JPH1048554A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH1048554A
JPH1048554A JP20346296A JP20346296A JPH1048554A JP H1048554 A JPH1048554 A JP H1048554A JP 20346296 A JP20346296 A JP 20346296A JP 20346296 A JP20346296 A JP 20346296A JP H1048554 A JPH1048554 A JP H1048554A
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JP
Japan
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optical
optical system
light
light beam
scanning
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Application number
JP20346296A
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English (en)
Inventor
Koji Masuda
浩二 増田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH1048554A publication Critical patent/JPH1048554A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハウジングへの組付けが容易で、偏向光束を被
走査面上に集光する第2光学系の大口径化をもたらすこ
とが無く、コンパクトな光走査装置を実現する。 【解決手段】光源部10からの光束を第1光学系11
a,11bによりカップリングして光偏向部に導き、光
偏向器による偏向光束を第2光学系13で被走査面14
上に光スポットとして集光して光走査を行なう。光走査
開始位置Aへと向かう偏向光束を第3光学系15を介し
て光検出器17により検出し、光走査開始のための同期
信号を発生する。第1〜第3光学系が互いに機械的に干
渉せず、コンパクトに配置できる条件を定めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光走査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルの複写装置や光プリンタに関連
して良く知られた光走査装置では、光走査開始位置へと
向かう偏向光束を光検出器で検出し、光走査開始のため
の同期信号を発生させることが行なわれている。光検出
器による検出を行なうのに、偏向光束をfθレンズの有
効画角外の部分を介して光検出器に導く方法が知られて
いる(特開平3−221913号公報)が、この方法で
は、光走査に必要な有効画角外に、偏向光束を光検出器
に導くための部分を必要とするため、fθレンズの画角
を光書込みに必要な画角よりも大きく取る必要があり、
fθレンズの大口径化をもたらしてしまう。また光検出
器は必然的にfθレンズの結像面に位置することになる
ので、光検出器を配備するために他の光学系のレイアウ
ト上の自由度が制限されやすい。
【0003】また、特開平5−19186号公報には、
fθレンズに相当する走査用レンズ部と、偏向光束を光
検出器に導くBD結像用レンズ部とを一体に構成した光
学系が開示されており、特開平7−281113号公報
には、光源側からの光束を光偏向器の偏向反射面位置に
線像に結像させるためのシリンダレンズと偏向光束を光
検出器に導くアナモフィックなレンズとを一体に構成し
た光学系が開示されている。
【0004】このように2つのレンズを一体として構成
すると、一体化されたレンズは一般に形状が複雑と成る
ため、これをプラスチックで成形加工する場合、金駒加
工が複雑化し、それぞれのレンズを別体に成形加工する
場合よりもコストが高くつくことになりかねない。ま
た、一体化された2つのレンズが異なる結像性能を持つ
ため、2つのレンズを別個に取り付けるよりも取付けの
精度が厳しくなりがちであり、わずかな取付け誤差があ
っても、一方もしくは双方の結像性能が劣化してしまう
虞れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑み、ハウジングへの組付けが容易で、偏向光束を
被走査面上に集光する第2光学系の大口径化をもたらす
ことが無く、光学系のコンパクトな配備が可能な光走査
装置の実現を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の光走査装置
は、光源部と、第1〜第3光学系と、光偏向器および光
検出器を有する(請求項1,2)。「光源部」は光走査
用の光束を放射するもので、半導体レーザや発光ダイオ
ード等を光源とするものを好適に用いることができる。
「第1光学系」は、光源部からの光束をカップリングし
て光偏向部に導くための光学系である。第1光学系でカ
ップリングされた光束は「平行光束」もしくは「弱い集
束性の光束」あるいは「弱い発散性の光束」となる。
【0007】「光偏向器」は、光偏向部の近傍に偏向反
射面を有し、この偏向反射面により第1光学系からの光
束を反射させ、反射光束を偏向させる。従って、偏向光
束は上記光偏向部を「偏向の起点」として偏向する。
【0008】光偏向器により理想的に偏向された偏向光
束に直交する面を任意に想定し、この面上において、偏
向光束の変位する方向を「走査方向」とよび、光源部か
らの光偏向部に到る光路上で、走査方向に対応する方向
を「走査対応方向」とよび、上記面内で走査方向に直交
する方向を「走査直交方向」、上記光源部から光偏向部
に到る光路上で走査直交方向と対応する方向を「走査直
交対応方向」と呼ぶ。被走査面上では「走査方向が主走
査方向」で「走査直交方向が副走査方向」であることは
容易に理解されるであろう。光偏向器としては周知の
「ポリゴンミラーや回転2面鏡、回転単面鏡等」を用い
ることができる。
【0009】「第2光学系」は、光偏向器により偏向さ
れた光束を被走査面上に光スポットとして集光させる光
学系であり、第1光学系からの光束が走査対応方向にお
いて平行光束であれば所謂「fθレンズ」を用いること
ができる。第2光学系としては、上記機能を持つレンズ
系(単レンズでも副数枚で構成されてもよい)もしく
は、上記機能を持つ凹面鏡を利用することができる。
【0010】「光検出器」は、光走査開始位置へと向か
う偏向光束を検出して出力を発し、この出力に基づき光
走査開始のための同期信号が生成される。「第3光学
系」は、光走査開始位置へと向かう偏向光束を光検出器
に導く。第1、第2および第3光学系は互いに別体で、
第3光学系は、第1光学系と第2光学系の間に配置され
る。即ち、光偏向器により偏向された偏向光束は、上記
光偏向部を偏向の起点として、第1光学系の光軸から遠
ざかる方向へ偏向し、第2光学系への入射に先立って第
3光学系に入射する。
【0011】請求項1記載の光走査装置は、このような
「基本的な光学系構成」において以下の如き特徴を有す
る。即ち、第1光学系光軸と第3光学系光軸とがなす角
をθ13、第3光学系光軸と「光走査開始位置に集光する
べく第2光学系へ向かう偏向光束の主光線」とのなす角
をθ32とする。また、第1光学系を構成する結像素子の
うちで最も光偏向部側の結像素子に就いて、その走査対
応方向における光軸から第3光学系側の素子幅をS13
光偏向器側の面から光偏向部までの距離をL11とする。
さらに、第3光学系を構成する結像素子のうちで最も光
偏向部側の結像素子に就いて、その走査対応方向におけ
る光軸から第1光学系側の素子幅をS31、上記光軸から
第2光学系側の素子幅をS32、光偏向器側の面から光偏
向部までの距離をL31とする。
【0012】このとき、上記角:θ13,θ32、距離:L
11,L31、素子幅:S13,S32は、条件: (1) θ13>max{S13/L11,S31/L31} (2) θ32>S32/L31 を満足する。条件(1)において、max{S13
11,S31/L31}は、S13/L11とS31/L31のうち
で大なる方を意味する。条件(1)は、第1光学系と第
2光学系とが干渉しないための条件であり、条件(2)
は、第2光学系と第3光学系が干渉しないための条件で
ある。
【0013】請求項2記載の光走査装置は、上記基本的
な光学系構成において、以下の如き特徴を有する。即
ち、光偏向部から第2光学系の最も光偏向器側の面に到
る(第2光学系の)光軸上の距離をL21、光偏向部から
(第2光学系光軸にそって)被走査面に到る距離をL22
とし、光偏向部から第3光学系の最も光偏向部側の面に
到る光軸上の距離をL31、光偏向部から(第3光学系光
軸にそって)光検出器の受光面に到る距離をL32とする
とき、これらは条件: (3)√2・L21<L31<L22 (4)√2・L21<L32<L22 を満足する。これら条件(3),(4)は安定な同期信
号を得るのに適正な位置に第3光学系と光検出器を配備
するための条件である。
【0014】請求項3記載の光走査装置は、上記基本的
な光学系構成において、上記の条件(1),(2),
(3),(4)が満足されることを特徴とする。
【0015】上記請求項1〜3の任意の1に記載の光走
査装置において、第1光学系によりカップリングされた
光束は、前述のように平行光束もしくは弱い発散性もし
くは弱い集束性の光束となるが、このようにカップリン
グした光束をさらに、走査直交対応方向に集束させて、
光偏向部に、走査対応方向に長い線像として結像させる
ようにしてもよい。
【0016】即ち、この場合、第1光学系は「カップリ
ングレンズと、このカップリングレンズによりカップリ
ングされた光束を、光偏向部に、走査対応方向に長い線
像に結像させる線像結像光学系」とを有することにな
る。このようにする場合には、偏向光束は「走査直交方
向に発散性」で「走査方向には平行光束もしくは弱い発
散性もしくは弱い集束性」の光束であるので、第2光学
系と第3光学系とは、それぞれ走査直交方向により強い
正のパワーを持つアナモフィックなレンズとなり、特に
これらをアナモフィックな単レンズとすることができる
(請求項4)。
【0017】請求項5記載の光走査装置は、上記請求項
1または2または3または4記載の光走査装置におい
て、光源部から第1光学系を介して光偏向部に到る距離
をL12、光偏向部から第3光学系を介して光検出器の受
光面に到る距離をL32とするとき、これらが条件: (5) 4/5<L32/L12<6/5 を満足することを特徴とする。
【0018】条件(5)を満足すると、光源部と光検出
器とを互いに近接させることができるので、「光源部
と、光源部を駆動する光源用駆動回路と、光検出器と、
光検出器を制御する検出器用駆動回路とを、同一基板に
配置する(請求項6)」ことが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1において、「半導体レーザ」
を光源として用いる光源部10から放射された発散性の
光束は、カップリングレンズ11aによりカップリング
されて平行光束または弱い集束性もしくは弱い発散性の
光束に変換され、シリンダレンズ11bにより副走査対
応方向にのみ集束傾向を与えられ、「ポリゴンミラー」
である光偏向器12の偏向反射面12aの近傍の「光偏
向部」に「走査対応方向に長い線像」として結像する
(請求項4)。カップリングレンズ11aとシリンダレ
ンズ11bは「第1光学系」を構成するが、第1光学系
はこの形態に限らず「他のレンズ構成」とすることも可
能である。
【0020】偏向反射面12aにより反射された光束
は、光偏向器12の矢印方向への等速回転に伴い等角速
度的に時計回りに偏向する偏向光束となる。偏向光束
は、第2光学系13により被走査面14上に光スポット
として集光し、被走査面14を光走査する。第2光学系
13は光スポットの走査速度を等速化する機能を有す
る。上記線像は偏向反射面12aの近傍の光偏向部に結
像し、第2光学系13は、副走査対応方向に関して上記
線像を物点として光スポットを被走査面上に結像させる
から、図1の光走査装置は偏向反射面12aの「面倒
れ」を補正する機能を有している。
【0021】第2光学系13は図1の実施の形態におい
ては単玉構成であるが、2枚以上のレンズで構成しても
良く、これらのレンズと同様の結像作用のある凹面鏡に
より構成することもできる。第2光学系を単玉構成とす
ることにはコスト上のメリットがあることは言うまでも
ない。
【0022】偏向光束は、第2光学系により被走査面1
4を光走査するのに先立ち、第3光学系15を介して光
検出器17に入射する。「受光素子」である光検出器1
7はこのようにして偏向光束を受光すると出力を発し、
この出力に基づき光走査開始のための同期信号が生成さ
れる。この同期信号に基づき、偏向光束による光走査
が、被走査面14における光走査開始位置Aから開始さ
れる。
【0023】図1の実施の形態では、第2光学系13、
第3光学系15ともに単玉構成であり(請求項4)、こ
れらは共にプラスチックにより成形されたレンズであ
る。
【0024】上記光走査開始位置Aを一定に保つために
は、上記同期信号が安定していなければならない。この
ため第3光学系は、光走査開始位置Aへ向かう偏向光束
を、ある程度小さいスポット径を持つ光スポットとして
光検出器の受光面に形成しなければならない。安定した
同期信号を生成するには、光検出器の出力が時間的に急
峻であるほど良いが、光検出器17の受光面上に形成さ
れる光スポットの径が大きくなると、光検出器17の出
力の時間的な急峻性が悪くなり、同期信号が不安定にな
るからである。
【0025】このため光検出器17の受光面は、第3光
学系15による「偏向光束の結像位置近傍」に位置され
ることになる。必要に応じて、上記受光面と第3光学系
15との間にナイフエッジやスリットを設けて受光面に
入射する偏向光束を制限することにより、光検出器の出
力の時間的な急峻性を高めても良く、これらスリットや
ナイフエッジを光走査装置のハウジングに一体に設ける
こともできる。
【0026】偏向光束は、走査方向には平行光束または
弱い集束性もしくは発散性の光束で、走査直交方向には
発散性であるから、光検出器の受光面に適当なスポット
径を持つ光スポットとして偏向光束を結像させるために
は、第2光学系および第3光学系は「走査直交方向によ
り強い正のパワーを持つアナモフィックなレンズ」であ
る必要がある。
【0027】図1に示すように、第1光学系11a,1
1bの光軸と第3光学系15の光軸とがなす角をθ13
第3光学系15の光軸と、光走査開始位置Aに集光する
べく第2光学系13へ向かう偏向光束の主光線のなす角
をθ32、第1光学系を構成する結像素子のうちで最も光
偏向部側の結像素子11bに就いて、その走査対応方向
における光軸から第3光学系側の素子幅をS13、光偏向
器側の面から光偏向部までの距離をL11、第3光学系1
5に就いて、光軸から第1光学系側の素子幅をS31、光
軸から第2光学系側の素子幅をS32、光偏向器側の面か
ら光偏向部までの距離をL31とする。これらは前述の条
件(1),(2)を満足する。
【0028】条件(1)が満足されないと、シリンダレ
ンズ11bが第3光学系15の光軸を遮ったり、第3光
学系15が第1光学系の光軸を遮ったりする。条件
(2)が満足されないと、第2光学系13と第3光学系
15が互いに干渉しあい、第3光学系15への入射偏向
光束が第2光学系13によりケラれたり、光走査開始位
置Aへ向かう偏向光束が第3光学系15にケラれたりす
る。
【0029】図2において、図1におけると同一の符号
は、図1におけると同じものを示している。図2に示す
ように、光偏向部から第2光学系13の光偏向器12側
の面に到る光軸上の距離をL21、上記光偏向部から被走
査面に到る(上記光軸上の)距離をL22、光偏向部から
第3光学系15の光偏向部側の面に到る光軸上の距離を
31、光偏向部から光検出器17の受光面に到る(第3
光学系15の光軸に沿った)距離をL32とするとき、こ
れらは、前述の条件(3),(4)を満足する(請求項
2)。
【0030】光走査装置では一般に、第3光学系に入射
する偏向光束の偏向角はおおよそ±90度程度が限度で
ある。従って、√2・L21は、第3光学系の「光走査開
始側の実質的な端部」と光偏向部との間の距離を示す。
条件(3),(4)の下限を越えることは、第3光学系
と光検出器とを共に、光偏向部と第2光学系との間に配
備することを意味し、これはレイアウトの自由度を著し
く損なうことになる。
【0031】また、条件(3),(4)の上限を越える
ことは、第3光学系および光検出器を共に、被走査面よ
り遠方に配備することを意味し、これは光走査光学系を
配備するハウジングの大型化を招来し、結果的に光走査
装置の大型化につながる。
【0032】また、光検出器17を偏向光束が走査する
とき、走査位置が走査直交方向に変動して「偏向光束の
走査直交方向の一部が受光面に入射しない」ようなこと
があると、光検出器の信号が適正なものにならず同期信
号に誤差が発生し、ジターの原因になる。これを避ける
ためには、第3光学系15の横倍率を小さくするのがよ
く、このためには第3光学系15を光検出器側に近付け
ることが望ましい。
【0033】また、安定した同期信号を生成するには、
光検出器の出力が時間的に急峻であるほど良いから、第
3光学系15の走査方向の焦点距離を大きくし、光検出
器17の受光面に集光する光スポットの走査速度が大き
くなるようにするのがよく、この目的のためには、第3
光学系15をなるべく光偏向器12側に近付けるのが望
ましい。上記条件(3),(4)を満足することで、第
3光学系15、光偏向器17の好ましい配設が可能であ
る。
【0034】勿論、図2の実施の形態においても、前述
の条件(1),(2)は満足されている(請求項3)。
【0035】図2に示すように、光源部10から第1光
学系11a,11bを介して光偏向部に到る距離をL12
とするとき、これと前述の距離:L32は前述の条件
(5)を満足する(請求項5)。
【0036】条件(5)が満足されると、図2に示すよ
うに、光偏向器12による偏向の起点である光偏向部か
ら、光源部10、光検出器17に到る距離が互いに近く
なるので、光源部10と光検出器17とを同一の基板1
8に配備することができる。条件(5)の範囲外では、
光源部10と光検出器17とを同一基板に配備すること
は難しく、ハーネス等が必要になる。基板18には、図
3に示すように、光源部10と、光源部10を駆動する
光源用駆動回路19と、光検出器17と、光検出器17
を制御する検出器用駆動回路20とが設けられている
(請求項6)。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な光走査装置を実現できる。この発明の光走査装
置では、同期信号発生のために偏向光束を光検出器に導
く第3光学系を、偏向光束を被走査面上に集光させる第
2光学系と別体としたので、第2光学系を介して偏向光
束を光検出器に導く場合に比して、第2光学系の口径を
小さくでき、第1〜第3光学系の個々を別個にハウジン
グに取付けるので、各光学系の取付け態位を独立に精度
良く容易に調整できる(請求項1〜6)。
【0038】また、請求項1記載の発明では条件
(1),(2)が満足されることにより、第1〜第3光
学系を、互いに干渉しあわない程度に近接させて光走査
装置のコンパクト化が可能であり、請求項2記載の発明
では条件(3),(4)が満足されることにより、第3
光学系および光検出器を適切な位置に配備でき、同期信
号の信頼性を高めることができる。請求項3記載の発明
では、条件(1)〜(4)が満足されることにより、光
走査装置をコンパクトにでき、且つ、同期信号の信頼性
を高めることができる。
【0039】請求項4記載の発明では、光偏向器におけ
る面倒れの補正を行ないつつ、第2,第3光学系を単レ
ンズとすることにより光走査装置のコンパクト化・低コ
スト化が可能である。請求項5,6の発明によれば、光
走査装置の電気的系統を同一基板に組み就けることによ
り光走査装置をコンパクト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光走査装置の実施の1形態を説明す
るための図である。
【図2】請求項4記載の発明の実施の形態の特徴部分を
説明するための図である。
【図3】請求項6記載の発明の実施の形態の特徴部分を
説明するための図である。
【符号の説明】
10 光源部 11a,11b 第1光学系 12 光偏向器 12a 偏向反射面 13 第2光学系 14 被走査面 A 光走査開始位置 15 第3光学系 17 光検出器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源部と、この光源部からの光束をカップ
    リングして光偏向部へ導く第1光学系と、上記光偏向部
    の近傍に偏向反射面を有し、第1光学系からの光束を偏
    向させる光偏向器と、偏向された光束を被走査面上に光
    スポットとして集光させる第2光学系と、光走査開始位
    置へと向かう偏向光束を検出し、光走査開始のための同
    期信号を発生するための光検出器と、上記光走査開始位
    置へと向かう偏向光束を上記光検出器に導く第3光学系
    とを有し、 上記第1、第2および第3光学系は互いに別体であっ
    て、第3光学系が第1光学系と第2光学系の間に配置さ
    れ、 第1光学系光軸と第3光学系光軸とがなす角をθ13、 第3光学系光軸と、光走査開始位置に集光するべく第2
    光学系へ向かう偏向光束の主光線のなす角をθ32、 第1光学系を構成する結像素子のうちで最も光偏向部側
    の結像素子に就いて、その走査対応方向における光軸か
    ら第3光学系側の素子幅をS13、光偏向器側の面から光
    偏向部までの距離をL11とし、 第3光学系を構成する結像素子のうちで最も光偏向部側
    の結像素子に就いて、その走査方向における光軸から第
    1光学系側の素子幅をS31、上記光軸から第2光学系側
    の素子幅をS32、光偏向器側の面から光偏向部までの距
    離をL31とするとき、 これらが条件: (1) θ13>max{S13/L11,S31/L31} (2) θ32>S32/L31 を満足することを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】光源部と、この光源部からの光束をカップ
    リングして光偏向部へ導く第1光学系と、上記光偏向部
    の近傍に偏向反射面を有し、第1光学系からの光束を偏
    向させる光偏向器と、偏向された光束を被走査面上に光
    スポットとして集光させる第2光学系と、光走査開始位
    置へと向かう偏向光束を検出し、光走査開始のための同
    期信号を発生するための光検出器と、上記光走査開始位
    置へと向かう偏向光束を上記光検出器に導く第3光学系
    とを有し、 上記第1、第2および第3光学系は互いに別体であっ
    て、第3光学系が第1光学系と第2光学系の間に配置さ
    れ、 光偏向部から第2光学系の最も光偏向器側の面に到る光
    軸上の距離をL21、上記光偏向部から被走査面に到る距
    離をL22、 上記光偏向部から第3光学系の最も光偏向部側の面に到
    る光軸上の距離をL31、上記光偏向部から光検出器の受
    光面に到る距離をL32とするとき、これらが、条件: (3)√2・L21<L31<L22 (4)√2・L21<L32<L22 を満足することを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光走査装置において、 光偏向部から第2光学系の最も光偏向器側の面に到る光
    軸上の距離をL21、上記光偏向部から被走査面に到る距
    離をL22、 上記光偏向部から第3光学系の最も光偏向部側の面に到
    る光軸上の距離をL31、上記光偏向部から光検出器の受
    光面に到る距離をL32とするとき、これらが、条件: (3)√2・L21<L31<L22 (4)√2・L21<L32<L22 を満足することを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載の光走査装
    置において、 第1光学系が、カップリングレンズと、このカップリン
    グレンズによりカップリングされた光束を走査対応方向
    に長い線像として光偏向部に結像させる線像結像光学系
    とを有し、 第2光学系と第3光学系とは、それぞれ走査直交方向に
    より強い正のパワーを持つアナモフィックな単レンズで
    あることを特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    光走査装置において、 光源部から第1光学系を介して光偏向部に到る距離をL
    12、光偏向部から第3光学系を介して光検出器の受光面
    に到る距離をL32とするとき、これらが条件: (5) 4/5<L32/L12<6/5 を満足することを特徴とする光走査装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光走査装置において、 光源部と、この光源部を駆動する光源用駆動回路と、光
    検出器と、この光検出器を制御する検出器用駆動回路と
    が、同一基板に配置されていることを特徴とする光走査
    装置。
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