JPH1039119A - 貼り合わせプリズム作製方法および貼り合わせプリズム - Google Patents

貼り合わせプリズム作製方法および貼り合わせプリズム

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JPH1039119A
JPH1039119A JP8207739A JP20773996A JPH1039119A JP H1039119 A JPH1039119 A JP H1039119A JP 8207739 A JP8207739 A JP 8207739A JP 20773996 A JP20773996 A JP 20773996A JP H1039119 A JPH1039119 A JP H1039119A
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JP
Japan
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prism
angle
bonded
prisms
angle prism
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Pending
Application number
JP8207739A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Katsuchi
勇夫 勝地
Masato Shinoda
真人 篠田
Masashi Mochizuki
政志 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOOYA OPUTEIKUSU KK
Original Assignee
HOOYA OPUTEIKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 4個のプリズムの端面が揃って直角を挟む各
稜線がほぼ一致しており、赤色、青色、緑色の像のずれ
が少ない正確なカラーの合成像が得られる貼り合わせプ
リズムを、高い熟練を要せずに、短時間に、高い歩留り
で作製する方法を提供する。 【解決手段】 第1直角プリズム12の少なくとも一方
の端面の一方の側面となす稜線に予め切り欠きを設け、
さらに第2直角プリズム11と共に平面基板上に端面が
当接するように載置し両者の側面同士を貼り合わせて、
第1直角プリズムの切り欠きFによって第2直角プリズ
ムの側面の端部Gが現れた接着プリズムを面対称形で1
対形成し、その1対の接着プリズムの端面Dを平面によ
り規制し、2個の第2直角プリズムの側面の切り欠きに
より露出した端部Gをガイド等の平面に当接させて位置
合わせして接着プリズムの側面同士を貼り合わせること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4個の直角プリズ
ムをそれぞれの直角に挟まれた稜線が一致又は平行に位
置するように貼り合わせた貼り合わせプリズムの作製方
法およびその方法により作製された貼り合わせプリズム
に関するものである。この貼り合わせプリズムは、特に
投射型ディスプレイの一つである液晶プロジェクターの
色の分解・合成に用いるのに適している。
【0002】
【従来の技術】従来、投射型ディスプレイの一つである
液晶プロジェクターの色の分解・合成を行う装置に、ダ
イクロイックミラーを使用するものと本発明にかかわる
ダイクロイックミラー機能を有する貼り合わせプリスム
を使用するものとがある。貼り合わせプリスムを使用す
る方法は、直角プリズムの貼り合わせ面にダイクロイッ
クミラー機能を持たせることにより、色の分解・合成を
行うものであるが、この方法はダイクロイックミラーの
厚さが原因で生ずる光の収差がないため、ダイクロイッ
クミラーを使用する方法に比較して高精度の画像が得ら
れる。
【0003】図11はプリズムタイプの色合成の機構を
示す概略図である。赤色の信号を持つ液晶素子1から投
射された赤色像は赤色を反射するダイクロイックミラー
機能を持つ面2により垂直に反射される。青色の信号を
持つ液晶素子3から投射された青色像は青色を反射する
ダイクロイックミラー機能を持つ面4により垂直に赤色
像と同じ方向に反射される。緑色の信号を持つ液晶素子
5から投射された緑色像は青色を反射するダイクロイッ
クミラー機能を持つ面4及び赤色を反射するダイクロイ
ックミラ一機能を持つ面2を透過し、青色像や赤色像と
同じ前面に投射される。こうして得られた赤、青、緑の
像はこの貼り合わせプリズムによって合成され、カラー
の像としてレンズを介して前面のスクリーンに投射され
る。
【0004】上記のようなダイクロイックミラー機能を
有するプリズムは、プリズムの貼り合わせ面にダイクロ
イックミラー機能を有する膜を施し、貼り合わせて製作
している。貼り合わせプリズムは、4個の直角プリズム
の断面三角形の直角を有する頂点が形成する稜線が互い
に一致又は平行に位置していないと、赤色、青色、緑色
の像がずれて、正確なカラーの合成像が得られなくな
る。例えば、4個の直角プリズムの上記各稜線が平行に
位置していないと、各直角プリズムの側面は互いに傾き
を持ってしまうため、直角プリズムの斜面から入射する
各色の像はそれぞれ異なった方向に投射され、スクリー
ン上には色ズレした像が形成されることになる。このた
め、4個の直角プリズムは直角を挟んだ側面が正確に1
個の直線で垂直に交差するようにする必要がある。
【0005】2個の直角プリズムを側面が平面上に来る
ように貼り合わせて接着プリズムを形成することは比較
的容易にできるが、直角プリズムの稜線は接着プリズム
の平面に含まれて、段差や突起など明瞭な区分を有しな
いため、2個の接着プリズムを合わせるときに4個のプ
リズムの稜線を一致するようにすることが困難であっ
た。しかし、従来は、何ら特別な治具を使用することな
く、人手により目測に頼って、4個の直角プリズムの直
角を挟んだ稜線が1本の直線に集まるように注意深く合
わせてから貼り合わせていた。このため、製造には熟練
者を必要とし、また貼り合わせに時間がかかり、歩留ま
りも良くなかった。
【0006】この様な問題を解消するため、特開平3−
138603公報に、厚みの異なる直角プリズム同士を
隣り合わせに貼り合わせたときに生じた段部や同じ厚さ
の直角プリズムを互いにずらせることにより生じた段部
を基準とした治具を用いて直角プリズムの稜線を一致さ
せるように位置せしめて貼り合わせる方法が提案されて
いる。このようにして、高度の熟練が無くとも顕微鏡等
の光学系を利用せずに高精度な貼り合わせプリズムを得
ることが出来る。また、特開平7−294845公報に
も、少なくとも1個の直角プリズムの横幅を他の直角プ
リズムより広くしたものを貼り合わせて一部のプリズム
が端面に突出する状態にした貼り合わせプリズムが開示
されている。しかし、これらの方法で作成された貼り合
わせプリズムは、端面に段差ができて不揃いとなり、ま
たこの様な特別の外形を有するプリズムを機器内に設置
しようとするとプリズムに合わせた特別の把持具を備え
る必要が生じる。これらの端面を揃えるためには両端を
切断研磨しなければならず、工程が増加し、結果として
高価なものになってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、4個のプリズムの端面が揃って直
角を挟む各稜線がほぼ一致していて、赤色、青色、緑色
の像のずれが少ない正確なカラーの合成像が得られる貼
り合わせプリズムを提供することと、この貼り合わせプ
リズムを高い熟練を要せずに、短時間に、高い歩留りで
作製できる方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の直角プリズム貼り合わせ方法は、第1の直
角プリズムの少なくとも一方の端面の一方の側面となす
稜線に予め切り欠きを設け、さらに第2の直角プリズム
と共に平面基板上に端面が当接するように載置し両者の
側面同士を貼り合わせて、第1直角プリズムの切り欠き
によって第2直角プリズムの側面の端部が現れた接着プ
リズムを面対称形で1対形成し、該1対の接着プリズム
の端面を平面により規制し、2個の第2直角プリズムの
側面の切り欠きにより露出した端部をガイド等の平面に
当接させて位置合わせして接着プリズムの側面同士を貼
り合わせることを特徴とする。
【0009】また、本発明の貼り合わせプリズム作製方
法は、断面が直角三角形をした同形の直角プリズムを4
個用意し、第1の直角プリズムの少なくとも第1の端面
が第1の側面となす稜に切り欠きを設け、第1直角プリ
ズムの第2の側面と第2の直角プリズムの第1の側面を
第1の平面で規制しかつ両直角プリズムの端面を第1平
面と垂直な第2の平面で規制して第1直角プリズムの第
1側面と第2直角プリズムの第2の側面を貼り合わせる
ことにより第1の接着プリズムを形成する。第1接着プ
リズムは第1直角プリズムの切り欠きによって第2直角
プリズムの側面の端部が現れ第1直角プリズムの第2側
面と第2直角プリズムの第1側面が1個の接合面を形成
している。同様にして第3の直角プリズムと第4の直角
プリズムを用いて第1接着プリズムと面対称形をした第
2の接着プリズムを形成し、第1接着プリズムの端面と
第2接着プリズムの端面を第3の平面により規制し、切
り欠きにより現れた第2直角プリズムの側面の端部と第
4直角プリズムの側面の端部を第4の平面で規制して接
着プリズムの接合面同士を貼り合わせることを特徴とす
る。
【0010】なお、第1および第3の直角プリズムの第
1と第2の端面における第1の側面となす稜に共に切り
欠きを設けてもよい。また、4個の直角プリズム全ての
第1端面に第1側面となす稜と第2側面となす稜に共に
切り欠きを設けるようにすることもできる。ここで、端
面の切り欠きは、端面全体に亘るものでも良いが、端面
の一部のみに付したものであっても良い。
【0011】また、上記課題を解決するため、本発明の
貼り合わせプリズムは、4個の直角プリズムにおける断
面三角形の直角に挟まれた頂点の形成する稜線が一致す
るように構成されていて、少なくとも一方の端面に対角
線に沿った切り欠きを有し、切り欠きの一方の壁に2個
の直角プリズムの側面の端部が現れていることを特徴と
する。
【0012】本発明の直角プリズム貼り合わせ方法によ
れば、貼り合わせる2個の直角プリズムのうち一方のプ
リズムの端面に切り欠き部があるため、2個のプリズム
を接着して接着プリズムを形成すると、切り欠き部に他
方の直角プリズムの側面の端部が現れる。この側面の端
部は、接着プリズムの中に構成されたダイクロイックミ
ラー機能を有する面の延長面である。したがって、2個
の接着プリズムの切り欠き部に現れた側面端部を拠り所
にして、これら2個の側面が1平面上に来るように位置
合わせして接着プリズムを貼り合わせることにより、ダ
イクロイックミラー機能を有する面が厳密に直線で交わ
る関係になっている貼り合わせプリズムを作製すること
ができる。しかも、本発明の方法によれば、4個の同じ
長さの直角プリズムを用いればよく、一部のプリズムの
端面を少し切り欠くことだけが特別であるので、作製さ
れた貼り合わせプリズムは、平坦な端面に小さな溝が形
成されているだけであるから、液晶プロジェクター等の
機器に組み込む場合にも容易である。
【0013】また、本発明の方法によれば、初めに2個
の直角プリズムを貼り合わせて接着プリズムにするとき
に、切り欠きを有する直角プリズムの切り欠きが現れた
側面ともう1個の直角プリズムの側面を合わせ、それぞ
れの直角プリズムのもう一方の側面を1個の平面基板な
どの面上に載せて面の規制をし、さらに切り欠きがある
第1直角プリズムの端面と切り欠きのない第2直角プリ
ズムの端面をガイドの有する面など別の平面で規制した
上で、合わせた側面同士を貼り合わせて接着プリズムを
形成する。従って、特別の熟練が無くとも、端面が平ら
で、接着プリズムの中に形成されたダイクロイックミラ
ー機能面の延長が端面に露出した接着プリズムを容易か
つ正確に作製することができる。なお、このとき、直角
プリズムの切り欠き位置とプリズムの姿勢を調整するこ
とにより、互いに面対称になった1対の接着プリズムを
作製する。ここで作製された接着プリズムは、互いに接
着される側面でない方の側面が2個連続して1面を形成
し、もう1個の接着プリズムと接合するための接合面と
なっている。この接合面は接着された側面に対して垂直
の関係を有する。なお、上記端面と反対側の端面を平面
で規制しても同じ効果があることは言うまでもない。
【0014】次に、上記方法により面対称に形成された
接着プリズムを1対用い、端面を平面基板上に載置し両
接着プリズムの接合面を合わせると共に、2個の接着プ
リズムの切り欠きにより露出した側面同士をガイドなど
の平面に当接させることにより位置合わせして、接合面
を接合する。したがって、接着プリズム内に形成されて
いるダイクロイックミラー機能面が接合面に対して垂直
になり、4個の直角プリズムの稜線がほぼ一致するよう
な貼り合わせプリズムが得られる。なお、2個の接着プ
リズムの接合面はダイクロイックミラー機能面となる。
【0015】このようにして作製された貼り合わせプリ
ズムを用いて色分解・合成を行なうと赤色、青色、緑色
の像のずれがない正確なカラーの合成像が得られる。ま
た、平面基板とガイドの平面を用いることにより位置決
めして製造するため、本発明の貼り合わせプリズムは高
い熟練を要せずに、短時間に、高い歩留りで作成でき
る。さらに、各直角プリズムの端面を直接平面基板など
の平面に載せて位置合わせして端面を揃えるから、従来
工法では段差のある端面を削って平らにするため必要と
された貼り合わせプリズムの両端を切断して研磨する工
程が省略でき、結果として貼り合わせプリズムを低コス
トで作成できるようになる。
【0016】また、第1直角プリズムの1側面に接する
両方の端面の稜線に共に切り欠きを設けるようにすれ
ば、第2直角プリズムと接着して形成される接着プリズ
ムは切り欠き部が両方の端面に現れるため、第1直角プ
リズムの向きを考慮して2種類の接着プリズムを製造す
る必要が無く、同じ工法で作った1種類の接着プリズム
をそのまま互いに面対称になるように上下をひっくり返
して配設して接合すれば目的の貼り合わせプリズムが作
成できる。従って、準備する直角プリズムは2種類に減
り、接着工程を機械的に実施することが可能となり、工
程管理上の問題が解消する。さらに、全ての直角プリズ
ムの1側面に接する両方の端面の直角を挟む稜線に共に
切り欠きを設け、第1直角プリズムにおける切り欠きの
ため端面まで達しない側面と第2直角プリズムにおける
切り欠きが無くて端面に達する側の側面を合わせて貼り
合わせるようにした場合は、直角プリズムは1種類用意
すればよいので、製造工程および管理がさらに簡便にな
る利点がある。なお、第1端面における第1側面となす
稜と第2側面となす稜に共に切り欠きを設けた直角プリ
ズムを用いても同じ効果がある。ここで、端面の切り欠
きは、端面全体に亘るものでも良いが、端面の一部のみ
に付したものであっても良い。技術上、接着プリズムの
内部に形成されたダイクロイックミラー機能面が現れて
いてガイド等の面により規制することができれば足りる
からである。
【0017】また、上記課題を解決するため、本発明の
貼り合わせプリズムは、4個の直角プリズムにおける断
面三角形の直角に挟まれた頂点の形成する稜線が一致す
るように構成されていて、少なくとも一方の端面に対角
線に沿った切り欠きを有し、切り欠きの一方の壁に2個
の直角プリズムの側面の端部が現れていることを特徴と
する。ここで、端面の切り欠きは、端面全体に亘るもの
でも良いが、端面の一部のみにテーパを付したものであ
っても良い。また切り欠き部の断面は、接着する直角プ
リズムの側面の一部が切り欠き部に露出するものであり
さえすれば、三角形、四角形あるいは半円形など適宜の
形状であって良い。本発明の貼り合わせプリズムは、端
面の切り欠きに露出した側面を利用して簡単な治具を用
いて簡単に作製することができると共に、端面に段差等
が無く平らになっているため、液晶プロジェクター等の
機器に組み込む場合にも容易である。また、液晶プロジ
ェクター等の機器に組み込む際に、端面の切り欠き部に
露出した側面を利用してダイクロイックミラー機能面が
正確に光軸中心に来るように配置することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る貼り合わせプ
リズムを実施例に基づき図面を用いて詳細に説明する。
【0019】
【実施例1】図1は、本発明の貼り合わせプリズムの1
実施例を示す斜視図である。本発明の貼り合わせプリズ
ムは第1の直角プリズム11、第2の直角プリズム1
2、第3の直角プリズム13および第4の直角プリズム
14により形成されている。直角プリズム間の接合面は
それぞれダイクロイックミラー機能を有していて、貼り
合わせプリズム全体として先に図6を用いて説明した色
分解あるいは色合成の機能を有する。また、第2の直角
プリズム12と第4の直角プリズム14は端面Dに切り
欠きFを有しており、第1の直角プリズム11と第3の
直角プリズム13は接着した側面の端部Gがその切り欠
き部に露出している。
【0020】図2は本実施例の貼り合わせプリズムに使
用した第1と第3の直角プリズム11、13の斜視図で
ある。材料として光学ガラスBK7を使用した。BK7
は、屈折率nd1.51112、アッべ数νd60.5
の光学特性を持つ光学ガラスである。直角プリズムの断
面は等辺bの長さが50.0mmで斜辺cの長さが7
0.7mmの直角2等辺三角形になっており、直角を挟
んだ頂点が作る稜線aの長さ、すなわちプリズムの厚さ
を70.7mmとした。直角プリズムは、稜線aを挟ん
で互いに直交する第1の側面Aと第2の側面Bと、斜辺
cにより形成される斜面Cと、第1の端面Dと第2の端
面Eを有する。
【0021】図3は、本実施例で使用した直角プリズム
のうち、切り欠きを設けた第2直角プリズム12の斜視
図である。切り欠き面Fは第1端面Dに第1側面Aとな
す稜に沿って、それぞれの面から約10mm離れた位置
より45°の角度でテーパー状に設けられている。本実
施例で使用した第4直角プリズム14は、上記の第1直
角プリズムと面対称になるように、切り欠き面Fを第2
端面Eに第1側面Aとなす稜に沿って設けたものであ
る。
【0022】図4は貼り合わせプリズムにおける4個の
直角プリズムの配置を示す平面図で、稜線aの方向から
見た様子を表したものである。第1直角プリズム11の
接着面となる第1側面1Aには青色を反射するダイクロ
イックミラー機能を有する光学多層膜が施されており、
第2側面1Bには赤色を反射するダイクロイックミラー
機能を有する光学多層膜が施されている。稜線に対向す
る斜面1Cには反射防止膜が施されている。また、第2
直角プリズム12の第2側面2Bには赤色を反射するダ
イクロイックミラー機能を有する光学多層膜が施されて
おり、斜面2Cには反射防止膜が施されている。そし
て、第3直角プリズム13の第1側面3Aには青色を反
射するダイクロイックミラー機能を有する光学多層膜が
施されており、斜面3Cには反射防止膜が施されてい
る。第4直角プリズム14の稜線に対向する斜面4Cに
は反射防止膜が施されている。第1直角プリズム11と
第2直角プリズム12の第1側面同士、第3直角プリズ
ム13と第4直角プリズム14の第1側面同士が接着さ
れ、また第1直角プリズム11と第3直角プリズム13
の第2側面同士、第2直角プリズム12と第4直角プリ
ズム14の第2側面同士が接着されて、図1の貼り付け
プリズムが出来上がる。
【0023】図5は、第1段階の接着方法を示す斜視図
である。先ず、第1直角プリズム11の第1側面1Aと
切り欠き面2Fを設けた第2直角プリズム12の第1側
面2Aに紫外線硬化樹脂からなる接着剤を塗布し、平面
基板17の上に第1直角プリズム11の第2側面1Bと
第2直角プリズム12の第2側面2Bを下にして載置し
た。なお、切り欠き面2Fの反対側にある両直角プリズ
ムの端面同士を揃えて配置した。平面基板17は石英ガ
ラス製の径300mmΦの円盤で、その平面度は100
mm2当たりニュートン1本以下であった。接着剤を塗
布した第1直角プリズム11の第1側面1Aと第2直角
プリズム12の第1側面2Aをぴったりと接触させ紫外
線を照射し硬化させて両面を接着させ、第1の接着プリ
ズム21を得た。第1接着プリズム21は、2個の直角
プリズムの第1側面同士の接合面は青色を反射するダイ
クロイックミラー機能を有しており、表面に現れた第2
側面は赤色を反射するダイクロイックミラー機能を有し
ている。また、端面には側面に垂直な切り欠き部を有し
ており、第1直角プリズム11の第1側面1Aの端部1
Gがその切り欠き部に露出していて、青色反射ダイクロ
イックミラー機能面の位置を示している。
【0024】図示を省略するが、同様に、第3直角プリ
ズム13の第1側面3Aと切り欠き4Fを設けた第4直
角プリズム14の第1側面4Aに紫外線硬化樹脂からな
る接着剤を塗布し、平面基板7上に第3直角プリズム1
3の第2側面3Bと第4直角プリズム14の第2側面4
Bを下にして載置した。接着剤を塗布した第3直角プリ
ズム13の第1側面3Aと第4直角プリズム14の第1
側面4Aをぴったりと接触させ紫外線を照射して、両面
を接着させ第2の接着プリズム22を得た。第2接着プ
リズム22は、2個の直角プリズムの第1側面同士の接
合面が青色反射ダイクロイックミラー機能面となってい
て、第1接着プリズム21と面対称になった形状を有
し、ダイクロイックミラー機能面となっている第3直角
プリズム13の第1側面3Aの端部3Gが端面の側面に
垂直な切り欠き部に露出している。第2接着プリズム2
2と第1接着プリズム21は面対称であるから、第2側
面同士を合わせると前記端部3Gは第1直角プリズム1
1の端部1Gと同じ方向に向くことになる。
【0025】図6は、第2段階の接着方法を示す斜視図
である。第1段階の接着工程により得られた第1接着プ
リズム21と第2接着プリズム22を、両接着プリズム
の切り欠きを有する端面を上にして、第1接着プリズム
21の第2側面1B、2Bと第2接着プリズム22の第
2側面3B、4Bとが対向するように平面基板17上に
載置した。このとき、第1接着プリズム21の第2側面
1B、2Bと第2接着プリズム22の第2側面3B、4
Bに紫外線硬化性接着剤を塗布しておいた。載置に際し
て、第1と第2の接着プリズムに設けた切り欠きFによ
り露出した第1側面の上端部1G、3Gにガイド19の
平面を当接することにより第1側面同士を1平面上に揃
えた上、接着面を接触させ紫外線を照射して接着し、貼
り合わせプリズムを得た。こうして得られた貼り合わせ
プリズムは、熟練度の低い者が製作したにもかかわら
ず、液晶プロジェク夕ーに組み込んで画像を投影した結
果、ほとんど色ずれのない上質の投影画像が得られた。
【0026】
【実施例2】本実施例の貼り合わせプリズムは実施例1
と同様の直角プリズムを用いるが、切り欠きの形状が異
なる。本実施例における切り欠きは、断面が幅約10m
m、深さ5mmの長方形をした溝状になっている。本実
施例において第1の直角プリズム31と第2の直角プリ
ズム32を接着して第1の接着プリズム41を作製し、
第3の直角プリズム33と第4の直角プリズム34を接
着して第2の接着プリズム42を作製する第1段階の接
着方法は、実施例1におけると全く同じであるから、工
程の説明を省略する。得られた第1接着プリズム41の
第1の端面は側面に対して垂直な溝状の切り欠き部を有
しており、第1直角プリズム31の第1側面Aの端部G
がその切り欠き部に露出している。第2接着プリズム4
2は第1接着プリズム41に対し面対称の形状を有して
いる。
【0027】図7は、本実施例の貼り合わせプリズムに
おける第2段階の接着方法を示す斜視図である。第1段
階の接着により得られた第1接着プリズム41と第2接
着プリズム42を、両接着プリズムの切り欠きを有する
第1端面を上にして、紫外線硬化性接着剤を塗布してお
いた第1接着プリズム41の第2側面Bと第2接着プリ
ズム42の第2側面Bとが対向するように平面基板17
上に載置した。載置に際して、第1と第2の接着プリズ
ム中の溝状切り欠き部に露出した第1側面の上端部G
に、断面が長方形をした角棒形ガイド39の平面を当接
することにより第1側面同士を1平面上に揃えた上、接
着面を接触させて紫外線を照射することにより接着して
貼り合わせプリズムを得た。本実施例の貼り合わせプリ
ズムは、断面が長方形のガイドを使用するから基準面が
堅牢でしっかりと位置決めすることが可能であるため、
切り欠き部を浅くすることができ、従ってプリズムの有
効幅がより大きくなる効果がある。こうして得られた貼
り合わせプリズムは、熟練度の低い者が製作したにもか
かわらず、液晶プロジェク夕ーに組み込んで画像を投影
した結果、ほとんど色ずれのない上質の投影画像が得ら
れた。
【0028】
【実施例3】上記各実施例においては、面対称形をした
1対の接着プリズムを作製するので、直角プリズムの切
り欠き部の位置を変える必要があり、結局3種類の直角
プリズムを用意することになった。本実施例の貼り合わ
せプリズムは、直角プリズムの切り欠き位置を工夫する
ことにより準備する直角プリズムの種類を少なくして、
中間部品の製作と管理を容易にし作製費用を節約したも
のである。図8に示した貼り合わせプリズムは、直角プ
リズムの両方の端面において第1側面と垂直に交わる2
本の稜に切り欠きを設けて、これを第2直角プリズム5
2として使用すると共に、上下をひっくり返して第4直
角プリズム54としても使用することにより、切り欠き
のないものと切り欠きを付けたものの2種類の直角プリ
ズムを準備すればよいようにした。これら直角プリズム
を使用して貼り合わせプリズムを作製する方法は実施例
1や実施例2の場合と全く同じであるので説明を省略す
る。こうして形成される貼り合わせプリズムは、一方の
端面にダイクロイックミラー機能面が現れていると共
に、反対側の端面にも同じダイクロイックミラー機能面
が現れているため、機器に組み込むときに適当なガイド
を利用することによりプリズムの中心線の位置を正確に
決めることができる利点もある。
【0029】また、図9に示した貼り合わせプリズム
は、図8に示した切り欠きを2カ所に有する直角プリズ
ムだけを用い、直角プリズムの向きを適当に選択して組
み合わせることにより、第1直角プリズム61、第2直
角プリズム62、第3直角プリズム63、第4直角プリ
ズム64とし、平面で位置を規制して貼り合わせて貼り
合わせプリズムにしたものである。上述の各実施例と同
じようにダイクロイックミラー機能面の端部Gが端面に
現れるので、2つのダイクロイックミラー機能面が正確
に垂直に交わるような貼り合わせプリズムを容易に得る
ことができる。この貼り合わせプリズムは、ただ1種類
の直角プリズムから構成されるため、中間部品をより機
械的に作製することができ、管理もより簡便となり、全
体の作製費用が節約できる利点がある。なお、図10に
示したように、直角プリズムの第1端面が第1側面と交
わってできる稜と第2側面と交わってできる稜のそれぞ
れに切り欠きを設けたものを4個準備して、位置と姿勢
を適当に選択して4個の直角プリズムのそれぞれに対応
させるようにしても、1種類の直角プリズムから構成さ
れる貼り合わせプリズムが得られる。本発明の貼り合わ
せプリズムは、液晶プロジェクターに限らず、測色計や
カラープリンター等、各種の機器に組み込んで色分解・
色合成を行わせることができることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の貼り合わせ
プリズムは、プリズム内に形成されるダイクロイックミ
ラー機能面が端面に現れることを利用してダイクロイッ
クミラー機能面が正確に垂直に交わるようにすることが
できるので、液晶プロジェクター等の機器に組み込んで
赤色、青色、緑色の像のずれない正確なカラーの分解・
合成を行うために用いることができる。また、本発明の
貼り合わせプリズム作製方法は、高い熟練を要せずに、
短時間に、高い歩留りで、貼り合わせプリズムを作製す
ることが可能となる。さらに、切り欠きによって生ずる
面をガイドにより揃えるため、端面を揃えることができ
るため両端を切断研磨する工程を省略でき、工程の増加
を防止し、結果として低コストの貼り合わせプリズム作
製が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の貼り合わせプリズムを示す斜
視図である。
【図2】実施例1に使用した第1の種類の直角プリズム
の斜視図である。
【図3】実施例1に使用した第2の種類の直角プリズム
の斜視図である。
【図4】実施例1の貼り合わせプリズムにおける直角プ
リズムの配置を示す平面図である。
【図5】実施例1の貼り合わせプリズムの作製方法にお
ける、第1段階の接着方法を示す斜視図である。
【図6】実施例1の貼り合わせプリズムの作製方法にお
ける、第2段階の接着方法を示す斜視図である。
【図7】本発明実施例2の貼り合わせプリズムの作製方
法における、第2段階の接着方法を示す斜視図である。
【図8】本発明実施例3の貼り合わせプリズムを示す斜
視図である。
【図9】実施例3の貼り合わせプリズムの別の態様を示
す斜視図である。
【図10】実施例3の貼り合わせプリズムのさらに別の
態様を示す斜視図である。
【図11】プリズムタイプの色合成の機構を示す概念図
である。
【符号の説明】
1 赤色用液晶素子 2 赤色反射ダイクロイックミラー機能面 3 青色用液晶素子 4 青色反射ダイクロイックミラー機能面 5 緑色用液晶素子 11、21、31、41、61 第1直角プリズム 12、22、32、42、52、62 第2直角プリズ
ム 13、33、63 第3直角プリズム 14、34、54、64 第4直角プリズム 17 平面基板 19 ガイド 39 角棒状ガイド a 稜線 b 等辺 c 斜辺 A 第1側面または青色反射ダイクロイックミラー機能
光学多層膜 B 第2側面または赤色反射ダイクロイックミラー機能
光学多層膜 C 斜面または反射防止膜 D 第1端面 E 第2端面 F 切り欠き面 G 第1側面端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4個の直角プリズムを直角を有する稜線
    を一致させて貼り合わせることにより貼り合わせプリズ
    ムを作製する方法において、 少なくとも1個の直角プリズムの端面の一方の側面とな
    す稜線に切り欠きを設け、 2個の直角プリズムを平面基板上に載置して貼り合わせ
    て一方の直角プリズムの側面の一部が現れた接着プリズ
    ムを形成し、 2個の接着プリズムを面対称に対向させて前記切り欠き
    によって現れた直角プリズムの側面をガイドにより揃え
    て貼り合わせることを特徴とする貼り合わせプリズム作
    製方法。
  2. 【請求項2】 4個の直角プリズムにおける断面三角形
    の直角に挟まれた頂点の形成する稜線が一致するように
    貼り合わせて貼り合わせプリズムを作製する方法におい
    て、 等しいプリズム長を有する4個の直角プリズムを用意
    し、 第1の直角プリズムの少なくとも第1の端面が第1の側
    面となす稜に切り欠きを設け、 第1直角プリズムの第2の側面と第2の直角プリズムの
    第1の側面を第1の平面で規制しかつ両直角プリズムの
    端面を第1平面と垂直な第2の平面で規制して第1直角
    プリズムの第1側面と第2直角プリズムの第2の側面を
    貼り合わせることにより、 第1直角プリズムの切り欠きによって第2直角プリズム
    の側面の端部が現れ第1直角プリズムの第2側面と第2
    直角プリズムの第1側面が1個の接合面を形成する第1
    の接着プリズムを形成し、 同様にして、第3の直角プリズムの切り欠きによって第
    4の直角プリズムの側面の端部が現れ第3直角プリズム
    の第2側面と第4直角プリズムの第1側面が1個の接合
    面を形成し第1接着プリズムと面対称形をした第2の接
    着プリズムを形成し、 第1と第2の接着プリズムの端面を第3の平面により規
    制し、切り欠きにより現れた第2直角プリズムの側面の
    端部と第4直角プリズムの側面の端部を第4の平面で規
    制して接着プリズムの接合面同士を貼り合わせることを
    特徴とする貼り合わせプリズム作製方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の貼り合わせプリ
    ズム作製方法であって、第1および第3の直角プリズム
    の第1と第2の端面における第1の側面となす稜に共に
    切り欠きを設けることを特徴とする貼り合わせプリズム
    作製方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の貼り合わせプリ
    ズム作製方法であって、4個の直角プリズムの第1の端
    面の第1および第2の側面となす2本の稜に共に切り欠
    きを設けることを特徴とする貼り合わせプリズム作製方
    法。
  5. 【請求項5】 4個の直角プリズムにおける断面三角形
    の直角に挟まれた頂点の形成する稜線が一致するように
    構成された貼り合わせプリズムにおいて、少なくとも一
    方の端面に対角線に沿った切り欠きを有し、該切り欠き
    の一方の壁に2個の直角プリズムの側面の一部が現れて
    いることを特徴とする貼り合わせプリズム。
JP8207739A 1996-07-18 1996-07-18 貼り合わせプリズム作製方法および貼り合わせプリズム Pending JPH1039119A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6820983B2 (en) 2002-10-31 2004-11-23 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Dichroic prism and method for manufacturing the same
CN110658628A (zh) * 2018-06-29 2020-01-07 精工爱普生株式会社 头部佩戴型显示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6820983B2 (en) 2002-10-31 2004-11-23 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Dichroic prism and method for manufacturing the same
CN110658628A (zh) * 2018-06-29 2020-01-07 精工爱普生株式会社 头部佩戴型显示装置
CN110658628B (zh) * 2018-06-29 2021-12-03 精工爱普生株式会社 头部佩戴型显示装置

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