JPH10505706A - 高速、高圧プラズマ銃 - Google Patents

高速、高圧プラズマ銃

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JPH10505706A
JPH10505706A JP8506720A JP50672096A JPH10505706A JP H10505706 A JPH10505706 A JP H10505706A JP 8506720 A JP8506720 A JP 8506720A JP 50672096 A JP50672096 A JP 50672096A JP H10505706 A JPH10505706 A JP H10505706A
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ミュエールバーガー,エリック
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サルザー メトコ エイジー
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Abstract

(57)【要約】 高速高圧プラズマ銃は、窒素のような可燃性の高いアークガスを使用しつつ安定かつ比較的一定のアーク入力で作動する。銃(12)は、内部のアークチャンバと、アークチャンバからアノードを貫いて延びるノズル(56)とを有するアノード(30)を含む。銃は、アノードに隣接して配置されるとともに、アークチャンバに面する平坦な面をもったほぼ円筒形状の先端部を有し、しかも先端がタングステンインサート(80)にて形成されたカソード(32)をまた含む。長さ伝いに傾斜が変化する壁を有するアークチャンバは、傾斜及び形状が異なる連続した円錐部分(82、84)、又はベル型輪郭にて構成できる。カソード先端部の平坦部分及びアークチャンバの傾斜変化壁(62)は、窒素又はその他の可燃性の高いアークガスによって生成されたアークガスが燃焼し、又はカソード先端部やアークチャンバを傷つけることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 高速、高圧プラズマ銃 1.発明の分野 本発明は、銃によって生成されたプラズマ流を利用してワークピースに粒状物 を吹き付けるプラズマ銃に係り、より詳しくは、粒状物をワークピースに対して 高速高圧で送り出すプラズマ銃に関する。 2.従来技術の経緯 高速かつ高圧の条件下で金属粉のような粒状物をワークピースに向けて送り出 す銃が知られている。高速及び高圧によって粒状物は改善された態様でワークピ ースに付着し、それによりワークピースの被膜が改善される。このような銃は、 点火又は起爆時に、ワークピースに向けた高速かつ高圧な粒状物の移動を生み出 す可燃性のガス又は混合ガスを一般に使用する。 高速かつ高圧下で粒状物をワークピースに向けて送り出す燃焼銃の一例として 、いわゆるD−ガン(D-gun)又は起爆銃(detonation gun)と呼ばれるものがあ る。起爆銃においては、爆発性のガス混合物、典型的にはアセチレン及び酸素と 、これに加えられた窒素のようなキャリアガス内の粉体とが銃身内に連続的に射 出されて点火される。 点火は、典型的には毎秒4〜8の繰り返し周期で行われる。おおよそ10気圧 ほどの起爆圧と銃身内の超音速火炎とによって粉末粒子は加熱され、毎秒250 0フィートほどの速度に加速される。そのような銃は、ワークピースへの粒状物 の被膜を改善する一方、いくらかの欠点、少なからずは安全面での欠点を有して いる。 高速かつ高圧下で粒状物をワークピースに向けて射出する燃焼銃の他の例とし て、J−ガン(J-gun)と呼ばれるものがある。J−ガンにおいては、一般的に 安全な液体燃料が使用されるが、その一 方、超高圧下で操作され、しかも熱的有効粉末吸入噴射(thermally efficient powder aspiration injection)が用いられる。典型的な例では、酸素とケロシ ンのような燃料とが銃の後部の燃焼室に送り込まれ、そこでスパークプラグによ って混合物が点火される。その結果生じた燃焼ガスはノズル及び銃身を通過し、 長くて小径の火炎を生成する。粉末又は他の粒状物は火炎によりワークピースに 向けて超高速かつ超高圧で送り出される。しかしながら、D−ガンの場合と同様 に、J−ガンもまた幾つかの安全及び制御の問題を有している。 高速高圧下でワークピースに向けて粒状物を吹き付けるための安全でしかも制 御し易い技術に対する要望に応じてプラズマ銃が検討された。典型的なプラズマ 銃では、カソードとそれを取り巻くアノードとの間のチャンバ内にアークを生じ させるべく、カソードとアノードとの間に直流電源が接続される。チャンバへア ークガスを導入することにより、比較的高速かつ高温のプラズマ流、又は火炎が 生成される。プラズマ流は、プラズマ銃内のノズルから出てワークピースに延び る。これにより、銃内のプラズマ流に導入された金属粉その他の粒状物を、ワー クピースへの所望の被膜の形成のために高速かつ溶融状態でワークピースに向け て送り出すことが可能となる。 プラズマ銃は、既述の起爆銃や燃焼銃よりも安全かつ容易に制御できる一方で 、またそれの欠点を有している。一つは、プラズマ銃で一般に使用されるアーク ガスが、特に十分な高速高圧を生成するために大量のガスが要求される点を考慮 すると比較的高価となることである。また、一般に使用されるアークガスの多く は、処理なしで安全に大量放出できず、そのような処置はプラズマ銃を使用する ことにさらに困難を加えている。 起爆又は燃焼銃が一般的に使用されるような高速高圧環境下での使用に対して プラズマ銃を適合させるため、窒素や他の可燃性が高いガスを使用する手段が試 みられた。窒素は、一般に使用される他のアークガスよりも十分に安価であり、 コストは1/2以下である。しかも、窒素は、有害な可能性のある幾つかのガス に対して要求される大規模な処理を行わなくても、安全に放出することができる 。しかしながら、窒素は、直流電源によってもたらされる電位差の面内のアーク チャンバに導入されたとき、他のほとんどのアークガスとは異なる方法で分解す ることが見つけ出された。窒素の分解は不安定であり、その分解により、カソー ド先端やノズルに連なるアークチャンバの壁を焼き焦がす高度に集中したアーク が生成される傾向がある。この理由から、高速高圧下で窒素のような可燃性の高 いアークガスを使用するプラズマ銃は成功していない。 従って、高速高圧下、特に窒素のような可燃性の高いアークガスが使用される ときに、満足できる方法で作動可能なプラズマ銃が望まれている。そのような銃 は安定して操作でき、アーク入力を比較的一定に保つことができることが望まし い。 発明の簡単な要旨 簡単に述べたように、本発明は、特に窒素のような可燃性の高いガスを使用し ながらも高速高圧で安定して動作可能なプラズマ銃を提供する。加えて、そのよ うな銃は、比較的一定のアーク入力を与えることができる。 本発明に係るプラズマ銃の特徴によれば、そのような銃は、好ましくは、尖っ た輪郭ではなくて、ほぼ円筒状の輪郭となるような鈍いカソード先端とアークチ ャンバに面した比較的平坦な底面とを持 ったカソード先端を有している。底面は、タングステン又はその他の適切な構成 のインサートの形状によって規定されてもよい。カソード先端の形状及び構成に より、アークチャンバに導入された窒素ガスの面においてカソード先端が焦げ付 く傾向が顕著に減少する。 加えて、本発明のさらなる特徴によれば、カソード先端からノズルまで延びる アークチャンバは、その内部で窒素ガスがアークを形成したときに、その壁部の 焦げ付きを最小にするように形成される。より一般的な単一の円錐形の形状に代 え、本発明のプラズマ銃のアークチャンバの壁部は、アークチャンバの長さ伝い に変化する傾斜を有している。これを果たすため、壁部は、傾斜の異なる少なく とも二つの区域によって段を付けられてもよい。それらの区域は、カソード先端 に隣接して配置されたより急峻な傾斜の円錐部分と、その第1の円錐部分からノ ズル内に向かって延びる傾斜のより小さい第2の円錐部分とによって、形状及び 傾斜の異なる円錐形状としてもよい。これに代えて、壁部はベル状の輪郭として もよい。傾斜の不均一なアークチャンバの壁部は、アークをアークチャンバ中に 万遍なく分散させてチャンバ壁の焦げ付きを最小化する手段として見つけ出され た。 本発明による高速高圧のプラズマ銃の一例においては、アノードはアークチャ ンバを形成する内部チャンバと、アノードを貫いてアークチャンバからアノード 外へ延びるノズルとを有している。カソードはアノード内に配置され、アークチ ャンバ内に向けて延びる先端部を有している。先端部は鈍く、ほぼ円筒形の輪郭 でアークチャンバに対して比較的平坦な面を向けている。カソードの先端部とア ノードとの間のアークチャンバ内に窒素又は他のアークガスを導くための手段が 設けられる。ノズル内に噴射物質を導くための手段がまた設けられる。カソード の先端部には、先に述べたようにタング ステンのインサートが設けられ、傾斜の変化するアークチャンバ壁は、既述のよ うに、形状及び傾斜が異なる第1及び第2の部分円錐輪郭を規定する。噴射物質 をノズルに導くための手段は、アノードの対向する部分からノズル内に向けて半 径方向に延びる一対の孔を有している。 図面の簡単な説明 本発明の前述した目的及びその他の目的、特徴及び効果は、添付図面において 明らかにされたように、発明の好ましい実施形態についてのさらに詳しい説明に よって明らかにされる。 図1は、本発明に係る高速高圧銃を用いたプラズマシステムの概略図、 図2は、図1のシステムのプラズマ銃の部分横断面図、 図3は、図2のプラズマ銃のカソードの先端アッセンブリの斜視図、 図4は、図2のプラズマ銃のノズルアッセンブリであって、傾斜の異なる二段 の区域を含むアークチャンバを備えたノズルアッセンブリの斜視図、 図5は、図4に示されたノズルアッセンブリの側断面図、 図6は、図4及び図5のノズルアッセンブリに対する他の実施形態であって、 アークチャンバがベル形状とされた実施形態の側断面図、 図7は、粒子速度を図4及び5のノズル内の粒子射出点からの距離に対する関 数として表した線図であって、図1のプラズマシステムに与えられた一組の動作 条件のうちタングステン、カーバイド、コバルト粒子に対する線図、 図8は、図1のプラズマシステムに与えられた一組の動作条件に対する図7と 同様の線図であるが、ステンレス鋼粒子が使用されたときの線図、 図9は、粒子速度を図4及び5のノズル内の粒子射出点からの距離に対する関 数として表した線図であって、図1のプラズマシステムに与えられた一組の動作 条件のうちステンレス鋼粒子に対する線図、 図10は、図1のプラズマシステムに与えられた一組の動作条件に対する図7 と同様の線図であるが、アルミナ粒子が使用されたときの線図である。 詳細な説明 図1は、本発明に係るプラズマ銃12を備えたプラズマシステム10を示して いる。プラズマ銃12はプラズマ電源14と接続される。プラズマ電源14はプ ラズマ銃12のアノードとカソードとに接続される直流電源を含む。アークガス を供給するためのアークガス源16がプラズマ銃12に接続されている。アーク ガスには、ヘリウムやアルゴンのような不活性ガスを含めてよい。水素を含めて もよい。本発明においては、しかしながら、以下に述べるように、アークガスは 好ましくは本発明のプラズマ銃12にて取り扱い可能な窒素のような比較的可燃 性の高いガスを含む。窒素は比較的安価であり、大気に安全に放出できる。プラ ズマ銃12に対して必要な冷却を行うため、プラズマ銃12と接続された冷却水 源18から冷却水が循環せしめられる。 以下に詳しく説明するように、ノズル22の下端において高速かつ高圧のプラ ズマフレーム又はプラズマ流20を発生させるため、 プラズマ銃12は、プラズマ電源14とガス源16からのアークガスとに応じて 操作される。高速高圧のプラズマ流20はワークピース24に向けられる。粉末 源26からプラズマ銃12へ金属粉または他の粒状物が導入されてプラズマ流2 0に乗せられる。粉末粒子はプラズマ流20によって溶かされてワークピース2 4に搬送され、ワークピース24上に被膜を形成する。高速高圧のプラズマ流2 0によってワークピース24上には密で均一な粉状物の被膜が生成される。 後で詳しく説明するプラズマ銃12は別として、図1のプラズマシステム10 の残部は基本的に従来の構成のものである。図1のプラズマシステム10につい て一又はそれ以上の部分の詳細な例が必要とされる限りにおいて、本発明ととも に譲渡されたミュエールバーガー(Muehlberger)等の米国特許第4、328、2 57号が参照される。 図1のプラズマシステム10は、スプレーブースタイプの環境内の大気中で作 動するものとして示されている。しかしながら、要望があれば、米国特許第4、 328、257号に記載されたタイプの低圧システムとして作動させることもで きる。その場合には、システム10は、所望の低圧作動環境を形成するための真 空源又は他の低圧源と接続されたチャンバにて囲まれる。 図2は、図1のプラズマ銃12の部分横断面図である。図2に示されたように 、プラズマ銃12は、中空円筒形で内部にカソードアッセンブリ32を受け入れ るアソードアッセンブリ30を含んでいる。図2には示していないけれども、ア ノードアッセンブリ30は、図1のプラズマ電源14の陽極と接続され、カソー ドアッセンブリ32はプラズマ電源14の陰極と接続される。 カソードアッセンブリ32は、中空円筒形の上流部34を有し、 その上流部34は、カソードアッセンブリ32をアノードアッセンブリ30内に 取り付けるためのアノードアッセンブリ30のねじ状内壁38の内側に螺合され るねじ状外周36を有している。図1の冷却源18からの冷却水は、アノードア ッセンブリ30の中空円筒状の上流部40の中に導かれ、そこを通過して、矢印 42で示されたようにカソードアッセンブリ32の上流部34の中空部に流れ込 む。上流部34の内部からは、冷却水がカソードアッセンブリ32の下流端の先 端アッセンブリ44内に配置された中空チューブ42の内部に流れ込む。冷却水 は、チューブ42の中空部からその開口端へと流出し、さらに矢印48で示した ように、先端アッセンブリ44内の中空チャンバ46内においてチューブ46の 外周へと流れ込む。冷却水は、カソードアッセンブリ32の環状空隙50を介し て先端アッセンブリ44から排出される。 環状空隙50からは、冷却水がアノードアッセンブリ30の通路52(図2に は一部のみ示す。)を介して、ノズルアッセンブリ56の外壁に形成された複数 の溝状空隙54(図4を参照)へと流れ込む。空隙54からは、冷却水が環状空 隙58及びアノードアッセンブリ30内の連通路60を介して流出する。 このようにして、図1の冷却水源18からの冷却水は、カソードアッセンブリ 32、特にその先端アッセンブリ44と、ノズルアッセンブリ56を含んだアノ ードアッセンブリ32とを冷却する。 ノズルアッセンブリ56は、カソードアッセンブリ32の先端アッセンブリ4 4に隣接したアノードアッセンブリ30の下流部において、アノードアッセンブ リ30の中空部内に装着される。ノズルアッセンブリ56は、図1に示すように プラズマ銃12の下端から突出したノズル22を形成する。ノズルアッセンブリ 50は、先端アッセンブリ44においてアークチャンバ62を取り囲んでこれを 画定するくぼみをその上端に有している。アークチャンバ62はノズル流路64 へと集束し、そのノズル流路64はノズルアッセンブリ50の内部を経て下端開 口66まで延びている。 図1に示されたアークガス源16は、アノードアッセンブリ30の先端アッセ ンブリ44を取り囲む部分の内側の環状空隙70に接続されている。環状空隙7 0に導かれたアークガスは複数の通路72を通過し、アークチャンバ62と接続 された環状空隙74へと流れ込む。アークガスの通路72を経由した環状空隙7 4への流れは図2に矢印76で示した通りである。環状空隙74からは、アーク ガスがアークチャンバ62へ流れ込む。 アノードアッセンブリ30とカソードアッセンブリ32とがプラズマ電源14 の陽極及び陰極にそれぞれ接続されるとともに、アークガスが通路72を経由し て環状空隙74へ流れることにより、アークチャンバ62内にプラズマアークが 形成される。この結果、ノズル22からワークピース24へと流れ出るプラズマ フレーム又はプラズマ流20(図1に示す。)が形成される。従来の典型的なプ ラズマ銃では、アークチャンバ62がその全長に亘って一定の傾斜を有するよう に集束した円錐形とされている。これは、ほとんどのアークガスにとって良好に 働く一方で、窒素のような幾つかの可燃性の高いアークガスにとっては、そのよ うなアークチャンバのデザインにより問題が生じる。特に、プラズマアークが発 生困難となり、最終的に発生しても不安定で燃焼し、それによりアークチャンバ 62内の種々の表面が傷つけられる。 本発明によれば、先端アッセンブリ44及びアークチャンバ62が窒素のよう な可燃性の高いガスの使用を可能とするよう特別に構成されている。先端アッセ ンブリ44は、比較的平坦で鈍く形成されたタングステンチップ80によって終 了している。同時に、アー クチャンバ62は、その全長に亘って一定の傾斜を有しないように形成されてい る。これは、特に窒素のような可燃性の高いガスの存在下において、より安定で かつ損傷を生じないアークを提供するために見つけ出された。結果としての安定 性に付け加えると、アーク電圧及びアーク電流が比較的一定となり、比較的一定 のアーク入力が生み出される。 図2の例では、アークチャンバ62は、傾斜の異なる二つの区域82、84か ら構成されることにより、その全長に対して不均一な傾斜となっている。第1の 区域82は第1の傾きをもって先端アッセンブリ44からノズルアッセンブリ5 6内まで延びている。第2の区域84は、第1の区域82からノズルアッセンブ リ56のさらに内部へと延びている。しかし、その傾きは第1の区域82のそれ よりも小さい。両区域82、84は円筒形であるが、異なる傾斜を有し、それゆ えに異なる形状を有している。しかしながら、図6に関連付けて以下に説明する ように、本発明では、アークチャンバ62は、その長さ伝いに不均一な傾斜をも った異なる形状又は輪郭を呈することができる。 図1と関連付けて先に説明したように、プラズマ銃12によって形成されたプ ラズマ流20内に粉状物又はその他の粒状物を乗せるために粉末源26が接続さ れている。図2を参照すると、粉末源26からの粉末はノズルアッセンブリ56 の対向する通路90を介してプラズマ銃12内へ導入される。通路90はノズル 通路64まで延び、プラズマ銃12の粉末噴射点を規定する。その粉末噴射点の 位置は、与えられたプラズマの作動状態に対して粉末の噴射を最適化するために 、要望に応じてノズルアッセンブリ56の長さ伝いに変更可能である。 図3はカソードアッセンブリ32の先端アッセンブリ44を示し ている。図3に示したように、先端アッセンブリ44は、アノードアッセンブリ 30の周囲部分の中空内に取り付けられるように円筒形の外観を呈している。タ ングステンチップ80により、先端アッセンブリ44には比較的平坦で鈍い先端 又はノーズが与えられる。この特徴は、窒素のような可燃性の高いガスから形成 されたアークを十分に安定させるために見つけ出されたものである。 図4はノズルアッセンブリ56の詳細を示している。それに示されたように、 ノズルアッセンブリ56の上流端には、傾斜が異なる円錐形の区域82、84に よって形成された集束型のアークチャンバ62が設けられている。ノズルアッセ ンブリ56の外周部には、ノズルアッセンブリ56を冷却するための冷却水が通 過する空隙54が設けられている。図4は通路90の一つを示しており、粉末は その通路90を介してノズルアッセンブリ56の内部のノズル通路64に導かれ る。反対側の通路90は図4では隠れている。 図5は、図4のノズルアッセンブリ56の側断面図である。図5は、本発明に 係る不均一な傾斜のアークチャンバ62を再び示している。形状及び傾斜が異な る二つの円錐形の区域82、84により、長さ伝いに不均一な傾斜のアークチャ ンバ62が与えられる。既述のように、本発明のこの特徴は、窒素のような可燃 性の高いプラズマガスによってアークチャンバ62内に形成されるプラズマアー クの安定性を顕著に高める。しかしながら、本発明に係る傾斜の不均一なアーク チャンバは、別の配置によっても得られる。別の輪郭が図6に示されている。 図6は、アークチャンバ62がほぼベル状の輪郭とされたノズルアッセンブリ 56の部分断面図である。集束するアークチャンバ62を形成するために、アー クチャンバ62の壁部はノズルアッセンブリ56の内部へ延びるにつれて逐次変 化する傾斜を有している。 アークチャンバ62が二つの異なる区域82、84によって形成された図2、4 及び5の配置とは相違して、図6のアークチャンバ62は単一のベル状区域によ って形成されている。 図2及び図4ないし6は、本発明に係る傾斜の不均一なアークチャンバの二つ の異なる例を与えている。しかしながら、長さ伝いに傾斜が不均一なアークチャ ンバを与えるさらに他の輪郭が可能であることは当業者にとって認められるであ ろう。 窒素のような可燃性の高いアークガスを使用してプラズマ銃12により高速高 圧が生み出されるときの様子が図7ないし10の線図に示されている。図7は、 粉末源26から供給された粉末粒子の粒子速度を、プラズマ銃12内の粒子射出 点からの距離の関数として表した線図である。射出点は通路90によって規定さ れ、図7の水平軸の0点に相当する。ノズル22の下部開口端66の終点に相当 するノズル出口は図7中に示されている。図7のノズル出口よりも右側への距離 は、ノズル22の外側の位置を示している。図7の例ではアークガスが窒素ガス であり、粉末粒子はタングステン、カーバイド、コバルト混合物(コバルト17 %)、質量は0.017305ポンド/秒、よどみ点エンタルピーは2904. 71BTU/ポンド、粒子サイズはほぼ20μmである。 図7に見られるように、粒子が射出点からノズル出口(射出点からほぼ1.2 インチ)へ移動するにしたがって、粒子速度は0フィート/秒からほぼ600フ ィート/秒に増加する。この時点で粒子はプラズマ銃12のノズル22から出て 加速を続ける。最終的には、射出点から3.0インチをちょうど超えた距離にお いて粒子速度が1400フィート/秒よりも僅かに小さいピーク値で平衡となる 。射出点からの粒子の距離が5.0インチを超えて増加を続けても、粒子速度は 1400フィート/秒より少し下の値を維持する。これ は、特に大気圧(1気圧)で動作するプラズマ銃にとって超高速である。 図8の例において、動作条件及び物質は、粉末粒子がタングステン、カーバイ ド、コバルトに代えてステンレス鋼である点を除いて図7のものと同じである。 図8の例から見られるように、粒子は、射出点からノズル出口に達するまでに、 0フィート/秒からほぼ800フィート/秒まで加速される。粒子がノズル出口 を超えて移動すると、それらはピーク値のほぼ1800フィート/秒まで加速さ れる。これは、図7の例と同様に、特に1気圧の静圧下で動作するプラズマ銃に とって、極めて高い粒子速度を示している。 図9は、大きさが異なる二つのステンレス鋼粒子の粒子温度を、射出点からの 距離の関数として表した線図である。第1のライン96は、ほぼ20μmのステ ンレス鋼粒子についての線図であり、第2のライン98はほぼ50μmのステン レス鋼粒子についての線図である。図7及び8の例と同様に、アークガスは窒素 であり、流量は0.017305ポンド/秒、よどみ点エンタルピーは2904 .71BTU/ポンドである。ステンレス鋼粒予の融点はほぼ3060°ランキ ンである。 図9に示したように、曲線96で表される20μmの粒子の温度は、その粒子 が射出点からまだノズル22内である0.2インチほどの距離を進むまでに融点 3060°まで上昇する。50μmのステンレス鋼粒子は幾らかゆっくりと加熱 され、射出点からノズル出口よりも幾らか外側の距離に達するまでは融点306 0°に達しない。図9の曲線96、98によって示されるように、粒子がプラズ マ銃12のノズル22を通過してその外へ移動を続けるとき、粒子の温度は実質 的に融点の3060°を超えて上昇を続ける。 このように、本発明のプラズマ銃によれば、ステンレス鋼又は他 の比較的溶け難い混合物の粒子ですらも、それらの粒子が射出点から銃ノズルの 出口に達しそれを超えて移動するときに、その融点そしてこれを十分に超えるま で急速に加熱することができることを図9は示している。 図10は、粒子が20μmのアルミナ粒子である点を除いて環境及び物質図9 と同一としたときの粒子温度を粒子射出点からの距離の関数として表した線図で ある。アルミナ粒子は4119°ランキンの融点を有している。図10から見ら れるように、粒子が射出点からノズル出口に向かって前進するとき、それらの温 度は、融点4119°のすぐ上の水準まで急速に上昇する。温度は少しの間融点 よりも高温を維持し、その後、距離がおよそ2.0インチを超えて増加するにつ れて融点よりも幾らか低い値に減少する。 図10は、融点を超えて加熱することが極めて困難なアルミナ粒子であっても 、本発明のプラズマ銃によりそのように確かに加熱されることを示している。窒 素のような可燃性の高いアークガスを使用し高速高圧下で作動可能な本発明のプ ラズマ銃の様子は、次の三つの実施例によってさらに示される。 実施例1 この例では、図2に示されたものと同様のプラズマ銃が、アークガスとして窒 素を使用して操作された。アークの状態は、入力が73.6KW、水への供給動 力が20.58KW、アークガスへの供給動力が53.02KW、電圧が368 ボルト、電流が200アンペア、熱効率が72%、ガス流が0.0164ポンド /秒、又は815.4SCFH(standard cubic feet per hour;一時間当たり の標準立方フィート)であった。アーク内のガスの状態は、よどみ点圧力が9. 299気圧、よどみ点温度が9540°ランキン(5300°ケルビン)、よど み点エンタルピーが3065BTU/ポン ドであった。9.299気圧のよどみ点圧力は非常に高く、燃焼銃によって得ら れるものと同程度である。射出状態は、粉末の搬送流量が45SCFH、合計流 量が860.4SCFH(又は0.0173ポンド/秒)、よどみ点エンタルピ ーが2904.7BTU/ポンド、ガス速度が7225.15フィート/秒、マ ッハ数2.078、流れの温度が5972°ランキン(3318°ケルビン)、 静圧が1気圧であった。 実施例2 この例では、アーク状態及びガス状態の両者が実施例1のものと同じであった 。しかしながら、出口における搬送流量は145SCFHに増加し、その結果、 合計流量は960.4SCFH(0.07241ポンド/秒)に増加した。よど み点エンタルピーは2904.7BTU/ポンドに代えて2603BTU/ポン ドであった。ガス速度は7225.15フィート/秒に代えて6604.45フ ィート/秒であり、マッハ数は2.078に代えて1.7988であった。流れ の温度は6272.86°ランキン(3484.92°ケルビン)、静圧は1気 圧であった。 実施例3 この例におけるアークの状態は、入力が62.722KWに減少し、水の動力 が17.56KW、ガスへの動力が45.16KWであった。実施例1、2の場 合と同様に、電圧は368ボルトであった。しかしながら、電流は170.44 アンペアに減少した。熱効率は72%、ガス流は0.0246ポンド/秒(12 23SCFH)に増加した。ガスの状態は、よどみ点圧力が11.8気圧に上昇 した。よどみ点温度は5940°ランキン(3300°ケルビン)に減少し、よ どみ点エンタルピーは1740.44BTU/ポンドに減少した。実施例2の場 合と同様に、射出状態は、粉末の搬送流量が 145SCFHであった。合計流量は1368SCFH(又は0.02752ポ ンド/秒)に増加した。よどみ点エンタルピーは2904.7BTU/ポンドを 維持した。ガス速度は5856.13フィート/秒に減少し、マッハ数は2.1 53に増加した。流れの温度は3229.6°ランキン(1794.2°ケルビ ン)に減少した。再び静圧は1気圧であった。 種々の形態や変形が提案されたが、本発明はそれらに限定されず、付記された クレームの範囲のすべての手段及び変形を含むことは十分に認識されるであろう 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高速高圧プラズマ銃は、 内部のアークチャンバ及びそのアークチャンバからアノードを貫いて延びるノ ズルとを備えたアノードと、 アノード内に配置されたカソードであって、アークチャンバ内に延びるほぼ円 筒輪郭でかつアークチャンバに対し比較的平坦な面を向けた先端部を有するカソ ードと、 カソードの先端部とアノードとの間のアークチャンバ内にアークガスを導く手 段と、 ノズルに噴射物質を導く手段と、 の組み合わせを具備している。 2.請求項1の高速高圧プラズマ銃において、カソードの先端部は、比 較的平坦な面を形成するタングステンのインサートを含んでいる。 3.請求項1の高速高圧プラズマ銃において、アークガスは窒素を含ん でいる。 4.請求項1の高速高圧プラズマ銃において、アークチャンバは、カソ ードの先端部からノズルまで集束しつつ延び、かつ傾斜が変化する壁を有してい る。 5.請求項4の高速高圧プラズマ銃において、アークチャンバの傾斜が 変化する壁は、形状及び傾斜の異なる第1及び第2の部分円錐部を画定している 。 6.請求項4の高速高圧プラズマ銃において、アークチャンバの傾斜が 変化する壁はほぼベル形状とされている。 7.請求項1の高速高圧プラズマ銃において、ノズルに向けて噴射物質 を導く手段は、アノードの対向する部分からノズル内に向けて半径方向に延びる 一対の孔を具備している。 8.高速高圧プラズマ銃は、 内部のアークチャンバ及びそのアークチャンバからアノードを貫いて延びるノ ズルとを備えたアノードと、 アノード内に配置されるとともに、アークチャンバ内に延びる先端部を有する カソードであって、そのアークチャンバが、前記先端部からノズルまで集束しつ つ延びる壁と、それらの間で変化する傾斜とを備えているカソードと、 カソードの先端部とアノードとの間のアークチャンバ内にアークガスを導く手 段と、 ノズルに向けて噴射物質を導く手段と、 の組み合わせを具備している。 9.請求項8の高速高圧プラズマ銃において、 アークチャンバ壁は、カソードの先端部に隣接して配置され、傾斜が一定の部 分円筒形状とされた第1の区域と、その第1の区域とノズルとの間に配置され、 第1の区域の傾斜よりも傾斜の小さい部分円筒形状とされた第2の区域と、を有 している。 10.請求項8の高速高圧プラズマ銃において、アークチ ャンバ壁はほぼベル形状とされている。 11.請求項8の高速高圧プラズマ銃において、アノードはその内部に 取り付けられるほぼ円筒形状のノズルアッセンブリを有しており、そのノズルア ッセンブリは、その一端から内部に延び、反対側の第2の端部において広がった 開口と接続されるノズルを有し、その広がった開口は少なくともアークチャンバ の一部を形成している。 12.請求項8の高速高圧プラズマ銃において、アークガスは窒素を含 んでいる。 13.請求項8の高速高圧プラズマ銃において、カソードの先端部がほ ぼ円筒形の輪郭であり、アークチャンバに対し比較的平坦な面を向けている。 14.請求項8の高速高圧プラズマ銃において、ノズルに向けて噴射物 質を導く手段は、アノードの対向する部分からノズル内に向けて半径方向に延び る一対の孔を具備している。
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