JPH1039993A - 透明タッチパネル及びそれを利用した入力装置 - Google Patents

透明タッチパネル及びそれを利用した入力装置

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JPH1039993A
JPH1039993A JP19819796A JP19819796A JPH1039993A JP H1039993 A JPH1039993 A JP H1039993A JP 19819796 A JP19819796 A JP 19819796A JP 19819796 A JP19819796 A JP 19819796A JP H1039993 A JPH1039993 A JP H1039993A
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JP19819796A
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Yoshikazu Yabe
嘉一 矢部
Ryoji Shiraishi
良次 白石
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Fujitsu Frontech Ltd
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Fujitsu Frontech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、異なるキーの入力仕様に対応
でき、かつキーの操作感覚が得られるタッチパネル及び
それを利用した入力装置を提供することである。 【解決手段】透明タッチパネル11は、2枚の透明基板
が対向配置され、それぞれの透明基板の対向する面に透
明電極(ITO)14が形成されている。透明基板に形
成される透明電極14は、上部と下部で異なっており、
上部の第1の領域12には透明電極14aが全面に形成
され、下部の第2の領域には特定の部分にのみ透明電極
14bが形成されている。このタッチパネル11の第2
の領域13の上に押圧部を有するキー入力部を固定し
て、ユーザがそのキー入力部のキーを操作することでそ
の下側にあるタッチパネル11の接点をオン、オフさせ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明タッチパネル
及びそれを利用した入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透明タッチパネルの下側に液晶表
示装置が配置され、透明タッチパネルのキーの種類が液
晶表示装置により表示されるタッチパネル方式のキー入
力装置が知られている。このタッチパネル方式のキー入
力装置は、操作手順に従ってキーの表示を切り換えこと
ができるので、各操作段階で必要なキーのみを表示させ
ることができ、操作が分かり易いという特徴を持ってい
る。
【0003】このタッチパネル方式の入力装置は、キー
入力部と表示部を一体にして装置の小型化が図れるので
携帯型の機器などに用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タッチ
パネル方式の入力装置は、導電ゴムを用いたキー入力装
置や機械式のキー入力装置に比べてキーのストロークが
小さいので、ユーザがキーを操作したときキーが実際に
オンしたか否かを、キーの操作感覚から判断することが
でず、キーの入力ミスが多くなるという問題点があっ
た。
【0005】また、特定のユーザ向けの入力装置では、
その入力装置を使用する業種や、処理対象となる製品の
種類等によりキーの入力仕様も異なってくる。そこでユ
ーザにより異なる入力仕様に対応するために、ユーザの
要求する仕様毎に別のキー入力部を用意する方法や、タ
ッチパネルを用いてユーザのキー入力仕様に合わせてキ
ー処理プログラムを変更する方法がとられていた。
【0006】第1の方法は、ユーザの要求するキーの個
数の異なる場合には、それぞれ別のキー入力部が必要と
なるので、寸法の異なるキー入力部が必要となる。さら
に、キー入力部の寸法に合わせて、そのキー入力部を収
納する機器のケースの寸法を変更する必要がある。その
結果、寸法の異なるキー入力部やケースを準備する必要
が生じ製品コストが高くなるという問題点があった。
【0007】第2の方法は、キー入力部のキーの個数を
変更しなくとも、キー処理プログラムを変更するだけで
異なるキー入力仕様に対応できるという利点があるもの
の、上述したようにキーのストロークが少ないためにキ
ーがオンしたかどうかをユーザが認識しにくいという問
題点があった。
【0008】本発明の課題は、異なるキーの入力仕様に
対応でき、かつキーの操作感覚が得られるタッチパネル
及びそれを利用した入力装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、透明導体
を形成した一対の透明基板を対向配置してスイッチを構
成した透明タッチパネルにおいて、第1の領域に透明導
体とその透明導体と絶縁された非導通部とを設け、第2
の領域に透明導体と第1の領域の非導通部より幅の広い
非導通部を設けた透明基板からなる。なお、非導通部と
しては、透明導体の上に絶縁層を形成しても良いし、2
枚の透明基板の間に絶縁テープ、スペーサ等を挟んでも
良い。さらに、一方の透明基板にだけ非導通部を設ける
ようにしても良い。
【0010】また、第2の発明は、透明導体が形成され
た一対の透明基板を対向配置してスイッチを構成した透
明タッチパネルを用いた入力装置において、第1の領域
に透明導体と該透明導体と絶縁された非導通部とを設け
て第1のスイッチ群を構成し、第2の領域に透明導体と
第1の領域の非導通部より幅の広い非導通部を設けて第
2のスイッチ群を構成したタッチパネルと、タッチパネ
ルの第2の領域の第2のスイッチ群を覆うように配置さ
れた押圧部を有する複数のキーからなるキー入力部とを
備える。
【0011】第1の発明の透明タッチパネルでは、第2
の領域の非導通部の幅を、第1の領域の非導通部の幅よ
り広くしたので、第2の領域のスイッチの接点以外の部
分が押されてもスイッチがオンする可能性が少なくな
る。例えば、透明タッチパネルの第2の領域の上に押圧
部を有するキー入力部(導電ゴム、機械的な構造のキー
入力部など)を載せ、そのキー入力部の押圧部を押して
第2の領域のスイッチをオン、オフさせたる場合に、押
圧部が押されたときだけスイッチがオンするようにでき
る。
【0012】第2の発明の入力装置も、キー入力部のキ
ーを操作することで、透明タッチパネルの第2の領域の
スイッチをオン、オフすることができる。従って、第1
及び第2の発明では、大きなキーストロークで、かつ種
々のキー入力仕様に柔軟に対応できる透明タッチパネル
及びそれを利用した入力装置を実現できる。さらに、第
2の領域の非導通部の幅を第1の領域の非導通部の幅よ
り広くすることで、キー入力部をタッチパネルに取り付
ける際に、キー入力部の取り付け位置のずれ、あるいは
キー入力部の変形等でタッチパネルの一部に応力が加わ
っても第2の領域のスイッチの接点が誤ってオンする等
の問題が生じない。
【0013】第2の発明の変形例としては、ユーザによ
りキーの仕様が異なる場合に、共通するキーを第1の入
力部に割り当て、ユーザにより異なるキーをタッチパネ
ルで構成し、そのタッチパネルに第2のキー入力部を載
せることで、キー入力部の共通化を図り、かつ種々のキ
ー仕様に対応できる入力装置を実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図1(A)は、本発明の実施例の
透明タッチパネル11の模式説明図である。
【0015】透明タッチパネル11は、2枚の透明基板
が対向配置され、それぞれの透明基板の対向する面に透
明電極(ITO)14が形成されている。透明基板に形
成される透明電極14は、上部と下部で異なっており、
上部の第1の領域12には透明電極14aが全面に形成
され、下部の第2の領域13には特定の部分にのみ透明
電極14bが形成されている。2枚の透明基板の間には
スペーサ(図2のスペーサ19)が散布されており、第
1の領域12の透明電極14aとスペーサでスイッチの
第1の接点群が構成され、第2の領域13の透明電極1
4bとスペーサとでスイッチの第2の接点群が構成され
ている。この場合、第1の領域12は、スペーサがスイ
ッチの非導通部であり、第2の領域13は、透明電極の
形成されていない部分が非導通部であり、第2の領域1
3の非導通部の幅は第1の領域12の非導通部の幅より
広くなっている。
【0016】なお、図1には示していないが、透明電極
14a、14bからは外部回路に接続するための電極が
引き出されている。図2は、この透明タッチパネル11
の第2の領域13の模式断面図である。透明タッチパネ
ル11は、フィルム15とガラス基板16とが対向配置
され、フィルム15の下側に透明電極17が形成され、
ガラス基板16の上側に透明電極18が形成されてい
る。そして、フィルム15とガラス基板16との間に
は、スペーサ19が接着、あるいは粘着されており、ス
ペーサ19により一定のギャップが確保されている。
【0017】図2において、対向する透明電極17b、
18bとスペーサ19でスイッチの1つの接点を構成し
ており、フィルム15の該当する部分を指で押すとフィ
ルム15がたわんで透明電極17bが下側の透明電極1
8bに接触して接点がオンする。他の接点についても同
様である。
【0018】このタッチパネル11の第2の領域13の
上に押圧部を有するゴム性あるいは機械式のキー入力部
を固定して、ユーザがそのキー入力部のキーを操作する
ことでその下側にあるタッチパネル11の接点をオン、
オフさせることができる。
【0019】この場合、スイッチの接点はタッチパネル
11の接点だけで構成され、キー入力部は押圧部だけを
有すればよいので、従来のように独立した接点を有する
キー入力部を設ける必要がなくなりキー入力部の構成が
簡素になる。しかも、ユーザが操作するキーとして、キ
ーのストロークの大きいゴム性、機械式等のキー入力部
を用いることができるので、ユーザはキーがオンしたか
どうかをキータッチで認識することができ、キーの入力
ミスを少なくできる。
【0020】さらに、タッチパネル11のキー入力部の
押圧部に対応する部分だけに透明電極17b、18bを
形成し、それ以外の部分は透明電極を形成していないの
で、キー入力部をタッチパネル11に固定する際に、キ
ー入力部が変形していてタッチパネル11の第2の領域
に部分的に応力が働いても、タッチパネル11の不要な
接点がオンすることが無い。
【0021】なお、上述した実施例では、第2の領域1
3に部分的に透明電極14bを形成するようにしたが、
この方法に限らず、例えばタッチパネル11全面に均一
に透明電極を形成し、その透明電極の上に選択的に絶縁
層を形成して非導通部を設け、かつ第2の領域13の非
導通部の幅を第1の領域12の非導通部の幅より広くす
るようにしてもよい。
【0022】また、タッチパネル11の全面に均一に透
明電極を形成し、第2の領域13の特定の部分に絶縁テ
ープ等を貼って部分的に透明電極が露出するようにし、
さらに第1及び第2の領域12、13にスペーサ19を
散布してスイッチの接点群を構成するようにしてもよ
い。
【0023】あるいは、第2の領域の全面に透明電極を
形成し、特定部分(図1の透明電極14bの部分)以外
に粘着剤を印刷等により形成した後、多数のスペーサ1
9を散布することで、図1の透明電極14b以外の部分
を実質的に絶縁することができる。多数のスペーサ19
を散布することにより、フィルム15が押圧されても、
スペーサ19が粘着された部分ではスペーサ19により
上側の透明電極が下側のガラス基板16の透明電極と接
触しないので、選択的に絶縁層を形成した場合と同様な
効果を得ることができる。
【0024】また、第1及び第2の領域12、13に粘
着剤を印刷してスペーサ19を散布する際に、第1の領
域12のスペーサ19の密度を粗にし、第2の領域13
のスペーサ19の密度を密にしてもよい。この場合、ス
ペーサ19の密度の高い部分は上下の透明電極が完全に
絶縁されるので、第1の領域12の非導通部より幅の広
い非導通部が形成される。これにより、フィルム15を
押したときに、第1の領域12では任意の位置で上下の
透明電極14が接触するが、第2の領域13では特定部
分、すなわちキーの押圧部がある部分の上下の透明電極
14bのみが接触し、特定部分以外では透明電極14b
が接触しないようにすることができる。
【0025】次に、本発明のタッチパネルを、携帯型の
入力装置に利用した第2実施例を、図3〜図5を参照し
ながら説明する。図3は、本発明の第2実施例の携帯型
の入力装置31の外観図である。この入力装置31の上
面には、データを入力するための複数のキーからなる第
1のキー入力部32と、第1実施例のタッチパネル11
と同様な構造を有するタッチパネル33と、そのタッチ
パネル33の特定の領域を覆うように配置された第2の
キー入力部34とが設けられている。なお、タッチパネ
ル33の下には液晶表示装置が設けられている。
【0026】第1のキー入力部32は、入力装置31の
ケース41と一体に設けられ、ケース41の穴にプラス
チックのキー32aが挿入され、さらにそのキー32a
の下に導電性のキー接点を有するゴム性のシートが配置
されている。キー32aが押圧されると、ゴムシートの
キー接点がシートの下部に配置されているプリント基板
のキー接点を短絡する。プリント基板のキー接点が短絡
されたか否かはキー処理プログラムで検出され、どのキ
ーが操作されたかが判断される。
【0027】第2のキー入力部34は、ケース41と別
体に設けられており、タッチパネル33のタッチスイッ
チの接点が形成されている部分を覆うように5個のゴム
性のソフトキー34aがパネル34bの穴に挿入されて
いる。このソフトキー34aを指で押圧することによ
り、タッチパネル33のタッチスイッチをオン、オフさ
せることができる。タッチスイッチのオン、オフもキー
処理プログラムにより検出され、どのタッチスイッチが
操作されたかが判断される。
【0028】次に、図4(A)、(B)は、タッチパネ
ル33のみの場合と、タッチパネル33の上に第2のキ
ー入力部34を固定した場合の断面図を示している。第
2のキー入力部34は、図4(B)に示すようにゴム性
のソフトキー34aがプラスチックのパネル34bの穴
に挿入されたものが複数個設けられており、それぞれの
ソフトキー34aを押圧することにより、タッチパネル
33の該当するタッチスイッチをオン、オフすることが
できる。なお、第2のキー入力部34のケース41側の
パネル34bは、接着剤52によりケース41に固定さ
れており、その反対側のパネル34bは、両面テープ5
1によりタッチパネル33に固定されている。
【0029】ユーザ毎に要求されるキーの個数が異なる
場合に、共通するキー以外のキーを、タッチパネル33
のタッチスイッチに割当、そのタッチスイッチを操作す
るための第2のキー入力部34を、第1のキー入力部3
2と別の部品として設けることで、第1のキー入力部3
2のキーの個数を変更せずにユーザにより異なるキー仕
様に対応することができる。これにより、ユーザにより
キー仕様の一部が異なる場合でも、各ユーザに共通のキ
ーを第1のキー入力部32に割り当て、第1のキー入力
部32を共通化することで、複数種類の第1のキー入力
部32を製造する必要が無くなり、部品を共通化して製
品コストを低減できる。
【0030】次に、以上のような構成の入力装置31の
動作を説明する。先ず、ユーザの要求するキーの仕様
が、第1のキー入力部32だけでは足らない場合でも、
追加するキーがタッチスイッチで良い場合には、タッチ
パネル33がそのままキー入力部として使用される。
【0031】他方、第1のキー入力部32のキーの個数
以上のキーが必要な場合で、ユーザがタッチパネル33
によるキー入力を望まないときには、タッチパネル33
の第2の領域13のタッチスイッチに対応する個数のキ
ーからなる第2のキー入力部34を設け、その第2のキ
ー入力部34をタッチパネル33のタッチスイッチを覆
う位置に固定する。
【0032】第2のキー入力部34をタッチパネル33
に取り付ける場合には、図5に示すように、ソフトキー
34aをタッチパネル33の上に載せ、両面テープ51
または接着剤52を塗布したパネル34bをソフトキー
34aの上に載せる。なお、図5は、キーが4個の場合
を示している。
【0033】第2のキー入力部34をタッチパネル33
の上部に固定した状態でソフトキー34aを押圧操作す
ると、ソフトキー34aが下方に押され、その下にある
タッチスイッチがオンされる。タッチスイッチのオン、
オフはタッチパネル33のキー処理プログラムにより監
視されており、どのタッチスイッチがオンされたかが検
出され、操作されたスイッチが機能キーであれば、該当
する機能キーの処理が実行される。
【0034】実施例のタッチパネル33は、抵抗膜方式
のタッチパネルであり、抵抗値の変化からどのスイッチ
がオンされたかを検出するアナログ方式で、操作された
スイッチの位置を検出している。このスイッチの位置の
検出方式は、スイッチがオン状態か、オフ状態かを検出
するディジタル方式で行ってもよい。また、第1の領域
12のスイッチのオン、オフの検出をアナログ方式で行
い、第2の領域13のスイッチのオン、オフの検出をデ
ィジタル方式で行ってもよい。さらに、タッチパネル3
3は、実施例の抵抗膜方式に限らずスイッチの押された
位置を光センサ等で検出する光学方式等でもよい。
【0035】上述した実施例は、タッチパネル33のタ
ッチスイッチの上にソフトキー等からなる第2のキー入
力部を配置し、そのソフトキーを押圧操作することで、
所望のタッチスイッチをオン、オフさせることができる
ので、ソフトキーによる入力を希望するユーザの要求も
満足させることができる。
【0036】上述した実施例では、第1及び第2の2個
のキー入力部を設けているが、1個のキー入力部で構成
することもできる。例えば、全てのキーを表示できるよ
うな大型のタッチパネルを用い、そのタッチパネルの一
部の領域にキー入力部を載せるようにすれば、タッチパ
ネル上のキーの割り当てを変更することで、種々のキー
配列、キーの個数のキー入力装置を実現できる。これに
より、タッチパネルのキーの変更の自由度と、ゴムある
いは機械的キーを用いたキータッチの良さとの両方を持
ったキー入力装置を実現できる。
【0037】なお、第2のキー入力部34のキーの構造
は、実施例のようにゴム性のキーを用いたものに限ら
ず、バネ、弾性プラスチック等の弾性部材を用いたもの
でもよいし、機械的なキースイッチでも良い。
【0038】本発明は、上述した携帯型の入力装置に限
らず、デスクトップ型、あるいはノート型のパーソナル
コンピュータや電子手帳等の小型電子機器の入力装置に
適用することもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、所望のキーストローク
が得られ、かつ種々のキー入力仕様に柔軟に対応できる
透明タッチパネルを利用した入力装置を実現できる。さ
らに、第2の領域の非導通部の幅を第1の領域の非導通
部の幅より広くすることで、第2の領域のスイッチの誤
入力を少なくできる。例えば、キー入力部をタッチパネ
ルに取り付けるときに、キー入力部の変形等でタッチパ
ネルの一部の領域に応力が加わっても、接点部分以外で
はタッチパネルのスイッチがオンしないのでキーの誤入
力等の問題が生じない。さらに、ユーザ毎、あるいは処
理対象毎に一部のキーの仕様が異なる場合に、共通する
キーからなる第1のキー入力部を設け、ユーザにより異
なるキーをタッチパネルのキーに割り当て、さらにその
タッチパネルの上に第2のキー入力部を設けることで種
々のキー仕様に対応でき、かつキーのストロークの大き
い入力装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のタッチパネル11の模式
説明図である。
【図2】タッチパネル11の第2の領域13の模式断面
図である。
【図3】第2実施例の入力装置の外観斜視図である。
【図4】同図(A)は、タッチパネル33のみの場合の
断面図であり、同図(B)は、第2のキー入力部34を
タッチパネル33の上に固定したときの断面図である。
【図5】第2のキー入力部34の取り付け状態の説明図
である。
【符号の説明】
11、33 タッチパネル 12 第1の領域 13 第2の領域 15 フィルム 16 ガラス基板 14a、14b、17、18、 透明電極 31 入力装置 32 第1のキー入力部 34 第2のキー入力部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明導体を形成した一対の透明基板を対向
    配置してスイッチを構成した透明タッチパネルにおい
    て、 第1の領域に透明導体と該透明導体と絶縁された非導通
    部とを設け、第2の領域に透明導体と前記第1の領域の
    非導通部より幅の広い非導通部とを設けた第1及び第2
    の透明基板からなることを特徴とする透明タッチパネ
    ル。
  2. 【請求項2】透明導体を形成した一対の透明基板を対向
    配置してスイッチを構成した透明タッチパネルにおい
    て、 前記透明基板の一方の第1の領域に透明導体と該透明導
    体と絶縁された非導通部とを設けて前記スイッチの第1
    の接点群を構成し、第2の領域に透明導体と、該透明導
    体と絶縁され、前記第1の領域の非導通部より幅の広い
    非導通部とを設けて前記スイッチの第2の接点群を構成
    したことを特徴とする透明タッチパネル。
  3. 【請求項3】前記透明導体を前記第1及びの第2の領域
    の非導通部の上に選択的に形成して前記スイッチの接点
    群を構成したことを特徴とする請求項1または2記載の
    透明タッチパネル。
  4. 【請求項4】前記非導通部は、前記透明導体上に選択的
    に形成した絶縁層からなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の透明タッチパネル。
  5. 【請求項5】前記透明タッチパネルは抵抗膜方式のタッ
    チパネルであり、前記第1の領域及び第2の領域のスイ
    ッチのオン、オフの検出をディジタル方式またはアナロ
    グ方式で行うことを特徴とする請求項1または2記載の
    透明タッチパネル。
  6. 【請求項6】前記第1の領域のスイッチのオン、オフの
    検出及び第2の領域のスイッチのオン、オフの検出をア
    ナログ方式で行うことを特徴とする請求項5記載の透明
    タッチパネル。
  7. 【請求項7】透明導体を形成した一対の透明基板を対向
    配置してスイッチを構成した透明タッチパネルにおい
    て、 前記透明基板の一方の第1の領域に第1の透明導体と該
    第1の透明導体と絶縁された非導通部とを設けて前記ス
    イッチの第1の接点群を構成し、第2の領域に第2の透
    明導体と該第2の透明導体と絶縁された非導通部とを設
    けて前記スイッチの第2の接点群を構成し、 前記第2の領域の隣接するスイッチの接点間の絶縁距離
    を、前記第1の領域のスイッチの接点間の絶縁距離より
    大きくしたことを特徴とする透明タッチパネル。
  8. 【請求項8】透明導体が形成された一対の透明基板を対
    向配置してスイッチを構成した透明タッチパネルの製造
    方法において、 前記一対の透明基板にそれぞれ第1及び第2の透明導体
    を形成すると共に、前記第1の透明導体と第2の透明導
    体とを絶縁する非導通部を設け、前記透明基板の特定の
    領域の前記非導通部の幅を他の領域の非導通部の幅より
    広くしたことを特徴とする透明タッチパネルの製造方
    法。
  9. 【請求項9】前記非導通部は、前記一対の透明基板のギ
    ャップを確保するためのスペーサであり、前記特定の領
    域に散布するスペーサの密度を他の領域より高くしたこ
    とを特徴とする請求項8記載の透明タッチパネルの製造
    方法。
  10. 【請求項10】透明導体が形成された一対の透明基板を
    対向配置してスイッチを構成した透明タッチパネルの製
    造方法において、 第1の透明基板の一方の面に第1の透明導体を形成し、 第2の透明基板の第1の領域に第2の透明導体を形成す
    ると共に、該第2の透明導体と絶縁された第1の非導通
    部を設け、第2の領域に第3の透明導体を形成すると共
    に、前記第1の領域の第1の非導通部より幅の広い第2
    の非導通部を設けたことを特徴とする透明タッチパネル
    の製造方法。
  11. 【請求項11】透明導体が形成された一対の透明基板を
    対向配置してスイッチを構成した透明タッチパネルを用
    いた入力装置において、 第1の領域に透明導体と該透明導体と絶縁された非導通
    部とを設けて第1のスイッチ群を構成し、第2の領域に
    透明導体と前記第1の領域の非導通部より幅の広い非導
    通部を設けて第2のスイッチ群を構成した第1及び第2
    の透明基板からなるタッチパネルと、 前記タッチパネルの前記第2の領域の第2のスイッチ群
    を覆うように配置された押圧部を有する複数のキーから
    なるキー入力部とを備えたことを特徴とする入力装置。
  12. 【請求項12】前記キー入力部の押圧部は、弾性プラス
    チックまたはゴム性の材料からなることを特徴とする請
    求項11記載の入力装置。
  13. 【請求項13】タッチパネルと表示装置とを有する入力
    装置において。複数のキーからなる第1のキー入力部
    と、 前記タッチパネルの一部のスイッチを覆うように配置さ
    れた押圧部を有する複数のキーからなる第2のキー入力
    部とを備えたことを特徴とする入力装置。
  14. 【請求項14】第1の領域に透明導体と該透明導体と絶
    縁された非導通部とを設けて第1のスイッチ群を構成
    し、第2の領域に透明導体と前記第1の領域の非導通部
    より幅の広い非導通部を設けて第2のスイッチ群を構成
    した第1及び第2の透明基板からなるタッチパネルと、 複数のキーからなる第1のキー入力部と、 前記タッチパネルの前記第2の領域の第2のスイッチ群
    を覆うように配置された押圧部を有する複数のキーから
    なる第2のキー入力部とを備えたことを特徴とする入力
    装置。
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