JPH103996A - 高圧放電ランプ点灯装置および画像表示装置 - Google Patents

高圧放電ランプ点灯装置および画像表示装置

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JPH103996A
JPH103996A JP8151223A JP15122396A JPH103996A JP H103996 A JPH103996 A JP H103996A JP 8151223 A JP8151223 A JP 8151223A JP 15122396 A JP15122396 A JP 15122396A JP H103996 A JPH103996 A JP H103996A
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discharge lamp
high pressure
lamp
lighting device
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Manabu Takaya
学 貴家
Tokuji Yuda
徳治 湯田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な構成でありながら円滑で所要の範
囲にわたる調光を行うことができる高圧放電ランプ点灯
装置および画像表示装置を提供する。 【解決手段】高圧放電ランプのランプ電圧検出手段およ
びまたはランプ電流検出手段の出力を可変分圧手段を介
して制御手段に制御入力し、制御手段により点灯主回路
を制御するものであって、可変分圧手段を操作して調光
するようにした。可変分圧手段を点灯主回路の動作周波
数である第1の周波数とは異なる第2の周波数で操作し
てもよい。この場合にPWM制御すると、調光度を任意
に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調光可能な高圧放電
ランプ点灯装置および画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクション式テレビジョン受像機
やオーバヘッドプロジェクタなどの機器では、光源とし
て小形の高圧放電ランプが使用されるようになってき
た。
【0003】この場合、高圧放電ランプはその光量を一
定にするために定電力制御することが望ましいとされて
いる。実際には、特公平8−17572号公報に見られ
るように、ランプ電圧およびランプ電流を検出してこれ
らの値を加算して高圧放電ランプへの供給電力を制御し
て、定電力的な制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの機器は使用環
境の照度に応じて機器の光量を変化すなわち調光するこ
とが要求される。
【0005】一般に、放電ランプを調光するには、ラン
プへの供給電力を減少させることが行われている。しか
し、高圧放電ランプの場合、この手法ではランプ電流が
絞られるため、調光始動のときに安定放電までの時間す
なわち光束立ち上がり時間が長くなる。
【0006】また、他の調光手段として、ランプ電圧検
出手段の抵抗値を下げる方法もある。この方法は調光の
ためにランプ検出手段の微妙な信号を扱う配線や基準電
圧を扱う配線を引き回すことになり、ノイズによる誤動
作の不安があって場合によっては好ましくない。
【0007】図12は上記従来技術を示す回路図であ
る。
【0008】図において、121は電源、122は点灯
主回路、123は検出手段、124は始動回路、125
は高圧放電ランプ、126は制御手段である。
【0009】検出手段123は、点灯主回路122に直
列に挿入されたランプ電流検出手段123aと高圧放電
ランプ125に並列接続されたランプ電圧検出手段12
3bとからなる。そして、ランプ電圧検出手段123b
の出力側の抵抗の一部をスイッチ127によって短絡で
きるように構成されている。調光時には、スイッチ12
7を開放してランプ電圧検出手段123bの出力を増加
させる。
【0010】この従来技術では、調光時に制御手段12
6への制御入力が増加するので、これに応じて点灯主回
路122がPWM制御される結果、高圧放電ランプ12
5が調光点灯になる。実際にはスイッチ127は点灯主
回路から遠隔した位置に配設され、そのため配線が引き
回される。
【0011】また、点灯主回路を定電力的に制御するた
めのPWM制御を使って調光することも考えられるが、
この制御は基本的にはオン、オフの繰り返しであるか
ら、高圧放電ランプが立ち消えしやすく、このため所要
範囲にわたる調光をすることはできない。
【0012】本発明は、比較的簡単な構成でありながら
円滑で所要の範囲にわたる調光を行うことができる高圧
放電ランプ点灯装置および画像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0013】本発明の他の目的は、調光移行時にクロス
オーバーさせることができる高圧放電ランプ点灯装置お
よび画像表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の高圧放
電ランプ点灯装置は、高圧放電ランプを点灯する点灯主
回路と;高圧放電ランプの始動回路と;高圧放電ランプ
のランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段と;高圧放
電ランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段
と;ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両
出力に対して共通になるように接続され、調光操作時に
分圧比が変化する可変分圧手段と;可変分圧手段の出力
に応じて点灯主回路を制御する制御手段と;を具備して
いることを特徴としている。
【0015】本発明および以下の各発明において、特に
定義しない限り各発明に用いられる用語は次のとおりに
解釈される。
【0016】高圧放電ランプは、特に短アークのものに
限定されないが、短アークの高圧放電ランプは画像表示
装置やオーバヘッドプロジェクタなどの機器において、
光の利用率が高いので効果的である。封入物に関して
は、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、高圧キセ
ノンランプなどの高圧放電ランプであることを許容す
る。
【0017】点灯主回路は、高圧放電灯ランプを直流点
灯してもよいし、交流点灯してもよい。直流点灯の場合
に源流作用を行う部分は商用周波数で作動するもの、高
周波で作動するもの、または直流で作動するものなどど
のような構成であってもよい。そして、点灯主回路をし
て高圧放電ランプを定電力制御することは好ましいこと
であり、このような場合に点灯主回路にスイッチング手
段を含ませて、このスイッチング手段をランプ電圧およ
びランプ電流の両方に応じて制御することによって、定
電力的に制御することができる。スイッチング手段を含
む点灯主回路としては、これをたとえばチョッパ回路に
て構成し、このチョッパ回路のチョッピングのオンデュ
ーティを制御することによって定電力的に制御し、さら
に要すれば整流化直流電源の非平滑化直流を平滑化させ
るアクティブフィルタとしても作用させてもよい。
【0018】始動回路は、高圧放電ランプを始動できる
ものであれば、どのような構成であってもよく、既知の
各種始動回路を採用することができる。
【0019】ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出
手段は、ランプ電圧およびランプ電流をそれぞれ直接ま
たは間接的に検出できればよく、特定の回路に限定され
ない。そして、ランプ電圧検出手段および/またはラン
プ電流検出手段を点灯主回路の定電力的な制御などのた
めに利用することができる。
【0020】本発明において可変分圧手段は、ランプ電
圧検出手段の出力およびランプ電流検出手段の出力に対
して共通に機能するように接続されている。しかも、操
作によって分圧比を変化させ得るものであればよく、特
定の回路部品を使うこと、または特定の回路に限定され
るものではない。操作は直接的であっても間接的であっ
てもよいし、遠隔制御されてもよい。また、共通に作用
するとは、両手段の出力に対して分圧作用が働くという
意味である。
【0021】本発明において制御手段は、可変分圧手段
の出力に応じて点灯主回路を制御するのであれば、どの
ような構成であってもよい。
【0022】次に、本発明の高圧放電ランプ点灯装置の
動作について説明する。
【0023】説明を理解しやすくするために、可変分圧
手段を操作しない状態において、制御手段は高圧放電ラ
ンプが全光点灯するように点灯主回路を制御するものと
する。
【0024】そうして、可変分圧手段を操作してその分
圧割合を上げると、ランプ電圧検出手段とランプ電流検
出手段とのそれぞれの検出出力の可変分圧手段を経由し
て制御手段に制御入力される割合が増大する。従来のよ
うにランプ電圧検出信号のみでなく、ランプ電流検出信
号についても制御手段への制御入力を増大させることに
より、調光時の負荷特性が従来とは異なりランプ電流の
低減を少なくすることができる。このため、調光時であ
っても全光時に近いランプ電流を供給して光束立ち上が
りを早くすることができる。
【0025】上記説明では、可変分圧手段を操作しない
ときを全光時としたが、この場合を調光時とすることが
できる。すなわち、操作しない状態では帰還量が多く、
操作したときに帰還量が減少するように構成すればよ
い。また、制御特性を変えて帰還量が少なくなったとき
に調光されるようにすることも許容される。なお、調光
は段階的なもの、および連続的なもののいずれでもよ
い。
【0026】請求項2の発明の高圧放電ランプ点灯装置
は、高周波で作動するとともに高圧放電ランプを点灯す
る点灯主回路と; 高圧放電ランプの始動回路と;高圧
放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段
と;ランプ電圧検出手段の出力に対して並列的に接続さ
れ、調光操作時に分圧比が変化する可変分圧手段と;高
周波の第1の周波数より低い第2の周波数で可変分圧手
段の分圧比を変化させる調光操作手段と;可変分圧手段
の出力に応じて点灯主回路を制御する制御手段と;を具
備していることを特徴としている。
【0027】本発明および次項の発明において、第1の
周波数とは、約10KHz程度以上の周波数を意味し、
好ましくは約40KHz以上である。これに対して、第
2の周波数とは、肉眼では分からない程度すなわち約1
00Hz程度以上、好ましくは500Hz以上であっ
て、点灯主回路の周波数に対して約1/10程度以下で
あればよい。
【0028】本発明は、調光操作手段によって可変分圧
手段の出力を第2の周波数で高低2段階に切り換え、制
御手段による点灯主回路の制御による高圧放電ランプへ
の電力供給を第2の周波数で交互に高低2段階とするこ
とにより、供給電力の平均値を低下させて調光するもの
である。そして、高低の時間割合すなわちオンデューテ
ィを変化させることにより、調光度を任意所望に設定す
ることができる。また、時間とともに高低の時間割合を
変化させていくことにより、調光度を連続的に変化させ
ること、すなわちクロスオーバーさせることが可能であ
る。第2の周波数を上記の範囲にすることにより、肉眼
では違和感のない調光になる。
【0029】請求項3の発明の高圧放電ランプ点灯装置
は、高周波で作動するとともに高圧放電ランプを点灯す
る点灯主回路と;高圧放電ランプの始動回路と;高圧放
電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段
と;高圧放電ランプのランプ電流を検出するランプ電流
検出手段と;ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出
手段の両出力に対して並列的に接続され、調光操作時に
分圧比が変化する可変分圧手段と;高周波の第1の周波
数より低い第2の周波数で可変分圧手段の分圧比を変化
させる調光操作手段と;可変分圧手段の出力に応じて点
灯主回路を制御する制御手段と;を具備していることを
特徴としている。
【0030】本発明は前項の発明に対してランプ電圧検
出手段およびランプ電流検出手段に共通に可変分圧手段
が機能するので、請求項1と同様に光束立ち上がりが早
くなる。
【0031】請求項4の発明の高圧放電ランプ点灯装置
は、請求項2または3記載の高圧放電ランプ点灯装置に
おいて、点灯主回路は、スイッチング手段を含み;制御
手段は、点灯主回路をPWM制御する;ことを特徴とし
ている。
【0032】本発明においては、点灯主回路のスイッチ
ング手段を制御手段から第1の周波数でPWM制御して
高圧放電ランプへの電力供給を所定に制御して点灯を維
持する。
【0033】請求項5の発明の高圧放電ランプ点灯装置
は、請求項1ないし4のいずれか一記載の高圧放電ラン
プ点灯装置において、可変分圧手段は、分圧手段および
分圧手段に対して並列的に接続されたスイッチ手段を備
えていることを特徴としている。
【0034】本発明においては、スイッチ手段の開閉に
よって分圧出力を高低2段階に変化させることができ
る。スイッチ手段の開閉は調光時には継続的に閉成する
ようにしてもよいし、また所定の周波数で肉眼では分か
らないような時間間隔で開閉してもよい。後者の場合
は、開閉中と非開閉中とで調光または全光と全光または
調光とが切り替わる。
【0035】請求項6の発明の高圧放電ランプ点灯装置
は、請求項5記載の高圧放電ランプ点灯装置において、
スイッチ手段は、フォトカプラを含んでなることを特徴
としている。
【0036】本発明においては、フォトカプラを直接ま
たは間接的にスイッチ手段として可変分圧手段の出力切
り換えを行うので、調光操作を遠隔制御しやすい。ま
た、点灯主回路の2次側における電気絶縁が容易であ
る。さらに、肉眼では分からないような高速スイッチン
グを行うことが容易となる。
【0037】請求項7の発明の高圧放電ランプ点灯装置
は、請求項5または6記載の高圧放電ランプ点灯装置に
おいて、スイッチ手段を所定周波数でスイッチングさせ
るとともに、PWM制御することにより、調光度合を変
えることを特徴としている。
【0038】本発明においては、所定周波数を請求項2
および3において規定する第2の周波数とすることがで
きるが、これに限定されない。PWM制御を一定のオン
デューティとすれば、一定の調光度になり、オンデュー
ティを時間とともに変化させれば、ある点灯状態からこ
れと異なる他の点灯状態へ連続的な調光すなわちクロス
オーバーを行うことができる。請求項8の発明の高圧放
電ランプ点灯装置は、請求項7記載の高圧放電ランプ点
灯装置において、調光移行時にスイッチ手段のPWM制
御を連続的に変化させてクロスオーバーするようにした
ことを特徴としている。
【0039】本発明において、クロスオーバーとは、あ
る点灯状態(たとえば全光)から他の点灯状態(たとえ
ば調光)に移行させる場合に、明るさを連続的に変化さ
せることをいう。最初の点灯状態は全光に限らないで、
ある調光状態から他の異なる調光状態に移行させるので
あってもよい。また、明るい方向から暗い方向への調光
に限らないで、その逆であってもよい。
【0040】本発明は、クロスオーバーをPWM制御に
よって行わせるので、高圧放電ランプが不安定になるよ
うなことがない。したがって、色温度の変化が少なくな
るから、本発明を実施した機器の看者に対して不快感を
与えるようなことがない。
【0041】請求項9の発明の高圧放電灯点灯装置は、
請求項1ないし8のいずれか一記載の高圧放電ランプ点
灯装置において、点灯主回路は、チョッパ装置を含んで
なることを特徴としている。
【0042】本発明において、チョッパ装置を高圧放電
ランプに所定の電力を供給するためにPWM制御すると
ともに、整流化直流電源のアクティブフィルタとして作
用させ、さらには調光のために作用させることができ
る。
【0043】請求項10の発明の高圧放電ランプ点灯装
置は、請求項1ないし9のいずれか一記載の高圧放電ラ
ンプ点灯装置において、高圧放電ランプは、短アークの
高圧放電ランプであることを特徴としている。
【0044】本発明は高圧放電ランプが短アークである
から、光の利用率が高い。また、直流点灯の場合はさら
に長寿命である。
【0045】請求項11の発明の高圧放電ランプ点灯装
置は、請求項1ないし10のいずれか一記載の高圧放電
ランプ点灯装置において、高圧放電ランプは、メタルハ
ライドランプであることを特徴としている。
【0046】本発明におけるメタルハライドランプは、
発光金属およびその他の封入物を特定のものに限定する
ものではないが、プロジェクション式テレビジョン受像
機用の高圧放電ランプとしては、以下のような構成が、
求められる発光特性たとえば発光効率、相関色温度、色
度および演色性の点から好ましい結果をもたらす。すな
わち、ジスプロシウムDy、セシウムCsおよびネオジ
ウムNdを主成分とし、タリウムTlおよびまたは錫S
nを副成分として必要に応じて添加し、これら成分に対
して適量のよう素Iおよびまたは臭素Brを水銀および
希ガスとともに封入する。
【0047】請求項12の発明の高圧放電ランプ点灯装
置は、請求項1ないし11のいずれか一記載の高圧放電
ランプ点灯装置において、高圧放電ランプは、リフレク
タを一体に備えていることを特徴としている。
【0048】本発明では、高圧放電ランプにリフレクタ
を一体化して光学性能を発揮しやすくしているので、プ
ロジェクション色テレビジョン受像機やオーバヘッドプ
ロジェクタなどに好適である。
【0049】請求項13の発明の高圧放電ランプ点灯装
置は、請求項1ないし12のいずれか一記載の高圧放電
ランプ点灯装置において、高圧放電ランプを具備してい
ることを特徴としている。
【0050】すなわち、本発明は高圧放電ランプをも構
成要件としいる。高圧放電ランプと主点灯回路などの回
路部分とは共通の組立体でもよいが、分離していてもよ
い。
【0051】請求項14の発明の画像表示装置は、リフ
レクタを備えた高圧放電ランプと;請求項1ないし12
のいずれか一記載の高圧放電ランプ点灯装置と;高圧放
電ランプから放射されリフレクタで反射された光を背方
から照射される画像表示手段と;画像表示手段を制御す
る画像制御手段と;画像表示手段を透過した光を集光し
てスクリーンに投射する光学系と;上記各構成要素を収
納する本体ケースと;を具備していることを特徴として
いる。
【0052】本発明は、高圧放電ランプの調光を円滑に
行える画像表示装置である。
【0053】請求項15の発明の画像表示装置は、請求
項14記載の画像表示装置において、高圧放電ランプを
冷却するファンと;ファンを高圧放電ランプの調光操作
と同期して制御するファン制御手段と;を具備している
ことを特徴としている。
【0054】本発明によれば、高圧放電ランプをたとえ
ば全光状態から調光状態に変更すると、高圧放電ランプ
の冷却要求も変化するので、同期して冷却手段を制御す
ることにより、一層放電が安定した調光制御を行うこと
ができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0056】図1は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置
の第1の実施形態を示す回路図である。
【0057】図において、1は電源、2は点灯主回路、
3は検出手段、4は始動回路、5は高圧放電灯ランプ、
6は制御手段、7は可変分圧手段である。
【0058】点灯主回路2は、高圧放電ランプを安定に
点灯するための限流機能や定電力制御などのための機能
を備えている降圧チョッパ装置である。
【0059】検出手段3は、点灯主回路と直列に挿入さ
れたランプ電流検出手段3aと、高圧放電ランプ5と並
列に接続されたランプ電圧検出手段3bとからなる。各
検出手段3a、3bはそれぞれ抵抗器からなっている。
【0060】始動回路4は、高圧放電ランプ5を始動さ
せるためのもので、始動時に高電圧を発生する通常使用
されているものである。
【0061】高圧放電ランプ5は、電極間距離3mmの
短アーク250Wメタルハライドランプで、図示しない
が、リフレクタを一体に備えている。
【0062】制御手段6は、非調光時にはランプ電圧お
よびランプ電流の各検出出力の加算値に応じて点灯主回
路2をPWM制御して高圧放電ランプ5に対して定電力
的に電力を供給するする。
【0063】可変分圧手段7は、ランプ電流検出手段3
aおよびランプ電圧検出手段3bの各出力の加算値に対
して並列に接続された可変抵抗器からなっている。
【0064】次に、動作について説明する。
【0065】電源1を投入すると、始動回路4によって
高圧放電ランプ5に高電圧が印加されて高圧放電ランプ
5が始動する。そして、点灯主回路2から点灯に必要な
電力が供給されて高圧放電ランプ5が点灯する。点灯す
ると、ランプ電流検出手段3aからの検出出力とランプ
電圧検出手段からの検出出力が加算され、可変分圧手段
7を介して制御手段6に制御入力する。制御手段6は制
御入力に応じて高圧放電ランプ5に供給する電力を定電
力的に制御する。
【0066】高圧放電ランプ5を調光する場合、可変分
圧手段7を操作して分圧出力を増加させる。すると、ラ
ンプ電流検出手段3aおよびランプ電圧検出手段3bの
各出力は可変分圧手段7を介して制御手段6に制御入力
するから、上記分圧出力の増加に応じて増加して制御手
段6に制御入力する。このため、ランプ電流検出手段3
aおよびランプ電圧検出手段3bの検出出力そのものは
変化しなくても制御手段6の動作レベルが変わり、点灯
主回路2から降圧放電ランプ5に供給される電力が低減
されて降圧放電ランプは調光点灯に移行する。
【0067】図2は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置
の第1の実施形態の負荷特性曲線を示すグラフである。
【0068】図において、横軸はランプ電圧を、縦軸は
ランプ電流を示す。曲線Aは全光状態の負荷特性曲線、
曲線Bは調光状態の負荷特性曲線、曲線Cは図12に示
す従来技術の場合における調光状態の負荷特性曲線であ
る。
【0069】この図2から理解できるように、本発明の
場合は調光時の負荷特性曲線Bが従来の曲線Cに比較し
て勾配が大きい。すなわち、調光時にランプ電圧が低下
してもランプ電流の低下は少ない。
【0070】図3は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置
の第1の実施形態の始動時の光束立ち上がり特性を示す
グラフである。
【0071】図において、横軸は始動開始からの点灯時
間(秒)を、縦軸は光束比(%)をそれぞれ示す。曲線
Aは全光始動時の光束立ち上がり曲線、曲線Bは調光始
動時の光束立ち上がり曲線、Cは図12に示す従来技術
の場合の調光始動時の光束立ち上がり曲線をそれぞれ示
す。
【0072】この図3から明らかなように、本発明の場
合、調光始動時の光束立ち上がりは全光始動時に比べれ
ば多少遅いものの、従来技術よりかなり早い。
【0073】図4は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置
の第2の実施形態を示す回路図である。
【0074】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。本実施形態は、電源1’が整
流化直流電源、点灯主回路2’が降圧チョッパ、可変分
圧手段7’がフォトカプラを含んでなり、かつランプ電
圧検出手段3bに対してのみ対応している。
【0075】さらに詳述すると、整流化直流電源1’
は、交流電源8からの交流を整流して非平滑直流を降圧
チョッパに対して供給する。上記直流電源1’は平滑コ
ンデンサを備えていない。したがって、降圧チョッパか
らなる点灯主回路2’は、アクティブフィルタとしても
機能させている。そして、降圧チョッパは、スイッチン
グ手段2’aと降圧インダクタ2’bとが点灯回路と直
列に挿入され、スイッチング手段2’aと降圧インダク
タ2’bとの間と整流化直流電源1’の負極との間にダ
イオード2’cが接続され、また降圧インダクタ2’b
を挟んでダイオード2’cと並列関係にコンデンサ2’
dが図示極性に接続されている。降圧インダクタ2’
b、ダイオード2’cおよびコンデンサ2’dは平滑手
段を構成して、負荷に対してかなりフラットで、かつ降
圧降圧された直流を供給する。
【0076】ランプ電流検出手段3aは、ダイオード
2’cとコンデンサ2’dとの間において点灯回路に直
列に挿入された抵抗器からなる。
【0077】可変分圧手段7’は、そのフォトカプラの
受光側がランプ電圧検出手段3bの出力側の抵抗器3b
1の一部の抵抗器3b2に対して電気的に並列接続され
ている。
【0078】次に、回路動作について説明する。
【0079】降圧チョッパからなる点灯主回路2’は4
0KHzの高周波で作動して、降圧放電ランプ5に対し
て降圧されて、かつフラットな直流電圧を印加する。高
圧放電ランプ5は、始動回路4によって始動し、点灯主
回路2’から所要の直流電力を供給されて直流点灯す
る。そして、全光点灯時にはフォトカプラからなる可変
分圧手段7’は操作されないため、分圧レベルを増加し
ない。
【0080】調光時にはフォトカプラが外部からの操作
で、1KHzでオン、オフさせた。フォトカプラがオン
すると、ランプ電圧検出手段3bの出力側の抵抗器3b
2が挿入されるため、ランプ電圧検出の出力レベルが上
昇する。フォトカプラは続いてオンするから、再び出力
レベルが低下して元に戻る。このオフ、オンが第2の周
波数で繰り返される結果、ランプ電圧の検出出力は平均
して増加したことになり、制御手段6によって点灯主回
路2’は高圧放電ランプ5に供給する直流電力を平均値
において低減するから、高圧放電ランプ5は調光された
ものとして見える。
【0081】以上の回路動作から、フォトカプラのオフ
デューティを変化させれば、調光度を任意に設定できる
ことを理解できるであろう。また、たとえば全光点灯か
ら調光点灯に移行する場合に、上記オフデュティを10
0%から調光時の値を0%とし、所定時間をかけて0%
まで連続的に変化させれば、クロスオーバーさせること
もできる。これを整理していえば、ある点灯状態から別
のある点灯状態に変化させる場合に、任意の時間をかけ
てクロスオーバーさせることができるのである。高圧放
電ランプにおいては、急激に点灯電力の変化は発光色し
たがって色温度まで変化させてしまうので、クロスオー
バーさせることにより、色温度の変化を極めて少なくす
るとともに、明るさの急変を回避して、たとえばテレビ
ジョン受像機のような用途において、看者に与える心理
的不快感を回避することができる。
【0082】なお、調光と同期して高圧放電ランプの冷
却用のファン(図示しない。)を制御することも必要に
応じて可能である。すなわち、全光状態から調光状態に
切り換えると、ランプの消費電力が減少してランプの温
度も低下するので、ファンの回転数を減少したり、回転
方向を転換したりすることが望ましい。過冷却は高圧放
電ランプを立ち消えしやすくするとともに、色温度が変
化する原因となるからである。
【0083】図5は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置
の第2の実施形態におけるフォトカプラの駆動回路の詳
細を示す回路図である。
【0084】図において、3b1、3b2はランプ電圧
検出手段3bの出力側の抵抗器で、抵抗器3b2と並列
にトランジスタ51を接続し、トランジスタ51のベー
スにフォトカプラ52のフォトトランジスタ52aのエ
ミッタを接続してある。フォトトランジスタ52aのエ
ミッタはまた抵抗器53を介してランプ電流検出手段と
ランプ電圧検出手段との接続点に接続され、コレクタは
抵抗器54を介してコレクタ電源に接続して、フォトカ
プラの受光側を構成している。
【0085】一方、フォトカプラ52の発光ダイオード
52bは抵抗器55およびインバータ56を介して調光
操作電源(図示しない。)に接続し、発光ダイオード5
2bと並列にコンデンサ57が接続されて、フォトカプ
ラ52の発光側を構成している。そして、調光操作電源
は外部から操作されて電源がオン、オフされる。
【0086】なお、使用した高圧放電ランプ5は、定格
電力350W、電極間距離3mmの短アークメタルハラ
イドランプである。
【0087】次に、回路動作を説明する。
【0088】調光電源が投入される以前はインバータ5
6により、発光ダイオード52bに通電されて発光ダイ
オード52bが発光している。そして、フォトトランジ
スタ52aが上記発光を受光してオンするので、トラン
ジスタ51のベース電位が上昇し、トランジスタ51は
オンする。これにより、抵抗器3b2は短絡される。し
たがって、ランプ電圧検出手段の出力レベルが低下して
いる。この状態では高圧放電ランプは全光状態で点灯さ
れることになる。
【0089】次に、調光操作電源を投入すると、インバ
ータ56によって発光ダイオード52bへの通電が停止
される。すると、上記と逆に回路が動作して抵抗器3b
2の短絡状態が解消し、ランプ電圧検出手段の検出レベ
ルは増加する。この状態では、高圧放電ランプは調光点
灯されることになる。
【0090】以上の説明は調光操作電源をオンするか、
オフするかで説明したが、実際には第2の周波数におけ
る調光操作信号をPWM制御したものを調光操作電源と
して送出することによって任意所望のレベルで調光する
ことができる。
【0091】図6は本発明の高圧放電ランプ点灯装置の
第2の実施形態における100%点灯時の調光操作信
号、ランプ電流および照度の波形図である。
【0092】この場合のランプ電力は350Wであっ
た。
【0093】図7は同じく50%点灯時の波形図であ
る。
【0094】この場合のランプ電力は250Wであっ
た。
【0095】図8は同じく17%点灯時の波形図であ
る。
【0096】この場合のランプ電力は250Wであっ
た。
【0097】図9は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置
の第3の実施形態を示す回路図である。
【0098】図において、図4と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。本実施形態は、可変分圧手段
7”の部分において第2の実施形態と異なる。すなわ
ち、可変分圧手段7”はランプ電流検出手段3aおよび
ランプ電圧検出手段3bの各出力に対して共通に機能す
るように配設されている。
【0099】さらに詳述すると、両検出手段3aおよび
3bの出力端間に直列接続された一対の抵抗器91およ
び92のうち、抵抗器92と並列にトランジスタ93を
接続し、トランジスタ93のベースをフォトカプラの受
光側であるフォトトランジスタ94のコレクタに接続し
ている。フォトトランジスタ94のコレクタはさらに抵
抗器95を介してコレクタ電源に接続している。そし
て、エミッタは整流化直流電源1’の負極に接続してい
る。なお、トランジスタ94のエミッタ、ベース間に抵
抗器96が接続されている。
【0100】ところで、前記抵抗器91の他端はランプ
電圧検出手段3bの出力端子に接続するとともに、制御
手段6の制御入力端子に接続している。
【0101】可変分圧手段7”は、以上説明した中で符
号91ないし96の回路部分によって構成されている。
フォトカプラの発光側は図示しないが、図5のような回
路構成であることを許容する。
【0102】次に、回路動作を説明する。
【0103】可変分圧手段7”にはランプ電流検出手段
3aとランプ電圧検出手段3bとの出力が加算して印加
される。制御手段6には可変分圧手段7”の出力が制御
入力する。
【0104】本実施形態の場合、図5におけるようなイ
ンバータ56は不要である。したがって、調光時にはフ
ォトカプラが作動してフォトトランジスタ94がオンし
ている。この状態ではトランジスタ93のベース電位は
低いので、トランジスタ93はオフしている。この状態
においては、可変分圧器7”の出力は高レベルであり、
このため制御手段6は点灯主回路2’を高圧放電ランプ
5に調光状態の点灯電力を供給するように制御する。
【0105】これに対して、調光操作電源を開放する
と、フォトトランジスタ94がオフするために、トラン
ジスタ93のベース電位が上昇し、トランジスタ93は
オンする。これによって、抵抗器92が短絡され、可変
分圧手段7”の出力レベルが低下するから、制御手段6
は点灯主回路2’を高圧放電ランプ5に全光状態の点灯
電力を供給するように制御する。
【0106】図10は、本発明の高圧放電ランプ点灯装
置における高圧放電ランプの一実施形態を示す一部断面
正面図である。
【0107】図において、高圧放電ランプ5は楕円形の
石英バルブ5a内に陽極5bおよび陰極5cの先端を互
いに近接対向させて配設し、バルブ5aの両端部に一対
の封止部5dを設けて陽極5bおよび陰極5cの基端部
をそれぞれ支持している。5eは封止部5d内に気密に
埋設された封着金属で、5gは陰極側の封着金属に接続
された外導線である。5fは陽極5b側の封止部5dに
支持させた絶縁体である。高圧放電ランプ5と一体化さ
れたリフレクタ9は内面に赤外線透過可視光反射形の光
干渉膜9aを配設しており、またネック部9b内におい
て口金セメント10によって絶縁体5fを固定すること
によって、高圧放電ランプ5を支持して両者は一体化さ
れている。なお、9cはリフレクタ9の反射面の一部に
形成された透孔で、前記外導線5gをリフレクタ9の背
面方向へ導出させている。なお、11は高圧放電ランプ
点灯装置で、既述の本発明の各実施形態が適応する。
【0108】図11は、本発明の画像表示装置の一実施
形態を示す概念図である。
【0109】図において、高圧放電ランプ5はリフレク
タ9を備えて一体化されて光源12を構成している。1
3は画像表示手段で、たとえば液晶表示体からなり、そ
の背面から高圧放電ランプ5から放射され、リフレクタ
9で集光された光を照射される。14は画像制御手段
で、画像表示手段13を駆動および制御するもので、要
すればテレビジョン受像機能を備えることができる。1
5は交流電源で、高圧放電ランプ点灯装置11および画
像制御手段14に対して所要の電源を供給する。16は
光学系で、画像表示手段13を透過した光を集光してス
クリーン17に投射する。18は本体ケースで、以上の
各構成要素を収納している。
【0110】
【発明の効果】請求項1ないし請求項13の各発明によ
れば、比較的簡単な構成でありながら円滑で所要の範囲
にわたる調光を行うことができる高圧放電ランプ点灯装
置を提供することができる。
【0111】請求項1の発明によれば、加えて調光始動
時の光束立ち上がりが早い高圧放電ランプ点灯装置を提
供することができる。
【0112】請求項2の発明によれば、加えて調光時の
放電が安定で調光度の設定を任意に行える高圧放電ラン
プ点灯装置を提供することができる。
【0113】請求項3の発明によれば、加えて調光始動
時の光束立ち上がりが早い高圧放電ランプ点灯装置を提
供することができる。
【0114】請求項4の発明によれば、加えて点灯主回
路のスイッチング手段により高圧放電ランプを定電力制
御など所望の制御するとともに、調光制御も容易な高圧
放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0115】請求項5の発明によれば、加えて可変分圧
手段がスイッチ手段を含むから、このスイッチ手段の開
閉によって調光切換が容易にできるとともに、肉眼でわ
からないような周波数で開閉することにより、より一層
安定な調光も行うことができる高圧放電ランプ点灯装置
を提供することができる。
【0116】請求項6の発明によれば、加えてスイッチ
手段をフォトカプラを含んでなるものにすることによ
り、遠隔操作、配線引き回しおよび2次側絶縁が容易な
高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0117】請求項7の発明によれば、加えてスイッチ
手段をPWM制御するので、所望の調光度設定が容易で
ある高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0118】請求項8の発明によれば、加えて調光移行
に際してクロスオーバーする高圧放電ランプ点灯装置を
提供することができる。
【0119】請求項9の発明によれば、加えて点灯主回
路がチョッパからなるので、高圧放電ランプの電力制御
と調光とを容易に行えるとともに、電源リップルに対し
てアクティブフィルタとしても機能させることができる
高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0120】請求項10の発明によれば、加えて高圧放
電ランプが短アークであるから、光の利用率が高い高圧
放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0121】請求項11の発明によれば、加えてメタル
ハライドランプにより発光効率、相関色温度、色度およ
び演色性などの発光特性を所望に選択することのできる
高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0122】請求項12の発明によれば、加えて高圧放
電ランプがリフレクタを一体に備えているから、光学特
性を発揮しやすい高圧放電ランプ点灯装置を提供するこ
とができる。
【0123】請求項13の発明によれば、加えて高圧放
電ランプを備えた高圧放電ランプ点灯装置を提供する。
【0124】請求項14の発明によれば、請求項1ない
し12の効果を有する画像表示装置を提供することがで
きる。
【0125】請求項15の発明によれば、加えて高圧放
電ランプ冷却用のファンを調光操作と同期して制御する
ことにより、一層円滑な調光のできる画像表示装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第1の実施
形態を示す回路図
【図2】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第1の実施
形態の負荷特性を示すグラフ
【図3】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第1の実施
形態の始動時の光束立ち上がり特性を示すグラフ
【図4】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施
形態を示す回路図
【図5】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施
形態におけるフォトカプラの駆動回路の詳細を示す回路
【図6】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施
形態における100%点灯時の調光操作信号、ランプ電
流および照度の波形図
【図7】同じく50%点灯時の波形図
【図8】同じく17%点灯時の波形図
【図9】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第3の実施
形態を示す回路図
【図10】本発明の高圧放電ランプ点灯装置における高
圧放電ランプの一実施形態を示す一部断面正面図
【図11】本発明の画像表示装置の一実施形態を示す概
念図
【図12】従来技術を示す回路図
【符号の説明】
1…電源 2…点灯主回路 3a…ランプ電流検出手段 3b…ランプ電圧検出手段 4…始動回路 5…高圧放電ランプ 6…制御手段 7…可変分圧手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧放電ランプを点灯する点灯主回路と;
    高圧放電ランプの始動回路と;高圧放電ランプのランプ
    電圧を検出するランプ電圧検出手段と;高圧放電ランプ
    のランプ電流を検出するランプ電流検出手段と;ランプ
    電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力に対し
    て共通になるように接続され、調光操作時に分圧比が変
    化する可変分圧手段と;可変分圧手段の出力に応じて点
    灯主回路を制御する制御手段と;を具備していることを
    特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】高周波で作動するとともに高圧放電ランプ
    を直流点灯する点灯主回路と;高圧放電ランプの始動回
    路と;高圧放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電
    圧検出手段と;ランプ電圧検出手段の出力に対して並列
    的に接続され、調光操作時に分圧比が変化する可変分圧
    手段と;高周波の第1の周波数より低い第2の周波数で
    可変分圧手段の分圧比を変化させる調光操作手段と;可
    変分圧手段の出力に応じて点灯主回路を制御する制御手
    段と;を具備していることを特徴とする高圧放電ランプ
    点灯装置。
  3. 【請求項3】高周波で作動するとともに高圧放電ランプ
    を直流点灯する点灯主回路と;高圧放電ランプの始動回
    路と;高圧放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電
    圧検出手段と;高圧放電ランプのランプ電流を検出する
    ランプ電流検出手段と;ランプ電圧検出手段およびラン
    プ電流検出手段の両出力に対して並列的に接続され、調
    光操作時に分圧比が変化する可変分圧手段と;高周波の
    第1の周波数より低い第2の周波数で可変分圧手段の分
    圧比を変化させる調光操作手段と;可変分圧手段の出力
    に応じて点灯主回路を制御する制御手段と;を具備して
    いることを特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。
  4. 【請求項4】点灯主回路は、スイッチング手段を含み;
    制御手段は、点灯主回路をPWM制御する;ことを特徴
    とする請求項2または3記載の高圧放電ランプ点灯装
    置。
  5. 【請求項5】可変分圧手段は、分圧手段および分圧手段
    に対して並列的に接続されたスイッチ手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の
    高圧放電ランプ点灯装置。
  6. 【請求項6】スイッチ手段は、フォトカプラを含んでな
    ることを特徴とする請求項5記載の高圧放電ランプ点灯
    装置。
  7. 【請求項7】スイッチ手段を所定周波数でスイッチング
    させるとともに、PWM制御することにより、調光度合
    を変えることを特徴とする請求項5または6記載の高圧
    放電ランプ点灯装置。
  8. 【請求項8】調光移行時にスイッチ手段のPWM制御を
    連続的に変化させてクロスオーバーするようにしたこと
    を特徴とする請求項7記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  9. 【請求項9】点灯主回路は、チョッパ装置を含んでなる
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一記載の
    高圧放電ランプ点灯装置。
  10. 【請求項10】高圧放電ランプは、短アークの高圧放電
    ランプであることを特徴とする請求項1ないし9のいず
    れか一記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  11. 【請求項11】高圧放電ランプは、メタルハライドラン
    プであることを特徴とする請求項1ないし10のいずれ
    か一記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  12. 【請求項12】高圧放電ランプは、リフレクタを一体に
    備えていることを特徴とする請求項1ないし11のいず
    れか一記載の高圧放電ランプ点灯装置。
  13. 【請求項13】高圧放電ランプを具備していることを特
    徴とする請求項1ないし12のいずれか一記載の高圧放
    電ランプ点灯装置。
  14. 【請求項14】リフレクタを備えた高圧放電ランプと;
    請求項1ないし12のいずれか一記載の高圧放電ランプ
    点灯装置と;高圧放電ランプから放射されリフレクタで
    反射された光を背方から照射される画像表示手段と;画
    像制御手段を制御する画像制御手段と;画像表示手段を
    透過した光を集光してスクリーンに投射する光学系と;
    上記各構成要素を収納する本体ケースと;を具備してい
    ることを特徴とする画像表示装置。
  15. 【請求項15】高圧放電ランプを冷却するファンと;フ
    ァンを高圧放電ランプの調光操作と同期して制御するフ
    ァン制御手段と;を具備していることを特徴とする請求
    項14記載の画像表示装置。
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