JPH1047037A - 微粒子分離装置 - Google Patents

微粒子分離装置

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Publication number
JPH1047037A
JPH1047037A JP21603496A JP21603496A JPH1047037A JP H1047037 A JPH1047037 A JP H1047037A JP 21603496 A JP21603496 A JP 21603496A JP 21603496 A JP21603496 A JP 21603496A JP H1047037 A JPH1047037 A JP H1047037A
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JP
Japan
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seal air
fine particle
discharge electrode
air guide
electrode
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Application number
JP21603496A
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English (en)
Inventor
Fujio Hama
藤夫 浜
Harunobu Kosaka
晴信 小坂
Hiroo Suzuki
博生 鈴木
Akira Yamaguchi
顕 山口
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Teikoku Piston Ring Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Piston Ring Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微粒子分離装置の放電電極の支持部に介装し
た絶縁部材が微粒子によって汚染されるのを防止し、も
って絶縁破壊を阻止することにある。 【解決手段】 微粒子含有流体の流路は両端に入口管2
と中間部に出口管3を有し、その流路に棒状の放電電極
5と、放電電極5の周囲に円筒状の捕集電極8とを設
け、これらの間に高電圧を印加する。放電電極5の支持
部は碍子管10を嵌めて捕集電極8に対して導電的に構
成されている装置本体で支持する。碍子管10の周囲に
碍子カバー24を設け、さらに、碍子管10の表面に全
周にわたって空気を吹き付けるシールエア噴射手段を設
ける。シールエア噴射手段は、碍子管10の周囲に環状
に噴射口を有するシールエアノズル19と、それに連通
する空気室20と、空気室20に接続するエアコンプレ
ッサとから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粒子を含んでい
る流体から微粒子を分離する微粒子分離装置に関し、例
えば内燃機関の排気ガスに含まれる有害な微粒子を分離
するのに利用して有効である。
【0002】
【従来の技術】内燃機関から排出される排気ガスは有害
な微粒子を含んでおり、これらの微粒子を分離する技術
として、微粒子を帯電させて分離する技術が知られてい
る(例えば特開平5−277313号参照)。これは、
微粒子含有流体の流路に真っ直ぐな棒状の放電電極と、
その周囲に円筒状の捕集電極とを設け、放電電極と捕集
電極との間に高電圧を印加させ静電場を形成することに
より、その静電場を微粒子含有流体が通過する過程で微
粒子含有流体に含まれている微粒子を帯電させ、その微
粒子を電気的に吸着捕集するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記放電電極の端部は
碍子管が嵌められ、捕集電極に対して導電的に構成され
ている装置本体に支持されており、捕集電極側との間で
絶縁が図られている。しかしながら、排気ガス中の有害
微粒子を上記微粒子分離装置で分離すると、碍子管の表
面に有害微粒子が付着し、有害微粒子の主成分が導電性
のある炭素であるため、放電電極と捕集電極側で短時間
のうちにスパークに到り、微粒子の分離が不可能となる
問題があった。
【0004】本発明は、微粒子分離装置の放電電極の支
持部に介装されている絶縁部材が微粒子によって汚染さ
れるのを防止し、もって絶縁破壊を阻止することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入口部と出口
部とを有する微粒子含有流体の流路に放電電極と、放電
電極の周囲に捕集電極とが設けられ、前記放電電極と捕
集電極との間に高電圧が印加されて静電場が形成され、
その静電場を微粒子含有流体が通過する過程で微粒子含
有流体に含まれている微粒子が帯電され、その微粒子が
電気的に吸着捕集されるように構成されており、前記放
電電極が、前記捕集電極に対して導電的に構成されてい
る装置本体に絶縁部材を介装して支持されている微粒子
分離装置において、前記絶縁部材の周囲を囲むように配
置されている汚染防止カバーと、前記絶縁部材の表面に
全周にわたって空気を吹き付けるシールエア噴射手段と
を備えており、前記汚染防止カバーとシールエア噴射手
段が前記微粒子含有流体の流路の入口部側に設けられて
いることを特徴とする。
【0006】微粒子含有流体の流路の入口部と出口部は
次のように構成することができる。すなわち、入口部は
流路の両端部に形成され、出口部は流路の中間部に形成
される。あるいは、入口部は流路の一端部に形成され、
出口部は流路の他端部に形成される。
【0007】また、前記微粒子含有流体の流路を複数、
有している構造とすることもできる。この場合、複数の
流路の出口部が1つの共通な出口部として形成されるこ
とができる。
【0008】上記において、前記シールエア噴射手段の
空気の噴射方向と前記絶縁部材の表面とのなす角度は0
度〜30度の範囲にあるのが望ましい。
【0009】前記汚染防止カバーは絶縁材料から形成す
るのが望ましく、例えばセラミックスを使用することが
できる。前記放電電極の支持部に介装される絶縁部材の
材料は例えばセラミックスを使用することができる。
【0010】放電電極の支持部に介装されている絶縁部
材の周囲に配置されている汚染防止カバーによって、微
粒子が絶縁部材の表面に付着するのが防止される。さら
に、シールエア噴射手段によって絶縁部材の表面に全周
にわたって空気が吹き付けられるので、微粒子が絶縁部
材の表面に付着するのがより一層防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および図2により説明する。図1は本発明の微粒子分離
装置の正面断面図である。図2は図1の一端部を拡大し
て示し、(a)は正面断面図、(b)は左側面図であ
る。
【0012】微粒子分離装置70は細長い真っ直ぐな金
属製の円筒ケース1を有しており、円筒ケース1の両端
部に入口管2が取り付けられており、中央部に出口管3
が取り付けられている。
【0013】入口管2は流体の取入口を有している真っ
直ぐな円形状の管で、円筒ケース1の入口端部の周部に
接続されている。入口管2の中心軸線と円筒ケース1の
中心軸線はずれた位置にあり、入口管2の中心軸線は円
筒ケース1の外周寄りに位置している。また、入口管2
の内部には円筒ケース1の略接線方向に絞り板4が設け
られており、入口管2の内部は円筒ケース1に向かって
断面積が小さくなるようにされている。したがって、入
口管2に流入した流体は入口管2内で高速になり、さら
に円筒ケース1内に流入して高速旋回流となる。
【0014】円筒ケース1内には軸心に沿って真っ直ぐ
な棒状の放電電極5が配設されている。放電電極5は真
っ直ぐな軸体6に長手方向に間隔をおいて半径方向に放
射状に突出する針形状の突起7を多数有している。
【0015】また、円筒ケース1内には、入口管2と出
口管3の間に、円筒形状の捕集電極8が円筒ケース1の
内周と少し間隔をおいて円筒ケース1に同心状に配置さ
れ、両端が円筒ケース1に導電的に固定されている。捕
集電極8は孔が多数形成されているパンチドメタルを円
筒状に形成し、同筒の外周に金網を巻き付けて形成した
ものである。パンチドメタルは例えば5mmφ、ピッチ
8mmの孔を多数有しているものを使用でき、また、金
網は例えば24メッシュのものを使用することができ
る。
【0016】したがって、後述するように放電電極5と
捕集電極8との間に高電圧が印加され、放電電極5と捕
集電極8との間に形成される静電場を、有害微粒子を含
んだ排気ガスが旋回しながら進むと、排気ガス中の有害
微粒子は帯電されて捕集電極8に吸着捕集され、微粒子
が除去された排気ガスが出口管3側に流れて行く。ま
た、排気ガスの一部は放電電極5側から捕集電極8を突
き抜けて捕集電極8と円筒ケース1との間の空間部9に
入り、排気ガス中の有害微粒子が円筒ケース1の内面や
捕集電極8の外周に吸着捕集され、微粒子が除去された
排気ガスは、その後、捕集電極8を突き抜けて放電電極
5側に入り、出口管3側に流れて行く。
【0017】次に、放電電極5の支持部を説明する。放
電電極5の両端部は円筒ケース1の入口管2が配置され
ている入口端部において支持されている。
【0018】以下、一方の支持部(図面の左側の支持
部)を説明する。放電電極5は円筒ケース1の端部位置
の外周に円形の碍子管10が嵌められており、円筒ケー
ス1の開口端を突き抜けて外側に突出している。そして
円筒ケース1の開口端には金属製のシールエアガイド部
材11が設けられている。
【0019】シールエアガイド部材11はインナシール
エアガイド12とアウタシールエアガイド13とから構
成されている。インナシールエアガイド12は鍔付きの
円筒体で、胴部の外周に鍔部を有している。アウタシー
ルエアガイド13も鍔付きの円筒体で、胴部の外周に鍔
部を有している。
【0020】インナシールエアガイド12は碍子管10
の外周に嵌合される内径を有している。アウタシールエ
アガイド13の内径はインナシールエアガイド12の胴
部の外径よりも少し大きい径に形成されており、アウタ
シールエアガイド13がインナシールエアガイド12の
胴部の外側に同心状に配置されたとき、アウタシールエ
アガイド13の内周面とインナシールエアガイド12の
胴部の外周面との間に環状の隙間18が形成され、シー
ルエアノズル19を構成するようにされている。
【0021】また、インナシールエアガイド12とアウ
タシールエアガイド13は、同心状に配置され、両鍔部
の外周側の端部が接触して配置された状態で、両鍔部の
対向する端面間に、外部から閉塞され上記隙間18に連
通する空気室20が環状に形成されるように構成されて
いる。
【0022】したがって、インナシールエアガイド12
とアウタシールエアガイド13とが同心状に配置され、
両鍔部並びにアウタシールエアガイド13の鍔部と円筒
ケース1の開口端とが固着されることによって、空気室
20と、空気室20と連通し噴射口が碍子管10の周囲
に環状に形成されているシールエアノズル19とが構成
される。
【0023】インナシールエアガイド12の胴部の外周
面と、アウタシールエアガイド13の胴部の内周面は、
開口端寄りの所定部分が先端に向かって径が漸次小さく
なるテーパ形状に形成されているため、シールエアノズ
ル19の噴射方向は碍子管10の表面(軸線方向)と角
度をなしており、その角度は30度以下とされる。
【0024】そしてインナシールエアガイド12の鍔部
には空気室20に連通する空気孔21が円周方向に等間
隔をおいて3個、軸方向に貫通形成されている。
【0025】インナシールエアガイド12に挿通支持さ
れた碍子管10は端部の外周に鍔部10aを有してお
り、この鍔部10aがインナシールエアガイド12の鍔
部の外側の端面に形成されている凹所22に配置され、
碍子管10の突出端部に固定リング23が挿入されて固
定リング23とインナシールエアガイド12の鍔部とが
固着されることによって、碍子管10はインナシールエ
アガイド12に固定されている。
【0026】したがって、インナシールエアガイド12
に形成されている空気孔21からシール用圧縮空気源例
えばエアコンプレッサ(図示せず)によって空気を空気
室20に送り込めば、空気がシールエアノズル19から
碍子管10の表面に全周にわたって吹き付けられるの
で、碍子管10の表面がシールエアノズル19から噴射
されたシールエアによって微粒子が付着するのが防止さ
れる。
【0027】円筒ケース1の入口端部内には、さらに、
碍子管10の周囲を覆うようにして円筒状の碍子カバー
24が碍子管10と同心状に配置されている。碍子カバ
ー24は一端がアウタシールエアガイド13の鍔部の端
面に固着されており、円筒ケース1の内部に延びて碍子
管10の露出表面の略全長を覆うようにされている。
【0028】放電電極5のもう一方の支持部(図面の右
側の支持部)における放電電極5の支持構造は上記と同
じ構造に構成されている。
【0029】以上のようにして、放電電極5の両端の支
持部は、円筒ケース1とシールエアガイド部材11とで
構成される装置本体に碍子管10を介装して絶縁的に支
持されている。
【0030】直流高圧電源25が放電電極5と円筒ケー
ス1の入口側端部の外周部との間に接続されて放電電極
5と捕集電極8との間に直流高圧電圧が印加されるよう
になっており、放電電極5と捕集電極8との間で高圧の
静電場が形成されるようにされている。通常、放電電極
5を陰極とし、捕集電極8を陽極とするが、この逆の場
合でもよい。放電電極5が多数の突起7を有し、捕集電
極8を円筒状とする不平等電界とすることにより、比較
的低い電圧でも局部的に高い電圧が生じ、コロナ放電が
起こりやすい。
【0031】以下、作用を説明する。両方の入口管2か
ら装置内に流入した排気ガスは、入口管2を通る過程で
絞り板4によって増速され、円筒ケース1内に流入して
高速旋回流となる。円筒ケース1内には放電電極5と捕
集電極8との間で高圧の静電場が形成されており、その
静電場を排気ガスが通過する過程で排気ガス中の微粒子
が帯電され、捕集電極8に吸着捕集される。また、排気
ガスの一部は捕集電極8を突き抜けて円筒ケース1と捕
集電極8との間の空間部9に入り、排気ガス中の微粒子
が円筒ケース1の内面や捕集電極8の外面に吸着捕集さ
れ、その後、捕集電極8を突き抜けて放電電極5側に流
入する。
【0032】以上のようにして微粒子が分離された排気
ガスは、円筒ケース1の中央の出口管3を通じて排出さ
れる。
【0033】上記のように排気ガスが微粒子分離装置7
0内に流入し、微粒子が分離除去される過程において、
入口管2から円筒ケース1内に流入した排気ガスは碍子
カバー24によって碍子管10に接触するのが防止され
るので、排気ガス中の微粒子が碍子管10の表面に付着
するのが碍子カバー24によって阻止される。
【0034】そして排気ガスは碍子カバー24の外周を
旋回して放電電極5と捕集電極8との間の流路に流入す
るが、その一部が碍子カバー24と碍子管10との間の
隙間に進入する。しかしながら、碍子管10の表面には
全周にわたって、前述したように、空気がシールエアノ
ズル19から吹き付けられているので、排気ガス中の微
粒子が碍子管10の表面に付着するのがシールエアによ
って阻止される。
【0035】以上のようにして、碍子管10の表面に排
気ガス中の微粒子(炭素が主成分)が付着するのが防止
されるので、放電電極5と捕集電極8側がスパークに到
るのが防止される。
【0036】図3および図4は本発明の別の実施形態2
を示す。本実施形態2が上記実施形態1と相違している
点は、微粒子含有流体の流路における入口部と出口部の
形成にある。また、空気室とシールエアノズルの形成も
相違している。他の構造は上記実施形態1と同じであ
る。
【0037】本実施形態2においては、細長い真っ直ぐ
な金属製の円筒ケース1の一端部に入口管2が取り付け
られており、他端部に出口管3が取り付けられている。
【0038】入口管2は上記実施形態1と同じように、
流体の取入口を有している真っ直ぐな円形状の管で、円
筒ケース1の入口端部の周部に接続されており、上記実
施形態1における入口管2と同じに構成されている。し
たがって、入口管2に流入した流体は入口管2内で高速
になり、さらに円筒ケース1内に流入して高速旋回流と
なる。
【0039】出口管3は流体の排出口を有している先細
の円形状の管で、円筒ケース1における入口管2と反対
側の端部の開口端に同心状に接続されている。
【0040】円筒ケース1内には、上記実施形態1と同
じようにして、放電電極5と、入口管2と出口管3との
間に捕集電極8とが設けられている。
【0041】また、放電電極5は円筒ケース1の入口管
2が配置されている入口端部において支持されており、
以下、その支持部について説明する。
【0042】本実施形態2におけるシールエアガイド部
材31は、一つのシールエアガイドから構成されてい
る。すなわち、本実施形態2では、シールエアガイド部
材31は鍔付きの円筒体で、胴部32の外周に鍔部33
を有している。そして鍔部33部分の内周が碍子管10
の外周に嵌合される内径を有しており、胴部32部分の
内径は碍子管10の外径よりも少し大きい径に形成され
ており、シールエアガイド部材31に碍子管10が挿通
されて同心状に配置されたとき、シールエアガイド部材
31の胴部32の内周面と碍子管10の外周面との間に
環状の隙間34が形成され、シールエアノズル35を構
成するようにされている。
【0043】また、シールエアガイド部材31の鍔部3
3部分には内周面に開口した凹所36が形成されてお
り、シールエアガイド部材31と碍子管10とが同心状
に配置された状態で、シールエアガイド部材31と碍子
管10との間で、外部から閉塞され上記隙間34に連通
する空気室37が環状に形成されるように構成されてい
る。
【0044】したがって、シールエアガイド部材31に
碍子管10が挿通されて同心状に配置され、鍔部33と
円筒ケース1の開口端とが固着されることによって、空
気室37と、空気室37と連通し噴射口が碍子管10の
周囲に環状に形成されているシールエアノズル35とが
構成される。
【0045】シールエアガイド部材31の胴部32の内
周面と、碍子管10の外周面は、互いに平行であるた
め、シールエアノズル35の噴射方向は碍子管10の表
面(軸線方向)と平行である。
【0046】そしてシールエアガイド部材31の鍔部3
3には空気室37に連通する空気孔38が円周方向に等
間隔をおいて3個、軸方向に貫通形成されている。
【0047】したがって、シールエアガイド部材31に
形成されている空気孔38からシール用圧縮空気源例え
ばエアコンプレッサ(図示せず)によって空気を空気室
37に送り込めば、空気がシールエアノズル35から碍
子管10の表面に全周にわたって吹き付けられるので、
碍子管10の表面がシールエアノズル35から噴射され
たシールエアによって微粒子が付着するのが防止され
る。
【0048】シールエアガイド部材31に挿通支持され
た碍子管10は端部の外周に鍔部10aを有しており、
この鍔部10aがシールエアガイド部材31の鍔部33
の外側の端面に形成されている凹所39に配置され、碍
子管10の突出端部に固定リング40が挿入されて固定
リング40とシールエアガイド部材31の鍔部33とが
固着されることによって、碍子管10はシールエアガイ
ド部材31に固定されている。
【0049】放電電極5の出口管3側の端部は支持され
ておらず、自由端として構成されている。
【0050】以上のようにして、放電電極5の入口管2
側の端部は、円筒ケース1とシールエアガイド部材31
とで構成される装置本体に碍子管10を介装して絶縁的
に支持されており、出口管3側の端部は自由端となって
いる。
【0051】以下、作用を説明する。入口管2から装置
内に流入した排気ガスは、入口管2を通る過程で絞り板
4によって増速され、円筒ケース1内に流入して高速旋
回流となる。円筒ケース1内には放電電極5と捕集電極
8との間で高圧の静電場が形成されており、その静電場
を排気ガスが通過する過程で排気ガス中の微粒子が帯電
され、捕集電極8に吸着捕集される。また、排気ガスの
一部は捕集電極8を突き抜けて円筒ケース1と捕集電極
8との間の空間部9に入り、排気ガス中の微粒子が円筒
ケース1の内面や捕集電極8の外面に吸着捕集され、そ
の後、捕集電極8を突き抜けて放電電極5側に流入す
る。
【0052】以上のようにして微粒子が分離された排気
ガスは、円筒ケース1の出口管3を通じて排出される。
【0053】円筒ケース1の入口端部内には、上記実施
形態1と同じように、碍子管10の周囲を覆うようにし
て円筒状の碍子カバー24が碍子管10と同心状に配置
されている。碍子カバー24は一端がシールエアガイド
部材31の鍔部33の端面に固着されており、円筒ケー
ス1の内部に延びて碍子管10の露出表面を覆うように
されている。
【0054】したがって、排気ガスが入口管2から装置
内に入り、出口管3から排出されて行く過程において、
上記実施形態1と同じように、碍子カバー24と、シー
ルエアノズル35から吹き付けられるシールエアとによ
って、排気ガス中の微粒子が碍子管10の表面に付着す
るのが防止される。
【0055】図5は本発明のさらに別の実施形態3を示
している。本実施形態3は、微粒子含有流体の流路を2
つ、備えている。
【0056】本実施形態3の微粒子分離装置70は、細
長い真っ直ぐな金属製の円筒ケース1を、2つ、平行に
配置し、各円筒ケース1の一端部に入口管2が取り付け
られており、2つの円筒ケース1における入口管2と反
対側の開口端部に、共通の1つの出口管3を接続したも
のである。
【0057】入口管2は前記実施形態1と同じように、
流体の取入口を有している真っ直ぐな円形状の管で、円
筒ケース1の入口端部の周部に接続されており、前記実
施形態1における入口管2と同じに構成されている。し
たがって、入口管2に流入した流体は入口管2内で高速
になり、さらに円筒ケース1内に流入して高速旋回流と
なる。
【0058】出口管3は先細の円形状の管であり、出口
管3の入口開口が2つの円筒ケース1の各開口に連通
し、出口管3の排出口の中心軸線は2つの円筒ケース1
の間の中央位置に配置している。
【0059】円筒ケース1内には、前記実施形態1と同
じようにして、放電電極5と、入口管2と出口管3との
間に捕集電極8とが設けられている。
【0060】また、放電電極5は円筒ケース1の入口管
2が配置されている入口端部において支持されており、
以下、その支持部について説明する。
【0061】放電電極5は円筒ケース1の端部位置の外
周に円形の碍子管10が嵌められており、円筒ケース1
の開口端を突き抜けて外側に突出している。そして円筒
ケース1の開口端には金属製のシールエアガイド部材1
1が設けられている。
【0062】シールエアガイド部材11はインナシール
エアガイド12とアウタシールエアガイド13とから構
成されている。インナシールエアガイド12は鍔付きの
円筒体で、胴部の外周に鍔部を有している。アウタシー
ルエアガイド13も鍔付きの円筒体で、胴部の外周に鍔
部を有している。
【0063】インナシールエアガイド12は碍子管10
の外周に嵌合される内径を有している。アウタシールエ
アガイド13の内径はインナシールエアガイド12の胴
部の外径よりも少し大きい径に形成されており、アウタ
シールエアガイド13がインナシールエアガイド12の
胴部の外側に同心状に配置されたとき、アウタシールエ
アガイド13の内周面とインナシールエアガイド12の
胴部の外周面との間に環状の隙間18が形成され、シー
ルエアノズル19を構成するようにされている。
【0064】また、インナシールエアガイド12とアウ
タシールエアガイド13は、同心状に配置され、インナ
シールエアガイド12の鍔部の外周端が円筒ケース1の
開口端に固着され、アウタシールエアガイド13の鍔部
の外周端が円筒ケース1の内周面に固着されることによ
って、両鍔部の対向する端面間に、外部から閉塞され上
記隙間18に連通する空気室20が環状に形成されるよ
うに構成されている。
【0065】したがって、インナシールエアガイド12
とアウタシールエアガイド13とが同心状に配置され、
インナシールエアガイド12の鍔部の外周端が円筒ケー
ス1の開口端に固着され、アウタシールエアガイド13
の鍔部の外周端が円筒ケース1の内周面に固着されるこ
とによって、空気室20と、空気室20と連通し噴射口
が碍子管10の周囲に環状に形成されているシールエア
ノズル19とが構成される。
【0066】インナシールエアガイド12の胴部の外周
面と、アウタシールエアガイド13の胴部の内周面は、
開口端寄りの所定部分が先端に向かって径が漸次小さく
なるテーパ形状に形成されているため、シールエアノズ
ル19の噴射方向は碍子管10の表面(軸線方向)と角
度をなしており、その角度は30度以下とされる。
【0067】そしてインナシールエアガイド12の鍔部
には空気室20に連通する空気孔21が円周方向に等間
隔をおいて3個、軸方向に貫通形成されている。
【0068】したがって、インナシールエアガイド12
に形成されている空気孔21からシール用圧縮空気源例
えばエアコンプレッサ(図示せず)によって空気を空気
室20に送り込めば、空気がシールエアノズル19から
碍子管10の表面に全周にわたって吹き付けられるの
で、碍子管10の表面がシールエアノズル19から噴射
されたシールエアによって微粒子が付着するのが防止さ
れる。
【0069】インナシールエアガイド12に挿通支持さ
れた碍子管10の突出端部には、碍子管取付クランプ4
1が挿入固定され、これがインナシールエアガイド12
の外側の端面に固着されることによって碍子管10がイ
ンナシールエアガイド12に固定されている。
【0070】放電電極5の出口管3側の端部は支持され
ておらず、自由端として構成されている。
【0071】以上のようにして、2つの流路における各
放電電極5の入口管2側の端部は、円筒ケース1とシー
ルエアガイド部材11とで構成される装置本体に碍子管
10を介装して絶縁的に支持されており、出口管3側の
端部は自由端となっている。
【0072】以下、作用を説明する。入口管2から装置
内に流入した排気ガスは、入口管2を通る過程で絞り板
4によって増速され、円筒ケース1内に流入して高速旋
回流となる。円筒ケース1内には放電電極5と捕集電極
8との間で高圧の静電場が形成されており、その静電場
を排気ガスが通過する過程で排気ガス中の微粒子が帯電
され、捕集電極8に吸着捕集される。また、排気ガスの
一部は捕集電極8を突き抜けて円筒ケース1と捕集電極
8との間の空間部9に入り、排気ガス中の微粒子が円筒
ケース1の内面や捕集電極8の外面に吸着捕集され、そ
の後、捕集電極8を突き抜けて放電電極5側に流入す
る。
【0073】以上のようにして微粒子が分離された排気
ガスは、円筒ケース1の出口管3を通じて排出される。
【0074】円筒ケース1の入口端部内には、前記実施
形態1と同じように、碍子管10の周囲を覆うようにし
て円筒状の碍子カバー24が碍子管10と同心状に配置
されている。碍子カバー24は一端がアウタシールエア
ガイド13の鍔部の端面に固着されており、円筒ケース
1の内部に延びて碍子管10の露出表面を覆うようにさ
れている。
【0075】したがって、排気ガスが入口管2から装置
内に入り、出口管3から排出されて行く過程において、
前記実施形態1と同じように、碍子カバー24と、シー
ルエアノズル19から吹き付けられるシールエアとによ
って、排気ガス中の微粒子が碍子管10の表面に付着す
るのが防止される。
【0076】以下、微粒子分離装置の耐久試験について
説明する。 (1)試験装置の構成 試験装置の構成を図6により説明する。ディーゼルエン
ジン71の排気口が配管72によって微粒子分離装置7
0の入口管に接続されている。配管72には流量計73
とスモーク濃度検出器74とが接続されている。また、
ディーゼルエンジン71と流量計73との間の配管72
には弁75が設けられており、さらに、配管72には弁
75の上流側で排出用の配管76が接続されており、そ
の配管76に弁77が設けられている。微粒子分離装置
70の出口管には配管78が接続されており、その配管
78にスモーク濃度検出器79と、その後にセラミック
フィルタ80とスモーク濃度検出器81とが接続されて
いる。微粒子分離装置70の入口側にある空気孔にはエ
アコンプレッサ82の吐出口が配管83によって接続さ
れている。また、微粒子分離装置70の放電電極の一方
の端部と円筒ケースの外周部との間には直流高圧電源2
5が接続されている。
【0077】(2)供試微粒子分離装置 実施例1 実施形態1で説明した微粒子分離装置において、シール
エアノズル19の噴射方向と碍子管10の表面(軸線方
向)とのなす角度が5度である。 実施例2 実施形態2で説明した微粒子分離装置である。
【0078】(3)試験条件 エンジン:直列6気筒直噴ディーゼルエンジン エンジン回転数:1600rpm 排気ガス流量:8m3 /min 排気ガス入口管部温度:400℃ 印加電圧:25kV スモーク濃度:Bosch2 負荷:全負荷の90% 試験時間:500時間 シールエア流量:各例とも同じ。
【0079】(4)試験方法 エンジン回転数が1600rpm、負荷を90%負荷に
設定後、微粒子分離装置70に排気ガスを通す。このと
き、微粒子分離装置70に流入する排気ガスのスモーク
濃度はスモーク濃度検出器74で測定され、Bosch
2である。直後に、微粒子分離装置70に25kVを印
加し、耐久試験を行う。試験中は、放電電流を計測し、
さらに30分毎に印加電圧、スモーク濃度、入口管温度
の測定を行う。
【0080】(5)試験結果 図7に示されているように、実施例1,2はコロナ放電
が安定しており、スパークは発生しなかった。
【0081】捕集率はどの場合も、スパークするまでは
目標値70%以上を達成することができた。
【0082】試験終了1時間後に微粒子分離装置70の
重量変化を測定し、微粒子の実際の捕集量を測定し、ま
た、微粒子分離装置70の前後のスモーク濃度検出器7
4,79で検出した濃度から、SAENo.84041
2を参照し、微粒子の捕集量を算出したところ、微粒子
の捕集量(計算値)と微粒子分離装置の実際の重量変化
には、差があり、実際の重量変化量が計算値に比べて、
少なく計量された。これは、微粒子の一部が燃焼してい
るためと考えられる。なお、セラミックフィルタ80
は、スモーク濃度検出器74,79で検出した濃度から
計算によって算出した微粒子の捕集量が実際の捕集量と
大略一致していることを実証するために設けられてお
り、セラミックフィルタ80の前後のスモーク濃度検出
器79,81で検出した濃度から計算によって算出した
微粒子の捕集量と、セラミックフィルタ80で実際に捕
集された微粒子の捕集量とが略一致していることが確認
された。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、微
粒子分離装置の放電電極の支持部に介装されている絶縁
部材が微粒子によって汚染されるのが防止でき、絶縁破
壊を阻止できるので、耐久性に優れた微粒子分離装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、微粒子分離装置の
正面断面図である。
【図2】図1の一端部を拡大して示し、(a)は正面断
面図、(b)は左側面図である。
【図3】本発明の別の実施形態を示し、微粒子分離装置
の正面断面図である。
【図4】図3の一端部を拡大して示し、(a)は正面断
面図、(b)は左側面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施形態を示し、(a)は
微粒子分離装置の正面断面図、(b)はその左側面図で
ある。
【図6】耐久試験の試験装置を示す構成図である。
【図7】試験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…円筒ケース、2…入口管、3…出口管、4…絞り
板、5…放電電極、6…軸体、7…突起、8…捕集電
極、9…空間部、10…碍子管、10a…鍔部、11…
シールエアガイド部材、12…インナシールエアガイ
ド、13…アウタシールエアガイド、18…隙間、19
…シールエアノズル、20…空気室、21…空気孔、2
2…凹所、23…固定リング、24…碍子カバー、25
…直流高圧電源、31…シールエアガイド部材、32…
胴部、33…鍔部、34…隙間、35…シールエアノズ
ル、36…凹所、37…空気室、38…空気孔、39…
凹所、40…固定リング、41…取付クランプ、70…
微粒子分離装置、71…ディーゼルエンジン、72…配
管、73…流量計、74…スモーク濃度検出器、75…
弁、76…配管、77…弁、78…配管、79…スモー
ク濃度検出器、80…セラミックフィルタ、81…スモ
ーク濃度検出器、82…エアコンプレッサ、83…配
管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 顕 東京都中央区八重洲一丁目9番9号 帝国 ピストンリング株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口部と出口部とを有する微粒子含有流
    体の流路に放電電極と、放電電極の周囲に捕集電極とが
    設けられ、前記放電電極と捕集電極との間に高電圧が印
    加されて静電場が形成され、その静電場を微粒子含有流
    体が通過する過程で微粒子含有流体に含まれている微粒
    子が帯電され、その微粒子が電気的に吸着捕集されるよ
    うに構成されており、前記放電電極が、前記捕集電極に
    対して導電的に構成されている装置本体に絶縁部材を介
    装して支持されている微粒子分離装置において、 前記絶縁部材の周囲を囲むように配置されている汚染防
    止カバーと、前記絶縁部材の表面に全周にわたって空気
    を吹き付けるシールエア噴射手段とを備えており、前記
    汚染防止カバーとシールエア噴射手段が前記微粒子含有
    流体の流路の入口部側に設けられていることを特徴とす
    る微粒子分離装置。
  2. 【請求項2】 前記シールエア噴射手段の空気の噴射方
    向と前記絶縁部材の表面とのなす角度が0度〜30度の
    範囲にあることを特徴とする請求項1記載の微粒子分離
    装置。
  3. 【請求項3】 前記微粒子含有流体の流路において、入
    口部は流路の両端部に形成されており、出口部は流路の
    中間部に形成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の微粒子分離装置。
  4. 【請求項4】 前記微粒子含有流体の流路において、入
    口部は流路の一端部に形成されており、出口部は流路の
    他端部に形成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の微粒子分離装置。
  5. 【請求項5】 前記微粒子含有流体の流路を複数、有し
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の微粒子分離装置。
  6. 【請求項6】 前記微粒子含有流体の複数の流路の出口
    部が1つの共通な出口部として形成されていることを特
    徴とする請求項5記載の微粒子分離装置。
  7. 【請求項7】 前記汚染防止カバーが絶縁材料から形成
    されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の微粒子分離装置。
  8. 【請求項8】 前記汚染防止カバーの材料がセラミック
    スであることを特徴とする請求項7記載の微粒子分離装
    置。
  9. 【請求項9】 前記放電電極の支持部に介装される絶縁
    部材がセラミックスから形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれかに記載の微粒子分離装置。
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