JPH1036230A - 毛髪化粧料用組成物及び毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料用組成物及び毛髪化粧料

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JPH1036230A
JPH1036230A JP20774296A JP20774296A JPH1036230A JP H1036230 A JPH1036230 A JP H1036230A JP 20774296 A JP20774296 A JP 20774296A JP 20774296 A JP20774296 A JP 20774296A JP H1036230 A JPH1036230 A JP H1036230A
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JP
Japan
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hair
fatty acid
composition
hair cosmetic
salt
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Withdrawn
Application number
JP20774296A
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English (en)
Inventor
Rikuro Mori
陸郎 森
Yoshiaki Miyoshi
義明 三好
Kingo Uji
謹吾 宇治
Teruo Yamagishi
輝夫 山岸
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NIKKO KEMIKARUZU KK
Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
Original Assignee
NIKKO KEMIKARUZU KK
Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】毛髪に対して潤滑性、柔軟性を付与すると共
に、コシ感を与える毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】トリステアリン酸ヘキサグリセリル(1.
2重量部)、ステアロイル乳酸カルシウム(0.3重量
部)、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(2.0重
量部)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(3.
0重量部)を含有するヘアートリートメント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のポリグリセ
リン脂肪酸エステルをベースとする新規毛髪化粧料に関
する。より詳細には、毛髪に対して、潤滑性、柔軟性を
付与する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘアートリートメントは、シャンプー後
に毛髪に使用し、毛髪に柔軟性、しっとり感、滑らか
さ、櫛通り、光沢等を付与する毛髪化粧料である。この
ようなヘアートリートメントは、近年の消費者ニーズの
多様化とシャンプーでのコンディショニング技術の進歩
により、高度化、細分化されてきている。求められる機
能は、使用後の髪の平滑性、帯電防止作用、柔軟性、保
湿性及びツヤ出し等の各効果である。
【0003】このようなヘアートリートメントは、一般
に、カチオン界面活性剤を主成分とし、粘度を高めるた
めに高級アルコールをはじめ動植物性油相成分、高分子
化合物等の添加物から構成され、それら成分の毛髪への
吸着状態や吸着した成分の構造及び性質により多様な機
能が得られる。使用される基剤には次のようなものがあ
る。
【0004】1)カチオン界面活性剤は、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジステアリルジ
メチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム等が使われている。
【0005】2)乳化剤は、ポリオキシエチレンセチル
エーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポ
リオキシエチレンオレイルエーテル、ポリエチレングリ
コールモノオレート、モノステアリン酸グリセリン、モ
ノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ステア
リルグリセリンエーテル等が使われている。
【0006】3)油脂類は、炭化水素としては流動パラ
フィン、スクワランなど、トリグリセライドとしてはオ
リーブ油、ひまし油、マカデミアナッツ油など、エステ
ルとしてはミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ホホバ油、ラノリン等が使われている。 4)高分子化合物は、蛋白加水分解物としてはコラーゲ
ンペプタイド誘導体、ケラチンペプタイド誘導体及び4
級化誘導体等が使われている。
【0007】5)高級アルコールは、セタノール、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコール等が使われてい
る。 6)多価アルコールは、グリセリン、プロピレングリコ
ール,1−3ブチレングリコール等が使われている。
【0008】そして、様々な機能を付与した毛髪化粧料
が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】機能付与の面からみる
と、次のようなことが明らかにされてきた。 1)損傷を受けた毛髪の回復は、毛髪自体の保水能力が
失われ、毛先ではパサつきが生じ櫛通りが悪くなり、光
沢も失われる。このような損傷毛の保水能を回復させ、
毛先のパサつきをなくし、ブラッシング性を良くする配
合成分の組合せが提案されている(特開平1−1536
10号公報)。
【0010】また、損傷により失われた光沢の回復を目
的とした提案もされている(特開昭63−156711
号公報)。表皮が損傷した毛髪は、蛋白質や保湿成分が
溶出するため毛髪が乾燥しやすくなりパサつくと共に光
沢も消失し、対策として毛髪の保湿性を高めキューティ
クルを平滑にしたり、毛髪表面に屈折率の高い油相成分
を吸着させることで光沢の回復を試みている(上村ら
フレグランスジャーナル 17(10)、24、(19
89))。
【0011】2)コシ感の付与について、細い髪や、損
傷した毛髪は柔軟性を付与しすぎると毛髪のコシがなく
なり、ふくよかさやボリューム感が失われ、セットがし
にくくなる。このような毛髪に対してコシを付与し、髪
をまとめやすくする目的で種々の特許出願がなされてい
る(特公昭62−8408、特開昭62−13841
4、特開昭62−148419の各公報)。また、ハリ
やコシのない髪に対しては、コラーゲン誘導体によりダ
メージ毛髪表面に人工毛小皮保護膜を形成して修復さ
せ、また、ポリマーの髪への吸着による硬度を付与させ
た提案もみられる(橋本文章 フレグランスジャーナル
22(3)、36、(1994))。
【0012】3)セット保持機能は、ヘアートリートメ
ントの機能として望まれ、髪がまとまりやすくなるとい
うだけでなく、さらにもっとカール保持機能を高めると
いう特許公報も見られる(特開昭63−185916、
特開平1−190620の各公報)。 4)くせ毛直しは、ユーザーの強い要望があり、毛髪中
のシスチン結合の切断と再結合の方法で提案されている
(池内、黒川、フレグランスジャーナル 17(1
0)、24、(1989))。
【0013】5)硬い髪を柔らかくする方法として、毛
髪間の滑りを良くし、平滑化や摩擦力を低下させるため
に水分保持成分や油脂類の添加が提案されている(特開
昭62−286913号公報)。また、剤型は、乳液
状、クリーム状、粒入りクリーム状、インバスタイプか
らアウトバスタイプの洗い流さない液状トリートメント
などがあり、剤型上の工夫や使用法の工夫により高い機
能を発揮する商品の開発が行われている。
【0014】しかしながら、従来の技術によっては髪の
ツヤの向上、髪のパサつきの防止、髪のボリュームアッ
プ等の髪に対する悩みの解決がなお不十分であり、特
に、毛髪に対して潤滑性、柔軟性を付与することはなお
不十分であり、ある程度の潤滑性、柔軟性を付与すると
髪にコシがなくなり、ふくよかさとボリューム感が失わ
れセットがしにくくなる、という問題点があった。
【0015】本発明の目的は、従来の毛髪化粧料とは異
なる新規な毛髪化粧料用組成物及び毛髪化粧料を提供す
ることである。また、本発明の他の目的は、上記従来技
術の問題点を解決する毛髪化粧料用組成物及び毛髪化粧
料を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的の少なくとも1つは、次の毛髪化粧料用組成物及び毛
髪化粧料により達成することができる。
【0017】重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸
とのエステルであるポリグリセリン脂肪酸エステルと、
炭素数8以上のアシル乳酸及びその塩のうちの1種以上
と、カチオン性界面活性剤を含有する毛髪化粧料用組成
物(請求項1)。
【0018】前記ポリグリセリン脂肪酸エステルは、好
ましくはHLB(親水性親油性バランス)が8以下のも
のにする(請求項2)。前記アシル乳酸及びその塩のう
ちの1種以上の脂肪酸残基は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪
酸、分岐脂肪酸及び親水基の置換基を持つ脂肪酸の中か
ら選ばれる脂肪酸に由来するものにする(請求項3)。
【0019】前記ポリグリセリン脂肪酸エステルと、前
記アシル乳酸及びその塩のうちの1種以上との重量比
は、好ましくは1:20から20:1にする(請求項
4)。前記ポリグリセリン脂肪酸エステルと前記カチオ
ン界面活性剤との重量比は、好ましくは1:40から4
0:1にする(請求項5)。
【0020】上記毛髪化粧料用組成物を含有する毛髪
化粧料(請求項6)。 前記毛髪化粧料は、好ましくは水相中に油相が分散する
O/W型エマルションであり(請求項7)、また好まし
くはヘアートリートメントである(請求項8)。
【0021】上記毛髪化粧料用組成物によれば、外観が
クリーム状でO/W型の安定なエマルションの毛髪化粧
料(特に、ヘアートリートメント)を得ることができ
る。また、毛髪化粧料中の油相成分の極性、濃度によっ
て、前記ポリグリセリン脂肪酸エステルとアシル乳酸及
びその塩のうちの1種以上との重量比が制限されずに任
意の重量比の毛髪化粧料を得ることができる。
【0022】上記毛髪化粧料(特に、ヘアートリートメ
ント)は、毛髪に塗布した直後は、髪の表面に吸着し、
すすぎ後の水切れが良く、タオルドライで十分乾燥でき
る。上記毛髪化粧料(特に、ヘアートリートメント)を
使用した髪の柔軟性については、タオルドライで乾燥し
た後、髪にしなやかさと、サラッとした感触を与える。
上記毛髪化粧料(特に、ヘアートリートメント)を使用
した髪のコシ感については、タオルドライで乾燥した
後、曲げ試験をしたところ、弾力性がありコシ感が得ら
れた。
【0023】本発明者の着想は、以下のとおりである。
上記課題に対して、アニオン性界面活性剤とカチオン性
界面活性剤の配合が機能的にも期待される。しかしなが
ら、製剤中にこれらを併用することは、対イオンを形成
して塩を生じて不溶化してしまう。また、クリーム化し
た毛髪化粧料の安定性は、粘度の高いことが重要な指標
となり、セタノールやワックス類を処方中に配合してい
る。しかしながら、これらの添加剤を使用しすぎると毛
髪にたいして柔軟性に欠ける。さらに、HLBの低い乳
化剤は、耐水性やツヤの向上が期待される。しかしなが
ら、これらの乳化剤を使用しすぎると製剤は、油相中に
水相が分散するW/O型のエマルションとなり毛髪に対
して潤滑性に欠ける。
【0024】そこで本発明では、アニオン性界面活性剤
(炭素数8以上のアシル乳酸及びその塩)とカチオン性
界面活性剤を併用すると共に、さらにHLBの低い乳化
剤(重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸とのエステ
ル)を用いることによって、即ち、これらの組成物を毛
髪化粧料に少量添加することにより粘性の高いトリート
メントクリームができ、すすぎ後はタオルドライで十分
乾燥でき、また毛髪に対して、潤滑性、柔軟性を付与
し、さらに、コシ感を与えふくよかさとボリューム感を
与える毛髪化粧料を提供することを見出し本発明を完成
した。その上、本発明では、上記不溶化の問題は生じな
い。
【0025】なお、特開平7−284645号公報に
は、重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸とのエステ
ルと、炭素数8以上のアシル乳酸又はその塩を含む乳化
剤組成物が記載されている。しかし、前記公報には、カ
チオン性界面活性剤と共に前記乳化剤組成物を毛髪化粧
料に用いた場合に毛髪化粧料として優れた効果を奏する
旨の記載ないし示唆は一切記載されていない。
【0026】本発明は、上記の乳化剤組成物にカチオン
性界面活性剤を併用することによってさらに毛髪に対し
て上述のような優れたトリートメント効果を示すことを
見出したものであり、かかる優れたトリートメント効果
の記載ないし示唆は前記公報には存在しない。
【0027】なお、本発明において数値範囲の記載は、
両端値のみならず、その中に含まれる全ての任意の中間
値を含むものとする。
【0028】
【発明の実施の形態】
(毛髪化粧料用組成物)本発明の毛髪化粧料組成物は、
重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸とのエステルで
あるポリグリセリン脂肪酸エステルを1種以上含有す
る。前記ポリグリセリンの重合度が4未満のものは、親
油性が乏しく乳化作用に劣る。前記ポリグリセリンの重
合度は、4以上であり、さらに好ましくは4〜10であ
る。前記脂肪酸の炭素数は、好ましくは16以上であ
り、さらに好ましくは16〜22である。好ましい前記
エステルは、重合度4以上のポリグリセリンと炭素数1
2以上の脂肪酸とのエステルである。
【0029】更に、本発明におけるポリグリセリン脂肪
酸エステルは、HLBが8以下のものが良好な撥水性を
有するので好ましい。HLBが8を越えたものは、撥水
性が減少してしまう傾向がある。前記HLBは、より好
ましくは7以下であり、さらに好ましくは4〜6であ
る。また、外観が固体のものが望ましく、液状のもの
は、高温での安定性が悪くなってしまう傾向がある。
【0030】このようなポリグリセリン脂肪酸エステル
には、例えばジラウリン酸テトラグリセリル、ジミリス
チン酸テトラグリセリル、ジパルミチン酸テトラグリセ
リル、ジステアリン酸テトラグリセリル、ジベヘニン酸
テトラグリセリル;トリラウリン酸テトラグリセリル、
トリミリスチン酸テトラグリセリル、トリパルミチン酸
テトラグリセリル、トリステアリン酸テトラグリセリ
ル、トリベヘニン酸テトラグリセリル;テトララウリン
酸テトラグリセリル、テトラミリスチン酸テトラグリセ
リル、テトラパルミチン酸テトラグリセリル、テトラス
テアリン酸テトラグリセリル、テトラベヘニン酸テトラ
グリセリル;ジラウリン酸ヘキサグリセリル、ジミリス
チン酸ヘキサグリセリル、ジパルミチン酸ヘキサグリセ
リル、ジステアリン酸ヘキサグリセリル、ジベヘニン酸
ヘキサグリセリル;トリラウリン酸ヘキサグリセリル、
トリミリスチン酸ヘキサグリセリル、トリパルミチン酸
ヘキサグリセリル、トリステアリン酸ヘキサグリセリ
ル、トリベヘニン酸ヘキサグリセリル;テトララウリン
酸ヘキサグリセリル、テトラミリスチン酸ヘキサグリセ
リル、テトラパルミチン酸ヘキサグリセリル、テトラス
テアリン酸ヘキサグリセリル、テトラベヘニン酸ヘキサ
グリセリル;ペンタラウリン酸ヘキサグリセリル、ペン
タミリスチン酸ヘキサグリセリル、ペンタパルミチン酸
ヘキサグリセリル、ペンタステアリン酸ヘキサグリセリ
ル、ペンタベヘニン酸ヘキサグリセリル;トリラウリン
酸デカグリセリル、トリミリスチン酸デカグリセリル、
トリパルミチン酸デカグリセリル、トリステアリン酸デ
カグリセリル、トリベヘニン酸デカグリセリル;テトラ
ラウリン酸デカグリセリル、テトラミリスチン酸デカグ
リセリル、テトラパルミチン酸デカグリセリル、テトラ
ステアリン酸デカグリセリル、テトラベヘニン酸デカグ
リセリル;ペンタラウリン酸デカグリセリル、ペンタミ
リスチン酸デカグリセリル、ペンタパルミチン酸デカグ
リセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタ
ベヘニン酸デカグリセリル;ヘプタラウリン酸デカグリ
セリル、ヘプタミリスチン酸デカグリセリル、ヘプタパ
ルミチン酸デカグリセリル、ヘプタステアリン酸デカグ
リセリル、ヘプタベヘニン酸デカグリセリル;オクタラ
ウリン酸デカグリセリル、オクタミリスチン酸デカグリ
セリル、オクタパルミチン酸デカグリセリル、オクタス
テアリン酸デカグリセリル、オクタベヘニン酸デカグリ
セリルなどがあげられる。
【0031】また、本発明の毛髪化粧料用組成物は、炭
素数8以上のアシル乳酸及びアシル乳酸の塩のうちの1
種以上を含有する。炭素数8未満のものは、乳化剤とし
ての性能が極めて劣り、毛髪化粧料を乳化剤組成物とし
て得ようとしても良好な乳化剤組成物が得られにくい。
前記炭素数は、好ましくは12以上であり、さらに好ま
しくは14〜18である。
【0032】前記アシル乳酸及びその塩となる原料の脂
肪酸には、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、分岐脂肪酸及び
親水性置換基をもつ脂肪酸のうちの1種あるいは2種以
上を組み合わせたものが選択される。また、前記アシル
乳酸の塩の種類としては、ナトリウム塩、カリウム塩な
どのアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩な
どのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノ
ールアミン塩などがあげられる。
【0033】このようなアシル乳酸およびその塩として
は、例えばカプロイル乳酸およびそのナトリウム塩、カ
ルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、トリエ
タノールアミン塩;2−エチルヘキサノイル乳酸および
そのナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、ア
ンモニウム塩、トリエタノールアミン塩;ラウロイル乳
酸およびそのナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウ
ム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩;ミリ
ストイル乳酸およびそのナトリウム塩、カルシウム塩、
マグネシウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミ
ン塩;バルミトイル乳酸およびそのナトリウム塩、カル
シウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、トリエタ
ノールアミン塩;ステアロイル乳酸およびそのナトリウ
ム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム
塩、トリエタノールアミン塩;イソステアロイル乳酸お
よびそのナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム
塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩;オレオ
イル乳酸およびそのナトリウム塩、カルシウム塩、マグ
ネシウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン
塩;12−ヒドロキシステアロイル乳酸およびそのナト
リウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウ
ム塩、トリエタノールアミン塩;リシノレイル乳酸およ
びそのナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、
アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩などがあげら
れる。
【0034】さらに、本発明の毛髪化粧料用組成物は、
カチオン性界面活性剤の1種以上を含有する。前記カチ
オン性界面活性剤は、例えば4級アンモニウム型が好ま
しい。このようなカチオン性界面活性剤には、例えば、
モノアルキルトリメチルアンモニウム塩およびジアルキ
ルジメチルアンモニウム塩から1種あるいは2種以上を
組み合わせたものが選択される。
【0035】また塩の種類としては、塩化物、臭化物な
どのハロゲンがあげられる。さらに、アミド結合を有す
る4級アンモニウム塩も選択され、塩の種類としては、
リン酸、クエン酸、リンゴ酸および乳酸などがあげられ
る。
【0036】このようなカチオン性界面活性剤として
は、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩
化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリ
メチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニ
ウム;臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチ
ルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチル
アンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム;
塩化ジラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニ
ウム;ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミドのリン
酸塩、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミドの乳酸
塩、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミドのクエン
酸塩、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミドのリン
ゴ酸塩;ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドの
リン酸塩、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド
の乳酸塩、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド
のクエン酸塩、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルア
ミドのリンゴ酸塩などがあげられる。
【0037】本発明の毛髪化粧料用組成物における前記
特定のポリグリセリン脂肪酸エステルの重量Aと、前記
アシル乳酸及びその塩のうちの1種以上の重量Bとの重
量比A:Bは、好ましくは1:20から20:1の範囲
内であり、より好ましくは1:5から15:1の範囲内
である。この範囲内の重量比の毛髪化粧料用組成物によ
れば、水相のpHに依存することなくエマルション(特
に、水相中に油相が分散するO/W型エマルション)の
毛髪化粧料を得ることができる。
【0038】本発明の毛髪化粧料用組成物における前記
特定のポリグリセリン脂肪酸エステルの1種以上の重量
Aと前記カチオン界面活性剤の1種以上の重量Cとの重
量比A:Cは、好ましくは1:40から40:1であ
り、より好ましくは1:25から32:1である。
【0039】(毛髪化粧料)本発明の毛髪化粧料は、上
記本発明の毛髪化粧料用組成物を含有する。本発明の毛
髪化粧料における、前記ポリグリセリン脂肪酸エステル
(重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸とのエステ
ル)の重量Aとアシル乳酸及びその塩のうちの1種以上
の重量Bとの重量比A:Bは、広い範囲で適用可能であ
るが、1:20から20:1の範囲内にあるのが望まし
い。この範囲内の重量比によれば、水相のpHに依存す
ることなくエマルション(特に、水相中に油相が分散す
るO/W型エマルション)の毛髪化粧料を得ることがで
きる。
【0040】前記重量比において、前記ポリグリセリン
脂肪酸エステルの重量が1:20よりも減少すると潤滑
性と柔軟性が本発明の目的とする性能を示さなくなる傾
向がある。また、ポリグリセリン脂肪酸エステルの重量
が20:1を越えて増加すると、毛髪化粧料を乳化物と
して調整できにくくなる傾向がある。前記重量比は、よ
り好ましくは1:5から15:1にする。
【0041】本発明の毛髪化粧料には、本発明の効果を
妨げない範囲で、高級アルコール、防腐剤、香料、増粘
剤等のように化粧料に一般に使用されている他の成分を
配合することができる。
【0042】高級アルコールとしては、例えばミリスチ
ルアルコール、セタノール、ベヘニルアルコール等があ
る。防腐剤としては、例えばメチルパラベン、プロピル
パラベン等がある。増粘剤としては、例えば、加水分解
コラーゲン、ヒドロキシエチルセルロース等がある。
【0043】本発明の毛髪化粧料は、特にヘアトリート
メントとして好適に用いることができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。ただし、
本発明はこれらに限定されるものではない。なお、特に
断らない限り、%は重量%を表す。毛髪化粧料を使用し
た髪の柔軟性、潤滑性および弾力性等についても検討し
た。
【0045】(実施例1)本実施例は、毛髪化粧料の一
般組成と製造について記述する。油相部として、トリス
テアリン酸ヘキサグリセリル(1.2重量部)、ステア
ロイル乳酸カルシウム(0.3重量部)、塩化ベヘニル
トリメチルアンモニウム(2.0重量部)、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム(3.0重量部)、セタノ
ール(4.5重量部)、ミリスチン酸イソセチル(1.
5重量部)、トリオクタン酸グリセリル(1.5重量
部)、メチルポリシロキサン(2.0重量部)、プロピ
ルパラベン(0.1重量部)を70℃〜80℃に加温し
て均一に溶解させる。
【0046】水相部としては、メチルパラベン(0.1
重量部)、加水分解コラーゲン(0.5重量部)、1,
3−ブチレングリコール(0.5重量部)、イオン交換
水(81.3重量部)を70℃〜80℃に加温して均一
に溶解させる。溶解したならば、水相部を油相部に加え
て乳化させ、55℃前後で香料(0.4重量部)を加え
て徐々に冷却して40℃〜35℃で攪拌を止める。
【0047】実施例1および比較例1、比較例2の配合
でヘアートリートメントを作成した。このようにして得
られた実施例1のヘアートリートメントは、以下の特徴
をもつ。
【0048】1)外観はクリーム状であり、O/W型の
安定なエマルションである。 2)毛髪に塗布した直後は、髪の表面に吸着し、すすぎ
後の水切れが良く、タオルドライで十分乾燥できる。 3)柔軟性については、タオルドライで乾燥した後、髪
にしなやかさと、サラッとした感触を与える。 4)コシ感については、タオルドライで乾燥した後、髪
の曲げ試験をしたところ、弾力性がありコシ感が得られ
た。
【0049】より詳細には後述のとおりである。
【0050】
【表1】
【0051】実施例1の配合では、O/W型の良好なク
リーム状の製剤が得られた。また、実施例1の配合およ
び比較例1、比較例2の配合では、シャンプー後、水気
を拭き取った後に実施例1等の配合のヘアートリートメ
ントを用いてトリートメントし、5分間放置後、温水で
洗浄した。
【0052】実施例1は、比較例1および比較例2の配
合の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表面により
多く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオルドライで
十分乾燥できる。また、髪にしなやかな感触を与え、柔
軟性の向上が顕著に見られた。さらに、髪の曲げ試験を
したところコシ感がでていた。
【0053】これらの評価方法は、被験者3名の毛髪に
よる官能試験でおこなった。 1)水切れの評価 タオルドライ後の水切れの状態を手でふれた時の感触を
判定した。 ◎:良好 :サラッとしている。 △:やや悪い :水分の残存がある。 ×:悪い :水分の残存がかなりある。
【0054】2)柔軟性の評価 タオルドライ後の髪の柔軟性を摩擦感テスターで評価判
定した。 ◎:良好 :なめらかで、すべりやすい。 △:やや悪い :ややきしみ感がある。 ×:悪い :きしみ感とざらつき感がある。
【0055】3)コシ感の評価 タオルドライ後の髪を、曲げた時の硬さや回復性につい
て毛髪コシ感テスターで評価判定した。 ◎:良好 :曲げに強く、回復性が良い。 △:やや悪い :曲げにやや弱く、回復性はやや良い。 ×:悪い :曲げに弱く、回復性が悪い。 これらの結果をまとめて表2に示した。
【0056】
【表2】
【0057】(実施例2)表3に示す実施例2および比
較例3、比較例4の各配合でヘアートリートメントを作
成した。
【0058】
【表3】
【0059】実施例2の配合および比較例3、比較例4
の配合では、シャンプー後、水気を拭き取った後に実施
例2等を用いてトリートメントし、5分間放置後、温水
で洗浄した。実施例2は、比較例3および比較例4の配
合の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表面により
多く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオルドライで
十分乾燥できる。また、しなやかな感触を与え、柔軟性
の向上が顕著に見られた。さらに、曲げ試験をしたとこ
ろコシ感がでていた。これらの結果をまとめて表4に示
した。
【0060】
【表4】
【0061】(実施例3)表5に示す実施例3および比
較例5、比較例6の各配合でヘアートリートメントを作
成した。
【0062】
【表5】
【0063】実施例3の配合および比較例5、6の配合
では、シャンプー後、水気を拭き取った後に実施例3等
を用いてトリートメントし、5分間放置後、温水で洗浄
した。実施例3は、比較例5および比較例6の配合の場
合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表面により多く吸
着し、すすぎ後の水切れも良く、タオルドライで十分乾
燥できる。また、しなやかで、サラッとした感触を与え
潤滑性の向上が顕著に見られた。さらに、曲げ試験をし
たところコシ感がでていた。これらの結果をまとめて表
6に示した。
【0064】
【表6】
【0065】(実施例4)表7に示す実施例4および比
較例7、比較例8の各配合でヘアートリートメントを作
成した。
【0066】
【表7】
【0067】実施例4の配合および比較例7、比較例8
の配合では、シャンプー後、水気を拭き取った後に実施
例4等を用いてトリートメントし、5分間放置後、温水
で洗浄した。実施例4は、比較例7および比較例8の配
合の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表面により
多く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオルドライで
十分乾燥できる。また、しなやかで、サラッとした感触
を与え潤滑性の向上が顕著に見られた。さらに、曲げ試
験をしたところコシ感がでていた。これらの結果をまと
めて表8に示した。
【0068】
【表8】
【0069】(実施例5)表9に示す実施例5および比
較例9、比較例10の各配合でヘアートリートメントを
作成した。
【0070】
【表9】
【0071】実施例5の配合および比較例9、10の配
合では、シャンプー後、水気を拭き取った後に実施例5
等を用いてトリートメントし、5分間放置後、温水で洗
浄した。実施例5は、比較例9および比較例10の配合
の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表面により多
く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオルドライで十
分乾燥できる。また、しなやかで、サラッとした感触を
与え潤滑性の向上が顕著に見られた。さらに、曲げ試験
をしたところコシ感がでていた。これらの結果をまとめ
て表10に示した。
【0072】
【表10】
【0073】(実施例6)表11に示す実施例6および
比較例11、比較例12の各配合でヘアートリートメン
トを作成した。
【0074】
【表11】
【0075】実施例6の配合および比較例11、比較例
12の配合では、シャンプー後、水気を拭き取った後に
実施例6等を用いてトリートメントし、5分間放置後、
温水で洗浄した。実施例6は、比較例11および比較例
12の配合の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表
面により多く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオル
ドライで十分乾燥できる。また、しなやかで、サラッと
した感触を与え潤滑性の向上が顕著に見られた。さら
に、曲げ試験をしたところコシ感がでていた。これらの
結果をまとめて表12に示した。
【0076】
【表12】
【0077】(実施例7)表13に示す実施例7および
比較例13、比較例14の各配合でヘアートリートメン
トを作成した。
【0078】
【表13】
【0079】実施例7の配合および比較例13、比較例
14の配合では、シャンプー後、水気を拭き取った後に
実施例7等を用いてトリートメントし、5分間放置後、
温水で洗浄した。実施例7は、比較例13および比較例
14の配合の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表
面により多く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオル
ドライで十分乾燥できる。また、しなやかな感触を与
え、柔軟性の向上が顕著に見られた。さらに、曲げ試験
をしたところコシ感がでていた。これらの結果をまとめ
て表14に示した。
【0080】
【表14】
【0081】(実施例8)表15に示す実施例8および
比較例15、比較例16の各配合でヘアートリートメン
トを作成した。
【0082】
【表15】
【0083】実施例8の配合および比較例15、16の
配合では、シャンプー後、水気を拭き取った後に実施例
8等を用いてトリートメントし、5分間放置後、温水で
洗浄した。実施例8は、比較例15および比較例16の
配合の場合よりも、毛髪に塗布した直後は髪の表面によ
り多く吸着し、すすぎ後の水切れも良く、タオルドライ
で十分乾燥できる。また、しなやかで、サラッとした感
触を与え潤滑性の向上が顕著に見られた。さらに、曲げ
試験をしたところコシ感がでていた。これらの結果をま
とめて表16に示した。
【0084】
【表16】
【0085】
【発明の効果】請求項1〜5に記載の毛髪化粧料用組成
物は、重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸とのエス
テルであるポリグリセリン脂肪酸エステルと、炭素数8
以上のアシル乳酸及びその塩のうちの1種以上と、カチ
オン性界面活性剤を含有するので、優れた毛髪化粧料を
製造することができる、という基本的効果を奏すること
ができる。即ち、毛髪に対して優れた柔軟性、潤滑性を
付与すると共に、さらにコシ感を与え、リンス効果の大
きい毛髪化粧料を製造することができる。
【0086】特に、本発明の毛髪化粧料用組成物の少量
の添加により、粘性が高く優れたヘアトリートメントク
リームを製造することができる。また、外観がクリーム
状でO/W型の安定なエマルションである毛髪化粧料
(特に、ヘアトリートメント)を製造することができ
る。
【0087】請求項2〜5に記載の毛髪化粧料用組成物
は、既述の各構成要件を具備するので、前記基本的効果
がより一層顕著である。
【0088】請求項6〜8に記載の毛髪化粧料は、請求
項1から5のいずれか一つに記載の毛髪化粧料用組成物
を含有するので、毛髪化粧料として優れている、という
基本的効果を奏する。即ち、髪に対して優れた柔軟性、
潤滑性を付与し、さらにコシ感を与えふくよかさとボリ
ューム感を与えることができる。
【0089】請求項7に記載の毛髪化粧料は、既述の構
成要件を具備するので、前記基本的効果がより一層顕著
である。
【0090】請求項8に記載の毛髪化粧料は、ヘアトリ
ートメントであるので、次の効果を奏することができ
る。 1)毛髪に対して柔軟性、しっとり感、滑らかさ、光沢
(ツヤ)等を付与することができ、櫛通りを良くするこ
とができる。しっとり感を付与しているのでパサつきを
防止することができる。 2)毛髪に塗布した直後は、髪の表面に吸着し、すすぎ
後の水切れが良く、タオルドライで十分乾燥することが
できる。
【0091】3)髪に対して特に優れた柔軟性、潤滑性
を付与すると共に、さらにコシ感を与えふくよかさとボ
リューム感を与えることができる。特に、細い髪や、損
傷した毛髪は柔軟性を付与しすぎると毛髪のコシがなく
なり、ふくよかさやボリューム感が失われ、セットがし
にくくなる傾向があるが、このような毛髪に対してもコ
シを付与し、髪をまとめやすくすることができる。 4)柔軟性については、タオルドライで乾燥した後、髪
にしなやかさと、サラッとした感触を与える。 5)コシ感については、タオルドライで乾燥した後、曲
げ試験をしたところ、弾力性がありコシ感が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 輝夫 東京都足立区神明1−3−17−104 エン ゼルハイム神明

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合度4以上のポリグリセリンと脂肪酸と
    のエステルであるポリグリセリン脂肪酸エステルと、炭
    素数8以上のアシル乳酸及びその塩のうちの1種以上
    と、カチオン性界面活性剤を含有することを特徴とする
    毛髪化粧料用組成物。
  2. 【請求項2】前記ポリグリセリン脂肪酸エステルのHL
    Bが8以下であることを特徴とする請求項1記載の毛髪
    化粧料用組成物。
  3. 【請求項3】前記アシル乳酸及びその塩のうちの1種以
    上の脂肪酸残基が、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、分岐脂
    肪酸及び親水基の置換基を持つ脂肪酸の中から選ばれる
    脂肪酸に由来することを特徴とする請求項1又は2記載
    の毛髪化粧料用組成物。
  4. 【請求項4】前記ポリグリセリン脂肪酸エステルと、前
    記アシル乳酸及びその塩のうちの1種以上との重量比
    は、1:20から20:1であることを特徴とする請求
    項1から3のいずれか一つに記載の毛髪化粧料用組成
    物。
  5. 【請求項5】前記ポリグリセリン脂肪酸エステルと前記
    カチオン界面活性剤との重量比は、1:40から40:
    1であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一
    つに記載の毛髪化粧料用組成物。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一つに記載の毛
    髪化粧料用組成物を含有することを特徴とする毛髪化粧
    料。
  7. 【請求項7】水相中に油相が分散するO/W型エマルシ
    ョンであることを特徴とする請求項6に記載の毛髪化粧
    料。
  8. 【請求項8】ヘアートリートメントであることを特徴と
    する請求項6〜7のいずれか一つに記載の毛髪化粧料。
JP20774296A 1996-07-17 1996-07-17 毛髪化粧料用組成物及び毛髪化粧料 Withdrawn JPH1036230A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104160A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Hoyu Co Ltd 毛髪化粧料組成物
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JP2017048153A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 株式会社 ナチュラル 染毛料の製造方法

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