JPH1038480A - オイル冷却用プレートタイプ熱交換機 - Google Patents

オイル冷却用プレートタイプ熱交換機

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JPH1038480A
JPH1038480A JP9090596A JP9059697A JPH1038480A JP H1038480 A JPH1038480 A JP H1038480A JP 9090596 A JP9090596 A JP 9090596A JP 9059697 A JP9059697 A JP 9059697A JP H1038480 A JPH1038480 A JP H1038480A
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heat exchanger
plate
stack
oil
exchanger according
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JP9090596A
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Helene Laudic
ローディック エレーヌ
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Valeo Thermique Moteur SA
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Valeo Thermique Moteur SA
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0012Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the apparatus having an annular form
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/002Cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/18Heating or cooling the filters

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルフィルタを交換する際に、外側ケーシ
ングまたは他の部品を廃棄しなくてもよいようにする。 【解決手段】 スタック(22)を構成するプレート
(24)は、オイルチャンバ(50)と冷却液チャンバ
(52)とを交互に形成し、一体的に組み立てられてい
る。スタック(22)の一端は、固定支持体(12)に
固定され、他端はオイルフィルタ(92)を含む。プレ
ートのスタック(22)は、熱交換機(10)自体を形
成するように共に一体的となるように入れ子状に嵌合さ
れ、この熱交換機は、スタック(22)を延長する円筒
形本体シェル(74)に固定される。取り外し自在なカ
バープレート(86)によって開放外側端部が閉じられ
る本体シェル(74)内には、交換自在なフィルタカー
トリッジ(92)が収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイル冷却用、特
に潤滑オイル、すなわち自動車のエンジンオイルまたは
ギアボックスオイルを冷却するためのプレートタイプの
熱交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却液が通過して流れる第2チャンバ
と、冷却するべきオイル流が通過して流れる第1チャン
バを構成するよう、一体的に組み立てられた熱交換プレ
ートのスタック(積み重ね体)を有するプレートタイプ
の熱交換機は、例えばフランス国特許公開第2,214,973
号公報により公知である。このプレートスタックは、固
定された支持構造体、例えば内燃機関のエンジンブロッ
クに固定されるようになっている第1端部と、オイルフ
ィルタを支持するようになっている第2端部とを有す
る。一般に、オイル−水熱交換機と称すことができるこ
の公知のタイプの熱交換機では、交換可能なオイルフィ
ルタは、内部にフィルタ媒体が収容された金属ケーシン
グを含んでいる。従って、エンジンのオイル交換中にオ
イルフィルタを交換する際には、互いに分離できない金
属ケーシングとフィルタ媒体とを含むオイルフィルタユ
ニット全体を廃棄している。
【0003】上記タイプの公知の熱交換機では、オイル
フィルタは、2つのネジ切りされた端部を有する中空ネ
ジによって、所定位置に取り外し自在に固定されてい
る。この中空ネジの一方の端部は、エンジンブロックに
固定され、他方の端部は、オイルフィルタを所定位置に
締結するのに使用される。この中空ネジは、共に一体に
組み立てられたほぼ円形のプレートに製造された熱交換
機プレートのスタックに対する中心チューブとしても働
き、各プレートは中心チューブが貫通する中心孔を有す
る。各プレートは、別の孔を有し、この別の孔を、オイ
ルおよび冷却液が通って熱交換機の上記チャンバに流入
できるようになっている。
【0004】また、この公知のタイプの熱交換機では、
冷却液に対する入口チューブ接続部および出口チューブ
接続部を含むケーシング内に、通常熱交換プレートが収
容される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】公知の熱交換機の1つ
の欠点として、寸法が比較的大きいことが挙げられ、別
の欠点として、多数の部品が必要であり、コストが増す
ということが挙げられる。また、使用後廃棄しなければ
ならないオイルフィルタは、フィルタ媒体のみならず金
属ケーシングも含むので、フィルタ媒体と共にケーシン
グを廃棄しなければならない。この理由から、環境保護
または材料のリサイクルの見地から、かかるフィルタは
満足できるものではない。更に、熱交換機自体を構成す
るプレートのスタックに、オイルフィルタが取り外し自
在に固定されていることを考慮すれば、フィルタと熱交
換機の間の境界部でオイル漏れが生じる恐れがある。
【0006】本発明の主な課題は、上記欠点を解決する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、冷却す
べきオイル流のための第1チャンバを内部に形成し、更
に冷却液流のための第1チャンバを内部に形成するよ
う、共に一体的に組み立てられたプレートのスタックを
備え、該スタックが、ベース部品に固定されるようにな
っている第1端部と、オイルフィルタを収容するための
第2端部を有する、オイル冷却用プレートタイプ熱交換
機において、プレートの第2端部においてスタックを延
長してなる円筒形本体シェルに、この熱交換機が固定さ
れ、本体シェルが交換可能なフィルタカートリッジを収
容し、かつカバープレートによって閉じられる開放面を
有することを特徴とする熱交換機が提供される。
【0008】従って、円筒形本体シェルすなわちエンベ
ロープは、熱交換機自体、すなわちプレートのスタック
と共にモノブロックユニットすなわちモジュールを構成
し、このモジュールは、オイルの冷却機能とオイルの濾
過機能との双方を奏する。その結果、熱交換機は、円筒
形本体シェルおよびそのカバープレートが永久的に取り
付けられた自動車の部品となり、フィルタカートリッジ
自体だけを交換すればよい。このようなフィルタカート
リッジの交換は、通常、エンジンオイルの交換時に行わ
れる。
【0009】フィルタカートリッジは、自己のケーシン
グを有しておらず、基本的には、紙または同等品のフィ
ルタ媒体から構成されるので、例えば焼却によってこれ
を廃棄することが容易である。
【0010】更に、円筒形本体シェルはプレートのスタ
ックに固定されているので、熱交換機とフィルタとの間
の境界部がなく、オイル漏れが生じる恐れがない。
【0011】本発明の好ましい特徴によれば、円筒形本
体シェルは、その第2端部においてプレートのスタック
に直接ロウ付けされている。
【0012】好ましくは、プレートが入れ子状に共に嵌
合され、ロウ付けにより一体となるように組み立てられ
る。従って、熱交換機自体および円筒形本体シェルから
成るモジュールは、ロウ付けによって一体的となるよう
に組み立てたモノブロックユニットとなっている。
【0013】本発明の好ましい特徴によれば、スタック
の第2端部を構成するキャッピングプレート状をした特
定のターミナルプレートを除く前記各プレートは、オイ
ル入口孔と、オイル出口孔と、冷却液入口孔と、冷却液
出口孔と、オイル復帰通路とを有している。オイル復帰
通路は、プレートの中心に位置する円形孔であることが
好ましい。
【0014】前記円形孔は、一旦互いに整合すると、カ
ートリッジによって濾過された冷却済みオイルをエンジ
ンへ戻すための中心通路、すなわちチャンネルを構成す
る。この熱交換機自体は、外側ケーシングを用いること
なく製造できるので、これにより、従来のオイルフィル
タで見られた中心に中空のネジを省略できる。
【0015】しかしながら、冷却され、濾過されたオイ
ルをエンジンに戻すことができるようにするには、中心
通路すなわちチャンネルが必要である。この中心チャン
ネルは、中心に中空のネジがないので、従来の熱交換機
の径よりも小径にできる。これによって、冷却側の熱交
換表面積を広くすることができる。
【0016】本発明の熱交換機は、スタックの高さを高
くし、ユニットの熱交換容量を増すように、スタックに
対して1つ以上のプレートを追加できるという別の利点
を有する。熱交換機自体の外側エンベロープは、入れ子
状に共に嵌合されたプレートのスタックによって構成さ
れるので、製造を簡略化できる。これに関連し、オイル
冷却器の構造ごとに、サイズが熱交換機内のプレートの
数に応じて決まるようなケーシングを設ける必要がなく
なる。また、このような構造によって、熱交換表面積を
大きくすることが可能となる。
【0017】キャッピングプレートを構成するターミナ
ルプレートは、オイル出口孔およびオイル復帰通路を有
する。
【0018】前記プレートは、ほぼ円形の構造となって
いることが好ましい。
【0019】円筒形本体シェルは、金属プレートをプレ
ス加工したものであることが好ましい。
【0020】円筒形本体シェルは、プレートのスタック
に本体シェルを締結するためのカラー部分を含むことが
好ましい。
【0021】本発明の更に好ましい特徴によれば、円筒
形本体シェルは、本体シェルの前記開放面を囲む環状フ
ランジを有し、該環状フランジは、カバープレートによ
って圧縮されるようになっているシールリングを収容す
るための環状溝を有している。
【0022】本発明の更に別の特徴によれば、この熱交
換機は、前記第1端部において、プレートのスタックに
固定されたベースプレートを含み、該ベースプレート
が、少なくとも1つのシール部材が介在された状態で、
ベース部品に締結されるようになっている。
【0023】例えば鋳造部品とすることができるベース
プレートは、スタックの外側に位置する締結手段を含む
ことが好ましい。このベースプレートにより、利用可能
な空間の条件および冷却液およびオイルの供給条件に従
って、ユニットをエンジン自体に適応させることが可能
となる。
【0024】フィルタカートリッジは、円筒形中心通路
を構成する環状横断面を備え、紙または同等品のフィル
タ媒体から基本的に成る円筒形要素であることが好まし
い。
【0025】カバープレートは、内側に円筒形延長部分
を有し、この円筒形部分の一部は、フィルタカートリッ
ジの中心円筒形通路に係合するようになっていることが
好ましい。
【0026】単なる非限定的実施例を示す、添付図面を
参照して行う本発明の好ましい実施例の次の詳細な説明
を読めば、本発明の上記以外の特徴および利点がより明
らかとなろう。
【0027】
【発明の実施の形態】自動車のエンジンオイルを冷却す
るための、本発明に係わる熱交換機10を示す図2をま
ず参照する。この熱交換機は、鋳造ベース部品12に締
結されており、この鋳造部品は、エンジンブロックの一
体的部分でもよいし、またはエンジンブロックに固定し
てもよい。この鋳造ベース部品は、本例ではオイル入口
ダクト14と、オイル出口ダクト16と、冷却液、例え
ば冷却水のための入口ダクト18と、冷却液のための図
示されていない出口ダクトとを含む。これら4つのダク
トのすべては、部品12の面20で開口している。この
部品12には、後に説明するように、オイル冷却器10
が固定されている。
【0028】このオイル冷却器10は、プレート24の
スタック22(積み重ね体)を含み、これらプレート2
4はスタック方向X−Xに共に組み立てられている。こ
れらのプレート24は、互いに同一であり、一体的とな
るよう入れ子状に嵌合されている。図1には、これらプ
レート24のうちの1つが示されている。1つのプレー
トは、平らなベース部分26を含み、ベース部分は、全
体が円形で周辺フランジ28によって囲まれている。
【0029】各プレート24は、円形のオイル入口孔3
0と、この孔30と反対側の円形のオイル入口孔と、冷
却液の入口となる円形孔34と、冷却液の出口となる円
形孔36とを有する。孔30と32とは、孔34と36
と同じように互いに径方向に対向している。このプレー
トは、エンジンにオイルを戻すための円形中心孔38を
も有する。このプレート34を、ハーフラミネと呼ぶこ
ともできる。
【0030】孔30、32および38、または34、3
6および38は、それぞれの突出するフランジ40、4
2および48または44、46および48によって囲ま
れており、各プレート24は、次の隣接するプレートの
回転角方向に対して90度ずらされて設けられている。
プレート24を積み重ねると、それぞれの外側フランジ
28は入れ子状に嵌合し、スタック22を形成し、一
方、このスタック22において、各フランジ40、4
2、44、46または48は隣接するプレート24に係
合する。
【0031】このように、プレート24はオイル入口ダ
クト14(図2)と連通するオイル流のための第1チャ
ンバ50を構成する。このプレートは、第1中心50と
交互に配置された第2チャンバ52も構成する。これら
第2チャンバ52を、冷却液が通過して流れ、冷却液チ
ャンバ52は、冷却液入口ダクト18および上記冷却液
出口ダクトと連通する。従って、チャンバ52内を流れ
るオイルは、チャンバ52を流れる液との熱交換により
冷却される。
【0032】プレート24は、ロウ付けにより一体とな
るように組み立てられ、更にベースプレート54にも固
定されている。ベースプレート54は、スタック22の
第1端部に配置され、スタック22のベース部品12と
同じ側に位置する。ベースプレート54には、プレート
24内の種々の孔30、32、34、36および38に
対応する5つの円形孔が設けられている。これら5つの
円形孔のうち、図2で見ることのできる孔は、オイル入
口孔56と水入口孔58と中心オイル復帰孔60に限ら
れる。ベースプレート52には、環状の溝も形成されて
いる。これら環状の溝はベース部品12側に開口し、オ
イル冷却器10とベース部品12の上側表面20との間
の接合部をシールするため、例えば62および64と示
されたシールリングを含む。
【0033】ベースプレート54は、ラジアルラグすな
わち耳部66となって延長している。これら耳部の各々
は、鋳造ベース部品12のボア70と協働するように、
ネジ68が貫通できるように配置されている。従って、
熱交換機のプレート24のスタック22の外側に位置す
る締結手段によって、ベース12に熱交換機10が固定
される。
【0034】スタック22は、その他端に特定の構造の
ターミナルプレート72を有している。このターミナル
プレート72を、以下、キャッピングプレートと称す
る。このプレートは、中心孔38と1つのオイル出口孔
しか有しておらず、これらの孔は、図2では見ることが
できない。このオイル出口プレート2には、閉鎖フラッ
プが設けられている。
【0035】熱交換機10は、プレートのスタック22
の上端部に、下端部すなわち第2端部が入れ子状に嵌合
する円筒形本体シェル74を有する。この本体シェル7
4は、ほぼ円筒形状であり、軸線X−Xを中心としてい
る。本体シェル74は、金属プレートをプレス加工した
ものであり、カラー部分76を含む。本体シェル74
は、ロウ付けによりこのカラー部分76がキャッピング
プレート72、従ってスタック22に固定されている。
その結果、熱交換機自体を構成する本体シェル74とプ
レートスタック22とは、共にモノブロックユニットす
なわちモジュールを構成している。
【0036】更に、本体シェル74は開放頂部面78を
有する。この頂部面78は、環状溝82が形成された環
状フランジ80によって囲まれており、環状溝82内に
シールリング84が嵌合されている。
【0037】本体シェルの開放頂部面74は、カバープ
レート86によって閉じることができ、このカバープレ
ートは、シールリング84とシール状態で協働するよう
になっている周辺環状フランジ88を有する。カバープ
レート86は、その中心部に内側に突出する同軸状の円
筒形プラグ部分90を有する。本体シェル74には、カ
バープレート86を係止するための図示しないロック手
段が設けられている。本体シェル74は、その開放頂部
面74とプレートスタック22との間に交換自在なフィ
ルタカートリッジ92を収容するためのチャンバを構成
している。このフィルタカートリッジは、基本的にはフ
ィルタ媒体、例えば紙から成り、環状の断面の円筒形の
構造を有する。円筒形オイルフィルタカートリッジ92
は、内側ライナー94を有し、このライナーには、カバ
ープレートのプラグ部分90の一部が係合している。こ
のライナー94は、ベースリング部分96として延び、
このベースリング部分96は、キャッピングプレート7
2に配置された環状当接要素98に当接するようになっ
ている。
【0038】オイル冷却器10は次のように働く。オイ
ルが低温で粘性であるとき、オイルは、ダクト18を通
って熱交換機10内に進入する。オイルの粘性は高いの
で、圧力が高まり、これによって、ターミナルプレート
72の上記閉鎖フラップが開く。オイルは熱交換機を直
接通り、次に熱交換機からフィルタカートリッジ92を
通過し、プレート24内のオイル復帰孔38によって、
スタック22内に構成された中心チャンネルを通ってエ
ンジンに戻る。
【0039】オイルが高温となり、流体状となると、上
記閉鎖フラップは閉じる。次にオイルは、チャンバ50
内に分散し、チャンバを通ってフィルタカートリッジ9
2に達し、カートリッジを通過後、中心チャンネル10
0およびオイル復帰ダクト16を通ってエンジンへ戻
る。オイル交換の際に、フィルタカートリッジ92を換
えたい場合、このカートリッジの交換は、カバープレー
ト86およびカートリッジ92を取り外し、カートリッ
ジ92を新しいカートリッジに交換し、その後、カバー
プレートを再び取り付けるだけで行うことができる。そ
の結果、オイル冷却器10は円筒形本体シェル74およ
びカバープレート84と共に車両の永久的に取り付けら
れた部品となる。交換する必要があるのは、紙またはそ
の他同様のフィルタ材料、およびそのライナー94から
成るフィルタカートリッジ92だけである。
【0040】更に、本体シェル74は、熱交換機の熱交
換プレートのスタック22と共に単一ユニットとして形
成されているので、熱交換機とフィルタとの間の境界部
はない。従ってオイルの漏れが生じるすべての危険性が
解消される。
【0041】図に示した実施例では、熱交換機自体すな
わちプレートスタック22は、外側ケーシングを有して
いない。更に、従来のもののように、中空内側ネジも有
していない。これにより、中心孔38の径を小さくする
ことが可能となり、熱交換を最適にすることが可能とな
っている。
【0042】この熱交換機は、各タイプに固有の部品を
設けることなく、必要な冷却能力に応じて、所望の数の
熱交換プレートをもって製造することも可能である。
【0043】本発明は、図面に示し、上に説明した実施
例のみに限定されるものではなく、他の変形例を考えつ
くこともできる。例えば、フィルタカートリッジが収容
される円筒形本体シェルは、プレートのスタックを含む
熱交換ハウジングと共に一体的に製造できる。
【0044】本発明の熱交換機は、特に自動車の潤滑オ
イルを冷却するのに適するが、他の用途に使用すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換機の横断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
10 熱交換機 12 鋳造部品 14 オイル入口ダクト 16 オイル出口ダクト 18 冷却液用入口ダクト 20 面 22 スタック 24 プレート 26 ベース部分 28 周辺フランジ 30 オイル入口孔 32 オイル出口孔 34 冷却液用入口孔 36 冷却液用出口孔 40、42、44、46、48 突出フランジ 50 第1チャンバ 52 第2チャンバ 54 ベースプレート 60 復帰孔 62、64 シールリング 66 耳部 68 ネジ 70 ボア 72 ターミナルプレート 74 本体シェル 78 頂部面 80 環状フランジ 84 シールリング 86 カバープレート 88 環状フランジ 90 プラグ部分 92 フィルタカートリッジ 94 内側ライナー 96 ベースリング部分

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却すべきオイル流のための第1チャン
    バ(50)を内部に形成し、更に冷却液流のための第2
    チャンバ(52)を内部に形成するよう、共に一体的に
    組み立てられたプレート(24)のスタック(22)を
    備え、該スタック(22)が、ベース部品(12)に固
    定されるようになっている第1端部と、オイルフィルタ
    を収容するための第2端部とを有する、オイル冷却用プ
    レートタイプ熱交換機において、 プレート(24)の第2端部においてスタック(22)
    を延長してなる円筒形本体シェル(74)に、この本熱
    交換機(10)が固定され、本体シェル(74)が、交
    換可能なフィルタカートリッジ(92)を収容し、かつ
    カバープレート(86)によって閉じられる開放面(7
    8)を有することを特徴とする、オイル冷却用プレート
    タイプ熱交換機。
  2. 【請求項2】 円筒形本体シェル(74)が、その第2
    端部においてプレート(24)のスタック(22)に直
    接ロウ付けされていることを特徴とする、請求項1記載
    の熱交換機。
  3. 【請求項3】 プレート(24)が入れ子状に共に嵌合
    され、ロウ付けにより一体に組み立てられていることを
    特徴とする、請求項1または2記載の熱交換機。
  4. 【請求項4】 スタック(22)の第2端部を構成する
    キャッピングプレート状をした特定のターミナルプレー
    ト(72)を除く前記各プレート(24)が、オイル入
    口孔(30)と、オイル出口孔(32)と、冷却液入口
    孔(34)と、冷却液出口孔(36)と、オイル復帰通
    路(38)とを有することを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれかに記載の熱交換機。
  5. 【請求項5】 オイル復帰通路(38)が、プレート
    (24)の中心に位置する円形孔であることを特徴とす
    る、請求項4記載の熱交換機。
  6. 【請求項6】 キャッピングプレートを構成するターミ
    ナルプレート(72)が、オイル出口孔(32)および
    オイル復帰通路(38)を有することを特徴とする、請
    求項5記載の熱交換機。
  7. 【請求項7】 前記プレート(24)が、ほぼ円形であ
    ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の
    熱交換機。
  8. 【請求項8】 円筒形本体シェル(74)が、金属プレ
    ートをプレス加工したものである、請求項1〜7のいず
    れかに記載の熱交換機。
  9. 【請求項9】 円筒形本体シェル(74)が、プレート
    (24)のスタック(22)に本体シェル(74)を締
    結するためのカラー部分(76)を含むことを特徴とす
    る、請求項1〜8のいずれかに記載の熱交換機。
  10. 【請求項10】 円筒形本体シェル(74)が、本体シ
    ェルの前記開放面(78)を囲む環状フランジ(80)
    を有し、該環状フランジが、カバープレート(86)に
    よって圧縮されるようになっているシールリング(8
    4)を収容するための環状溝(82)を有することを特
    徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の熱交換機。
  11. 【請求項11】 前記第1端部において、プレート(2
    4)のスタック(22)に固定されたベースプレート
    (54)を含み、該ベースプレートは、少なくとも1つ
    のシール部材(62)(64)が介在された状態で、ベ
    ース部品(12)に締結されるようになっていることを
    特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の熱交換
    機。
  12. 【請求項12】 ベースプレート(54)が、スタック
    (22)の外側に位置する締結手段(66)(68)を
    含むことを特徴とする、請求項11記載の熱交換機。
  13. 【請求項13】 フィルタカートリッジ(92)が、円
    筒形中心通路(94)を構成する環状横断面を備え、基
    本的に、紙または同等品のフィルタ媒体から成る円筒形
    要素であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれ
    かに記載の熱交換機。
  14. 【請求項14】 カバープレート(86)が内側円筒形
    延長部分(90)を有し、この円筒形延長部分の一部
    が、フィルタカートリッジ(92)の中心円筒形通路
    (94)に係合するようになっている、請求項13記載
    の熱交換機。
JP9090596A 1996-04-10 1997-04-09 オイル冷却用プレートタイプ熱交換機 Pending JPH1038480A (ja)

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