JPH1045344A - エレベーターの群管理装置 - Google Patents

エレベーターの群管理装置

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JPH1045344A
JPH1045344A JP8205958A JP20595896A JPH1045344A JP H1045344 A JPH1045344 A JP H1045344A JP 8205958 A JP8205958 A JP 8205958A JP 20595896 A JP20595896 A JP 20595896A JP H1045344 A JPH1045344 A JP H1045344A
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control means
hall
transmission line
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JP8205958A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Ikeda
哲二 池田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベーターの群管理において、乗り場の制
御手段の簡易化と昇降路内に敷設される信号伝送ライン
の削減を図ることを目的とする。 【解決手段】 群管理制御部3内に各号機に対応して複
数の共通情報伝送変換手段33を設けるとともに、各利
用階の乗り場には乗り場呼び登録ボタン1及び到着予報
灯9に接続された乗り場情報制御手段10を設けた。ま
た、この乗り場情報制御手段10とこれに該当する単体
制御部5及び前記共通情報伝送変換手段33とを単一の
伝送ライン7で接続するよう構成した。その結果、乗り
場における制御手段は簡略化され、また昇降路内に敷設
される伝送ライン数も従来と比較し削減されるので、エ
レベーターの据付工事や保守管理時等の負担の軽減が図
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数階床間を運行
する複数台のエレベーターを一つの群として運行制御す
るエレベーターの群管理装置に係り、各乗り場に設けら
れる制御手段の小形化と、伝送ライン数の削減を可能と
するエレベーターの群管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーター群管理装置は、図1
4に示すように構成されていた。
【0003】すなわち、エレベーターは各階床の利用客
により、乗り場呼び登録ボタン1の上りあるいは下りの
登録スイッチ1aが押されると、その登録スイッチ1a
の状態は乗り場制御手段2に読み込まれる。その読み込
まれた各階床の乗り場呼び登録情報は、群管理制御部3
から出力される送信アドレスのインデックスIによりシ
リアルに順次読み出され、群管理共通情報伝送ライン4
を介して群管理制御部3へ伝送される。
【0004】群管理制御部3は、乗り場呼び制御手段3
1と割当制御手段32とで構成され、前記各乗り場制御
手段2から伝送される乗り場呼び登録情報は、乗り場呼
び制御手段31に供給される。
【0005】一方、群管理制御部3の割当制御手段32
には、エレベーターの各号機毎に設置された単体制御部
5から、単体・群管理間伝送ライン6を介して各号機の
制御情報が伝送されてくる。従って、群管理制御部3の
乗り場呼び制御手段31は、割当制御手段32を介して
供給される各号機の制御情報と前記乗り場呼び登録情報
とを照合し、各呼び登録情報に対して登録の可否を判断
する。
【0006】乗り場呼び制御手段31が呼び登録情報に
対して登録可能であると判断すると、応答ランプ情報を
生成し、群管理共通情報伝送ライン4を介して該当の乗
り場制御手段2へ伝送するので、乗り場制御手段2は、
乗り場呼び登録ボタン1の上りあるいは下りの前記登録
スイッチ1aに対応する応答ランプ1bを点灯するよう
制御する。
【0007】このようにして、各乗り場の乗り場制御手
段2は、利用客による呼び登録ボタン1の登録スイッチ
1a操作を入力するとともに、応答ランプ1bを点灯制
御する。
【0008】また、群管理制御部3において、乗り場呼
び制御手段31から乗り場呼び登録情報を受けた割当制
御手段32は、単体・群管理間伝送ライン6を介して受
信した各単体制御部5からの制御情報をもとに、前記乗
り場呼び情報に対する最適号機を選択し、同じく単体・
群管理間伝送ライン6を介して、その最適号機に該当す
る単体制御部5に乗り場呼び割当信号を伝送するよう構
成されている。
【0009】一方、各単体制御部5は、走行制御手段5
1と号機別情報制御手段52とで構成され、走行制御手
段51は群管理制御部4の割当制御手段32から呼び登
録情報に対する割当信号を受け、該当の乗りかごについ
て、呼び登録階(目的階)への走行方向と走行距離とを
演算する。この走行制御手段51によるエレベーターの
走行方向と走行距離との演算結果は号機別情報制御手段
52に供給され、ここで乗りかごの到着を予報する到着
予報灯情報を生成され、号機別伝送ライン7を介して、
目的階の乗り場号機別情報制御手段8宛て伝送される。
【0010】乗り場号機別情報制御手段8は到着予報灯
情報を受信すると接続された対応する上りあるいは下り
の到着予報灯9を点灯させるように構成されていた。も
っとも、点灯により乗りかごの到着を予報する到着予報
灯9はホールランタンとも称され、多くはチャイム等の
音響装置と組み合わせて使用されることが多い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
エレベーターの群管理装置では、各階床の乗り場と、各
単体制御部及び群管理制御部との間には、各号機別伝送
ライン及び群管理共通情報伝送ラインがそれぞれ個別に
敷設されていた。また、各階床の乗り場では、各乗り場
号機別情報制御手段とともに、全号機共通の乗り場呼び
登録情報を扱う乗り場制御手段が別個に設けられ、ホー
ルコントローラは複雑であった。
【0012】このように、従来のエレベーターの群管理
装置では、昇降路内に号機別の伝送ラインの他に共通情
報伝送用のラインの二重の伝送ラインの敷設を必要と
し、また乗り場に設置される制御手段も多く、構成が複
雑化であり、エレベーターの据付工事や保守管理が繁雑
であったので改善が要望されていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するもので、第1の発明は、複数階床間を運行す
る複数台のエレベーターを一つの群として運行制御する
エレベーターの群管理装置において、各乗り場の号機毎
に、号機別伝送ラインを介して乗り場呼び登録情報を伝
送するとともに到着予報情報を受信するよう設けられた
乗り場情報制御手段と、前記号機別伝送ラインに接続さ
れ、前記乗り場情報制御手段から伝送された乗り場呼び
登録情報を抽出変換し、共通伝送ラインを介してそれぞ
れ出力する複数の共通情報伝送変換手段と、この複数の
共通情報伝送変換手段からの各乗り場呼び登録情報を前
記共通伝送ラインを介して導入し、その乗り場呼び情報
に対応する応答ランプ情報を生成し、その応答ランプ情
報を前記号機別伝送ラインを介して対応する前記乗り場
情報制御手段へ伝送する乗り場呼び制御手段と、前記乗
り場情報制御手段からの乗り場呼び登録情報を導入し、
前記複数台のエレベーターの中の最適号機への割当信号
を生成し、その割当信号を単体・群管理間伝送ラインを
介して伝送する割当制御手段と、この割当制御手段から
の割当信号を受信し、到着予報灯等の号機別情報を前記
号機別伝送ラインを介して対応する前記乗り場情報制御
手段へ伝送する単体制御部とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】このように、第1の発明は、各乗り場毎に
に乗り場情報制御手段を設けたことにより、号機別の単
体制御部から各乗り場へ伝送される号機別情報と、各乗
り場から群管理制御部へ伝送される呼び登録情報等の共
通情報とがともに同一の号機別伝送ラインにより伝送さ
れる。従って、各乗り場に設置される制御手段と伝送ラ
イン数ととはともに削減されるので、ホールコントロー
ラの構成は簡易化され、エレベーターの据付時や保守管
理の工数の削減が可能となる。
【0015】第2の発明は、複数階床間を運行する複数
台のエレベーターを一つの群として運行制御するエレベ
ーターの群管理装置において、各乗り場に設けられ、伝
送ラインを介して乗り場呼び登録情報を伝送するととも
に複数の号機別到着予報情報を受信する乗り場情報制御
手段と、前記伝送ラインに対応して設けられ、伝送され
た乗り場呼び登録情報を抽出変換し、共通伝送ラインを
介して出力する共通情報伝送変換手段と、この共通情報
伝送変換手段からの乗り場呼び登録情報を導入し、その
乗り場呼び登録情報に対応する応答ランプ情報を生成
し、その応答ランプ情報を伝送ラインを介して対応する
前記乗り場情報制御手段へ伝送する乗り場呼び制御手段
と、前記乗り場情報制御手段からの乗り場呼び登録情報
を導入し、前記複数台のエレベーターの中の最適号機へ
の割当信号を生成して単体・群管理間伝送ラインを介し
て伝送する割当制御手段と、この割当制御手段からの割
当信号を受信し、到着予報灯等の号機別情報を前記伝送
ラインを介して対応する乗り場情報制御手段へ伝送する
複数の単体制御部とを備えたことを特徴とする。
【0016】このように第2の発明においては、各乗り
場に設けられた乗り場情報制御手段が、乗り場呼び登録
情報の伝送及び複数号機の到着予報情報の受信を行うと
ともに、この乗り場情報制御手段に対応するように、群
管理制御部に共通情報伝送変換手段を設けたので、複数
の号機別到着予報情報と全号機共通の乗り場呼び情報と
がともに、共通して一つの伝送ラインで伝送される。従
って、乗り場におけるホールコントローラの一層の小形
化と伝送ラインの削減が可能なエレベーターの群管理装
置を実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベーター
の群管理装置の一実施の形態を図1ないし図13を参照
して詳細に説明する。なお、図14に示した従来の構成
と同一構成には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0018】(第1の実施の形態)エレベーターの群管
理制御は、複数階床間を運行する複数(m)台のエレベ
ーターを一つの群として運行制御するもので、図1は本
発明のよるエレベーターの群管理装置の第1の実施の形
態を示す構成図である。
【0019】すなわち、各階床の乗り場には、乗り場呼
び登録ボタン1及び到着予報灯9が設置され、まずエレ
ベーターは各階床の利用客により、乗り場呼び登録ボタ
ン1の登録スイッチ1aが押されると、その登録スイッ
チ1aの状態は乗り場情報制御手段10に読み込まれ
る。その読み込まれた各階の呼び登録情報は、単体制御
部5からの送信アドレスのインデックスIにより順次読
み出され、号機別伝送ライン71を介して、シリアルに
群管理制御部3に伝送される。
【0020】群管理制御部3は複数の共通情報伝送変換
手段33と乗り場情報制御手段31及び割当制御手段3
2とで構成され、前記各号機別伝送ライン7に接続され
た複数の共通情報伝送変換手段33は、号機別伝送ライ
ン7で伝送される各種情報のうち、各乗り場情報制御手
段10から伝送される乗り場呼び登録情報等の共通情報
のみを抽出し、全号機共通の伝送フォーマットに変換
し、共通情報伝送ライン33aを介して乗り場呼び制御
手段31に出力する。
【0021】また、群管理制御部3の割当制御手段32
には、従来と同様に、単体・群管理間伝送ライン6を介
して各単体制御部5から各号機の制御情報が伝送される
から、乗り場呼び制御手段31は各共通情報伝送変換手
段33からの各乗り場呼び登録情報(共通情報)と割当
制御手段32からの各号機の制御情報とを照合し、乗り
場呼びに対し登録の可否を判断する。
【0022】そこで乗り場呼び制御手段31は、乗り場
呼びに対し、登録可能と判断すると、その乗り場呼び登
録情報に対応する応答ランプ情報を生成する。
【0023】乗り場呼び制御手段31で生成された応答
ランプ情報は、共通情報伝送ライン33a、共通情報伝
送変換手段33、号機別伝送ライン7を順次介して該当
の乗り場情報制御手段10に伝送されるとともに、その
応答ランプ情報に対応する乗り場呼び登録情報は割当制
御手段32に供給される。
【0024】乗り場呼び制御手段31からの応答ランプ
情報を受信した乗り場情報制御手段10は、従来と同様
に該当の乗り場呼び登録ボタン1の応答ランプ1bを点
灯表示させる。
【0025】一方、応答ランプ情報に対応する乗り場呼
び登録情報を導入した割当制御手段32は、単体・群管
理間伝送ライン6を介して得られた各号機の走行状態の
情報から、従来の群管理による割当てと同様に、複数
(m)号機の中からその乗り場呼びに対する最適の号機
を選択し、その選択による割当信号は単体・群管理間伝
送ライン6を介して該当号機の単体制御部5へ伝送され
る。
【0026】割当制御手段32からの割当信号を受信し
た単体制御部5は、従来と同様に、走行制御手段51と
号機別情報制御手段52とで構成される。走行制御手段
51は、エレベーターの乗りかごを割当て階(目的階)
に走行させるため、エレベーターの走行方向及び走行距
離を演算する。号機別情報制御手段52はその演算結果
により到着予報灯情報を生成し、前記号機別伝送ライン
7を介して、乗り場情報制御手段10へ伝送することに
より、該当の到着予報灯9は点灯表示される。
【0027】このように、乗り場情報制御手段10は、
共通情報である乗り場呼び登録情報を号機別伝送ライン
7を介して群管理制御部3に伝送するとともに、該当の
単体制御部5からは同じ号機別伝送ライン7を介して、
号機別情報である到着予報情報を受信するように構成さ
れている。
【0028】図2は、群管理制御部3の各共通情報伝送
変換手段33の具体的構成を示すもので、号機別伝送ラ
イン7側の伝送を制御する乗り場情報伝送制御CPU3
31と、共通情報伝送ライン33a側の伝送を制御する
共通情報伝送制御CPU332と、これら各伝送制御C
PU331,332に接続され、それぞれ双方からアク
セス可能な双方向RAM333とから構成されている。
【0029】号機別に設けられた各双方向RAM333
には、一つは号機別の乗り場情報のデータテーブルが用
意されており、その簡略化したデータテーブルの構成例
を図3ないし図5に示す。
【0030】すなわち、図3及び図4は、1号機及びm
号機の各乗り場情報に関するデータテーブルの構成を示
すもので、号機別情報である各停止階(停止階数n)の
到着予報灯情報(アドレスA1〜An)と、共通情報で
ある呼びの系統別の各停止階の応答ランプ情報(アドレ
スB1〜Bn)と、同じく共通情報である呼びの系統別
の呼び登録情報(アドレスC1〜Cn)が、それぞれ各
アドレスに対応して構成されている。
【0031】このように双方向RAM333には、一つ
には、号機別伝送ライン7側に対応し、号機毎に異なる
データテーブルが構成されている。
【0032】また、双方向RAM333には、図5に示
すように、共通情報伝送ライン33a側に対応して、図
3や図4に示した号機別伝送ライン7側の情報の中か
ら、共通情報(応答ランプ情報、呼び登録情報)に関す
るデータテーブルが、各アドレス(a1 〜an、b1 〜
bn、c1 〜cn、d1 〜dn)に対応して構成されて
いる。
【0033】なお、ここで乗り場呼びの系統分けについ
て説明すると、従来からエレベーターの群管理制御にお
いては、ある階床において複数号機をグループ分けし、
グループによりサービス階床に制限を加えることがあ
る。そこで、このような乗り場呼びのグループ分けのこ
とを、エレベーターの群管理では呼びの系統分けと称し
ている。
【0034】次に、単体制御部5の号機別情報制御手段
52の動作について、図6に示したフローチャートを参
照して説明する。なお、単体制御部5がその号機のエレ
ベータ制御の主局としてリアルタイム処理を行うものと
して以下説明する。
【0035】すなわち、主局の号機別情報制御手段52
は、この号機のエレベーターの運行に関する送信アドレ
スによる伝送指令を、各階床の乗り場情報制御手段10
及び群管理制御部3に向けサイクリックに出力するため
に、従来と同様、まずステップS1で、伝送する送信ア
ドレスのインデックスIを初期化する。次に、ステップ
S2で、インデックスIの送信アドレスを号機別伝送ラ
イン12を介して、各乗り場情報制御手段10、及び群
管理制御部3の対応する共通情報伝送変換手段33に伝
送する。
【0036】一方、単体制御部5の号機別情報制御手段
52は、次のステップS3で、従来と同様に、群管理制
御部3から単体・群管理間伝送ライン6を介して伝送さ
れてきた別途インデックスIの送信アドレスが自局のア
ドレスであるか否かを判断し、自局の送信アドレスであ
れば、ステップS4で、走行制御手段6及び単体・群管
理間伝送ライン14を介して呼び割当信号を読み込み、
ステップS5で、その割当信号に対応して乗りかごの目
的階への到着予報灯情報を生成し、号機別伝送ライン1
2を介して該当の乗り場情報制御手段8へ伝送する。
【0037】次に、各号機別情報制御手段52は、ステ
ップS6で従来と同様に、インデックスIがテーブル上
での最終インデックス、つまりデータテーブル上でその
エレベーターの最終階に対するインデックスであるか否
かを判断する。上記ステップS3において群管理制御装
置3からのインデックスIの送信アドレスが自局のアド
レスでない場合も同様である。
【0038】号機別情報制御手段52は送信アドレスの
インデックスIが最終インデックスに満たなければ、ス
テップS7で、送信アドレスのインデックスIをインク
リメント(プラス1)し、次の伝送をするためにステッ
プS2以降を繰り返す。また、ステップS6で、インデ
ックスIが最終インデックスに到達すれば、ステップS
8で最初のアドレスに戻るために送信アドレスのインデ
ックスIを初期化し、ステップS2以降を繰り返す。
【0039】以上のようにして、主局として動作する各
単体制御部5の号機別情報制御手段52は、各乗り場の
乗り場情報制御手段10及び群管理制御部3に対して、
伝送指令信号をサイクリックに出力する。
【0040】次に群管理制御部3の共通情報伝送変換手
段33は、上述のように、1号機及びm号機に関して、
図3及び図4に示した各乗り場情報側のデータテーブル
の中から共通情報のみを抽出し、図5に示した共通情報
伝送側のデータテーブルへと変換処理を行うものである
が、その動作を図7及び図8に示したフローチャートを
参照して説明する。
【0041】すなわち、図7は、図2に示した各乗り場
情報伝送制御CPU331の動作を示すフローチャート
である。
【0042】まず、ステップT1で、乗り場情報伝送制
御CPU331は、号機別伝送ライン7を介して、対応
する乗り場情報伝送の主局(単体制御部5の号機別情報
制御手段52)から伝送指令となる送信アドレスを受信
すると、ステップT2で、その送信アドレスが共通情報
(応答ランプ情報または呼び登録情報)か否かを判断
し、共通情報でない場合は、次の送信アドレスの受信に
備えステップT1に戻る。
【0043】ステップT2で、主局からの送信アドレス
が共通情報であれば、ステップT3で、乗り場情報伝送
制御CPU331は自局の送信アドレスか否かを判断
し、自局の送信アドレスであれば、ステップT4で、双
方向RAM333からその送信アドレスに対応した共通
情報データ(応答ランプ情報)を読み出し、ステップT
5で、号機別伝送ライン7を介して該当の乗り場情報制
御手段10へそのデータ(応答ランプ情報)を伝送し、
次の送信アドレスの受信に備えてステップT1に戻る。
【0044】ステップT3で、乗り場情報伝送制御CP
U331は自局宛ての送信アドレスでない場合は、ステ
ップT6でその共通情報データ(呼び登録情報)を受信
し、ステップT5で、受信したその送信アドレスに対応
した双方向RAM333のアドレスへそのデータ(呼び
登録情報)を書き込んだ後、次の送信アドレスの受信に
備えステップT1に戻る。
【0045】このように、乗り場情報伝送制御CPU3
31は号機別情報制御手段52からの送信アドレスに基
づき、その送信アドレスが共通情報か否か、また自局ア
ドレスか否かによって、乗り場情報制御手段10からの
データを双方向RAM333へ転送し書き込む処理、あ
るいは双方向RAM333内のデータを読み出し、該当
の乗り場情報制御手段10へ伝送する機能を有する。
【0046】次に、図8により、図2に示した共通情報
伝送制御CPU332の動作を説明する。
【0047】まず、各共通情報伝送制御CPU332
は、ステップU1で、共通情報伝送ライン33aを介し
て、共通情報伝送の主局である群管理制御部3の乗り場
呼び制御手段31からサイクリックに送出されるアドレ
スを受信する。共通情報伝送制御CPU332は、ステ
ップU2で、その受信したアドレスが自局の送信アドレ
スか否かを判断し、自局の送信アドレスでない場合は、
ステップU3で乗り場呼び制御手段31から共通情報伝
送ライン13を介してデータ(応答ランプ情報)を受信
導入し、ステップU4で、そのデータ(応答ランプ情
報)が第2系統呼び情報に対応するか否かを判断する。
【0048】ステップU4で、導入したデータ(応答ラ
ンプ情報)が第2系統呼び情報に対応すると判断した場
合は、各系統別に分けて双方向RAM333に転送する
ため、ステップU5で、受信したアドレスから共通情報
のアドレス数の中の第1系統の階床数分減算したアドレ
スに相当する双方向RAM333のアドレスへ受信デー
タを書き込み、次のアドレス受信に備えステップU1に
戻る。
【0049】また、ステップU4で前記データ(応答ラ
ンプ情報)が第2系統呼び情報に対応しないと判断した
場合は、ステップU6で、そのまま受信したアドレスに
相当する双方向RAM333のアドレスにデータを書き
込む。このステップU6で双方向RAM333への書き
込み操作が終了した場合は、次のアドレスを乗り場呼び
制御手段31から受信すべくステップU1に戻る。
【0050】次にステップU2で、主局である乗り場呼
び制御手段31のアドレスが自局の送信アドレスである
場合は、ステップU7で、第2系統呼び登録情報である
か否かを判断し、第2系統呼び登録情報であれば、系統
別に分けて出力するため、ステップU8で、受信したア
ドレスから第1系統の階床数分減算したアドレスの双方
向RAM333のデータ(呼び登録情報)を読み出す。
【0051】ステップU8で、双方向RAM333のデ
ータ(呼び登録情報)を読み出した後、またステップU
7で自局宛ての送信アドレスで第2系統呼び登録情報で
ない場合は、ともに次のステップU9で、双方向RAM
333から読み出したデータ(呼び登録情報)を共通情
報伝送ライン33aを介して乗り場呼び制御手段31に
供給し、次のアドレスの受信に備えステップU1に戻
る。
【0052】このように共通情報伝送制御CPU332
は共通情報伝送ライン33aを介してデータ(応答ラン
プ情報)を受けて双方向RAM333へ転送し書き込む
処理と、双方向RAM333からのデータ(呼び登録情
報)を読み出し、共通情報伝送ライン33aを介して乗
り場呼び制御手段31に供給する機能とを有する。
【0053】以上説明したように、各共通情報伝送変換
手段33には双方向RAM333に、2つのCPU33
1,332に共通するデータエリアを有し、それぞれ異
なった伝送制御を行うことにより伝送データ(号機別情
報及び共通情報)の変換処理を実現している。
【0054】以上のように、この発明装置の第1の実施
の形態では、各利用階における乗り場呼び登録情報及び
応答ランプ情報等の共通情報と到着予報灯等の号機別情
報とを一つの乗り場情報制御手段10で処理し、この乗
り場情報制御手段10に対応した単体制御部5及び群管
理制御部3の共通情報伝送変換手段33とが一つの号機
別伝送ライン7で接続されて構成される。
【0055】従って、各階床に対応して設置される乗り
場情報制御手段10、つまりホールコントローラ数と昇
降路内に敷設される伝送ライン数を減らすことができ、
全体としての構成が簡略化され、エレベーターの据付工
事作業等の軽減が可能となる。
【0056】(第2の実施の形態)次に本発明によるエ
レベーターの群管理装置の第2の実施の形態を、図1、
図2及び図9を参照して説明する。すなわち、この第2
の実施の形態において図1ないし図8に示した上記第1
の実施の形態との相違点は、伝送の主局である単体制御
部5がもしも故障し、主局としての送信アドレスによる
伝送指令が不能となった場合は、対応する共通情報伝送
変換手段33の特に乗り場情報伝送制御CPU331が
それを検知するとともにその故障した単体制御部5に代
わって、主局として送信アドレス伝送の役割を担うよう
構成された点が相違する。
【0057】従って、群管理制御部3においてもしも単
体制御部5の故障を検知した場合には、乗り場情報伝送
制御CPU331での主局としての処理方法は以下説明
するように、上記第1の実施の形態とは異なるものであ
る。
【0058】すなわち、図1、図2に示した構成及び図
9のフローチャートを参照して説明するに、共通情報伝
送変換手段33の乗り場情報伝送制御CPU331は、
まずステップV1で、伝送する送信アドレスのインデッ
クスIを初期化する。
【0059】次にステップV2で、単体制御部5の号機
別情報制御手段52が主局として、送信アドレスのイン
デックスIによる伝送制御が不能であるか否かを検知す
る。
【0060】号機別情報制御手段52が主局として伝送
制御が不能であるか否かは、例えば、号機別転送ライン
7を介して伝送される送信アドレス信号が所定時間長に
わたって途絶した場合には、単体制御部5が故障と判断
することができる。
【0061】そこで、故障により号機別情報制御手段5
2が主局として伝送制御が不能であることを検知する
と、乗り場情報伝送制御CPU331はが伝送の主局と
なり、ステップV3でインデックスIの送信アドレスを
号機別伝送ライン7を介して伝送する。
【0062】もちろん、ステップV2で単体制御部5の
故障が検知されない場合は、群管理制御部3は引続き伝
送の従局として機能し、乗り場情報伝送の主局(すなわ
ち単体制御部5)からの送信アドレスを受信する(ステ
ップV4)。
【0063】いずれにしても、次のステップV5では、
図7に示したフローに準じるように、乗り場情報伝送制
御CPU331は主局による送信アドレスが共通情報の
送信アドレスであるか否かを判断し、共通情報の送信ア
ドレスでない場合は、次の送信アドレスの受信または送
信に備えステップV2に戻る。
【0064】ステップV5で送信アドレスが共通情報の
送信アドレスの場合は、ステップV6で、自局の送信ア
ドレスか否かを判断し、自局の送信アドレスであれば、
ステップV7にて双方向RAM333から該当のデータ
(応答ランプ情報)を読み出し、ステップV8で、号機
別伝送ライン7を介して該当の乗り場情報制御手段10
へ応答ランプ情報を伝送する。
【0065】次にステップV6で、自局の送信アドレス
でない場合は、ステップV9で、号機別伝送ライン7を
介して乗り場情報制御手段10からのデータ(呼び登録
情報)を受信し、ステップV10で、受信したアドレス
に相当する双方向RAM333のアドレスへデータを書
き込む。
【0066】次に、ステップV11では、図6に示した
ステップS6以降のフローに準じ、送信アドレスのイン
デックスIが最終インデックスつまりデータテーブル上
で最終階床に対応するテーブルへのインデックスである
か否かを判断し、最終インデックスでない場合は、ステ
ップV12で、送信アドレスのインデックスIをインク
リメントし、次の伝送をするためにステップV2以降を
繰り返す。
【0067】またステップV11で、送信アドレスのイ
ンデックスIが最終インデックスの場合は、ステップV
13で最初の送信アドレスに戻るために送信アドレスの
インデックスIを初期化し、ステップV2以降を繰り返
す。
【0068】以上の処理により、群管理制御部3の共通
情報伝送変換手段33はそれまで主局として動作した単
体制御部5が故障し、伝送指令が不能となった場合に、
直ちに共通情報伝送変換手段33がそれまでの主局とさ
れた単体制御部5に代わり、号機別伝送ライン7を制御
するデータ伝送の主局として機能する。
【0069】従って、この第2の実施の形態によれば、
上記第1の実施の形態での効果に加え、単体制御部5の
伝送制御不能を検出し、共通情報伝送変換手段33が代
わりに伝送の主局として伝送指令の出力を行うことか
ら、仮に単体制御部5側が故障しても、引続き正常にエ
レベーターの運行制御を継続可能なエレベーターの群管
理装置を提供できる。
【0070】(第3の実施の形態)次に、この発明によ
るエレベーターの群管理装置の第3の実施の形態を図1
0ないし図12を参照して説明する。なお、図1及び図
2に示した第1の実施の形態と同一構成には同一符号を
付して詳細な説明は省略する。また、図10に示すこの
第3の実施の形態では、各2台のエレベーター(A号機
とB号機、及びC号機とD号機)の各単体制御部5を1
つの号機別伝送ライン7(7i及び7j)に接続されデ
ータ伝送される場合を示したものであるが、1つの号機
別伝送ライン(7iまたは7j)に接続される単体制御
部5が複数台であれば、2台に限らず3台以上でも良
い。
【0071】そこで図10に示すように、この第3の実
施の形態では、第1の実施の形態とは相違し、2台のエ
レベーターの乗り場情報を1つの号機別伝送ライン7で
伝送するため、乗り場情報制御手段10が2台(A,及
びB、あるいはC及びDの各複数号機)分の到着予報灯
9,9と乗り場呼び登録ボタン1,1を制御するように
構成されている。
【0072】この第3の実施の形態において号機別伝送
ライン7は2台のエレベーターの情報を同一の伝送ライ
ンで伝送されるから、群管理制御部3の共通情報変換手
段33も、A,B号機及びC,D号機の乗り場情報伝送
ライン7i,7jで伝送される信号のデータテーブルは
それぞれ図11及び図12に示す構造となる。
【0073】また、共通情報変換伝送手段33におい
て、共通情報伝送ライン33aで伝送される信号のデー
タテーブルは、第1及び第2の実施の形態2でも説明し
たように、図11及び図12のデータテーブルの中のデ
ータのうち共通情報だけであり、説明は省略するが、各
単体制御部5及び群管理制御部3は上記第1及び第2の
実施の形態と同様に機能する。
【0074】(第4の実施の形態)次に、この発明によ
るエレベーターの群管理装置の第4の実施の形態を図1
0に示した構成、及び図13に示したフローチャートを
参照して説明する。
【0075】すなわち、この実施の形態は、図10にお
いて、複数の単体制御部5の各号機別情報制御手段52
それぞれが、各号機毎に伝送指令出力の異常の有無を検
出する機能を有し、予め定めたルールによって伝送制御
の主局が定められるように構成したものである。
【0076】なお、以下の説明では、各単体制御部5の
うち、A号機及びC号機に対応する単体制御部5がその
号機別伝送ラインの主局として動作し、B号機及びD号
機に対応する単体制御部5は従局として機能しているも
のとする。
【0077】図13において、ステップW1で主局の単
体制御部5の号機別情報制御手段52は、伝送する送信
アドレスのインデックスIを初期化し、従局の号機別情
報制御手段52はステップW2にて伝送の主局から送信
アドレスの伝送があるかどうかを検出する。もしも主局
からの送信アドレスがないと判断した場合、ステップW
3で送信アドレスが無い時間長があらかじめ定めた一定
時間(例えば1秒間)を越えたときに、主局が送信不能
等の故障が生じたものと判断する。
【0078】また、送信アドレスの無い時間長が一定時
間に達しない場合は、ステップW2に戻り、引続き主局
からの送信アドレス伝送の有無をチェックする状態に戻
る。
【0079】ステップW3で、送信アドレスが無い時間
長があらかじめ定めた一定時間を越えたこと(タイムオ
ーバー)が検出されると、それを検知した従局(他の単
体制御部5)は伝送の主局として動作するため、ステッ
プW4でインデックスIの送信アドレス生成し、乗り場
情報伝送ライン7に伝送する。
【0080】従って、次のステップW5では、新たに主
局となった他の単体制御部の号機別情報制御手段52
(B号機またはD号機)は、インデックスIの送信アド
レスが自局の送信アドレスであるか否かを判断し、自局
の送信アドレスであれば、ステップW6で、単体・群管
理間伝送ライン7を介して群管理制御部3から伝送され
てくる呼び割当信号を読み込み、ステップW7で、到着
予報灯情報を生成し、乗り場情報伝送ライン7を介して
該当の乗り場情報制御手段10へ伝送する。
【0081】上記ステップW2で、もともとの主局(A
号機,C号機)からの送信アドレスの伝送が正常であっ
た場合は、ステップW8でその受信した送信アドレスが
自局の送信アドレスであれば、ステップW9で、単体・
群管理間伝送ライン7から呼び割当信号を読み出し、ス
テップW10で、生成した到着予報灯情報を乗り場情報
伝送ライン7を介して該当の乗り場情報制御手段10へ
伝送する。
【0082】次に、ステップW7及びステップW10で
それぞれ到着予報灯情報が伝送された後、またステップ
W5及びステップW8で受信したアドレスが自局アドレ
スでない場合は、ステップW11で、単体制御部5はイ
ンデックスIがデータテーブルの最終インデックスか否
かを判断し、最終インデックスでなければ、ステップW
12伝送アドレスのインデックスIをインクリメント
し、次の伝送をするためにステップW2以降を繰り返
す。
【0083】またステップW11でインデックスIが最
終インデックスであれば、ステップ13で最初の送信ア
ドレスに戻るために送信アドレスのインデックスIを初
期化し、同様にステップW2以降を繰り返す。
【0084】以上の処理方法により、単体制御部5の号
機別情報制御手段52bはいずれかの主局が故障したの
を検出して、それまでの従局としての機能から主局とし
て機能に切り替わり、伝送指令の送信アドレスを順次出
力しエレベーターの群管理制御を円滑に継続することが
できる。
【0085】ここで、主局である単体制御部5が故障し
たとき、他の単体制御部5が主局となるように説明した
が、他の実施の形態と同様に、同じ号機伝送ラインに接
続された群管理制御部3の共通情報伝送変換手段33が
主局として切り替わるように構成しても良い。
【0086】従って、この発明のエレベーターの群管理
装置では、乗り場情報制御手段10との間で同一の伝送
ライン7に接続された複数の単体制御部5及び群管理制
御部3の共通情報伝送変換手段33のうち、いずれか1
がその伝送ラインの主局として動作していて、その主局
が故障した場合、速やかに他の単体制御部5あるいは群
管理制御部3の共通情報伝送変換手段33が主局として
動作することができる。
【0087】その場合、どの単体制御部5あるいは群管
理制御部3の共通情報伝送変換手段33が主局として動
作するかは、相互間で優先度を設け、例えば優先度の高
い順から、上記ステップW3で設定される時間長を短く
すれば良い。例えばA号機の設定時間1秒と、B号機の
設定時間を3秒と、また共通情報伝送変換手段33の設
定時間を5秒とすると、A号機の号機別情報制御手段5
2が優先的に伝送の主局となり、A号機の伝送が異常と
なった場合、3秒後にFB号機が、また5秒後には対応
する共通情報伝送変換手段33が主局となり伝送制御を
継続することができる。
【0088】以上のように、この発明によるエレベータ
ーの群管理装置では、複数号機の号機別情報制御手段及
び群管理制御部1の対応する共通情報伝送変換手段の中
から、ある特定のルールに従い伝送の主局を選択するの
で、仮に一部の単体制御部5に異常が発生しても、その
制御部を切り離し、正常号機の単体制御部5あるいは共
通情報伝送変換手段が乗り場呼びの入出力制御を継続す
るので、引続き支障なく正常号機へのかご割当て制御及
び到着予報灯の点灯制御等を実行することができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によ
り、乗り場呼び登録情報等の共通情報と到着予報灯情報
等の号機別情報とを同一の乗り場情報制御手段で送受信
し、かつ同一の乗り場情報伝送ラインで伝送するので、
乗り場における制御手段の数と昇降路内の伝送ライン数
の削減が可能となり、エレベーターの据付作業時等の負
担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるエレベーターの群管理装置の第
1の実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す装置の群管理制御部の共通情報伝送
変換手段を示す回路構成図である。
【図3】図2に示す共通情報伝送変換手段の双方向RA
Mに格納されるデータテーブルを示す図である。
【図4】同じく図2に示す共通情報伝送変換手段の双方
向RAMに格納されるデータテーブルを示す図である。
【図5】同じく図2に示す共通情報伝送変換手段の双方
向RAMに格納されるデータテーブルを示す図である。
【図6】図1に示す装置の単体制御部の動作を説明する
フローチャートである。
【図7】図2に示す共通情報伝送変換手段の乗り場情報
伝送制御CPUの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】図2に示す共通情報伝送変換手段の共通情報伝
送制御CPUの動作を説明するフローチャートである。
【図9】この発明によるエレベーターの群管理装置の第
2の実施の形態を説明するフローチャートである。
【図10】この発明によるエレベーターの群管理装置の
第3の実施の形態を説明する構成図である。
【図11】図10に示す装置の群管理制御部の共通情報
伝送変換制御手段の双方向RAMに格納されるデータテ
ーブルを示す図である。
【図12】図10に示す装置の群管理制御部の共通情報
伝送変換制御手段の双方向RAMに格納されるデータテ
ーブルを示す図である。
【図13】この発明によるエレベーターの群管理装置の
第4の実施の形態を説明するフローチャートである。
【図14】従来のエレベーターの群管理装置を示す構成
図である。
【符号の説明】 1 乗り場呼び登録ボタン 2 乗り場制御手段 3 群管理制御部 31 乗り場呼び制御手段 32 割当制御手段 33 共通情報伝送変換手段 331 乗り場情報伝送制御CPU 332 共通情報伝送制御CPU 333 双方向RAM 4 群管理共通情報伝送ライン 5 単体制御部 51 走行制御手段 52 号機別情報制御手段 6 単体・群管理間伝送ライン 7 号機別伝送ライン 7i,7j 伝送ライン 8 乗り場号機別情報制御手段 9 到着予報灯 10 乗り場情報制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階床間を運行する複数台のエレベー
    ターを一つの群として運行制御するエレベーターの群管
    理装置において、 各乗り場の号機毎に、号機別伝送ラインを介して乗り場
    呼び登録情報を伝送するとともに到着予報情報を受信す
    るよう設けられた乗り場情報制御手段と、 前記号機別伝送ラインに接続され、前記乗り場情報制御
    手段から伝送された乗り場呼び登録情報を抽出変換し、
    共通伝送ラインを介してそれぞれ出力する複数の共通情
    報伝送変換手段と、 この複数の共通情報伝送変換手段からの各乗り場呼び登
    録情報を前記共通伝送ラインを介して導入し、その乗り
    場呼び登録情報に対応する応答ランプ情報を生成し、そ
    の応答ランプ情報を前記号機別伝送ラインを介して対応
    する前記乗り場情報制御手段へ伝送する乗り場呼び制御
    手段と、 前記乗り場情報制御手段からの乗り場呼び登録情報を導
    入し、前記複数台のエレベーターの中の最適号機への割
    当信号を生成し、その割当信号を単体・群管理間伝送ラ
    インを介して伝送する割当制御手段と、 この割当制御手段からの割当信号を受信し、到着予報灯
    等の号機別情報を前記号機別伝送ラインを介して対応す
    る前記乗り場情報制御手段へ伝送する単体制御部とを備
    えたことを特徴とするエレベーターの群管理装置。
  2. 【請求項2】 伝送制御の主局となる前記単体制御部ま
    たは前記共通情報伝送変換手段のいずれか一方が故障し
    たとき、他方の共通情報伝送変換手段または単体制御部
    がその故障発生を検出して伝送制御の主局となるよう切
    替手段を具備することを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベーターの群管理装置。
  3. 【請求項3】 複数階床間を運行する複数台のエレベー
    ターを一つの群として運行制御するエレベーターの群管
    理装置において、 各乗り場に設けられ、伝送ラインを介して乗り場呼び情
    報を伝送するとともに複数の号機別到着予報情報を受信
    する乗り場情報制御手段と、 前記伝送ラインに対応して設けられ、伝送された乗り場
    呼び登録情報を抽出変換し、共通伝送ラインを介して出
    力する共通情報伝送変換手段と、 この共通情報伝送変換手段からの乗り場呼び登録情報を
    導入し、その乗り場呼び登録情報に対応する応答ランプ
    情報を生成し、その応答ランプ情報を伝送ラインを介し
    て対応する前記乗り場情報制御手段へ伝送する乗り場呼
    び制御手段と、 前記乗り場情報制御手段からの乗り場呼び登録情報を導
    入し、前記複数台のエレベーターの中の最適号機への割
    当信号を生成して単体・群管理間伝送ラインを介して伝
    送する割当制御手段と、 この割当制御手段からの割当信号を受信し、到着予報灯
    等の号機別情報を前記伝送ラインを介して対応する乗り
    場情報制御手段へ伝送する複数の単体制御部とを備えた
    ことを特徴とするエレベーターの群管理装置。
  4. 【請求項4】 伝送制御の主局となる前記複数の単体制
    御部または前記共通情報伝送変換手段の中のいずれかが
    故障したとき、共通情報伝送変換手段または他の単体制
    御部がその故障発生を検出して主局となるよう切替手段
    を具備することを特徴とする請求項3記載のエレベータ
    ーの群管理装置。
JP8205958A 1996-08-05 1996-08-05 エレベーターの群管理装置 Pending JPH1045344A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302350A (ja) * 2001-04-02 2002-10-18 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの通信制御装置
JP2004505868A (ja) * 2000-08-07 2004-02-26 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト 昇降機用モニター装置
KR20040041722A (ko) * 2002-11-11 2004-05-20 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터와 모터 제어용 제어보드
CN108545560A (zh) * 2018-06-22 2018-09-18 上海第二工业大学 一种含有多个电梯轿厢的电梯群控***及其建模方法

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