JP2001093315A - 照明装置及び表示装置 - Google Patents

照明装置及び表示装置

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JP2001093315A
JP2001093315A JP26907499A JP26907499A JP2001093315A JP 2001093315 A JP2001093315 A JP 2001093315A JP 26907499 A JP26907499 A JP 26907499A JP 26907499 A JP26907499 A JP 26907499A JP 2001093315 A JP2001093315 A JP 2001093315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点光源と線状の導光体からなる線状光源を用
いるフロントライトにおいて、点光源から光が洩れても
導光板上に輝線が発生することを抑え、製造歩留まりの
向上が可能なフロントライトを提供し、また、輝線が発
生することを抑えたフロントライトを備えて表示性能の
良い表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 導光板の裏面42に所定の方向に傾斜す
る第1傾斜面44と第1傾斜面44が傾斜する方向とは
異なる方向に傾斜する第2傾斜面45を交互に形成し
て、第1傾斜面44と第2傾斜面45により夫々平行な
頂線と谷線を構成し、頂線と谷線は入射面41に対して
ある角度で傾斜して設け、線状光源3をLED31と線
状導光体32から構成する。そして、LED31は頂線
あるいは谷線と入射面との成す角が鈍角である側の、導
光板の入射面41の長さ方向における端部付近に配置さ
れた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示面側に設けら
れて表示面を照明する照明装置(所謂フロントライト)
に関し、特に点光源と線状の導光体からなる線状光源を
備えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に代表される非発光表示装
置は、低消費電力であり小型・薄型化が可能であること
から電子機器のディスプレイ手段として欠くことのでき
ないものとなっている。そして、液晶表示装置は、透過
型と反射型に大別され、透過型の液晶表示装置には背面
側に設けられ背面から表示画面を照明するバックライト
が組込まれ、反射型の液晶表示装置には表示面側に設け
られ前方から表示画面を照明する所謂フロントライトが
組込まれる。このフロントライトは、外光による照明が
可能なことから低消費電力化という点でバックライトに
比べて優位性を有しており、実用化に向けて種々の構成
のものが開発されている(例えば特開平10−3119
15号公報や特開平10−153777号公報参照)。
【0003】また、これらの照明装置には線状光源が用
いられ通常冷陰極蛍光管が使用されるが、線状光源とし
て、点光源と線状(棒状)の導光体から構成されるもの
を用いるものも開発されている(例えば、特開平11−
191307号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、図5にフロント
ライトを備える表示装置の概略構成図を示す。51は画
像表示が行なわれる反射型の液晶表示パネル、52は液
晶表示パネル51の表示面側に設けられたフロントライ
トで、フロントライト52は、冷陰極蛍光管等の線状光
源53、線状光源53からの光を側方から入射すると共
に外光を通過させて液晶表示パネル51の表示画面を照
明する導光板54、視認性向上のために導光板54の液
晶表示パネル51の表示画面と対向する面に貼着された
反射防止膜55から構成される。
【0005】導光板54の反射防止膜55が貼着される
面とは反対側の面は、線状光源53からの光が入射され
る入射面a側に傾斜する第1傾斜面56と、入射面aと
対向する面側に傾斜する第2傾斜面57が交互に形成さ
れ、複数の第1傾斜面56と複数の第2傾斜面57は各
々長さ方向において平行であるため、第1傾斜面56と
第2傾斜面57の面が接する辺にて形成される頂線と谷
線も平行状態となる。
【0006】ここで、複数の谷線が含まれる平面を仮想
平面(図5における破線)とした場合、仮想平面に対す
る第1傾斜面56の傾斜角度βは、仮想平面に対する第
2傾斜面57の傾斜角度αよりも非常に大きく形成され
ており、例えば、角度βは43°、角度αは2°に形成
されている。このため、仮想平面に対する第1傾斜面5
6の投影面積は、仮想平面に対する第2傾斜面57の投
影面積に比べ非常に小さく(この場合およそ1:27)
なっている。また、導光板54は、入射面aから離れる
に従って厚み(仮想平面と反射防止膜55が貼着される
面との距離)が薄くなっていく、所謂楔型の断面形状と
なるように形成されている。
【0007】図5では、説明を簡略化するために、頂線
や谷線が導光板54の入射面と平行となるように第1傾
斜面56及び第2傾斜面57が形成されている構造を示
しているが、多くの場合、図6に示すように、導光板5
4は頂線や谷線が入射面aに対して所定の角度θ(θは
5〜25°程度、この例では22°とする)を有するよ
うに形成され、液晶表示パネル51上に設置される。こ
れは、液晶表示パネル51において画素がマトリクス状
に配置されていることから、導光板54の頂線や谷線と
の関係でモアレ縞が発生するのを防止するためである。
【0008】ところで、図6は、線状光源としてLED
等の点光源61と線状の導光体62から構成される光源
を用いた場合のフロントライトの上面図を示している。
斯様な構成において、導光板54に対する線状光源から
の光の供給は、点光源61からの光が導光体62に入射
し、その光が導光体62の導光板54の入射面aに対向
する面から出射されて導光板54の入射面aに入射する
ことでなされる。このとき、点光源61からの光が全て
導光体62に入射されればよいが、点光源61の出光部
分と導光体62の入光部分との接続の関係で、多くは組
立てあるいは設計の不備あるいは点光源の大きさと導光
体62に要求される大きさの関係により、点光源61か
らの光の一部が導光体62に入らず、洩れて直接導光板
54に入射されることがある。点光源61から直接導光
板54に入射した光は、頂線や谷線が入射面aに対して
所定の角度θ傾斜することと第1傾斜面56と第2傾斜
面57の面の傾斜角が原因と考えられるが、頂線や谷線
とほぼ直交する方向の輝線L(図6参照)を導光板54
上に発生させる。
【0009】このような輝線Lが発生するフロントライ
トは、表示画面の表示品質を劣化させてしまうので、照
明装置として実用に供されない。そして、このような輝
線Lは、点光源61からの僅かに洩れる光によっても発
生してしまうので、フロントライトとしての製造歩留ま
りを著しく低下させてしまう。
【0010】本発明は、斯様な点に鑑みてなされたもの
で、点光源と線状の導光体からなる線状光源を用いるフ
ロントライトにおいて、点光源から光が洩れても導光板
上に輝線が発生することを抑え、製造歩留まりの向上が
可能なフロントライトを提供することを目的とするもの
である。また、輝線が発生することを抑えたフロントラ
イトを備えて表示性能の良い表示装置を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
照明装置は、線状光源と、線状光源からの光を入射する
入射面と入射した光を出射する出射面と出射面と対向し
入射面から入射した光を反射すると共に外部からの光を
透過する対向面とを有する導光板を備える照明装置であ
って、線状光源は、点光源手段と、点光源手段からの光
を入射し導光板の入射面へと出射する線状の導光体とを
具備し、導光板の対向面には所定の方向に傾斜する第1
傾斜面と第1傾斜面が傾斜する方向とは異なる方向に傾
斜する第2傾斜面が交互に形成されて第1傾斜面と第2
傾斜面により夫々平行な頂線と谷線が構成され、頂線と
谷線は入射面に対してある角度で傾斜して設けられ、点
光源手段は、頂線あるいは谷線と入射面との成す角が鈍
角である側の、導光板の入射面の長さ方向における端部
付近に配置されていることを特徴とする。
【0012】請求項2に係る本発明の照明装置は、請求
項1に記載の発明において、線状の導光体は、点光源手
段からの光を出射する出射面と、出射面と対向する対向
面を有し、対向面には、出射面から出射される光を点光
源手段寄りの傾きを有して出射させる出射方向制御手段
を備えることを特徴とする。
【0013】請求項3に係る発明の表示装置は、請求項
1または2に記載の照明装置と、導光板の出射面側に設
けられた非発光型表示手段を備えることを特徴とする。
【0014】
【実施の形態】図1は本発明に係る照明装置及び表示装
置の一実施例を示す概略構成図である。尚、いずれの図
も理解を容易にするために模式的に描かれ実際の寸法及
び縮尺割合とは異なっている。
【0015】1は画像表示が行なわれる非発光型表示手
段としての反射型の液晶表示パネル、2は液晶表示パネ
ル2の表示画面側に設けられた照明装置としてのフロン
トライトである。
【0016】フロントライト2は、点光源手段としての
LED31及びLED31からの光を入射して線状に光
を出射する線状導光体32から構成される線状光源3、
線状光源3からの光を後述する入射面から入射すると共
に外部からの光を通過させて液晶表示パネル1の表示画
面を照明する導光板4、視認性向上のために導光板4の
液晶表示パネル1の表示画面と対向する面(後述する裏
面)に貼着された反射防止膜5、内面が反射面となって
おり後述する出射面を除いた線状光源3(特に線状導光
体32)の周囲に巻回されるリフレクタ6から構成され
る。
【0017】導光板4は、アクリル樹脂等の透光性材料
から成り、線状光源3と対向し線状光源3からの光が入
射される入射面41、平坦な面であり液晶表示パネル1
と対向し反射防止膜5が貼着される出射面としての裏面
42、裏面42と対向し入射面41から入射した線状光
源3からの光を反射しまた外部からの光を透過する対向
面43を有している。
【0018】対向面43は、やや入射面41を向くよう
に所定の方向に傾斜する第1傾斜面44と第1傾斜面4
4とは異なる方向に傾斜する第2傾斜面45とからな
り、複数の平行な第1傾斜面44と複数の平行な第2傾
斜面45が交互に形成され、第1傾斜面44と第2傾斜
面45が接する辺にて頂線と谷線が形成されている。こ
のとき、頂線や谷線は交互に存在し、また夫々平行状態
にある。そして、図2に示すように、これら頂線や谷線
が入射面41に対してある所定の角度θ(θは5〜25
°程度、本実施例では22°とする)で傾斜するよう
に、第1傾斜面44及び第2傾斜面45が設けられてい
る。
【0019】ここで、複数の谷線が含まれる平面を仮想
平面(図1における破線)とした場合、頂線及び谷線と
直交する面において、仮想平面に対する第1傾斜面44
の傾斜角度βは、仮想平面に対する第2傾斜面45の傾
斜角度αよりも非常に大きく形成されており、例えば、
角度βは43°、角度αは2°に形成されている(但
し、図1は頂線及び谷線と直交する面での断面ではない
ので、概略的に図示している)。このため、仮想平面に
対する第1傾斜面44の投影面積は、仮想平面に対する
第2傾斜面45の投影面積に比べ非常に小さく(本実施
例ではおよそ1:27)なっている。
【0020】また、導光板4は、入射面41から離れる
に従って、裏面42と対向面43における仮想平面との
距離が小さくなる、即ち厚みが薄くなっていく所謂楔型
の断面形状となるように形成されている。例えば、導光
板4の入射面41側の厚みはおよそ1.2mm、入射面4
1と対向する面側の厚みはおよそ1mm、仮想平面への投
影状態における谷線と頂線との距離はおよそ13μmで
ある。
【0021】線状光源3の線状導光体32は、導光板4
と同様にアクリル樹脂等の透光性材料から成り、LED
31からの光が入射される入射面33と、導光板4の入
射面41と対向し入射面33から入射された光を出射す
る出射面34と、出射面34と対向する対向面としての
平坦な反射面35を有している。出射面34の大きさ
は、導光板4の入射面41の大きさとほぼ同じかそれ以
上の大きさに形成され、線状導光体32の形状は入射面
33側から入射面33と対向する面側に向かうに従い、
出射面34と反射面35との距離(厚さ)が小さく(薄
く)なる楔型の断面形状に形成されている。例えば、入
射面33側の出射面34と反射面35との距離(厚さ)
は2.8mm、入射面33と対向する面側の出射面34
と反射面35との距離(厚さ)は0.5mmに形成され
るが、これらの距離は、フロントライト2に要求される
照明能力や寸法等の仕様により適宜変更決定される。
【0022】尚、導光板4あるいは線状導光体32の形
状のものは、アクリル樹脂を含めポリカーボネート等の
熱可塑性樹脂を用いた射出成形により形成され、第1傾
斜面及び第2傾斜面を有するものであっても、金型を用
いた一般的な成形工程により一体的に且つ容易に形成さ
れる。
【0023】そして、フロントライトの組立てに際し、
線状導光体32の出射面34と導光板4の入射面41を
対向させて(本実施例では出射面34と入射面41の間
に間隙を持たせて図示しているが、出射面34と入射面
41は接触していてもよい)、線状光源3と導光板4は
設けられる。更にその際、図2に示すように、線状光源
3のLED31が、頂線や谷線が入射面41と成す角度
θとは反対側、即ち、頂線あるいは谷線の一方と入射面
41との成す角が鈍角である側の、導光板4の入射面4
1の長さ方向における端部付近に配置して設けられる。
【0024】さて、斯様な装置において、まず、液晶表
示パネル1の表示画面の照明を外部からの光(外光)に
より行なう場合について説明する。太陽光や室内光とい
った外光は、対向面43の上方から到来し第2傾斜面4
5及び第1傾斜面44(面積的な割合からほとんど第2
傾斜面45)から導光板4内に入射される。導光板4に
入射した外光は、導光板4を通過して裏面42から出光
し、反射防止膜5を介して液晶表示パネル1の表示画面
を照明する。照明による液晶表示パネル1の表示画面か
らの反射光は、反射防止膜5を介して裏面42から導光
板4内に入光し、第2傾斜面45から外部に出光して観
察者に認識される。
【0025】液晶表示パネル1の表示画面の照明をフロ
ントライト2により行なう場合は、LED31が点灯さ
れる。LED31を点灯させると、LED31の光は線
状導光体32の入射面33から入射して、線状導光体3
2の内部を進行しながら直接あるいは反射面35や他の
側面で反射されて出射面34から出射される。出射面3
4からは面に沿って、即ち線状に光が出射される。尚、
反射面34や他の側面で反射されずに線状導光体32を
通過した光は、リフレクタ6で反射されて再び線状導光
体32に入射されて出射面34からの出射光として利用
される。
【0026】線状光源3(線状導光体32の出射面3
4)から出射された光は、導光板4の入射面41から入
射し、第1傾斜面44にて反射され裏面42から出射さ
れる。導光板4の面にて光が反射したり通過したりする
のは、導光板4が空気に対する導光板の材質(例えばア
クリル樹脂)の臨界角を有するためで、各面に対し、臨
界角より小さい角度で進行してきた光は屈折を伴って通
過し、臨界角より大きい角度で進行してきた光は反射さ
れる。裏面42から出射された光は、反射防止膜5を介
して液晶表示パネル1の表示画面を照明する。照明によ
る液晶表示パネル1の表示画面からの反射光は、反射防
止膜5を介して裏面42から導光板4内に入射し、第2
傾斜面45から外部に出光して観察者に認識される。
【0027】そして、LED31を点灯したとき、LE
D31からの光の一部が線状導光体32の入射面33に
入らず、直接入射面41から導光板4内に入射されたと
しても、その様な光は、LED31の設置位置と頂線及
び谷線との関係から、導光板4の頂線や谷線と直交する
角度で導光板4内に入射することはない。このため、L
ED31からの光の一部が直接導光板4内に入射された
としても、図6に示すような輝線Lが発生することはな
く、液晶表示パネル1の表示画面の表示品質を劣化させ
てしまうことが防止される。従って、輝線Lの発生が抑
えられるので、フロントライトとしての製造歩留まりの
向上に可能となる。
【0028】ところで、図2に示すように、フロントラ
イト2により液晶表示パネル1の表示画面の照明を行な
う際には、線状光源3からは導光板4の入射面41に対
してLED31から離れる向きの傾きを有した光が入射
される。これは、反射面35が出射面34に対して、入
射面33から離れるに従って出射面34に近づく形状に
形成されているためである。斯様な向きで導光板4に光
が入射した場合、第1傾斜面44で反射される光の量が
少なくなり、液晶表示パネル1の表示画面の照明に寄与
する光は上述の通り第1傾斜面44で反射される光であ
るので、照明光量が少なくなって十分な輝度を得られな
い虞がある。
【0029】そこで、そのような場合には、線状導光体
32の反射面35に、出射面34から出射される光をL
ED31寄りの傾きを有して出射させる出射方向制御手
段を形成することで、フロントライトの輝度を上げるこ
とが可能となる。
【0030】図4は出射方向制御手段としての複数の溝
36を有する線状導光体32’の一例を示す外観図であ
る。この線状導光体32’は、図1あるいは図2示す線
状導光体32とほぼ同じ構成であるが、反射面35’に
複数の溝36が形成されている点が異なっている。
【0031】この溝36は図4に示すように、入射面3
3’と対向する傾斜面37を有し、この傾斜面37は出
射面34’に対して45°の角度γで傾斜している。そ
してこの溝36を備えることにより、LED31からの
光は入射面33’から入射した後、出射面34’あるい
は反射面35’で反射しながら線状導光体32’内を進
行して、傾斜面37にて反射されると出射面34’から
LED31寄りの傾きを有した光となって出射される。
このため、導光板4には第1傾斜面44で反射される光
の量が多くなるような向きで光が入射される。従って、
液晶表示パネル1の表示画面の照明に寄与する光が多く
なるので、照明光量が多くなり輝度の向上が図れる。
【0032】尚、本実施例では出射方向制御手段として
の溝36の傾斜面37の出射面34’に対する角度γは
45°であったが、この角度γは45°以上で90°未
満、望ましくは45°以上70°程度の範囲、であって
も同様の効果を得ることができる。また、溝36が形成
される深さや間隔は、入射面33’からの距離とは関係
無く一定であって良いし、また、入射面33’から離れ
るに従って深さを大きくしたり(例えば、5〜100μ
m)、間隔を狭めたり(例えば、10〜200μm)し
てもよく(深さと間隔のいすれか一方あるいは両方を変
化させてもよい)、線状光源に求められる寸法や光量に
応じて適宜決定される。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、フロントライトに点光源と線状導光体からなる線状
光源と、出射面と対向する対向面に、所定の方向に傾斜
する第1傾斜面と第1傾斜面が傾斜する方向とは異なる
方向に傾斜する第2傾斜面が交互に形成されて第1傾斜
面と第2傾斜面により夫々平行な頂線と谷線が構成さ
れ、頂線と谷線は入射面に対してある角度で傾斜して設
けられた導光板を用いる場合、点光源を頂線あるいは谷
線と入射面との成す角が鈍角である側の、導光板の入射
面の長さ方向における端部付近に配置することにより、
点光源から光が洩れても導光板上に輝線が発生すること
を防止できる。而して、フロントライトとしての製造歩
留まりの向上に可能となる。
【0034】また、線状導光体の反射面に、出射面から
出射される光を点光源寄りの傾きを有して出射させる溝
(出射方向制御手段)を設けることにより輝度の向上が
可能となる。
【0035】そして、輝線が発生することを抑えたフロ
ントライトを備えて、更には高い輝度で明るい表示画面
を実現できる表示性能の良い表示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明装置及び表示装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すフロントライトの説明図である。
【図3】本発明に係る照明装置の他の実施例を示す説明
図である。
【図4】本発明に係る線状導光体の外観図である。
【図5】課題を説明するためのフロントライトを有する
表示装置の一例を示す概略構成図である。
【図6】図5に示すフロントライトの説明図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル(非発光型表示手段) 2 フロントライト(照明装置) 3 線状光源 31 LED(点光源手段) 32 線状導光体 33 入射面 34 出射面 35 反射面(対向面) 36 溝(出射方向制御手段) 4 導光板 41 入射面 42 裏面(出射面) 43 対向面 44 第1傾斜面 45 第2傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線状光源と、線状光源からの光を入射する
    入射面と入射した光を出射する出射面と出射面と対向し
    入射面から入射した光を反射すると共に外部からの光を
    透過する対向面とを有する導光板を備える照明装置にお
    いて、線状光源は、点光源手段と、点光源手段からの光
    を入射し導光板の入射面へと出射する線状の導光体とを
    具備し、導光板の対向面には所定の方向に傾斜する第1
    傾斜面と第1傾斜面が傾斜する方向とは異なる方向に傾
    斜する第2傾斜面が交互に形成されて第1傾斜面と第2
    傾斜面により夫々平行な頂線と谷線が構成され、頂線と
    谷線は入射面に対してある角度で傾斜して設けられ、点
    光源手段は、頂線あるいは谷線と入射面との成す角が鈍
    角である側の、導光板の入射面の長さ方向における端部
    付近に配置されていることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 線状の導光体は、点光源手段からの光を
    出射する出射面と、出射面と対向する対向面を有し、対
    向面には、出射面から出射される光を点光源手段寄りの
    傾きを有して出射させる出射方向制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の照明装置と、
    導光板の出射面側に設けられた非発光型表示手段を備え
    ることを特徴とする表示装置。
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