JPH1046324A - アークイオンプレーティング装置 - Google Patents

アークイオンプレーティング装置

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JPH1046324A
JPH1046324A JP19911296A JP19911296A JPH1046324A JP H1046324 A JPH1046324 A JP H1046324A JP 19911296 A JP19911296 A JP 19911296A JP 19911296 A JP19911296 A JP 19911296A JP H1046324 A JPH1046324 A JP H1046324A
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JP
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vacuum chamber
arc
coated
arc discharge
bias power
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JP19911296A
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Shigeto Adachi
成人 足立
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被コーティング物と真空チャンバーとの間に
アーク放電が発生しても、そのアーク放電を迅速かつ確
実に消弧することができ、しかもバイアス電源の高圧発
生部をトリップする装置等を不要にして部品点を少なく
なし得るようにする。 【解決手段】 バイアス電源11により、真空チャンバ
ー1に対して真空チャンバー1内の被コーティング物8
を負電位に保たせ、被コーティング物8の表面にターゲ
ット材料の皮膜を形成するようにしたアークイオンプレ
ーティング装置において、前記バイアス電源11の出力
端子間に、コンデンサ15を並列に接続すると共に、コ
ンデンサ15のバイアス電源11とは反対側にコイル1
6を直列に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アークイオンプレ
ーティング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アークイオンプレーティング装置には、
図5に示すように陰極31にターゲット32を装着し、
真空チャンバー33内で、バイアス電源34の出力端子
の+側を真空チャンバー33に接続すると共に、−側を
真空チャンバー33内の被コーティング物35に接続す
ることにより、真空チャンバー33に対して真空チャン
バー33内の被コーティング物35を負電位に保たせ、
真空チャンバー33内で、陽極36とターゲット32間
でアーク放電を発生させて、被コーティング物35の表
面にターゲット材料の皮膜を形成するようにしたものが
ある。
【0003】ところが、この種のアークイオンプレーテ
ィング装置では、真空チャンバー33内において、バイ
アス電源34の電位が高くなると、被コーティング物3
5と真空チャンバー33間にて、アーク放電が発生し、
このアーク放電が発生すると、そのアーク放電時間に比
例して、被コーティング物35にアーク跡が残り(いわ
ゆるアークが走った跡)、品質的な問題(たとえば、プ
レーティング膜が剥がれやすくなる)が起こった。
【0004】そこで、従来のアークイオンプレーティン
グ装置では、図5に示すようにバイアス電源34に、ス
イッチング素子39と昇圧トランス40と整流・平滑回
路41と制御部42とを設け、バイアス電源34の出力
端子を電流検出部43を介して被コーティング物35と
真空チャンバー33とに接続し、被コーティング物35
と真空チャンバー33間にアーク放電が発生すると、電
流値が急増することを利用して、電流検出部43にてア
ーク放電を検知し、制御部42を通じて、スイッチング
素子39により、昇圧部前段にて電源供給をカットし、
アーク放電を切る方法をとっていた。又は、図5に示す
ように.前記電流検出部43に代えて電圧検出部44を
設け、被コーティング物35と真空チャンバー33間に
アーク放電が発生すると、電圧値が急減することを利用
して、電圧検出部44にてアーク放電を検知し、制御部
42を通じて、スイッチング素子39により、昇圧部前
段にて電源供給をカットし、アーク放電を切る方法をと
っていた。
【0005】また、他の従来のアークイオンプレーティ
ング装置では、図6に示すようにバイアス電源34に、
昇圧トランス46と整流・平滑回路47とスイッチング
素子48と制御部49とを設け、バイアス電源34の出
力端子から電流検出部50又は電圧検出部51を介して
被コーティング物35と真空チャンバー33とに接続し
ている。そして、被コーティング物35と真空チャンバ
ー33間にアーク放電が発生すると、その電流又は電圧
を検知し、制御部49を通じて、昇圧部後段のスイッチ
ング素子48をオフにし、これにより電源供給をカット
してアーク放電を消弧する方法をとっていた。
【0006】なお、負荷が短絡した場合の保護として、
上記従来例の場合と同様に直流電圧発生部の電圧センサ
にて、出力電圧の絶対値が時間に対して減少することを
検知して直流高圧発生部の高圧発生を停止させ、又は上
記従来例の場合と同様に直流電圧発生部の電流センサに
て、出力電流の絶対値が時間に対して増大することを検
知して直流高圧発生部の高圧発生を停止させるようにし
た従来の技術文献として、特開平4−133617号公
報がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
次のような問題があった。即ち、図5の従来の場合は、
その電流、電圧を検知し、制御部42を通じて、昇圧部
前段のスイッチング素子41をオフにし、電源供給をカ
ット、アーク放電を消弧する方法をとっていたため、電
流、電圧検出時間+制御部42のフィードバック時間+
スイッチング素子41の反応時間+昇圧部後段の整流・
平滑に使われるコンデンサの放電時間がアーク放電発生
からの遅れ時間として、加算され、検出時間1μ秒、フ
ィードバック1μ秒、スイッチング素子反応時間20〜
40μ秒(50KHzの高速スイッチング素子を使用し
た場合)、整流コンデンサの放電時間が数μ秒かかり、
早くとも約25〜45μ秒以上かかった。
【0008】また、図6の従来の場合は、図5の従来の
場合に比べ昇圧部後段に電源供給カットのスイッチング
素子47が入ったため、昇圧部後段の整流・平滑に使わ
れるコンデンサの放電時間は考えなくて良いが、電流、
電圧検出時間+制御部49のフィードバック時間+スイ
ッチング素子47の反応時間がアーク放電発生からの遅
れ時間として、加算され、検出時間1μ秒、フィードバ
ック1μ秒、スイッチング素子反応時間20〜40μ秒
(50KHzの高速スイッチング素子を使用)、整流コ
ンデンサの放電時間が数μ秒かかり、早くとも約25〜
45μ秒以上かかった。
【0009】つまり、被コーティング物35と真空チャ
ンバー33間にて、アーク放電が発生すると、そのアー
ク放電時間に比例し、被コーティング物35にアーク跡
が残り(いわゆるアークが走った跡)、品質的な問題
(たとえば、プレーティング膜が剥がれやすい)が起こ
るが、従来の方法は、アーク放電を電流または電圧で検
知し、電源の供給をカットする方法であり、電流の検
知、スイッチング素子47の反応スピードなどアークが
発生してから、アークを消弧するのに、時間がかかるた
め、被コーティング物35にアーク跡が残るおそれがあ
り、品質的な問題が起こるし、電圧センサ、電流セン
サ、及び各々の演算部、直流高圧発生部をトリップする
装置が必要であり、装置部品点数が多くなるという問題
があった。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、被コーティン
グ物と真空チャンバーとの間にアーク放電が発生して
も、そのアーク放電を迅速かつ確実に消弧することがで
き、しかもバイアス電源の高圧発生部をトリップする装
置等を不要にして部品点を少なくなし得るようにしたも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第1の技術的手段は、陰極3にターゲット5
を装着し、真空チャンバー1内で、バイアス電源11の
出力端子の+側を真空チャンバー1に接続すると共に、
−側を真空チャンバー1内の被コーティング物8に接続
することにより、真空チャンバー1に対して真空チャン
バー1内の被コーティング物8を負電位に保たせ、真空
チャンバー1内で、陽極2とターゲット5間でアーク放
電を発生させて、被コーティング物8の表面にターゲッ
ト材料の皮膜を形成するようにしたアークイオンプレー
ティング装置において、前記バイアス電源11の出力端
子間に、コンデンサ15を並列に接続すると共に、コン
デンサ15のバイアス電源11とは反対側にコイル16
を直列に接続した点にある。
【0012】本発明の第2の技術的手段は、陰極3にタ
ーゲット5を装着し、真空チャンバー1内で、バイアス
電源11の出力端子の+側を真空チャンバー1に接続す
ると共に、−側を真空チャンバー1内の被コーティング
物8に接続することにより、真空チャンバー1に対して
真空チャンバー1内の被コーティング物8を負電位に保
たせ、真空チャンバー1内で、陽極2とターゲット5間
でアーク放電を発生させて、被コーティング物8の表面
にターゲット材料の皮膜を形成するようにしたアークイ
オンプレーティング装置において、前記バイアス電源1
1の出力端子間に、コンデンサ15を並列に接続すると
共に、コンデンサ15と被コーティング物8との間にコ
イル16を直列に接続した点にある。
【0013】本発明の第3の技術的手段は、陰極3にタ
ーゲット5を装着し、真空チャンバー1内で、バイアス
電源11の出力端子の+側を真空チャンバー1に接続す
ると共に、−側を真空チャンバー1内の被コーティング
物8に接続することにより、真空チャンバー1に対して
真空チャンバー1内の被コーティング物8を負電位に保
たせ、真空チャンバー1内で、陽極2とターゲット5間
でアーク放電を発生させて、被コーティング物8の表面
にターゲット材料の皮膜を形成するようにしたアークイ
オンプレーティング装置において、前記バイアス電源1
1の出力端子間に、コンデンサ15を並列に接続すると
共に、コンデンサ15と真空チャンバー1との間にコイ
ル16を直列に接続した点にある。
【0014】従って、真空チャンバー1内において、バ
イアス電位により被コーティング物8と真空チャンバー
1間にアーク放電が発生した場合、バイアス電源4の出
力と真空チャンバー1間に入れたコイル16とコンデン
サ15で共振を起こし、真空チャンバー1内で、アース
側と反対極側の電位−/+と入れ替えることにより、ア
ーク放電を消弧する。
【0015】これにより、被コーティング物8と真空チ
ャンバー1間にアーク放電が発生しても、コイル16と
コンデンサ15の共振周波数により、任意の時間でアー
ク消弧が可能となり、アーク放電の発生から消弧までの
時間も任意に短くできる。被コーティング物8と真空チ
ャンバー1間に発生するアーク放電を短い時間で消弧で
きるので、被コーティング物8のアーク跡は小さく、品
質的な問題(プレーティング膜が剥がれ易い)が緩和さ
れる。
【0016】また、アーク放電を検知するための電圧、
電流検知部やフィードバック回路、スイッチング素子が
不要となり、部品点数が少ない分、信頼性の向上が可能
となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1において、1は金属性の真空チ
ャンバーで、壁面に一対の陽極2と陰極3が設けられて
いる。陽極2はアーク電源4の+側に、陰極3はアーク
電源4の−側に夫々接続され、また陰極3にはターゲッ
ト5が取り付けられている。
【0018】7は回転台で、真空チャンバー1内の底面
側に回転自在に設けられ、回転台7上に被コーティング
物8が載置されている。11はバイアス電源で、昇圧ト
ランス12と整流・平滑回路13とを備え、バイアス電
源11の出力端子の+側を真空チャンバー1に接続する
と共に、出力端子の−側を回転台7に接続することによ
り、真空チャンバー1に対して真空チャンバー1内の被
コーティング物8を負電位に保っており、真空チャンバ
ー1内で、陽極2とターゲット5間でアーク放電を発生
させて、被コーティング物8の表面にターゲット材料の
皮膜を形成するようになっている。
【0019】そして、バイアス電源11の出力端子間
に、コンデンサ15を並列に接続すると共に、コンデン
サ15と被コーティング物8との間にコイル16を直列
に接続している。上記実施の形態によれば、真空チャン
バー1内において、バイアス電源11から印加された電
位により被コーティング物8と真空チャンバー1間にア
ーク放電が発生した場合、アーク放電発生時の前記チャ
ンバー1、被コーティング物8、コンデンサ15及びコ
イル16部分の等価回路は、図2に示すようになり、バ
イアス電源11と被コーティング物8に入れたコイル1
6とコンデンサ15とで、共振周波数f0 =1/2π√
(L・C)の共振を起こし、被コーティング物8と真空
チャンバー1間で、上述の共振により、電位が入れ替わ
る(被コーティング物8と真空チャンバー1の電位の−
/+が入れ替わる)。アーク放電中に、放電電極である
被コーティング物8と真空チャンバー1間の電位(+,
−)が入れ替わると、アーク放電電流が0となる点(図
3のP点)が存在し、アーク放電が切れる(アーク放電
消弧)。
【0020】図3において、アーク放電発生のQ点から
アーク消弧のP点までの、いわゆるアーク放電時間t
arc は、 tarc =1/2f0 +f(i0 )、f0 =1/2πsp
rt(LC) となり、L、Cおよびi0 により任意にtarc を決める
ことができる。これにより、被コーティング物8と真空
チャンバー1間にアーク放電が発生した場合、コイル1
6とコンデンサ15の共振周波数により、任意の時間で
アーク消弧が可能となり、アーク発生から消弧までのア
ーク放電時間tarc も任意に短くできる。
【0021】従って、被コーティング物8と真空チャン
バー1間に発生するアーク放電を短い時間で消弧できる
ので、被コーティング物8のアーク跡は小さく、品質的
な問題(プレーティング膜が剥がれ易い)が緩和され
る。実際には、真空チャンバー1の真空度とパーティク
ルの数に依存するが、アーク放電時と電極が逆電位とな
る時間(図4のtoff )が数μ秒必要である。このt
off が小さい場合は、R点で再度アーク放電が発生す
る。再度アーク放電が発生する理由は、アーク放電発生
時に印加していた方向に電極間で放電による電離が起こ
り、放電を瞬時停止しても、放電が起こりやすい電離状
態を保っており、再放電が起こる。
【0022】この再放電を防ぐには、真空チャンバー1
の真空度、パーティクルの数、種類、電極の形状により
違うが、数μ秒の間放電を停止させる必要がある。この
実施の形態のアークイオンプレーティング装置において
は、このtoff を5〜20μ秒に設定した。図4は他の
実施の形態を示し、バイアス電源11の出力端子間に、
コンデンサ15を並列に接続すると共に、コンデンサ1
5と被コーティング物8との間にコイル16を直列に接
続したものである。その他の点は前記実施の形態と同様
の構成であり、前記実施の形態の場合と同様に被コーテ
ィング物8と真空チャンバー1間に発生するアーク放電
を短い時間で消弧でき、被コーティング物8のアーク跡
を小さく、品質的な問題(プレーティング膜が剥がれ易
い)を緩和することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、真空チャンバー1内に
おいて、バイアス電源11のバイアス電位により被コー
ティング物8と真空チャンバー1間にアーク放電が発生
した場合、バイアス電源11の出力と真空チャンバー1
間に入れたコイル16とコンデンサ15で共振を起こ
し、被コーティング物8と真空チャンバー1間で、極性
が入れ替わることにより、アーク放電が持続できなくな
り、アーク放電を迅速かつ確実に消弧することができ
る。
【0024】これにより、負荷短絡およびアーク放電保
護のための電圧センサ、電流センサが不要となり、負荷
短絡(もしくはアーク放電)電流の検出、おのおのの演
算部、直流高圧発生部をトリップする装置が不要とな
り、装置部品点数が減り、演算に関わる時間がなくな
り、負荷短絡(もしくはアーク放電)してから直流高圧
発生部をトリップするまでの遅れがない。かつ、演算素
子、スイッチング素子が不要となり、ノイズによる誤動
作の可能性がなくなる。
【0025】また、被コーティング物8と真空チャンバ
ー1間にアーク放電が発生しても、コイル16のインダ
クタンス値とコンデンサ15の容量を変えることにより
共振周波数を任意に変えることができ、任意の時間でア
ーク消弧が可能になり、アーク発生から消弧までの時間
も任意に短くできる。被コーティング物8と真空チャン
バー1間に発生するアーク放電を任意に設定できるの
で、短い時間で消弧が必要なアークイオンプレーティン
グでは、被コーティング物8のアーク跡は小さく、品質
的な問題(プレーティング膜が剥がれやすい)が緩和さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す構成図である。
【図2】同作用説明用の等価回路図である。
【図3】同作用説明用に電流波形図である。
【図4】他の実施の形態を示す構成図である。
【図5】従来例を示す構成図である。
【図6】他の従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 陽極 3 陰極 5 ターゲット 8 被コーティング物 11 バイアス電源 15 コンデンサ 16 コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極(3)にターゲット(5)を装着
    し、真空チャンバー(1)内で、バイアス電源(11)
    の出力端子の+側を真空チャンバー(1)に接続すると
    共に、−側を真空チャンバー(1)内の被コーティング
    物(8)に接続することにより、真空チャンバー(1)
    に対して真空チャンバー(1)内の被コーティング物
    (8)を負電位に保たせ、真空チャンバー(1)内で、
    陽極(2)とターゲット(5)間でアーク放電を発生さ
    せて、被コーティング物(8)の表面にターゲット材料
    の皮膜を形成するようにしたアークイオンプレーティン
    グ装置において、 前記バイアス電源(11)の出力端子間に、コンデンサ
    (15)を並列に接続すると共に、コンデンサ(15)
    のバイアス電源(11)とは反対側にコイル(16)を
    直列に接続したことを特徴とするアークイオンプレーテ
    ィング装置。
  2. 【請求項2】 陰極(3)にターゲット(5)を装着
    し、真空チャンバー(1)内で、バイアス電源(11)
    の出力端子の+側を真空チャンバー(1)に接続すると
    共に、−側を真空チャンバー(1)内の被コーティング
    物(8)に接続することにより、真空チャンバー(1)
    に対して真空チャンバー(1)内の被コーティング物
    (8)を負電位に保たせ、真空チャンバー(1)内で、
    陽極(2)とターゲット(5)間でアーク放電を発生さ
    せて、被コーティング物(8)の表面にターゲット材料
    の皮膜を形成するようにしたアークイオンプレーティン
    グ装置において、 前記バイアス電源(11)の出力端子間に、コンデンサ
    (15)を並列に接続すると共に、コンデンサ(15)
    と被コーティング物(8)との間にコイル(16)を直
    列に接続したことを特徴とするアークイオンプレーティ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 陰極(3)にターゲット(5)を装着
    し、真空チャンバー(1)内で、バイアス電源(11)
    の出力端子の+側を真空チャンバー(1)に接続すると
    共に、−側を真空チャンバー(1)内の被コーティング
    物(8)に接続することにより、真空チャンバー(1)
    に対して真空チャンバー(1)内の被コーティング物
    (8)を負電位に保たせ、真空チャンバー(1)内で、
    陽極(2)とターゲット(5)間でアーク放電を発生さ
    せて、被コーティング物(8)の表面にターゲット材料
    の皮膜を形成するようにしたアークイオンプレーティン
    グ装置において、 前記バイアス電源(11)の出力端子間に、コンデンサ
    (15)を並列に接続すると共に、コンデンサ(15)
    と真空チャンバー(1)との間にコイル(16)を直列
    に接続したことを特徴とするアークイオンプレーティン
    グ装置。
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