには、技術用語での非リン酸化ADD生成物は、特にリン酸塩および幾つか の場合には塩素の主要なクレンジング成分を欠いているため、有効性が犠牲にな ることがある。濃縮または圧縮組成物も、同様に処方の問題を示す。 ADDの使用者は、卓上食器類がクリーニングの他に本質的に清潔でありかつ フィルムを形成しないことを期待するようになってきた。実際に、これは、フィ ルム形成成分を用いないことを意味している。処方者は、通常は残渣またはビル ド・アップが生じない十分に可溶性である成分を用いる。また、幾つかの成分は クリーニング、汚れ付着およびフィルム形成の観点では適当であるが、溶解度を 考慮すると、その有用性が減少する。溶解度を考慮することは、全般的溶解度が 従来の(「カップ一杯の」)生成物の溶解度より低い、更に新しい「低使用量」 、「濃縮」ADD組成物では更に一層重要である。 (例えば、水酸化ナトリウム、ケイ酸塩またはメタケイ酸塩を高重量%含んで なる処方によって提供されるような)高アルカリ性および/または高ケイ酸塩濃 度によって廉価なクリーニングを行なうことができると、ADDの処方者によっ て一般に考えられてきた。これらの組成物では、食器洗浄装置および食器、特に 陶器やガラス器に対する生成物腐食性および他の洗剤成分との不適合性に関して 、重大な不都合が生じることがある。したがって、少なくとも幾つかのリン酸塩 を含まないコンパクトなADDでは、高アルカリ度/高ケイ酸塩の使用に頼るこ となく良好なクリーニングの最終結果を得ることが極めて望ましい。 塩素および過酸素漂白剤は、染みおよび/または汚れの除去に有効である。塩 素漂白剤は有効なクリーナーではあるが、他の洗剤成分と適合性でなくおよび/ または追加の処理を要することが多い。一方、過酸素漂白剤は反応性が低いが、 このような漂白剤は温度および/またはpH依存性である。従って、様々な洗浄 液条件で過酸素漂白剤を有効にする活性剤を含む漂白系を開発するため、かなり の量の研究が行なわれてきた。また、通常の塩素漂白剤および過酸素漂白剤、す なわち過ホウ酸塩および過炭酸塩は、プラスチックからの染みの除去に有効性が 認められていない。 もう一つの漂白源は、ジアシルペルオキシド(DAP)である。ジアシルペル オキシドは洗濯およびにきび防止領域で使用する目的で開示されてきたが、それ らはADD領域で用いられたことはなかった。洗濯分野では、ある種のジアシル ペルオキシドは、繊維材料から茶の染みを除去するのに有効であることが認めら れている。しかしながら、食器洗浄に関しては、これらのジアシルペルオキシド は、茶の染みの除去に関しては過ホウ酸塩および過炭酸塩より有効性が低いこと が認められている。また、上記のように、ジアシルペルオキシドの溶解度が洗濯 の分野でも問題であった。 意外なことには、DAPは、プラスチックでのADDの染み除去性能(染料移 りを包含する)を改良することができることを見出した。 本発明により、プラスチック染み除去性能を得るには、水不溶性の形態のDA Pを用いなければならないことも、予想外なことに見出した。 また、意外なことには、水不溶性のジアシルペルオキシドは塩素漂白剤と望ま しくない反応をしないことを見出した。従って、ジアシルペルオキシドは、塩素 漂白剤単独では得られない追加の規模の汚れ除去を提供する。 新規なADDは、プラスチック食器から消費者によって嫌われる茶の染み、フ ルーツジュースおよびカロチノイドなどの多種多様な染みの除去特性を有する。 この組成物は、ガラス器の手入れをよくすること(すなわち、曇りや虹色への変 色の問題の減少)およびケイ酸塩/炭酸塩の付着によるフィルム形成の問題点を 減少するなどの他のクリーニングおよび清浄性の利点を有する。 発明の概要 本発明は、自動食器洗浄用洗剤組成物、特に顆粒または粉末状の自動食器洗浄 用洗剤組成物であって、水溶性ジアシルペルオキシドを組成物の重量で約0.1 %〜約20%含んでなり、上記のジアシルペルオキシドがジアシルペルオキシド 粒子として組成物に添加され、上記粒子が、上記の粒子の重量で、一般式 RC(O)OO(O)CR1 (式中、RおよびR1は、同一でもまたは異なっていてもよく、好ましくは一方 だけが10個の炭素原子より長いヒドロカルビル鎖であり、更に好ましくは少な くとも一方が芳香族核を有する)を有する約1%〜約80%、好ましくは約5% 〜約40%の水不溶性ジアシルペルオキシドと、約0.01%〜約95%、好ま しくは約40%〜約95%の上記のジアシルペルオキシドが溶解しない安定化添 加剤とを含んでなり、上記の安定化添加剤が無機塩、遷移金属キレート化剤、酸 化防止剤、結合剤、コーティング剤、およびそれらの混合物からなる群から選択 されるものを包含する。 水不溶性ジアシルペルオキシドと安定化添加剤とを含んでなるジアシルペルオ キシド粒状物質は、本発明の本質的成分であるが、追加成分、特に漂白剤、ケイ 酸塩、酵素、洗浄力ビルダーおよび/または洗浄力界面活性剤が含まれているの が望ましい態様も提供される。本発明の極めて好ましい態様は、ジベンゾイルペ ルオキシドを含んでいる。 本発明は、汚れた食器のクリーニング法であって、この食器を、pHが約8〜 約13、更に好ましくは約9〜約12であり、ジベンゾイルペルオキシド、ベン ゾイルグルタリルペルオキシド、ベンゾイルスクシニルペルオキシド、ジ−(2 −メチルベンゾイル)ペルオキシド、ジフタロイルペルオキシド、およびそれら の混合物からなる群から選択されるジアシルペルオキシドを少なくとも約0.0 1%〜約8%含んでなる水性媒体と接触させることを含んでなる方法も包含する 。本質的なジアシルペルオキシドは、好ましくは無機塩、結合剤、コーティング 剤および/またはキレート化剤からなる群から選択される安定剤と共に粒状形態 で添加される。 発明の詳細な説明 水不溶性のジアシルペルオキシドを重量で約0.01%〜約20%含んでなり 上記のジアシルペルオキシドが、一般式 RC(O)OO(O)CR1 (式中、RおよびR1は、同一でもまたは異なっていてもよく、好ましくは一方 だけが10個の炭素原子より長いヒドロカルビル鎖であり、更に好ましくは少な くとも一方が芳香族核を有する)を有する水不溶性ジアシルペルオキシドを粒状 物質の重量の約1%〜約80%と、上記のジアシルペルオキシドが溶解しない約 0.01%〜約95%の安定化添加剤とを含んでなる粒状物質として加えられ、 上記の安定化添加剤が無機塩、酸化防止剤、結合剤、コーティング剤、キレート 化剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される自動食器洗剤組成物。 特に好ましい態様は、水不溶性ジアシルペルオキシドとしてジベンゾイルペル オキシドを含む。 「ジアシルペルオキシドが溶解しない」という用語は、本明細書ではジアシル ペルオキシドが粒子処理条件および/またはADD生成物の保存条件下で(複数 の)安定化添加剤に溶解しないジアシルペルオキシドを意味するものと定義され る。 「洗浄溶液」という用語は、本明細書では自動食器洗浄装置で1,000〜6 ,000ppm、好ましくは2,500〜4,500ppmで溶解された生成物 の水溶液を意味するものと定義される。 「水不溶性」という用語は、本明細書では水溶解性が限定されており、すなわ ち1%未満、好ましくは0.5%未満が水に溶解することを意味するものと定義 される。 「安定化添加剤」という用語は、本明細書ではジアシルペルオキシドが他の成 分、特にジアシルペルオキシドが生成物で保存中に可溶性でありかつ反応する成 分と共に分解するのを防止する化合物または化合物類を意味するものと定義され る。ジアシルペルオキシド漂白種 本発明のADD組成物は、一般式 RC(O)OO(O)CR1 (式中、RおよびR1は、同一でもまたは異なっていてもよく、好ましくは一方 だけが10個の炭素原子より長いヒドロカルビル鎖であり、更に好ましくは少な くとも一方が芳香族核を有する)の水不溶性ジアシルペルオキシドを約0.01 %〜約20%、好ましくは約0.1%〜約10%、更に好ましくは約0.2%〜 約2%を含む。 好適なジアシルペルオキシドの冷は、ジベンゾイルペルオキシド、ベンゾイル グルタリルペルオキシド、ベンゾイルスクシニルペルオキシド、ジ−(2−メチ ルベンゾイル)ペルオキシド、ジフタロイルペルオキシド、およびそれらの混合 物、更に好ましくはジベンゾイルペルオキシド、ジフタロイルペルオキシド、お よびそれらの混合物からなる群から選択される。好ましいジアシルペルオキシド は、ジベンゾイルペルオキシドである。 理論によって束縛されるものではないが、ジアシルペルオキシドの分解時に形 成されるフリーラジカルがプラスチックの染みの除去において本質的であると考 えられる。従って、ジアシルペルオキシドは、洗浄条件(すなわち、約100° F〜約160°F)において熱分解して、フリーラジカルを形成するものでなけ ればならない。 粒度も、ADD生成物におけるジアシルペルオキシドの性能に重要な役割を演 じることがある。ジアシルペルオキシドの水との攪拌混合物についてレーザー粒 度分析装置(例えば、Malvern)によって測定した平均粒度は、好ましくは約30 0μm未満であり、更に好ましくは約150μm未満である。水不溶性は、 本発明のジアシルペルオキシドの本質的特徴であるが、粒度は洗浄における残渣 形成を制御するのに重要である。安定化添加剤 必要な保存安定性を提供するには、ジアシルペルオキシドをADD処方と適合 する粒子中で配合することが極めて重要である。形成される粒子は、ジアシルペ ルオキシドが他の成分と相互作用して、経時的に組成物中で分解するのを防止す る。この粒子は、ジアシルペルオキシドを好ましくは無機塩、酸化防止剤、キレ ート化剤、結合剤、コーティング剤、およびそれらの混合物からなる群から選択 される「安定化添加剤」と組合せることによって形成される。この安定化添加剤 は、ジアシルペルオキシドを溶解してはならない。この粒子の安定化添加剤は、 粒子の重量で、約0.1%〜約95%、好ましくは約10%〜約95%、更に好 ましくは約40%〜約95%の安定化添加剤である。 好ましくは安定化添加剤は、100°F以下、好ましくは120°Fの温度で 、組成物の他の成分と混和性でない。特に好ましい態様では、安定化剤は洗浄溶 液に可溶性である。 安定化添加剤として用いられる無機塩としては、アルカリ金属硫酸塩、クエン 酸、ホウ酸、およびそれらの塩、アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、およびケイ酸 塩、およびそれらの混合物が挙げられるが、それらに限定されない。好ましい無 機塩は、硫酸ナトリウムおよびクエン酸であり、それらはアルカリ性でないため 、生成物におけるアルカリ加水分解を防止する。 結合剤およびコーティング剤としては、ある種の水溶性ポリマーであって、ジ アシルペルオキシドが溶解しないもの、ジアシルペルオキシドの溶解を防止する のに十分なエトキシレート基を有するエトキシル化C16〜C20アルコール、脂肪 族性脂肪酸、脂肪族性脂肪アルコール、マルトデキストリン、デキストリン、澱 粉、ゼラチン、融点が100°Fを上回るポリエチレングリコール、ポリビニル ア ルコール、およびソルビトールが挙げられるが、それらに限定されない。ポリマ ーとしては、平均分子量が約1,000〜約10,000のポリアクリレート、 および平均分子量が約2,000〜約80,000でありかつアクリレート対マ レエートまたはフマレートの比率が約30:1〜約1:2のアクリレート/マレ エートまたはアクリレート/フマレートが挙げられる。不飽和のモノ−およびジ カルボキシレートモノマーの混合物を基剤とするこのようなコポリマーの例は、 1982年12月15日に公表された欧州特許出願第66,915号明細書に開 示されており、この特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用 される。他の好適なコポリマーは、米国特許第4,530,766号明細書およ び第5,084,535号明細書に開示されている改質されたポリアクリレート コポリマーであり、これらの特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細 書に引用される。 用いることができる遷移金属キレート化剤は、エチレンジアミン四酢酸のナト リウム、カリウム、リチウム、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、エチレ ンジアミン二コハク酸(特に、S,S−型)、ニトリロ三酢酸、タルトレート一 コハク酸、タルトレート二コハク酸、オキシ二コハク酸、カルボキシメチルオキ シコハク酸、メリット酸、ベンゼンポリカルボン酸ナトリウム塩のようなポリア セテートおよびポリカルボキシレート;ニトリロトリス(メチレンホスホン酸) 、ジエチレントリニトリロペンタキス(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシ エチリデン−1,1−ジホスホン酸、他のホスホン酸キレート化剤(例えば、Mo nsanto製の生成物のDequestライン)、エチレン−N,N′−ビス(o−ヒドロ キシフェニルグリシン)、ジピコリン酸、およびそれらの混合物からなる群から 選択される。 酸化防止剤(ラジカル・トラップ、ラジカル掃去剤またはフリーラジカル抑制 剤)は、好適な安定化添加剤とすることもできる。これらの化合物は、少量で含 まれる場合であっても反応を遅くしたりまたは停止する。本発明において、酸化 防止剤は、ペルオキシド結合の熱分解によって形成されるラジカルを捕捉しまた は掃去するものと考えられる。これにより、ラジカルが更に反応したりまたは別 のラジカルの形成(自己促進分解)を増進することが防止される。この物質は少 量で粒子に用いられるので、これはADDの全般的性能に悪影響を与えるとは思 われない。好適な酸化防止剤としては、クエン酸、リン酸、BHT、BHA、α −トコフェロール、Irganox シリーズC(Ciba Geigy)、Tenox シリーズ(Kodax)、 およびそれらの混合物が挙げられるが、それらに限定されない。 上記のように、上記安定化添加剤の多くは、安定化添加剤として作用すると同 時に、ADD生成物に他の効果(すなわち、pH制御、炭酸塩/ケイ酸塩分散) も提供することができる。従って、これらの成分は、粒状物質とは別個に添加す ることもできる。例えば、本発明の凝集形態は、凝集体を作成するための液体結 合剤として上記したポリアクリレートの水溶液を用いることができる。 形成したジアシルペルオキシド粒子の平均粒度は、好ましくは約400μm〜 約1000μmであり、更に好ましくは約600μm〜約800μmであり、ジ アシルペルオキシド粒子の母集団の1%未満が1180μm(Tyler 14メッシ ュ)を上回り、1%未満が212μm(Tyler 65メッシュ)以下である。本発 明の組成物は、組成物の重量でジアシルペルオキシド粒子約0.1%〜約30% 、好ましくは約1%〜約15%、更に好ましくは約1.5%〜約10%含んでい る。pH−調整コントロール/洗浄力ビルダー成分 組成物は、本発明において、pHが少なくとも7であるので、組成物は、水溶 性のアルカリ性無機塩および水溶性の有機または無機ビルダーから選択されるp H調整用洗浄力ビルダーを含むことができる。本発明の効果を確保するには、ペ ルオキシド漂白成分は、pHが7〜約13、好ましくは約8〜約12、更に好ま しくは約8〜約11.0の洗浄溶液を生成するpH調製成分と少なくとも組み 合わせなければならない。pH調整成分は、ADDが2000〜6000ppm の濃度で水に溶解されているときには、pHが上記範囲に止まるように選択され る。本発明の好ましい非リン酸塩pH調整成分の態様は、 (i) 炭酸またはセスキ炭酸ナトリウム/カリウム、 (ii) クエン酸ナトリウム/カリウム、 (iii) クエン酸、 (iv) 重炭酸ナトリウム/カリウム、 (v) ホウ酸ナトリウム/カリウム、好ましくはホウ砂、 (vi) 水酸化ナトリウム/カリウム、 (vii) ケイ酸ナトリウム/カリウム、および (viii)(i)〜(vii)の混合物 からなる群から選択される。 極めて好ましいpH調整成分系の代表的なものは、顆粒状のクエン酸ナトリウ ム二水和物と無水の炭酸ナトリウムとの二元混合物、および顆粒状のクエン酸ナ トリウム二水和物、炭酸ナトリウムおよび二ケイ酸ナトリウムの三成分混合物で ある。 本発明のADD組成物におけるpH調整成分の量は、一般的には組成物の約0 .9重量%〜約99重量%、好ましくは約5重量%〜約70重量%、更に好まし くは約20重量%〜約60重量%である。 本質的なpH調整系は、当該技術分野で知られているリン酸または非リン酸洗 浄力ビルダーから選択される他の任意の洗浄力ビルダー塩を捕捉することができ (すなわち、硬水での金属イオン封鎖を向上させるため)、これらのビルダー塩 としては各種の水溶性のアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムホ ウ酸塩、ヒドロキシスルホン酸塩、ポリ酢酸塩およびポリカルボン酸塩が挙げら れる。これらの材料のアルカリ金属、特にナトリウム塩が好ましい。別の水溶性 の非リン有機ビルダーをそれらの金属イオン封鎖特性に用いることもできる。ポ リ酢酸塩およびポリカルボン酸塩ビルダーの例は、エチレンジアミン四酢酸のナ トリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、エチ レンジアミン二コハク酸(特に、S,S−型)、ニトリロ三酢酸、タルトレート 一コハク酸、タルトレート二コハク酸、オキシ二コハク酸、カルボキシメチルオ キシコハク酸、メリット酸、ベンゼンポリカルボン酸ナトリウム塩である。 基剤顆粒を形成するのに用いられる洗浄力ビルダーは、当該技術分野で知られ ている洗浄力ビルダーのいずれであることもでき、各種の水溶性のアルカリ金属 、アンモニウムまたは置換アンモニウムリン酸塩、ポリリン酸塩、ホスホン酸塩 、ポリホスホン酸塩、炭酸塩、ホウ酸塩、ポリヒドロキシスルホン酸塩、ポリ酢 酸塩、カルボン酸塩(例えば、クエン酸塩)、アルミノケイ酸塩、およびポリカ ルボン酸塩が挙げられる。上記のアルカリ金属、特にナトリウム塩、およびそれ らの混合物が好ましい。 無機リン酸塩ビルダーの具体例は、トリポリリン酸、ピロリン酸、重合度が約 6〜21の重合性メタリン酸、およびオルトリン酸ナトリウムおよびカリウムで ある。ポリホスホン酸ビルダーの例は、エチレン二ホスホン酸のナトリウムおよ びカリウム塩、エタン1−ヒドロキシ−1,1−二ホスホン酸のナトリウムおよ びカリウム塩、エタン1,1,2−三ホスホン酸のナトリウムおよびカリウム塩 である。他のリンビルダー化合物は、米国特許第3,159,581号、第3, 213,030号、第3,422,021号、第3,422,137号、第3, 400.176号および第3,400,148号明細書に開示されており、上記 特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 非リン酸洗浄力ビルダーとしては、各種の水溶性のアルカリ金属、アンモニウ ムまたは置換アンモニウムホウ酸塩、ヒドロキシスルホン酸塩、ポリ酢酸塩およ びポリカルボン酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。これらの材料のア ルカリ金属、特にナトリウム塩が好ましい。別の水溶性の非リン有機ビルダーを 、それらの金属イオン封鎖特性について用いることもできる。ポリ酢酸塩および ポリカルボン酸塩ビルダーの例は、エチレンジアミン四酢酸のナトリウム、カリ ウム、リチウム、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、エチレンジアミン二 コハク酸(特に、S,S−型)、ニトリロ三酢酸、タルトレート一コハク酸、タ ルトレート二コハク酸、オキシ二コハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、 メリット酸、ベンゼンポリカルボン酸ナトリウム塩である。 一般に、本発明の組成物のpH値は、含まれている水および汚れの結果として 洗浄の経過中に変化することができる。所定の組成物が本明細書に記載のpH値 を有するかどうかを決定する最良の手続きは下記の通りである。すなわち、組成 物の全ての成分を微細に分割した形態で必要量の水と混合してそれらの水溶液ま たは分散液を調製して、3000ppmの総濃度とする。粒子上に溶解を抑制す ることができるコーティングを施してはならない。(第二のpH調整成分の場合 には、これを処方の最初のpH値を決定するときには処方から省かなければなら ない。)通常のガラス電極を用いて周囲温度で、溶液または分散液の形成から約 2分以内にpHを測定する。この手続きはpH測定に関するものであり、ADD 組成物をどのようなやり方でも制限するものと解釈されることを意図するもので はないことは明らかであり、例えば、本発明のADD組成物の完全に処方された 態様は、他の成分に対するコーティングとして適用される各種の成分を含むこと ができることは明らかであろう。他の任意の漂白剤 本発明のADD組成物はまた、好ましくは追加量の他の漂白源を含むことがで きる。 例えば、酸素漂白剤は、ADDの重量で利用可能な酸素(AvO)を0.01 %〜約8%、好ましくは約0.1%〜約5.0%、更に好ましくは約0.3%〜 約4.0%、最も好ましくは約0.8%〜約3%提供するのに十分な量で用いる ことができる。 ADDまたは漂白剤成分の利用可能な酸素は、%酸素として表されるその当量 漂白酸素含量である。例えば、市販の過ホウ酸ナトリウム一水和物は、典型的に は漂白用に利用可能な酸素含量は約15%(理論的には最大約16%となる)で ある。製造後に処方の利用可能な酸素を決定する方法は同様な化学的原理を共有 しているが、そこに配合された酸素漂白剤が過ホウ酸または過炭酸ナトリウムの ような単純な過酸化水素源であるか、活性化型(例えば、テトラアセチルエチレ ンジアミンを有する過ホウ酸塩)であるか、またはモノ過フタル酸のようなパー フォームド過酸(performed peracid)を含んでいるかどうかによって変化する。 過酸素化合物の分析は当該技術分野で周知であり、例えば、「有機ペルオキシド (Organic Peroxides),第I巻,D.H.Swern監修,Wiley,ニューヨーク,1970 年,LC#72-84965 のようなSwern の刊行物を参照されたい。上記文献の内容は、 その開示の一部として本明細書に引用される。例えば、499頁の「活性酸素パ ーセント」の計算を参照されたい。この用語は、本明細書で用いられる「利用可 能な酸素」または「利用可能な酸素パーセント」と同義である。 本明細書で用いられる過酸素漂白系は、水性液体中で過酸化水素を精製するこ とができるものである。これらの化合物としては、アルカリ金属ペルオキシド、 尿素ペルオキシドのような有機ペルオキシド漂白化合物、およびアルカリ金属過 ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩などのような無機過塩漂白化合物が挙げられる が、これらに限定されない。2種類以上のこのような漂白化合物の混合物を用い ることもできる。 好ましい過酸素漂白化合物としては、一、三および四水和物の形態で市販され ている過ホウ酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムペルオキシヒドレート、尿素 ペルオキシヒドレート、過炭酸ナトリウムおよび過酸化ナトリウムが挙げられる 。 特に好ましいものは、過ホウ酸ナトリウム四水和物、過ホウ酸ナトリウム一水和 物および過炭酸ナトリウムである。ホウ素に関する環境問題があるため、過炭酸 塩が特に好ましい。多くの国では、ホウ素のような元素を処方物から削除する法 律を押し進めている。 好適な酸素型漂白剤は、1983年11月1日発行の米国特許第4,412, 934号明細書(Chung et al.)にも記載されており、欧州特許出願第033, 259号明細書,Sagel et al.,1989年9月13日公表に記載のペルオキシ 酸漂白剤を用いることができる。上記特許明細書の内容は、その開示の一部とし て本明細書に引用される。 極めて好ましい過炭酸塩は、コーティングされていないまたはコーティングし た形態にすることができる。コーティングされていない過炭酸塩の平均粒度は、 約400〜約1200ミクロンの範囲であり、最も好ましくは約400〜約60 0ミクロンの範囲である。コーティングした過炭酸塩を用いるときには、好まし いコーティング材料としては炭酸塩、硫酸塩、ケイ酸塩、ホウケイ酸塩、脂肪族 カルボン酸、およびそれらの混合物が挙げられる。 塩素化したリン酸三ナトリウムのような無機塩素漂白剤成分を用いることがで きるが、クロロシアヌル酸塩のような有機塩素漂白剤が好ましい。ジクロロシア ヌル酸ナトリウムまたはカリウム二水和物のような水溶性のジクロロシアヌル酸 塩が、特に好ましい。 ADDまたは漂白剤成分の利用可能な塩素は、重量%当量Cl2として表され るその当量漂白塩素含量である。 任意の過酸素漂白剤成分を含むことがある本発明の優れた漂白成績を得るため 、組成物に活性剤(過酸前駆物質)が処方される。この活性剤は、組成物の重量 の約0.01%〜約15%、好ましくは約1%〜約10%、更に好ましくは約1 %〜約8%の濃度で含まれる。好ましい活性化剤は、ベンゾイルカプロラクタム (BzCL)、4−ニトロベンゾイルカプロラクタム、3−クロロベンゾイルカ プロラクタム、ベンゾイルオキシベンゼンスルホネート(BOBS)、ノナノイ ルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)、フェニルベンゾエート(PhBz )、デカノイルオキシベンゼンスルホネート(C10−OBS)、ベンゾイルバレ ロラクタム(BZVL)、オクタノイルオキシベンゼンスルホネート(C8−O BS)、過加水分解性エステル、およびそれらの混合物からなる群から選択され 、最も好ましくはベンゾイルカプロラクタムおよびベンゾイルバレロラクタムで ある。pH範囲が約8〜約9.5で特に好ましい漂白活性剤は、OBSまたはV L脱離基を有するものとして選択されたものである。 好ましい漂白活性剤は、Mitchell et al.の米国特許第5,130,045号 明細書およびChung et al.の第4,412,934号明細書、および同時係属特 許出願米国連続番号第08/064,624号、第08/064,623号、第 08/064,621号、第08/064,562号、第08/064,564 号、第08/082,270号明細書、および「酵素と共に用いるペルオキシ酸 活性剤を含んでなる漂白化合物」という表題の米国連続番号08/133,69 1号(P & G Case 4890R)を有するM.Burns,A.D.Willey,R.T.Hartshorn,C.K .Ghoshに対する同時係属出願明細書に記載されているものであり、上記特許明 細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 本発明における過酸素漂白化合物(AvOとして)対漂白活性剤のモル比は、 通常は少なくとも1:1の範囲であり、好ましくは約20:1〜約1:1の範囲 であり、更に好ましくは約10:1〜約3:1の範囲である。 第四置換漂白活性剤を挙げることもできる。本発明のADD組成物は、第四置 換漂白活性剤(QSBA)または第四置換過酸(QSP)を含み、更に好ましく は前者を含んでいる。好ましいQSBA構造は、1994年8月31日出願の同 時係属米国連続番号08/298,903号、第08/298,650号、第0 8/298,906号および第08/298,904号明細書にも記載されてお り、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。漂白剤触媒 任意であるが好ましい成分である漂白剤触媒材料は、遊離酸形態、塩などを含 んでなることができる。 漂白剤触媒の一つの型は、銅、鉄、チタン、ルテニウム、タングステン、モリ ブデンまたはマンガンカチオンのような所定の漂白剤触媒活性を有する遷移金属 カチオン、亜鉛またはアルミニウムカチオンのような漂白剤触媒活性をほとんど または全く持たない補助金属カチオン、触媒および補助金属カチオンについて所 定の安定性定数を有する金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミン四酢酸、エチ レンジアミン四(メチレンホスホン酸)、およびそれらの水溶性塩を含んでなる 触媒系である。このような触媒は、米国特許第4,430,243号明細書に開 示されている。 他の種類の漂白剤触媒としては、米国特許第5,246,621号明細書およ び米国特許第5,244,594号明細書に開示されたマンガンを基剤とする錯 体が挙げられる。これらの触媒の好ましい例としては、MnIV 2(u−O)3(1 ,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2−(PF62、 MnIII 2(u−O)1(u−OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7− トリアザシクロノナン)2−(ClO42、MnIV 4(u−O)6(1,4,7− トリアザシクロノナン)4−(ClO42、MnIIIMnIV 4(u−O)1(u−O Ac)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2−( ClO43、およびそれらの混合物が挙げられる。他のものは、欧州特許出願公 表第549,272号明細書に記載されている。本明細書で用いるのに好適な他 の配位子としては、1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシクロドデ カン、2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、 2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、およびそれらの混合物が挙げ られる。 機械食器洗浄組成物および濃縮粉末洗剤組成物に用いられる漂白剤触媒も、本 発明に適宜選択することができる。好適な漂白剤触媒の例については、米国特許 第4,246,612号明細書および米国特許第5,227,084号明細書を 参照されたい。 Mn(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン(OCH33−(PF6)のような単核性のマンガン(IV)錯体を教示している米国特許第 5,194,416号明細書も参照されたい。 更にもう一つの種類の漂白剤触媒は、米国特許第5,114,606号明細書 に開示されているように、マンガン(II)、(III)および/または(IV)と、少なく とも3個の連続したC−OH基を有する非カルボキシレートポリヒドロキシ化合 物である配位子との水溶性錯体である。好ましい配位子としては、ソルビトール 、イディトール、ダルシトール、マンニトール、キシリトール、アラビトール、 アドニトール、メゾ−エリスリトール、メゾ−イノシトール、ラクトース、およ びそれらの混合物が挙げられる。 米国特許第5,114,611号明細書には、Mn、Co、Fe、またはCu のような遷移金属と非−(マクロ)−環状配位子との錯体を含んでなる漂白剤触 媒が教示されている。上記の配位子は、式 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれH、置換アルキルおよびアリール 基から選択して、それぞれのR1−N=C−R2およびR3−C=N−R4が5また は6員環を形成するようにすることができる。Bは、O、S、 CR5R6、NR7およびC=O(但し、R5、R6およびR7はそれぞれH、アル キルまたはアリール基置換または未置換基を包含するものであることができる) から選択される橋架け基である)を有する。好ましい配位子としては、ピリジン 、ピリダジン、ピリミジン、ビラジン、イミダゾール、ピラゾール、およびトリ アゾール環が挙げられる。場合によっては、これらの環は、アルキル、アリール 、アルコキシ、ハライドおよびニトロのような置換基で置換されていてもよい。 特に好ましいものは、配位子2,2′−ビスピリジルアミンである。好ましい漂 白剤触媒としては、Co、Cu、Mn、Fe−ビスピリジルメタンおよび−ビス ピリジルアミン錯体が挙げられる。特に好ましい触媒としては、Co(2,2′ −ビスピリジルアミン)Cl2、ジ(イソチオシアナト)ビスピリジルアミン− コバルト(II)、トリスジピリジルアミン−コバルト(II)ペルクロレート、Co( 2,2−ビスピリジルアミン)22ClO4、ビス(2,2′−ビスピリジルア ミン)銅(II)ペルクロレート、トリス(ジ−2−ピリジルアミン)鉄(II)ペルク ロレート、およびそれらの混合物が挙げられる。 他の例としては、Mnグルコネート、Mn(CF3SO32、Co(NH35 Cl、およびテトラキス−N−デンテートおよびビ−N−デンテート配位子と錯 体形成した二核性Mn、例えばN4MnIII(u−O)2MnIV4+および[ビ py2MnIII(u−O)2MnIVビpy2]−(ClO43が挙げられる。 本発明の漂白剤触媒は、水性媒質中で水溶性配位子を水溶性マンガン塩と組み 合わせて、生成する混合物を蒸発によって濃縮することによって調製することも できる。本発明では、任意の好都合なマンガンの水溶性塩を用いることができる 。マンガン(II)、(III)、(IV)および/または(V)は、商業的規模で容易に入手可 能である。幾つかの場合には、十分な量のマンガンが洗浄液に含まれていてもよ いが、一般には組成物にMnカチオンを加えて、触媒的に有効量で含まれるよう にするのが好ましい。従って、配位子のナトリウム塩およびMnSO4、Mn( ClO42またはMnCl2(あまり好ましくない)からなる群から選択された 一員を、配位子:Mn塩が約1:4〜4:1の範囲のモル比で、中性または微ア ルカリ性pHで水に溶解する。水は、最初に沸騰によって脱酸素し、窒素を噴霧 することによって冷却することができる。生成する溶液を(所望ならば、N2雰 囲気下にて)蒸発させ、生成する固形物を本発明では更に精製することなく漂白 および洗剤組成物に用いる。 別の様式では、MnSO4のような水溶性のマンガン源を漂白/クリーニング 組成物または配位子を含んでなる漂白/クリーニング水槽に添加する。ある種の 錯体は明らかにin situで形成され、漂白性能が確実に改良される。このようなi n situ法では、マンガンに対してかなりのモル過剰量の配位子を用いるのが好都 合であり、配位子:Mnのモル比は典型的には3:1〜15:1である。追加の 配位子は、鉄および銅のような浮浪金属イオン(vagrant metal ions)を掃去する 働きもすることにより、漂白剤が分解するのを防止する。一つの可能なこのよう な系は、欧州特許出願第549,271号明細書に記載されている。 本発明の漂白剤を触媒するマンガン錯体の構造は解明されていないが、それら はキレートまたは他の水和した配位錯体であって、配位子のカルボキシルおよび 窒素原子とマンガンカチオンとの相互作用から生じるものを含んでいると思われ る。同様に、触媒過程中のマンガンカチオンの酸化状態は確実には知られておら ず、(+II)、(+III)、(+IV)または(+V)原子価状態の可能性がある。配位子はマン ガンカチオンに対して可能な6個の結合点を有するため、多核種および/または 「かご」構造が水性漂白媒質中に存在する可能性があると合理的に考えることが できる。実際に存在する活性のMn・配位子種の形態がどのようなものであれ、 これは明らかに触媒的に機能して、茶、ケチャップ、コーヒー、ワイン、ジュー スなどのような頑固な染みに対し良好な漂白性能を提供する。 他の漂白剤触媒は、例えば欧州特許出願公表第408,131号明細書(コバ ルト錯体触媒)、欧州特許出願公表第384,503号および第306,089 号明細書(金属−ポルフィリン触媒)、米国特許第4,728,455号明細書 (マンガン/多座配位子触媒)、米国特許第4,711,748号明細書および 欧州特許出願公表第224,952号明細書(アルミノケイ酸塩触媒上に吸収さ れたマンガン)、米国特許第4,601,845号明細書(マンガンおよび亜鉛 またはマグネシウム塩を有するアルミノケイ酸塩支持体)、米国特許第4,62 6,373号明細書(マンガン/配位子触媒)、米国特許第4,119,557 号明細書(第二鉄錯体触媒)、ドイツ国特許第2,054,019号明細書(コ バルトキレート化剤触媒)、カナダ国特許第866,191号明細書(遷移金属 含有塩)、米国特許第4,430,243号明細書(マンガンカチオンおよび非 触媒金属カチオンを有するキレート化剤)、および米国特許第4,728,45 5号明細書(マンガングルコネート触媒)に記載されている。 本明細書に記載された種類の組成物は、場合によっては、アルカリ金属および /またはメタケイ酸塩を含むのが好ましい。以後記載されるアルカリ金属ケイ酸 塩は、(上記のような)pH調整能を提供し、金属の腐蝕および食器に対する攻 撃から保護し、ガラス器および陶器の腐蝕を抑制する。SiO2濃度は、ADD の重量に対して約0.5%〜約20%であり、好ましくは約1%〜約15%、更 に好ましくは約2%〜約12%、最も好ましくは約3%〜約10%である。 SiO2対アルカリ金属酸化物(M2O、M=アルカリ金属)の比率は、典型的 には約1〜約3.2であり、好ましくは約1〜約3であり、更に好ましくは約1 〜約2.4である。好ましくは、アルカリ金属ケイ酸塩は含水物であり、約15 %〜約25%、更に好ましくは約17%〜約20%の水を含む。 また、SiO2:M2Oの比率が2.0以上であるアルカリ金属ケイ酸塩の無水 物形態は、同じ比率を有する含水アルカリ金属ケイ酸塩より溶解度がかなり低 くなりがちであるので、余り好ましくない。 ケイ酸ナトリウムおよびカリウム、特にナトリウムが好ましい。特に好ましい アルカリ金属ケイ酸塩は、Britesil H20およびBritesil H24という名称でPQ Cor porationから発売されているSiO2:Na2O比が2.0〜2.4の顆粒状含水 ケイ酸ナトリウムである。最も好ましいものは、SiO2:Na2O比が2.0の 顆粒状の含水ケイ酸ナトリウムである。含水ケイ酸塩粒子の典型的形態、すなわ ち粉末および顆粒状が好適であるが、好ましいケイ酸塩粒子は平均粒度が約30 0〜約900ミクロンであり、40%未満が150ミクロンより小さく、5%未 満が1700ミクロンより大きい。特に好ましいものは、平均粒度が約400〜 約700ミクロンであり、20%未満が150ミクロンより小さく、1%未満が 1700ミクロンより大きいケイ酸塩粒子である。 他の好適なケイ酸塩としては、一般式 NaMSix2x+1・yH2O (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0 〜20の数である)を有する結晶性の層状ケイ酸ナトリウムが挙げられる。この 種類の結晶性の層状ケイ酸ナトリウムはEP−A−0164514号明細書に開 示されており、その製造法はDE−A−3417649号明細書およびDE−A −3742043号明細書に開示されている。本発明の目的に対して、上記の一 般式におけるxの値は2、3または4であり、sが好ましい。最も好ましい材料 は、Hoechst AGからNaSKS-6 として発売されている−Na2Si25である。 結晶性の層状ケイ酸ナトリウム材料は、固形の水溶性のイオン化可能な材料と 緊密に混合した粒状物質として顆粒状の洗剤組成物に含まれるのが好ましい。固 形の水溶性のイオン化可能な材料は、有機酸、有機および無機酸塩、およびそれ らの混合物から選択される。分散剤ポリマー 本発明のADD組成物に分散剤ポリマーが含まれるときには、分散剤ポリマー は典型的にはADD組成物の重量で0〜約25%、好ましくは約0.5%〜約2 0%、更に好ましくは約1%〜約7%の範囲である。分散剤ポリマーは、本発明 のADD組成物、特に高pH態様では、洗浄液pHが約9.5を上回るもののフ ィルム形成能の改良にも用いられる。特に好ましいものは、食器上の炭酸カルシ ウムまたはケイ酸マグネシウムの付着を抑制するポリマーである。 本発明で用いるのに適する分散剤ポリマーは、1983年4月5日発行の米国 特許第4,379,080号明細書(Murphy)に記載のフィルム形成ポリマーが挙 げられ、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される 。 好適なポリマーは、少なくとも部分的に中和されているのが好ましく、または ポリカルボン酸のアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば 、モノ−、ジ−またはトリエタノールアンモニウム)塩である。アルカリ金属、 特にナトリウム塩が最も好ましい。ポリマーの分子量は広範囲に亙って変化する ことができるが、好ましくは約1000〜約500,000であり、更に好まし くは約1000〜約250,000であり、最も好ましくは、特にADDを北米 の自動食器洗浄装置に使用する場合には、約1000〜約5,000である。 他の好適な分散剤ポリマーとしては、1967年3月7日にDiehl に発行され た米国特許第3,308,067号明細書に開示されているものが挙げられ、上 記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。重合して 適当な分散剤ポリマーを形成することができる不飽和モノマー酸としては、アク リル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニ ット酸、メサコン酸、シトラコン酸、およびメチレンマロン酸が挙げられる。メ チルビニルエーテル、スチレン、エチレンなどのカルボキシレート基を含まない モノマーセグメントが分散剤ポリマーの約50重量%を上回らない場合には、こ のようなセグメントの存在が好適である。 分子量が約3,000〜約100,000、好ましくは約4,000〜約20 ,000であり、アクリルアミド含量が分散剤ポリマーの約50重量%未満、好 ましくは約20重量%未満であるアクリルアミドとアクリレートとのコポリマー を用いることもできる。最も好ましくは、このような分散剤ポリマーは、分子量 が約4,000〜約20,000であり、アクリルアミド含量がポリマーの約0 重量%〜約15重量%である。 特に好ましい分散剤ポリマーは、低分子量の改質ポリアクリレートコポリマー である。このようなコポリマーは、モノマー単位として、a)約90重量%〜約1 0重量%、好ましくは約80重量%〜約20重量%のアクリル酸またはまたはそ の塩、およびb)置換アクリル酸モノマーまたはその塩を約10重量%〜約90重 量%、好ましくは約20重量%〜約80重量%含み、一般式−[(C(R2)C (R1)(C(O)OR3)]−(式中、角括弧の内部の不完全原子価は水素であ り、置換基R1、R2またはR3の少なくとも1個、好ましくはR1またはR2は1 〜4個の炭素のアルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、R1またはR2は水 素であることができ、R3は水素またはアルカリ金属塩であることができる)を 有する。最も好ましいものは、置換アクリル酸モノマーであって、R1がメチル であり、R2が水素であり、R3がナトリウムであるものである。 低分子量ポリアクリレート分散剤ポリマーは、好ましくは分子量が約15,0 00未満であり、好ましくは約500〜約10,000であり、最も好ましくは 約1,000〜約5,000である。本発明で用いるのに最も好ましいポリアク リレートコポリマーは、分子量が3500であり、約70重量%のアクリル酸と 約30重量%のメタクリル酸とを含んでなるポリマーの完全に中和した形態であ る。 他の好適な改質ポリアクリレートコポリマーとしては、米国特許第4,530 ,766号および第5,084,535号明細書に開示されている不飽和の脂肪 族カルボン酸の低分子量コポリマーが挙げられ、これらの特許明細書の内容は、 その開示の一部として本明細書に引用される。本発明で用いられる他の分散剤ポ リマーとしては、分子量が約950〜約30,000でありDow Chemical Compa ny、Midland、ミシガンから得ることができるポリエチレングリコールおよびポ リプロピレングリコールが挙げられる。例えば、融点が約30°〜約100℃の 範囲内であるこのような化合物は、分子量が1450、3400、4500、6 000、7400、9500および20,000で得ることができる。このよう な化合物は、エチレングリコールまたはプロピレングリコールを必要なモル数の エチレンまたはプロピレンオキシドと重合することによって形成され、それぞれ のポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコールの所望名分子量およ び融点を提供する。ポリエチレン、ポリプロピレンおよび混合グリコールは、式 HO(CH2CH2O)m(CH2CH(CH3)O)n(CH(CH3)CH2O)O H(式中、m、nおよびoは、上記の分子量および温度要件を満足する整数であ る)を用いて表される。 本発明で用いられる更に他の分散剤ポリマーとしては、酢酸硫酸セルロース、 硫酸セルロース、硫酸ヒドロキシエチルセルロース、硫酸メチルセルロース、お よび硫酸ヒドロキシプロピルセルロースのような硫酸セルロースエステルが挙げ られる。硫酸セルロースナトリウムが、この群の最も好ましいポリマーである。 他の好適な分散剤ポリマーは、1973年3月27日発行のDiehl の米国特許 第3,723,322号明細書に記載のカルボキシル化した多糖類、特に澱粉、 セルロースおよびアルギネート;1975年11月11日発行のThompsonの米国 特許第3,929,107号明細書に開示されているポリカルボン酸のデキスト リンエステル;1974年4月9日発行のJensenの米国特許第3,803,28 5号明細書に記載のヒドロキシアルキル澱粉エーテル、澱粉エステル、酸化した 澱粉、および澱粉加水分解生成物;1971年12月21日発行のEldib の米国 特許第3,629,121号明細書に記載のカルボキシル化した澱粉;および1 979年2月27日発行のMcDanaldの米国特許第4,141,841号明細書に 記載のデキストリン澱粉であり、上記の総ての特許明細書の内容は、その開示の 一部として本明細書に引用される。好ましいセルロース由来の分散剤ポリマーは 、カルボキシメチルセルロースである。 更にもう一つの群の許容可能な分散剤は、ポリアスパルテートのような有機分 散剤ポリマーである。低起泡性のノニオン性界面活性剤 本発明のADD組成物は、低起泡性のノニオン性界面活性剤(LFNIs)を 含むことができる。LFNIは、0〜約10重量%、好ましくは約1%〜約8% 、更に好ましくは約0.25%〜約4%の量で含まれていることができる。LF NIは、最も典型的にはADD生成物に与える(特に、ガラスからの)水−シー ティング(water-sheeting)作用の改良のためにADDに用いられる。それらは、 自動食器洗浄で見られる食物の汚れを消泡することが知られている以下に更に説 明される非シリコーン系の非リン酸ポリマー材料も包含する。 好ましいLFNIとしては、ノニオン性のアルコキシル化した界面活性剤、特 に第一アルコールから誘導されるエトキシレート、およびそれらと更に複雑な界 面活性剤とのブレンド、例えばポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレン/ポ リオキシプロピレン逆ブロックポリマーが挙げられる。PO/EO/POポリマ ー型界面活性剤は、特に卵のような普通に見られる食物の汚れ成分に対して気泡 抑制または消泡作用を有することがよく知られている。 本発明は、LFNIが含まれており、この成分が約100°Fを下回り、更に 好ましくは約120°Fを下回る温度では固体である好ましい態様を包含する。 好ましい態様では、LFNIは、環状炭素原子を除外する約8〜約20個の炭 素原子を有する一価アルコールまたはアルキルフェノールと、平均してアルコー ルまたはアルキルフェノール1モル当たりエチレンオキシド約6〜約15モルと の反応から誘導されるエトキシル化界面活性剤である。 特に好ましいLFNIは、約16〜約20個の炭素原子を含む直鎖脂肪アルコ ール(C16〜C20アルコール)、好ましくはC18アルコールであって、アルコー ル1モル当たりエチレンオキシドを平均して約6〜約15モル、好ましくは約7 〜約12モル、最も好ましくは約7〜約9モルと縮合したものから誘導される。 好ましくは、このようにして誘導したエトキシル化したノニオン性界面活性剤は 、平均に対するエトキシレート分布は狭い。 LFNIは、場合によっては約15重量%までの量のプロピレンオキシドを含 むことができる。他の好ましいLFNI界面活性剤は、1980年9月16日発 行のBuillotyの米国特許第4,223,163号明細書に記載の方法によって調 製することができ、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に 引用される。 LFNIが含まれる極めて好ましいADDは、エトキシル化したモノヒドロキ シアルコールまたはアルキルフェノールを用いており、更にポリオキシエチレン 、ポリオキシプロピレンブロックポリマー化合物を含んでおり、LFNIのエト キシル化したモノヒドロキシアルコールまたはアルキルフェノール画分は、総L FNIの約20%〜約80%、好ましくは約30%〜約70%である。 本明細書に上記した要件を満足する好適なブロックポリオキシエチレン−ポリ オキシプロピレンポリマー化合物としては、エチレングリコール、プロピレング リコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、および開始剤反応性水素化 合物としてのエチレンジアミンを基剤とするものが挙げられる。C12 〜18脂肪族 アルコールのような単一の反応性水素原子を有する開始剤化合物の遂次エトキシ ル化およびプロポキシル化から作られるポリマー性化合物は、一般には本発明の ADDにおいて満足な泡制御を提供しない。BASF-Wyandotte Corp.、ワイアンド ット、ミシガン製PLURONIC(商品名)およびTETRONIC(商品名)という名称のブ ロックポリマー界面活性剤化合物のあるものが、本発明のADD組成物に好適で ある。 特に好ましいLFNIは、エチレンオキシ17モルおよびプロピレンオキシ4 4モルを含むポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレンの逆ブロックコポ リマーをブレンドの重量で約75%、およびトリメチロールプロパンで開始し、 トリメチロールプロパン1モル当たりプロピレンオキシド99モルおよびエチレ ンオキシド24モルを含むポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレンのブ ロックコポリマーをブレンドの重量で約25%含んでなるポリオキシプロピレン /ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックポリマー約40%〜約7 0%を含む。 ADD組成物にLFNIとして用いるのに好適なものは、比較的曇り点が低く かつ親水性−親油性バランス(HLB)が高いLFNIである。1%水溶液の曇 り点は、典型的には約32℃を下回り、水温の全範囲に亙って起泡を最適に抑制 するには、好ましくは例えば0℃を下回る。 また、用いることができるLFNIとしては、エトキシル化度が約8であるC18 アルコールポリエトキシレート、Olin Corp.から発売されているSLF18、およ び上記の融点特性を有する生物学的分解性を有する任意のLFNIが挙げられる 。アニオン性補助界面活性剤 自動食器洗浄用洗剤組成物は、本発明では、アニオン性の補助界面活性剤も含 むことができる。アニオン性補助界面活性剤が含まれるときには、典型的にはA DD組成物の重量の0〜約10%、好ましくは約0.1%〜約8%、更に好ま しくは約0.5%〜約5%の量である。 好適なアニオン性補助界面活性剤としては、分岐または線状アルキル硫酸塩お よびスルホン酸塩が挙げられる。これらは、約8〜約20個の炭素原子を含むこ とができる。他のアニオン性補助界面活性剤としては、アルキル基に約6〜約1 3個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸塩、およびモノ−および/ またはジアルキルフェニルオキシドモノ−および/またはジ−スルホン酸塩であ って、アルキル基が約6〜約16個の炭素原子を含むものが挙げられる。これら のアニオン性補助界面活性剤は総て、安定な塩、好ましくはナトリウムおよび/ またはカリウム塩として用いられる。 好ましいアニオン性補助界面活性剤としては、スルホベタイン、ベタイン、ア ルキル(ポリエトキシ)硫酸塩(AES)、およびアルキル(ポリエトキシ)カ ルボン酸塩である、通常は高起泡性のものが挙げられる。任意のアニオン性補助 界面活性剤は、英国特許出願公告第2,116,199A号明細書、Hartman の 米国特許第4,005,027号明細書、Rupeらの米国特許第4,116,85 1号明細書、およびLeikhim の米国特許第4,116,849号明細書にも記載 されており、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用さ れる。 好ましいアルキル(ポリエトキシ)硫酸塩界面活性剤は、C6〜C18アルコー ルと平均して約0.5〜約20、好ましくは約0.5〜約5個のエチレンオキシ ド基との縮合生成物から誘導される第一アルキルエトキシ硫酸塩を含んでいる。 C6〜C18アルコール自身は、市販のものが好ましい。1分子当たりエチレンオ キシド約1〜約5モルでエトキシル化したC12〜C15アルキル硫酸塩が好ましい 。本発明の組成物をpHが6.5〜9.3、好ましくは8.0〜9となるように 処方し、pHが本発明では20℃で測定した組成物の1%溶液のpHであると定 義されるときには、平均エトキシル化度が0.5〜5のC10〜C18アルキルエト キ シ硫酸塩界面活性剤を中性またはアルカリプロテアーゼのようなタンパク質分解 酵素と活性酵素の濃度が0.005%〜2%で組み合わせて組成物に配合すると 、意外なことには頑固な汚れ除去、特にタンパク質分解による汚れの除去が得ら れる。本発明で包含するのに好ましいアルキル(ポリエトキシ)硫酸塩界面活性 剤は、平均エトキシル化度が1〜5、好ましくは2〜4、最も好ましくは3のC12 〜C15アルキルエトキシ硫酸塩界面活性剤である。 平均エトキシル化度を12とする通常の塩基触媒エトキシル化法は、個々のエ トキシレートの分布がアルコール1モル当たり1〜15個のエトキシ基の範囲と なるので、所望な平均を様々な方法で得ることができる。ブレンドは、特定のエ トキシル化法と蒸留のような次の処理段階とから生じる様々なエトキシル化度お よび/または様々なエトキシレート分布を有する材料から作成することができる 。 本発明で用いるのに好適なアルキル(ポリエトキシ)カルボン酸塩としては、 式RO(CH2CH2O)xCH2COO−M+(式中、RはC6〜C25アルキル基で あり、xは0〜10の範囲であり、好ましくはアルカリ金属、アルカリ土類金属 、アンモニウム、モノ−、ジ−およびトリ−エタノール−アンモニウム、最も好 ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウムおよびそれらとマグネシウムイオ ンとの混合物から選択される)を有するものが挙げられる。好ましいアルキル( ポリエトキシ)カルボン酸塩は、RがC12〜C18アルキル基であるものである。 本発明で特に好ましいアニオン性補助界面活性剤は、ナトリウムまたはカリウ ム塩形態のものであって、相当するカルシウム塩形態が低クラフト温度、例えば 30℃以下、または更に好ましくは20℃以下であるものである。このような特 に好ましいアニオン性補助界面活性剤の例は、アルキル(ポリエトキシ)硫酸塩 である。 組成物の他の成分と組み合わせた本発明の好ましいアニオン性の補助界面活性 剤は、優れたクリーニングおよび残留スポット形成およびフィルム形成の観点か ら顕著な性能を提供する。しかしながら、これらの補助界面活性剤の多くは起泡 性も高いので、LFNI、以下に更に開示される別の気泡抑制剤と組み合わせた LFNI、または通常のLFNI成分のない別の気泡抑制剤を添加する必要があ る。洗剤酵素(酵素添加剤を含む) 本発明の組成物は、場合によっては、活性な洗剤酵素を0〜約8重量%、好ま しくは約0.001重量%〜約5重量%、更に好ましくは約0.003重量%〜 約4重量%、最も好ましくは7h0.005重量%〜約3重量%を含むのが好ま しい。賢明な処方者であれば、ADD組成物のpH範囲によって異なる酵素を選 択しなければならないことを理解するであろう。従って、洗浄液pHが10とな るように処方するときには、本発明の組成物にはSavinase(商品名)が好ましいこ とがあり、ADDが洗浄液pHを、例えば8〜9とするときには、Alcalase(商 品名)が好ましいことがある。更に、処方者は、本発明の酸素漂白剤を含む組成 物を処方するときには、通常は漂白剤との適合性を高めた酵素変異体を選択する であろう。 一般に、本発明で好ましい洗剤酵素は、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ およびそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましいものは、プロテ アーゼ、またはアミラーゼまたはそれらの混合物である。 タンパク質分解酵素は、動物、植物または微生物(好ましい)性のものである ことができる。更に好ましいものは、微生物性のセリンタンパク質分解酵素であ る。精製または未精製形態の酵素を用いることができる。化学的または遺伝学的 に改質された変異体によって産生されるタンパク質分解酵素は、定義により構造 的に近い酵素変異体であるとして包含される。タンパク質分解酵素として特に好 ましいものはBacillus、Bacillus subtilisおよび/またはBacillus lichenifo rmisから得られる細菌性セリンタンパク質分解酵素である。好適な市販のタンパ ク質分解酵素としては、Alcalase(商品名)、Esperase(商品名)、Durazym( 商品名)、Savinase(商品名)、Maxatase(商品名)、Maxacal(商品名)、お よびMaxapem(商品名)15(タンパク質処理したMaxacal)が挙げられ、Purafect (商品名)およびズブチリシンBPNおよびBPN´も発売されている。好ましいタン パク質分解酵素は、1987年4月28日出願の欧州特許出願連続番号87 3 03761.8号明細書(特に、17、24および98頁)に記載されており、 以後本明細書では「Protease B」と呼ぶ改質した細菌性セリンプロテアーゼ、お よび1986年10月29日公表のVenegasの欧州特許出願第199,404号 明細書に記載され、本明細書では「Protease A」と呼ぶ改質した細菌性セリンタ ンパク質分解酵素に関するものも包含する。最も好ましいものは、本明細書では 「Protease C」と呼ばれるものであり、これはBacillus由来のアルカリ性セリン プロテアーゼの三重変異体であって、チロシンが104位でバリンに代わり、セ リンが123位でアスパラギンに代わり、アラニンが274位でスレオニンに代 わっているものである。Protease Cは1991年5月16日公表のWO91/0 6637号明細書に相当するEP90915958:4号明細書に記載されてお り、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。遺 伝学的に改質された変異体、特にProtease Cの変異体も、本発明に包含される。 幾つかの好ましいタンパク質分解酵素は、Savinase(商品名)、Esperase(商品 名)、Maxacal(商品名)、Purafect(商品名)、BPN´、Protease AおよびProt ease B、およびそれらの混合物からなる群から選択される。Bacillus subtilis および/またはBacillus licheniformisから得られる細菌性セリンプロテアーゼ 酵素が好ましい。本発明で「Protease D」と呼ばれる特に好ましいプロテアーゼ は、天然には見られないアミノ酸配列を有するカルボニルヒドロラーゼ変異体で あり、これは前駆物質カルボニルヒドロラーゼから、 A.Baeck、C.K.Ghosh、P.P.Greycar、R.R.BottおよびL.J.Wilson の「プロ テアーゼ含有クリーニング組成物」という表題の米国特許第連続番号08/13 6,797号(P&G Case 5040)を有する同時出願の特許出願明細書に記載のBacil lus amyloliquefaciensズブチリシンにおける+99、+101、+103、+ 107および+123からなる群から選択されるものと同等の1個以上のアミノ 酸残基位置と組み合わせた位置+76と同等の上記カルボニルヒドロラーゼ中の 位置における複数のアミノ酸残基の代わりに異なるアミノ酸を用いることによっ て誘導される。上記出願明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用 される。 好ましいリパーゼ含有組成物は、約0.001〜約0.01%のリパーゼ、約 2%〜約5%のアミンオキシド、および約1%〜約3%の低起泡性のノニオン性 界面活性剤を含む。 本発明で用いるのに適するリパーゼとしては、細菌性、動物性および真菌性の ものが挙げられ、化学的または遺伝学的に改質した変異体由来のものを包含する 。好適な細菌性リパーゼとしては、英国特許第1,372,034号明細書に開 示されているPseudomonas stutzeri ATCC 19.154のようなPseudomonasによって 産生されるものが挙げられ、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本 明細書に引用される。好適なリパーゼとしては、微生物Pseudomonas fluorescen s IAM 1057から産生されるリパーゼの抗体と陽性免疫学的交差反応を示すものが 挙げられる。このリパーゼおよびその精製法は、1978年2月24日に公開さ れた特開昭53−20487号明細書に記載されており、上記特許明細書の内容 は、その開示の一部として本明細書に引用される。このリパーゼは、Lipase P " Amano"(以後、「Amano-P」と呼ぶ)という商品名で発売されている。このよう なリパーゼは、Oucheterlonに準じた標準的で周知の免疫拡散法(Acta.Med.Sca n.,133,76-79(1950))を用いてAmano-P抗体と陽性の免疫学的交差反応を示す も のでなければならない。これらのリパーゼおよびそれらのAmano-P との免疫学的 交差反応の方法は、1987年11月17日発行のThomらの米国特許第4,70 7,291号明細書にも記載されており、上記特許明細書の内容は、その開示の 一部として本明細書に引用される。これらの典型的な例は、Amano-Pリパーゼ、P seudomonas nitroreducens var.lipolyticum FERM P 1338由来のリパーゼ(商 品名Amano-CESで発売)、Chromobacter viscosum var.lipolyticum NRR1b 3673 由来のリパーゼ、および別種のChromobacter viscosum リパーゼ、およびPseud omonas gladioli由来のリパーゼである。好ましいリパーゼは、Pseudomonas pse udoalcaligenes 由来のものであり、これは許可済みの欧州特許第EP−B−0 218272号明細書に記載されている。他の興味深いリパーゼはAmano AKG お よびBacillus Sp リパーゼ(例えば、Solvay酵素)である。組成物と混和性であ る興味深い他のリパーゼは、1990年11月28日公表のEP A 0 33 9 681号明細書、1990年9月5日公表のEP A 0 385 401 号明細書、1987年4月15日公表のEO A 0 218272号明細書、 および1989年5月18日公表のPCT/DK88/00177号明細書に記 載されているものであり、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明 細書に引用される。 好適な真菌性リパーゼとしては、Humicola lanuginosa よびThermonyces lanu ginosus によって産生されるものが挙げられる。最も好ましいものは、欧州特許 出願第0 258 068号明細書に記載されているようにHumicola lanuginos aからの遺伝子をクローニングし、この遺伝子をAspergillus oryzaeで発現する ことによって得られるリパーゼであり、Novo-Nordiskから商品名LipolaseRで発 売されており、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用 される。 食器洗浄用洗剤組成物に用いるのに適当な任意のアミラーゼを、これらの組成 物に用いることができる。アミラーゼとしては、例えば英国特許第1,296, 839号明細書に更に詳細に記載されているB.licheniforms の特殊な菌株から 得られる2−アミラーゼが挙げられる。アミロース分解酵素としては、例えばRa pidase(商品名)、Maxamyl(商品名)、Teramyl(商品名)、およびBAN(商品 名)が挙げられる。好ましい態様では、活性アミラーゼ約0.001重量%〜約 5重量%、好ましくは0.005重量%〜約3重量%を用いることができる。好 ましくは、活性プロテアーゼ約0.005重量%〜約3重量%を用いることがで きる。好ましくは、アミラーゼはMaxamyl(商品名)および/またはTeramyl(商 品名)であり、プロテアーゼはSavinase(商品名)および/またはプロテアーゼ Bである。プロテアーゼの場合と同様に、処方者は、ADD組成物のpH範囲内 で良好な活性を示すアミラーゼまたはリパーゼの選択において通常の技術を使用 する。 安定性を増進したアミラーゼ −安定性、例えば酸化安定性を向上するための 処理は知られており、例えばJ.Biological Chem.,Vol.260,No.11,1985 年6月,6518〜6521頁を参照されたい。 「対照アミラーゼ」とは、以後本発明のアミラーゼ成分の範囲外のアミラーゼ を表し、これと比較して本発明の範囲内のアミラーゼの安定性を測定することが できる。 本発明は、洗剤において安定性の向上した、特に酸化安定性の向上したアミラ ーゼを用いることもできる。本発明で用いられるアミラーゼが測定可能な改良を 表す好都合な絶対安定性対照点は、1993年に商業的に使用されておりNovo N ordisk A/Sから発売されているTERMAMYL(R)の安定性である。このTERMAMYL(R)ア ミラーゼは、「対照アミラーゼ」である。本発明の精神および範囲ないのアミラ ーゼは、少なくとも、例えばpH9〜10の緩衝溶液中での過酸化水素/テトラ アセチルエチレンジアミンに対する酸化安定性、例えば約60℃ のような通常の洗浄温度での熱安定性、またはpHが約8〜約11でのアルカリ 安定性であって、総て上記に定義した対照アミラーゼに対して測定したものの1 以上において測定可能な改良を特徴とする「安定性が増大した」アミラーゼの特 徴を共有している。本発明において好ましいアミラーゼは、更に興味深い対照ア ミラーゼに対しても改良を示し、後者の対照アミラーゼとしては、本発明の範囲 内のアミラーゼが変異体である前駆物質アミラーゼの任意のものが挙げられる。 このような前駆物質アミラーゼは、それ自身天然のものであることもまたは遺伝 子工学の産物であることもできる。安定性は、当該技術分野で開示されている技 術試験のいずれかを用いて測定することができる。WO94/02597号明細 書に開示されている文献を参照されたい。上記文献およびそこに引用されている 文献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 一般に、本発明に関する安定性の増進したアミラーゼは、Novo Nordisk A/Sま たはGenecor International から入手することができる。 好ましいアミラーゼは、本発明ては、1、2または複数のアミラーゼ菌株が直 接的な前駆物質であるかどうかとは関係なく、1種類以上のBacillusアミラーゼ 、特にBacillusアルファ−アミラーゼから部位特異的突然変異誘発を用いて誘導 されるという共通性を有する。 上記のように、「酸化安定性を増進した」アミラーゼが、本発明で用いるのに 好ましい。このようなアミラーゼを下記に例示するが、これらに限定されない。 (a) 上記に引用した1994年2月3日公表のWO/94/02597号明細 書、Novo Nordisk A/Sに記載のアミラーゼであって、TERMAMYL(R)として知られ ているB.licheniformisアルファ−アミラーゼ、またはB.amyloliquefaciens、 B.subtilisの位置197にあるメチオニン残基のアラニンまたはスレオニン( 好ましくは、スレオニン)を用いて置換が行なわれる突然変異体、またはB.ste arothermophilusのような類似の親アミラーゼの相同位置変異によっても例示 されるもの。 (b) C.Mitchinsonによって1994年3月13〜17日の第207回米国化 学会国内大会に提出された「耐酸化性を有するアルファ−アミラーゼ」と題する 論文においてGenencor Internationalによって記載された安定性を増進したアミ ラーゼ。ここで、自動食器洗浄用洗剤の漂白剤はアルファ−アミラーゼを不活性 化するが、改良された酸化安定性を有するアミラーゼがGenenchor によりB.lic heniformis NCIB8061 から作成されたことが注目された。メチオニン(Met) は、改質される可能性の高い残基として同定された。Metを、8、15、19 7、256、304、366および438の位置で一度に1個ずつ置換して、特 定の突然変異体としたのであり、特に重要なものはM197L およびM197T 変異体 が最も安定な発現された変異体であった。安定性は、CASCADE(R)およびSUNLIG HT(R)で測定した。 (c) 本発明で特に好ましいものは、Novo Nordisk A/Sから発売されている直接 的親において追加の改質を有するアミラーゼ変異体である。これらのアミラーゼ は未だ商品名を持たないが、供給業者によってQL37+M197Tと呼ばれているもので ある。 任意の他の酸化安定性を増進したアミラーゼ、例えば市販のアミラーゼの既知 のキメラ、ハイブリッドまたは単純な突然変異体親形態から部位特異的な突然変 異誘発によって誘導されるものを用いることができる。酵素安定化系 本発明におけるADDの安定化系は、特にアルカリ条件下で多くの水供給に含 まれる塩素漂白剤が酵素を攻撃して不活性化するのを防止する目的で添加される 塩素漂白剤掃去剤を0〜約10重量%、好ましくは約0.01重量%〜約6重量 %含むこともできる。水中の塩素濃度は小さく、典型的には約0.5ppm〜約 1.75ppmの範囲であるが、食器洗浄中に酵素と接触する水の総容積中の利 用可能な塩素は通常は大きく、従って使用時の酵素安定性が問題となることがあ る。 好適な塩素掃去剤アニオンは広く利用可能であり、実際には遍在しているが、 アンモニウムカチオンまたは亜硫酸塩、重亜硫酸塩、チオ亜硫酸塩、チオ硫酸塩 、ヨウ化物などを含む塩が挙げられる。カルバメート、アスコルベートなどの酸 化防止剤、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)またはそのアルカリ金属塩、モ ノエタノールアミン(MEA)、およびそれらの混合物などの有機アミンも同様 に用いることができる。重硫酸塩、硝酸塩、塩化物、過ホウ酸ナトリウム四水和 物、過ホウ酸ナトリウム一水和物および過炭酸ナトリウムのような過酸化水素源 、並びにリン酸塩、縮合リン酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、ギ酸塩、 乳酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、サリチル酸塩などおよびそれらの混合物のよう な他の通常の掃去剤を、所望ならば用いることができる。一般に、塩素掃去剤の 機能は、更に良好に認められた機能の下で別個に挙げられる成分の幾つか(例え ば、酸素漂白剤を包含する本発明の他の成分)によって行なうことができるので 、この機能を所望な程度まで行なう化合物が本発明の酵素を含む態様において含 まれないのでなければ、別個に塩素掃去剤を添加する必要はない。また、含まれ ない場合にも、掃去剤は最適の結果を得るためにだけ添加される。更に、処方者 であれば、化学者の通常の技術を実施して、使用する場合に他の任意成分と極め て不混和性である任意の掃去剤の使用を回避するであろう。例えば、処方化学者 は、通常はチオ硫酸塩のような還元剤と過炭酸塩のような強力な酸化剤との組み 合わせは、還元剤が固形上のADD組成物において酸化剤から保護されていない 限り余り行なわれないことを認識している。アンモニウム塩の使用に関しては、 このような塩は洗剤組成物と簡単に混合するとができるが、保存中に水を吸着し ておよび/またはアンモニアを放出しやすい。従って、このような材料が含まれ る場合には、Baginskiらの米国特許第4,652,392号明細書に記載されて いる ような粒子で保護するのが望ましい。シリコーンおよびリン酸エステル気泡抑制剤 本発明のADDは、場合によってはアルキルリン酸エステル気泡抑制剤、シリ コーン気泡抑制剤、またはそれらの組み合わせを含むことができる。濃度は、一 般には0%〜約10%であり、好ましくは約0.001%〜約5%である。典型 的な濃度は、シリコーン気泡抑制剤を用いるときには低い傾向があり、例えば約 0.01%〜約3%である。好ましい非リン酸組成物では、リン酸エステルを完 全に除いている。 本発明で用いられるシリコーン気泡抑制剤技術および他の消泡剤は、「消泡、 理論および工業的応用(Defoaming,Theory and Industrial Applications)」、P .R.Garrett監修、Marcel Dekker、ニューヨーク、1973年、ISBN 0-8247-87 70-6に詳細に記載されており、上記文献の内容は、その開示の一部として本明細 書に引用される。特に、「洗剤生成物における起泡の制御(Foam control in Det ergent Products)」(Ferch ら)および「界面活性剤消泡剤(Surfactant Antifo ams)」(Bleaseら)という表題の章を参照されたい。また、米国特許第3,93 3,672号および第4,136,045号明細書も参照されたい。特に好まし いシリコーン気泡抑制剤は、重質顆粒のような洗濯洗剤で用いられることが知ら れている種類の化合物であるが、重質液体洗剤だけでこれまで使用されてきた種 類のものも本発明の組成物に配合することができる。例えば、トリメチルシリル または別の末端ブロック単位を有するポリジメチルシロキサンを、シリコーンと して用いることができる。これらは、シリカおよび/または界面活性を有する非 ケイ素成分と配合することができ、12%シリコーン/シリカ、18%ステアリ ルアルコールおよび70%の顆粒状の澱粉を含んでなる気泡抑制剤が挙げられる 。シリコーン系の活性化合物の適当な商業的供給源は、Dow Corning Corp.であ る。 気泡抑制剤の濃度は、組成物の起泡傾向によってある程度まで変化し、例えば 2%オクタデシルジメチルアミンオキシドを含んでなる2000ppmで使用す るADDでは、気泡抑制剤が存在する必要はない。実際に、典型的なヤシ油アミ ンオキシドより気泡形成傾向が本質的にかなり低いクリーニング効果があるアミ ンオキシドを選択することは、本発明において有利である。対照的に、アミンオ キシドを高起泡性のアニオン性の補助界面活性剤、例えばアルキルエトキシ硫酸 塩と組み合わせる処方は、気泡抑制剤を含むことと比較して著しく有利である。 リン酸エステルも、銀および銀鍍金を施した用品の表面を幾らか保護すると主 張されているが、本発明の組成物はリン酸エステル成分なしで優れた銀の保護を 行なうことができる。理論によって束縛されるものではないが、低pH処方、例 えばpHが9.5以下であって、本質的なアミンオキシドを含むものでは、いず れも銀の保護を改良する上で有効である。 しかしながら、リン酸エステルを用いることが望ましい場合には、好適な化合 物は1967年4月18日にSchmolkaらに発行された米国特許第3,314,8 91号明細書に開示されており、上記特許明細書の内容は、その開示の一部とし て本明細書に引用される。好ましいアルキルリン酸エステルは、16〜20個の 炭素原子を有する。特に好ましいアルキルリン酸エステルは、モノステアリル酸 性リン酸またはモノオレイル酸性リン酸、またはそれらの塩、特にアルカリ金属 塩、またはそれらの混合物である。 単純なカルシウム沈澱石鹸は食器に沈澱しやすいので、本発明においてこれら を消泡剤としての使用を避けることは好ましいことが分かった。実際に、リン酸 エステルはこのような問題が全くなく、処方者は一般に本発明組成物において沈 澱の可能性のある消泡剤の含量を最小限にするように選択する。腐蝕抑制剤 本発明の組成物は、腐蝕抑制剤を含むこともできる。このような腐蝕抑制剤は 、 本発明による機械式食器洗浄組成物の好ましい成分であり、総組成物の0.05 重量%〜10重量%、好ましくは0.1重量%〜5重量%の濃度で配合するのが 好ましい。 好適な腐蝕抑制剤としては、パラフィン油、典型的には炭素原子の数が20〜 50の範囲である主として分岐した脂肪族炭化水素が挙げられ、好ましいパラフ ィン油は環状対非環状炭化水素の比率が約32:68である主として分岐したC25 〜45 種から選択され、これらの特徴を満足するパラフィン油はWINOG 70の商品 名でWintershall 、ザルツベルゲン、ドイツ国から発売されている。 他の適当な腐蝕抑制剤化合物としては、ベンゾトリアゾールおよび任意のその 誘導体、メルカプタンおよびジオール、特にラウリルメルカプタン、チオフェノ ール、チオナフトール、チオナリドおよびチオアントラノールなどの4〜20個 の炭素原子を有するメルカプタンが挙げられる。C12〜C20脂肪酸またはそれら の塩、特にトリステアリン酸アルミニウムも好適である。C12〜C20ヒドロキシ 脂肪酸、またはそれらの塩も、好適である。ホスホン化下オクタデカンおよびベ ーターヒドロキシトルエン(BHT)のような他の酸化防止剤も好適である。他の任意添加剤 多少の圧縮度が必要であるかどうかによって、充填剤材料を本発明のADDに 加えることもできる。これらには、スクロース、スクロースエステル、塩化ナト リウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、硫酸カリウムなどをADD組成物の約 70%まで、好ましくは0%〜約40%の量のものが挙げられる。好ましい充填 剤は硫酸ナトリウム、特に微量不純物がせいぜい低濃度である良好な等級のもの である。 本発明で用いられる硫酸ナトリウムは、漂白剤と非反応性であるようにするの に十分な純度を有し、これはマグネシウム塩形態でのホスホン酸塩のような金属 イオン封鎖剤の低濃度で処理することもできる。漂白剤の分解を回避するのに十 分な純度に関して、ビルダー成分のほうが優先されることに留意されたい。 ベンゼンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスル ホン酸ナトリウムなどのようなヒドロトロープ剤材料を、少量含むことができる 。 漂白剤に対して安定な香料(臭気が安定)および漂白剤に対して安定な染料( 例えば1987年12月22日発行のRoselle らの米国特許第4,714,56 2号明細書に開示されているもの)を、適当量で本発明の組成物に加えることも できる。他の通常の洗剤成分は除外されない。 本発明においてある種のADD組成物は、例えば無水アミンオキシドまたは無 水クエン酸を含む態様では、水感受性を有する成分を含むことができるので、A DDの遊離水分含量を最小限、例えばADDの7%以下、好ましくは4%以下に 保持することが望ましく、水および二酸化炭素に対して実質的に不透過性である 包装を提供することが望ましい。再充填可能なまたはリサイクル可能な種類など のプラスチックボトル、並びに通常のバリヤーカートンまたは箱が一般に好適で ある。成分同士が余り混和性でない場合、例えば、ケイ酸塩とクエン酸との混合 物の場合には、少なくとも一方のこれらの成分を低起泡性のノニオン性界面活性 剤でコーティングして保護するのが望ましいこともある。容易に用いられ任意の これらのコーティングを施さなければ不混和性の成分の適当なコーティングした 粒子を形成することができる多数のワックス状材料がある。クリーニング法 本発明は、汚れた食器、特にプラスチック器のクリーニング法も包含する。好 ましい方法は、食器をpHが少なくとも8の洗浄水性媒体と接触させることを含 んでいる。この水性媒体は、少なくとも約1%のジアシルペルオキシドを含んで いる。ジアシルペルオキシドは、安定化した粒子形態で加えられる。 汚れた食器をクリーニングする好ましい方法は、ジアシルペルオキシド粒子、 酵素、低起泡性界面活性剤、および洗浄力ビルダーを用いることからなっている 。 水性媒体は、固形の自動食器洗浄用洗剤を自動食器洗浄装置中で溶解することに よって形成される。特に好ましい方法は、低濃度のケイ酸塩、好ましくは約3% 〜約10%のSiO2も含んでいる。ジアシルペルオキシド粒子の製造法 様々な方法を用いてジアシルペルオキシド粒子を調整することができる。粒状 成分を攪拌、混合、凝集およびコーティングする通常の方法は、当業者には周知 である。 例えば、一つの態様では、水不溶性のジアシルペルオキシドを固形形態で供給 し、硫酸ナトリウムのような酸化還元安定性を有する無機塩と緊密に混合する。 この混合物に、様々な通常の液体−固体接触装置のいずれかにおいて液体噴霧に よって他の安定化添加剤を加え、顆粒状ADDに混合するのに適当な粒度を有す る凝集粒子を提供し、組成物中で粒子が分離するのを防止する。安定化添加剤を 水性溶液または分散剤として用いるときには、過剰の水を通常の乾燥装置を用い て乾燥除去する。液体−固体接触および乾燥は、同一装置中でまたは特定の用途 によっては2個の別々の段階で行なうことができる。 キレート化剤および/または酸化防止剤は、固形物としてジアシルペルオキシ ドと上記において形成した酸化還元安定性を有する無機塩との乾燥混合物に加え ることができ、または液体として乾燥混合物の粒子を凝集するのに用いる液体結 合剤と共に加えることができる。 好ましい態様では、上記の凝集粒子を、ジアシルペルオキシドが粒子加工およ び/または生成物保存条件下では溶解しない材料で更にコーティングする。好ま しい材料は、水溶性である。特に好ましい材料は非水性でもあり、ジアシルペル オキシドの融点を下回り、好ましくは約100°F〜約160°F、最も好まし くは約120°F〜約140°Fの融点を有し、100°Fまで、好ましくは1 20°Fまでの温度では最終の顆粒状ADD組成物中のLFNIと混和しない。 もう一つの態様では、水不溶性の固形形態のジアシルペルオキシドは、粒度が 極めて微細である(好ましくは300μm未満、更に好ましくは150μm未満 )。これが塩基性製造過程で得られる粒度でないときには、この粒度は湿潤また は乾燥状態のいずれかにより摩砕によって得ることができる。これは、酸化還元 安定性を有する無機塩の添加前に、または無機塩との乾燥混合物として行なうこ とができる。粒度の減少は、安定化の問題に非常に役立つが、ジアシルペルオキ シドが食器洗浄工程の後に残渣として残ったままになる。 別の方法では、ジアシルペルオキシドと酸化還元安定性を有する無機塩および 他の任意の安定化添加剤の混合物を、ジアシルペルオキシドが溶解しない安定化 結合剤と共に同時押出して、押出し生成物を提供する。押出生成物の形状は、お およそ球状の凝集物と比較してADD組成物中で不混和性材料と相互作用する表 面積が減少する。安定化結合剤は、上記と同一の特性を有するのが最も好ましい 。 更にもう一つの方法では、水不溶性のジアシルペルオキシド(例えば、ジベン ゾイルペルオキシド)を水性懸濁液として供給するか、または結合剤(例えば、A cusol 445N)の水溶液中に混合する。次に、この混合物を無機塩と組み合わせて 、造粒した粒子を形成する。過剰の水を、通常の乾燥装置を用いて乾燥除去する 。この粒状物質を、次に上記と同様にしてコーティングを行なう。 更にもう一つの方法では、水不溶性のジアシルペルオキシドを、ジアシルペル オキシドが溶解しない非水性コーティング剤と混合してペーストを形成する。非 水性コーティング剤の融点が120°Fを上回るときには、これは特に好ましい 。(コーティング剤の融点を上回る温度に保持した)高温ペーストを、次に無機 塩と組み合わせて、冷却して粒子を形成する。凝集、コーティング、押出しおよ びフレーキングなど、これらに限定されない様々な造粒法を用いて、ペーストと 無機塩とを緊密に混合することができる。コーティング剤中にジアシルペルオキ シドを埋設することによって、最終生成物における不混和性成分との有害な相互 作 用を回避することができる。 下記の実施例により、本発明の組成物を例示する。これらの実施例は、本発明 の範囲を限定または定義することを意味するものではない。本明細書で用いられ る総ての部、百分率および比率は、特に断らない限り重量百分率として表してい る。 実施例I プラスチック容器の染みの除去効果が下記のように達成される顆粒状の自動食 器洗浄用洗剤: 実施例II 増加した程度のプラスチック容器の染みの除去効果が下記のように達成される 顆粒状の自動食器洗浄用洗剤: 実施例III プラスチック容器の染みの除去効果が異なるジアシルペルオキシド粒状物質を 用いて下記のように達成される顆粒状の自動食器洗浄用洗剤: 実施例IV プラスチック容器の染みの除去効果が、異なるジアシルペルオキシド粒状物質 を用いて下記のように達成される顆粒状の自動食器洗浄用洗剤: 実施例V ジアシルペルオキシドおよび塩素漂白剤を含む顆粒状洗剤組成物は、下記の通 りである: 実施例VI プラスチック容器の染みの除去効果が、異なるジアシルペルオキシド粒状物質 を用いて下記のように達成される顆粒状の自動食器洗浄用洗剤:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィッチ,エドワード ポール ブイ. アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 フォックス、ラン、ドライブ、ナンバー 102、3795 (72)発明者 ペインター,ジェフリー ドナルド アメリカ合衆国オハイオ州、ラブランド、 エンヤート、ロード、11652 (72)発明者 ゴールドステイン,アラン スコット アメリカ合衆国オハイオ州、ブルー、アツ シュ、ベリーヒル、レイン、4329

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 顆粒または粉末状の自動食器洗浄用洗剤組成物であって、前記組成物の 重量で約0.01%〜約20%の水不溶性のジアシルペルオキシドを含んでなり 、前記ジアシルペルオキシドをジアシルペルオキシド粒子として組成物に添加し 、前記粒子が、前記粒子の重量で、一般式 RC(O)OO(O)CR1 (式中、RおよびR1は、同一でもまたは異なっていてもよく、好ましくは一方 だけが10個の炭素原子より長いヒドロカルビル鎖であり、更に好ましくは少な くとも一方が芳香族核を有する)を有する約1%〜約80%の水不溶性ジアシル ペルオキシドと、約0.01%〜約95%の前記ジアシルペルオキシドが溶解し ない安定化添加剤とを含んでなり、前記安定化添加剤が無機塩、遷移金属キレー ト化剤、酸化防止剤、結合剤、コーティング剤、およびそれらの混合物からなる 群から選択され、好ましくは無機塩、結合剤、コーティング剤、およびそれらの 混合物からなる群から選択され、前記組成物の洗浄溶液pHが8〜13であり、 好ましくは9〜12であり、前記組成物がプラスチック容器からカロチノイドの 染みを除去することを特徴とする、組成物。 2. 前記組成物が0.1%〜10%の水不溶性のジアシルペルオキシドを含 む、請求の範囲第1項に記載の組成物。 3. 組成物の重量で、低起泡性のノニオン界面活性剤0.1%〜10%を含 み、好ましくは前記の低起泡性のノニオン性界面活性剤が100°Fを下回る温 度下で固体である、請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。 4. (i) 炭酸またはセスキ炭酸ナトリウム/カリウム、 (ii) クエン酸ナトリウム/カリウム、 (iii) クエン酸、 (iv) 重炭酸ナトリウム/カリウム、 (v) ホウ酸ナトリウム/カリウム、好ましくはホウ砂、 (vi) 水酸化ナトリウム/カリウム、 (vii) ケイ酸ナトリウム/カリウム、および (viii)それらの混合物 からなる群から選択されるpH調整成分も含む、請求の範囲第1〜3項のいずれ か1項に記載の組成物。 5. 組成物の重量で、塩素漂白剤または過酸素漂白剤、好ましくは過炭酸塩 、過硫酸塩、過ホウ酸塩、およびそれらの混合物からなる群から選択されるもの 、およびMnIV 2(u−O)3(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアシ クロノナン)2−(PF62、MnIII 2(u−O)1(u−OAc)2(1,4, 7−トリメチル−1,4,7−トリアシクロノナン)2−(ClO42、MnIV 4 (u−O)6(1,4,7−トリアシクロノナン)4−(ClO42、MnIIIM nIV 4(u−O)1(u−OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−ト リアザシクロノナン)2−(ClO43、Mn(1,4,7−トリメチル−1, 4,7−トリアシクロノナン(OCH33−(PF6)、Co(2,2′−ビス ピリジル−アミン)Cl2、ジ−(イソチオシアナト)ビスピリジルアミン−コ バルト(II)、トリスジピリジルアミン−コバルト(II)ペルクロレート、Co(2 ,2−ビスピリジルアミン)2−O2ClO4、ビス(2,2′−ビスピリジルア ミン)銅(II)ペルクロレート、トリス(ジ−2−ピリジルアミン)鉄(II)ペルク ロレート、Mnグルコネート、Mn(CF3SO32、Co(NH35Cl、テ トラ−N−デンテートおよびビ−N−デンテート配位子と錯体形成した二核性M n、例えばN4MnIII(u−O)2MnIV4+および[ビpy2MnIII(u− O)2MnIVビpy2]−(ClO43、およびそれらの混合物からなる群から選 択される漂白剤触媒をも含む、請求の範囲第 1〜4項のいずれか1項に記載の組成物。 6. 組成物の重量で、好ましくはプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼおよ びそれらの混合物からなる群から選択される洗剤酵素0.001%〜5%、更に 好ましくはプロテアーゼまたはアミラーゼ0.005%〜3%をも含む、請求の 範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の組成物。 7. 前記組成物の重量で、3%〜10%のSiO2も含み、前記組成物重量 でポリアクリレートおよびポリアクリレートコポリマーからなる群から選択され る分散剤0.5%〜20%を含む、請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載 の組成物。 8. 前記のジアシルペルオキシドがジベンゾイルペルオキシドであり、平均 粒度が150μm未満である、請求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の組 成物。 9. 顆粒状または粉末状の自動食器洗浄用洗剤組成物であって、 (a) 平均粒度が600μm〜800μmのジアシルペルオキシド粒状物質1重 量%〜15重量%であって、前記ジアシルペルオキシド粒状物質が5重量%〜4 0重量%のジアシルペルオキシドおよび0.01重量%〜95重量%の安定化添 加剤であって、前記ジアシルペルオキシドが溶解しないものを含み、前記安定化 添加剤は、無機塩、酸化防止剤、結合剤、コーティング剤、遷移金属キレート化 剤およびそれらの混合物からなる群から選択されるもの、 (b) 過酸素漂白剤の利用可能な酸素として0.01重量%〜8重量%、 (c) 炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸 、重炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、およびそれらの混合物から選択される 水溶性塩または塩/ビルダー混合物からなるpH調整成分0.1重量%〜50重 量%、 (d) SiO2としてのケイ酸塩3重量%〜10重量%、 (e) アミンオキシド以外の低起泡性のノニオン性界面活性剤0〜10重量%、 (f) シリコーン気泡抑制剤0〜10重量%、 (g) 活性な洗剤用酵素0.01重量%〜5重量%、および (h) 分散剤ポリマー0〜25重量% を含んでなり、 洗浄溶液pHが9.5〜11.5であることを特徴とする、組成物。 10. 食器を、少なくともpH8であって、少なくとも0.1重量%の水不 溶性のジアシルペルオキシドを含んでなる洗浄水性媒体と接触させることを特徴 とする、汚れた食器のクリーニング法。
JP8517726A 1994-12-09 1995-12-01 ジアシルペルオキシドの粒子を含む自動食器洗浄組成物 Pending JPH10510308A (ja)

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