JPH1038066A - 自動変速機のロックアップ制御装置 - Google Patents

自動変速機のロックアップ制御装置

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JPH1038066A
JPH1038066A JP8190817A JP19081796A JPH1038066A JP H1038066 A JPH1038066 A JP H1038066A JP 8190817 A JP8190817 A JP 8190817A JP 19081796 A JP19081796 A JP 19081796A JP H1038066 A JPH1038066 A JP H1038066A
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JP
Japan
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engine
lock
operation mode
vehicle speed
torque
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JP8190817A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ueki
昭洋 植木
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/36Inputs being a function of speed
    • F16H59/38Inputs being a function of speed of gearing elements
    • F16H59/40Output shaft speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数モードで運転可能なエンジンに結合した
自動変速機のロックアップが、燃費モードで行われた
り、ジャダー発生域で行われる弊害をなくす。 【解決手段】 希薄燃焼時の3速ロックアップ線a、4
速ロックアップ線cを希薄燃焼禁止(4速も禁止)時の
ロックアップ線eより大スロットル側とし、希薄燃焼時
の3速ロックアップ解除線bおよび4速ロックアップ解
除線dも希薄燃焼禁止時のロックアップ解除線fより大
スロットル側とする。故に、トルクが小の燃費モードで
ロックアップされず、運転性の悪化がない。トルク大の
希薄燃焼禁止中のロックアップ線eおよび解除線fを、
希薄燃焼中のロックアップ線a,cおよび解除線b,d
より高車速側とする。故に、ロックアップがジャダーを
生ずる低車速域でのロックアップがなく、ジャダーの問
題を回避し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希薄燃焼エンジン
や、筒内直接噴射ガソリンエンジン等のように、同じエ
ンジン負荷状態でも出力トルクが異なる複数のモードで
運転されるエンジンと共に用いる自動変速機のロックア
ップ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、その伝動系にトルク増大
機能やトルク変動吸収機能を必要としてトルクコンバー
タを具えるが、トルクコンバータが入出力要素間でスリ
ップを発生することから、動力伝達効率が悪くなるのを
免れない。
【0003】そこで今日のトルクコンバータは、トルク
増大機能やトルク変動吸収機能を必要としない運転状態
に移行するとき、入出力要素間をスリップ制限しないコ
ンバータ状態から、入出力要素間を機械的に直結したロ
ックアップ状態に切換え得るロックアップ式にすること
が多い。
【0004】かかるトルクコンバータのロックアップ制
御に際しては、トルクコンバータの前段におけるエンジ
ンが希薄燃焼エンジンや、筒内直接噴射ガソリンエンジ
ン等のように、同じエンジン負荷状態でも出力トルクが
異なる複数のモードで運転されるエンジンである場合も
含めて、エンジンの負荷状態と車速とに応じロックアッ
プするか否かを決定するのが一般的である。
【0005】ところで、希薄燃焼エンジンと組み合わせ
た自動変速機におけるトルクコンバータのロックアップ
制御技術としては従来、例えば特開昭59−15094
2号公報に記載されているように、トルクコンバータの
ロックアップ時においてはエンジンを希薄燃焼させるよ
うにしたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる従来の、
希薄燃焼エンジンと組み合わせた自動変速機におけるト
ルクコンバータのロックアップ制御技術では、同じ負荷
状態でもエンジンの出力トルクが小さくなる希薄燃焼時
と、空燃比を理論空燃比に維持することで出力トルクが
大きくなる希薄燃焼禁止時とで、エンジンの負荷状態と
車速とで規定されたロックアップ領域が同じであること
となり、以下の問題が懸念される。
【0007】つまり、エンジンの希薄燃焼時は希薄燃焼
禁止時に較べてエンジン出力トルクが小さく、エンジン
の希薄燃焼時も希薄燃焼禁止時と同じロックアップ領域
とするのでは、エンジン出力トルクが小さくなる燃費モ
ードでトルクコンバータがロックアップされて、運転性
に悪影響が及ぶことが懸念される。
【0008】他方、エンジン制御の都合上、エンジン冷
却水温が比較的低い時や、高い時は希薄燃焼を禁止する
のが常套であり、かかる希薄燃焼禁止時はエンジンの出
力トルクが希薄燃焼時に較べて大きくなる。これがた
め、希薄燃焼禁止時はトルクコンバータへの入力トルク
が大きくなり、トルクコンバータの入出力要素間を直結
するロックアップクラッチピストンが、特に低車速のも
とでポンプ吐出量不足から締結容量不足となってスリッ
プし、所謂ジャダー等の問題を生ずる。
【0009】本発明は、前者の問題解決や、後者の問題
解決の、少なくとも一方を実現するようにした自動変速
機のロックアップ制御装置を改良提案することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的のため、第1発
明による自動変速機のロックアップ制御装置は、請求項
1に記載のごとく、同じエンジン負荷状態でも出力トル
クが異なる複数のモードで運転されるエンジンからの回
転をトルクコンバータを経て入力され、前記エンジン負
荷状態と車速とに応じてトルクコンバータを、入出力要
素間が直結されたロックアップ状態にする自動変速機に
おいて、前記エンジンの出力トルクが小さくなる運転モ
ードほど、出力トルクが大きくなる運転モードにおける
よりも、ロックアップ領域を高エンジン負荷域まで拡大
するよう構成したことを特徴とするものである。
【0011】また、第2発明による自動変速機のロック
アップ制御装置は、請求項2に記載のごとく、同じエン
ジン負荷状態でも出力トルクが異なる複数のモードで運
転されるエンジンからの回転をトルクコンバータを経て
入力され、前記エンジン負荷状態と車速とに応じて前記
トルクコンバータを、入出力要素間が直結されたロック
アップ状態にする自動変速機において、前記エンジンの
出力トルクが大きくなる運転モードほど、出力トルクが
小さくなる運転モードにおけるよりも、ロックアップ車
速を高車速側に変更するよう構成したことを特徴とする
ものである。
【0012】第3発明による自動変速機のロックアップ
制御装置は、請求項3に記載のごとく、同じエンジン負
荷状態でも出力トルクが異なる複数のモードで運転され
るエンジンからの回転をトルクコンバータを経て入力さ
れ、前記エンジン負荷状態と車速とに応じてトルクコン
バータを、入出力要素間が直結されたロックアップ状態
にする自動変速機において、前記エンジンの出力トルク
が小さくなる運転モードほど、出力トルクが大きくなる
運転モードにおけるよりも、ロックアップ領域を高エン
ジン負荷域まで拡大するようにし、且つ、前記エンジン
の出力トルクが大きくなる運転モードほど、出力トルク
が小さくなる運転モードにおけるよりも、ロックアップ
車速を高車速側に変更するよう構成したことを特徴とす
るものである。
【0013】第4発明による自動変速機のロックアップ
制御装置は、請求項4に記載のごとく、第1発明乃至第
3発明のいずれかにおいて、前記同じエンジン負荷状態
でも出力トルクが異なる複数のエンジン運転モードのう
ち、何れのエンジン運転モードであるかを、エンジンの
希薄燃焼中を示す信号の有無、空燃比の濃淡、燃料噴射
量、点火時期、吸排気弁開弁オーバーラップ量の少なく
とも1つを用いて認識するよう構成したことを特徴とす
るものである。
【0014】第5発明による自動変速機のロックアップ
制御装置は、請求項5に記載のごとく、第1発明乃至第
4発明のいずれかにおいて、エンジンが希薄燃焼エンジ
ンである場合、エンジン冷却水温が低い設定温度未満の
低温時、およびエンジン冷却水温が高い設定温度以上の
高温時に、エンジンの出力トルクが大きくなる希薄燃焼
禁止運転モードであると判断するよう構成したことを特
徴とするものである。
【0015】第6発明による自動変速機のロックアップ
制御装置は、請求項6に記載のごとく、第1発明乃至第
5発明のいずれかにおいて、エンジンの出力トルクが大
きくなる運転モードほど、出力トルクが小さくなる運転
モードにおけるよりも、ロックアップ車速を高車速側に
変更する制御を、設定温度以上の高温時に行うよう構成
したことを特徴とするものである。
【0016】第7発明による自動変速機のロックアップ
制御装置は、請求項7に記載のごとく、第6発明におい
て、前記設定温度以上の高温時を、変速機作動油温が設
定温度以上である時としたことを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の効果】第1発明においてトルクコンバータは、
複数のモードで運転されるエンジンからの回転を自動変
速機に入力する間、当該エンジンの負荷状態と車速とに
応じて適宜、入出力要素間が直結されたロックアップ状
態にされる。
【0018】ところで、エンジンの出力トルクが小さく
なるモードでの運転時に、エンジンの出力トルクが大き
くなるモードでの運転時と同じロックアップ領域にする
と、エンジン出力トルクが小さくなる燃費モードでトル
クコンバータがロックアップされて、運転性に悪影響が
及んだり、走行困難な状態に至る恐れがあるところなが
ら、第1発明においては、上記エンジンの出力トルクが
小さくなるモードでの運転中は、エンジンの出力トルク
が大きくなるモードでの運転中におけるよりも、ロック
アップ領域を高エンジン負荷域まで拡大することにした
ため、エンジン出力トルクが小さな燃費モードでトルク
コンバータがロックアップされるようなことがなくなっ
て、上記の問題を解消することができる。
【0019】第2発明においては、エンジンの出力トル
クが大きくなるモードでの運転中は、エンジンの出力ト
ルクが小さくなるモードでの運転中におけるよりも、ロ
ックアップ車速を高車速側に変更することから、以下の
作用効果が得られる。
【0020】つまり、エンジンの出力トルクが大きくな
るモードでの運転中はエンジンの出力トルクが当然、他
のエンジン運転モードに較べて大きくなるため、トルク
コンバータの入出力要素間を直結するロックアップクラ
ッチピストンが、特に低車速のもとでポンプ吐出量不足
から締結容量不足となってスリップし、所謂ジャダー等
の問題を生ずるところながら、第2発明によれば上記の
ごとく、出力トルクが大きくなるモードでのエンジン運
転中は、出力トルクが小さくなるモードでのエンジン運
転中におけるよりも、ロックアップ車速を高車速側に変
更することから、ロックアップクラッチピストンが締結
容量不足となるような車速域でトルクコンバータをロッ
クアップすることがなくなり、上記ジャダー等の問題を
回避することができる。
【0021】第3発明においては、出力トルクが小さく
なるモードでのエンジン運転中、出力トルクが大きくな
るモードでのエンジン運転中におけるよりも、ロックア
ップ領域を高エンジン負荷域まで拡大すると共に、出力
トルクが大きくなるモードでのエンジン運転中は、出力
トルクが小さくなるモードでのエンジン運転中における
よりも、ロックアップ車速を高車速側に変更することか
ら、上記第1発明による作用効果と、第2発明による作
用効果の双方を共に達成することができる。
【0022】第4発明においては、前記同じエンジン負
荷状態でも出力トルクが異なる複数のエンジン運転モー
ドのうち、何れのエンジン運転モードであるかを判断す
るに際し、エンジンの希薄燃焼中を示す信号の有無、空
燃比の濃淡、燃料噴射量、点火時期、吸排気弁開弁オー
バーラップ量の少なくとも1つを用いて認識することか
ら、この認識を簡単、且つ、安価に行うことができ、第
1発明乃至第3発明の実現を容易にし得ると共に、これ
らによる前記の作用効果を簡単、且つ、安価に達成する
ことができる。
【0023】第5発明においては、エンジンが希薄燃焼
エンジンである場合、エンジン冷却水温が低い設定温度
未満の低温時、およびエンジン冷却水温が高い設定温度
以上の高温時に、エンジンの出力トルクが大きくなる希
薄燃焼禁止運転モードであると判断することから、これ
ら低温時および高温時においては大抵の場合、制御の都
合上、希薄燃焼を禁止するが、当該実情にマッチしてエ
ンジン運転モードの誤判定を解消することができる。
【0024】第6発明においては、前記したごとくに、
エンジンの出力トルクが大きくなるエンジン運転モード
では、エンジンの出力トルクが小さくなるエンジン運転
モードにおけるよりも、ロックアップ車速を高車速側に
変更する制御を、設定温度以上の高温時に行うことか
ら、以下の作用効果が得られる。
【0025】つまり、当該高温時は作動油粘度が低下し
て、ロックアップクラッチピストンからの漏れ油量が増
大し、該ロックアップクラッチピストンが締結容量不足
になり易く、前記ジャダー等の問題を顕著に生ずる。従
って、第6発明の構成によれば、同じエンジンの大トル
ク運転モードでも、本当にロックアップクラッチピスト
ンが締結容量不足となるような時にのみ、前記したごと
き、大トルク運転モード中の車速に応じたロックアップ
の制限を行うこととなり、当該ロックアップの制限を必
要最小限に止めて、ロックアップによる燃費向上効果を
最大限に達成することができる。
【0026】第7発明においては、第6発明における高
温時を、変速機作動油温が設定温度以上である時とした
ことから、作動油の粘度を厳密に監視することができる
こととなって、第6発明の作用効果を一層確実に奏し得
ることとなる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1および図2は、本発明の一実施
の形態になる自動変速機のロックアップ制御装置を示
す。図1において、1は希薄燃焼エンジン、2は自動変
速機をそれぞれ示す。自動変速機2は、トルクコンバー
タ3を経てエンジン1の回転動力を入力され、この入力
回転を選択変速段に応じたギヤ比で変速して出力軸4に
伝達するものとする。
【0028】ここで希薄燃焼エンジン1は、運転者が操
作するアクセルペダル5の踏み込みにより開度を増大さ
れるスロットルバルブ6を具え、該バルブ6の開度およ
びエンジン回転数に応じた量の空気を吸入する。そして
エンジン1は、気筒ごとに設けた図示せざる燃料噴射弁
および点火装置を具え、これらをエンジンコントローラ
7により制御される。この制御のためにエンジンコント
ローラ7には、スロットルバルブ6の開度TVOを検出
するスロットル開度センサ8からの信号や、エンジン冷
却水温Cを検出する水温センサ9からの信号や、その他
図示せざるエンジン吸気量などの各種エンジン運転情報
を入力する。
【0029】エンジンコントローラ7は周知のごとく、
これら入力情報に応じてエンジン1を、トルク重視より
も燃費重視の希薄燃焼モードで運転させるべきか、空燃
比が理論空燃比となるようフィードバック制御する希薄
燃焼禁止モードで運転させるべきかを決定し、決定した
運転モード対応した量の燃料がエンジン1に供給される
よう上記図示せざる燃料噴射弁を開弁制御すると同時
に、上記図示せざる点火装置を介しエンジンの運転に調
時して、所定気筒の点火栓を所定タイミンングで点火さ
せる。なお、エンジン1の希薄燃焼をエンジン制御の都
合上、エンジン冷却水温Cが上方の設定値を越えて高く
なる高温時や、逆に下方の設定温度を越えて低くなる低
温時において禁止することも従来通りとする。
【0030】従ってエンジン1は、同じスロットル開度
TVO、つまりエンジン負荷状態のもとでも出力トルク
が異なり、エンジン1は希薄燃焼モードでの運転中トル
クを小さくされるも、燃費を向上させることができ、逆
に希薄燃焼禁止モードでの運転中は、燃費の若干の犠牲
を伴うが、トルクを大きくして走行性能を確保すること
ができる。
【0031】他方で自動変速機2は、コントロールバル
ブ10内におけるシフトソレノイド11,12のON,
OFFの組み合わせにより第1速〜第4速の選択変速段
を決定され、トルクコンバータ3は、同じくコントロー
ルバルブ10内におけるロックアップソレノイド13の
ON,OFFにより、トルクコンバータ入出力要素間を
図示せざるロックアップクラッチピストンにより機械的
に直結されるロックアップ状態になったり、当該直結を
解かれたコンバータ状態にされ得るものとする。
【0032】なおロックアップソレノイド13は、ON
にされる時、ロックアップクラッチピストンの締結力を
最大にしてトルクコンバータ3をロックアップ状態とな
し、OFFされる時、ロックアップクラッチピストンの
締結力を0にしてトルクコンバータ3をコンバータ状態
にするものとする。
【0033】シフトソレノイド11,12のON,OF
F、およびロックアップソレノイド13のON,OFF
は、変速機コントローラ14によりこれらを制御し、該
コントローラ14には、前記スロットル開度センサ8か
らのスロットル開度(TVO)信号を入力するととも
に、変速機出力軸4の回転数を基に車速VSPを検出す
る車速センサ15からの信号を入力するほか、変速機作
動油温Tを検出する油温センサ16からの信号を入力
し、さらに、変速機コントローラ14には、エンジンコ
ントローラ7から前記希薄燃焼中(リーンバーン中)を
示す信号LBSを入力する。
【0034】変速機コントローラ14は、上記の各種入
力情報に基づき、図示せざる変速制御プログラムを実行
してシフトソレノイド11,12のON,OFFを介し
た自動変速機2の変速制御を行うと共に、図2に示すロ
ックアップ制御プログラムを実行して、ロックアップソ
レノイド13のON,OFFを介し本発明が狙いとする
トルクコンバータ3のロックアップ制御を、後述のごと
くに行うものとする。
【0035】先ず変速制御を概略説明するに、コントロ
ーラ14は、センサ8で検出したスロットル開度TVO
と、センサ15で検出した車速VSPとから、図示せざ
る予定の変速マップをもとに好適変速段を演算し、この
好適変速段と現在の選択変速段が一致していれば、シフ
トソレノイド11,12のON,OFFを変更させず、
一致していなければ、好適変速段が得られるようシフト
ソレノイド11,12のON,OFFを切り換えること
で、当該好適変速段への変速を行うこととする。
【0036】次に、図2のロックアップ制御を説明する
に、コントローラ14は先ずステップ21において、ス
ロットル開度TVO、車速VSP、変速機作動油温T、
およびリーンバーン中信号LBSを読み込む。次いでス
テップ22において、リーンバーン中信号LBSの有無
により、エンジン1が同じスロットル開度TVOのもと
でも出力トルクを小さくされる希薄燃焼モードでの運転
中か、逆に出力トルクを大きくされる希薄燃焼禁止モー
ドでの運転中かを判別する。エンジン1が希薄燃焼モー
ドでの運転中であれば、ステップ23において、図3に
a〜dで示す希薄燃焼用のロックアップ領域マップを、
図4に基づいて選択する。
【0037】また、エンジン1が希薄燃焼禁止モードで
の運転中であれば、ステップ24において、図4の希薄
燃焼禁止用のロックアップ領域マップ選択域か否かを、
以下により判定する。つまりステップ24では、上記希
薄燃焼用のロックアップ領域マップが選択されている状
態のもとでは、作動油温Tが図4に示す上方の設定温度
H 以上か否かにより、また希薄燃焼禁止用のロックア
ップ領域マップ(詳細は後述するが、図3にe,fで示
すもの)が選択されている状態のもとでは、作動油温T
が図4に示す下方の設定温度TL 以上か否かにより、希
薄燃焼禁止用のロックアップ領域マップ選択域か否かを
判定する。
【0038】ステップ24において、図4の希薄燃焼禁
止用のロックアップ領域マップ選択域でないと判別する
場合、ステップ23により図4の通りに希薄燃焼用のロ
ックアップ領域マップを選択し、ステップ24におい
て、図4の希薄燃焼禁止用のロックアップ領域マップ選
択域であると判別する場合、ステップ25において、図
3にe,fで示す希薄燃焼禁止用のロックアップ領域マ
ップを選択する。
【0039】次いで、図3の希薄燃焼用のロックアップ
領域マップa〜d、および希薄燃焼禁止用のロックアッ
プ領域マップe,fを説明する。本実施の形態において
は、希薄燃焼中は第1速〜第4速のうち第3速と第4速
(オーバードライブ変速段)でトルクコンバータ3をロ
ックアップし、また、エンジン1が希薄燃焼を禁止して
空燃比を理論空燃比にフィードバック制御する希薄燃焼
禁止中は、自動変速機2が第4速(オーバードライブ変
速段)の選択を禁止され、従って希薄燃焼禁止中は、第
3速用のロックアップ領域のみが存在するものとする。
【0040】ここで、図3のaは希薄燃焼時の3速ロッ
クアップ線を、また、bは希薄燃焼時の3速ロックアッ
プ解除線をそれぞれ示し、更にcは希薄燃焼時の4速ロ
ックアップ線を、また、dは希薄燃焼時の4速ロックア
ップ解除線をそれぞれ示し、eは希薄燃焼禁止時の3速
ロックアップ線を、また、fは希薄燃焼禁止時の3速ロ
ックアップ解除線をそれぞれ示し、これら各線よりも低
スロットル開度(低エンジン負荷)側および高車速側に
おいてトルクコンバータをロックアップすべきものとす
る。
【0041】ところで本実施の形態においては、図3の
希薄燃焼用のロックアップ線a,cおよびロックアップ
解除線b,dと、希薄燃焼禁止用のロックアップ線eお
よびロックアップ解除線fとの比較から明らかなよう
に、エンジン出力トルクが小さくなる希薄燃焼モードで
用いる希薄燃焼用のロックアップ領域を、エンジン出力
トルクが大きくなる希薄燃焼禁止モードで用いる希薄燃
焼禁止用のロックアップ領域よりも、高スロットル開度
(大エンジン負荷)方向および低車速方向に拡大する。
ここで、車速方向に係わるロックアップ領域の違いにつ
いて換言すれば、希薄燃焼禁止用のロックアップ領域を
希薄燃焼用のロックアップ領域よりも高車速方向に縮小
する。
【0042】ここで希薄燃焼用のロックアップ領域を、
希薄燃焼禁止用のロックアップ領域よりも、高スロット
ル開度(大エンジン負荷)方向に異ならせる理由は以下
の通りである。つまり、エンジンの希薄燃焼時は希薄燃
焼禁止時に較べてエンジン出力トルクが小さく、エンジ
ンの希薄燃焼時も希薄燃焼禁止時と同じロックアップ領
域とするのでは、エンジン出力トルクの小さな燃費モー
ドでトルクコンバータがロックアップされて、運転性に
悪影響が及ぶだけでなく、走行困難な状態に至る恐れが
あることから、かかる問題を回避するためである。
【0043】また、希薄燃焼禁止用のロックアップ領域
を希薄燃焼用のロックアップ領域よりも高車速方向に縮
小する理由は以下の通りである。つまり、かかる希薄燃
焼禁止時はエンジンの出力トルクが希薄燃焼時に較べて
大きくなるため、トルクコンバータへの入力トルクも大
きくなり、トルクコンバータの入出力要素間を直結する
ロックアップクラッチピストンが、特に低車速のもとで
ポンプ吐出量不足から締結容量不足となってスリップ
し、所謂ジャダー等の問題を生ずるが、この問題解決の
ために低車速のもとでは、トルクコンバータのロックア
ップが行われることのないようにするためである。
【0044】図2の次のステップ26においては、ステ
ップ23または25で選択したロックアップ領域マップ
をもとに、スロットル開度TVOおよび車速VSPから
トルクコンバータをロックアップすべきロックアップ領
域か否か判定し、ロックアップ領域ならステップ27
で、ロックアップソレノイド13をONすることにより
トルクコンバータをロックアップ状態にし、ロックアッ
プ領域でなければステップ28で、ロックアップソレノ
イド13をOFFすることによりトルクコンバータをコ
ンバータ状態にし、結果として希薄燃焼中か希薄燃焼禁
止中かに応じ、図3に示すごときロックアップ制御を実
行する。
【0045】ところで本実施の形態においては、図3に
つき前述したようにエンジン1の希薄燃焼モードでの運
転中は、希薄燃焼禁止モードでの運転中におけるより
も、ロックアップ領域を大スロットル開度域(高エンジ
ン負荷域)まで拡大することから、以下の作用効果を達
成することができる。つまり、エンジン1の希薄燃焼時
に希薄燃焼禁止時と同じロックアップ領域にすると、エ
ンジン出力トルクが小さくなる燃費モードでトルクコン
バータがロックアップされて、運転性に悪影響が及んだ
り、走行困難な状態に至る恐れがあるところながら、上
記のごとくエンジン1のトルクが小さくなる希薄燃焼中
は、トルクが大きくなる希薄燃焼禁止中よりも、ロック
アップ領域を高エンジン負荷域まで拡大することから、
燃費モードでトルクコンバータがロックアップされるよ
うなことがなくなり、上記問題の発生を解消することが
できる。
【0046】また同じく図3につき前述したように、エ
ンジン1のトルクが大きくなる希薄燃焼禁止中は、トル
クが小さくなる希薄燃焼中におけるよりも、ロックアッ
プ車速を高車速側に変更することから、以下の作用効果
が得られる。つまり、希薄燃焼禁止時はエンジンの出力
トルクが希薄燃焼時に較べて大きくなるため、トルクコ
ンバータの入出力要素間を直結するロックアップクラッ
チピストンが、特に低車速のもとでポンプ吐出量不足か
ら締結容量不足となってスリップし、所謂ジャダー等の
問題を生ずるところながら、上記のごとく、希薄燃焼禁
止中は希薄燃焼中におけるよりも、ロックアップ車速を
高車速側に変更する結果、ロックアップクラッチピスト
ンが締結容量不足となるような車速域でトルクコンバー
タをロックアップすることがなくなり、上記ジャダー等
の問題を回避することができる。
【0047】なお、図1の希薄燃焼エンジン1が、燃費
の改善に鑑み採用される傾向にある筒内直接噴射ガソリ
ンエンジンである場合、該エンジンの出力トルクを表す
制御信号、例えば燃料噴射量などから希薄燃焼中か、希
薄燃焼禁止中かを判断することとし、この場合、エンジ
ンコントローラ7から変速機コントローラ14への信号
は、リーンバーン中信号LBSに代えて、上記燃料噴射
量などの信号とする。
【0048】かようにすることで、筒内直接噴射ガソリ
ンエンジンにより希薄燃焼を行う場合においても、前記
実施の形態におけると同様の作用効果を達成することが
できる。
【0049】また図4につき前述したように、希薄燃焼
禁止時に希薄燃焼禁止用のロックアップ領域マップを選
択させるに際し、作動油温度Tが高温である時に限って
選択させることとしたから、以下の作用効果を達成する
ことができる。つまり、当該高温時は作動油粘度が低下
して、ロックアップクラッチピストンからの漏れ油量が
増大し、該ロックアップクラッチピストンが締結容量不
足になり易く、前記ジャダー等の問題を顕著に生ずる。
【0050】従って、上記のように作動油温度Tが高温
である時に限り希薄燃焼禁止用のロックアップ領域マッ
プを選択させる構成にすれば、同じ希薄燃焼禁止中で
も、本当にロックアップクラッチピストンが締結容量不
足となるような時にのみ、希薄燃焼禁止用の車速に応じ
たロックアップの制限が行われることとなり、当該ロッ
クアップの制限を必要最小限に止めて、ロックアップに
よる燃費向上効果を最大限に達成することができる。
【0051】なお本実施の形態のように、エンジン1が
希薄燃焼エンジンである場合、エンジン冷却水温が低い
設定温度未満の低温時、およびエンジン冷却水温が高い
設定温度以上の高温時において、通常は制御の都合上、
希薄燃焼を禁止するのが普通であり、この意味合いにお
いて、エンジン冷却水温をモニタし、これが低い設定温
度未満の低温時、およびエンジン冷却水温が高い設定温
度以上の高温時に、エンジンが希薄燃焼禁止モードで運
転されていると判断することもできる。この場合、希薄
燃焼禁止モードの判定精度が向上し、当該エンジン運転
モードの誤判定を解消することができる。
【0052】また上記実施の形態においては、エンジン
1が希薄燃焼モードと、希薄燃焼禁止モードの2モード
を有することから、希薄燃焼信号の有無によって運転モ
ードを判定することとしたが、複数のエンジン運転モー
ドのうち、何れのエンジン運転モードであるかを判断す
るに際し、希薄燃焼信号の有無のみならず、空燃比の濃
淡、燃料噴射量、点火時期、吸排気弁開弁オーバーラッ
プ量の少なくとも1つを用いて当該判断を行うことがで
きる。
【0053】因みに、空燃比に関しては、同じスロット
ル開度TVOのもとで空燃比を濃くするほどエンジン出
力トルクが大きくなる運転モードであると判別し、燃料
噴射量に関しては、同じスロットル開度TVOのもとで
燃料噴射量を多くするほどエンジン出力トルクが大きく
なる運転モードであると判別し、点火時期に関しては、
同じスロットル開度TVOのもとで点火時期を早くるほ
どエンジン出力トルクが大きくなる運転モードであると
判別し、吸排気弁の開弁オーバーラップ量に関しては、
同じエンジン回転のもとで吸排気弁の開弁オーバーラッ
プ量を小さくするほどエンジン出力トルクが大きくなる
運転モードであると判別し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態になるロックアップ制御
装置を具えた自動変速機と、希薄燃焼エンジンとよりな
る車両用パワートレーンの制御システム図である。
【図2】同実施の形態においてコントローラが実行する
ロックアップ制御プログラムを示すフローチャートであ
る。
【図3】同ロックアップ制御プログラムにおいて用いる
ロックアップ領域を示す線図である。
【図4】希薄燃焼用ロックアップ領域マップの選択域
と、希薄燃焼禁止用ロックアップ領域マップの選択域と
を示すマップ図である。
【符号の説明】
1 希薄燃焼エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 5 アクセルペダル 6 スロットルバルブ 7 エンジンコントローラ 8 スロットル開度センサ 9 水温センサ 10 コントロールバルブ 11 シフトソレノイド 12 シフトソレノイド 13 ロックアップソレノイド 14 変速機コントローラ 15 車速センサ 16 油温センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同じエンジン負荷状態でも出力トルクが
    異なる複数のモードで運転されるエンジンからの回転を
    トルクコンバータを経て入力され、前記エンジン負荷状
    態と車速とに応じてトルクコンバータを、入出力要素間
    が直結されたロックアップ状態にする自動変速機におい
    て、 前記エンジンの出力トルクが小さくなる運転モードほ
    ど、出力トルクが大きくなる運転モードにおけるより
    も、ロックアップ領域を高エンジン負荷域まで拡大する
    よう構成したことを特徴とする自動変速機のロックアッ
    プ制御装置。
  2. 【請求項2】 同じエンジン負荷状態でも出力トルクが
    異なる複数のモードで運転されるエンジンからの回転を
    トルクコンバータを経て入力され、前記エンジン負荷状
    態と車速とに応じて前記トルクコンバータを、入出力要
    素間が直結されたロックアップ状態にする自動変速機に
    おいて、 前記エンジンの出力トルクが大きくなる運転モードほ
    ど、出力トルクが小さくなる運転モードにおけるより
    も、ロックアップ車速を高車速側に変更するよう構成し
    たことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 同じエンジン負荷状態でも出力トルクが
    異なる複数のモードで運転されるエンジンからの回転を
    トルクコンバータを経て入力され、前記エンジン負荷状
    態と車速とに応じてトルクコンバータを、入出力要素間
    が直結されたロックアップ状態にする自動変速機におい
    て、 前記エンジンの出力トルクが小さくなる運転モードほ
    ど、出力トルクが大きくなる運転モードにおけるより
    も、ロックアップ領域を高エンジン負荷域まで拡大する
    ようにし、且つ、 前記エンジンの出力トルクが大きくなる運転モードほ
    ど、出力トルクが小さくなる運転モードにおけるより
    も、ロックアップ車速を高車速側に変更するよう構成し
    たことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、前記同じエンジン負荷状態でも出力トルクが異なる
    複数のエンジン運転モードのうち、何れのエンジン運転
    モードであるかを、エンジンの希薄燃焼中を示す信号の
    有無、空燃比の濃淡、燃料噴射量、点火時期、吸排気弁
    開弁オーバーラップ量の少なくとも1つを用いて認識す
    るよう構成したことを特徴とする自動変速機のロックア
    ップ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項におい
    て、エンジンが希薄燃焼エンジンである場合、エンジン
    冷却水温が低い設定温度未満の低温時、およびエンジン
    冷却水温が高い設定温度以上の高温時に、エンジンの出
    力トルクが大きくなる希薄燃焼禁止運転モードであると
    判断するよう構成したことを特徴とする自動変速機のロ
    ックアップ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項におい
    て、エンジンの出力トルクが大きくなる運転モードほ
    ど、出力トルクが小さくなる運転モードにおけるより
    も、ロックアップ車速を高車速側に変更する制御を、設
    定温度以上の高温時に行うよう構成したことを特徴とす
    る自動変速機のロックアップ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記設定温度以上の
    高温時を、変速機作動油温が設定温度以上である時とし
    たことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装
    置。
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