JPH1040639A - デジタルコピーシステム、及び記録再生装置 - Google Patents

デジタルコピーシステム、及び記録再生装置

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JPH1040639A
JPH1040639A JP8210498A JP21049896A JPH1040639A JP H1040639 A JPH1040639 A JP H1040639A JP 8210498 A JP8210498 A JP 8210498A JP 21049896 A JP21049896 A JP 21049896A JP H1040639 A JPH1040639 A JP H1040639A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽等のデジタルコピーが私的複製を越えて
広く氾濫してしまうことはなく、かつ私的複製の範囲で
は高品位なコピーを可能にする。 【解決手段】 第1の記録再生ユニットは、記録媒体か
ら再生された再生データを第2の記録再生ユニットに送
信する際に、その第1の記録再生ユニット固有の識別コ
ードも送信し、第2の記録再生ユニットにおいて再生デ
ータと識別コードが記録媒体に記録されるようにする。
また第2の記録再生ユニットで記録媒体から再生された
再生データを第1の記録再生ユニットに送信した際に
は、第1の記録再生ユニットではその送信されてきたデ
ータ内において、その第1の記録再生ユニットに固有に
設定されている識別コードと同一の識別コードが確認さ
れた場合にのみ、送信されてきたデータの記録媒体への
記録動作を実行可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルデータの通
信が行なわれデータコピーが可能とされる機器間で構成
されるデジタルコピーシステム、及び、そのデジタルコ
ピーシステムの一方の機器となる記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータや各種のデジタ
ル記録再生機器でデータ通信が可能とされており、例え
ば音楽作品や映像作品、ソフトウエアプログラムなどを
通信してデジタルコピーすることも可能となっている。
【0003】図5はパーソナルコンピュータ50,51
を中心とした通信形態の一例である。パーソナルコンピ
ュータ50のユーザーは、パーソナルコンピュータ50
に対して例えばMD(ミニディスク)記録再生装置5
4、CD再生装置56をデジタルデータ通信可能に接続
し、音楽データなどのやりとりを可能としている。
【0004】またパーソナルコンピュータ50に内蔵
(もしくは外付け)のCD−ROMドライバ52を備
え、CD−ROMドライバ52からのCD−ROM再生
データをパーソナルコンピュータ50にロードできるよ
うにしている。パーソナルコンピュータ50には内蔵の
ハードディスクドライブ50aが設けられ、ハードディ
スクに各種データの格納を行なうようにされている。
【0005】同様にパーソナルコンピュータ51のユー
ザーは、パーソナルコンピュータ5に対して、MD記録
再生装置55、CD再生装置57をデジタルデータ通信
可能に接続し、音楽データなどのやりとりを可能とする
とともに、CD−ROMドライバ53を装備している。
またパーソナルコンピュータ51には内蔵のハードディ
スクドライブ51aが搭載されている。パーソナルコン
ピュータ50,51はインターネットや電子メール、も
しくはフロッピーディスクのやり取りなどで相互にデー
タ通信を行なうことができる。
【0006】このような例を考えた場合、パーソナルコ
ンピュータ50,51はそれぞれMD記録再生装置5
4,55、CD再生装置56,57から再生されたデジ
タルオーディオデータをハードディスクドライブ50
a,51aに記録することができる。またそれぞれイン
ターネットプロバイダーなどからデジタルオーディオデ
ータ(音楽)MDATAをダウンロードし、ハードディスク
ドライブ50a,51aに記録することができる。
【0007】さらに、ハードディスクドライブ50a,
51aに記録されているデジタルオーディオデータをM
D記録再生装置54,55に供給してミニディスク(光
磁気ディスク)に録音することもできる。そしてこれら
の通信はデジタルデータ形態のまま行なわれるため、音
楽や映像データの劣化も殆どない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムに
おいては、例えばパーソナルコンピュータ内蔵のハード
ディスクをミユージックバンクとして利用することが考
えられる。即ちMD,CD,CD−ROM、インターネ
ット、電子メール、フロッピーディスクなどから供給さ
れる音楽データ(デジタルオーディオデータ)をハード
ディスクに取り込んでおく。そしてハードディスクに蓄
積されている音楽データを任意にミニディスクなどのデ
ジタルオーディオ記録が可能な機器に供給し、ミニディ
スクにダビングしていくものである。ところが、このよ
うな使用形態を考えると、データ劣化の少ないデジタル
コピーが自由に行なわれることになり、音楽などの著作
権管理上の問題が生ずる。
【0009】一方、従来よりDAT(デジタルオーディ
オテープ)システムなどでは、SCMS(Serial Copy
Management System )方式として知られるように、一世
代のみをデジタルコピー可能とすることで、いわゆる私
的複製権を確保したうえで、著作権法上違法となる音楽
ソフトなどが氾濫しないようにしている。ところが、上
記のようにパーソナルコンピュータ内蔵のハードディス
クをミユージックバンクとして利用する形態を考える
と、SCMS方式を採用した場合、ミユージックバンク
としてのコピー動作が不可能になる。つまり、ハードデ
ィスクに記録した段階で既に一世代デジタルコピーが行
なわれたことになるため、ハードディスクからミニディ
スクなどへのデジタルコピーは実行できない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、音楽等のデジタルコピーが私的複製を越え
て広く氾濫してしまうことはなく、かつ私的複製の範囲
では高品位なコピーを可能にすることを目的とする。
【0011】このためデジタルコピーシステムとして、
例えばミニディスクやDATなどの所定の記録媒体に対
してデジタルデータの記録及び再生動作を行なうことの
できる第1の記録再生ユニットと、少なくとも第1の記
録再生ユニットに対してデジタルデータの送受信が可能
とされ、第1の記録再生ユニットから供給されたデジタ
ルデータを例えばハードディスクなどの所定の記録媒体
に記録し、またその記録媒体からデジタルデータを再生
して第1の記録再生ユニットに供給することのできる第
2の記録再生ユニットから構成する。そして第1の記録
再生ユニットは、記録媒体から再生された再生データを
第2の記録再生ユニットに送信する際に、その第1の記
録再生ユニットに固有に設定されている識別コードも送
信し、第2の記録再生ユニットにおいて再生データと識
別コードが記録媒体に記録されるようにする。また第2
の記録再生ユニットで記録媒体から再生された再生デー
タを第1の記録再生ユニットに送信した際には、第1の
記録再生ユニットではその送信されてきたデータ内にお
いて、その第1の記録再生ユニットに固有に設定されて
いる識別コードと同一の識別コードが確認された場合に
のみ、送信されてきたデータの記録媒体への記録動作を
実行可能とする。
【0012】即ち、第2の記録再生ユニットにおける記
録媒体をミュージックバンクなどとして用いる場合に、
その記録媒体からの他の記録媒体へのデジタルコピーを
実行できるのは、そのユーザーの使用している第1の記
録再生ユニットでのデジタルコピーに限定する。
【0013】第1の記録再生ユニットに相当する記録再
生装置としては、ミニディスクなどの記録媒体に対して
デジタルデータの記録及び再生を行なうことのできる記
録/再生処理手段と、その装置固有の識別コードを記憶
する記憶手段と、記録/再生処理手段で再生されたデー
タに記憶手段に記憶された識別コードを付加して送信デ
ータを生成し、外部機器に送信する送信手段と、外部機
器から送信されてきたデータを受信するとともに、受信
されたデータのうちから識別コードを抽出することがで
きる受信手段と、受信手段で抽出された識別コードが記
憶手段に記憶された識別コードと一致した場合にのみ、
受信手段で受信されたデータについての記録/再生処理
手段による記録媒体への記録動作を許可する記録制御手
段とを設ける。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態としての
デジタルコピーシステム及びそのデジタルコピーシステ
ムにおける第1の記録再生ユニットに相当する記録再生
装置を説明する。
【0015】本例では、第1の記録再生ユニットに相当
する記録再生装置は図5に破線で示したMD/CD記録
再生装置70とする。またこの第1の記録再生ユニット
とともに本例のデジタルコピーシステムを形成する第2
の記録再生ユニットはハードディスクドライブ50aを
内蔵したパーソナルコンピュータ50であるとする。そ
して、MD/CD記録再生装置70とパーソナルコンピ
ュータ50との間はデジタルオーディオデータの送受信
が可能となるように接続されている。
【0016】MD/CD記録再生装置70は、MD(ミ
ニディスク)に対する音楽等の記録及び再生が可能とさ
れるとともに、CD(コンパクトディスク)からの音楽
等の再生が可能とされた複合機器である。このMD/C
D記録再生装置70の構成を図1に示す。
【0017】MD/CD記録再生装置70では装填され
たMD90に対して圧縮処理されたデジタルオーディオ
データの記録及び再生が可能とされる。また装填された
CD91からデジタルオーディオデータとしての音楽等
の再生が可能に構成されている。
【0018】このMD/CD記録再生装置70の全体の
動作制御を行なうシステムコントローラ1はマイクロコ
ンピュータによって形成される。システムコントローラ
1は操作部2からの操作情報や内部のプログラムに基づ
いて、制御信号CNTにより各部の動作制御を行ない、ま
た表示部3に所要の表示動作を実行させる。操作部2
は、ユーザーがCD91やMD90の記録動作や再生動
作、アクセス動作等を指示するための各種の操作キーで
構成されている。また不揮発性メモリ4が設けられ、後
述する識別コードなど、電源オフ時にも消去されてはな
らないデータが格納できるようにされている。
【0019】インターフェース処理及びエンコード/デ
コード処理部5(以下、IF処理部という)は、システ
ムコントローラ1の制御に基づいて、パーソナルコンピ
ュータ50との間でのデジタルオーディオデータ通信の
ための処理を実行する。即ち送信データエンコード、送
信処理、受信処理、受信データデコード等の処理を行な
う。
【0020】MD90に対しては後述するようにパーソ
ナルコンピュータ50からIF処理部5に供給されるデ
ジタルオーディオデータの記録が可能とされるととも
に、ユーザーが任意の音楽ソースからのアナログ音声信
号を入力して、それをデジタルオーディオデータとして
録音することもできる。さらに、CD91から再生され
たデジタルオーディオデータをダビング録音することも
できる。
【0021】アナログ音楽信号の入力のために、ライン
入力端子32、マイク入力端子33が設けられている。
ライン入力端子32からの入力音声信号は抵抗部R1,
R2を介して選択/混合回路34に供給される。さらに
マイク入力端子33からの入力音声信号は、マイクアン
プ/AGC回路35を介して選択/混合回路34に供給
される。
【0022】なお抵抗部R1,R2の間にはスイッチ素
子Qが接続され、このスイッチ素子Qはシステムコント
ローラ1からの制御信号CNTでオン/オフされる。スイ
ッチ素子Qがオンとなることでライン入力端子32から
の入力音声信号は選択/混合回路34に供給されない。
つまりシステムコントローラ1は不要な際には、ライン
入力端子32からの入力音声信号をミュートできる。
【0023】選択/混合回路34は、ライン入力端子3
2、マイク入力端子33からの音声信号を選択又は混合
して出力する。例えばライン入力端子32、マイク入力
端子33の両方から音声信号が供給されているような場
合は、一方を選択して出力したり、或はそれらをミキシ
ングして出力できる。
【0024】選択/混合回路34の出力は、出力スイッ
チ27のTIN端子と、AGC/レベル調整回路36に供
給される。出力スイッチ27の出力は音量調節回路2
8、増幅回路29を介してスピーカ30又はヘッドホン
出力端子31に供給され、音声出力されることになる。
従って出力スイッチ27でTIN端子が選択されていると
きは、ライン入力端子32もしくはマイク入力端子33
からの音声信号が、スピーカ30又はヘッドホン出力端
子31から出力される。
【0025】装填されたCD91は、スピンドルモータ
21により一定線速度(CLV)で回転駆動される。光
学ヘッド22は、回転されているCD91に対してレー
ザ照射を行ない、その反射光を検出することで、CD9
1にピットで記録されているデータを読み出してRFア
ンプ23に供給する。サーボシグナルプロセッサ24
は、RFアンプ23の出力からフォーカス、トラッキン
グ、スレッド、スピンドルの各種サーボ信号を生成しサ
ーボ動作を実行させる。
【0026】デコーダ25ではCD91から読み取られ
た反射光量情報(再生RF信号)に対してEFM復調,
CIRCデコード等を行なって、16ビット量子化、4
4.1KHz サンプリングのデジタルオーディオデータ形態
にデコードする。デコーダ25から出力されるデジタル
オーディオデータはD/A変換器26でアナログ音声信
号とされ、出力スイッチ27のTCD端子に供給される。
CD再生時には出力スイッチ27はTCD端子が選択され
るため、CD91からの再生音声信号は音量調節回路2
8、増幅回路29を介してスピーカ30又はヘッドホン
出力端子31に供給され、音声出力されることになる。
【0027】装填されたMD90は、記録時及び再生時
にスピンドルモータ11により一定線速度(CLV)で
回転駆動される。光学ヘッド12は、回転駆動されてい
るMD91からピット又は磁界情報として記録されてい
るデータを読み出してRFアンプ13に供給する。サー
ボシグナルプロセッサ14は、RFアンプ13の出力か
らフォーカス、トラッキング、スレッド、スピンドルの
各種サーボ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
【0028】エンコーダ/デコーダ15では、MD再生
時にはEFM復調,ACIRCデコード等の処理を行な
う。エンコーダ/デコーダ15でデコードされたデータ
はメモリコントローラ16を介して一旦バッファメモリ
17に蓄えられる。そして所定タイミングで読み出さ
れ、音声圧縮エンコーダ/デコーダ18で音声圧縮処理
(変形DCT処理)に対するデコードが行なわれて16
ビット量子化、44.1KHzサンプリングのデジタルオーデ
ィオデータとされる。
【0029】音声圧縮エンコーダ/デコーダ18から出
力されるデジタルオーディオデータはD/A変換器19
でアナログ音声信号とされ、出力スイッチ27のTMD
子に供給される。MD再生時には出力スイッチ27はT
MD端子が選択されるため、MD90からの再生音声信号
は音量調節回路28、増幅回路29を介してスピーカ3
0又はヘッドホン出力端子31に供給され、音声出力さ
れることになる。
【0030】MD90に対してはライン入力端子32、
マイク入力端子33、及びCD91を信号ソースとして
録音を行なうことができる。ライン入力端子32又はマ
イク入力端子33からの音声信号は混合/選択回路3
4、AGC/レベル調整回路36を経て、A/D変換器
37に供給され、16ビット量子化、44.1KHz サンプリ
ングのデジタルオーディオデータとされる。そしてこの
デジタルオーディオデータは音声圧縮エンコーダ/デコ
ーダ18に供給されるように構成されている。また、C
D91から再生されたデジタルオーディオデータ、即ち
デコーダ25の出力も、音声圧縮エンコーダ/デコーダ
18に供給できるように構成されている。
【0031】音声圧縮エンコーダ/デコーダ18では供
給されたデジタルオーディオデータに対して変形DCT
処理を行ない、データ量を約1/5に圧縮する。そして
その圧縮データはメモリコントローラ16によって一旦
バッファメモリ17に書き込まれる。そして所定量のデ
ータ蓄積が行なわれる毎に読み出されてエンコーダ/デ
コーダ15に供給される。エンコーダ/デコーダ15で
は、供給されたデータについてACIRCエンコード及
びEFM変調を行なって記録データを生成し、磁気ヘッ
ド部20に供給する。
【0032】記録時には光学ヘッド12はMD90のデ
ィスク盤面に対して連続的にハイパワーでレーザ光の照
射を行ない照射部位をキュリー温度まで高める。このと
きに対向する位置に配されている磁気ヘッド部20がN
又はSの磁界を印加すると、そのN/S情報がディスク
に記録されることになる。従って磁気ヘッド部20は記
録データに応じてN又はSの磁界を印加することで、音
声データがMD90に記録されることになる。
【0033】ところで、MD90、CD91から再生さ
れるデジタルオーディオデータは、IF処理部5を介し
て、パーソナルコンピュータ50に送信できるようにさ
れている。このため、MD90からの再生データに関し
ては、バッファメモリ17から読み出されたデータ、つ
まり音声圧縮処理がされている状態でのデジタルオーデ
ィオデータがIF処理部5に供給されるように構成され
ている。またデコーダ25とエンコーダ/デコーダ15
がデジタルオーディオインターフェース接続されてお
り、CD91からの再生データであるデジタルオーディ
オデータも、バッファメモリ17から読み出された段階
でIF処理部5に供給することができるようにしてい
る。
【0034】IF処理部5では、送信すべきデジタルオ
ーディオデータについてエンコード処理を行ない、送信
データを生成してパーソナルコンピュータ50に対して
デジタルデータ形態で送信する。パーソナルコンピュー
タ50ではその送信データをそのままハードディスクド
ライブ50aにおいてハードディスクに記録することが
できる。つまり音楽としてのデジタルオーディオデータ
をコピーすることができる。
【0035】またパーソナルコンピュータ50からデジ
タルオーディオデータが送信されてきた場合、IF処理
部5ではその受信及びデコードを行ない、デコードされ
たオーディオデータ(音声圧縮処理データ)をバッファ
メモリ17に供給することができる。そしてそのデジタ
ルオーディオデータは、エンコーダ/デコーダ15でエ
ンコードされた後、磁気ヘッド部20に記録データとし
て供給されることMD90に記録される。
【0036】なお、パーソナルコンピュータ50から1
6ビット量子化、44.1KHz サンプリングの圧縮処理され
ていないデジタルオーディオデータが供給された場合
は、IF処理部5はその受信しデコードしたデータを音
声圧縮エンコーダ/デコーダ18に供給して音声圧縮処
理を施したうえで、バッファメモリ17に蓄積させてい
く。
【0037】このようにMD/CD記録再生装置70で
は、パーソナルコンピュータ50から供給された音楽と
してのデジタルオーディオデータをMD90にコピーす
ることができる。
【0038】このようなMD/CD記録再生装置70及
びパーソナルコンピュータ50によれば、パーソナルコ
ンピュータ50のハードディスクをミュージックバンク
として用いることができる。
【0039】つまり、まずMD/CD記録再生装置70
でMD90の再生動作を行ない、音声圧縮されたままの
時点のデジタルオーディオデータをIF処理部5からパ
ーソナルコンピュータ50に送信する。パーソナルコン
ピュータ50では送信されてきたデジタルオーディオデ
ータをトラック(曲)単位で1つのファイルとしてハー
ドディスクドライブ50aに記録していく。このような
動作を繰り返すことで、パーソナルコンピュータ50の
ハードディスクには、多数の曲がそれぞれファイルデー
タとして格納された状態となる。
【0040】ユーザーは必要に応じて任意の時点でハー
ドディスクに格納されているファイル(曲)の中から1
又は複数のファイルを選択し、パーソナルコンピュータ
50からMD/CD記録再生装置70に送信させる。そ
してMD/CD記録再生装置70に対しては、例えば何
も記録されていないバージンディスクであるMD90を
装填しておき、記録動作の実行を指示する。するとパー
ソナルコンピュータ50から送信させたデジタルオーデ
ィオデータはMD90にデジタルコピー記録されてい
き、これによってユーザーが望む曲を集めたMD90を
作成できることになる。もちろんパーソナルコンピュー
タ50側で音楽データに対して各編集処理を加えてから
MD90にデジタルコピーすることも可能である。
【0041】そして、MD90からハードディスクへの
コピーも、ハードディスクからMD90へのコピーも、
音声圧縮処理段階でのデジタルデータ形態で行なわれる
ため、音質等の劣化は殆どなく、高品位なオーディオデ
ータを維持できる。また特に圧縮処理されたままのデー
タを転送するため、MD90での記録/再生速度、デー
タ圧縮度などにもよるが、通常の音楽再生速度の数10
倍という高速でコピーを完了することもできる。
【0042】ところが、このようなデジタルコピー動作
に全く制限を設けなければ、例えば図5のような各種通
信形態を考えた場合、私的複製を越えて不法コピーディ
スクが作成されてしまう危険性もある。そこで本例で
は、MD/CD記録再生装置70でのMD90(又はC
D91)からパーソナルコンピュータ50のハードディ
スクにデジタルコピーする場合、及びパーソナルコンピ
ュータ50のハードディスクからMD/CD記録再生装
置70のMD90にデジタルコピーする場合のそれぞれ
において、以下説明する動作を行なうことで、高品位な
デジタルコピーが私的複製の範囲内でのみ行なわれるよ
うにしている。
【0043】まずMD/CD記録再生装置70には、あ
らかじめ製造時においてその装置固有の識別コードが設
定され、不揮発性メモリ4に記憶されるようにしてい
る。識別コードは、例えばメーカ名、機種名、機器毎の
製造番号(シリアルナンバ)が合成されてコード化され
ればよい。もちろん製造地コード、製造年月日などの他
の内容が付加されてもよい。いずれにしても識別コード
は、各機器に個別に与えられるコードとされる。
【0044】MD/CD記録再生装置70でMD90
(又はCD91)から再生したデジタルオーディオデー
タをパーソナルコンピュータ50に送信してハードディ
スクにデジタルコピーする場合の送信データイメージを
図2に示す。IF処理部5には、MD90から再生さ
れ、エンコーダ/デコーダ部15でデコードされ、バッ
ファメモリ17を介した音声圧縮処理されている状態で
のデジタルオーディオデータが供給されるが、このと
き、システムコントローラ1は不揮発性メモリ4から識
別コードを読み出し、これをIF処理部5に供給する。
【0045】IF処理部5ではエンコード処理として、
バッファメモリ17から連続して供給されてくる音声圧
縮デジタルオーディオデータに対して、図2(a)のよ
うに所定量のデータ単位(Nサンプル)毎にパケット化
する。そして、各パケットデータとシステムコントロー
ラ1から供給される識別コード、及びシンクパターンを
付加して図2(b)のように1パック単位で連続したデ
ータストリームを形成していく。そしてこの図2(b)
のようなデータストリームをパーソナルコンピュータ5
0に対して送信出力する。
【0046】このようなデータがそのままパーソナルコ
ンピュータ50のハードディスクにコピーされるわけで
あるが、ハードディスク上でのファイルとして記録され
ているデジタルオーディオデータには、パックデータ単
位として例えばかなり細かい音声単位(例えば数〜数1
00m秒程度)毎に識別コードが付加された状態となっ
ている。
【0047】なお、かならずしもこの図2(b)のよう
なパック形態を取らなくとも、少なくともデジタルオー
ディオデータに識別コードが付加されるようにすればよ
い。例えばミニディスクシステムでは、リンキングセク
ターなどのように実際の音声情報が記録されていないデ
ータ部分もあるが、このような領域のタイミングに識別
コードを割り当てて送信するようにしてもよい。CD9
1の再生データを送信する場合にも同様に識別コードが
付加されるようにすればよい。
【0048】パーソナルコンピュータ50のハードディ
スクからMD/CD記録再生装置70のMD90にデジ
タルコピーする場合の動作は次のようになる。図3はこ
の際のシステムコントローラ1の処理を示し、また図4
はIF処理部5でのデコード動作のイメージを示すもの
である。
【0049】パーソナルコンピュータ50がハードディ
スクドライブ50aで要求されたファイル(曲)の再生
動作を実行しMD/CD記録再生装置70に送信する
と、IF処理部5には図4(a)のようなデータストリ
ームが供給されることになる。
【0050】このときにMD/CD記録再生装置70で
は受信されたデジタルオーディオデータのMD90への
記録動作を行なうわけであるが、その記録中にシステム
コントローラ1及びIF処理部5によって図3の処理が
行なわれる。
【0051】まずダビングスタートとして、パーソナル
コンピュータ50からの送信の受取り及びMD90への
記録動作が開始されるが、IF処理部5でのデコード処
理としてステップF101ではシンク検出が行なわれる。送
信されてきたデータのシンクを検出することでパックデ
ータとしての1単位が把握され、これに基づいてステッ
プF102でデコード処理が行なわれる。このデコード処理
により、図4(a)(b)に示すようにパックデータ内
に付加されている識別コードが分離されてシステムコン
トローラ1に供給されるとともに、シンク及び識別コー
ドが除かれたデジタルオーディオデータが得られる。
【0052】システムコントローラ1はステップF103
で、受信データから分離抽出された識別コードと、不揮
発性メモリ4に記憶されている識別コードを比較する。
そして一致していると判断されれば、ステップF104から
F105に進み、図4(b)のようにデコードされたデジタ
ルオーディオデータをバッファメモリ17に供給させ、
以下MD90への録音処理に供する。デジタルコピーに
よるダビング中はこのステップF101〜F105の処理を継続
していく。
【0053】パーソナルコンピュータ50から送信され
てきたデジタルオーディオデータに付加されていた識別
コードが当該MD/CD記録再生装置70の識別コード
と一致しなかった場合は、ステップF104で否定結果が得
られ、ステップF106に進む。そしてシステムコントロー
ラ1は、MD90への録音動作を停止させることにな
る。
【0054】以上のような処理により、パーソナルコン
ピュータ50から送信されたデジタルオーディオデータ
について、当該MD/CD記録再生装置70でMD90
へデジタルコピーできるのは、当該MD/CD記録再生
装置70に固有の識別コードが付加されている場合のみ
となる。当該MD/CD記録再生装置70に固有の識別
コードが付加されているデジタルオーディオデータと
は、もともとこのMD/CD記録再生装置70でMD9
0(又はCD91)から再生され、パーソナルコンピュ
ータ50のハードディスクにデジタルコピーされたデー
タである。
【0055】これは即ち、ユーザーが私的複製を行なっ
て音楽等を楽しむために、ハードディスクをミュージッ
クバンクとして使用する場合のデジタルコピーに限られ
ることになり、ハードディスクにファイル化されている
音楽データがむやみにコピーされることはないものとな
る。
【0056】つまり、図5においてハードディスクドラ
イブ50aから再生された音楽データがインターネット
や電子メール、フロッピーディスクなどによって配布さ
れ、他のパーソナルコンピュータ51のハードディスク
ドライブ51aに格納されたとしても、そのハードディ
スクドライブ51aから再生した音楽データをMD記録
再生装置55に転送してMDにデジタルコピーすること
はできないものとなる。またパーソナルコンピュータ5
0に他の記録装置を接続しても、デジタルコピーはでき
ないものとなる。
【0057】さらにMD/CD記録再生装置70におい
て、SCMS方式が採用されていることで、パーソナル
コンピュータ50のハードディスクからMD90にデジ
タルコピーが行なわれた段階で、SCMSフラグがセッ
トされ、それ以降の世代のデジタルコピーが禁止され
る。従って、デジタルコピーで作成したMD91は私的
に楽しむ以外の、例えばデジタルオーディオデータソー
スとして複製品を製造することなどには用いることはで
きない。
【0058】また、図2からわかるように識別コードは
パックデータ毎に付加されることになり、例えば音楽1
曲で考えると、数m秒〜数100m秒程度の間隔で識別
コードが存在することになる。すると、例えばパーソナ
ルコンピュータ50においてデジタルオーディオデータ
の編集処理等が行なわれ、例えば他のソースからコピー
しておいたデジタルオーディオデータと合成されて新し
い1曲のファイルが生成された場合などを考えても、図
3のように繰り返して識別コードを確認する処理を行な
っているため、あくまで当該MD/CD記録再生装置9
0からデジタルコピーしたオーディオデータ部分のみに
ついて録音可能とされる。即ち私的複製を越える恐れの
ある部分についてはデジタルコピーができないものとな
る。
【0059】以上のことからわかるように本例では、あ
くまで私的複製に関しては高品位のデータコピーを高速
で実行できるようにされ、かつそのコピー行為が私的複
製の範囲を越えるような恐れがある場合については、コ
ピー動作が禁止されることになり、ユーザー及び著作者
の両方に好ましいデジタルコピーシステムが構築できる
ことになる。
【0060】なお、本発明は上記例の構成や動作に限定
されず、各種変形例が考えられることはいうまでもな
い。上記例ではMD/CD記録再生装置とパーソナルコ
ンピュータでのデジタルコピーシステムとして説明した
が、DAT記録再生装置やDVD(デジタルビデオディ
スク)記録再生装置などの他のデジタル記録再生機器な
どもシステムを構成するユニットの対象となる。
【0061】また、インターネットなどの通信によるプ
ロバイダーから一般ユーザーへの音楽提供にも適用でき
る。つまり、プロバイダーは例えば契約した特定のユー
ザーの用いる記録装置の識別コードを入れて図4(a)
のようなデータ形態で音楽等をそのユーザーのパーソナ
ルコンピュータに送信し、ハードディスクにダウンロー
ドさせる。すると、その特定のユーザーのみが、その音
楽等をミニディスク等にデジタルコピーできることにな
り、音楽等の通信による提供形態が実現できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の記
録再生ユニットは、記録媒体から再生された再生データ
を第2の記録再生ユニットに送信する際に、その第1の
記録再生ユニットに固有に設定されている識別コードも
送信し、第2の記録再生ユニットにおいて再生データと
識別コードが記録媒体に記録されるようにする。また第
2の記録再生ユニットで記録媒体から再生された再生デ
ータを第1の記録再生ユニットに送信した際には、第1
の記録再生ユニットではその送信されてきたデータ内に
おいて、その第1の記録再生ユニットに固有に設定され
ている識別コードと同一の識別コードが確認された場合
にのみ、送信されてきたデータの記録媒体への記録動作
を実行可能とする。このため、第1の記録再生ユニット
では、あくまでも当該第1の記録再生ユニットから第2
の記録再生ユニットに送信してデジタルコピーさせたデ
ータについて、第2の記録再生ユニットからデジタルコ
ピーできることになる。つまり、あくまで私的複製とし
てのデジタルコピーに関しては高品位かつ高速なコピー
が実行できるようにするとともに、私的複製の範囲を越
える恐れのあるデジタルコピーは実行できないようにな
り、ユーザー及び著作者の両方に好ましいデジタルコピ
ーシステムが構築できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のMD/CD記録再生装置
のブロック図である。
【図2】実施の形態のMD/CD記録再生装置からの送
信エンコード処理の説明図である。
【図3】実施の形態のMD/CD記録再生装置で受信デ
ータのコピー時の処理のフローチャートである。
【図4】実施の形態のMD/CD記録再生装置での受信
デコード処理の説明図である。
【図5】デジタルデータ通信可能なシステム構成例の説
明図である。
【符号の説明】
1 システムコントローラ、4 不揮発性メモリ、5
IF処理部、12 光学ヘッド、15 エンコーダ/デ
コーダ部、16 メモリコントローラ、17バッファメ
モリ、18 音声圧縮エンコーダ/デコーダ部、20
磁気ヘッド、50 パーソナルコンピュータ、50a
ハードディスクドライブ、70 MD/CD記録再生装
置、90 MD、91 CD

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録媒体に対してデジタルデータ
    の記録及び再生動作を行なうことのできる第1の記録再
    生ユニットと、 少なくとも前記第1の記録再生ユニットに対してデジタ
    ルデータの送受信が可能とされ、前記第1の記録再生ユ
    ニットから供給されたデジタルデータを所定の記録媒体
    に記録し、またその記録媒体からデジタルデータを再生
    して前記第1の記録再生ユニットに供給することのでき
    る第2の記録再生ユニットから成り、 前記第1の記録再生ユニットは、記録媒体から再生され
    た再生データを前記第2の記録再生ユニットに送信する
    際に、その第1の記録再生ユニットに固有に設定されて
    いる識別コードも送信し、前記第2の記録再生ユニット
    において再生データと識別コードが記録媒体に記録され
    るようにするとともに、 前記第2の記録再生ユニットで記録媒体から再生された
    再生データを前記第1の記録再生ユニットに送信した際
    には、前記第1の記録再生ユニットではその送信されて
    きたデータ内において、その第1の記録再生ユニットに
    固有に設定されている識別コードと同一の識別コードが
    確認された場合にのみ、送信されてきたデータの記録媒
    体への記録動作を実行可能とすることを特徴とするデジ
    タルコピーシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の記録再生ユニットは、その第
    1の記録再生ユニット固有に設定されている識別コード
    を記憶する記憶手段と、 送信されてきたデータ内に含まれる識別コードと、前記
    記憶手段に記憶されている識別コードが一致した場合
    に、送信されてきたデータの記録媒体への記録動作を可
    能とする記録制御手段を備えていることを特徴とする請
    求項1に記載のデジタルコピーシステム。
  3. 【請求項3】 記録媒体に対してデジタルデータの記録
    及び再生を行なうことのできる記録/再生処理手段と、 その装置固有の識別コードを記憶する記憶手段と、 前記記録/再生処理手段で再生されたデータに前記記憶
    手段に記憶された識別コードを付加して送信データを生
    成し、外部機器に送信する送信手段と、 外部機器から送信されてきたデータを受信するととも
    に、受信されたデータのうちから識別コードを抽出する
    ことができる受信手段と、 前記受信手段で抽出された識別コードが前記記憶手段に
    記憶された識別コードと一致した場合にのみ、前記受信
    手段で受信されたデータについての前記記録/再生処理
    手段による記録媒体への記録動作を許可する記録制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする記録再生装置。
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