JPH1041908A - デジタル伝送装置 - Google Patents

デジタル伝送装置

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JPH1041908A
JPH1041908A JP8190216A JP19021696A JPH1041908A JP H1041908 A JPH1041908 A JP H1041908A JP 8190216 A JP8190216 A JP 8190216A JP 19021696 A JP19021696 A JP 19021696A JP H1041908 A JPH1041908 A JP H1041908A
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    • H04J3/02Details
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線回線を介してデジタル信号の送受信を行う
送受信装置と端末装置に接続された多重化装置との間の
有線回線にインタフェース装置を接続したデジタル伝送
装置に関し、Iインタフェース仕様のフレーム中の予備
ビット及び未使用ビットを使用せずに無線回線用フレー
ムを構成する。 【解決手段】インタフェース装置がIインタフェースに
よるフレームフォーマットで多重化装置と送受信を行う
とともに、このフレームフォーマットの同期ビット列を
無線回線用のサービス情報ビットに割り当てたフレーム
フォーマットで送受信装置を介して対向するインタフェ
ース装置と送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル伝送装置に
関し、特に無線回線を介してデジタル通信を行うデジタ
ル伝送装置に関するものである。
【0001】デジタル伝送装置においては、音声、画
像、データ等の情報をデジタル化し、多重化した高次群
デジタル信号が伝送路に送出される。この場合の伝送方
式としては、加入者線を介して高速デジタル回線で伝送
する方式と、マイクロ波やミリ波を用いた無線回線によ
り伝送する方式がある。
【0002】図9(1)は前者の高速デジタル回線で伝
送する方式におけるデジタル伝送装置を示したものであ
る。
【0003】図において、多重化装置40Aと光加入者
線終端装置(DSU)41Aとでデジタル伝送装置を構
成しており、多重化装置40Aは6Mbpsの多重化された
デジタル信号を送出し、光加入者線終端装置41Aは基
準クロック(図示せず)の供給を受けて同期を確立し、
高速デジタル専用回線である伝送路L6を介して接続さ
れた対向するデジタル伝送装置における光加入者線終端
装置41Bと多重化装置40Bとの間で送受信を行う。
【0004】このデジタル伝送装置は一般に用いられて
いるものであるが、例えば伝送路L6に故障が発生する
と送受信が不可能となってしまう。また、近くのビル間
や工場内ではわざわざ外部の加入者線を使用したので
は、通信費等のコストが継続に必要となってしまう。
【0005】そこで、同図(2)に示すように後者の無
線伝送路L3を用いたデジタル伝送装置が開発されてい
る。
【0006】この場合には、多重化装置40A,40B
と加入者線終端装置42A,42Bと送受信装置(MR
U)42A,42Bとでそれぞれデジタル伝送装置を構
成しており、多重化装置40A,40Bがそれぞれ伝送
路L1,L5を介して加入者線終端装置41A,41B
に接続されており、さらにそれぞれ伝送路L2,L4を
介して送受信装置(MRU)42A,42Bに接続され
ている。そして、2つの送受信装置42A,42Bは無
線回線L3を介して接続されている。
【0007】これにより、多重化装置40A−40B間
の接続を、送受信装置43A,43Bと加入者線終端装
置41A,41Bとの2系列にしてその故障時のバック
アップを可能とし、また加入者線を使用することなく大
容量の自営ネットワークを構築可能にしている。
【0008】このようなデジタル伝送装置において無線
回線L3上で使用されるフレームは図10に示されるよ
うに、3バイトのフレーム同期ビット(チャネル)FSR
と、4ビットの回線識別用ビットIDと、1ビットの自
局端末(DTE)状態識別ビットUAIS(または回線状態
識別ビットS)と、3ビットの空きビットと、ビットL
PBA〜LPBCを含む1バイトのループバック試験用
ビットと、98バイトの情報転送ビットTS1〜TS98
(Hチャネル+Dチャネル+空きチャネル)と、5ビッ
トの無線フレーム用CRC−5チェックビットek1〜e
k5とで構成されており、速度は6.592Mb/sである。
【0009】このような無線回線用フレームは情報転送
ビットTS1〜TS98の他に同期ビットFSRとサービス
情報ビットID,UAIS/S,LPBA〜LPBCと
をオーバーヘッドとして別に持ち、多重化装置40A,
40Bからのフレーム信号よりビットTS1〜TS98
k1〜ek5を抜き出し無線フレームに乗せ換えて伝送し
ていた。
【0010】このため、このようなデジタル伝送装置に
おいては無線回線用のフレームを新たに生成してビット
付加するというフォーマット変換を行わなければ無線回
線特有のビットID,UAIS/S,LPBA〜LPB
Cを転送することができないため回路構成が複雑になっ
たり速度変換回路が必要になるという問題がある。
【0011】したがって、無線回線特有のビットを新た
に付加することなくデジタル伝送が行える装置が必要に
なっている。
【0012】
【従来の技術】上記の無線回線特有のビットを新たに付
加する必要の無いデジタル伝送装置としては図11に示
すように本発明者が特開平1−293031号公報にお
いて既に提案されている。
【0013】ここでは、デジタル伝送装置としての無線
端局をマスター側とスレーブ側とに分けてワイヤレスリ
ンク区間を形成している。マスター側の無線端局は多重
化装置50Aと、この多重化装置50Aに伝送路L1を
介して接続されたインタフェース装置51Aと、このイ
ンタフェース装置51Aに伝送路L2を介して接続され
た送受信装置(MRU)52Aとで構成されており、ス
レーブ側の無線端局は同様にして、多重化装置50B
と、この多重化装置50Bに伝送路L5を介して接続さ
れたインタフェース装置51Bと、このインタフェース
装置51Aに伝送路L4を介して接続された送受信装置
52Bとで構成されている。
【0014】また、各多重化装置50A,50Bは、図
9(1)に示したように光加入者線終端装置41と高速
デジタル専用回線L6とを介してもワイヤレスリンク区
間において並列に接続されている。
【0015】さらに多重化装置50Aは、図11に示す
ようにデータ端末装置である、データ処理装置54と、
PBX(構内交換機)55を介して接続された電話機ま
たはファクシミリ受信機56と、テレビ会議装置57と
に接続されており、図示していないが、多重化装置50
Bも同様である。
【0016】この構成例においては、図9(2)におけ
る加入者線終端装置42A,42Bの代わりにインタフ
ェース装置51A,51Bが用いられており、このイン
タフェース装置51A,51Bは、デジタル伝送装置が
ワイヤレスリンク区間での通信を行う際、送受信装置5
2A,52Bと多重化装置50A,50Bとのインタフ
ェースを行う。
【0017】すなわち、データ端末装置54〜57から
の出力信号は例えばマスタ側の多重化装置50Aにより
多重化され、図12に示すような国内基準であるYイン
タフェース仕様と称されるフレームフォーマット(図示
せず)に変換される。
【0018】このフレームフォーマットは同図(1)に
示すように98バイトの情報転送ビットTSと5ビット
のスーパーフレームのサービス情報ビットSFとで構成
されるフレーム(図10に示した無線回線用フレームの
内、情報転送用ビットTS1〜TS98とCRC−5チェ
ックビットek1〜ek5のみを用いたフレーム)であり、
サービス情報ビットSF中の所定位置に、図12(2)
に示したビットCRV(フレーム同期ビット)及びビッ
トS(回線状態識別ビット)を挿入した信号である。そ
して、4つのフレーム(4マルチフレーム)で1つのス
ーパーフレームを構成している。
【0019】このフレームを受けたインタフェース装置
51Aでは、これに基づいて無線フレームを生成する。
【0020】この無線フレームにおいては、同図(3)
に示すように、情報転送用ビットTS1〜TS98はその
ままであるが、サービス情報ビットSFは伝送路の品質
監視のため、1フレーム毎にパリティビットPがフレー
ムの最後尾に挿入され、また、スーパーフレームの第2
フレーム(又は第4フレーム)に4ビットの回線識別信
号IDが挿入される。
【0021】この他に、フレーム同期を取るために3ビ
ットの信号F(FFF=111)が挿入され、パリティ
ビットPのためにビットCRVの挿入位置が変更され
る。また、この時点までの故障発生を示すビットUNR
が所定の位置に挿入される。
【0022】上記のサービス情報ビットSFを4マルチ
フレーム化することによりYインタフェース仕様のフレ
ームとして無線回線用の同期化を図っている。
【0023】そして、送受信装置52A及び無線回線L
3を介して対向するスレーブ側の送受信装置52Bに伝
送され、インタフェース装置51Bで元のフレームフォ
ーマットに戻し、多重化装置50Bを介してデータ端末
装置(図示せず)に分離され伝送される。スレーブ側か
らマスタ側への反対方向の場合も同様である。
【0024】そして、インタフェース装置では、転送さ
れて来るフレーム中のサービス情報ビットSFを監視
し、その符号誤り率の測定を行ってその符号誤り率が一
定の値以上となったときにアラーム信号を発生する。ま
た、テスト時において、テストパターンを発生しその結
果に基づいてアラーム信号を送出するようにしている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記のYインタフェー
ス仕様による無線フレーム(図12(3)参照)を現在
の国際的な要請であるIインタフェース仕様で実現しよ
うとすると図13に示すようなフレーム構成となる。
【0026】すなわち、この無線回線用フレームにおい
ては、スーパーフレームの1番目のフレームにおける4
ビットが同期ビットFSに割り当てられており、UNI
(UserNetwork Interface)保守信号用ビットmが1ビッ
ト分割り当てられている。2番目のフレームにおいては
5ビット全てが同期ビットFSに割り当てられている。
【0027】3番目のフレームにおいては、インタフェ
ース装置間の回線状態識別ビットSが1ビット、ループ
バック試験用ビットLPBA〜LPBCが3ビット、そ
れに1ビットの保守用ビットmが割り当てられている。
最後の4番目のフレームは元のCRC−5チェックビッ
トek1〜ek5がそのまま割り当てられている。
【0028】この無線回線用フレームにおいては、同期
ビットFSはそのまま使用し、その他のサービス情報ビ
ットS,LPBA〜LPBC,m,及びek1〜ek5が使
用されているが、これらの内、3番目のフレームにおけ
るビットS,LPBA〜LPBC,mは、Iインタフェ
ース仕様のフレームフォーマットにおいては、現在、U
NI(有線回線)用に予備ビットX及び未使用ビットa
(図1(1)のフレームフォーマット(A)及び(D)
参照)として割り当てられているものであり、使われて
いる可能性のあるビットであるため、Iインタフェース
仕様にはそのまま適用できないという問題があった。
【0029】したがって本発明は、無線回線を介してデ
ジタル信号の送受信を行う送受信装置と端末装置に接続
された多重化装置との間の有線回線にインタフェース装
置を接続したデジタル伝送装置において、Iインタフェ
ース仕様のフレーム中の予備ビット及び未使用ビットを
使用せずに無線回線用フレームを構成することを目的と
する。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るデジタル伝送装置は、インタフェース
装置が、多重化装置から受信したIインタフェース仕様
によるフレームの同期ビット列を無線回線用のサービス
情報ビットに割り当てたフレームフォーマットで該送受
信装置を介して対向するインタフェース装置に送信する
ための手段と、該対向するインタフェース装置から受信
したフレームにおける該無線回線用サービス情報ビット
を該Iインタフェース仕様によるフレームに戻して該多
重化装置に送信するための手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0031】上記の送信手段は、該無線回線用サービス
情報ビットの所定位置に該インタフェース装置間の無線
フレーム同期を取るためのビットを挿入する手段を有す
ることができる。
【0032】また上記の送信手段は、該無線回線用サー
ビス情報ビットの所定位置に無線回線識別を行うための
ビットを挿入する手段を有することもできる。
【0033】また上記の送信手段は、該無線回線用サー
ビス情報ビットの所定位置に自局の多重化装置の状態を
対向する多重化装置に転送するためのビットを挿入する
手段を有することもできる。
【0034】また上記の送信手段は、該無線回線用サー
ビス情報ビットの所定位置に該インタフェース仕様の試
験のためのループバック制御用ビットを挿入する手段を
有し、該インタフェース装置が、該ループバック制御用
ビットを自局内で生成する手段と、該生成されたループ
バック制御用ビット又は他のインタフェース装置からの
ループバック制御用ビットを検出する手段と、該検出手
段による検出結果に従ってループバックさせる手段と、
を有することもできる。
【0035】さらに上記のインタフェース装置は、該多
重化装置から受信した該Iインタフェース仕様によるフ
レーム中の有線回線保守信号用ビット位置に該インタフ
ェース装置間の回線状態を識別するためのビットを挿入
する手段を有することもできる。
【0036】そしてさらに該インタフェース装置は、該
有線回線保守信号用ビット位置に該インタフェース装置
間の回線状態識別ビットを挿入するか、またはそのまま
スルーで転送させるかを選択可能にする手段を有するこ
とも可能である。
【0037】上記の本発明の各手段を以下に図を用いて
例示する。図1(1)は本発明にも適用可能な図11に
示したデジタル伝送装置(無線端局)における多重化装
置−インタフェース装置間のフレーム構成を示したもの
で、このフレーム構成は国際化されたIインタフェース
仕様のフレームフォーマット(有線回線用)そのものを
示しており、無線回線フレームが図12(1)と同様に
サービス情報転送ビットTS1〜TS98と5ビットのス
ーパーフレームSFとで構成されており、この内のスー
パーフレームSFは4マルチフレームで構成されてい
る。
【0038】すなわち、スーパーフレームの内の1番目
のフレームにおいて4ビットが同期ビットFSに割り当
てられ、1ビットがUNI(有線回線上の)保守信号用
ビットmに割り当てられている。2番目のフレームは5
ビットとも同期ビットFSが割り当てられており、3番
目のフレームは3ビットが予備ビットXに割り当てら
れ、1ビットが未使用ビットaに割り当てられ、そして
もう1ビットがUNI保守信号用ビットmに割り当てら
れている。最後の4番目のフレームは5ビットがUNI
用CRC−5チェックビットe1〜e5に割り当てられて
いる。
【0039】このようなIインタフェース仕様によるフ
レーム(有線回線上のフレーム)はインタフェース装置
50A,50Bにおいて図1(2)に示すようにスーパ
ーフレームSF’が変換されて送受信装置(MRU)5
2A,52Bより無線フレームとして無線回線L6に送
出される。
【0040】すなわち、同図(1)に示したサービス情
報ビットSFのフレームフォーマット(A)及び(D)
における9ビットのフレーム同期ビットFSが“1”又
は“0”の固定パターンであることに着目し、インタフ
ェース装置50A,50Bから送受信装置52A,52
Bを介して無線回線上を流れるフレームはこのフレーム
同期ビットFSに無線特有のサービス情報を配置するこ
とでUNI用の情報信号に影響を与えることなく両方と
も転送できるようにし、且つマルチフレームの1つのフ
レーム内に同種類の情報ビットを並べて配置するように
して回路の簡素化を図ったものである。
【0041】これをより具体的に説明すると、1番目と
2番目のフレームにおけるフレーム同期ビットFSの図
示の所定位置に、無線フレーム同期信号(CRV)を示
すビットVと、ループバック信号LPBA〜LPBC
と、回線識別信号ID1〜ID4と、自局の状態識別ビッ
トUAISと、を割り当て、ビットmの位置にはインタ
フェース間の回線状態識別ビットSを割り当てている。
【0042】また、3番目のフレームにおけるUNI保
守信号用ビットmはドント・ケアに設定している。な
お、4番目のフレームは無線フレーム用のCRC−5チ
ェックビットek1〜ek5に割り当てられており、実質的
にUNI用CRC−5チェックビットe1〜e5と同じ信
号である。
【0043】図2は図1に示した本発明に用いるフレー
ム構成例(1)の変形例を示したもので、この場合に
は、図1(2)に示したインタフェース装置−送受信装
置間のフレームフォーマット(B)及び(C)における
インタフェース装置間の回線状態識別ビットSは用いず
に元の保守用ビットmを用いるとともに3番目のフレー
ムも図2(1)に示した有線回線用UNIフレーム
(A)及び(D)と同じものに設定されている。
【0044】このようなデジタル伝送装置においては、
図11を参照すると、データ端末装置54〜57からの
出力信号が多重化装置50Aで多重化され、図1に示す
フレームフォーマット(A)に変換される。
【0045】フレームフォーマット(A)に変換された
信号はインタフェース装置51Aに転送され、ここでフ
レームフォーマット(B)に変換され、さらに送受信装
置52Aを介して対向する送受信装置52Bに無線回線
L3を介して伝送され、インタフェース装置51Bでフ
レームフォーマット(D)に変換され、多重化装置50
Bを介してデータ端末装置(図示せず)に分離され伝送
される。
【0046】同様にして反対方向の伝送も多重化装置5
0Bからのフレームフォーマット(A)をインタフェー
ス装置51Bにおいてフレームフォーマット(C)に変
換し、対向するインタフェース装置51Aに送り、この
インタフェース装置51Aにおいて再びフレームフォー
マット(D)に変換して多重化装置50Aに変換するよ
うにしている。
【0047】このようなフレームフォーマットの基本構
成は同じであり速度を変える必要が無いため、無線フレ
ームを生成するときの速度変換回路が不要となり回路の
簡素化を図ることができる。
【0048】また、フレーム同期ビットFSは固定ビッ
トであるのでインタフェース装置において容易に発生す
ることができるので多重化装置へのフレーム同期信号に
は何ら悪影響を及ぼさない。
【0049】また、上記のような無線回線用のサービス
情報ビット(V,LPBA〜LPBC,S,ID1〜I
4,UAIS)を全て配置できるので、ビットSによ
る無線回線状態の転送、折り返し信号LPBA〜LPB
Cによる複数箇所での別々の折り返し試験が可能となる
ため障害の切り分けが容易となり、またビットID1
ID4により無線回線のオーバーリーチや他局からの同
一周波数の誤った受信を防止することが可能となり、さ
らにはビットUAISにより他局の端末装置の状態を識
別することが可能となる。
【0050】また、ビットLPBA〜LPBC及びID
1〜ID4が同一ショートフレーム内に配置できるため該
当する情報ビットの抽出が容易に可能となる。
【0051】さらに、上記の如く多重化装置のフレーム
フォーマットとビット速度が同一でありフレーム同期ビ
ット及びビットm以外の部分に影響を与えていないので
多重化装置の信号をスルー接続に切り換えて転送する回
路が簡単に実現可能となり両方の方式をサポートする機
能が実現できる。
【0052】
【発明の実施の形態】図3は図11に示した本発明に係
るデジタル伝送装置に使用されるインタフェース装置の
実施例を示したもので、このインタフェース装置は図1
1に示したインタフェース装置51A,51Bに設けら
れるものである。
【0053】図中、1はループバック器を示し、端子ウ
及びエは多重化装置50A,50B(図11参照)に接
続されており、図1に示したフレーム構成例(1)の場
合を中心に説明すると、多重化装置からのデータDAT
A1は通常はこのループバック器1の端子ウからイへ送
られる。このデータDATA1は図1(1)のフレーム
フォーマット(A)を有している。
【0054】ループバック器1を通過したデータDAT
A1は入力断検出器2により信号の振幅の有無を判定
し、信号の振幅が無ければ入力断検出信号INA・LM
1を発動(“1”に設定)する。
【0055】また、フレーム同期器3はデータDATA
1のスーパーフレームSFにおけるフレーム同期ビット
S(スーパーフレームSFのビット列第1フレーム
「1100」,第2フレーム「10100」)を検出
し、一致しており且つ入力断検出信号IN・ALM1が
発動されていなければ同期したものとしてタイミング発
生器4から図1のフレームフォーマット(B)に示す各
ビットに対応した各種のタイミングを正常に送出する。
【0056】フレーム同期器3においてフレーム同期ビ
ットFSが検出されないか又は入力断検出信号IN・A
LM1が発動されていれば“異常”であるとして信号R
EC1を発動する。
【0057】RAI検出器5はデータDATA1に同期
したタイミング発生器4からのUNI保守信号用ビット
mの位置のタイミングによりデータDATA1における
ビットmを監視し、「111111110000000
0」の繰り返しパターンであれば正常と見做し、RAI
を“0”とし、それ以外であれば異常と見做して信号R
AIを“1”に発動する。
【0058】このとき、インタフェース装置が図2のフ
レーム構成例(2)のモードであるときは信号INHが
“1”に発動され、これによりRAI検出器5で検出し
た信号RAIの発動を無効にしている。
【0059】主信号全1発生器6は通常状態では何もせ
ずデータDATA1をそのまま通過させるが、フレーム
同期器3において非同期状態であると判定されて発動状
態の信号REC1を受けた場合には、データDATA1
を全部“1”(ALL“1”)に置き換えて送出する。
【0060】S挿入器7はタイミング発生器4からのイ
ンタフェース装置間回線状態識別ビットSの位置のタイ
ミングにより後述する信号REC2を監視し、この信号
REC2が発動されていればビットSを“1”に発動す
るが、このときに信号INHが発動されていればデータ
DATA1中のビットm(2ビット)をそのまま送出す
る。信号REC2が発動されていなければビットSは発
動しない。
【0061】UAIS挿入器8はタイミング発生器4か
らの自局端末状態識別ビットUAISの位置のタイミン
グにより信号REC1を監視し、これが発動状態にあれ
ばビットUAISを発動する。
【0062】a挿入器9はタイミング発生器4からの未
使用ビットaの位置のタイミングによりビットaを
“1”にして送出する。
【0063】V挿入器10はタイミング発生器4からの
無線フレーム同期信号ビットVの位置のタイミングによ
りこのビットVを“1”にして送出する。
【0064】ID挿入器11はタイミング発生器4から
のビットID1〜ID4の位置のタイミングによりID設
定器13によって設定されたビットパターンを送出す
る。このID設定器13の実施例が図4に示されてお
り、またIDパターンの実施例が図5に示されている。
【0065】すなわち、このID設定器13は4つのス
イッチIDSW1〜4とシフトレジスタ130とで構成
されており、クロックによりスイッチIDSW1〜4の
設定値“1”又は“0”が図5のパターン例に示すよう
に次々にシフトされ、ビットID1〜ID4として出力さ
れるようになっている。
【0066】LPB挿入器12はタイミング発生器4か
らのビットLPBの位置のタイミングにより、LPB制
御器14で設定(プリセット)されたループバック信号
LPBA〜LPBC又は送受信装置52A,52B(図
11参照)から受信し(後述する)LPB検出器23で
検出された信号LPBA・ANS〜LPBC・ANSを
送出する。
【0067】LPB制御器14は図6に示すように構成
されており、マスター−スレーブ切替スイッチSW1〜
SW6とスイッチLPSWA〜LPSWCとオアゲート
OR1〜OR3とを含んでいる。
【0068】スイッチSW1〜SW6がスレーブ側に切
り替えられているとき、LPB検出器23で検出された
信号LPBA・ANS〜LPBC・ANSと各スイッチ
LPSWA〜LPSWCの出力信号(論理“1”レベ
ル)がそれぞれオアゲートOR1〜OR3に入力され、
論理和が取られてループバック検出信号LPBB・AN
S〜LPBC・ANSまたはスイッチLPSWB〜LP
SWCによりループバック信号LPBB〜LPBCがそ
れぞれループバック器1又は18に出力されてループバ
ック制御されるようになっている。この場合、ループバ
ック信号LPBA〜LPBCはLPB挿入器12に対す
るプリセットデータにも成っている。
【0069】また、スイッチSW1〜SW5がマスター
側に切り替えられているときには、スイッチLPSWA
〜LPSWCによるプリセットデータLPBA〜LPB
CがLPB挿入器12に出力されてループバック制御さ
れるようになっている。
【0070】合成器15は上記の発生器6及び挿入器7
〜12からの出力信号を合成し、この合成した信号をC
RC演算・挿入器16でCRC−5の演算を行い、その
演算結果をタイミング発生器4からの信号CRC1のタ
イミングにより無線フレーム用CRC−5チェックビッ
トek1〜ek5に挿入する。
【0071】CMI符号器17はCRC演算・挿入器1
6からのNRZ(Non-Return to Zero)のデータの信号を
CMI信号に符号変換すると同時にタイミング発生器4
からの無線フレーム同期信号ビットVの位置のタイミン
グによりCMI信号にバイオレーション(CMI信号の
“1”の符号則をビットVの部分だけ違反させること)
を行う。
【0072】ループバック器18は通常はCMI符号器
17からのCMI符号化され且つ図1(1)のフレーム
フォーマット(B)を持った信号を送受信装置52A,
52Bに送出するが、LPB制御器14よりループバッ
ク信号LPBAが与えられた場合は端子オからカに信号
を折り返して自分の受信入力とする。またLPB制御器
14によりループバック信号LPBBが与えられた場合
は送受信装置52A,52Bからの受信信号を端子キか
らクへ折り返して再び送受信装置52A,52Bに送出
する。
【0073】ループバック器18の端子キ及びクに接続
された送受信装置52A,52Bからのスレーブ側の信
号RXは通常はループバック器18を端子クからカに通
過し、CMI復号器20で図1に示したフレームフォー
マット(B)を有するCMI信号からNRZ信号のデー
タDATA2に変換される。またバイオレーションを検
出し、無線フレーム同期ビットVの位置を発動状態にす
る。
【0074】受信信号RXは入力断検出器19において
信号の振幅の有無が判定され、その振幅が閾値を越えて
いなければ信号IN・ALM2を発動する。
【0075】フレーム同期器21は、CMI復号器20
で検出された同期ビットVが発動状態にあり且つ信号I
N・ALM2が発動状態でなく、さらにID検出器24
において検出されたビットID1〜ID4がID設定器1
3で設定(プリセット)された回線識別ビットID1
ID4と一致しているか否かを判定したID判定信号が
一致を示していれば同期したものとしてタイミング発生
器22に対して制御信号を与え、図1に示したフレーム
フォーマット(B)に示す各ビットに対応した各種のタ
イミングをタイミング発生器22から正常に送出させ
る。
【0076】またフレーム同期器21は、ビットV及び
ビットID1〜ID4により非同期が発動されているかま
たは信号IN・ALM2が発動状態にあれば異常である
として信号REC2を発動状態にする。
【0077】LPB検出器23はタイミング発生器22
からのデータDATA2に同期したビットLPBA〜L
PBCの位置のタイミングによりデータDATA2の中
の信号LPBA〜LPBCを検出し、その情報をLPB
制御器14に送出する。
【0078】ID検出器24はタイミング発生器22か
らのビットID1〜ID4の位置のタイミングによりデー
タDATA2におけるビットID1〜ID4を検出し、I
D設定器13で設定されたビットID1〜ID4と一致し
ているか否かを判定し、上記のようにそのID判定信号
をフレーム同期器21に送出する。
【0079】UAIS検出器25はタイミング発生器2
2からのビットUAISの位置のタイミングによりデー
タDATA2における自局端末状態識別ビットUAIS
を検出し、これが発動状態にあれば対向する多重化装置
が異常であるとして信号REC2を発動状態“1”にす
る。
【0080】S検出器26はタイミング発生器22から
のビットSの位置のタイミングによりDATA2におけ
るインタフェース装置間回線状態識別ビットSを検出
し、これが発動状態であれば相手のインタフェース装置
が異常であるとして信号REC1を発動状態にする。
【0081】タイミング発生器27は図1のフレームフ
ォーマット(D)の各種フレームタイミングを発生する
ものである。
【0082】m挿入器28は、タイミング発生器27か
らの保守信号用ビットmの位置のタイミングにより、S
検出器26からのビットSによる異常を示す信号REC
1またはフレーム同期器3からの信号REC1による異
常が発動されたときにビットmに「01111110」
の繰り返しパターンを挿入し、多重化装置に異常を知ら
せる。また、正常であればビットmに「1111111
100000000」の繰り返しパターンを送出する。
【0083】この場合、図2に示したフレーム構成例
(2)のモードであるときにはモード切替信号INHが
発動されているので、ビットmはそのまま送出される。
【0084】FS挿入器29は多重化装置に対して再び
固定フレームパターンである「110010100」を
発生させ、タイミング発生器27からのフレーム同期ビ
ットFS(図1(1)のフレームフォーマット(D)参
照)の位置のタイミングにより送出する。
【0085】a挿入器30はタイミング発生器27から
の未使用ビットaのタイミングによりビットaを“1”
にして送出する。
【0086】合成器31はCMI復号器20からの信号
TS1〜TS98と予備ビットX、m挿入器28からのビ
ットm、FS挿入器29からのビットFS、及びa挿入器
30からのビットaを合成する。
【0087】CRC演算・挿入器32は合成器31で合
成された信号に対してCRC−5演算を施し、その結果
をタイミング発生器27からのCRC2のタイミングに
よりUNI用CRC−5チェックビットe1〜e5に挿入
する。
【0088】AIS発生器33はフレーム同期器21か
らの信号IN・ALM2の発動状態または非同期状態、
或いはUAIS検出器25からのビットUAISの発動
状態による信号REC2の発動により全信号を“1”に
する。
【0089】異常がなければAIS発生器33は合成器
31及びCRC演算・挿入器32により生成された図1
のフレームフォーマット(D)を有する信号を送出す
る。
【0090】送出された信号はループバック器1の端子
アからエを通って多重化装置へ送出される。
【0091】このとき、ループバック制御LPBCが行
われていればこの信号は端子アからイへ折り返されて再
び送信側の信号となる。
【0092】なお、図3において概略的には、装置部分
1〜18が、多重化装置から受信したIインタフェース
仕様によるフレームの同期ビット列を無線回線用のサー
ビス情報ビットに割り当てたフレームフォーマットで送
受信装置を介して対向するインタフェース装置に送信す
るための手段を構成している。
【0093】また、装置部分19〜33は、送受信装置
を介して対向するインタフェース装置から受信したフレ
ームにおける該無線回線用サービス情報ビットを該Iイ
ンタフェース仕様によるフレームに戻して該多重化装置
に送信するための手段を構成している。
【0094】次に、図2に示したフレーム構成例(2)
の場合について説明すると、上記においても触れたよう
に、図1のフレーム構成例(1)におけるビットSとド
ント・ケア(−で示す)のビットを挿入する代わりに、
モード切替信号INHによりデータDATA1中のビッ
トmをそのまま合成器15において合成しているだけで
ある。
【0095】すなわち、タイミング発生器4からのタイ
ミングの発生をビットSとドント・ケアのときだけデー
タDATA1となるようにしている。
【0096】また、m挿入器28においても、S検出器
26からの信号REC1に関わらずタイミング発生器2
7からの保守信号用ビットmの位置のタイミングによ
り、ビットmをそのまま送出する点が図1の場合と異な
っており、その他を含めて図1の場合と同様である。
【0097】図3に示すインタフェース装置のビットS
及びUAISに関する動作を図7を参照して説明する
と、無線回線L3が断状態になった場合はインタフェー
ス装置間回線状態識別ビットSが“1”となり主信号を
全て“1”にする。
【0098】これとともに、インタフェース装置51A
では多重化装置50Aにフレームフォーマット(C)の
ビットSからUNI保守信号用ビットmに変換したフレ
ームフォーマット(D)と、全“1”の主信号とから成
るAIS信号を伝送路L1を介して伝送し無線回線断を
示す。
【0099】多重化装置50Aにおいては、AIS信号
をフレームフォーマット(A)におけるmビットを異常
を示すパターンに設定してインタフェース装置51Aに
送ると、インタフェース装置51Aでは該パターンを判
定して信号RAIを発動する。
【0100】また、伝送路L1が断状態になったときに
は多重化装置50Aで信号RECとして検出され、これ
がフレームフォーマット(A)のビットmによりインタ
フェース装置51Aに送られて来るので、インタフェー
ス装置51Aではこの場合も信号RAIを発動する。
【0101】また、インタフェース装置51Bから多重
化装置50Bの方向においても同様の伝送を行い、無線
回線断によるAIS信号を多重化装置50Bに伝送する
ことが可能となる。
【0102】さらに、対向する多重化装置50Bからの
フレームフォーマット(A)の信号が断になった場合
は、フレーム同期器3において信号REC1として検出
し、インタフェース装置51BにおいてビットUAIS
に変換し、すなわち主信号を全て“1”にして、対向す
るインタフェース装置51Aにフレームフォーマット
(C)で伝送し、さらに多重化装置50Aに伝送する。
多重化装置50Aから多重化装置50Bの方向において
も同様に伝送を行う。
【0103】次に、折り返し試験を行う場合の動作を図
7及び図8を参照して説明する。図において、は図1
のフレームフォーマット(C)及び(D)における情報
ビットLPBAにより行われる折り返し制御ルートを示
しており、インタフェース装置51AのLPB制御器1
4でループバック器18に対して端子オからカへの折り
返し制御(LPBA制御)を行うとともにプリセットさ
れLPB挿入器12でビットLPBAに挿入されて送出
され、ループバック器18の端子オからカを経て送信し
た信号の全てを折り返すとともに、LPB検出器23に
おいてビットLPBAを検出し、その検出信号をビット
LPBA・ANSとして折り返し中であることを例えば
表示装置(図示せず)に示す。
【0104】は図1の情報ビットLPBBにより行わ
れる折り返し制御ルートを示しており、インタフェース
装置51Aより送出され、対向したインタフェース装置
51BにおけるLPB検出器23によって検出され、検
出ビットLPBB・ANSを受けてLPB制御器14が
ループバック器18を制御することにより、受信信号R
Xをその端子クからキにループバックさせ、折り返し中
であることをインタフェース装置51Aに情報伝送する
とともに受信した信号を全て折り返す。
【0105】はルートと同様にインタフェース装置
51A−51B間の折り返しであるが、それぞれビット
LPBC及びLPBC・ANSとして動作し、ビットL
PBCをLPB検出器23で検出し、LPB制御器14
を介してループバック器1を制御することにより、受信
信号をその端子アからイにループバックさせる点が異な
っている。
【0106】このように折り返し地点がそれぞれインタ
フェース装置51A,51Bの出口/入口で行われるた
め、このインタフェース装置内か外なのかの切り分けが
容易に可能となる。
【0107】さらに、他の無線端局からの信号に誤同期
することを防止するためにビットID1〜ID4により図
5に示した如く16通りのパターンをインタフェース装
置51AのID設定器13(図4参照)より発生させ、
図1のフレームフォーマット(B)のビットID1〜I
4に挿入し、対向するインタフェース装置51BのI
D検出器24により検出し、インタフェース装置51B
で設定したビットID1〜ID4と一致させるようにし、
重要データの流出の防止を図っている。
【0108】この場合、ビットID1〜ID4と4ビット
を用いることができるため16通りのパターンが実現で
き、並設した回線が16本あっても重要データの流出防
止が可能となる。
【0109】多重化装置50Aからの信号をそのまま多
重化装置50Bに伝送する場合はインタフェース装置5
1A及び51B内の信号INHを発動することにより、
図2のフレームフォーマット(B)及び(C)とするこ
とで実現が可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るデジタ
ル伝送装置によれば、インタフェース装置がIインタフ
ェースによるフレームフォーマットで多重化装置と送受
信を行うとともに、このフレームフォーマットの同期ビ
ット列を無線回線用のサービス情報ビットに割り当てた
フレームフォーマットで送受信装置を介して対向するイ
ンタフェース装置と送受信を行うように構成したので、
多重化装置からのIインタフェース信号の基本フォーマ
ットを変えることなく無線回線特有に必要なサービス情
報ビットの配置が可能となり、無線システムの監視や保
守において折り返し機能により容易に障害を発見できる
こととなる。
【0111】また、無線システム同士の誤った受信に対
する保護が可能となり、且つ対向したデジタル端末装置
の状態や対向したインタフェース装置の状態の通知が可
能となる。
【0112】さらには多重化装置の信号をスルーで伝送
する場合もフレーム同期ビット以外の部分に影響を与え
ていないので簡単に切り換えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル伝送装置に用いられるフ
レームフォーマットの構成例(1)を示した図である。
【図2】本発明に係るデジタル伝送装置に用いられるフ
レームフォーマットの構成例(2)を示した図である。
【図3】本発明に係るデジタル伝送装置に用いられるイ
ンタフェース装置の実施例を示したブロック図である。
【図4】本発明に係るデジタル伝送装置のインタフェー
ス装置に用いられるID設定器の実施例を示したブロッ
ク図である。
【図5】図4に示したID設定器により設定されるビッ
トID1〜ID4のパターン実施例を示した図である。
【図6】本発明に係るデジタル伝送装置におけるインタ
フェース装置に用いられるLPB制御器の実施例を示し
た回路図である。
【図7】本発明に係るデジタル伝送装置に用いられる各
種情報ビットの伝送ルートを示す図である。
【図8】本発明に係るデジタル伝送装置における折り返
し(ループバック)試験ルートを説明するためのブロッ
ク図である。
【図9】デジタル伝送装置の一般的な従来技術を説明す
るためのブロック図である。
【図10】従来の無線回線用フレームフォーマット例
(1)を示した図である。
【図11】従来例及び本発明に共通な無線通信システム
の構成例を示したブロック図である。
【図12】Yインタフェース仕様によるフレーム構成例
を示した図である。
【図13】Iインタフェース仕様によるフレームのサー
ビス情報ビット例を示した図である。
【符号の説明】
1,18 ループバック器 2 入力断検出器 3 フレーム同期器(ビットFS の1100 10100を検出) 4 タイミング発生器 5 RAI検出器(ビットmの01111110又は1111111100
000000を検出) 6 主信号全1発生器 7 S挿入器 8 UAIS挿入器 9,30 a挿入器 10 V挿入器 11 ID挿入器 12 LPB挿入器(LPBA・ANS〜LPBC・A
NSも挿入) 13 ID設定器 14 LPB制御器 15,31 合成器 16,32 CRC演算・挿入器 17 CMI符号器 19 入力断検出器 20 CMI復号器 21 フレーム同期器(Vビットを検出) 22,27 タイミング発生器 23 LPB検出器 24 ID検出器 25 UAIS検出器 26 S検出器 28 m挿入器 29 FS挿入器(ビットFSの1100 10100を挿入) 33 AIS発生器(全信号1) 50A,50B 多重化装置 51A,51B インタフェース装置 52A,52B 送受信装置(MRU) 54〜57 データ端末装置 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線回線を介してデジタル信号の送受信を
    行う送受信装置と端末装置に接続された多重化装置との
    間の有線回線にインタフェース装置を接続したデジタル
    伝送装置において、 該インタフェース装置が、該多重化装置から受信したI
    インタフェース仕様によるフレームの同期ビット列を無
    線回線用のサービス情報ビットに割り当てたフレームフ
    ォーマットで該送受信装置を介して対向するインタフェ
    ース装置に送信するための手段と、該対向するインタフ
    ェース装置から受信したフレームにおける該無線回線用
    サービス情報ビットを該Iインタフェース仕様によるフ
    レームに戻して該多重化装置に送信するための手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタル伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該送信手段が、該無線回線用サービス情報ビットの所定
    位置に該インタフェース装置間の無線フレーム同期を取
    るためのビットを挿入する手段を有することを特徴とし
    たデジタル伝送装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 該送信手段が、該無線回線用サービス情報ビットの所定
    位置に無線回線識別を行うためのビットを挿入する手段
    を有することを特徴としたデジタル伝送装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、 該送信手段が、該無線回線用サービス情報ビットの所定
    位置に自局の多重化装置の状態を対向する多重化装置に
    転送するためのビットを挿入する手段を有することを特
    徴としたデジタル伝送装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4のいずれかにおいて、 該送信手段が、該無線回線用サービス情報ビットの所定
    位置に該インタフェース仕様の試験のためのループバッ
    ク制御用ビットを挿入する手段を有し、該インタフェー
    ス装置が、該ループバック制御用ビットを自局内で生成
    する手段と、該生成されたループバック制御用ビット又
    は他のインタフェース装置からのループバック制御用ビ
    ットを検出する手段と、該検出手段による検出結果に従
    ってループバックさせる手段と、を有することを特徴と
    したデジタル伝送装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5のいずれかにおいて、 該インタフェース装置が、該多重化装置から受信した該
    Iインタフェース仕様によるフレーム中の有線回線保守
    信号用ビット位置に該インタフェース装置間の回線状態
    を識別するためのビットを挿入する手段を有することを
    特徴としたデジタル伝送装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 該インタフェース装置が、該有線回線保守信号用ビット
    位置に該インタフェース装置間の回線状態識別ビットを
    挿入するか、またはそのままスルーで転送させるかを選
    択可能にする手段を有することを特徴としたデジタル伝
    送装置。
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