JPH1040317A - 情報共有化システム - Google Patents

情報共有化システム

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JPH1040317A
JPH1040317A JP19046896A JP19046896A JPH1040317A JP H1040317 A JPH1040317 A JP H1040317A JP 19046896 A JP19046896 A JP 19046896A JP 19046896 A JP19046896 A JP 19046896A JP H1040317 A JPH1040317 A JP H1040317A
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安英 松本
Sumiyo Okada
純代 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ機と複数のクライアント端末を含むネ
ットワークシステムにおいて、各クライアント端末を利
用する利用者の状態情報を共有化する際に、状態情報更
新時の状態情報の無駄な伝送や、サーバ機での集中処理
による処理の遅延が発生していた。 【解決手段】 本発明では、状態情報を更新した際に、
関連付けられている要求データをクライアント端末に送
出することにより、クライアント端末から直接他のクラ
イアント端末へ状態情報を伝送することができるように
する。これにより、状態情報の無駄な伝送を防止できる
とともに、サーバ機の負荷を軽減することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のクライアン
ト端末から共通のサーバ機を利用して情報を共有化する
ネットワークシステムの改良に関し、特に各クライアン
ト端末個別の利用者の在席状態等の状態情報を共有化し
て、オフィス活動の効率化を図る情報共有化システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンの普及およびネットワー
クの発達により、端末間のデータのやりとりが可能とな
り、居ながらにして各種情報を共有化できる環境が普及
している。前記状態情報の例として在席状態を取り上げ
てみると、その環境を利用し、各クライアント端末の利
用者の在席状態をサーバ機で一元管理し、クライアント
端末にその情報を参照する機能を設けることにより、居
ながらにして他の利用者の在席状態の確認が行える在席
状態管理システムが提案されている。
【0003】このような在席管理システムの一例が、特
開平8−87685号公報に開示されている。その構成
は、複数の端末をネットワークで接続したシステムであ
り、サーバ機で各クライアント端末の利用者の在席状態
を一元管理しているものである。そして、在席状態の変
更が発生した場合、各クライアント端末の利用者は自状
態設定部を通じて、サーバ機上の在席状態情報の更新を
行う。サーバ機ではその当該利用者の在席状態を変更す
るとともに、接続されている全クライアント端末に対し
て、その利用者の在席状態を伝送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、利用者の必要の有無に関わらず無条件に全クライ
アント端末に対して状態情報が伝送されるため、無駄な
伝送処理が発生する。また、各クライアント端末への状
態情報の伝送処理がすべてサーバ機へ集中するため、サ
ーバ機の負荷が高くなる。このため、更新処理が頻発し
たり、他の処理が重なると、処理待ちが発生し、状態情
報が変化しているにも関わらず、その利用者の状態情報
をリアルタイムに確認できないことがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、状態情報
更新時にサーバ機に接続されている全クライアント端末
に対して無条件に状態情報を伝送していること、及び、
その伝送処理をサーバ機で一括して行っていることに起
因している。本発明では、状態情報を更新した際に、関
連付けられている要求データをクライアント端末に送出
することにより、クライアント端末から直接他のクライ
アント端末へ状態情報を伝送することができるようにす
る。
【0006】これにより、状態情報の無駄な伝送を防止
できるとともに、サーバ機の負荷を軽減することが可能
となる。即ち、サーバ機と複数の特定されたクライアン
ト端末を含むネットワークシステムにおいて、各クライ
アント端末に他の利用者の状態情報を表示する表示部を
設けると共に、自己の状態情報を入力する自状態設定部
を設け、かつ前記自状態設定部は入力された自己の状態
情報を前記サーバ機に通知すると共に、予めサーバ機に
登録されている他の利用者からの要求データを参照して
当該要求データに応じて選択された他のクライアント端
末に前記自己の状態情報を直接伝送するようにしたこと
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】在席状態管理システムを例に本発
明の実施例を説明する。本発明の実施例の構成を図1に
示す。本構成は、複数のクライアント端末20,30 と、そ
れらを接続するサーバ機10とからなり、各クライアント
端末20,30 およびサーバ機10はLAN(L1)で接続されて
いる。
【0008】サーバ機10は、在席状態管理テーブル11と
在席状態情報管理部12を有する。在席状態管理テーブル
11は、図2に示すように、各クライアント端末20,30 の
利用者の在席状態情報40と各利用者に関連付けて管理さ
れている要求データ50とを蓄積している。在席状態情報
40は、以下の項目を管理している。
【0009】1.利用者名41:クライアント端末20,30
を使用する利用者の名前 2.在席状態42:在席/不在だけでなく、すぐ戻る/会
議中/その他など複数の状態を識別する。本例では、在
席を "1" 、不在を"2" 、すぐ戻るを "3" 、会議中
を "4" 、その他を"5" と記号化している。図2で
は、奥山氏が在席、鈴木氏が不在、田中氏が会議中であ
ることを示している。
【0010】3.メモ43:簡単なスケジュールなど利用
者が入力した情報 4.設定日時44:在席状態情報40を設定/更新した日時 5.コミュニケーション情報45:コミュニケーション実
行時に必要となる電話番号、メールアドレス、FAX番
号 要求データ50は、利用者に関連付けられて管理され、在
席状態情報の更新時に在席状態情報の通知条件として使
用される。
【0011】1.参照利用者名51:当該利用者の在席状
態を参照している利用者の名前 2.ネットワークアドレス52:参照利用者が使用してい
るクライアント端末20,30 のネットワークアドレス 3.状態通知フラグ53:在席状態変更時の参照利用者へ
の通知条件を設定。参照相手の在席状態42がどの状態に
変更になっても通知する、あるいは、特定の状態になっ
たら通知するのかを、参照利用者からの申請に基づいて
格納する。本例では、どの状態に変更になっても通知す
る場合には7ビット目を "1" に、在席/不在/すぐ戻
る/会議中/その他などの特定の状態になった時のみ通
知する場合にはそれぞれ0から4ビット目を "1" にす
る。これらは複数同時に指定可能である。
【0012】特定の状態変更のみを指示した場合、在席
状態情報の更新通知だけでなく、在席状態の変更が発生
したことをメッセージで通知する(図16)。本例で
は、鈴木さんの在席状態の変更に応じて、奥山さんのク
ライアント端末では自動的に鈴木さんの在席状態情報お
よび画面63の表示が更新されるのみ、田中さんのクライ
アント端末では鈴木さんの在席状態情報の更新とともに
変更発生のメッセージをどの状態でも画面に表示する
(図16)ように、太田さんのクライアント端末では鈴
木さんが在席状態になった時のみ在席状態情報の更新と
ともに変更発生のメッセージを画面に表示する(図1
6)ようにしている。
【0013】4.簡易メッセージ54:参照利用者が当該
利用者に通知したいメッセージの内容を設定。 5.メッセージ通知条件55:4.項の簡易メッセージを
どのタイミングで表示するかを、3.項と同様の内容で
格納する。
【0014】6.メッセージ確認フラグ56:4.項の簡
易メッセージが相手に読まれたかどうかを格納する。本
例では、未読の場合0ビット目を "0" に既読の場合0
ビット目に "1" を設定する。在席状態情報管理部12
は、前記在席状態管理テーブル11の管理及び各利用者の
在席状態情報40(要求データ50を含む)の送受信を行
う。
【0015】各クライアント端末20、30 は、相手状態表
示部22,32 と自状態設定部21,31 、さらにコミュニケー
ション実行部23,33 を有する。相手状態表示部22,32
は、サーバ機10で管理されている在席状態情報40を取得
して希望する相手の在席状態42を表示する機能および要
求データ50を設定する機能、在席状態確認後のコミュニ
ケーションの実行をコミュニケーション実行部23,33 へ
依頼する機能を有する。
【0016】自状態設定部21,31 は、自分の在席状態の
表示および変更を行う利用者インターフェースと自状態
変更時の変更情報をサーバ機10に通知する機能を有す
る。コミュニケーション実行部23,33 は、相手状態表示
部22,32 からの依頼を受けて、電話/メール/FAXな
どの各種コミュニケーション手段を実行する機能を有す
る。
【0017】図3は各クライアント端末20、30 での自状
態設定部21,31 および相手状態表示部22,32 、コミュニ
ケー ション実行部23,33 の画面例である。画面61は、在
席状態管理システムの各種操作のメニューが表示されて
いる。メニュー名をマウスなどにより選択することによ
り、さらに下位のメニューや詳細操作画面が表示され
る。
【0018】画面62は、コミュニケーション手段を選択
するメニューであり、希望するコミュニケーション手段
をマウスなどで選択することにより、相手状態表示部2
2,32を通じてコミュニケーション実行部が起動される。
なお、画面61のメニューの中の [Communication]を選択
しても同様の操作が行える。画面63は、相手状態表示部
22,32 により参照相手の在席状態が表示される画面であ
り、参照相手として登録されている利用者毎にその利用
者名41と在席状態42を表す絵及びメモ43の先頭行が表示
されている。また、参照相手をマウスなどで選択するこ
とにより、メモ43に設定された内容を先頭行だけでなく
すべてを参照することができる。画面下のNEWボタン
66は表示されている在席状態表示を最新状態にすること
を指示するものである。画面67は、最後に最新状態を参
照した時刻を表示している。
【0019】画面64は、自状態設定部21,31 で自状態の
表示/更新を行う際のインターフェース画面であり、右
側の在席/不在などの在席状態を表す言葉の左にある○
印をマウスなどにより選択することにより、現時点の自
分の在席状態を設定する。在席状態の設定により、在席
状態42の登録/更新を待ち、設定された状態を表す絵が
左側に表示される。
【0020】画面65は、利用者が自分のスケジュールな
どのメモ43を入力する画面であり、メモ登録ボタン68に
より画面65で設定したメモ43の登録/更新を行う。図5
は、クライアント端末20,30 上にある在席状態表示リス
ト24,34 の例である。在席状態表示リストは、自情報71
から相手在席状態参照リスト72からなる。自情報71に
は、以下の情報が管理されている。
【0021】1.DIRNAME=:当該クライアント端末を使
用する利用者の名前(システムで一意) 2.SERVERNANE= :当該クライアント端末が接続される
サーバ名 3.wtop= およびwleft=,wright=,wbottom= :画面60で
の自状態の表示位置相手在席状態参照リスト72には、以
下の情報が管理されている。
【0022】1.awperson1-9 :当該利用者を参照して
いる利用者の名前 自情報71の[DIRNAME=]で設定された名前が格納される。
要求データ50の参照利用者名51より作成する。本例では
9名が登録されている例になっており、awpersonの末尾
の整数は登録される人数に合わせて増分される。
【0023】2. [参照利用者名] :1.項で登録され
た参照利用者名毎に、3.項から6.項までの情報を設
定するためヘッダー。 3.name= :画面63に表示する際の名前を指定する。指
定の仕方は自由でである。 4.dirname=:参照相手の名前。
【0024】5.args= :画面63での表示位置を格納す
る。 6.color=:画面63に表示する際の色を指定する。本例
では、赤で表示する場合は "1" を、緑で表示する場合
は "2" を、青で表示する場合は "3" を設定する。 7.awareness :参照相手情報の区切りを示すためのヘ
ッダー。
【0025】8.number= :参照利用者数を格納してい
る。本例では、奥山さんを参照している利用者が9名で
あることを示している。 詳細な説明に入る前に、図4に基づいて、本システムの
情報伝送手順について説明する。図4では、クライアン
ト端末A20の利用者が、クライアント端末B30の利用者
を参照する場合について説明する。
【0026】本システムは、大きく下記の2つの機能に
大別される。 1.相手状態参照機能 400 2.自状態更新機能 401 まず、相手状態参照機能400 から説明する。相手状態参
照機能400 は、大きく3つの機能から構成される。
【0027】(1) 在席状態参照機能 410 (2) 要求データ設定機能 450 (3) コミュケーション実行依頼機能 460 〔在席状態参照機能 410〕在席状態参照には、以下の3
パターンがある。
【0028】 初回参照 420 最新状態参照 430 状態自動通知 440 <初回参照 420>参照する側のクライアント端末A20の
利用者は、クライアント端末B30の利用者を参照するこ
とを申請することにより、相手状態表示部22から参照相
手登録要求421 をサーバ機10の在席状態情報管理部12に
送出する。サーバ機10の在席状態情報管理部12は、クラ
イアント端末A20からの要求を受け、クライアント端末
B30の利用者の要求データ50にクライアント端末A20の
利用者に関する情報を登録する(参照相手登録422)と同
時に、クライアント端末Bの利用者の在席状態情報40お
よび要求データ50をクライアント端末A20の相手状態表
示部22に送出する。クライアント端末A20は、サーバ機
10の在席状態情報管理部12から送出されてきた在席状態
情報40および要求データ50を受け、クライアント端末B
30の利用者の在席状態を表示する(参照相手状態表示42
3)。
【0029】登録した参照相手は、図3の画面63に、参
照時点の在席状態が表示される(但し、前項(2)の状
態自動通知機能を使用している場合は、常に最新状態が
表示されている)。 <最新状態参照 430>参照側のクライアント端末A20の
利用者がクライアント端末B30の利用者など参照相手登
録422 を行っている利用者の最新の在席状態を参照する
場合、図3の画面中央下のNEWボタン66をマウスなど
でクリックすることにより、相手状態表示部22から最新
状態表示要求431 がサーバ機10の在席状態情報管理部12
に送出される。サーバ機10の在席状態情報管理部12は、
クライアント端末A20からの要求を受け、登録されてい
る要求データ50に基づいて、クライアント端末B30の利
用者を含む登録されている全参照相手の在席状態情報40
を在席状態管理テーブル11から取り出し、クライアント
端末A20の相手状態表示部22に送出する(参照相手状態
送出432)。クライアント端末A20の相手状態表示部22
は、サーバ機10の在席状態情報管理部12から送出されて
きた在席状態情報40を受け、クライアント端末A20の全
参照相手の在席状態を再表示する(参照相手状態表示43
3)。 <状態自動通知 440>参照相手登録を行った際に、その
後の参照相手の在席状態の変化に応じて、通知するレベ
ルを指定しておくことにより(要求データ設定 450)、
クライアント端末B30の利用者が在席状態情報40を更新
した場合に、要求データ50に基づいて、クライアント端
末A20に更新内容を送出することができる。これは、参
照される側のクライアント端末B30の利用者が自状態を
変更することにより、自状態設定部31がサーバ機10へ自
状態更新通知471 を発行し、通知を受けとったサーバ機
10の在席状態情報管理部12が、クライアント端末B30の
利用者の在席状態情報40を更新する(在席状態情報更新
472)とともに、クライアント端末B30の自状態設定部31
に要求データ50が送出されてくる(要求データ送出473)
ことにより実現する。
【0030】クライアント端末B30の自状態設定部31は
サーバ機10から送出されてくる要求データ50を基に、在
席状態の更新を通知すべき利用者を選択し(要求データ
確認441)、この場合であれば、クライアント端末A20
の相手状態表示部22にクライアント端末B30の利用者の
在席状態情報40を送出する(状態更新通知442)。クライ
アント端末A20の相手状態表示部22は、クライアント端
末B30から送出されてきた在席状態情報40に基づいて、
クライアント端末B30の利用者の在席状態を再表示する
(状態更新通知表示443)。 〔要求データ設定機能 450〕在席状態を参照する相手を
登録した後、参照相手の在席状態が更新された時に自動
的に通知されるようにすることにより、設定相手の状態
変化をリアルタイムに知ることが可能となる。クライア
ント端末A20の利用者が、参照相手のクライアント端末
B30の利用者が在席状態が更新された時の通知レベルを
設定すると、相手状態表示部22は要求データ設定451 を
サーバ機10の在席状態情報管理部12に送出する。サーバ
機10の在席状態情報管理部12は要求を受け、クライアン
ト端末B30の利用者に関連づけて要求データ50に申請さ
れた通知レベルを設定する(要求データ登録452)。この
要求データ50に基づいて、前項(1)の項の状態自動
通知440 が行われる。 〔コミュニケーション実行依頼機能 460〕在席状態を確
認した後は、その状態に応じて、電話、電子メール、F
AX等のコミュニケーションを行う。クライアント端末
A20の利用者は、クライアント端末B30の利用者の在席
状態を確認後、図3の画面61の[Communication] あるい
は画面62のコミュニケーションボタンによりコミュニケ
ーション手段を選択することにより、例えば電話を選択
すると、クライアント端末B30の利用者が予め登録して
いるコミュニケーション情報45から電話番号46を取得
し、コミュニケーション実行部23に実行を依頼する(コ
ミュニケーション実行要求461)。これにより、コミュニ
ケーション実行部23が起動され、クライアント端末B30
の利用者に電話を掛けることができる(コミュニケーシ
ョン受信462)。
【0031】次に、自状態更新機能について説明する。
自状態更新機能は、大きく2つの機能から構成される。 (1) 在席状態更新機能 470 (2) 在席状態変更通知機能 480 〔在席状態更新機能 470〕在席状態更新機能について
は、被参照側のクライアント端末B30の利用者を起点に
説明する。
【0032】クライアント端末B30の利用者は、在席状
態が変われば、図3の画面64の自状態更新画面で自状態
の変更を行うことにより、自状態設定部21から自状態更
新通知471 をサーバ機10の在席状態情報管理部12に送出
する。サーバ機10の在席状態情報管理部12では通知を受
け、クライアント端末B30の利用者の在席状態情報40を
更新する(在席状態情報更新 472)とともに、関連づけ
て管理されている要求データ50をクライアント端末B30
に送出する(要求データ送出 473)。 〔在席状態変更通知機能 480〕クライアント端末B30の
自状態設定部31は、サーバ機10の在席状態情報管理部12
から送出されてきた要求データ50を基に、自状態の変更
を通知すべき利用者を選択し(要求データ確認 481)、
本例ではクライアント端末A20に対して、在席状態情報
40を直接送出する(状態更新通知 482)。クライアント
端末A20の相手状態表示部22では、クライアント端末B
30の自状態設定部31から送出されてきた在席状態情報40
を基に、参照相手の最新状態を再表示する(状態更新通
知表示483)。これは、相手状態参照機能410 の中の状態
自動通知440 と連動している機能である。
【0033】以上が、本システムの情報伝送手順であ
る。次に、各機能をフローチャートを使用して、詳細に
説明する。図6、図7、図8はクライアント端末20,30
の自状態設定部21,31 の処理を示すフローチャート、図
9、図10、図11はクライアント端末20,30 の相手状
態表示部22,32 の処理を示すフローチャート、図12、
図13、図14はサーバ機10の在席状態情報管理部12の
処理を示す処理フローチャートである。
【0034】図1及び図4のクライアント端末A20(参
照側)の利用者は図2の在席管理テーブル中の奥山さ
ん、クライアント端末B30(被参照側)の利用者は図2
の在席管理テーブル中の鈴木さんを基本的に想定する。 〔在席状態情報管理部12の起動〕サーバ機10上の在席状
態情報管理部12は起動されると、バックアップファイル
13に待避してある在席状態情報40および要求データ50を
読み込んで、在席状態管理テーブル11に展開する(図1
2 ステップ 302)。その後、クライアント端末20,30
からの要求を待つ(図12 ステップ 303)。反対に、
終了が指示されると、在席状態管理テーブル11の内容を
バックアップファイル13に保存して終了する(図12
ステップ 304,305)。 〔自状態設定部21,31 の起動〕クライアント端末A20を
例にして説明する。クライアント端末A20の自状態設定
部21は起動されると、まず自利用者名を取得するため、
図5の在席状態表示リスト24中の自情報71の[DIRNAME=]
に設定された値(本例では "奥山 敏" )を読み込む。
ここで在席状態表示リスト24に自利用者名が設定されて
いなければ、利用者に入力を促す画面を表示する(図6
ステップ 102)。自利用者名を取得すると、これをパ
ラメータにしてサーバ機10上の在席状態情報管理部12に
自状態の最新の在席状態情報40を要求する(図6 ステ
ップ 103)。サーバ機10の在席状態情報管理部12は、そ
の要求を受けて、渡されてきた利用者名をキーにして、
在席状態管理テーブル11からクライアント端末A20の利
用者(奥山さん)の在席状態情報40を取得し、クライア
ント端末A20に送出する(図12 ステップ 307,30
8)。クライアント端末20の自状態設定部21は、サーバ
機10から送出されてきた在席状態情報40を基にクライア
ント端末A20の利用者(奥山さん)の在席状態を表示す
る(図6 ステップ 104,105)。この際、サーバ機10の
在席状態管理テーブル11にクライアント端末A20の利用
者(奥山さん)の在席状態情報40が無ければ、初期値
(在席状態42は "在席" 、他情報は無し)を設定して、
自状態の新規登録をサーバ機10上の在席状態情報管理部
12へ要求する(図6 ステップ 104,106)と同時に、自
状態を表示する(図6 ステップ 107)。サーバ機10の
在席状態情報管理部12は、この要求を受け、在席状態管
理テーブル11に在席状態情報40を追加する(図12 ス
テップ 309,310)。その後、クライアント端末20の自状
態設定部21は、自状態の更新を待つ(図6 ステップ 1
08)。
【0035】上記操作の画面例が図3の画面64である。
この例は、クライアント端末A20の画面であり、奥山さ
んが自利用者として登録されている。画面64にはクライ
アント端末A20の利用者である奥山さんの名前と在席状
態が表示されている。在席状態は、在席状態種別の左横
の○をマウスなどでポインティングすることで設定され
る。在席状態種別の左横の絵は、設定された在席状態に
応じて表示される。 〔相手状態表示部22,32 の起動〕相手状態表示部22,32
が起動されると、クライアント端末20,30 に保存されて
いる在席状態表示リスト24,34 を読み込む(図9 ステ
ップ 202)。在席状態表示リスト24,34 中の相手在席状
態参照リスト72(図5)と、自利用者名、自クライアン
ト端末20,30 のネットワークアドレスをパラメータにし
て相手状態参照要求をサーバ機10に送出する(図9 ス
テップ 203)。サーバ機10上の在席状態情報管理部12
は、渡された参照相手利用者名で在席状態管理テーブル
11の参照相手の利用者に関連付けられた要求データ50を
検索し、自利用者名が登録されているかを確認する(図
13 ステップ 314,315,317)。自利用者名が登録され
ていれば、自クライアント端末20,30 のネットワークア
ドレス52を更新し(図13 ステップ 318,321)、登録
されていなければ、要求データ50欄に自利用者名、自ク
ライアント端末20,30 のネットワークアドレス52を追加
する(図13ステップ 318-319)。さらに、参照相手の
在席状態情報40を仮領域にセットする(図13 ステッ
プ 320,323)。相手在席状態参照リスト72に登録されて
いる参照相手全員の処理が完了したことを確認して(図
13 ステップ 315)、仮領域にセットされた参照相手
の在席状態情報40をクライアント端末20,30 に送出する
(図13 ステップ 316)。クライアント端末20,30 の
相手状態表示部22、32 は、サーバ機10 から送出された
在席状態情報40により各参照相手の在席状態を表示する
(図9 ステップ 204)。この表示例が図3の画面63で
ある。各相手の様子が相手の名前(図5の[name=] で設
定された名前)とともに絵(図5の[args=] で設定され
た位置および[color=]で設定された色)で示されて表示
される。在席状態は、文字で表示することも可能であ
る。名前の下には、各利用者が入力したメモ43の内容の
先頭行が表示されている。各利用者のメモ43のすべてを
参照したい場合は相手をマウスなどで選択することによ
り、その上にホップアップ表示される(図11 ステッ
プ 235)。 〔在席状態更新機能 470〕一方参照された利用者、本例
ではクライアント端末B30の利用者(鈴木さん)が在席
状態を変更した場合、自状態設定部31はサーバ機10の在
席状態情報管理部12に自状態更新通知471 を送出する
(図6 ステップ 108、図7 ステップ 111)。サーバ
機10の在席状態情報管理部12は通知を受け、クライアン
ト端末B30の利用者(鈴木さん)の在席状態情報40を更
新するとともに(図12 ステップ311-312)、クライ
アント端末B30の利用者(鈴木さん)に関連付けられて
管理されている要求データ50をクライアント端末30に送
出する(図12 ステップ313)。 〔在席状態変更通知 480〕クライアント端末B30の自状
態設定部31は、サーバ機10の在席状態情報管理部12から
送出されてきたクライアント端末B30の利用者(鈴木さ
ん)の要求データ50を受取ると(図7 ステップ 11
2)、まずネットワークアドレス52が登録されているか
を確認し(図7 ステップ 115)、登録されていなけれ
ば更新内容の送付対象とせず、登録されていればさらに
状態通知フラグ53の内容を確認する(図7 ステップ 1
16-117)。状態通知フラグ53の7ビット目のみの指定、
つまり在席状態の自動変更のみであれば、在席状態情報
40のみをクライアント端末A20に送出し(図7 ステッ
プ 118-1)、状態通知フラグ53の0から4ビット目の指
定、つまり特定の在席状態に変更になった場合に通知さ
れるようになっていれば、在席状態情報40および通知メ
ッセージをクライアント端末A20に送出する(図7 ス
テップ 118)。図2の例で説明すると、奥山さんは鈴木
さんの在席状態の変更を自動更新するのみであり、田中
さんは鈴木さんの在席状態のすべての変更をメッセージ
とともに通知してもらい、太田さんは鈴木さんが在席状
態になったときのみメッセージとともに通知してもらう
ように設定されている。
【0036】クライアント端末A20の相手状態表示部22
は、クライアント端末B30からの通知を受信すると(図
9 ステップ 206)、クライアント端末B30の利用者
(鈴木さん)の相手在席状態表示リスト72を更新し、更
新内容を再表示する(図10 ステップ 216,217)。ク
ライアント端末A20の利用者が田中さんあるいは太田さ
んであった場合は、更新のみならず状態更新のメッセー
ジを表示する(図10 ステップ 218-219)。
【0037】以上により、参照相手の在席状態の更新が
自動的に、かつ、相手の状態変化に追従した表示が行
え、なおかつ最小限の負荷で実現可能とする。図3の画
面65では、クライアント端末20、30 の利用者が自分の簡
易スケジュールなど簡単なメモを書くことができるよう
になっている。この欄にスケジュールなどを入力し、画
面上のメモ登録ボタン68を押すと、サーバ機10に送出さ
れる(図6 ステップ 108、図7 ステップ 111)。サ
ーバ機10の在席状態情報管理部12は、送出されてきたメ
モの内容を在席状態管理テーブル11のメモ43欄に登録す
る(図12 ステップ 311,312)。このメモ43は、相手
状態表示部22,32 により、参照者側の画面にも表示され
る。図3の画面63の相手状態表示画面で、参照相手利用
者名の下に表示されているのがメモ43の先頭行である。
メモの内容をすべて表示する場合は、参照したい利用者
をマウスなどでクリックすることにより、メモ43の内容
がホップアップ表示される(図11 ステップ 235)。 〔最新状態参照 430〕最新状態の表示は、図3の画面中
央下のNEWボタン66を押下することにより(図11
ステップ 227)、相手在席状態参照リスト72とともに、
自利用者名および在席状態を最後に参照した時刻(図3
の画面67)をパラメータにしてサーバ機10へ最新状態を
要求する(図11 ステップ 228)。サーバ機10上の在
席状態情報管理部12は、前記の相手の在席状態情報40の
取得と同様のステップで、クライアント端末20,30 に相
手在席状態参照リスト24、34 に登録されている参照相手
全員の在席状態情報40を送出する(図13 ステップ 3
15-321)。この際、クライアント端末20,30 から送出さ
れた最後に参照した時刻(図3の画面67)と、各利用者
の在席状態の設定日時44とを比較し(図13 ステップ
322)、各利用者の在席状態の設定日時44の方が大きい
場合のみ、在席状態情報40を送出するようにし(図13
ステップ 323)、サーバ機10とクライアント端末20,3
0 間のデータの伝送量を削減することを可能にしてい
る。
【0038】参考までに、本システムでの、相手状態参
照機能22,32 で参照する利用者の登録および削除方法を
述べる。参照相手の登録は図3の画面61にあるメニュー
[Awareness] を選択することにより行う。メニュー[Awa
reness] を開き、さらにメニューの中の [登録] を選択
すると、サーバ機10に登録された利用者一覧が表示され
る。そこから参照したい利用者を選択する(図9 ステ
ップ 208,209)。選択が終了したら、選択した相手リス
トをサーバ機10に送出する(図9 ステップ 210)。サ
ーバ機10の在席状態情報管理部12は、送出されてきたデ
ータを参照相手の在席状態情報40に要求データ50として
追加する(図13 ステップ 314-323)。さらに、参照
相手の在席状態情報40をクライアント端末20,30 に送出
する(図13 ステップ 314-323)。相手状態表示部2
2,32 は、サーバ機10より送出されてきた在席状態情報4
0を基に、参照相手の在席状態を画面63に表示する(図
9 ステップ 210)。また削除は、図3の画面63に表示
されている参照相手を選択し、メニュー[Awareness] を
開き、さらにメニュー [削除] を選択することにより、
削除する利用者名を自利用者名とともにサーバ機10に送
出する(図9 ステップ 208-210)。サーバ機10上の在
席状態情報管理部12は、クライアント端末20,30 より送
出されてきた削除する利用者名をキーに該当利用者の要
求データ50を検索し、自利用者名のネットワークアドレ
ス52を削除する(図13 ステップ 324-328)。 〔コミュニケーション 実行依頼機能〕参照相手の在席状態を確認
したあと、その状態に応じてコミュニケーション手段を
選択し、参照相手にアクセスすることがある。その際
は、図3の画面63でアクセスしたい相手の絵を選択し、
画面61の[Communication] から [電話] 、 [メール] 、
[FAX] を選択する、ないしは、画面62のツールボタ
ンにより [電話] 、 [メール] 、 [FAX] を選択する
と、選択した相手のコミュニケーション情報45(電話な
ら電話番号46、メールならメールアドレス47、FAXな
らFAX番号)を取得し、コミュニケーション種別とと
もに、コミュニケーション実行部23,33 に処理を依頼す
る(図9 ステップ 211,212)。コミュニケーション実
行部23,33 は、該当データを用いてコミュニケーション
を実行する。 〔在席状態参照終了〕在席状態参照を終了する際は、サ
ーバ機に参照終了を通知し(図9 ステップ207、図1
0 ステップ 213、図14 ステップ 329-333)、相手
在席状態参照リスト72に現在の参照相手を保存し終了す
る(図10ステップ 214,215)。合わせて、自状態設定
部21,31 も終了する。(図6 ステップ 109-110)。 〔要求データ設定機能 450〕相手状態参照時または参照
登録後に、参照相手の在席状態に変更が発生した場合
に、その更新内容の通知レベルを設定しておける。
【0039】図3の画面63で通知レベルを設定する相手
を選択し、画面61の中の[Option]を選択し、その中のメ
ニュー [通知レベルの設定] を選択すると(図11 ス
テップ 223)、通知レベル設定画面(図15)が表示さ
れる(図11 ステップ 224)。通知レベル設定画面の
例を図15に示す。図15の通知レベル設定画面に示す
状態種別80,81 を選択することにより、あらゆる状態の
変化を通知するか、特定の状態に変化したときのみ通知
するのかが設定される。この設定内容をサーバ機10に送
出することにより(図11 ステップ 225、226)、サー
バ上の在席状態情報管理部12は、在席状態管理テーブル
11の状態通知フラグ53を設定する(図14 ステップ 3
34,335)。この情報により、自状態設定部21,31 は、参
照者の在席状態に変更が発生した場合に、更新内容を送
出すべき利用者を特定している。
【0040】また、特定の状態に変更した時に通知する
と指定した場合、在席状態の更新だけでなく、在席状態
を更新したことがわかるように、在席状態に変更があっ
た旨の通知メッセージを表示する(図10 ステップ 2
20)。通知メッセージの例を図16に示す。以上によ
り、設定した条件に相手の状態が変わると、確実に認識
することができる。
【0041】さらに、通知メッセージを表示する際に、
図16にあるようにコミュニケーションボタンも合わせ
て表示し、状態変化通知からすぐその相手に適当なコミ
ュニケーションがとれるようにすることもできる。コミ
ュニケーションボタンによりコミュニケーション実行依
頼機能が起動される(図10 ステップ 221,222)。コ
ミュニケーション実行依頼機能については、前述と同様
である。 〔簡易メッセージ機能〕本例では、要求データ50に、簡
易メッセージ54およびメッセージ通知条件55、メッセー
ジ確認フラグ56を持たせることにより、相手の在席状態
変更時に簡単なメッセージを送出することも可能として
いる。
【0042】図3の画面63で相手を選択後、画面61のメ
ニュー[Option]を選択し、さらにメニュー [簡易メッセ
ージ機能] を選択することにより、相手状態表示部22、3
2は、選択した利用者に対して、既に設定した簡易メッ
セージがあるかを、サーバ機10に問い合わせる(図11
ステップ 230,231)。サーバ機10の在席状態情報管理
部12は在席状態管理テーブル11の参照相手の要求データ
50を検索し、簡易メッセージ54にメッセージが設定され
ているか確認する(図14 ステップ 336)。設定され
ていれば、その簡易メッセージ54をクライアント端末2
0,30 に送出する(図14 ステップ 337)。サーバ機1
0からの回答を受けたクライアント端末20,30 の相手状
態表示部22,32 は、メッセージがあればそのメッセージ
を、無ければ初期値で図17にあるような簡易メッセー
ジ設定画面を表示する(図11 ステップ 232)。利用
者がメッセージを入力ないしは変更し、表示条件を設定
して送信ボタン93を操作すると、サーバ機10の在席状態
情報管理部12に送信される(図11 ステップ 233,23
4)。サーバ機10の在席状態情報管理部12ではクライア
ント端末20,30 から送出されてきた簡易メッセー ジを在
席状態管理テーブル11の該当利用者の要求データ50の中
に格納する(図14 ステップ 338, 339 )。被参照側
で在席状態を変更すると、自状態設定部21,31 が在席状
態更新通知をサーバ機10の在席状態情報管理部12に送出
し、それによりサーバ機10から要求データ50が送出され
てくる。自状態設定部21,31 は、メッセージ通知条件55
が合うかを確認し(図8 ステップ 119)、メッセージ
通知条件が合えば簡易メッセージ54の内容を参照利用者
名51とともに図18のように表示する(図8 ステップ
120)。
【0043】具体的な例を示すと、図17の簡易メッセ
ージ設定画面で田中さんが鈴木さんへ「資料、今日中に
チェック下さい」というメッセージを、鈴木さんが "在
席"状態になった時に通知するよう設定している。これ
により、図2の在席状態管理テーブル11の鈴木さんの要
求データ50の中の簡易メッセージ54にメッセージの内
容、メッセージ通知条件55の0ビット目に "1" が設定
される。これにより鈴木さんが席に戻り在席状態を "在
席" に変更すると、要求データ50に設定された簡易メッ
セージ54が図18のように表示される。
【0044】以上により、相手の自状態変更にあわせて
メッセージ表示が可能となる。さらに、簡易メッセージ
表示画面(図18)に確認ボタン98を用意し、これを押
すと、自状態設定部21,31 はサーバ機10にメッセージが
既読状態であることを通知し、簡易メッセージ表示画面
を消去する(図8 ステップ 121,122,123)。サーバ機
10の在席状態情報管理部12は通知を受けて、要求データ
50のメッセージ確認フラグ56をオン(0ビット目に "
1" を設定)にする(図14 ステップ340,341)。利
用者が再度同じ相手に簡易メッセージを設定しようとし
たときには、相手状態表示部22,32 が前述したように設
定されている簡易メッセージ内容とともに、メッセージ
確認フラグ56の内容を確認し、既読かどうかも表示する
(図11 ステップ 231,232)。図17の簡易メッセー
ジ設定画面において、既読92の左横の白四角が既読の場
合は黒四角になる。
【0045】図17の画面で、メッセージ内容を書き換
えて送信93、または、書き換えずに再通知94を選択する
と、メッセージ確認フラグ56をオフ(0ビット目に "
0" を設定)にして(既読状態を未読状態に変更)、メ
ッセージ内容とともにサーバ機10に送出される(図11
ステップ 233,234)。サーバ機10の在席状態情報管理
部10は、送出されてきた情報に基づいて、要求データ50
を更新する(図14 ステップ 339)。
【0046】以上により、設定した簡易メッセージを相
手が見たかどうかの判別できる。なお、クライアント端
末20,30 側の自状態設定部21,31 ・相手状態表示部22,3
2・コミュニケー ション実行部23,33 の3つの処理は、
同一アプリケーションとして1つのプログラムで包含さ
れても良い。サーバ機10上の在席状態情報管理部12につ
いても、在席状態管理テーブル11の管理を行っている
が、サーバ機10はファイル共用サーバとし、在席管理テ
ーブル11をファイルとして扱い、在席状態情報管理部12
の機能をクライアント端末20,30の自状態設定部21,31
、相手状態表示部22,32 が行うようにしてもよい。
【0047】在席状態管理テーブル11の要求データ50に
ついても、利用者の在席状態情報と同一レコード内に格
納するようになっているが、要求データ50に利用者名41
の項目を追加し、利用者名によって関連付けが可能とす
ることにより、在席状態情報40と要求データ50とを、別
テーブルとして管理してもよい。クライアント端末20,3
0 の利用者も、1台に1人ではなく、1台を複数で使用
していてもよく、さらに、1人の利用者が特定のクライ
アント端末だけでなく、他のクライアント端末を使用し
ても、実施は可能である。
【0048】利用者からの要求データ50の申請について
も、クライアント端末20,30 からの申請に限らず、シス
テム導入時に利用者からの申請のあったものを設定して
おくなど、申請の方式はクライアント端末に限定しな
い。
【0049】
【発明の効果】以上により、本発明では、サーバ機と複
数の特定されたクライアント端末を含むネットワークシ
ステムにおいて、各利用者の状態情報を共有化する際
に、各利用者の状態情報と予め他の利用者からの申請で
登録された要求データとを関連付けて管理しておくこと
により、利用者の状態情報に更新された場合に、要求デ
ータを参照して、その要求データに応じて選択された他
のクライアント端末に直接利用者の状態情報を伝送する
ことを可能とする。
【0050】これにより、サーバ機の負荷を軽減しなが
ら、相手の状態情報を適切に把握することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図
【図2】サーバ機の在席状態管理テーブルのレコードフ
ォーマット例
【図3】自状態設定部および相手状態表示部の画面例
【図4】本システムの情報伝送手順を示す図
【図5】クライアント端末の在席状態表示リストの例
【図6】クライアント端末の自状態設定部の処理を示す
フローチャート(その1)
【図7】クライアント端末の自状態設定部の処理を示す
フローチャート(その2)
【図8】クライアント端末の自状態設定部の処理を示す
フローチャート(その3)
【図9】クライアント端末の相手状態表示部の処理を示
すフローチャート(その1)
【図10】クライアント端末の相手状態表示部の処理を
示すフローチャート(その2)
【図11】クライアント端末の相手状態表示部の処理を
示すフローチャート(その3)
【図12】サーバ機の在席状態情報管理部の処理を示す
フローチャート(その1)
【図13】サーバ機の在席状態情報管理部の処理を示す
フローチャート(その2)
【図14】サーバ機の在席状態情報管理部の処理を示す
フローチャート(その3)
【図15】在席状態通知設定画面例
【図16】相手在席状態更新時のメッセージ画面例
【図17】簡易メッセージ設定画面例
【図18】簡易メッセージ表示画面例
フロントページの続き (72)発明者 岡田 純代 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 真鍋 愛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ機と複数の特定されたクライアン
    ト端末を含むネットワークシステムにおいて、 各クライアント端末に他の利用者の状態情報を表示する
    表示部を設けると共に、自己の状態情報を入力する自状
    態設定部を設け、かつ前記自状態設定部は入力された自
    己の状態情報を前記サーバ機に通知すると共に、予めサ
    ーバ機に登録されている他の利用者からの要求データを
    参照して当該要求データに応じて選択された他のクライ
    アント端末に前記自己の状態情報を直接伝送するように
    したことを特徴とする情報共有化システム。
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