JPH104866A - 食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品 - Google Patents

食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品

Info

Publication number
JPH104866A
JPH104866A JP9057505A JP5750597A JPH104866A JP H104866 A JPH104866 A JP H104866A JP 9057505 A JP9057505 A JP 9057505A JP 5750597 A JP5750597 A JP 5750597A JP H104866 A JPH104866 A JP H104866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin layer
nylon
casing
modified polyolefin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9057505A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Arai
一郎 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Kobunshi KK
Original Assignee
Gunze Kobunshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Kobunshi KK filed Critical Gunze Kobunshi KK
Priority to JP9057505A priority Critical patent/JPH104866A/ja
Publication of JPH104866A publication Critical patent/JPH104866A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハム、ソーセージ等の食品加工品の原料を充
填して良好な燻煙処理をすることができ、しかもそのま
まの状態で長期間の貯蔵に耐える一次包装、二次包装兼
用の食品燻煙・貯蔵用ケーシングである。 【解決手段】 ナイロン樹脂層を1層及びナイロン樹脂
との接着性が良好な変性ポリオレフィン系樹脂層を少な
くとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポリオレフ
ィン系樹脂層の厚さが1〜25μmの範囲であるか、あ
るいはナイロン樹脂を少なくとも1層、中間にナイロン
樹脂との接着性が良好な変性ポリオレフィン系樹脂層を
少なくとも1層、及びポリオレフィン系樹脂層を少なく
とも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポリオレフィ
ン系樹脂層とポリオレフィン系樹脂層の合計の厚さが1
〜25μmの範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハム、ソーセージ
をはじめとする食品加工品の原料を充填して良好な燻煙
処理をすることができ、しかも長期間の貯蔵に耐える食
品燻煙・貯蔵用ケーシングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品燻煙製品の製造、販売に当っては、
一般に一次包装及び二次包装と言う2段階の包装が行わ
れる。一次包装は食品の燻煙処理を行う際に形状保持な
どの目的で使用される包装で、燻煙成分が包装内部に浸
透するよう、ガス透過性が良好な素材を使用する。しか
しガス透過性が良好な素材は水蒸気をも透過するので、
一次包装のままでは時間の経過と共に内容物の重量が減
少して行き商品価値を失うに至る。そこで燻煙処理後、
一次包装の上に重ねて、或は一次包装に置き換えて、水
蒸気透過性の小さい素材を用いて二次包装を行ってい
る。
【0003】現在、燻煙可能な一次包装用の食品ケーシ
ングとしては、動物の腸などの天然ケーシングや紙にビ
スコースを塗布含浸したファイブラスケーシングなどが
使用されている。これらのケーシングは燻煙可能であり
又その効果が非常に大きいという利点を有する。しかし
ながら動物の腸は燻煙処理を行うハム、ソーセージケー
シングの需要を十分に賄うことができず、また腸の形状
が不揃いなので一定形状のハム、ソーセージを製造する
ことが難しい。更に動物の健康状態次第で腸の強度の弱
いものも多発する。ファイブラスケーシングは動物の腸
などの天然ケーシングの不足を補うものとして使用され
ているが、不快な臭いや長期保存による劣化があり、ま
たバリバリと硬い触感で、使用の際には前処理として水
に浸すなどして加水しなければハム、ソーセージ用食品
充填作業に適した柔軟性が得られない。また紙が基材で
あるため白色不透明で内容物を直視できない点が日本市
場では受け入れられないので、燻煙処理後、燻煙用のフ
ァイブラスケーシングを取り除いてから貯蔵販売用の透
明プラスチックフィルム包装を行う必要があり、手数が
かかるばかりでなく、この作業時に雑菌で汚染される可
能性が大きい。また水蒸気に対する透過性が大きいの
で、燻煙時の重量損失が大きいという問題がある。更に
原料であるビスコース製造時の公害も無視し得ない。特
公平6−73428号には、ナイロン又はナイロンベー
スのブレンド樹脂の単一層フィルムからなる燻煙用ケー
シングが提案されており、長期間の保存後でも充填され
た食料品の重量を維持すると述べているが、実施例のデ
ータでは燻煙4日後で既に1.0%の重量減少を示して
おり、実用的には更なる性能向上が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハム、ソー
セージをはじめとする食品加工品の原料を充填して良好
な燻煙処理をすることができ、しかもそのままの状態で
長期間の貯蔵に耐える一次包装、二次包装兼用の食品燻
煙・貯蔵用ケーシングに関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる食品燻煙
・貯蔵用ケーシングは、ナイロン樹脂層を1層及びナイ
ロン樹脂との接着性が良好な変性ポリオレフィン系樹脂
層を少なくとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポ
リオレフィン系樹脂層の厚さが1〜25μmの範囲であ
ること、あるいはナイロン樹脂を少なくとも1層、中間
にナイロン樹脂との接着性が良好な変性ポリオレフィン
系樹脂層を少なくとも1層、及びポリオレフィン系樹脂
層を少なくとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポ
リオレフィン系樹脂層とポリオレフィン系樹脂層の合計
の厚さが1〜25μmの範囲であることを特徴とする。
【0006】ナイロン樹脂層は酸素透過量は少ないが、
燻煙成分を良く透過する。しかし充填物から水分が発散
するのを抑制する効果は劣る。厚さが1〜25μmの範
囲の変性ポリオレフィン系樹脂層、又は合計の厚さが1
〜25μmの範囲の変性ポリオレフィン系樹脂層及びポ
リオレフィン系樹脂層は、燻煙成分を良く透過し、かつ
充填物の水分発散を抑制するが、酸素透過量は大きい。
本発明ケーシングはこれらの機能的特性を組み合わせた
多層構造にすることにより、食品加工品の原料を充填し
て良好な燻煙処理をすることができ、しかもそのままの
状態で長期間の貯蔵に耐えるようになり、一次包装及び
二次包装を兼用できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のケーシングは、各層が果
たす機能、即ちナイロン樹脂層は酸素透過を抑制し、変
性ポリオレフィン系樹脂及びポリオレフィン系樹脂層は
充填物の水分発散を抑制すると言う機能の組み合わせに
より食品加工品の原料を充填して良好な燻煙処理をする
ことができ、しかもそのままの状態で長期間の貯蔵に耐
えるようになり、一次包装及び二次包装を兼用できるの
であるから、各層の順序を換えても同様な効果を示す。
ただ接着性の点からナイロン樹脂層に隣接するのはナイ
ロン樹脂との接着性が良好な変性ポリオレフィン系樹脂
層でなければならない。具体的には、ナイロン樹脂層を
N、変性ポリオレフィン系樹脂層をM、ポリオレフィン
系樹脂層をOと略記すると、本発明のケーシングにはN
(外)/M(内)又はM/Nと言う2層構造、あるいは
N/M/O又は0/M/Nと言う3層構造が含まれる。
【0008】ナイロン樹脂との接着性が良好な変性ポリ
オレフィン系樹脂としては、エチレン、プロピレン、ブ
テンなどのオレフィン類の単独又は共重合体に、例えば
マレイン酸、フマル酸等の不飽和カルボン酸又はその酸
無水物、エステル若しくは金属塩等の誘導体を共重合、
例えばグラフト重合した変性重合体を代表的なものとし
て例示でき、これらの単独又は他の成分、例えばポリオ
レフィン樹脂などとの混合物が含まれる。
【0009】ポリオレフィン系樹脂としては、例えばオ
レフィン類の単独重合体、相互共重合体、他の共重合可
能なモノマー例えば他のビニル系モノマー等との共重合
体を例示できる。具体的には、例えば低密度から高密度
に至る各種密度のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブテン、これらの相互共重合体、アイオノマー樹脂、エ
チレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体などを例示できる。上記ポリオレフィン系樹脂は
単独で、或は2種以上混合して用いることができる。
【0010】変性ポリオレフィン系樹脂層の厚さ、又は
変性ポリオレフィン系樹脂層及びポリオレフィン系樹脂
層の合計の厚さは1〜25μmの範囲とすることが重要
である。厚さが25μmを越えると燻煙効果が不十分に
なるか、或は燻煙処理に時間がかかりすぎる。一方、厚
さが1μm未満の時は貯蔵時の内容物の重量減少が多く
なる。
【0011】ナイロン樹脂としては、ナイロン6、ナイ
ロン6,6、又はこれらの共重合体などが好ましく用い
られる。ナイロン樹脂よりなる層の合計の厚さは5〜5
0μの範囲が適当である。多少の増減はさしつかえない
が、5μ未満では酸素透過量が多くなり、50μを越え
ると燻煙に時間がかかりすぎるようになる。さらに好ま
しくは10〜20μの範囲が良い。
【0012】熱収縮性チューブの熱収縮率は、95℃×
30秒で縦・横それぞれ30%前後とすることが好まし
い。積層チューブは、共押出しのような適宜の方法で製
造される。積層チューブの収縮性は、積層物の押出し後
の2軸延伸により与えるのが好ましいが、ある種の製品
については、でき上がったケーシングに対して縦方向又
は横方向に延伸することによっても得られる。チューブ
状ケーシングは共押出しで継ぎ目なしのものが得られる
が、積層シートを重ねて継ぎ目を溶着又は接着すること
によっても得られる。
【0013】以下実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の例に限定されるものではない。
【0014】
【実施例1】先端出口が三重リング状の金型を通してナ
イロン6−66=85:15共重合樹脂[密度:1.1
3g/cm3 ;メルトフローレート:2.6g/10分
(230℃);融点:200℃;ガラス転移点:132
℃]、無水マレイン酸グラフト重合による変性低密度リ
ニアポリエチレン樹脂(変性L−LDPE)[密度:
0.94g/cm3 ;メルトフローレート:1.3g/
10分(190℃);融点:120℃;ヴィカット軟化
点:110℃]及び低密度リニアポリエチレン樹脂(L
−LDPE)[密度:0.915g/cm3 ;メルトフ
ローレート:2.3g/10分(190℃);融点:1
20℃;ヴィカット軟化点:102℃]、を共押し出し
して円筒状フィルムを成形し、縦横とも3倍に同時に二
軸延伸して折り幅90mm、外層:ナイロン/15μ;
中間層:変性L−LDPE/5μ;内層:L−LDPE
/20μ、総厚み40μの三層フィルムよりなるケーシ
ングを得た。95℃×30秒の収縮率は縦横共に30%
であった。
【0015】
【実施例2】実施例1と同様にして、折り幅90mm、
外層:ナイロン/15μ;中間層:変性L−LDPE/
5μ;内層:L−LDPE/15μ、総厚み35μの三
層フィルムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒
の収縮率は縦横共に30%であった。
【0016】
【実施例3】実施例1と同様にして、折り幅90mm、
外層:ナイロン/15μ;中間層:変性L−LDPE/
5μ;内層:L−LDPE/10μ、総厚み30μの三
層フィルムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒
の収縮率は縦横共に30%であった。
【0017】
【実施例4】実施例1と同様にして、折り幅90mm、
外層:ナイロン/15μ;中間層:変性L−LDPE/
5μ;内層:L−LDPE/5μ、総厚み25μの三層
フィルムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒の
収縮率は縦横共に30%であった。
【0018】
【実施例5】実施例1と同様にして、折り幅90mm、
外層:ナイロン/25μ;中間層:変性L−LDPE/
5μ;内層:L−LDPE/5μ、総厚み35μの三層
フィルムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒の
収縮率は縦横共に30%であった。
【0019】
【実施例6】実施例1のフィルムのL−LDPE層を剥
離し、折り幅90mm、外層:ナイロン/15μ;内
層:変性L−LDPE/5μ、総厚み20μの二層フィ
ルムよりなるケーシングを得た。
【0020】
【実施例7】先端出口が二重リング状の金型を通してナ
イロン6−66=85:15共重合樹脂、及び変性低密
度リニアポリエチレン樹脂(変性L−LDPE)を共押
し出しして円筒状フィルムを成形し、縦横とも3倍に同
時に二軸延伸して折り幅90mm、外層:ナイロン/1
5μ;内層:変性L−LDPE/10μ、総厚み25μ
の二層フィルムよりなるケーシングを得た。95℃×3
0秒の収縮率は縦横共に30%であった。
【0021】
【実施例8】先端出口が三重リング状の金型を通してナ
イロン6−66=80:20共重合樹脂[密度:1.1
4g/cm3 ;融点:191℃]、実施例1で使用した
変性L−LDPE、及び実施例1で使用したL−LDP
Eを共押し出しして円筒状フィルムを成形し、縦横とも
3倍に同時に二軸延伸して折り幅90mm、外層:ナイ
ロン/15μ;中間層:変性L−LDPE/5μ;内
層:L−LDPE/15μ、総厚み35μの三層フィル
ムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒の収縮率
は縦横共に30%であった。
【0022】
【実施例9】実施例2のフィルムを裏返しにして、折り
幅90mm、外層:L−LDPE/15μ、中間層:変
性L−LDPE/5μ;内層:ナイロン/15μ;総厚
み35μの三層フィルムよりなるケーシングを得た。
【0023】
【比較例1】折り幅90mm、厚み85μの市販のファ
イブラスケーシングを使用した。
【0024】
【比較例2】実施例1と同様にして、折り幅90mm、
外層:ナイロン/20μ;中間層:変性L−LDPE/
5μ;内層:L−LDPE/25μ、総厚み50μの三
層フィルムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒
の収縮率は縦横共に30%であった。
【0025】
【比較例3】先端出口がリング状の金型を通してナイロ
ン6−66=85:15共重合樹脂を溶融押し出しして
円筒状フィルムを成形し、縦横とも3倍に同時に二軸延
伸して折り幅90mm、厚み40μのナイロン単層フィ
ルムよりなるケーシングを得た。95℃×30秒の収縮
率は縦横共に25%であった。
【0026】
【燻煙試験】豚肉ミンチ69重量%、水24重量%、で
んぷん5重量%及び食塩2重量%を混合してペースト状
にした原料を実施例及び比較例のケーシングに300g
づつ充填し、封止した。燻煙室内温度約75〜80℃、
相対湿度(RH)約40〜60%の条件下で1時間燻煙
処理した。従来常用されている比較例1のファイブラス
ケーシングを使用した場合の燻煙製品の匂い、味、色の
それぞれの評価を10点として、実施例及び比較例2、
3のケーシングを使用した場合の燻煙製品を複数の専門
家により評価した結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から明らかなように、実施例のケーシ
ングは従来燻煙用の一次包装として実用されている比較
例1又は比較例3のケーシングとほぼ同等の燻煙効果を
示したが、変性ポリオレフィン系樹脂層及びポリオレフ
ィン系樹脂層の合計厚さが30μmの比較例2のケーシ
ングは燻煙効果が不十分であった。
【0029】
【貯蔵試験】貯蔵性を試験するため、上記燻煙試験によ
り製造した試料を包装のまま、18℃、相対湿度40%
で10日間放置した。燻煙直後及び10日後の重量減少
を測定した結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】実施例及び比較例2のケーシングを使用し
た場合は10日後も重量減少が少なく、表面にしわ寄り
も無くピンと張った状態であった。比較例1のケーシン
グ(ファイバラス)を使用した場合10日後には大きく
重量減少し表面にかびが発生していた。また比較例3の
ケーシング(ナイロン単層)を使用した場合、10日後
の重量減少は実施例1、2、3と比較例1との中間であ
ったがフィルム表面にしわが寄っていた。
【0032】表1、表2に示された試験成績に基づい
て、燻煙用の一次包装と貯蔵用の二次包装を兼用する食
品燻煙・貯蔵用ケーシングとしての総合評価を表3に示
す。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】ハム、ソーセージをはじめとする食品加
工品の原料を充填して良好な燻煙処理をすることがで
き、しかもそのままの状態で長期間の貯蔵に耐える。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 B32B 27/34 27/34 B65D 71/08 B65D 71/08 A23B 4/04 503Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナイロン樹脂層を1層及びナイロン樹脂
    との接着性が良好な変性ポリオレフィン系樹脂層を少な
    くとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポリオレフ
    ィン系樹脂層の厚さが1〜25μmの範囲であることを
    特徴とする食品燻煙・貯蔵用ケーシング。
  2. 【請求項2】 外層がナイロン樹脂層、内層が変性ポリ
    オレフィン系樹脂層である請求項1に記載の食品燻煙・
    貯蔵用ケーシング。
  3. 【請求項3】 外層が変性ポリオレフィン系樹脂層、内
    層がナイロン樹脂層である請求項1に記載の食品燻煙・
    貯蔵用ケーシング。
  4. 【請求項4】 ナイロン樹脂層を少なくとも1層、中間
    にナイロン樹脂との接着性が良好な変性ポリオレフィン
    系樹脂層を少なくとも1層、及びポリオレフィン系樹脂
    層を少なくとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポ
    リオレフィン系樹脂層とポリオレフィン系樹脂層の合計
    の厚さが1〜25μmの範囲であることを特徴とする食
    品燻煙・貯蔵用ケーシング。
  5. 【請求項5】 外層がナイロン樹脂層、中間層が変性ポ
    リオレフィン系樹脂層、内層がポリオレフィン系樹脂層
    である請求項4に記載の食品燻煙・貯蔵用ケーシング。
  6. 【請求項6】 外層がポリオレフィン系樹脂層、中間層
    が変性ポリオレフィン系樹脂層、内層がナイロン樹脂層
    である請求項4に記載の食品燻煙・貯蔵用ケーシング。
  7. 【請求項7】 ナイロン樹脂層を1層及びナイロン樹脂
    との接着性が良好な変性ポリオレフィン系樹脂層を少な
    くとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポリオレフ
    ィン系樹脂層の厚さが1〜25μmの範囲であることを
    特徴とする食品が充填された燻煙・貯蔵用ケーシング。
  8. 【請求項8】 ナイロン樹脂層を少なくとも1層、中間
    にナイロン樹脂との接着性が良好な変性ポリオレフィン
    系樹脂層を少なくとも1層、及びポリオレフィン系樹脂
    層を少なくとも1層有する熱収縮性チューブで、変性ポ
    リオレフィン系樹脂層とポリオレフィン系樹脂層の合計
    の厚さが1〜25μmの範囲であることを特徴とする食
    品が充填された燻煙・貯蔵用ケーシング。
JP9057505A 1996-03-29 1997-03-12 食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品 Pending JPH104866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057505A JPH104866A (ja) 1996-03-29 1997-03-12 食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-75651 1996-03-29
JP7565196 1996-03-29
JP9057505A JPH104866A (ja) 1996-03-29 1997-03-12 食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH104866A true JPH104866A (ja) 1998-01-13

Family

ID=26398567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9057505A Pending JPH104866A (ja) 1996-03-29 1997-03-12 食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH104866A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104455A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Gunze Ltd 食品包装用多層フィルム
WO2005046339A1 (ja) * 2003-11-12 2005-05-26 Gunze Limited 燻製液食品転写用多層チューブ
JP2018134756A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 グンゼ株式会社 食肉製品製造用ケーシングチューブ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104455A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Gunze Ltd 食品包装用多層フィルム
WO2003029101A1 (fr) * 2001-09-28 2003-04-10 Gunze Limited Film multicouche pour emballer les aliments
WO2005046339A1 (ja) * 2003-11-12 2005-05-26 Gunze Limited 燻製液食品転写用多層チューブ
JP2018134756A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 グンゼ株式会社 食肉製品製造用ケーシングチューブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5185189A (en) Multilayered tubular packaging casing
US7968134B2 (en) Films comprising a liquid-absorbant inner layer and an impermeable outer layer
US4863784A (en) Multilayer film containing very low density polyethylene
US5382391A (en) Method for producing transferable modifier-containing film
US4988465A (en) Manufacture of multilayer film containing very low density polyethylene
US20010008658A1 (en) Additive transfer film suitable for cook-in end use
JP2000095285A (ja) フレ―バ―移送フィルムを使用した包装製品並びにその製造及び使用方法
US6541087B1 (en) Multilayer, biaxially stretched, high-barrier plastic skin
JPH06197679A (ja) ポリオレフィンコア層を有する熱収縮性ナイロン食品ケーシング
JP2009513793A (ja) 包装のための高弾性率イオノマー
MXPA05005024A (es) Peliculas que comprenden una capa interna absorbente de liquidos y una capa externa impermeable.
US6517920B1 (en) Multilayer, coextruded, biaxially stretched high-barrier plastic casing
EP1269852B1 (en) Nylon food casing having a barrier core layer
NZ314484A (en) Sausage casing for smoking comprises heat-shrinkable tubular laminate of polyamide resin and modified linear low-density polyethylene resin grafted with maleic anhydride
JPH104866A (ja) 食品燻煙・貯蔵用ケーシング及び燻製食品
JP4397461B2 (ja) 二軸延伸多層フィルム
WO2011149386A2 (en) Polyamide-based synthetic sausage casing able to be filled without stretching and method of production thereof
JP2001507394A (ja) 包装用フィルムまたはシート
AU2002331338A1 (en) Biaxial stretch tubular film with five layers for the packaging and covering of meat with or without bones are paste-like foodstuffs and use thereof
JPH07115449B2 (ja) 多層シュリンクフイルム
AU768009B2 (en) Additive transfer film suitable for cook-in end use
JPH06336543A (ja) 塩化ビニリデン系樹脂包装フィルムまたはシート
JPH0347033A (ja) 燻煙食品包装体