JPH10500723A - 硬化性エチレン共重合体ブレンド組成物 - Google Patents

硬化性エチレン共重合体ブレンド組成物

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Abstract

(57)【要約】 硬化性エチレン共重合体ブレンド組成物が提供される。これはエチレンジポリマーと、エチレン不飽和酸共重合体のイオノマーと、過酸化物硬化剤とのブレンドである。この組成物は無圧力硬化条件下での非多孔質生成物の製造に特に適合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 硬化性エチレン共重合体ブレンド組成物 発明の背景 本発明は連続的無圧力降下方法に特に適合された硬化性エチレン共重合体組成 物に関する。 エラストマー組成物は、そのような組成物にゴム状の性質を与える架橋された 網目構造を発展させるために加硫、すなわち硬化、工程を必要とする。典型的に は、硬化方法は圧縮成形技術、トランスファー成形技術または射出成形技術に基 づいており、それらにおいては十分に配合されたエラストマーを金型に導入し、 これを加圧下に加熱し、それにより、硬化された製品を製造する。無圧力硬化方 法も公知であり、これらの方法は、一般に、十分に配合されたポリマー組成物を 加硫が起きる温度よりも低い温度で押出し、次いで第2の工程においてこの押出 物を共有結合架橋の形成を促進する条件に曝すことにより硬化することを含む。 例えば、押出物は温液硬化浴、流動床または連続温風トンネルを通過させてもよ いであろう。そのような連続方法は、一般に成形方法よりも経済的であるが、被 覆ワイヤ、シートおよびエラストマー異形材の製造に特に適している。 無圧力硬化方法は、しかしながら、全てのエラストマー組成物に適しているわ けではない。例えば、極性コモノマー単位を有する多くのエラストマー性エチレ ン共重合体はこれらの技術により硬化すると受け入れがたいスポンジ動作および 多孔性を示す。そのような効果はおそらくポリマーおよびコンパウンドの粘度が 本来的に低く、硬化工程中の揮発物に発生し、および/または硬化工程の初期段 階の間の架橋が不十分であることによるものである。 極性コモノマーを含有するエチレン共重合体は通常良好な耐熱性および耐油性 を有する。これらの性質は、耐油性が重要な性質である真空ホース、ラジエータ ホース、耐熱性が重要である自動車用ワイヤのような自動車用途に使用される組 成物では特に望ましい。連続的、無圧力硬化方法は、押出しシールおよび被覆ワ イヤを製造するためのもっとも望ましい製造方法であるため、当業界にはそのよ うな処理条件に耐えられる組成物に対する需要がある。 発明の概要 本発明は無圧力硬化方法に特に適合されたエチレン共重合体ブレンド組成物に 向けられている。具体的には、本発明は、 a)エチレンと、C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキルメタク リレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群から選ばれ たモノマーとの共重合された単位を有するジポリマー; b)i)エチレンと、ii)C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキ ルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群か ら選ばれたコモノマーと、iii)α,β−不飽和モノカルボン酸類、α,β−不 飽和ジカルボン酸類、およびα,β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル類より 成る群から選ばれた少なくとも1種の3〜12炭素原子カルボン酸とが共重合し た単位を有するコポリマー;ここで該コポリマーは金属イオンで少なくとも10 %の程度まで中和されている;および c)成分a)および成分b)の総量100部当たり0.5〜6部の有機過酸化 物のブレンドを含んで成る硬化性組成物に向けられている。 本発明は、さらに、エチレン共重合体ブレンド組成物を押出機またはカレンダ ーに導入し、該組成物を、実質的な架橋が起きない条件下で押出しまたはカレン ダー掛けし、そして押出またはカレンダー掛けされた組成物を外圧が適用されな い条件下で100〜300℃の間の温度に加熱し、それにより非多孔質の架橋さ れた組成物を製造する無圧力硬化方法に向けられている。 発明の詳細な説明 本発明の硬化性組成物はエチレンジポリマーと、高級エチレン共重合体の金属 イオノマーと、過酸化物硬化剤とのブレンドである。この組合せは無圧力条件下 で製品中にスポンジ動作と多孔性を発展させることなく硬化させることができる 組成物を提供する。 上述のエチレンジポリマーはエチレンとC1〜C8アルキルアクリレート、C1 〜C8アルキルメタクリレートまたはC2〜C8カルボン酸のビニルエステルとの コポリマーである。ジポリマーのエチレン含有量は約85〜20重量%、好まし くは65〜30重量%である。そのような組成物の代表例はエチレンとメチルア クリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー ト、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−ブチル メタクリレート、イソブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、2−エ チルヘキシルアクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメタクリレート、 およびエチレンとビニルアセテート、ビニルプロピオネートまたはビニルヘキサ ノエートの共重合体を含む。メチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、お よびビニルアセテートが好ましい。コポリマー類は一般にムーニー粘度が13− 40ML(1+4)100の範囲内であり、好ましくは16〜30、そして最も好ま しくは20〜25である。ジポリマーのブレンドも用いてもよい。 本発明の硬化性組成物の第2の成分はエチレン、不飽和酸および不飽和エステ ルのコポリマーの金属イオノマーである。詳しくは、この組成物はエチレンと、 α,β−不飽和モノカルボン酸類、α,β−不飽和ジカルボン酸類、およびα, β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル類より成る群から選ばれた3〜12炭素 原子のカルボン酸とが共重合した単位を有するコポリマーのイオノマーである。 これらのポリマーはさらにC1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキル メタクリレート類またはC2〜C4カルボン酸のビニルエステル類からなる共重合 された単位を含有する。これらのコポリマーのエチレン含有量はポリマーの約2 5〜70重量%、好ましくは35〜65重量%であり、そしてα,β−不飽和モ ノ−またはジカルボン酸類は0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5.0重 量%のカルボン酸基を与えるのに十分な量で存在する。適当なα,β−不飽和モ ノ−またはジカルボン酸類としては、炭素数3〜12のもの、例えばアクリル酸 およびメタクリル酸のようなモノカルボン酸類;マレイン酸、 フマル酸およびイタコン酸のようなジカルボン酸類;並びにマレイン酸水素エチ ル、フマル酸水素エチルおよびマレイン酸水素2−エチルヘキシルのようなジカ ルボン酸類が含まれる。アクリル酸、メタクリル酸およびマレイン酸水素エチル が好ましい。これらアルキルアクリレートまたはビニルエステルコモノマーはポ リマーの25〜70重量%、好ましくは30〜65重量%を構成する。ポリマー に使用するのに適しているアルキルアクリレートはアクリル酸のC1〜C8エステ ル、例えばメチル、エチル、イソブチル、ヘキシルおよび2−エチルヘキシルエ ステルを含む。メチル、エチルおよびブチルアクリレートが好ましい。メチルア クリレートが最も好ましい。ポリマーに使用するのに適しているカルボン酸のビ ニルエステル類は炭素数2〜8のカルボン酸のビニルエステル、例えば、ビニル アセテート、ビニルプロピオネート、ビニルヘキサノエート、およびビニル2− エチルヘキサノエートを含む。ビニルアセテートが好ましい。イオノマー化前の これらのコポリマーのムーニー粘度ML(1+4)100は、一般に、1〜50の範 囲内である。そのようなコポリマーの代表例はエチレン/メチルアクリレート/ マレイン酸水素エチル・コポリマー、エチレン/メチルアクリレート/メタクリ ル酸・コポリマー、エチレン/アクリル酸/ビニルアセテート・コポリマー、エ チレン/ブチルアクリレート/アクリル酸・コポリマー、エチレン/ビニルアセ テート/メタクリル酸・コポリマー、エチレン/フマル酸/メチルアクリレート ・コポリマー、エチレン/メチルアクリレート/一酸化炭素/メタクリル酸・コ ポリマーおよびエチレン/マレイン酸水素エチル/一酸化炭素/ビニルアセテー ト・コポリマーを含む。コポリマーのブレンドを用いてもよい。 本発明のコポリマー類は少なくとも10%の程度まで中和して部分金属塩、す なわち、イオノマーを形成する。金属イオンは、リチウム、ナトリウム、カリム 、およびセシウムのような一価の金属イオン、マグネシウム、カルシウム、スト ロンチウム、バリウム、銅および亜鉛のような二価の金属イオン;あるいはアル ミニウムおよび鉄のような三価の金属イオンを含む。アルカリ土類金属が好まし く、カルシウムが最も好ましい。中和の程度は中和される特定の酸モノマー、ポ リマー中のその濃度、および得られるイオノマーの粘度特性によって決まる。例 えば、低い酸濃度(レベル)では高い中和レベルが必要になることがあるが、 逆に高い高い酸濃度(レベル)では低い中和レベルが望ましいことがある。一般 に、中和の量はコポリマー組成物にイオノマー化されていない組成物の少なくと も3倍の範囲の粘度増加を与えるようにする。 ジポリマーとコポリマーは両方とも一般にエチレンとコモノマーを撹拌された 反応容器内で少なくとも1種のフリーラジカル開始剤の存在下に約120℃〜3 00℃の温度および130〜310MPaの圧力で連続的に共重合することによ り調製される。最も好ましいのは、コポリマーを約2〜25重量%のメタノール またはアセトンの存在下に調製して反応器のファウリングを低減または除去する ことである。 コポリマー・イオノマーはラバーミルでまたは密閉式ミキサー内で金属化合物 と混合することにより調製してもよい。これは予備配合工程において行ってもよ く、あるいはジポリマー、コポリマー、適当な金属化合物および過酸化物硬化剤 を相互に配合してブレンド中にイオノマーを生成させてもよい。適している金属 化合物はカルボン酸と反応してカルボン酸塩を形成するものである。一般に、ジ ポリマーおよびコポリマーの総量100部当たり約1〜50部の金属化合物を用 いるが、2〜5部を用いるのが好ましい。金属酸化物および水酸化物が好ましい が、その理由はそれらが反応性が高いからである。 本発明の典型的なブレンドでは、コポリマーに対するジポリマーの比は一般に ジポリマー99部:コポリマー1部ないしジポリマー70部:コポリマー30部 の範囲内である。好ましくは、ジポリマー:コポリマーの比がジポリマー80〜 90部:コポリマー10〜20部であるが、その理由は加工特性と硬化特性がバ ランスされているからである。 過酸化物硬化剤は硬化性組成物中にジポリマーとコポリマーの総量100部当 たり0.5〜6部の量で存在する。2〜4部の過酸化物を使用するのが好ましい が、その理由はこの量で良好な状態の硬化が得られ、処理中の揮発物の発生が最 低限であるからである。この過酸化物硬化剤は慣用されているジクミルパーオキ サイド、t−ブチルパーベンゾエート、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチル パーアセテート、1,1−ジ(t−ブチルペロキシ)3,3,5−トリメチルシ クロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペロキシ)ヘキシン およびn−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルペロキシバレレート)のような有 機ペロキシ硬化剤から選ばれる。ある場合には、2種以上の過酸化物を組み合わ せて使用するのが有利であるが、一般的には1種類の過酸化物を単独で使用する 。 硬化性組成物に助剤を随意に添加してフリーラジカル発生剤の効率を向上させ てもよい。そのような化合物はトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌ レート、ジアリルマレエート、高ビニル低分子量ブタジエン、N,N′−m−フ ェニレンジマレイミド、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロー ルプロパントリアクリレートおよびトリメチロールプロパントリメタクリレート を含む。そのような助剤をフリーラジカル発生方法において使用することは当業 界において十分に確立されている。一般に、そのような化合物はジポリマーとコ ポリマーの総量100部当たり1〜4部の量で添加される。 組成物はまたエラストマーの配合に慣用されている充填材、安定剤、加工助剤 、可塑剤のような種々の添加物を含んでいてもよい。慣用されている充填材はカ ーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウムおよび永久白(blanc fixe、硫酸バリ ウム)を含む。充填材はジポリマーとコポリマーの総量100部当たり1〜20 0部、一般的には20〜80部の量で存在していてもよい。シリカは5〜10部 の量で特に有効な充填材である。典型的な加工助剤はオクタデシルアミン、ステ アリン酸および有機リン酸エステル遊離酸類を含む。好適な安定剤は置換ジフェ ニルアミン類である。慣用されている可塑剤はポリエステルおよびポリ(エーテ ル/エステル)可塑剤、フタル酸エステル、セバシン酸エステルを含む。上述の 組成物は実質的に発泡剤を含んでいないが、その理由は、本発明の目的は非多孔 質製品を製造することにあるからである。 本発明の組成物は無圧力硬化方法に特に適しているが、その理由は、そのよう な条件下で硬化されるとスポンジ状に膨れたすなわち多孔質の生成物を生じるか らである。例えば、組成物を下記のように硬化してもよい。エチレンジポリマー 、エチレンコポリマーイオノマーおよび過酸化物を、任意の他の適した添加物と 組み合わせて、上述の割合で含んで成り、そして発泡剤を含まない組成物をカレ ンダーまたは押出機に導入し、実質的な量の架橋が生じない条件下でシート または押出物に成形する。これは、通常、少なくとも70℃、好ましくは90℃ を超えない温度で操作して時期尚早な架橋形成を防止することが必要である。押 出物またはシートは、次いで、例えば組成物を熱風またはマイクロウェーブによ り加熱されたトンネル、温液浴または流動床を通過させることにより、組成物を 外圧を適用することなく架橋する作用をする条件にさらす。あるいはまた、熱風 炉内において非連続方法を用いてもよい。任意の選定された温度範囲にさらす時 間は加熱媒体の熱伝達特性によって決まる。例えば、熱風加熱による硬化は20 0℃で10分間でよいが、液体媒体中での硬化は2分間という短い時間でもよい 。いずれの場合も、断面の厚さも重要な影響を持つ。その効率の故に液体媒体が 好ましい。一般に、100〜300℃、好ましくは130〜230℃、そして最 も好ましくは150〜200℃の範囲内の温度にさらせば、完全な硬化を生じる のに十分である。好ましくは、硬化方法は連続的な方法であるけれども上述の組 成物は非連続的な仕方でも効果的に硬化することができる。 本発明の硬化性組成物は押出またはカレンダー掛けしてシートにする。得られ た物品は無圧力硬化条件下で受け入れがたい気孔を発展させることなく硬化する ことができる。このように、本発明の組成物をワイヤ被覆、ホース、ベルト、成 形異形材、コードおよび管に成形してもよい。本発明の組成物は押出片の製造に 特に有用である。 以下の好適な実施態様により本発明を説明するが、部、割合およびパーセント は、特に記さない限り、すべて重量による。 実施例 実施例1 エチレン41重量%を含有するエチレンとメチルアクリレートのコポリマーを 90℃の密閉式バンバリミキサー内でエチレン、メチルアクリレートおよびマレ イン酸水素エチルのコポリマー(モノマー比 41:55:4)、t−ブチルペ ロキシベンゾエート(Trigonox(登録商標)C50DPD)、酸化カルシウム、 Naugard(登録商標)445置換ジフェニルアミン、ステアリン酸、オクタデシ ル アミン(Armeen(登録商標)18D)、Struktol(登録商標)WS180(脂肪 酸シリコーン混合物)、FEFカーボンブラック、薫蒸されたコロイダルシリカ (Cabosil(登録商標)M7D)、ポリカルボジイミド(Rhenogran(登録商標) P50)およびm−フェニレン−ビス−マレイミドと表Iに示す量でブレンドし た。得られた配合物を、長さ:直径比が15:1のIddonHIM50mmス クリューを用いたIddon冷間フィード押出機を使用して押出した。スクリュ ー、フィードゾーン、ゾーン1、ゾーン2、ヘッドおよびダイの温度はそれぞれ 80℃、65℃、65℃、65℃、80℃および85℃であった。得られた押出 物を200℃で10分間熱風硬化にかけたところ、上述の組成物が硬化した。硬 化された押出物の物性は目視し得る気孔を示さなかったが、これを表Iに示す。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月21日 【補正内容】 明細書 硬化性エチレン共重合体ブレンド組成物 発明の背景 本発明は連続的無圧力降下方法に特に適合された硬化性エチレン共重合体組成 物に関する。 エラストマー組成物は、そのような組成物にゴム状の性質を与える架橋された 網目構造を発展させるために加硫、すなわち硬化、工程を必要とする。典型的に は、硬化方法は圧縮成形技術、トランスファー成形技術または射出成形技術に基 づいており、それらにおいては十分に配合されたエラストマーを金型に導入し、 これを加圧下に加熱し、それにより、硬化された製品を製造する。無圧力硬化方 法も公知であり、これらの方法は、一般に、十分に配合されたポリマー組成物を 加硫が起きる温度よりも低い温度で押出し、次いで第2の工程においてこの押出 物を共有結合架橋の形成を促進する条件に曝すことにより硬化することを含む。 例えば、押出物は温液硬化浴、流動床または連続温風トンネルを通過させてもよ いであろう。そのような連続方法は、一般に成形方法よりも経済的であるが、被 覆ワイヤ、シートおよびエラストマー異形材の製造に特に適している。 無圧力硬化方法は、しかしながら、全てのエラストマー組成物に適しているわ けではない。例えば、極性コモノマー単位を有する多くのエラストマー性エチレ ン共重合体はこれらの技術により硬化すると受け入れがたいスポンジ動作および 多孔性を示す。そのような効果はおそらくポリマーおよびコンパウンドの粘度が 本来的に低く、硬化工程中の揮発物に発生し、および/または硬化工程の初期段 階の間の架橋が不十分であることによるものである。 極性コモノマーを含有するエチレン共重合体は通常良好な耐熱性および耐油性 を有する。これらの性質は、耐油性が重要な性質である真空ホース、ラジエータ ホース、耐熱性が重要である自動車用ワイヤのような自動車用途に使用される組 成物では特に望ましい。エチレンコポリマーの熱可塑性ブレンドは当業界におい て公知である。例えば、米国特許第4,710,544号は結晶性ポリオレフィ ンとエチレン/アルキルアクリレート・エラストマーの溶融加工可能な熱可塑性 ブレンドに関する。ドイツ特許出願3,927,719号は弾性ポリマーまたは 熱可塑性エラストマーのポリオレフィンまたはポリオレフィン−含有イオノマー との未硬化熱可塑性ブレンドに関する。国際出願WO90/13170号は熱可 塑性エチレンビニルアセテート・ポリマーブレンドをベースとする無キンク管に 関する。これらの組成物は熱可塑性であり、最適の特性を発揮させるために硬化 することを要しない。連続的、無圧力硬化方法は、押出しシールおよび被覆ワイ ヤを製造するためのもっとも望ましい製造方法であるため、当業界にはそのよう な処理条件に耐えられる組成物に対する需要がある。 発明の概要 本発明は無圧力硬化方法に特に適合されたエチレン共重合体ブレンド組成物に 向けられている。具体的には、本発明は、 a)エチレンと、C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキルメタク リレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群から選ばれ たモノマーとの共重合された単位を有するジポリマー; b)i)エチレンと、ii)C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキ ルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群か ら選ばれたコモノマーと、iii)α,β−不飽和モノカルボン酸類、α,β−不 飽和ジカルボン酸類、およびα,β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル類より 成る群から選ばれた少なくとも1種の3〜12炭素原子カルボン酸とが共重合し た単位を有するコポリマー;ここで該コポリマーは金属イオンで少なくとも10 %の程度まで中和されている;および c)成分a)および成分b)の総量100部当たり0.5〜6部の有機過酸化 物のブレンドを含んで成る硬化性組成物に向けられている。 本発明は、さらに、エチレン共重合体ブレンド組成物を押出機またはカレン ダーに導入し、該組成物を、実質的な架橋が起きない条件下で押出しまたはカレ ンダー掛けし、そして押出またはカレンダー掛けされた組成物を外圧が適用され ない条件下で100〜300℃の間の温度に加熱し、それにより非多孔質の架橋 された組成物を製造する無圧力硬化方法に向けられている。 発明の詳細な説明 本発明の硬化性組成物はエチレンジポリマーと、高級エチレン共重合体の金属 イオノマーと、過酸化物硬化剤とのブレンドである。この組合せは無圧力条件下 で製品中にスポンジ動作と多孔性を発展させることなく硬化させることができる 組成物を提供する。 上述のエチレンジポリマーはエチレンとC1〜C8アルキルアクリレート、C1 〜C8アルキルメタクリレートまたはC2〜C8カルボン酸のビニルエステルとの コポリマーである。ジポリマーのエチレン含有量は約85〜20重量%、好まし くは65〜30重量%である。そのような組成物の代表例はエチレンとメチルア クリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー ト、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−ブチル メタクリレート、イソブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、2−エ チルヘキシルアクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメタクリレート、 およびエチレンとビニルアセテート、ビニルプロピオネートまたはビニルヘキサ ノエートの共重合体を含む。メチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、お よびビニルアセテートが好ましい。コポリマー類は一般にムーニー粘度が13− 40ML(1+4)100の範囲内であり、好ましくは16〜30、そして最も好ま しくは20〜25である。ジポリマーのブレンドも用いてもよい。 本発明の硬化性組成物の第2の成分はエチレン、不飽和酸および不飽和エステ ルのコポリマーの金属イオノマーである。詳しくは、この組成物はエチレンと、 α,β−不飽和モノカルボン酸類、α,β−不飽和ジカルボン酸類、およびα, β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル類より成る群から選ばれた3〜12炭素 原子のカルボン酸とが共重合した単位を有するコポリマーのイオノマーであ る。これらのポリマーはさらにC1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アル キルメタクリレート類またはC2〜C4ルボン酸のビニルエステル類からなる共重 合された単位を含有する。これらのコポリマーのエチレン含有量はポリマーの約 25〜70重量%、好ましくは35〜65重量%であり、そしてα,β−不飽和 モノ−またはジカルボン酸類は0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5.0 重量%のカルボン酸基を与えるのに十分な量で存在する。適当なα,β−飽和モ ノ−またはジカルボン酸類としては、炭素数3〜12のもの、例えばアクリル酸 およびメタクリル酸のようなモノカルボン酸類;マレイン酸、フマル酸およびイ タコン酸のようなジカルボン酸類;並びにマレイン酸水素エチル、フマル酸水素 エチルおよびマレイン酸水素2−エチルヘキシルのようなジカルボン酸類が含ま れる。アクリル酸、メタクリル酸およびマレイン酸水素エチルが好ましい。これ らアルキルアクリレートまたはビニルエステルコモノマーはポリマーの25〜7 0重量%、好ましくは30〜65重量%を構成する。ポリマーに使用するのに適 しているアルキルアクリレートはアクリル酸のC1〜C8エステル、例えばメチル 、エチル、イソブチル、ヘキシルおよび2−エチルヘキシルエステルを含む。メ チル、エチルおよびブチルアクリレートが好ましい。メチルアクリレートが最も 好ましい。ポリマーに使用するのに適しているカルボン酸のビニルエステル類は 炭素数2〜8のカルボン酸のビニルエステル、例えば、ビニルアセテート、ビニ ルプロピオネート、ビニルヘキサノエート、およびビニル2−エチルヘキサノエ ートを含む。ビニルアセテートが好ましい。イオノマー化前のこれらのコポリマ ーのムーニー粘度ML(1+4)100は、一般に、1〜50の範囲内である。その ようなコポリマーの代表例はエチレン/メチルアクリレート/マレイン酸水素エ チル・コポリマー、エチレン/メチルアクリレート/メタクリル酸・コポリマー 、エチレン/アクリル酸/ビニルアセテート・コポリマー、エチレン/ブチルア クリレート/アクリル酸・コポリマー、エチレン/ビニルアセテート/メタクリ ル酸・コポリマー、エチレン/フマル酸/メチルアクリレート・コポリマー、エ チレン/メチルアクリレート/一酸化炭素/メタクリル酸・コポリマーおよびエ チレン/マレイン酸水素エチル/一酸化炭素/ビニルアセテート・コポリマーを 含む。コポリマーのブレンドを用いてもよい。 本発明のコポリマー類は少なくとも10%の程度まで中和して部分金属塩、す なわち、イオノマーを形成する。金属イオンは、リチウム、ナトリウム、カリム 、およびセシウムのような一価の金属イオン、マグネシウム、カルシウム、スト ロンチウム、バリウム、銅および亜鉛のような二価の金属イオン;あるいはアル ミニウムおよび鉄のような三価の金属イオンを含む。アルカリ土類金属が好まし く、カルシウムが最も好ましい。中和の程度は中和される特定の酸モノマー、ポ リマー中のその濃度、および得られるイオノマーの粘度特性によって決まる。例 えば、低い酸濃度(レベル)では高い中和レベルが必要になることがあるが、逆 に高い高い酸濃度(レベル)では低い中和レベルが望ましいことがある。一般に 、中和の量はコポリマー組成物にイオノマー化されていない組成物の少なくとも 3倍の範囲の粘度増加を与えるようにする。 ジポリマーとコポリマーは両方とも一般にエチレンとコモノマーを撹拌された 反応容器内で少なくとも1種のフリーラジカル開始剤の存在下に約120℃〜3 00℃の温度および130〜310MPaの圧力で連続的に共重合することによ り調製される。最も好ましいのは、コポリマーを約2〜25重量%のメタノール またはアセトンの存在下に調製して反応器のファウリングを低減または除去する ことである。 コポリマー・イオノマーはラバーミルでまたは密閉式ミキサー内で金属化合物 と混合することにより調製してもよい。これは予備配合工程において行ってもよ く、あるいはジポリマー、コポリマー、適当な金属化合物および過酸化物硬化剤 を相互に配合してブレンド中にイオノマーを生成させてもよい。適している金属 化合物はカルボン酸と反応してカルボン酸塩を形成するものである。一般に、ジ ポリマーおよびコポリマーの総量100部当たり約1〜50部の金属化合物を用 いるが、2〜5部を用いるのが好ましい。金属酸化物および水酸化物が好ましい が、その理由はそれらが反応性が高いからである。 本発明の典型的なブレンドでは、コポリマーに対するジポリマーの比は一般に ジポリマー99部:コポリマー1部ないしジポリマー70部:コポリマー30部 の範囲内である。好ましくは、ジポリマー:コポリマーの比がジポリマー80〜 90部:コポリマー10〜20部であるが、その理由は加工特性と硬化特性がバ ランスされているからである。 過酸化物硬化剤は硬化性組成物中にジポリマーとコポリマーの総量100部当 たり0.5〜6部の量で存在する。2〜4部の過酸化物を使用するのが好ましい が、その理由はこの量で良好な状態の硬化が得られ、処理中の揮発物の発生が最 低限であるからである。この過酸化物硬化剤は慣用されているジクミルパーオキ サイド、t−ブチルパーベンゾエート、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチル パーアセテート、1,1−ジ(t−ブチルペロキシ)3,3,5−トリメチルシ クロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペロキシ)ヘキシン およびn−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルペロキシバレレート)のような有 機ペロキシ硬化剤から選ばれる。ある場合には、2種以上の過酸化物を組み合わ せて使用するのが有利であるが、一般的には1種類の過酸化物を単独で使用する 。 硬化性組成物に助剤を随意に添加してフリーラジカル発生剤の効率を向上させ てもよい。そのような化合物はトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌ レート、ジアリルマレエート、高ビニル低分子量ブタジエン、N,N′−m−フ ェニレンジマレイミド、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロー ルプロパントリアクリレートおよびトリメチロールプロパントリメタクリレート を含む。そのような助剤をフリーラジカル発生方法において使用することは当業 界において十分に確立されている。一般に、そのような化合物はジポリマーとコ ポリマーの総量100部当たり1〜4部の量で添加される。 組成物はまたエラストマーの配合に慣用されている充填材、安定剤、加工助剤 、可塑剤のような種々の添加物を含んでいてもよい。慣用されている充填材はカ ーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウムおよび永久白(blanc fixe、硫酸バリ ウム)を含む。充填材はジポリマーとコポリマーの総量100部当たり1〜20 0部、一般的には20〜80部の量で存在していてもよい。シリカは5〜10部 の量で特に有効な充填材である。典型的な加工助剤はオクタデシルアミン、ステ アリン酸および有機リン酸エステル遊離酸類を含む。好適な安定剤は置換ジフェ ニルアミン類である。慣用されている可塑剤はポリエステルおよびポリ(エーテ ル/エステル)可塑剤、フタル酸エステル、セバシン酸エステルを含 む。上述の組成物は実質的に発泡剤を含んでいないが、その理由は、本発明の目 的は非多孔質製品を製造することにあるからである。 本発明の組成物は無圧力硬化方法に特に適しているが、その理由は、そのよう な条件下で硬化されるとスポンジ状に膨れたすなわち多孔質の生成物を生じるか らである。例えば、組成物を下記のように硬化してもよい。エチレンジポリマー 、エチレンコポリマーイオノマーおよび過酸化物を、任意の他の適した添加物と 組み合わせて、上述の割合で含んで成り、そして発泡剤を含まない組成物をカレ ンダーまたは押出機に導入し、実質的な量の架橋が生じない条件下でシートまた は押出物に成形する。これは、通常、少なくとも70℃、好ましくは90℃を超 えない温度で操作して時期尚早な架橋形成を防止することが必要である。押出物 またはシートは、次いで、例えば組成物を熱風またはマイクロウェーブにより加 熱されたトンネル、温液浴または流動床を通過させることにより、組成物を外圧 を適用することなく架橋する作用をする条件にさらす。あるいはまた、熱風炉内 において非連続方法を用いてもよい。任意の選定された温度範囲にさらす時間は 加熱媒体の熱伝達特性によって決まる。例えば、熱風加熱による硬化は200℃ で10分間でよいが、液体媒体中での硬化は2分間という短い時間でもよい。い ずれの場合も、断面の厚さも重要な影響を持つ。その効率の故に液体媒体が好ま しい。一般に、100〜300℃、好ましくは130〜230℃、そして最も好 ましくは150〜200℃の範囲内の温度にさらせば、完全な硬化を生じるのに 十分である。好ましくは、硬化方法は連続的な方法であるけれども上述の組成物 は非連続的な仕方でも効果的に硬化することができる。 本発明の硬化性組成物は押出またはカレンダー掛けしてシートにする。得られ た物品は無圧力硬化条件下で受け入れがたい気孔を発展させることなく硬化する ことができる。このように、本発明の組成物をワイヤ被覆、ホース、ベルト、成 形異形材、コードおよび管に成形してもよい。本発明の組成物は押出片の製造に 特に有用である。 以下の好適な実施態様により本発明を説明するが、部、割合およびパーセント は、特に記さない限り、すべて重量による。 実施例 実施例1 エチレン41重量%を含有するエチレンとメチルアクリレートのコポリマーを 90℃の密閉式バンバリミキサー内でエチレン、メチルアクリレートおよびマレ イン酸水素エチルのコポリマー(モノマー比 41:55:4)、t−ブチルペ ロキシベンゾエート(Trigonox(登録商標)C50DPD)、酸化カルシウム、 Naugard(登録商標)445置換ジフェニルアミン、ステアリン酸、オクタデシ ルアミン(Armeen(登録商標)18D)、Struktol(登録商標)WS180(脂 肪酸シリコーン混合物)、FEFカーボンブラック、薫蒸されたコロイダルシリ カ(Cabosil(登録商標)M7D)、ポリカルボジイミド(Rhenogran(登録商標 )P50)およびm−フェニレン−ビス−マレイミドと表Iに示す量でブレンド した。得られた配合物を、長さ:直径比が15:1のIddonHIM50mm スクリューを用いたIddon冷間フィード押出機を使用して押出した。スクリ ュー、フィードゾーン、ゾーン1、ゾーン2、ヘッドおよびダイの温度はそれぞ れ80℃、65℃、65℃、65℃、80℃および85℃であった。得られた押 出物を200℃で10分間熱風硬化にかけたところ、上述の組成物が硬化した。 硬化された押出物の物性は目視し得る気孔を示さなかったが、これを表Iに示す 。 請求の範囲 1.a)20〜85重量%のエチレンと、C1〜C8アルキルアクリレート類、C1 〜C8アルキルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類 より成る群から選ばれたモノマーとが共重合した単位を有するジポリマー; b)i)25〜70重量%のエチレンと、ii)C1〜C8アルキルアクリレー ト類、C1〜C8アルキルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエ ステル類より成る群から選ばれたコモノマー、並びにiii)α,β−不飽和モノ カルボン酸類、α,β−不飽和ジカルボン酸類、およびα,β−不飽和ジカルボ ン酸のモノエステル類より成る群から選ばれた少なくとも1種の3〜12炭素原 子カルボン酸0.1〜10重量%が共重合した単位を有するコポリマー、ここで 該コポリマーは金属イオンで少なくとも10%の程度まで中和されている;およ び c)成分a)および成分b)の総量100部当たり0.5〜6部の有機過酸 化物のブレンドを含んで成り、ここで成分a)の成分b)に対する比が99:1 〜70:30であり、そして前記ブレンドは実質的に発泡剤を含まないことを特 徴とする硬化性組成物。 2.前記有機過酸化物は成分a)および成分b)の総量100部当たり2〜4部 の量で存在することを特徴とする請求項1記載の組成物。 3.前記ジポリマーはエチレンとC1〜C8アルキルメタクリレートが共重合した 単位を含有することを特徴とする請求項1記載の組成物。 4.前記C1〜C8アルキルメタクリレートはメチルメタクリレートであることを 特徴とする請求項3記載の組成物。 5.前記ジポリマーはエチレンとC2〜C4カルボン酸のビニルエステルが共重 合した単位を含有することを特徴とする請求項1記載の組成物。 6.前記ビニルエステルはビニルアセテートであることを特徴とする請求項5記 載の組成物。 7.前記成分b)はエチレンとC1〜C8アルキルアクリレートのコポリマーであ ることを特徴とする請求項1記載の組成物。 8.前記コポリマーはエチレンとメチルアクリレートのコポリマーであることを 特徴とする請求項7記載の組成物。 9.前記コポリマーはエチレン、メチルアクリレートおよびα,β−不飽和ジカ ルボン酸のモノエステルのコポリマーであることを特徴とする請求項8記載の組 成物。 10.さらに助剤を含有することを特徴とする請求項1記載の組成物。 11.a)20〜85重量%のエチレンと、C1〜C8アルキルアクリレート類、 C1〜C8アルキルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル 類より成る群から選ばれたモノマーとが共重合した単位を有するジポリマー; b)i)25〜70重量%のエチレンと、ii)C1〜C8アルキルアクリレ ート類、C1〜C8アルキルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニル エステル類より成る群から選ばれたコモノマーと、iii)α,β−不飽和モノカ ルボン酸類、α,β−不飽和ジカルボン酸類、およびα,β−不飽和ジカルボン 酸のモノエステル類より成る群から選ばれた少なくとも1種の3〜12炭素原子 カルボン酸0.1〜10重量%とが共重合した単位を有するコポリマー;ここで 該コポリマーは金属イオンで少なくとも10%の程度まで中和されている; c)成分a)および成分b)の総量100部当たり0.5〜6部の有機過 酸化物;および d)成分a)および成分b)の総量100部当たり1〜50部の、カルボ ン酸基と反応してカルボン酸塩を形成することができる金属化合物 を混合することを含み、ここで成分a)の成分b)に対する比が99:1〜70 :30であり、そして前記ブレンドは実質的に発泡剤を含まないことを特徴とす る請求項1記載の硬化性組成物の調製方法。 12.請求項1記載の組成物を押出機またはカレンダーに導入し、該組成物を、 実質的な架橋が起きない条件下で押出しまたはカレンダー掛けし、そして押出ま たはカレンダー掛けされた組成物を外圧が適用されない条件下で100〜300 ℃の間の温度に加熱し、それにより非多孔質の架橋された組成物を製造すること を特徴とする請求項1記載の組成物の硬化方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C08L 33/08 7824−4J C08L 33/08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)エチレンと、C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキルメタ クリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群から選ば れたモノマーとが共重合した単位を有するジポリマー; b)i)エチレンと、ii)C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アル キルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群 から選ばれたコモノマー、並びにiii)α,β−不飽和モノカルボン酸類、α, β−不飽和ジカルボン酸類、およびα,β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル 類より成る群から選ばれた少なくとも1種の3〜12炭素原子カルボン酸が共重 合した単位を有するコポリマー、ここで該コポリマーは金属イオンで少なくとも 10%の程度まで中和されている;および c)成分a)および成分b)の総量100部当たり0.5〜6部の有機過酸 化物のブレンドを含んで成り、ここで成分a)の成分b)に対する比が99:1 〜70:30であり、そして前記ブレンドは実質的に発泡剤を含まないことを特 徴とする硬化性組成物。 2.前記有機過酸化物は成分a)および成分b)の総量100部当たり2〜4部 の量で存在することを特徴とする請求項1記載の組成物。 3.前記ジポリマーはエチレンとC1〜C8アルキルメタクリレートが共重合した 単位を含有することを特徴とする請求項1記載の組成物。 4.前記C1〜C8アルキルメタクリレートはメチルメタクリレートであることを 特徴とする請求項3記載の組成物。 5.前記ジポリマーはエチレンとC2〜C4カルボン酸のビニルエステルが共重 合した単位を含有することを特徴とする請求項1記載の組成物。 6.前記ビニルエステルはビニルアセテートであることを特徴とする請求項5記 載の組成物。 7.前記成分b)はエチレンとC1〜C8アルキルアクリレートのコポリマーであ ることを特徴とする請求項1記載の組成物。 8.前記コポリマーはエチレンとメチルアクリレートのコポリマーであることを 特徴とする請求項7記載の組成物。 9.前記コポリマーはエチレン、メチルアクリレートおよびα,β−不飽和ジカ ルボン酸のモノエステルのコポリマーであることを特徴とする請求項8記載の組 成物。 10.さらに助剤を含有することを特徴とする請求項1記載の組成物。 11.a)エチレンと、C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8アルキルメ タクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る群から選 ばれたモノマーとが共重合した単位を有するジポリマー; b)i)エチレンと、ii)C1〜C8アルキルアクリレート類、C1〜C8ア ルキルメタクリレート類およびC2〜C8カルボン酸のビニルエステル類より成る 群から選ばれたコモノマーと、iii)α,β−不飽和モノカルボン酸類、α,β −不飽和ジカルボン酸類、およびα,β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル類 より成る群から選ばれた少なくとも1種の3〜12炭素原子カルボン酸とが共重 合した単位を有するコポリマー;ここで該コポリマーは金属イオンで少なくとも 10%の程度まで中和されている; c)成分a)および成分b)の総量100部当たり0.5〜6部の有機過 酸化物;および d)成分a)および成分b)の総量100部当たり1〜50部の、カルボ ン酸基と反応してカルボン酸塩を形成することができる金属化合物 を混合することを含み、ここで成分a)の成分b)に対する比が99:1〜70 :30であり、そして前記ブレンドは実質的に発泡剤を含まないことを特徴とす る請求項1記載の硬化性組成物の調製方法。 12.請求項1記載の組成物を押出機またはカレンダーに導入し、該組成物を、 実質的な架橋が起きない条件下で押出しまたはカレンダー掛けし、そして押出ま たはカレンダー掛けされた組成物を外圧が適用されない条件下で100〜300 ℃の間の温度に加熱し、それにより非多孔質の架橋された組成物を製造すること を特徴とする請求項1記載の組成物の硬化方法。
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