JPH10509346A - ディスポーザブル吸収性製品における使用の為に積層体へ伸長可能性を提供するための高速機械的歪み付与方法 - Google Patents

ディスポーザブル吸収性製品における使用の為に積層体へ伸長可能性を提供するための高速機械的歪み付与方法

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JPH10509346A
JPH10509346A JP8514001A JP51400195A JPH10509346A JP H10509346 A JPH10509346 A JP H10509346A JP 8514001 A JP8514001 A JP 8514001A JP 51400195 A JP51400195 A JP 51400195A JP H10509346 A JPH10509346 A JP H10509346A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、装着者の下着の側端の周りに折曲げるためのサイドラッピングエレメント52を具備する生理用ナプキン、パンティーライナー及び失禁用パッドのようなディスポーザブル吸収性製品のための積層体へ伸長可能性を設けるための高速機械的歪み付与プロセスに関する。部品は、伸長し得る領域56を備えることにより、下着が引上げられる際、装着者の下着の側端を自動的に包むように設計されている。重要なことには、伸長し得る領域56は、少なくともその1方が開口部を具備する2つの層2、3を有する積層体の高速歪み付与プロセスにより作製される。2つの層は、ソルダリング工程により少なくとも伸長し得る領域56において互いに接合される。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスポーザブル吸収性製品における使用の為に 積層体へ伸長可能性を提供するための高速機械的歪み付与方法 技術分野 本発明は、その製品の各々の横側に、着装者の下着の横端の周りに折るための サイドラッピングエレメント(side wrapping element)を有する生理用ナプキン 、パンティーライナー及び失禁パッドのようなディスポーザブル吸収物品(dispo sable absorbent article)を製造するためのプロセスに関する。部品は、伸長し 得る領域(zone of extensibility)を具備することにより、下着が引き上げられ た場合、着装者の下着の横側を自動的に包むように設計されている。重要なこと は、伸長し得る領域が、その少なくとも1つが開口部(aperture)を具備するとこ ろの2つの層を具備する積層体の高速歪み付与プロセス(high speed straining process)により創製されることである。前記2つの層は、ソルダリング工程(sol dering step)により、少なくとも伸長し得る領域において互いに接合されている 。 背景技術 生理用ナプキン、パンティーライナー及び失禁パッドのような吸収性製品は、 典型的には、下着の股領域に着装される装置である。これらの装置は、人体から の液体や他の排出物を吸収、保持し、体や衣服が汚れることを防止するように設 計されている。生理用ナプキンは、女性がパンティー内に着装する吸収性製品の タイプであって、通常は、着装者の脚の間の体の会陰部に隣接して配置されるも のである。特に、サイドフラップ又ははね(wing)とも呼ばれるサイドラッピング エレメントを有する生理用ナプキンは、文献に開示されており、市場で入手可能 のものである。 各種タイプのはね又はサイドフラップを具備する生理用ナプキンは、合衆国特 許第4,687,478号、合衆国特許第4,608,047号、合衆国特許第4,589,876号、再審 査特許第B1 4,589,876号、合衆国特許第4,285,343号公報に開示されている。は ね付生理用ナプキンは、通常、汚れに対する良好な保護を提供すると見られてい る。 しかしながら、各種理由からサイドフラップ付生理用ナプキンを使用すること が不便であると感じている女性がいる。例えば、サイドフラップをパンティーの 股の下側に取付けることが困難であると感ずる女性がいる。これは、適正な場所 にサイドフラップを折り、それらを生理用パンティーに貼ることが困難であるよ うなファクターによるものであり得る。この結果、サイドフラップなしの生理用 ナプキンの方を依然として好む女性がいる。さらに、一般的にはサイドフラップ 付生理用ナプキンをより好む女性も、時々(軽い日のような場合)サイドフラッ プなしの生理用ナプキンの方を好む。したがって、汚れに対する同様の保護を提 供しながら、従来のサイドフラップを具備する生理用ナプキンに代わる生理用ナ プキンへの必要性がある。 従来のサイドフラップを具備する生理用ナプキンのいくつかの変形が提案され てきた。例えば、合衆国特許第4,911,701号公報には、中央吸収剤の体に面する 部分により大きい凸形状を設け、またサイドフラップの接着剤を用いないパンテ ィー内での配置を可能にするための弾性ひもを具備する生理用ナプキンが開示さ れている。合衆国特許第4,940,462号公報には、縦軸方向に拡張し得るフラップ を有する生理用ナプキンが開示されている。このフラップは、着装者のパンティ ーの外部上に折りまげ、パンティーの輪郭に沿うように設計されている。伸長し 得る領域を有するサイドラッピングエレメントの更なる改良が、1993年9月17日 出願の合衆国特許出願第08/124180号、1994年7月20日出願の第08/277733号及び1 994年8月3日出願の欧州特許出願番号第94202252.6号公報に開示されている。 これらの開示によれば、多くの異なるプロセスにより伸長性が提供され得る。 例えば、伸長し得る領域は、機械的歪み付与、波型つけ(corrugating)、「リン グ−ローリング(ring-rolling)」、加熱及び変形、サイドラッピングエレメント 又はフラップをはめあいプレート(mating plate)間で圧縮すること等により製造 される。 特に、しわ寄せ又はリング−ローリングのような高速機械的歪み付与が、高速 製造を可能にするので製造効率の観点から望ましい。また、伸長可能なリング− ローリング領域には、機械方向(プロセス移動方向)に対して角度を有する伸長 可能性がある。リング−ローリングの好適な方法は、合衆国特許第4,107,364号 、合衆国特許第4,834,741号、合衆国特許第5,143,679号、合衆国特許第5,156,79 3号及び合衆国特許第5,167,897号公報に記載されている。 特に好ましいサイドラッピングエレメント又はフラップは、少なくとも2層の 材料を、時々、例えば4層のようにそれよりも多くの材料を具備している。これ らの層は、積層体に形成された後にのみ伸長可能になるところの積層体を形成し ながら一緒に接合される。特に、伸長し得る領域を具備するサイドラッピングエ レメント付の従来の生理用ナプキンは、サイドラッピングエレメントが、生理用 ナプキンの最上層(典型的にはトップシートと呼ばれる)の横方向伸長性部分及 び生理用ナプキンの最下層(典型的にはバックシートと呼ばれる)により形成さ れるように構成されている。 生理用ナプキンの主要部分の横方向外側の領域において形成される積層体は、 これらの製品の生産速度において、前述のリング−ローリングのような機械的プ ロセスによりひずまされる。積層体が、機械的にひずまさせる間均一な挙動をす るように、個々の層は、少なくとも機械的歪み付与の領域において互いに適切に 接合される必要がある。 典型的には、接着剤、特にホットメルト接着剤が提案され、その目的に用いら れてきた。ディスポーザブル吸収性製品の製造プロセスにおいて生じる異なる状 況に応じた多様な接着剤が開発され、また、開発され続けている。代わりの接合 方法には、溶接(welding)が含まれる。溶接は、同種のプラスチック材料間で用 いられ、材料が互いに融合し、永久の接続、又はひだ寄せ(crimping)であって層 が局所的に組合うように層の局所的機械的変形であるものの領域を創製すること のできる方法である。 材料を接合する代わりの方法、すなわちソルダリングが高速機械的歪み付与の プロセスにおいて有利に用い得ることが分かった。この方法自体は、材料接合の 技術から既知のものであるが、今までディスポーザブル吸収性製品の分野におい て適用されていない。 歪み付与前に接着剤により積層体を接合させる場合に起こる周知の問題は、接 着剤が、透過し得る材料を通過して移動し得ることである。このことは、接着剤 が適用される間及びその後にも起こり得る。もし、非透過性材料が互いに接合さ れるならば、歪み付与プロセスにより、そこを通して接着剤が移動するところの 小さな開口部が創製され得る。 ディスポーザブル吸収性製品の分野において用いられる接着剤は、広範囲の温 度において接着特性を示すように、粘着性が付与される。それらは、通常、室温 においてもまだ粘着であり、そのことにより、それらが積層体の外側に存在する ことを一般に望ましくなくする。 歪み付与プロセスの間に積層体のいずれもの外側に接着剤が存在することは特 に好ましくない。なぜならば、高速で移動する機械部分上の接着剤蓄積、特に粘 着性接着剤蓄積は、不安定なプロセス条件を速やかに導くからである。これらの 条件の発生により少なくとも頻繁なクリーニングが必要になるが、機械停止及び 低効率を招く悲惨な機械破壊さえ起こし得る。 また、ディスポーザブル吸収性製品の外側に存在し得る接着剤は、消費者にと って極めて望ましくない。これらの製品の使用温度において粘着な接着剤が着装 者の皮膚又は衣服に接触すると、それらは衣服に接着剤を残し又は着装者の皮膚 に炎症を起こすであろう。 これらの接着剤の欠点は、溶接又はひだ付けのプロセスにより克服することが できる。材料の溶接は、通常、少しでも実行可能であるために、材料の同一性で はないとしても類似性を要求する。溶接は、材料間を適切に接合させる一方で、 材料の溶融消失又はいわゆる溶接穴を発生させないように、極めて正確な温度コ ントロールを要求するという欠点も有する。この厳密なコントロール又は溶接に 対する材料不調和の問題全ては、今日の接着剤技術により有意に低減されるもの であるが、接着剤技術には上述の欠点がある。また、溶接は、通常、全面に対し ては不可能であり、線に沿って又は小さな領域においてのみ行い得る。 生理用ナプキン又はパンティーライナーの分野において通常用いられる接着剤 に代わる他のものは、ひだ付けである。しかしながら、ひだ付けは、まさしくそ の性質故に材料強度を低減させるので、後に機械的にひずまされる積層体を製造 するためにそれを用いることは、積層体に対して材料安定性のいくつかの問題を 発生させる。したがって、ひだ付け及び機械的歪み付与、特にリング−ローリン グは、同じ場所において両立せず、空間により隔てられていなければならず、典 型的には、多様なプロセスになってしまう。 したがって、本発明の目的は、伸長し得る領域を具備するディスポーザブル吸 収性製品を製造する際に用いられる積層体のための高速機械的歪み付与プロセス を提供することである。本発明の他の目的は、本発明に従い開発されたプロセス が、今日の接着材料の温度と同様の温度において実施され得る一方で、接着剤の 適用温度よりも下で接着剤の粘着性にともなう問題を排除するという改良を成す ことである。 本発明のこれらの目的及び他の目的は、以下の本発明の更なる説明からより明 確になるであろう。 発明の概要 本発明は、伸長し得る領域を具備するディスポーザブル吸収性製品において用 いるための積層体を提供するための高速機械的歪み付与プロセスを提供する。特 に、生理用ナプキンの着装者の下着の側端を自動的に包み込むためのサイドフラ ップを具備する生理用ナプキンに対して、本発明の高速プロセスに従って伸長し 得る領域が供給される。本発明のプロセスは、 第1及び第2の連続層を設ける工程であって、前記第1及び第2の層の少なく とも1方、好ましくは両方が歪み得るものであり、並びに少なくとも一方が液体 透過性である工程と、 前記第1及び第2の層を機械方向に輸送する工程であって、前記機械方向が前 記積層体及び典型的にはディスポーザブル吸収性製品の生産方向でもある工程と 、 前記液体透過性層を含む前記第1及び第2の層をソルダリングにより接合し、 前記積層体を設ける工程であって、前記ソルダリングは、20℃又はそれ以下にお いて非粘着性ソルダ(solder)を用いる工程と、 前記ディスポーザブル吸収性製品において使用するための前記積層体に伸長し 得る領域を形成するために、前記積層体を機械的に歪ませ、目的の領域を伸長可 能にする工程とを具備するものである。 本発明に従い製造される好ましい生理用ナプキン又はパンティーライナーにお いて、伸長し得る領域とは、それらの領域によりサイドフラップが生理用ナプキ ン又はパンティーライナーが、着装される下着の股部分の側端のそれぞれの形状 に一致することができるようにされる場所をいう。 高速機械的歪み付与プロセスは、少なくとも0.5m/秒、好ましくは1.5m/秒の積 層体の面速度において好ましくは動作される。歪み付与は、積層体が機械的歪み 付与工程中に運搬されるところの機械方向に対して平行、垂直又は斜めであるこ とができる。機械的歪み付与は、好ましくは、上で指摘した先行技術文献に従う リングローリングにより提供される。 図面の簡単な説明 図1は、サイドフラップを具備するディスポーザブル吸収性製品の代表的例と して、ソルダを図示していないが、好ましい生理用ナプキン又はパンティーライ ナーの各種エレメントを特定する本発明に従い製造された生理用ナプキンの分解 図である。 図2は、サイドフラップにおけるリングロールされた伸長し得る領域を具備す る生理用ナプキンの頂部平面図である。伸長し得る領域は、縦軸に対して角度を 有することを記号化しているハッチラインにより特定されている。 発明の詳細な説明 本発明によれば、ディスポーザブル吸収性製品において用いるための積層体に おける伸長し得る領域を作製するための高速機械的歪み付与プロセスが提供され る。積層体は、少なくとも2層を具備し、その少なくとも1方が液体透過性であ り、かつ少なくとも1方、好ましくは両方が歪み得るものである。これらの層は 、ソルダリングにより少なくとも部分的に接合される。 吸収性製品は、典型的には繊維状又はフィルム様の液体非透過性基体により提 供される体対向面と、好ましくは液体非透過性であるが、通気可能な基体により 提供される下着対向面と、体対向面と下着対向面との間に配置される吸収性構造 とを具備する。吸収性製品は、図1及び2に示すように、縦軸10及び横軸11 を有し、特にサイドフラップ部品及び当技術で既知の弾性特性又は伸長可能性の いずれもの種類のものを含む当技術で一般的ないずれもの部品又は特性を具備す ることができる。 本発明に従い製造された好ましい生理用ナプキン又はパンティーライナーは、 従来のフラップを用いることなく、着装者のパンティーに被いを提供し、縁汚染 (すなわちパンティー股部の端の汚染)を低減させる1対のサイドラッピングエ レメント(又は「下着カバーリング要素」)を具備する。 好ましい生理用ナプキン又はパンティーライナーは、液体透過性トップシート と、トップシートに接合される液体非透過性バックシートと、トップシートとバ ックシートとの間に配置される吸収性コアー(core)とを具備する本体部分を具備 する。サイドラッピングエレメントは、本体部分と一体的に形成されるか又は本 体の縦軸側縁の内側の本体部分の下着対向側に接合されるが、一体的に形成され るのが好ましい。 サイドラッピングエレメントは、各々、少なくとも1つの伸長し得る領域を備 え、好ましくは、別々に離れた伸長し得る領域であって、吸収性製品の縦軸中央 線に対して対称に配置される領域を備える。伸長し得る領域は、サイドラッピン グエレメントの隣接する区域よりも大きい伸長の範囲を備えるところのサイドラ ッピングエレメントの区域である。 生理用ナプキン又はパンティーライナーを参照することにより、液体を吸収す るためのディスポーザブル製品を以下に説明する。しかしながら、伸長し得る領 域を具備する成人用若しくは乳児用オムツ又は成人用失禁挿入物のような製品が 、本発明のプロセスにより同様に利益を受けることができる。 もし、サイドラッピングエレメントが吸収性製品の本体部分と一体的に形成さ れるならば、ノッチ領域(notch region)が形成され、サイドラッピングエレメン トの周囲と、本体部分の縦軸方向側縁であってサイドラッピングエレメントが本 体部分の縦軸方向側縁を越えて延出する側縁との交差点の周囲に延出する。これ らの一体サイドラッピングエレメント設計のためには、少なくとも1対の対称な 伸長し得る領域がノッチ領域内に延出する場合、すなわち各々の伸長し得る領域 が本体部分の縦軸方向側縁をまたいで延出する場合が好ましい。 代わりに、別個のエレメントとして設けられ、かつ下着対向側に固定され、( 及びそれらが固定されるところから外方向に固定されていない)ところのサイド ラッピングエレメントにおいて、伸長し得る領域の横方向に最も内側の地点と 縦軸方向中央線との間の距離は、好ましくは40mmないし50mmの範囲である。 一般に、伸長し得る領域は、主として縦軸方向に、又は主として横軸方向に、 又はそれらの間のいずれもの方向に伸長可能であり得る。一体的に形成されたサ イドラッピングエレメントにおいて、伸長し得る領域は、吸収性製品の隣接する 外周にできるだけ近く沿う方向に伸長可能であることが最も好ましい。好ましく は、伸長し得る領域には、折り線を有する波型付けが設けられている。 本発明の生理用ナプキンは、サイドフラップを有する従来の生理用ナプキンの 代替物を提供する。1つの態様において、サイドラッピングエレメントは、着装 者の側が、それらをパンティーの下に折り曲げたりそれらをパンティーに取付け たりする動作を必要としない。サイドラッピングエレメントは、それらを着装者 のパンティーの下に固定することなく、着装者のパンティーの側縁を被うために 十分適正な位置に留まる。 特に、本体部分外側遠くへ延出するサイドラッピングエレメントにおける代わ りの態様のために、生理用ナプキンは、感圧接着剤のような留め具を具備するこ とができる。接着性留め具は、本体部分の下着対向側上に設けられることも、ま たサイドラッピングエレメントの下着対向側上に延出することもできる。この態 様において、特に狭いパンティー股部において、サイドラッピングエレメントは 、サイドラッピングエレメントの部分どうしが重なり合うように装着者のパンテ ィー股部の側縁を取囲んで折曲げることができる。これにより、サイドラッピン グエレメントの折曲げられた部分の間にパンティーの側縁を挟む新規な構造が形 成される。 トップシート トップシート2は、着装者の皮膚に対して従順で、ソフトな感覚の、非刺激性 のものである。トップシートも弾性特性を備えることができ、トップシートが、 そのいくつかの部分において1若くは2方向に又はその全範囲に亘り伸びること を可能にする。さらに、トップシートは、流体(例えば、月経及び/又は尿)が 容易にその厚みを通過して透過することができる流体透過性である。好適なトッ プシートは、開口形成熱可塑性フィルム(apertured formed thermoplastic film )、開口化可塑性フィルム(apertured plastic film)及び水素化改質熱可塑 性フィルム(hydroformed thermoplastic film)のようなポリマー材料、多孔質発 泡体、網状発泡体、網状熱可塑性フィルム並びに熱可塑性スクリムのような織布 (woven material)又は不織布(unwoven material)等広範囲の材料から製造され得 る。好適な織布及び不織布は、天然繊維(例えば、木材若しくは綿繊維)、合成 繊維(例えば、ポリエステル、ポリプロピレン若しくはポリエチレン繊維のよう なポリマー繊維)又は天然繊維と合成繊維との組合わせから構成され得る。 本発明において好ましいトップシートは、高ロフト(loft)不織トップシート及 び開口形成フィルムトップシートから選択される。開口形成フィルムがトップシ ートとして特に好ましい。なぜならば、それらは、体からの浸出液に対して透過 性であるが非吸収性であり、かつ流体がトップシートを逆戻りし、着装者の皮膚 を再び濡らす傾向が低められているからである。従って、体と接する前記形成フ ィルムの表面は、乾いたままであり、もって体の汚染を低減させ、着装者をより 快適な感覚にする。好ましい形成フィルムは、合衆国特許第3,929,135号、合衆 国特許第4,324,246号、合衆国特許第4,342,314号、合衆国特許第4,463,045号、 及び合衆国特許第5,006,394号公報に記載されている。特に好ましい微細開口形 成フィルムトップシートは、合衆国特許第4,609,518号及び合衆国特許4,629,643 号公報に記載されている。本発明に好ましいトップシートには、上述の特許の1 つ又はそれ以上に記載され、オハイオ州、シンシナティーのプロクター アンド ギャンブル社(Procter & Gamble Company)により「ドライ−ウイーブ(DRY-WEAVE )」として生理用ナプキン上で市販されている形成フィルムが具備される。 液体通過路の均一な分布を備えず、トップシートの一部分のみが液体通過路を 具備するトップシートもまた本発明により考慮される。そのようなトップシート は、典型的には、中央部が液体に対して透過し得、周辺部が透過し得ないように 配向された液体通過路を具備するであろう。 形成フィルムトップシートの物体表面は、もし物体表面が親水性でない場合よ りも早く液体がトップシートを通り移動することを助けるように親水性であり得 る。好ましい態様において、PCT公報WO 93/09741に記載されるような界面活性剤 が、形成フィルムトップシートのポリマー材料中に含まれる。代わりに、トップ シートの物体表面は、合衆国特許第4,950,254号公報に記載されるような界面活 性剤によりそれを処理することにより親水性にされ得る。 別の代替物は、ハイブリッドトップシートと呼ばれるものであり、繊維状及び フィルム様構造を取入れたものである。そのようなハイブリッドトップシートの 特に有用な態様は、PCT公報WO 93/09744、WO 93/11725又はWO 93/11726に開示さ れている。 トップシート2は、典型的には、吸収性構造4全体を超えて、かつ吸収性構造 4と同一に延出する領域の外に伸びる。図1に示すように、トップシート2は、 図1において52を付して示されるように伸びて、好ましいサイドフラップの一 部分又は全てを形成する。 トップシートについて言及すると、多層構造又は単層構造が考慮される。もし 、多層トップシートの各種層が互いに接合されるならば、多層は、機械的歪み付 与の前に本発明の接合工程にそのように受け入れられる。 上述のハイブリッドトップシートは、そのような多層設計であるが、第1及び 第2トップシート設計のような他の多層トップシートも、本発明のプロセスによ り接合され得ると考えられる。 吸収性構造 図1において、吸収性構造は、単一の構成要素として示されている。吸収性構 造には、(a)場合に応じて、好ましくは第2流体分配層をともなう第1流体分 配層と、(b)流体貯蔵層と、(c)場合に応じて、貯蔵層の下に設けられる繊 維状(「ダスティング(dusting)」層と、(d)他の任意の要素とを包含するこ とができる。 a 第1/第2流体分配層 本発明の吸収性構造の1つの任意の要素は、第1流体分配層及び第2流体分配 層である。第1分配層は、典型的には、トップシートの下に設けられ、トップシ ートと流体連通状態にある。トップシートは、貯蔵層への最終的な分配に供する ために獲得した流体をこの第1分配層に移動させる。この第1分配層を通過する 流体の移動は、厚み内においてばかりではなく、吸収性製品の長さ及び幅方向に 沿っても発生する。これも任意であるが、好ましい第2分配層は、典型的には第 1分配層の下に設けられ、第1の分配層と流体連通状態にある。この第2分配層 の目的は、第1分配層からの流体を容易に獲得し、下に設けられた貯蔵層へ流体 を迅速に移動させることである。これにより、下に設けられている貯蔵層の流体 収容力を完全に利用することが補助される。 b 流体貯蔵層 第1又は第2分配層と流体連通状態に配置され、典型的には、第1又は第2分 配層の下に設けられるのが流体貯蔵層である。流体貯蔵層は、いずれもの通常の 吸収性材料又はその組合せから構成され得る。流体貯蔵層は、「ヒドロゲル」、 「超吸収剤」、「ヒドロコロイド」材料と通常呼ばれる吸収性ゲル化材料が好適 なキャリヤー(carrier)と組合わされたものから構成される。 吸収性ゲル化材料は、大量の水性体性流体を吸収することができ、さらに穏和 な圧力下にそのような吸収された流体を保持することができる。吸収性ゲル化材 料は、好適なキャリヤー内に均一に又は非均一に分散されることができる。好適 なキャリヤーも、それ自体吸収性であれば、単独でも用いられ得る。 ここで使用するための好適な吸収性ゲル化材料は、最も頻繁には、実質的に水 に非溶解性の、わずかに架橋された、部分的に中和されたポリマーゲル化材料を 包含する。この材料は、水と接触するとヒドロゲルを形成する。そのようなポリ マー材料は、重合し得る、不飽和の、酸含有モノマーから製造され得る。本発明 において用いられるポリマー吸収性ゲル化材料の製造において使用するために好 適な不飽和酸性モノマーには、RE 32,649として再発行された合衆国特許第4,654 ,039号公報に挙げられているものが含まれる。好ましいモノマーには、アクリル 酸、メタクリル酸及び2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸が含 まれる。アクリル酸それ自体は、ポリマーゲル化材料の製造のために特に好適で ある。 好適なキャリヤーには、毛羽及び/又はティッシュ(tissue)の形態にあるセル ロース繊維のような吸収性構造中において従来用いられた材料が含まれる。好適 なキャリヤーは、吸収性ゲル化材料とともに用いられ得るが、単独で又は組合わ せても用いられ得る。最も好ましいものは、生理用ナプキン/パンティーライナ ーの文脈においてティッシュ又はティッシュ積層体である。 本発明に従い製造された態様が図2に示されている。図2において、吸収性構 造4は、ティッシュをそれ自体の上に折曲げることにより形成される二重層42 ティッシュ積層体を具備する。これらの層は、両層を互いにソルダリングするこ とにより接合され得る。 強化セルロース繊維のような修飾されたセルロース繊維も用いられ得る。合成 繊維もまた用いられ得、酢酸セルロース、フッ化ポリビニル、塩化ポリビニリデ ン、(オーロン(Orlon)のような)アクリル、酢酸ポリビニル、非溶解性ポリビ ニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、(ナイロンのような)ポリア ミド、ポリエステル、バイコンポーネントファイバー(bicomponent fiber)、ト リコンポーネントファイバー(tricomponent fiber)及びそれらの混合物等から製 造されたものが含まれる。好ましくは、繊維表面は親水性であるか又は親水性で あるように処理されている。貯蔵層は、パーライト(Perlite)、ケイ藻土、ベル ミキュライト(Vermiculite)等の充填材料も含有することができ、これらは再濡 れ(rewet)問題を低くする。 もし、吸収性ゲル化材料がキャリヤー中に非均一に分散されたとしても、貯蔵 層は、局所的に均一であり得る。すなわち、貯蔵層は、貯蔵層の寸法内において 1方向又は数方向に分布勾配を有することができる。非均一分布は、吸収性ゲル 化材料を部分的に又は完全に包含するキャリヤーの積層体についても該当し得る 。 c 任意の繊維状(「ダスティング(dusting)」)層 本発明に従う吸収性構造内に含有される任意の要素には、貯蔵層に隣接し、典 型的には、貯蔵層の下に設けられる繊維状層がある。この下敷き繊維状層は、典 型的には、「ダスティング」層と呼ばれている。なぜならば、繊維状層により、 吸収性構造の製造中に貯蔵層内に吸収性ゲル化材料を沈着させるところの基体が 提供されるからである。事実、吸収性ゲル化材料が繊維(fibber)、シート又はス トリップのようなマクロ構造の形態にある場合には、この繊維状「ダスティング 」層は含有される必要はない。しかしながら、この「ダスティング」層により、 パッドの長さに沿った流体の迅速なウイッキング(wicking)のような、いくつか の流体取扱い能力が提供される。 d 吸収性構造の他の任意の要素 本発明に従う吸収性構造には、通常、吸収性ウエッブ内に存在する他の任意の 要素が含まれ得る。例えば、吸収性構造のそれぞれの層内又はそれぞれの層間に 、強化スクリムを配置させることができる。そのような強化スクリムは、特に、 もし吸収性構造のそれぞれの層間に配置されるならば、流体移動に対して界面障 害を形成しないような配置であるべきである。熱接合の結果通常生じる構造一体 性があるならば、本発明に従う吸収性構造に対して強化リムスクリムは通常要求 されない。 本発明に従う吸収性構造内に包含され得、かつ好ましくは、第1又は第2流体 分配層の一部分として又はその近くに設けられる他の要素には、臭気制御剤があ る。典型的には、活性炭素であって、特に、好適なゼオライト又は粘土材料を塗 布されたもの又は他の臭気制御剤に追加されたものが、吸収性構造中に場合に応 じて取込まれる。これらの要素は、いずれもの所望する形態において含有され得 るが、個別の粒子として頻繁に取込まれる。 バックシート バックシート3は、吸収性構造内に吸収され、含有された排出物が、ズボン下 、パンツ、パジャマ及び下着のような吸収性製品に接触する物品を濡らすことを 主に防ぐ。バックシート3は、好ましくは、液体(例えば、月経及び/尿)に対 して非透過性であり、他のフレキシブル(flexible)な液体非透過性材料も用いら れ得るが、好ましくは薄層プラスチックフィルムから製造される。ここで用いら れる「フレキシブル」との用語は、従順な材料であり、人体の輪郭及び総体的な 形状に容易に合致するものをいう。バックシートも、それが1方向又は2方向に 伸びることができる弾性特性を有することができる。 バックシートは、典型的には、吸収性構造全体に亘り延出し、図1において5 4を付して示すように、好ましいサイドフラップ内に延出することができ、サイ ドフラップの一部分又は全てを形成する。 バックシートは、織布若しくは不織布、ポリエチレン若しくはポリプロピレン の熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム又はフィルム塗布された不織布の ような複合材料から構成され得る。好ましくは、バックシートは、約0.012mm(0. 5mil)から約0.051mm(2.0mil)の厚みを有するポリエチレンフィルムである。 模範的ポリエチレンフィルムは、P18-0401の名称の下に、オハイオ州、シンシ ナチーのクロペイ社(Clopay Corporation)により、及びXP-39385の名称の下にイ ンディアナ州、テレホーテ(Terre Haute)のエチル社(Ethyl Corporation)、ビス クイーン部(Visqueen Division)により製造されている。バックシートは、好ま しくは、エンボス加工され及び/又はマット(matte)仕上され、より布に近い外 観を具備している。さらに、バックシートは、吸収性構造から蒸気を逃避させる ことすなわち、通気が可能である一方で、排出物がバックシートを通過すること を防止する。また、互いに接合されたいくつかの層を備える通気性バックシート も用いられ得、これらの通気性バックシートは、好ましくは本発明の方法により 接合される。 生理用ナプキン及びパンティーライナーは、サイドラッピングエレメントとも 呼ばれるサイドフラップを好ましくは具備する。サイドラッピングエレメントの 機能は、製品と一体である場合も別個に形成された後に製品に接合された場合で も、サイドラッピングエレメントを縦軸10若しくは横軸11に平行に1方向又 は両方向に伸長し得るようにすることによりさらに改良される。伸長可能性は、 サイドラッピングエレメントの全てに亘り又は一部分にのみ具備させることがで き、伸長し得るようにされるべき部分をリング−ローリング又はひだ付け(pleat ing)することにより達成され得る。 もし、図1又は2に示すように、サイドフラップがトップシート及びバックシ ートの積層体により形成されるならば、本発明に従うソルダリングは、特に利得 に用いられ得る。本発明のソルダリングにより、リング−ローリングに用いられ るロールのような高速歪み付与装置部品上での粘着性接着剤の蓄積に伴う問題が 排除される。 図2に示される本発明に従い製造される好ましい生理用ナプキン/パンティー ライナーにおいて、サイドラッピングエレメントには、その中に2つの伸長し得 る領域56を各々具備する積層体が含まれている。サイドラッピングエレメント 上の全ての伸長し得る領域56の伸長可能性は、同じ方向であり得る。その代わ りに、伸長し得る領域56の1つ又はそれ以上は、異なる方向に伸長し得るもの でもよい。各々の領域56における伸長可能性も、もしそのように所望すれば変 化させることができる。 伸長し得る領域56は、パンティー内に生理用ナプキンを装着することに関連 する力の下に、好ましくは約20%ないし約90%、より好ましくは約50%ないし約80% 、最も好ましくは約70%ないし約80%伸長し得るようにする。伸長し得る領域56 も、好ましくは、弾性であることなく伸長し得るものでもある。さらに、伸長し 得る領域56内のいずれもの内在的弾性(すなわち、伸長し得る領域を構成する 材料が、材料の元の寸法に戻ろうとするいずれもの傾向)は、一般に、比較的低 いかないしは存在しない。 本発明のプロセス工程 第1のプロセス工程は、本発明に従い接合され、積層体を形成するための少な くとも2層を設ける工程である。通常、これらの層は、ロール製品としてかなり 高い面速度において提供される。積層体を形成するこれらの層は、別々の層を形 成し、後で他の材料又は他の構造と結合されることができる。好ましくは、これ らの層は、吸収性製品と一体の構造を形成するものであり、具体的には、生理用 ナプキン又はパンティーライナーの一体サイドラッピングエレメントを形成する トップシート及びバックシートである。 接合プロセスが行なわれることを必要とする面速度は、好ましくは、少なくと も0.5m/秒、より好ましくは少なくとも1.5m/秒である。動作は、典型的には、吸 収性製品の縦軸方向10と、従って、本発明に従い製造される吸収性製品の機械 方向と平行である。横軸11に対して平行な動作もまた可能であるが、あまり頻 繁には用いられない。 本発明の次の工程は、本発明に従い設けられ、運搬された層を互いにソルダリ ングすることにより接合する工程である。ソルダリングは、形成される構造が典 型的には統一性があるべきなので、材料間の永久の連結を提供するためのみに有 用である。 ソルダリングは、少なくとも剥離強さ0.4N/2.5cmに耐えるべきである。剥離強 さとは、2.5cm幅の試料ストリップ上に互いに接合された材料を剥離分離するた めに必要とされる力である。完全な試験の説明が以下になされている。もちろん 、ソルダリング強さは、接合された材料の材料強度を越えることができない。従 って、0.4N/2.5cmに対する試験の代替として、内部凝集試験(internal cohesion test)を行うことができる。この試験において、ソルダされた連結が層剥離され る。ソルダされた連結は、もし材料の1つが破壊すれば試験を満足している。 ソルダリングにより材料を接合する工程は、接合されるべき1つの面又は両面 にソルダを適用し、ソルダがその凝固点よりも下に冷却される前にこれらの面を 接触させることを必要とする。ソルダを適用するために、ソルダはその凝固点よ りも上の温度に加熱され、接着剤が適用されるのと同様の方法又は同じ方法で適 用される。実際、接着剤を適用するために今日用いられるものと同じ装置が、必 要とされるそれぞれの面にソルダを適用するために適応され得る。接触塗布、ロ ール塗布、ランダム又は(渦巻き塗布のような)デザインされたパターンにスプレ ーすることによる塗布のような方法全てが、本発明に従いソルダを適用するため に用いられ得る。 接合されるべき面を合わせる際、ソルダは、その凝固点よりも高い温度におい て両面に密接に接触する。それにより、凝固温度よりも低く冷却された後に、永 久接合が創製される。本発明に従うソルダリングという単語には、ソルダが接触 面を介して材料間結合を形成する場合の金属分野においてろう付け(brazing)と 呼ばれる方法が含まれる。理論により限定されることを望むものではないが、ソ ルダは、互いにソルダされるべき材料の頂上分子層が関連する材料間連結の薄層 を形成すると信じられている。 ソルダを接着剤と区別するために、ソルダを規定するための粘着試験を以下に 説明する。接着剤は、この試験に従いソルダと区別され得、もって本発明をより よく理解し、再現することをができる。 ソルダ材料は、例えば、通常用いられる粘着添加剤を含有しない接着材料であ り得る。代わりに、ホットメルト接着剤の溶融点と同様の溶融点を有する高い凝 集強さを有するワックスタイプ材料を用いることができる。そのようなソルダの 一例は、フーラー(Fuller)HS350という名称の洗浄剤である。新規であり、ドイ ツ、ルーエンブルグ(Lueneburg)、H.B.フーラー(Fuller)社から入手することが できる。このソルダの動作温度は、約120℃ないし140℃である一方で、オランダ 、ローゼンダール(Rosendaal)のフィンドレイ(Findley)から入手可能なFindley 990-374-bのような比較のホットメルト接着剤は、動作温度約135°ない し145℃を有する。 伸長し得る領域を具備する積層体を提供するために最後に必要な工程は、伸長 し得るようになることを定められた領域を伸長し得るようにするための機械的歪 み付与工程である。上述したように、機械的歪み付与は、当技術において既知の いずれもの方法により提供され得る。しかしながら、最も好ましい方法は、上で 特定した先行技術文献に従うリング−ローリングである。リング−ローリング工 程において、網状溝の2つのロールが係合し、もってロールの間を通して材料を 移動させ、溝方向に対して垂直に延出する。積層体を形成する材料の1つは液体 透過性であるので、これらの高速プロセスにおけるソルダは、透過性を提供する 開口部を透過し、典型的には、リング−ローリングプロセス上に蓄積を生じさせ るであろう。これは、機械的歪み付与の地点においてもはや粘着性を有さないソ ルダの使用により防止される。 従って、積層体に伸長し得る領域を製造することが最終的に可能になり、これ らの積層体は、積層体の目的とする領域を伸長し得るようにするために用いられ る機械的歪み付与の前に永久に接合される。 機械的歪み付与に供される全ての材料層が歪み得る必要はない。「歪み得る」 とは、材料が、その完全さを破壊されることなく永久の変形に供せられることを 意味する。しかしながら、歪み得ない材料と歪み得る材料の組合せを歪ませるこ とができる。例えば、歪み得るポリマーフィルムをともなう歪み得ない不織布を 歪ませることができる。この場合、フィルムは永久に変形され、(かつ所望する 伸長し得る領域を提供する)一方で、不織布は局所的に破壊されるが(繊維又は 繊維結合破壊)、さもなければフィルムにしっかりとソルダされたままでいる。 試験方法: 本発明に関して行なわれた全ての試験は、別段の断りがないかぎり、21°プラ スマイナス1℃及び相対湿度50%の条件が要求される。全ての試験材料は、試験そ のものに先立ち、この温度及び湿度の条件下に少なくとも4時間置かれる。 剥離強さ又は剥離力試験 剥離強さ試験は、1つの材料が他の材料から180度の角度において剥離される 場合の、材料間の接合を層剥離するために必要とされる力を分析するものである 。 永久接合を規定するに関して、材料又はソルダ適用を標準化することを試みるこ とよりも、むしろ、ソルダされた材料連結の現実的な試料を作製し、互いにソル ダされるべき実際の材料間の剥離強さを分析することが最も感度がよいことが分 かった。試験は、試験されるべき試料の幅全体に亘り均等に剥離力を適用するた めに十分な末端つまみを有する2.5cm幅の試料ストリップ上で行なわれる。 材料間のソルダされた連結の剥離強さは、ソルダされた連結を層剥離させるた めに必要とされる力が0.4N/2.5cmであるか、又は連結が、層剥離することなく40 gの重りを保持するに持ちこたえ得れば十分である。 既に指摘されたように、要求される0.4N/2.5cmよりも小さい凝集強さを有する 材料でも、もし、ソルダされた連結ではなく、むしろ材料が破壊的破断を経験す ればソルダリングにより永久に連結されたと見なされる。明らかに、この試験は 、剥離強度の力測定よりも実施することが実質的に容易である。この試験は、ソ ルダされた連結ではなくて材料の1つが破壊されるならば、0.4N/2.5cmよりも高 い被膜引張強さを有する材料にも用いることができる。したがって、一般に、ソ ルダされた材料の1つが破壊することは、ソルダされた連結が永久のものであっ たことを示唆する。 粘着性試験 粘着性試験は、ソルダ材料を粘着性接着剤と区別することを試みるものである 。典型的には、ソルダ材料の開かれた表面対接着剤の開かれた表面の単なる接触 により、違いは極めて明らかであろう。しかしながら、違いを規定するために次 の試験方法論が適用された。 主要な粘着性試験方法工程 分析されるべき試験ソルダ材料を製造者の指示に従い溶融させる工程と、 前記溶融試験ソルダ材料を基体へ適用する工程と、 前記溶融試験ソルダ材料及び基体を試験温度まで冷却する一方で、前記試験材 料の開かれた側が非接触のまであり及び清浄な空気にさらされるのみであること を保証する工程と、 一定の圧力の下に前記試験材料の非接触側へ粘着性基体である第2の基体を適 用する工程と、 第2の基体を第1の基体から剥離するために必要な力を測定する工程。 試験温度においてソルダ材料は剥離力0を有するであろう一方で、0よりも大き い剥離力を有する試験材料は、本発明のプロセスにおいて有用ではない。 試験材料は、試験材料の製造者の指示に従う温度に加熱/溶融されるべきであ る。加熱され及び冷却された後に硬化に供される試験ソルダについて注意が払わ れるべきである。ソルダ材料が加熱前に粘着性に見えてたとしても、適用された 後、すなわち硬化後に非粘着性になり得る。 チェックされるべきソルダ材料は、接着剤が適用されるであろう通常の方法で 基体に適用される。本試験方法では、ドイツ、ルーネブルグ(Lueneburg)のノー ドソン(Nordson)から入手可能な50mm幅ノズルを有するノードソンスロット塗布 機を用いることが有用であることが分かった。少なくとも2.5cmの幅の全面塗布 における本試験のために、塗布装置に対して少なくとも0.5m/秒の第1基体速度 においてソルダが適用される。より幅の広い塗布が受入れられ得るが、より狭い 幅の塗布又は(例えばらせん塗布により)幅の断片のみが塗布されることは、こ の試験の文脈上受容され得ない。もちろん、そのような塗布パターンは、本発明 のプロセスに従う特定の適用文脈においてソルダを適用するために用いられ得る 。 適用されるソルダ材料の長さは、少なくとも10個の試料を提供するために連続 試験を行えるように十分に長くあるべきである。個々の試験試料の長さは、10cm よりも短くあるべきではない。本粘着試験に従い用いられるソルダの量は、本発 明の所望するプロセスにおいて用いることを意図するものと同じであるべきであ る。しかしながら、最少量は、ソルダが適用される試験表面が、試験ソルダによ り完全に被われるようなものであり、10ないし30g/m2の量が有用であることが分 かった。 本試験に従いその上にソルダが適用されるところの第1の基体は、20ないし30 マイクロメートルの厚みを有するポリエチレンフィルムであるべきである。ポリ エチレンフィルムに適用するには高すぎる適用温度を有するソルダは、通常、吸 収性製品の文脈において全く考慮されないであろう。しかしながら、適用温度が あまりに高いので、ポリエチレンフィルムが試験ソルダの適用に耐え得ないであ ろう(例えば、燃焼抜け)ような特別の場合には、ポリプロピレンフィルムによ り、又は極端な場合には、ポリエチレンテレフタレートフィルムによってでさえ 置換されることができる。しかしながら、あまりに高い適用温度を有するソルダ は、ディスポーザブル吸収性製品の文脈において有用ではなく、典型的な適用温 度は、ディスポーザブル吸収性製品を製造するために有用なティッシュ材料をソ ルダリングする場合を除いて200℃よりもかなり下であり、通常、150℃よりも下 である。 ソルダが基体に適用された後、測定が行われるべき温度まで冷却される。ほと んどの製造プロセスは室温、すなわち約20℃付近で運転されるので、1つの重要 な温度は、約20℃であることが分かった。他の典型的に重要な温度は、ディスポ ーザブル吸収性製品の着装者の体温である。なぜならば、本発明の目的によれば 、着装者の皮膚に対するいずれものソルダの粘着性が防止されるべきだからであ る。安全性の余裕を含んで40℃が適正な上限であると考えられる。この上限より も低い温度において、ソルダ材料は、この目的を達成するためにこの粘着性試験 に従い非粘着性でなければならない。従って、2つの品質のソルダを、20℃又は それ以下において非粘着性であるものと、40℃又はそれ以下において非粘着性で ある好ましい品質であるものとに区別することができる。 本試験方法の次の工程は、第2基体の適用である。第2基体は、ソルダリング 試験試料の表面全体に亘り延出するべきであり、好ましくは、操作することがで きる端を提供するために十分な程度に試験表面を超えて延出するべきである。 理想的には、第2基体は、その上においてソルダが粘着性の欠如を示す表面を 提供すべきである。しかしながら、試験標準化のために、2つの材料が重要であ ると考えられる。 1つの基体材料は、綿織布表面である。これは、「ホワイト、100%綿織布、ス タイル#429-W」との名称で、ドイツ、ネッターシェイム(Nettersheim)のロフラ ー・シッター・テクニック(Loeffler Sitter Technic)GmbHから入手することが できる。2つ目の代わりの基体材料は、25マイクロメートル厚みのポリエチレン フィルムであり、英国、マンチェスターのタコ・プラスチックス(Taco Plastics )から「タコリン・ポリエチレンフィルム(Tacolin Polyethylene Film)コード S T 400」との名称で入手し得る。 10個の試料の各々が、0.4N/cmの圧力下にソルダの開かれた表面に第2基体を 適用することにより試験される。圧力の適用は、試験表面積のサイズに応じる重 り(最少試験表面積に対してこの重りは1kgであろう)を用い、本質的に試験表 面に広げることにより行い得る。 試験重りの適用に際して、例えば、重りを傾けることにより不均等な重量分布 がもたらされないように注意が払われるべきである。本発明に従う好ましいソル ダに対して、4N/cm2までの広い範囲の加圧、又は10N/cm2までの範囲の加圧でさ え試験結果は変わらないであろう。 第2基体がソルダ表面に適用される加圧は、少なくとも30秒から1分間まで維 持されるべきである。次いで、重りは除去され、試料はさらに30秒から1分間放 置される。 次いで、剥離強さの測定は、1つの面をもう一つの面から剥離することを試み 、必要とされる力を高感度力計器を用いて測定することにより行い得る。この測 定は、当技術において、異なる接着剤の強さを区別するために周知のものである 。ゼロ力値(すなわち非粘着)を測定する試み故に、力測定は、結果の正確性に 関して実質的な問題を提起する。ゼロの絶対値を測定する場合、測定ノイズとし ても知られている変動は、強く拡大される。したがって、ソルダを特定する粘着 性試験は、もし第2基体がそれ自体の重力の下に層剥離すれば満足であることが 分かった。 これは、好ましくは、第1基体の外端のみに触れながら試料をとり、第2基体 が試験ソルダの粘着性のみによりそれ自体の重力の下に保持されるように試料を 曲げることにより測定される。もし第2基体が層剥離し、5秒未満に、好ましく は直ちに落下すれば、試験ソルダは、非粘着性の基準を満足する。 第2基体が第1基体に接合したままの試料は、本発明の文脈においてソルダ材 料とはみなされない。これらの試料について、粘着性の値は上述したように測定 され得る。もちろん、特に、2つの基体としてポリエチレンフィルムを用いて試 験が行われるならば、他の力(例えば、静電気力)が関わっていないことを保証 するために十分な注意が払われなければならない。 選択的ソルダ材料 特定の表面に関して非粘着であるが、「他の」表面上で粘着な選択的ソルダも また本発明のプロセスに従い考慮される。もちろんそれらの使用は、(機械のス チール表面又は人の皮膚のような)ソルダと接触し得る表面が既述の「他の」表 面のいずれでもない材料を接合することに限定される。 例えば、2つの層42を具備するものとして図2に示される吸収性構造4は、 選択的ソルダを用いることができる。この文脈におけるソルダは、吸収性構造4 がバックシート3及びトップシート2の中に完全に包含されるので、例えば、室 温にまで冷却された後でさえ人の皮膚に対して粘着であり得る。 ソルダがそれに対して粘着であり得るある材料は、同じソルダの別の層である 。ソルダの層は、接合されるべき2つの表面の各々に適用され得るので、この特 徴は本発明と一致している。したがって、凝固点よりも下でさえソルダからソル ダへのある種の粘着性は、通常、歓迎されるであろう。なぜならば、それにより 本発明に従い形成された永久連結が改良されるからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),A M,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ ,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,M G,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU ,SG,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.伸長し得る領域を具備するディスポーザブル吸収性製品において用いるため の積層体を提供するための高速機械的歪み付与プロセスにおいて、前記プロセス が、 第1及び第2の連続層を設ける工程であって、前記第1及び第2の層の少なく とも1方が歪み得るものであり、並びに少なくとも前記第1の層が液体透過性で ある工程と、 前記第1及び第2の層を機械方向に輸送する工程と、 前記第1及び第2の層をソルダリングにより連続的に接合し、積層体を設ける 工程であって、前記ソルダリングは、20℃において非粘着性のソルダを用いるも のである工程と、 前記積層体を機械的に歪ませ、前記積層体の目的とする領域を伸長し得るもの にする工程 とを具備するプロセス。 2.前記ディスポーザブル吸収性製品が下着の股部分において用いられる生理用 ナプキン又はパンティーライナーであり、前記製品がサイドフラップを具備し、 前記サイドフラップが前記積層体を具備し、かつ前記下着の股部分の側端を越え て延出し、前記下着の股部分の側端を包み、並びに前記サイドフラップが前記下 着の股部分の側端の個々の形状に合致することができるように前記積層体内の前 記伸長し得る領域が配置される請求の範囲第1項のプロセス。 3.前記第1及び第2の連続層の両者が歪み得るものである請求の範囲第1項又 は第2項のプロセス。 4.前記歪み付与工程を開始する時、前記積層体が機械方向に少なくとも0.5m/ 秒、好ましくは少なくとも1.5m/秒の面速度を有する請求の範囲第1項ないし第 3項のいずれか1項のプロセス。 5.前記歪み付与が前記機械方向に対して平行な方向に行なわれる請求の範囲第 1項ないし第4項のいずれか1項のプロセス。 6.前記歪み付与が前記機械方向に対して垂直な方向に行なわれる請求の範囲第 1項ないし第3項のいずれか1項のプロセス。 7.前記歪み付与が前記機械方向に対して斜めに行なわれる請求の範囲第1項な いし第3項のいずれか1項のプロセス。 8.前記ソルダリングが、40℃において非粘着性のソルダを用いる請求の範囲第 1項ないし第7項のいずれか1項のプロセス。 9.前記歪み付与工程がリング−ローリングプロセスを用いる請求の範囲第1項 ないし第8項のいずれか1項のプロセス。
JP8514001A 1994-10-20 1995-10-13 ディスポーザブル吸収性製品における使用の為に積層体へ伸長可能性を提供するための高速機械的歪み付与方法 Pending JPH10509346A (ja)

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