JPH1041075A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH1041075A
JPH1041075A JP19672496A JP19672496A JPH1041075A JP H1041075 A JPH1041075 A JP H1041075A JP 19672496 A JP19672496 A JP 19672496A JP 19672496 A JP19672496 A JP 19672496A JP H1041075 A JPH1041075 A JP H1041075A
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Hisaharu Ito
久治 伊藤
Kazunori Kidera
和憲 木寺
Shojiro Kido
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Abstract

(57)【要約】 【課題】HIDランプが安定点灯状態になった後に電源
のオン/オフを短時間で繰り返した時にHIDランプに
必要以上の電力が供給されるのを抑制することができる
放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】充放電回路2により電源のオン/オフ時間
を計測する時間計測回路を構成している。点灯制御回路
1は、コンデンサCの端子電圧VC の値に基づいて、点
灯回路によりHIDランプに供給される電力を調整す
る。HIDランプがホット状態にあるか否かを判別する
安定点灯判別回路3は、端子電圧VC が判別基準値より
も大きい時だけハイレベルになる安定点灯判別信号Ss
を出力する。電源リセット回路4は、電源がオンされた
時には所定のリセット期間が経過した後に点灯制御回路
1を動作させる。レベル再設定回路5は、安定点灯判別
信号Ssがハイレベルの時には前記リセット期間中にコ
ンデンサCを充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧水銀ランプ、
高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプ等の高輝
度放電ランプ(以下、HIDランプと称す)を点灯させ
る放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハロゲンランプに比べて発光効率
が高く高輝度の光が得られるHIDランプを自動車の前
照灯(ヘッドランプ)等に用いることが研究されてい
る。ところで、HIDランプを点灯制御する場合、その
明るさはHIDランプでの消費電力だけでなく、ランプ
(内の蒸気)の温度にも大きく依存する。つまり、HI
Dランプを一定電力で点灯させると、始動直後のランプ
の冷えた状態では光束が少なく、温度上昇とともに光束
が徐々に増加して安定点灯状態(定常モード)へ移行
し、安定点灯状態では光束が略一定になる。
【0003】このため、HIDランプを例えば自動車の
前照灯等のような光束の急速な立ち上がりと光束の安定
性が求められる用途に利用するには、HIDランプの温
度に応じて電力を適切に制御する必要がある(つまり、
HIDランプの温度が低い時には大きな電力を供給し、
温度上昇とともに電力を低下させる必要がある)。しか
し、HIDランプの温度を直接モニタすることは難しい
ので、HIDランプの温度をモニタする替わりに、点灯
/消灯操作後の経過時間に応じてHIDランプの電力を
制御する放電灯点灯装置が知られている。
【0004】この種の放電灯点灯装置では、HIDラン
プが冷えた状態(常温)で点灯スイッチ等によって電源
をオンして点灯を開始する場合(所謂コールドスタート
では)、点灯開始からの時間によってHIDランプの温
度を推測することができる。また、点灯状態のランプを
一旦消灯した後にあまり間を空けずに再点灯する場合
(所謂ホットスタート)では、消灯前の状態と消灯時間
の長さとが再始動時のHIDランプの温度の指標とな
る。
【0005】上記放電灯点灯装置では、図10に示すよ
うなコンデンサCと抵抗Rとを用いたCR充放電回路2
を利用して電源のオン/オフ時間をカウントするものが
知られている。図10に示した放電灯点灯装置では、図
11(a)に示すような電源Vccが供給されると、コン
デンサCの端子電圧VC は図11(b)のように変化す
る。すなわち、電源VccがオンするとコンデンサCへの
充電が開始され、電源VccがオフされるとコンデンサC
に蓄積された電荷の放電が行われるから、コンデンサC
の端子電圧VC は図11(b)のように変化するのであ
る。つまり、充電が終了して放電が開始されるまでの間
(安定点灯状態)を除いて、コンデンサCの端子電圧V
C は時間とともに変化するので、コンデンサCの端子電
圧VC によって前記オン/オフ時間を求めることができ
るのである。結局、点灯回路(図示せず)からHIDラ
ンプ(図示せず)へ供給される電力を、コンデンサCの
端子電圧VC に基づいて点灯制御回路1’によって調整
するような制御を行なうことによって、HIDランプの
温度を測定して制御を行なうのと同様の制御を行なうこ
とができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の前
照灯は、例えば、前の自動車を追い越すための所謂パッ
シング時において、短い間隔で電源の断続が繰り返され
る。しかしながら、上記従来の放電灯点灯装置では、安
定点灯状態になった後に、図12(a)の区間Tに示す
ように短い間隔で電源Vccの断続が繰り返されると、コ
ンデンサCの端子電圧VC が、充電時と放電時の電圧変
化の違い(充電特性と放電特性との違い)により、電源
Vccのオン/オフのデューティ比で決まる電圧へ低下し
ていく(図12(b)参照)。一方、HIDランプの温
度は、電源Vccのオンが断続的に繰り返されることによ
り安定点灯状態とほとんど変わらない温度に維持され
る。このため、HIDランプはホット状態であるから、
HIDランプへ供給する電力は安定点灯状態における電
力と略同じでよいにもかかわらず、始動電力は点滅の度
(電源Vccが短時間で再びオンされる度)に増加してし
まう。その結果、ホット状態において過剰な電力がHI
Dランプに供給されてHIDランプに過負荷がかかり、
異常発光したり寿命が短くなってしまうという問題があ
った。
【0007】すなわち、点灯制御回路1がCR充放電回
路2よりなるオン/オフ時間計測回路からの出力に基づ
いて電力制御を行なうような放電灯点灯装置において
は、短時間間隔での電源Vccの断続が繰り返された場
合、HIDランプに必要以上の電力が印加されてしまう
という問題があった。本発明は上記事由に鑑みて為され
たものであり、その目的は、HIDランプが安定点灯状
態になった後に電源のオン/オフを短時間で繰り返した
時にHIDランプに必要以上の電力が供給されるのを抑
制することができる放電灯点灯装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、高輝度放電ランプを点灯する点
灯回路と、電源のオン/オフ時間を計測するオン/オフ
時間計測回路と、前記オン/オフ時間計測回路からのデ
ータに基づいて前記点灯回路により前記高輝度放電ラン
プへ供給される電力を調整する点灯制御回路と、前記オ
ン/オフ時間計測回路のデータに基づいて前記高輝度放
電ランプが所定温度よりも高いホット状態にあるか否か
を判別する判別回路と、前記電源がオンされた時には所
定のリセット期間が経過した後に前記点灯制御回路を動
作させる電源リセット回路と、前記判別回路による判別
結果がホット状態である場合には前記リセット期間中に
前記オン/オフ時間計測回路のデータを前記電力が小さ
くなるように修正する補正回路とを備えて成ることを特
徴とするものであり、HIDランプが安定点灯状態にな
った後に電源のオン/オフを短時間で繰り返しても、点
灯制御回路が動作する前に前記オン/オフ時間計測回路
のデータが修正されるから、高輝度放電ランプに必要以
上の電力が印加されるのを抑制することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記オン/オフ時間計測回路を抵抗及びコンデンサ
の直列回路からなり電源のオン/オフにより充電/放電
が行なわれる充放電回路で構成し、点灯制御回路は前記
コンデンサの端子電圧に基づいて高輝度放電ランプへ供
給される電力の調整を行ない、判別回路が、前記コンデ
ンサの端子電圧が判別基準値よりも大きい時だけ前記高
輝度放電ランプがホット状態にあると判別し、補正回路
が、前記判別回路による判別結果がホット状態である場
合にはリセット期間中に前記抵抗を介さずに前記コンデ
ンサの充電を行なうので、HIDランプが安定点灯状態
になった後に電源のオン/オフを短時間で繰り返して
も、前記点灯制御回路が動作する前に前記コンデンサが
前記抵抗を介さずに短時間で充電されるから、高輝度放
電ランプに必要以上の電力が印加されるのを抑制するこ
とができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、電源の断続的なオン/オフ繰り返し間
隔時間を計測する計測回路を付加し、判別回路が、ホッ
ト状態にあるか否かの判別を行なう判別基準値を前記間
隔時間の長/短に応じて低下/上昇させるので、高輝度
放電ランプに必要以上の電力が印加されるのをより確実
に抑制することができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、一定期間での電源の断続的なオン/オ
フ回数をカウントするカウンタ回路を付加し、判別回路
が、前記カウンタ回路でのカウント数が所定回数になっ
た時にはホット状態にあるか否かの判別を行なう判別基
準値を小さくするので、電源のオン/オフが電源の端子
の接続不良などにより繰り返されても、高輝度放電ラン
プに必要以上の電力が印加されるのを抑制することがで
きる。
【0012】請求項5の発明は、高輝度放電ランプを点
灯する点灯回路と、抵抗及びコンデンサの直列回路から
なり電源のオン/オフ時間を計測するオン/オフ時間計
測回路と、前記コンデンサの端子電圧に基づいて前記点
灯回路により前記高輝度放電ランプへ供給される電力を
調整する点灯制御回路と、前記コンデンサの端子電圧に
基づいて前記高輝度放電ランプが所定温度よりも高いホ
ット状態にあるか否かを判別する判別回路と、前記電源
のオフに応じてリセット信号を出力する電源リセット回
路と、前記判別回路による判別結果がホット状態である
場合には前記電源がオフされた時点から前記リセット信
号が入力される時点までの間におけるコンデンサの放電
速度を遅くする補正回路とを備えて成ることを特徴とす
るものであり、HIDランプが安定点灯状態になった後
に電源のオン/オフを短時間で繰り返しても、電源がオ
フされた時のコンデンサの端子電圧の低下を少なくでき
るから、電源がオンされた時に高輝度放電ランプに必要
以上の電力が印加されるのを抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)図1に本実施形態の放電灯点灯装置の概
略回路ブロック図を示す。本放電灯点灯装置は、HID
ランプ(図示せず)を点灯させる点灯回路(図示せず)
と、抵抗R及びコンデンサCの直列回路よりなる充放電
回路2と、コンデンサCの端子電圧VC の値に基づいて
前記点灯回路により前記HIDランプに供給される電力
を調整する点灯制御回路1と、コンデンサCの端子電圧
C が後述の判別基準値Vthよりも大きい時だけハイレ
ベルになる安定点灯判別信号Ssを出力する安定点灯判
別回路3と、電源がオンされた時には所定のリセット期
間が経過した後に点灯制御回路1を動作させる電源リセ
ット回路4、安定点灯判別回路3からの安定点灯判別信
号Ssがハイレベルであり場合には前記リセット期間中
にコンデンサCを充電するレベル再設定回路5とを備え
ている。なお、電源リセット回路4は点灯制御回路1内
に設けてもよい。
【0014】ここで、点灯制御回路1は、コンデンサC
コンデンサCの端子電圧VC が小さい時ほど、前記点灯
回路がHIDランプに大きな電力を供給するように前記
点灯回路を制御し、HIDランプの光束の立上げを早く
し安定点灯状態では略一定の電力を供給するように制御
している。充放電回路2におけるコンデンサCの端子電
圧VC は、安定点灯状態以外は時間とともに変化するの
で、この端子電圧VC によって電源をオンした後の経過
時間及び電源をオフした後の経過時間を知ることができ
るのである。つまり、充放電回路2は、電源のオン/オ
フ時間を計測するオン/オフ時間計測回路を構成してい
る。
【0015】また、安定点灯判別回路3は、コンデンサ
Cの端子電圧VC が判別基準値Vth(V0 <Vth
1 )よりも大きい時だけハイレベルになる安定点灯信
号Ssを出力するから、コンデンサCの端子電圧VC
基づいて消灯前にHIDランプが安定点灯状態にあった
か否か及び消灯後の経過時間が一定時間以内であるか否
かを判断することができるのである。つまり、安定点灯
判別回路3は、コンデンサCの端子電圧VC が判別基準
値Vthよりも大きい時だけHIDランプがホット状態に
あると判別する判別回路を構成している。
【0016】ところで、安定点灯判別回路3は、例えば
図2に示すようにコンパレータCP,基準電圧源Ef
で構成してあり、基準電圧源Ef の電圧である判別基準
値V thとコンデンサCの端子電圧VC とをコンパレータ
CPで比較する。そして、し端子電圧VC の方が電圧V
thよりも大きい時にコンパレータCPの出力である安定
点灯判別信号Ssはハイレベルとなる。
【0017】電源リセット回路4は、電源がオンされた
時にリセット期間だけハイレベルとなるようなリセット
信号Srをレベル再設定回路5へ出力している。レベル
再設定回路5は、例えば図2に示すようにトランジスタ
1 ,Q2 等で構成してあり、コンパレータCPからの
安定点灯判別信号Ss及び電源リセット回路4からのリ
セット信号Srの両方がハイレベルの時だけ、論理積ゲ
ートANDの出力がハイレベルになるのでトランジスタ
1 がオンする。トランジスタQ 1 がオンすると、トラ
ンジスタQ2 がオンするので、コンデンサCは抵抗Rを
介さずにトランジスタQ2 を介して充電される。つま
り、レベル再設定回路5は、HIDランプがホット状態
の場合、リセット期間中にコンデンサCの充電を行なう
補正回路を構成している。ここで、コンデンサCは、抵
抗Rを介して充電される場合に比べてかなり短時間で電
圧V1 まで充電される(充電速度が速い)。
【0018】以下、本放電灯点灯装置の動作を図3に基
づいて説明する。なお、図3では、図示しない点灯スイ
ッチによって図3(a)に示すようなタイミングで電源
のオン(ON)/オフ(OFF)が行なわれた場合につ
いて説明する。ランプの点灯が開始されると、コンデン
サCへの充電が開始される。図3(e)に示すように、
コンデンサCの端子電圧VC は時間の経過とともに徐々
に増加し充電が終了した時に端子電圧VC は一定電圧V
1 になる(の区間)。この時、点灯制御回路1は、コ
ンデンサCの端子電圧VC に基づいて前記点灯回路から
前記HIDランプへ供給される電力の制御を行なってお
り、電源オン後に十分な時間が経過した安定点灯状態で
はコンデンサCの端子電圧VC が電圧V1 になっている
ので、略一定電力がHIDランプに供給されるように制
御を行なっている。
【0019】の区間では、電源がオフされたので、コ
ンデンサCからの放電が始まり、コンデンサCの端子電
圧VC は時定数CRに従って減少する。次に、電源がオ
フされてから短時間で電源が再度オンされる場合(の
区間)について説明する。本放電灯点灯装置は、上述の
電源リセット回路4が設けられており、電源が再度オン
された時にはリセット期間が経過した後に点灯制御回路
1を動作させるようになっている。また、電源リセット
回路4からはこのリセット期間の間だけハイレベルとな
るような前述のリセット信号Srが出力されている(図
3(b)参照)から、レベル再設定回路5では、このリ
セット期間中にコンデンサCの充電を行ないコンデンサ
Cの端子電圧VC を増加させる。つまり、安定点灯判別
回路3からの安定点灯判別信号Ss(図3(c)参照)
がハイレベルである場合にはリセット期間中にコンデン
サCの端子電圧VC を電圧V1 まで充電する。この時、
レベル再設定回路5からは図3(d)に示すようなレベ
ル再設定信号Seが出力されている。
【0020】リセット期間が終了するとリセットが解除
され点灯制御回路1が動作を開始するが、この時、コン
デンサCの端子電圧VC は電圧V1 に等しくなっている
ので、本放電灯点灯装置では、点灯制御回路1が、HI
Dランプが安定点灯状態の電力レベルで制御が行なわれ
るように点灯回路を制御するのである(の区間)。ま
た、〜の区間では、電源のオン/オフが行なわれて
いるが、オフの時間が長いので、コンデンサCの端子電
圧VC が判別基準値Vthよりも低下する。端子電圧VC
が判別基準値Vthよりも小さい時は、安定点灯判別信号
Ssがローレベルになるので、電源が再度オンされた時
でも、レベル再設定回路5によるコンデンサCへの充電
は行なわれずに、抵抗Rを介してコンデンサCが充電さ
れる。つまり、点灯制御回路1では、そのままのコンデ
ンサCの端子電圧VC に基づいて電力制御が行なわれ
る。
【0021】而して、本放電灯点灯装置では、電源がオ
フされて短時間で再びオンされるような電源のオン/オ
フが繰り返されても、電源がオンされた時は点灯制御回
路1が動作する前にコンデンサCの端子電圧VC が電圧
1 まで充電されているので、HIDランプへは安定点
灯状態の時に供給されるのと同じ電力が供給されるので
ある。つまり、従来例で問題となった電源オン/オフの
断続的な繰り返しを行なっても、必要以上の電力がHI
Dランプに供給されるのを抑制することができ、HID
ランプに過負荷がかかるのを抑制することができるので
ある。言い換えれば、消灯前にHIDランプが安定点灯
状態にあり、再点灯時のHIDランプがホット状態にあ
る場合に、HIDランプに必要以上の電力が供給される
のを抑制することができるのである。
【0022】(実施形態2)図4に本実施形態の放電灯
点灯装置の概略回路ブロック図を示す。本放電灯点灯装
置の基本構成及び基本動作は図1に示した実施形態1と
略同じであり、その特徴となるところは、実施形態1の
放電灯点灯装置に、電源のオン/オフの繰り返しの有無
を判別するとともに繰り返しがある場合にはその送り返
し周期を計測する計測回路としての繰返し判別回路12
を付加し、繰返し判別回路12の出力に基づいて安定点
灯判別回路3における基準判別値Vthを変化させること
にある。なお、実施形態1と同様の動作を行なう構成要
素については同一の符号を付し、説明を省略する。
【0023】ところで、電源のオン/オフの間隔は、ユ
ーザによる点灯スイッチの操作によって決まるので、一
様ではない。このため、オン/オフの繰り返し周期が長
い場合、実施形態1の放電灯点灯装置では、HIDラン
プの温度が安定点灯状態における温度とあまり変わらな
いにもかかわらず、電源オフ期間中にコンデンサCの端
子電圧Vc が基準判別値Vthよりも小さくなって、レベ
ル再設定回路5による補正(コンデンサCへの充電)が
行なわれないので、HIDランプに必要以上の電力が供
給されてしまうことがある。一方、基準判別値Vthを小
さくしすぎると、電源のオン/オフの繰り返しがない通
常の電力設定制御に影響が起きる。
【0024】本放電灯点灯装置は、上述の繰返し判別回
路12を付加してその出力に基づいて安定点灯判別回路
3における基準判別値Vthを変化させることによって、
実施形態1の不具合を解消するものである。以下、本放
電灯点灯装置の特徴となる動作を図5に基づいて説明す
る。図5(a)に示すように電源のオン/オフが繰り返
された場合、安定点灯判別回路3は電源のオン/オフの
繰り返し周期に比例して基準判別値Vthを図5(c)に
一点鎖線で示すように調整する。繰返し判別回路12
は、電源の1回目のオフ時間の長さを監視し、一定時間
以内に2回目の電源オフが生じた時点で繰り返し有りと
判別するものであり、図5(b)に示すような繰り返し
判別信号Saを出力する。そして、安定点灯判別回路3
では、繰返し判別回路12で監視しているオフ時間の長
さに応じて基準判別値Vthを調整する。つまり、繰り返
し判別信号Saがハイレベルになった時点で基準判別値
thを初期値から小さくし、繰り返し判別信号Saがオ
フになった時点で基準判別値Vthを初期値に戻す。ここ
で、繰り返し判別信号Saがハイレベルになった後も一
定時間内に電源のオン/オフが繰り返された場合は、オ
フの度に基準判別値Vthを変化させる。
【0025】而して、本放電灯点灯装置では、電源のオ
ン/オフの繰り返し周期が長くなっても、電源オンの度
にレベル再設定回路5によって確実にコンデンサCへの
充電が行なわれるので、HIDランプに必要以上の電力
が供給されるのをより確実に抑制することができるので
ある。 (実施形態3)図6に本実施形態の放電灯点灯装置の概
略回路ブロック図を示す。本放電灯点灯装置の基本構成
及び基本動作は図1に示した実施形態1と略同じであ
り、その特徴とするところは、実施形態1の放電灯点灯
装置に、一定時間の範囲内で電源のオン/オフ回数をカ
ウントするカウンタ回路13を付加し、カウンタ回路1
3の出力に基づいて安定点灯判別回路3の基準判別値V
thを制御することにある。なお、実施形態1と同様の動
作を行なう構成要素については同一の符号を付し、説明
を省略する。
【0026】ところで、電源のオン/オフは、ユーザに
よる点灯スイッチの操作以外にも生じる可能性がある。
例えば、電源の端子の接続不良などにより、電源のオン
/オフが長時間継続される場合がある。このような場合
は、オン/オフのタイミングがランダムで不定期である
ので、基準判別値Vthの設定が難しく、HIDランプに
過負荷がかからない適切な電力制御を行なうことが難し
い。
【0027】本放電灯点灯装置では、これに対処するた
めに、実施形態1の図1に示した放電灯点灯装置に、一
定時間の範囲内で電源のオン/オフ回数をカウントする
カウンタ回路13を付加し、カウンタ回路13の出力に
基づいて安定点灯判別回路3の基準判別値Vthを制御す
るようにしたものである。以下、本放電灯点灯装置の特
徴となる動作を図7に基づいて説明する。
【0028】図7(a)に示すように電源のオン/オフ
が繰り返された場合、カウンタ回路13では一定時間内
に電源のオン/オフが所定回数以上繰り返された時点で
ハイレベルとなるようなカウントアップ信号Sc(図7
(b)参照)を出力する。安定点灯判別回路3はカウン
タ回路13からのカウントアップ信号Scがハイレベル
になると、図7(d)に示すように基準判別値Vthを初
始動の電圧レベルV0 まで下げてV0 に固定する。この
ため、カウントアップ信号Scがハイレベルになった後
は、電源のオン/オフ時間の幅によらず、電源のターン
オンの時点でコンデンサCの端子電圧VC は常に電圧V
1 まで充電されるから、HIDランプに必要以上の電力
が供給されるのを抑制することができるのである。な
お、図7(c)はレベル再設定回路5の出力であるレベ
ル再設定信号Seを示す。
【0029】而して、本放電灯点灯装置では、一定時間
内に電源のオン/オフが所定回数以上繰り返されない時
には実施形態1と同様に動作し、一定時間内に電源のオ
ン/オフが所定回数以上繰り返された時は、電源の端子
の接続不良などにより電源のオン/オフが繰り返されて
いると判断して、電源のオンの度に常にコンデンサCを
レベル再設定回路5によって電圧V1 まで充電するか
ら、電源の端子の接続不良などにより電源のオン/オフ
が長時間継続されてもHIDランプに供給する電力が抑
制される。その結果、HIDランプに過負荷がかかるの
を抑制することができる。
【0030】なお、カウンタ回路13からのカウントア
ップ信号Scがハイレベルになった時点で電源の接続不
良ということで、点灯制御回路1の動作を停止する(オ
フする)という制御も考えられるが、例えば自動車の前
照灯等では走行中に消灯すると安全上問題があるのでこ
のような制御はできない。これに対し、本放電灯点灯装
置では、カウントアップ信号Scがハイレベルになった
ら、安定点灯状態における電力レベル、つまり、最小の
電力レベルでHIDランプを点灯させ、HIDランプが
消えるのを防ぐとともにHIDランプに過負荷がかかる
のを抑制しているのである。
【0031】(実施形態4)図8に本実施形態の放電灯
点灯装置の概略回路ブロック図を示す。ところで、実施
形態1の放電灯点灯装置は、電源オフ後に短時間で電源
が再投入された場合に、レベル再設定回路5がリセット
期間中にコンデンサCへの充電を行なう(補正を行な
う)ものであった。これに対し、本放電灯点灯装置は、
レベル再設定回路5よりなる補正回路が電源オフ後のコ
ンデンサCの放電速度に対して補正を行なうものであ
る。
【0032】本放電灯点灯装置は、図8に示すように、
電源10からICレギュレータ11を介して供給される
電圧を大容量のコンデンサC0 で安定化することにより
制御電源Vccとしている。充放電回路2への電源の供給
は定電圧Vref を出力する基準電圧回路7によって行な
われる。ここで、基準電圧回路7の出力電圧は、電源リ
セット回路4から入力されるリセット信号Srがハイレ
ベルの時には0(v)になる。なお、実施形態1と同様
の動作を行なう構成要素については同一の符号を付し、
説明を省略する。
【0033】以下、本放電灯点灯装置の動作を図9に基
づいて説明する。本放電灯点灯装置では、図9(a)に
示すように電源10がオン/オフされた場合、大容量の
コンデンサC0 を備えていることにより電源10がオフ
されてもある程度の時間はコンデンサC0 に電圧が維持
されるから、制御電源Vccは図9(b)に示すように変
化する。つまり、電源10がオフされた後もある程度の
時間は制御電源Vccの電圧が点灯制御回路1の動作に必
要な電圧値以上の大きさを維持しているので、点灯制御
回路1の動作が可能となる。電源リセット回路4の出力
であるリセット信号Srは、Vccが所定値V2 まで低下
するとハイレベルになり、電源10が再度オンされて所
定時間が経過したらローレベルに戻る(図9(c)参
照)。
【0034】また、本放電灯点灯装置のレベル再設定回
路5は、電源10がオフされた時点からリセット信号S
rがハイレベルになる時点までの期間(図中の補正区
間)にハイレベルとなるようなレベル再設定信号Seを
出力する(図9(e)参照)から、この補正区間におい
て、コンデンサCの放電速度を遅くするという補正を行
なうのである。したがって、レベル再設定信号Seがハ
イレベルである補正区間ではレベル再設定信号Seによ
ってコンデンサCに一定の充電が行なわれコンデンサC
の放電速度が遅くなるので、Vc の低下を少なくするこ
とができる。図9(f)はコンデンサCの端子電圧Vc
の時間変化を示したものであり、補正区間において実線
は補正が行なわれた時の端子電圧Vc の変化を示し、一
点鎖線はこのような補正が行なわれなかった時の端子電
圧Vc の変化を示す。つまり、安定点灯状態付近におい
ては充電速度よりも放電速度の方が早いため、これを遅
くするためにレベル再設定回路5が一定の充電を行なう
ようにするものである。なお、図9(d)は安定点灯判
別信号Ssの時間変化を示し、上記各実施形態と同様に
コンデンサCの端子電圧Vc が判別基準値Vthよりも大
きい時だけハイレベルになる。
【0035】而して、本放電灯点灯装置では、コンデン
サCの放電速度を充電速度並みに遅くすることにより、
電源10のオン/オフが短期間で繰り返された時での電
源10のオフによる端子電圧Vc の低下を抑制すること
ができるから、消灯前にHIDランプが安定点灯状態に
あり、再点灯時のHIDランプがホット状態にある場合
にHIDランプに必要以上の電力が供給されるのを抑制
することができるのである。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、高輝度放電ランプを
点灯する点灯回路と、電源のオン/オフ時間を計測する
オン/オフ時間計測回路と、前記オン/オフ時間計測回
路からのデータに基づいて前記点灯回路により前記高輝
度放電ランプへ供給される電力を調整する点灯制御回路
と、前記オン/オフ時間計測回路のデータに基づいて前
記高輝度放電ランプが所定温度よりも高いホット状態に
あるか否かを判別する判別回路と、前記電源がオンされ
た時には所定のリセット期間が経過した後に前記点灯制
御回路を動作させる電源リセット回路と、前記判別回路
による判別結果がホット状態である場合には前記リセッ
ト期間中に前記オン/オフ時間計測回路のデータを前記
電力が小さくなるように修正する補正回路とを備えて成
ることを特徴とするものであり、HIDランプが安定点
灯状態になった後に電源のオン/オフを短時間で繰り返
しても、点灯制御回路が動作する前に前記オン/オフ時
間計測回路のデータが修正されるから、高輝度放電ラン
プに必要以上の電力が印加されるのを抑制することがで
きるという効果がある。
【0037】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記オン/オフ時間計測回路を抵抗及びコンデンサ
の直列回路からなり電源のオン/オフにより充電/放電
が行なわれる充放電回路で構成し、点灯制御回路は前記
コンデンサの端子電圧に基づいて高輝度放電ランプへ供
給される電力の調整を行ない、判別回路が、前記コンデ
ンサの端子電圧が判別基準値よりも大きい時だけ前記高
輝度放電ランプがホット状態にあると判別し、補正回路
が、前記判別回路による判別結果がホット状態である場
合にはリセット期間中に前記抵抗を介さずに前記コンデ
ンサの充電を行なうので、HIDランプが安定点灯状態
になった後に電源のオン/オフを短時間で繰り返して
も、前記点灯制御回路が動作する前に前記コンデンサが
前記抵抗を介さずに短時間で充電されるから、高輝度放
電ランプに必要以上の電力が印加されるのを抑制するこ
とができるという効果がある。
【0038】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、電源の断続的なオン/オフ繰り返し間
隔時間を計測する計測回路を付加し、判別回路が、ホッ
ト状態にあるか否かの判別を行なう判別基準値を前記間
隔時間の長/短に応じて低下/上昇させるので、高輝度
放電ランプに必要以上の電力が印加されるのをより確実
に抑制することができるという効果がある。
【0039】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、一定期間での電源の断続的なオン/オ
フ回数をカウントするカウンタ回路を付加し、判別回路
が、前記カウンタ回路でのカウント数が所定回数になっ
た時にはホット状態にあるか否かの判別を行なう判別基
準値を小さくするので、電源のオン/オフが電源の端子
の接続不良などにより繰り返されても、高輝度放電ラン
プに必要以上の電力が印加されるのを抑制することがで
きるという効果がある。
【0040】請求項5の発明は、高輝度放電ランプを点
灯する点灯回路と、抵抗及びコンデンサの直列回路から
なり電源のオン/オフ時間を計測するオン/オフ時間計
測回路と、前記コンデンサの端子電圧に基づいて前記点
灯回路により前記高輝度放電ランプへ供給される電力を
調整する点灯制御回路と、前記コンデンサの端子電圧に
基づいて前記高輝度放電ランプが所定温度よりも高いホ
ット状態にあるか否かを判別する判別回路と、前記電源
のオフに応じてリセット信号を出力する電源リセット回
路と、前記判別回路による判別結果がホット状態である
場合には前記電源がオフされた時点から前記リセット信
号が入力される時点までの間におけるコンデンサの放電
速度を遅くする補正回路とを備えて成ることを特徴とす
るものであり、HIDランプが安定点灯状態になった後
に電源のオン/オフを短時間で繰り返しても、電源がオ
フされた時のコンデンサの端子電圧の低下を少なくでき
るから、電源がオンされた時に高輝度放電ランプに必要
以上の電力が印加されるのを抑制することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す概略回路ブロック図である。
【図2】同上の要部の回路構成図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】実施形態2を示す概略回路ブロック図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】実施形態3を示す概略回路ブロック図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】実施形態4を示す概略回路ブロック図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】従来例を示す概略回路ブロック図である。
【図11】同上の動作説明図である。
【図12】同上の他の動作説明図である。
【符号の説明】
1 点灯制御回路 2 充放電回路 3 安定点灯判別回路 4 電源リセット回路 5 レベル再設定回路 R 抵抗 C コンデンサ
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)図1に本実施形態の放電灯点灯装置の概
略回路ブロック図を示す。本放電灯点灯装置は、HID
ランプ(図示せず)を点灯させる点灯回路(図示せず)
と、抵抗R及びコンデンサCの直列回路よりなる充放電
回路2と、コンデンサCの端子電圧VC の値に基づいて
前記点灯回路により前記HIDランプに供給される電力
を調整する点灯制御回路1と、コンデンサCの端子電圧
C が後述の判別基準値Vthよりも大きい時だけハイレ
ベルになる安定点灯判別信号Ssを出力する安定点灯判
別回路3と、電源がオンされた時には所定のリセット期
間が経過した後に点灯制御回路1を動作させる電源リセ
ット回路4と、安定点灯判別回路3からの安定点灯判別
信号Ssがハイレベルである場合には前記リセット期間
中にコンデンサCを充電するレベル再設定回路5とを備
えている。なお、電源リセット回路4は点灯制御回路1
内に設けてもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ここで、点灯制御回路1は、コンデンサC
端子電圧VC が小さい時ほど、前記点灯回路がHID
ランプに大きな電力を供給するように前記点灯回路を制
御し、HIDランプの光束の立上げを早くし安定点灯状
態では略一定の電力を供給するように制御している。充
放電回路2におけるコンデンサCの端子電圧VC は、安
定点灯状態以外は時間とともに変化するので、この端子
電圧VC によって電源をオンした後の経過時間及び電源
をオフした後の経過時間を知ることができるのである。
つまり、充放電回路2は、電源のオン/オフ時間を計測
するオン/オフ時間計測回路を構成している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 正二郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高輝度放電ランプを点灯する点灯回路
    と、電源のオン/オフ時間を計測するオン/オフ時間計
    測回路と、前記オン/オフ時間計測回路からのデータに
    基づいて前記点灯回路により前記高輝度放電ランプへ供
    給される電力を調整する点灯制御回路と、前記オン/オ
    フ時間計測回路のデータに基づいて前記高輝度放電ラン
    プが所定温度よりも高いホット状態にあるか否かを判別
    する判別回路と、前記電源がオンされた時には所定のリ
    セット期間が経過した後に前記点灯制御回路を動作させ
    る電源リセット回路と、前記判別回路による判別結果が
    ホット状態である場合には前記リセット期間中に前記オ
    ン/オフ時間計測回路のデータを前記電力が小さくなる
    ように修正する補正回路とを備えて成ることを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 上記オン/オフ時間計測回路を抵抗及び
    コンデンサの直列回路からなり電源のオン/オフにより
    充電/放電が行なわれる充放電回路で構成し、点灯制御
    回路は前記コンデンサの端子電圧に基づいて高輝度放電
    ランプへ供給される電力の調整を行ない、判別回路は、
    前記コンデンサの端子電圧が判別基準値よりも大きい時
    だけ前記高輝度放電ランプがホット状態にあると判別
    し、補正回路は、前記判別回路による判別結果がホット
    状態である場合にはリセット期間中に前記抵抗を介さず
    に前記コンデンサの充電を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 電源の断続的なオン/オフ繰り返し間隔
    時間を計測する計測回路を付加し、判別回路が、ホット
    状態にあるか否かの判別を行なう判別基準値を前記間隔
    時間の長/短に応じて低下/上昇させることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 一定期間での電源の断続的なオン/オフ
    回数をカウントするカウンタ回路を付加し、判別回路
    が、前記カウンタ回路でのカウント数が所定回数になっ
    た時には、ホット状態にあるか否かの判別を行なう判別
    基準値を小さくすることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 高輝度放電ランプを点灯する点灯回路
    と、抵抗及びコンデンサの直列回路からなり電源のオン
    /オフ時間を計測するオン/オフ時間計測回路と、前記
    コンデンサの端子電圧に基づいて前記点灯回路により前
    記高輝度放電ランプへ供給される電力を調整する点灯制
    御回路と、前記コンデンサの端子電圧に基づいて前記高
    輝度放電ランプが所定温度よりも高いホット状態にある
    か否かを判別する判別回路と、前記電源のオフに応じて
    リセット信号を出力する電源リセット回路と、前記判別
    回路による判別結果がホット状態である場合には前記電
    源がオフされた時点から前記リセット信号が入力される
    時点までの間におけるコンデンサの放電速度を遅くする
    補正回路とを備えて成ることを特徴とする放電灯点灯装
    置。
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