JPH1050124A - 照明装置および液晶表示装置 - Google Patents

照明装置および液晶表示装置

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JPH1050124A
JPH1050124A JP8207407A JP20740796A JPH1050124A JP H1050124 A JPH1050124 A JP H1050124A JP 8207407 A JP8207407 A JP 8207407A JP 20740796 A JP20740796 A JP 20740796A JP H1050124 A JPH1050124 A JP H1050124A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
crystal display
organic
light guide
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Application number
JP8207407A
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English (en)
Inventor
Osamu Yokoyama
修 横山
Satoru Miyashita
悟 宮下
Tatsuaki Funamoto
達昭 舟本
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面状照明装置を薄型化し、それを備えた液晶
表示装置を薄型化する。 【解決手段】 導光板15の入光端面16に近接して有
機電界発光(EL)光源10を配置する。有機EL光源
10は、ガラス基板11上に順次積層された透明電極膜
12、有機発光層構造13及び反射電極膜14から構成
される有機EL素子19を備えている。有機EL素子1
9は、その幅weが0.1mm程度、長さが導光板15
の幅W程度(例えば30mm)のストライプ状で、ガラ
ス基板11の幅wgも1mm程度と薄くでき、従って導
光板15の厚みも1mm程度と薄くできる。導光板15
に入射した光が出光面18から均一に出射するように導
光板の構造が最適化されており、液晶表示素子の照明に
用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面的に広がりを
持つ被照明物を均一に照明する面状照明装置に用いられ
る光源を小型化することによって、面状照明装置を薄型
化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の面状照明装置、特に直視型の液晶
表示装置を照明する面状照明装置は、アクリルなどの透
明導光板の端面に蛍光管を配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
面状照明装置は、蛍光管の外経を1.5mm以下にする
ことが技術的に困難であること、また、蛍光管の外径よ
り薄い導光板を用いると蛍光管から導光板端面に入射す
る光量が減少すること、から蛍光管を含めた照明装置全
体の厚みを1.5mm以下にすることが難しいという問
題点がある。
【0004】また、蛍光管の両端の電極付近は発光に寄
与しないので、導光板入光端面の長さよりも蛍光管の長
さを長くする必要があり、蛍光管を面状照明装置の光源
として用いることは面状照明装置の小型化を妨げるとい
う問題点があった。この問題は特に面状照明装置の平面
形状が例えば20mm×30mm位に小さい場合に顕著
となる。
【0005】本発明はこの様な問題点を解決するもの
で、電界発光素子(以下EL素子と呼ぶ)、特に発光層
構造として有機薄膜を用いた有機EL素子を光源とする
ことによって、白色光で照明できる薄型の面状光源を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の照明装置
は、透明部材から成る板状の導光体と、該導光体の少な
くとも一つの端面に配置された電界発光素子から成る光
源とから構成されることを特徴とする。
【0007】本発明の第2の照明装置は、透明部材から
成る板状の導光体と、該導光体の少なくとも一つの端面
に対向して空気層を介して近接配置されている電界発光
素子から成る光源とから構成されることを特徴とする。
【0008】本発明の第3の照明装置は、本発明の第1
あるいは第2の照明装置において、前記電界発光素子の
出射光軸が前記導光体の前記端面に対して平行に配置さ
れ、前記電界発光素子から成る前記光源を構成する透明
基板の一部に前記出射光軸を偏向する要素が形成されて
いることを特徴とする。
【0009】本発明の第4の照明装置は、本発明の第1
乃至第3の照明装置において、前記導光板の出光側平面
に、前記出光側平面と略平行な面と略垂直な面により形
成される凹凸形状を設けたことを特徴とする。
【0010】本発明の第5の照明装置は、本発明の第1
乃至第4の照明装置において、前記電界発光素子が、有
機薄膜が印加電界によって発光する構造を有することを
特徴とする。
【0011】本発明の第6の照明装置は、本発明の第1
乃至第5の照明装置において、前記電界発光素子の発光
面形状が、前記導光体の前記端面の長手方向に沿った線
状形状であることを特徴とする。
【0012】本発明の第7の照明装置は、本発明の第1
乃至第6の照明装置において、前記電界発光素子が、赤
領域の波長、緑領域の波長、及び青領域の波長を同時に
発光できる構造を有していることを特徴とする。
【0013】本発明の第8の照明装置は、本発明の第1
乃至第7の照明装置において、前記電界発光素子が、平
面的に並べて配置された少なくとも3つの独立した電界
発光素子から成り、第1の電界発光素子が赤領域の波長
で発光し、第2の電界発光素子が緑領域の波長で発光
し、第3の電界発光素子が青領域の波長で発光すること
を特徴とする。
【0014】本発明の第9の照明装置は、本発明の第8
の照明装置において、前記第1の電界発光素子、前記第
2の電界発光素子、および前記第3の電界発光素子が順
次点灯を繰り返すことを特徴とする。
【0015】本発明の第1の液晶表示装置は、本発明の
第1乃至第8の照明装置を透過型液晶表示素子の背面に
配置したことを特徴とする。
【0016】本発明の第2の液晶表示装置は、本発明の
第1の液晶表示装置において、前記照明装置と前記透過
型液晶表示素子との間にハーフミラーを配置し、明るい
環境では前記照明装置を消灯し、暗い環境では前記照明
装置を点灯することを特徴とする。
【0017】本発明の第3の液晶表示装置は、カラーフ
ィルター層が存在しない透過型液晶表示素子の背面に本
発明の第9の照明装置を配置し、前記第1の電界発光素
子、前記第2の電界発光素子、および前記第3の電界発
光素子の点灯に同期させて赤色の画像、緑色の画像、お
よび青色の画像を順次提示することによってカラー画像
を表示することを特徴とする。
【0018】本発明の第4の液晶表示装置は、本発明の
第1乃至第8の照明装置を反射型液晶表示装置の前面に
配置したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の照明装置の構成を図1を
用いて説明する。図1(a)は断面図、(b)は照明装
置を光が出る側から見た平面図である。
【0020】透明平板から成る導光板15の一端面に対
向して有機EL光源10が配置されている。有機EL光
源10は、透明基板であるガラス基板11の一方の面に
透明電極膜12、有機薄膜から成る有機発光層構造13
及び反射電極膜14が積層された有機EL素子19を有
している。図を見易くするために有機EL素子19を構
成する有機発光層構造13は一層で描かれているが、実
際には有機正孔輸送層、有機発光膜、有機電子輸送層な
どの複数の層構造から構成されていることが多い。透明
電極膜12と反射電極膜14に電圧を印加し、有機発光
層構造13に電界を印加すると有機薄膜層13が発光
し、光はガラス基板11の方へ放射される。なお、図を
見やすくするために電圧印加用の配線の描画は省いてお
り、以後の図面においても同様に省いてある。
【0021】有機EL素子は、従来から面状光源として
用いられていた無機EL素子に比べて、低電圧で駆動で
きる、輝度が高い、という特徴を有しており、液晶表示
装置の光源として適している。
【0022】有機EL光源10のガラス基板11を通し
て放射された光は、導光板15の入光端面16から導光
板内に入射し、全反射を繰り返しながら導光板内を伝播
する。導光板15の裏面には光を散乱させる散乱ドット
17が形成されており、散乱ドット17に到達した光は
散乱されて導光板15の出光面18から射出する。散乱
ドット17の配置を最適化することにより出光面18か
ら出る光を均一化することができる。
【0023】導光板15の出光面18から放射される光
の強度を出光面にわたって均一に近づけるには、有機E
L素子19の発光面の形状、すなわち、透明電極膜1
2、有機発光層構造13及び反射電極膜14から成る発
光層構造を、導光板の入光端面16の長手方向に長いス
トライプ状にすることが有効である。
【0024】有機EL光源の構成としては図13に断面
を示すような構成も考えられる。ガラス基板132に、
透明電極膜133、有機発光層構造134及び反射電極
膜135が順次積層された有機EL素子131が形成さ
れている。有機EL素子131の発光面の法線は導光板
139の入射端面に平行であり、このままでは有機EL
素子からの光は導光板に入射しない。そこで有機EL光
源の構成要素であるガラス基板132の一部にミラー要
素136を形成し、このミラー要素136に金属薄膜を
成膜して反射膜137を形成することにより、有機EL
素子131からの放射光を導光板139の方向に偏向し
て導光板139に入射させるようにする。
【0025】このような光源構成にすることにより、有
機EL光源130を構成するガラス基板132の厚さt
は薄くても、ガラス基板の幅wをある程度広くすること
ができるので、図1などに示すような有機EL素子の出
射光軸が導光板の入射端面に対して直交している構成よ
りも有機EL光源の実装時の扱いなどが容易になる。
【0026】カラーで表示される被照明物を照明する照
明装置としては白色光が放射されることが望ましい。白
色光を放射する有機EL素子の構造としては、1)図1
に示されているような有機EL素子構造において、同一
の有機発光膜に赤、緑、青のそれぞれの波長で発光する
色素を含んでいる構造、2)透明電極膜と反射電極膜の
間に赤色で発光する有機分子から成る赤色発光膜、緑色
で発光する有機分子から成る緑色発光膜、及び青色で発
光する有機分子から成る青色発光膜が順次積層されてお
り、電極間に印加される電界でこれらの三つの発光膜が
同時に発光する構造、3)図4に示されているような構
造で、赤色で発光する有機EL素子32R、緑色で発光
する有機EL素子32G、及び青色で発光する有機EL
素子32Rが独立して、かつ、近接して配置されている
構造、などが考えられる。
【0027】線状の光源から放射される光を面状の照明
光に変換する導光板の構造としては、図1に示したよう
な透明平板の裏面に散乱体を形成した構造の他に、図2
に示すような、光の出光面21の表面に断面が矩形ある
いは若干台形である凹凸形状を設けた導光板20を用い
ることができる。このような導光板の構造は既に特開平
6−289391号公報、特開平6−324331号公
報に開示されている。
【0028】このような構造の導光板20では、入光端
面22から入射した光は導光板内を全反射で伝播し、出
光面21の表面に形成された凸形状23の側面に到達し
た光だけが導光板の外へ取り出される。
【0029】次に、有機EL光源を導光板の入光端面に
貼り付けて使用する構成と、有機EL光源を導光板の入
光端面に対して空気層を介して配置する構成の違いを、
図4で説明する。図4(a)は有機EL光源10のガラ
ス基板11が導光板40の入光端面41に光学的接着剤
で接着されている場合の断面図、図4(b)は有機EL
光源10のガラス基板11と導光板40の入光端面41
の間に空気層が介在している場合の断面図である。
【0030】導光板40の材質がアクリルであるとする
と、導光板内を伝播する光が全反射する臨界角は42.
2°である。有機EL光源10のガラス基板11の屈折
率を1.51とすると、有機EL光源10において発光
層構造から放射された放射角θ1=40°の光は、図4
(a)の場合には導光板の平坦面42に入射角θa1=4
9°で入射し全反射され、図4(b)の場合にも導光板
の平坦面42に入射角θb1=49°で入射し全反射され
る。
【0031】一方、有機EL光源10において発光層構
造から放射された放射角θ2=50°の光は、図4
(a)の場合には導光板の平坦面42に入射角θa2=3
9°で入射し平坦面42で屈折して導光板40の外へ出
る。図4(b)の場合にはガラス基板11の表面で全反
射するために導光板40には入射しない。
【0032】図4(a)のように有機EL光源を直接導
光板の入光端面に接続すると、導光板を全反射して伝播
せずに漏れ出る光が生じる。このように漏れ出る光を許
容できるか、図4(b)のように有機EL光源を導光板
入光端面から空間をおいて実装できるか、などの要因に
よって図4(a)、(b)どちらの配置を選択するか決
めることができる。
【0033】以上のような構成の照明装置を直視型の液
晶表示装置の照明に用いることができる。
【0034】図5は透過型の液晶表示素子を背面から照
明する液晶表示装置の例で、断面図である。裏面に散乱
ドット17が形成された導光板15の入光端面に対向し
て有機EL光源10が空気層を介して配置されている。
液晶表示素子50は、液晶層51を挟持し、液晶を駆動
するトランジスタやカラーフィルターが形成されたガラ
ス基板52、偏光板53などから構成されている。導光
板15の出光面18から出た光は拡散シート55で拡散
され、プリズムシート54で指向性を強められて液晶表
示素子50を照明し、観察者が液晶表示素子50に表示
されている画像を見ることができるようになる。導光板
15の背面には反射シート56が配置されている。
【0035】図7は半透過型の液晶表示素子を背面から
照明する液晶表示装置の例である。図5に示した液晶表
示装置にハーフミラーが形成されている構造である。液
晶表示素子70を構成する下偏光板72の背面にハーフ
ミラー層71が形成されている。明るい環境では照明装
置を消灯し、液晶表示素子70の前面から入射する太陽
光あるいは室内光などの周囲光73をハーフミラー層7
1で反射させて液晶表示素子70に表示されている画像
を見る。一方、夜間など周囲光が不十分でハーフミラー
層で反射される周囲光だけでは表示が見にくい場合に
は、照明装置、すなわち有機EL光源を点灯して導光板
15から出射する光のうち、ハーフミラー層71を透過
する照明光74で表示が見えるようにする。
【0036】このような半透過型の液晶表示素子では、
ハーフミラー層71が用いれれているので、周囲光をハ
ーフミラー層で反射する場合にも入射する周囲光の一部
しか利用することができず、また、照明装置を点灯する
場合にも導光板から出る光の一部しか利用できない、と
いう問題点が有り、これを解決するのが次に説明する反
射型の液晶表示装置である。
【0037】図11に反射型の液晶表示装置に本発明の
照明装置を応用した例を示す。液晶表示素子113に対
して観察者側に照明装置が配置されている。導光板11
0は図2で説明したような構造を有し、導光板の出光面
に凸形状111が形成されている。液晶表示素子113
を構成する下偏光板117の背面には拡散反射層118
が形成されている。明るい環境では有機EL光源10を
消灯し、液晶表示素子113に入射して拡散反射層11
8で反射する周囲光73で表示を見えるようにする。こ
の場合導光板110を通して液晶表示素子に表示されて
いる画像を見ることになるが、凸形状111が液晶表示
素子の画素と干渉しないようにしてあれば、表示画像の
劣化は少ない。一方、夜間など周囲光が不十分で拡散反
射層で反射される周囲光だけでは表示が見にくい場合に
は、照明装置、すなわち有機EL光源10を点灯させ、
導光板110の凸形状111から出射して液晶表示素子
を前面から照明する照明光120を拡散反射層で反射さ
せて表示が見えるようにする。このような構成の液晶表
示装置では、周囲光も照明装置の照明光も理想的には1
00%利用することができる。
【0038】有機EL光源は、導光板の1辺の端面だけ
でなく、直交する2辺の端面、対向する平行な2辺の端
面、コの字型の3辺の端面に配置することができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0040】(実施例1)図1に本発明の照明装置の第
1の実施例の構成を示す。図1(a)は断面図、図1
(b)は平面図である。
【0041】有機EL素子19は、厚さ1mmのガラス
基板11上にITO(インジウム錫酸化物)の透明導電
薄膜から成る透明電極膜12、正孔注入層、赤色発光
層、緑色発光層、及び青色発光層が積層されている有機
発光層構造13、およびMgAgの金属薄膜から成る反
射電極膜14を順次積層することによって形成されてい
る。
【0042】有機発光層構造13を構成する正孔注入層
としてはトリフェニルジアミン誘導体(TPD)、赤色
発光層としてはキノリノールアルミ錯体に赤色の蛍光色
素を添加した材料、緑色発光層としてはキノリノールア
ルミ錯体、青色発光層としては亜鉛のオキサゾール錯体
を用いることができる。このような有機EL素子構造は
電子情報通信学会技術報告OME94−78に開示され
ている。
【0043】導光板15は厚み1mmのアクリル板であ
り、その裏面に光散乱性を有する塗料がドット状に印刷
された散乱ドット17が形成されている。導光板15の
平面的な外形は、幅Wが30mm、長さLが40mmで
ある。
【0044】有機EL素子19の形状は、幅weが0.
1mm、長さは導光板の幅Wにほぼ等しく約30mmで
あり、ガラス基板11の幅wgは導光板15の厚みにほ
ぼ等しく約1mmである。
【0045】有機EL素子19に電界を印加すると赤
色、緑色、青色が同時に発光し、白色光源となる。有機
EL光源10を出た光は導光板15に入射し、散乱ドッ
ト17で散乱されて導光板の出光面18から出射し、導
光板15の出光面18全体から光が出る面状の照明装置
となる。
【0046】(実施例2)図2に本発明の照明装置の第
2の実施例の構成を示す。図2(a)は断面図、図2
(b)は平面図である。
【0047】有機EL光源10は図1に示した実施例1
と同じ構造である。
【0048】導光板20の光の出光面21に断面形状が
矩形であり、かつ、有機EL素子19の長手方向に平行
な方向に延びた線状の凸形状23が形成されている。凸
形状の幅、高さともに20μmであり、図では見易くす
るために凸形状の断面形状を拡大し、凸形状の数も実際
より大幅に少なく描いてある。このような構造の導光板
20では、入光端面22から入射した光は導光板内を全
反射で伝播し、出光面21の表面に形成された凸形状2
3の側面に到達した光だけが導光板の外へ取り出され
る。
【0049】導光板20の外形寸法は実施例1と同様
に、厚さは1mm、幅Wは30mm、長さLは40mm
である。導光板の出光面21から放射される光を導光板
全面にわたって均一に近づけるために、凸形状23の密
度は有機EL光源10から遠ざかるに従って高くするの
が望ましい。
【0050】導光板20から出射する光は凸形状23の
側面から出てくるので、出光面21の法線に対して60
°程度の方向の光が強くなっている。凸形状23の側面
を垂直面ではなく傾斜面、すなわち凸形状の断面形状を
台形にすることによって出射光の指向性をある程度制御
することができる。
【0051】本実施例では凸形状23のパターンとして
直線状のパターンを示したが、他にも前出の特開平6−
324331号公報に開示されているパターン、あるい
はそれ以外のパターンを適用することが可能である。
【0052】(実施例3)図3に本発明の照明装置の第
3の実施例の構成を示す。図3(a)は断面図、図3
(b)は光源部の斜視図である。
【0053】本実施例における導光板の構造は図2で説
明した実施例2の導光板と同じ構造である。
【0054】有機EL光源30は、ガラス基板31上に
赤色で発光する有機EL素子32R、緑色で発光する有
機EL素子32G、及び青色で発光する有機EL素子3
2Bが独立に、かつ、平面的に並んで配置されている。
【0055】有機EL素子32Rは、電界印加によって
赤色で発光する有機発光層構造34Rが透明電極膜33
Rおよび反射電極膜35Rで挟持された構造を有し、有
機EL素子32Gは、電界印加によって緑色で発光する
有機発光層構造34Gが透明電極膜33Gおよび反射電
極膜35Gで挟持された構造を有し、有機EL素子32
Bは、電界印加によって青色で発光する有機発光層構造
34Bが透明電極膜33Bおよび反射電極膜35Bで挟
持された構造を有している。
【0056】透明電極膜33R、33G、33Bとして
はITO透明導電膜、反射電極膜35R、35G、35
BとしてはMgAg金属薄膜を用いることができる。
【0057】有機発光層構造34R、34G、34Bと
しては、正孔輸送層となるポリ(N-ビニルカルバゾー
ル)(PVK)発光層と電子輸送層となる(1,2,4-トリ
アゾール誘導体(TAZ)/アルミ錯体(Alq))と
の積層構造を用いることができ、PVKに赤色、緑色、
あるいは青色の蛍光色素を添加することによって、発光
色の異なる有機発光層構造を構成できる。このような有
機発光層構造もすでに開示されている。
【0058】それぞれの有機EL素子32R、32G、
32Bの幅は0.1mmで、長さが30mm、間隔は
0.15mmである。この3本の有機EL素子が形成さ
れている領域は幅は0.4mm、長さ30mmとなる。
【0059】この3本の有機EL素子に同時に電界を印
加することによって赤、緑、青の光が同時に放射され、
白色光源となる。
【0060】(実施例4)図13に本発明の照明装置の
第4の実施例の断面図を示す。実施例1乃至実施例3で
説明した照明装置で用いられる有機EL光源とは異なっ
て、有機EL素子から放射された光を一旦偏向させてか
ら導光板へ入射させる。
【0061】有機EL光源130は、厚みt=1mmの
ガラス基板132に形成された有機EL素子131と、
有機EL素子131から放射された光を偏向するミラー
要素136とから構成されている。
【0062】有機EL素子131は、透明電極膜13
3、電界印加によって3原色光を発光する有機発光層構
造134、及び反射電極膜135から構成されている。
【0063】ミラー要素136は、フレネルレンズのよ
うに複数の傾斜した斜面と、この斜面に蒸着された金属
薄膜からなる反射膜137から構成され、有機EL素子
131から放射された光をガラス基板132の出射端面
138の方向に反射させる。
【0064】この有機EL光源130は出射端面138
から光を放射し、この出射端面138を導光板139の
入光端面に対向して配置することにより、導光板へ光を
入射させる。
【0065】必要であればガラス基板132の有機EL
素子が形成されている面にも金属反射膜を形成しても良
い。
【0066】有機EL素子131の平面形状は0.1m
m×30mmとしても、ガラス基板132の幅wを2m
m程度にすることが可能である。実施例1乃至実施例3
の有機EL光源のガラス基板の幅は導光板の厚みより厚
くできなくて1mm程度であったので、ガラス基板の断
面積は1mm×1mmであったのに比べて、本実施例で
はガラス基板の断面積を1mm×2mmと大きくするこ
とができ、実装時の扱いが容易になる。
【0067】(実施例5)図14に本発明の照明装置の
第5の実施例の断面図を示す。実施例4と同様に有機E
L素子から出た光を偏向させて導光板へ入射させる構成
の別の実施例である。
【0068】有機EL光源140は、厚みt=1mmの
ガラス基板142に形成された有機EL素子141と、
有機EL素子141から放射された光を偏向する曲面ミ
ラー要素143とから構成されている。
【0069】このような曲面ミラー要素143を持つガ
ラス基板142は、曲面を有する型を使ってガラスをモ
ールド成形し、反射膜144となる金属薄膜を蒸着する
ことによって作ることができる。このようなガラス基板
を成形した後に有機EL素子141を形成する。
【0070】(実施例6)図15に本発明の照明装置の
第6の実施例の断面図を示す。実施例4、実施例5と同
様に有機EL素子から出た光を偏向させて導光板へ入射
させる構成の別の実施例である。
【0071】有機EL光源150は、厚みt=1mmの
ガラス基板152に形成された有機EL素子151と、
金属薄膜から成る反射膜154とから構成される。
【0072】反射膜154は、出射端面153を除き、
有機EL素子151に電気的に影響が無い領域全面に形
成されている。
【0073】本実施例の有機EL光源は、有機EL素子
151から放射された光をとにかく反射させてガラス基
板152の出射端面153から放射する単純な構造であ
る。
【0074】実施例4、実施例5及び実施例6では有機
EL素子は一つしか用いられていないが、図3に示され
ているような、赤、緑、青用の3本の有機EL素子を用
いても良い。
【0075】(実施例7)図5に本発明の液晶表示装置
の第1の実施例である透過型液晶表示装置の断面図を示
す。
【0076】裏面に散乱ドット17が形成された導光板
15の入光端面16に白色光を放射する有機EL光源1
0が接着されている。
【0077】液晶表示素子50は、液晶層51を挟持
し、液晶を駆動するトランジスタやカラーフィルターが
形成されたガラス基板52、偏光板53などから構成さ
れている。実際には位相差フィルムなどの要素も使われ
ているが図では省略している。
【0078】導光板15の出光面18から出た光は拡散
シート55で拡散された後、プリズムシート54で指向
性を強められて液晶表示素子50を照明し、観察者が液
晶表示素子50に表示されている画像を見ることができ
るようになる。
【0079】導光板15の背面には、導光板の背面に出
た光を反射して液晶表示素子側へ戻す反射シート56が
配置されている。
【0080】(実施例8)図6は本発明の液晶表示装置
の第2の実施例である透過型液晶表示装置の断面図であ
る。
【0081】照明装置の導光板20として、図2で説明
したような出光面に凸形状23が形成されている導光板
を用いている。導光板20の入光端面22に対向し、空
気層を介して白色光を放射できる有機EL光源10が配
置されている。
【0082】導光板20の出光面から斜め方向へ指向性
強く出射した光は、導光板出射光の指向性に合わせた頂
角を有するプリズムシート60で偏向され、液晶表示装
置50を背面から照明する。
【0083】導光板20の背面には、導光板の背面に出
た光を反射して液晶表示素子側へ戻す反射シート61が
配置されている。
【0084】(実施例9)図7は本発明の液晶表示装置
の第3の実施例である半透過型の液晶表示装置の断面図
である。
【0085】液晶表示素子70を構成する下偏光板72
の背面に金属薄膜をごく薄く蒸着したハーフミラー層7
1が形成されている。
【0086】明るい環境では有機EL光源10を消灯
し、液晶表示素子70の前面から入射する太陽光あるい
は室内光などの周囲光73をハーフミラー層71で反射
させて液晶表示素子70に表示されている画像を見る。
【0087】一方、夜間など周囲光が不十分でハーフミ
ラー層で反射される周囲光だけでは表示が見にくい場合
には、白色光を放射する有機EL光源10を点灯して導
光板15から出射する光のうち、ハーフミラー層71を
透過する照明光74で表示が見えるようにする。
【0088】(実施例10)図8は本発明の液晶表示装
置の第4の実施例である半透過型の液晶表示装置の断面
図である。
【0089】照明装置の導光板20として、図2で説明
したような出光面に凸形状23が形成されている導光板
を用いている。導光板20の入光端面22に対向し、空
気層を介して白色光を放射できる有機EL光源10が配
置されている。
【0090】実施例10と同様に周囲が暗くて周囲光7
3だけでは表示が見にくい場合に有機EL素子19を点
灯する。
【0091】(実施例11)図9は本発明の液晶表示装
置の第5の実施例である透過型の液晶表示装置の断面図
である。
【0092】有機EL光源30は、ガラス基板31上に
並んで形成された有機EL素子32R、32G、32B
を備えている。赤色で発光する有機EL素子32R、緑
色で発光する有機EL素子32G、及び青色で発光する
有機EL素子32Bが、図3に示した構造と同様にスト
ライプ状に形成されている。
【0093】3つの有機EL素子32R、32G、32
Bを同時に発光させることにより透過型の液晶表示素子
を背面から白色光で照明することができる。
【0094】(実施例12)本発明の液晶表示装置の第
6の実施例は、図9に示した実施例11の液晶表示装置
において、液晶表示素子50からカラーフィルターを除
去し、3つの有機EL素子32R、32G、32Bを同
時に点灯するのではなく順番に点灯してカラー画像を表
示する液晶表示装置である。
【0095】3つの有機EL素子32R、32G、32
B を図10に示すように順次点灯を繰り返し、一周期
Tで一枚のカラー画像を表示する。
【0096】本実施例における液晶表示素子ではカラー
フィルターが必要ないので、カラーフィルターを各画素
に対応して並べて配置する液晶表示素子に比べて解像度
を3倍に向上させることができる。
【0097】画面サイズが30mm×40mmの液晶表
示素子に対して有機EL素子は幅0.1mm、長さ30
mm程度であるが、有機EL素子の容量によって高速に
点滅ができない場合にはストライプ状の有機EL素子を
分割して駆動しても良い。
【0098】(実施例13)本発明の液晶表示装置の第
7の実施例である反射型の液晶表示装置の断面図を図1
1に示す。
【0099】液晶表示素子113を構成する下偏光板1
17に拡散反射層118が形成されている。
【0100】液晶表示素子113に対して観察者側に照
明装置が配置されている。
【0101】導光板110は図2で説明したような構造
を有し、導光板の出光面に凸形状111が形成されてい
る。
【0102】明るい環境では有機EL素子19を消灯
し、液晶表示素子113に前面から入射して拡散反射層
118で反射する周囲光73で表示が見えるようにす
る。この場合導光板110を通して液晶表示素子に表示
されている画像を見ることになるが、凸形状111の間
隔が液晶表示素子の画素と干渉しないようにしてあれ
ば、表示画像の劣化は少ない。
【0103】一方、夜間など周囲光が不十分で拡散反射
層で反射される周囲光だけでは表示が見にくい場合に
は、白色光で発光する有機EL素子19を点灯して導光
板110から出射する照明光120を拡散反射層118
で反射させて表示を見えるようにする。このような構成
の液晶表示装置では、周囲光も照明装置の照明光も理想
的には100%利用することができる。
【0104】液晶表示装置の観察者側に照明装置を配置
するということは、導光板が透明であるといっても液晶
表示素子が少なくとも導光板の厚み分だけ表示装置前面
から奥に配置されることになり、特に斜めから見た場合
に表示が見にくくなる可能性がある。この点から導光板
の厚みは薄い程良く、本発明では光源としてストライプ
状の有機EL素子を用いているので、従来の蛍光管を光
源として用いた導光板型照明装置と比べて光源及び導光
板を含めた照明装置を1mm程度に薄くすることが可能
である。
【0105】(実施例14)本発明の液晶表示装置の第
8の実施例である反射型の液晶表示装置の断面図を図1
2に示す。
【0106】基本的な構成は図11に示されている実施
例13と同様であるが、有機EL光源30がそれぞれ赤
色、緑色、青色で発光する3つのストライプ状の有機E
L素子32R、32G、32Bから構成されている。
【0107】以上、本発明の照明装置および液晶表示装
置の実施例を説明したが、例えば図13、図14、図1
5の構成の有機EL光源を用いた照明装置を上記実施例
で説明した液晶表示装置の照明装置として用いることが
できるなど、有機EL素子と導光体及び液晶表示素子と
の組み合わせ方については種々の構成を考えることがで
き、上記実施例の構成に限定されるものではない。
【0108】また、照明装置として白色光が必要ない場
合には、赤色と青色の発光素子だけを光源に備える、な
ど3原色全部の発光素子を備えない構成も考えることが
できる。
【0109】
【発明の効果】本発明の照明装置は、有機EL素子、特
に線状の有機EL素子を光源として用い、その放射光を
導光板端面から導光板内に導入し、導光板出光面から面
状の光として取り出すことにより、従来の蛍光管を光源
として用いた導光板照明装置では実現できなかった1m
m以下の厚みの面状に発光する照明装置を実現でき、ま
た、それによって液晶表示装置全体を薄型化できるとい
う効果を有する。
【0110】また、厚みが1mm以下の導光板型面状照
明装置を構成できる効果を利用し、反射型液晶表示素子
の観察者側に本発明の照明装置のうちの一形態の照明装
置を配置することによって、照明装置の点灯時、非点灯
時ともに光の利用効率が高い視認性に優れた反射型液晶
表示装置を構成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の照明装置の第1の実施例の構成を示
す図で、(a)は断面図、(b)は平面図。
【図2】 本発明の照明装置の第2の実施例の構成を示
す図で、(a)は断面図、(b)は平面図。
【図3】 本発明の照明装置の第3の実施例の構成を示
す図で、(a)は断面図、(b)は光源部の斜視図。
【図4】 本発明の照明装置における導光板端面に対す
る光源の配置を説明する断面図。
【図5】 本発明の液晶表示装置の第1の実施例である
透過型液晶表示装置の断面図。
【図6】 本発明の液晶表示装置の第2の実施例である
透過型液晶表示装置の断面図。
【図7】 本発明の液晶表示装置の第3の実施例である
半透過型の液晶表示装置の断面図。
【図8】 本発明の液晶表示装置の第4の実施例である
半透過型の液晶表示装置の断面図。
【図9】 本発明の液晶表示装置の第5の実施例である
透過型の液晶表示装置の断面図。
【図10】 本発明の液晶表示装置の第6の実施例にお
いて3つの光源を点灯するタイミングを示す図。
【図11】 本発明の液晶表示装置の第7の実施例であ
る反射型の液晶表示装置の断面図。
【図12】 本発明の液晶表示装置の第8の実施例であ
る反射型の液晶表示装置の断面図。
【図13】 本発明の照明装置の第4の実施例の断面
図。
【図14】 本発明の照明装置の第5の実施例の断面
図。
【図15】 本発明の照明装置の第6の実施例の断面
図。
【符号の説明】
10、30、130、140、150 有機EL光源 11、31、132、142、152 ガラス基板 12、133 透明電極膜 13、134 有機発光層構造 14、135 反射電極膜 15、20、40、110、139 導光板 16、22、41 入光端面 17 散乱ドット 18、21 出光面 19、131、141、151 有機EL素子 23、111 凸形状 32R、32G、32B 有機EL素子 33R、33G、33B 透明電極膜 34R、34G、34B 有機発光層構造 35R、35G、35B 反射電極膜 42、112 平坦面 50、70、113 液晶表示素子 51、114 液晶層 52、115 ガラス基板 53、116 偏光板 54、60 プリズムシート 55 拡散シート 56、61 反射シート 71、117 ハーフミラー層 72 下偏光板 73 周囲光 74、80、120 照明光 118 拡散反射層 136 ミラー要素 138、153 出射端面 137、 144、154 反射膜 143 曲面ミラー要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 33/00 H05B 33/00

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部材から成る板状の導光体と、該導
    光体の少なくとも一つの端面に配置された電界発光素子
    から成る光源とから構成されることを特徴とする照明装
    置。
  2. 【請求項2】 透明部材から成る板状の導光体と、該導
    光体の少なくとも一つの端面に対向して空気層を介して
    近接配置されている電界発光素子から成る光源とから構
    成されることを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 前記電界発光素子の出射光軸が前記導光
    体の前記端面に対して平行に配置され、前記電界発光素
    子から成る前記光源を構成する透明基板の一部に前記出
    射光軸を偏向する要素が形成されていることを特徴とす
    る請求項1あるいは請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板の出光側平面に、前記出光側
    平面と略平行な面と略垂直な面により形成される凹凸形
    状を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記電界発光素子が、有機薄膜が印加電
    界によって発光する構造を有することを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記電界発光素子の発光面形状が、前記
    導光体の前記端面の長手方向に沿った線状形状であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記電界発光素子が、赤領域、緑領域、
    及び青領域の波長を同時に発光できる構造を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の照明装
    置。
  8. 【請求項8】 前記電界発光素子が、平面的に並べて配
    置された少なくとも3つの独立した電界発光素子から成
    り、第1の電界発光素子が赤領域の波長で発光し、第2
    の電界発光素子が緑領域の波長で発光し、第3の電界発
    光素子が青領域の波長で発光することを特徴とする請求
    項1乃至請求項7記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の電界発光素子、前記第2の電
    界発光素子、および前記第3の電界発光素子が順次点灯
    を繰り返すことを特徴とする請求項8記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項8記載の照明装置
    を透過型液晶表示素子の背面に配置したことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記照明装置と前記透過型液晶表示素
    子との間にハーフミラーを配置し、明るい環境では前記
    照明装置を消灯し、暗い環境では前記照明装置を点灯す
    ることを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 カラーフィルター層が存在しない透過
    型液晶表示素子の背面に請求項9記載の照明装置を配置
    し、前記第1の電界発光素子、前記第2の電界発光素
    子、および前記第3の電界発光素子の点灯に同期させて
    赤色の画像、緑色の画像、および青色の画像を順次提示
    することによってカラー画像を表示することを特徴とす
    る液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項8記載の照明装置
    を反射型液晶表示装置の前面に配置したことを特徴とす
    る液晶表示装置。
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