JPH1038560A - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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JPH1038560A
JPH1038560A JP8191179A JP19117996A JPH1038560A JP H1038560 A JPH1038560 A JP H1038560A JP 8191179 A JP8191179 A JP 8191179A JP 19117996 A JP19117996 A JP 19117996A JP H1038560 A JPH1038560 A JP H1038560A
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JP
Japan
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distance
vehicle
inter
interval
calculating
Prior art date
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Application number
JP8191179A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nakayama
佳行 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Traffic Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行車の車種によらず迅速かつ高精度に車間
距離を検出する。 【解決手段】 自車100に設けたカメラ10、12で
先行車200のリフレクタ20、22を撮影する。カメ
ラ10、12で得られた画像は処理装置16に供給され
る。処理装置16は、カメラ10、12の視差(ステレ
オ測距)に基づきリフレクタ20、22の実際の間隔を
算出する。さらに、算出された間隔と画像内におけるリ
フレクタ間隔に基づいて先行車200との車間距離を算
出する。ステレオ測距でリフレクタ間隔を算出するの
で、車種に応じてリフレクタ間隔を使い分ける必要が無
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車間距離検出装置、
特に画像処理を用いた車間距離検出に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、先行車との車間距離を検出
し、安全車間距離を維持しつつ自車の走行を制御する技
術が提案されている。
【0003】例えば、特開平2−232515号公報に
は、先行車のテールランプの像を撮影し、予め記憶され
ている基準のテールランプ間隔と画像内における間隔か
ら車間距離を検出する構成が開示されている。すなわ
ち、画像内のテールランプ間隔をδ、車両の実際のテー
ルランプ間隔をL、カメラの焦点距離をfとすると、
【数1】車間距離D=f・L/δ ・・・(1) で算出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テール
ランプ間隔(またはリフレクタ間隔)Lは車種により異
なるため、精度良く車間距離を検出するためには固定値
を用いることはできない。従って、予め複数の値をメモ
リに記憶させて運転者が適当な間隔Lを選択しなければ
ならず、煩雑である問題があった。もちろん、得られた
画像から車種を特定してLを自動選択することも考えら
れるが、画像処理による車種の特定は極めて困難であ
る。
【0005】一方、このように先行車の特徴点間隔と基
準間隔を比較するのではなく、自車に設けた複数のカメ
ラによる視差を利用して車間距離を検出することも考え
られるが(いわゆるステレオ測距)、車両搭載上の制約
から基線長を長く設定することができないので、特に車
間距離が大きいところでは精度が低い問題がある。
【0006】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、運転者の手間を省く
とともに、周囲車両の車種によらず近距離から遠距離ま
で精度良く車間距離を検出することができる装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定間隔離れて配置され周囲車両を撮影
する複数の撮像手段と、得られた画像から周囲車両に設
けられた複数の特徴点を抽出し、この特徴点間の画像内
距離に基づき周囲車両までの距離を演算する演算手段と
を備える車間距離検出装置であって、複数の前記撮像手
段で得られた画像における前記特徴点の視差に基づいて
前記周囲車両までの仮車間距離を算出する第1算出手段
と、前記仮車間距離が所定値以下の場合における前記特
徴点間の実距離を算出する第2算出手段と、算出された
実距離及び前記特徴点間の画像内距離に基づいて車間距
離を算出する第3算出手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】このように、本発明では、特徴点間隔に基
づく車間距離検出と視差(ステレオ測距)に基づく車間
距離検出を巧みに組み合わせることで、所期の目的を達
成したものである。ステレオ測距は、近距離では比較的
高精度で車間距離を演算できる。そこで、ステレオ測距
を用いて近距離であることを確認した上で実際の特徴点
間隔を算出する。そして、算出された実際の特徴点間隔
と画像内の特徴点間隔を用いることで、遠距離における
車間距離も高精度に検出できる。本発明では、実際の特
徴点間隔を演算により推定するので、予め固定値をメモ
リに記憶させる必要もなく車種の特定も不要となる。
【0009】なお、このようにステレオ測距により算出
された特徴点間隔にも当然誤差は含まれているが、車種
毎の特徴点間隔のばらつきと比較すれば十分小さいの
で、全ての車種に対して一つの固定間隔を用いて車間距
離を検出した場合に比べて高精度の検出が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0011】図1には、本実施形態の構成が示されてい
る。自車100には、ステレオ光学系としてのカメラ1
0、12が所定間隔(例えば0.2m)離れて設けられ
ている。また、先行車200の特徴点、例えば2つのリ
フレクタ20、22を明瞭に撮影するための赤外光投光
器14が設けられている。投光器14からの光は特徴点
で反射され、カメラ10あるいは12に入射する。カメ
ラ10、12で得られた画像信号はマイクロコンピュー
タを含む処理装置16に供給される。従って、本実施例
では、所定間隔離れた2つのカメラ10、12でリフレ
クタ20あるいは22を撮影してステレオ測距ができる
とともに、リフレクタ20、22の実際の間隔が分かれ
ばこれを用いてカメラ10の画像あるいはカメラ12の
画像から車間距離を演算することも可能な構成となって
いる。但し、本実施形態ではリフレクタ20と22の実
際の間隔Lは未知であり、メモリにも記憶されていな
い。
【0012】図2には、カメラ10とカメラ12で得ら
れる先行車200の画像が模式的に示されており、図中
上半分がカメラ12(左側)の画像であり、下半分がカ
メラ10(右側)の画像である。視差pのため先行車2
00の位置及びリフレクタ20、22の位置は両画像で
ずれている。本実施形態では、この視差p及びリフレク
タ20、22の画像内距離δを共に用いて車間距離Dを
算出し、算出された車間距離に基づいて自車の走行を制
御する。
【0013】図3には、処理装置16で行われる車間距
離演算の全体処理フローチャートが示されている。処理
装置16は、カメラ10及び12からの画像を入力する
と、まず所定の発見処理を実行する(S101)。この
処理は先行車200のリフレクタ20と22を発見し、
ステレオ測距により先行車200との仮車間距離Dhを
算出するとともに、リフレクタ20と22間の実際の間
隔Lを演算により算出する処理である。実際の間隔Lが
算出されると、次に仮車間距離Dh と所定の車間距離
(例えば5m)を比較する(S102)。この比較の結
果、車間距離が十分に小さくステレオ測距の精度が高い
と判定された場合には、所定のトラッキング処理に移行
する(S103)。このトラッキング処理は、算出され
た実際のリフレクタ間隔Lと画像内のリフレクタ間隔δ
を用いて先行車200との車間距離を算出し、先行車2
00に追従するように制御する処理である。なお、車間
距離が5m以下となる状況は、例えば渋滞時等が考えら
れ、本実施形態の車間距離検出は特に渋滞時における先
行車追従走行に有効である。
【0014】図4には、S101における発見処理の詳
細なフローチャートが示されている。処理装置16は、
まずカメラ10、12から供給された画像からリフレク
タ像を発見する(S201)。リフレクタ20、22は
投光器14からの光を反射しているため、画像中の輝度
レベルが高い部位がリフレクタ位置となる。リフレクタ
位置を発見した後、カメラ10及び12の画像における
リフレクタ位置の相違、すなわち視差pを計算する(S
202)。視差pを算出した後、処理装置16はこの視
差pを用いて先行車200との仮車間距離をステレオ測
距で演算する(S203)。具体的には、基線長(カメ
ラ10、12間の距離)をBとした場合、
【数2】仮車間距離Dh =f・B/p ・・・(2) で算出できる。なお、リフレクタ20までの距離とリフ
レクタ22までの距離の2つを算出できるので、これら
を平均したものを仮車間距離とする(S204)。
【0015】仮車間距離Dh を算出すると、次にこの仮
車間距離Dh を用いて実際のリフレクタ間隔Lを推定す
る。すなわち、カメラ10あるいは12からの画像にお
ける画像内のリフレクタ間隔δを算出し(S205)、
上記の(1)式を用いてリフレクタ間隔Lを算出する
(S206)。すなわち、
【数3】 リフレクタ間隔L=Dh ・δ/f ・・・(3) で算出する。
【0016】以上のようにして仮車間距離Dh 及びリフ
レクタ間隔Lを算出して発見処理が終了する。そして、
既述したように仮車間距離Dh が5m以下であり、リフ
レクタ間隔Lが十分精度が高いと判定された場合には、
次のトラッキング処理に移行する。
【0017】図5には、S103におけるトラッキング
処理のフローチャートが示されている。まず、カメラ1
0、12の画像からリフレクタを継続的に抽出する(S
301)。そして、画像内におけるリフレクタ間隔δを
カメラ10、12のそれぞれで算出する(S302)。
左右の画像内リフレクタ間隔δが算出された後、S20
6で算出された実際のリフレクタ間隔Lを用いて(1)
式に従い車間距離Dを算出する(S303)。さらに、
左右で算出された車間距離の平均を算出して最終的な車
間距離Dとする(S304)。
【0018】このように、本実施形態ではリフレクタ間
隔を固定値としてメモリに記憶しておくのではなく、ス
テレオ測距でリフレクタ間隔を算出し、この算出リフレ
クタ間隔を用いて車間距離を算出するので、従来のよう
に運転者が車種に応じて基準となる間隔を選択すること
が不要となり、また一度リフレクタ間隔を算出した後は
短い基線長に基づくステレオ測距は行わないので、例え
ば車間距離が20m程度に増大しても高精度に車間距離
を検出することが可能となる。
【0019】なお、本実施形態では先行車の特徴点とし
てリフレクタを用いたが、もちろんテールランプを用い
ることも可能である。
【0020】また、本実施形態では、仮車間距離が5m
以下であるか否かを判定する前にリフレクタ間隔を算出
しているため、結果として仮車間距離が5m以上の場合
にもリフレクタ間隔が算出されることになるが、5m以
上で算出されたリフレクタ間隔は車間距離算出には用い
られないので(S102参照)、真に有効なリフレクタ
間隔は仮車間距離が5m以下の場合のみ算出されること
になる。
【0021】さらに、本実施形態では車間距離を左右の
距離の平均としているが(S304)、より迅速処理を
図る観点からは、左右いずれかの距離のみを算出して車
間距離とすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周囲車両の車種によらず、迅速かつ高精度に車間距離を
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成図である。
【図2】 左右のカメラの画像説明図である。
【図3】 処理装置の全体処理フローチャートである。
【図4】 図3における発見処理のフローチャートであ
る。
【図5】 図3におけるトラッキング処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 カメラ(右)、12 カメラ(左)、14 投光
器、16 処理装置、20 リフレクタ(右)、22
リフレクタ(左)、100 自車、200先行車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔離れて配置され、周囲車両を撮
    影する複数の撮像手段と、 得られた画像から周囲車両に設けられた複数の特徴点を
    抽出し、この特徴点間の画像内距離に基づき周囲車両ま
    での距離を演算する演算手段と、 を備える車間距離検出装置であって、 複数の前記撮像手段で得られた画像における前記特徴点
    の視差に基づいて前記周囲車両までの仮車間距離を算出
    する第1算出手段と、 前記仮車間距離が所定値以下の場合における前記特徴点
    間の実距離を算出する第2算出手段と、 算出された実距離及び前記特徴点間の画像内距離に基づ
    いて車間距離を算出する第3算出手段と、 を有することを特徴とする車間距離検出装置。
JP8191179A 1996-07-19 1996-07-19 車間距離検出装置 Pending JPH1038560A (ja)

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ID=16270224

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