JPH10340215A - データバックアップ方式 - Google Patents

データバックアップ方式

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JPH10340215A
JPH10340215A JP9148976A JP14897697A JPH10340215A JP H10340215 A JPH10340215 A JP H10340215A JP 9148976 A JP9148976 A JP 9148976A JP 14897697 A JP14897697 A JP 14897697A JP H10340215 A JPH10340215 A JP H10340215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、バックアップ処理のために
凍結しているデータの更新処理時間を短縮することにあ
る。 【解決手段】 データバックアップ方式において、通常
データを格納する運用デバイス7とは別にバックアップ
時に使用する代替デバイス9と運用/代替ファイル装置
へのアクセス切替え3とバックアップを制御する機能5
およびアクセスの切替えとバックアップ制御に使用する
アドレス変換テーブル6を有する。バックアップ対象デ
ータを一旦読みだして退避し、そこに更新データを書き
込む代わりに、直接代替デバイス9に書き込めばよいの
で、バックアップ処理の対象となる領域のデータの更新
処理時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータバックアップ
方式に関し、特にデータバックアップ中にも更新処理が
可能なデータバックアップ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のデータ処理システムは、ノイズ・
バースト、ソフトウエア・バグ、媒体欠陥、及び書込み
経路エラー等による記憶データの精度低下ばかりでな
く、データ処理システム電源故障のような全体的な事象
からも、データを回復する必要がある。データ処理シス
テム内のデータの連続使用可能性を保証する最も一般的
な手法は、データ処理システム内の選択されたデータセ
ットの少なくとも1つのコピーを生成して、これらのコ
ピーを非揮発性記憶媒体に格納することである。このバ
ックアッププロセスは、通常外部記憶媒体システムで実
行される。
【0003】このようなデータバックアップ方式の一つ
として、例えば特開平6−83677号公報に、「デー
タの増分(Incremental)タイム・ゼロ・バックアップ
・コピーの方法及びシステム」として記載されているよ
うに、バックアップ開始時のデータをバックアップ終了
まで保持するために、以下の方式が採られていた。
【0004】すなわち、タイム・ゼロ・バックアップ・
コピー・システムで、アプリケーションにより試みられ
たバックアップ用の追跡巡回記憶装置への更新が、現在
のコピーセッション中にはないボリュームのものである
かどうかの判定が最初に行われる。もしこのボリューム
が現在のコピーセッション内になければ、更新は正常に
終了する。
【0005】代わりに、更新がコピーセッションの一部
であるボリュームのものであれば、一次セッション・ビ
ット・マップが検査され、当該トラックが保護されてい
るかどうかを調べる。もしビット・マップ内の対応する
ビットがオフであり、当該トラックが現在コピーセッシ
ョン内にないことを示すならば、更新は正常に終了す
る。
【0006】しかしながら、もし追跡巡回記憶装置の記
録トラックが保護されている(ビットマップ内の対応す
るビットがオンである)ならば、問題の記録トラックは
コピーセッションの一部であり、まだコピーの開始・終
了を通知する資源マネージャに読み取られていない。こ
のような場合、キャッシュメモリの記憶制御機構は一時
的に更新を緩衝記憶し、影響を受けたトラックのコピー
を追跡巡回記憶装置から記憶制御機構内のメモリに書き
込む。その後、追跡巡回記憶装置に対して更新を実施す
ることが可能になる。
【0007】バックアップコピーを行う際は、更新され
ていない記録トラックは直に追跡巡回記憶装置からデー
タを転送し、更新されたトラックのデータは記憶制御機
構内のメモリに書き込まれたデータを転送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、追跡巡
回記憶装置のコピーセッション中のエリアに対する更新
を行う前に、対象となる領域を記憶管理機構内のメモリ
に転送した後で、更新処理を行う必要があるので、アプ
リケーションが外部記憶装置のコピーセッション中のエ
リアに対する更新を行う場合に、バックアップ時間の増
加を要する性能の劣化を引き起こすことが問題である。
【0009】従って、本発明の目的は、バックアップ処
理のために凍結しているデータの更新処理時間を短縮す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的に鑑
みなされたもので、アプリケーションがデバイスドライ
バを介してファイル装置を制御するシステムのデータバ
ックアップ方式において、通常データを格納する運用フ
ァイル装置と、バックアップ時に使用する代替ファイル
装置と、前記運用ファイル装置/代替ファイル装置への
アクセス切替え手段と、バックアップを制御する手段と
を備え、前記アクセス切替え手段はバックアップ実行中
に発生する前記運用ファイル装置への書き込みを前記代
替ファイル装置へ行い、前記運用ファイル装置の読み込
みが前記代替ファイル装置に書き込んだエリアに対して
行われたのであれば前記代替ファイル装置から読み込む
アクセス切替えを行う機能を持ち、また前記バックアッ
プを制御する手段は、バックアップを終了後、前記代替
ファイル装置へ書き込んだデータを前記運用ファイル装
置の該当エリアに転送する機能を有することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明は、アプリケーションがデバ
イスドライバを介してファイル装置を制御するシステム
のデータバックアップ方式において、通常データを書き
込み・読み出す運用ファイル装置と、バックアップ時に
使用する代替ファイル装置と、前記運用ファイル装置/
代替ファイル装置へのアクセス切替え手段とを備え、前
記アクセス切替え手段は、前記バックアップ実行中に発
生する前記運用ファイル装置への書き込みを前記代替フ
ァイル装置へ行い、前記運用ファイル装置の読み込みが
前記代替ファイル装置に書き込んだエリアに対して行わ
れたのであれば前記代替ファイル装置から読み込み、前
記代替ファイル装置が前記運用ファイル装置のバックア
ップを行う機能を有し、且つ、バックアップを終了後前
記代替ファイル装置へ書き込んだデータを前記運用ファ
イル装置の該当エリアに転送する機能を有することを特
徴とする。
【0012】また、上記データバックアップ方式におい
て、前記アクセス切替え手段は、アドレス変換モジュー
ルからなり、前記アクセス切替えはアドレス変換テーブ
ルの内容に従って、前記運用ファイル装置のアドレスと
前記代替ファイル装置のアドレスとを変換することを特
徴とする。
【0013】又、本発明は、アプリケーションプログラ
ムがデバイスドライバを介してファイル装置を制御する
データバックアップ方式において、前記アプリケーショ
ンプログラムと、前記アプリケーションプログラムから
入出力要求を受けるデバイスドライバと、デバイスドラ
イバによりアドレス変換モジュールを介して前記入出力
要求を送出される入出力バスと、バックアップ管理アプ
リケーションからのバックアップ要求を受ける前記入出
力バスに接続されるバックアップモジュールと、前記バ
ックアップモジュールと前記アドレス変換モジュールと
に接続されるアドレス変換テーブルと、前記入出力バス
に接続され前記アプリケーションプログラムに従って書
込み・読み出しを行う運用デバイスと、前記入出力バス
に接続されデータバックアップ用のバックアップデバイ
スと、前記入出力バスに接続されバックアップ実行中の
前記運用デバイスへの書込み・読み出しの要求がある場
合に代替される代替デバイスとを備えたことを特徴とす
る。
【0014】また、上記データバックアップ方式におい
て、前記アドレス変換テーブルは、前記バックアップ実
行中の前記運用デバイスへの書込み・読み出しの要求時
に前記運用デバイスと前記代替デバイスのアドレス変換
用のテーブルであることを特徴とする。また、上記デー
タバックアップ方式において、前記バックアップ実行中
に発生する前記運用ファイル装置への書き込みを前記代
替ファイル装置へ行い、前記運用ファイル装置の読み込
みが前記代替ファイル装置に書き込んだエリアに対して
行われたのであれば前記代替ファイル装置から読み込
み、前記代替ファイル装置が前記運用ファイル装置のバ
ックアップを行う機能を有することを特徴とする。
【0015】さらに、具体的には、本発明のデータバッ
クアップ方式は、図1を参照して、通常データを格納す
る運用デバイス(図1の7)とは別に、バックアップ時
に使用する代替デバイス(図1の9)と、運用/代替フ
ァイル装置へのアクセス切替え(図1の3)と、バック
アップを制御する機能(図1の5)と、およびアクセス
の切替えとバックアップ制御に使用するアドレス変換テ
ーブル(図1の6)とを有する。
【0016】バックアップ実行中に発生する運用ファイ
ル装置への書き込みを代替ファイル装置へ行い、運用デ
バイスのデータをバックアップ開始時の状態を保持す
る。バックアップ中の読み込みが、代替ファイル装置に
書き込んだエリアに対してであれば、代替ファイル装置
から読み込むことにより、一般アプリケーションは運用
デバイスに書き込んでいるのと同じ状態に見える。書き
込みに際しては、本来運用デバイスに書き込むべき個所
が代替デバイスへの書き込みになるだけなので、処理時
間に変わりはない。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕以下、本発明の第1の実施形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施形態の一例を示
すシステム構成例である。図1に示す実施形態は、一般
アプリケーションプログラム1からの入出力要求はデバ
イスドライバ2に発行され、デバイスドライバ2はアド
レス変換モジュール3を通して入出力バス10に接続さ
れる。また、バックアップ管理アプリケーション4から
のバックアップ要求はバックアップモジュール5に対し
て発行され、バックアップモジュール5は入出力バス1
0に接続される。バックアップモジュール5とアドレス
変換モジュール3は接続され、アドレス変換モジュール
3はアドレス変換テーブル6と接続され、バックアップ
モジュール5もアドレス変換テーブル6と接続される。
アドレス変換テーブル6には、代替元と代替先とをペア
として格納されており、代替元としては、運用ファイル
装置の運用デバイス7のIDと、アドレスおよびカウン
トと、それに対応する代替先としては、代替ファイル装
置の代替デバイス9上のアドレスが記録される。入出力
バス10には、記憶媒体として、運用デバイス7、バッ
クアップデバイス8および代替デバイス9が接続され
る。
【0019】次に、図1による実施形態の動作について
図2、図3を参照しながら詳細に説明する。
【0020】通常、一般アプリケーション1からの入出
力要求は、デバイスドライバ2に対して発行され、続い
てその入出力要求は、デバイスドライバ2からアドレス
変換モジュール3を経由して入出力バス10に接続され
ている運用デバイス7に対して発行される。こうして、
通常の動作においては、一般のアプリケーションプログ
ラムは、入出力バス10を介して、運用デバイス7にデ
ータを格納したり、運用デバイス7に格納されているデ
ータを読み出して、所定の処理プログラムを実行してい
る。
【0021】一方、バックアップ管理アプリケーション
4からのバックアップ要求は、バックアップモジュール
5に対して発行される。
【0022】図2は本発明のバックアップモジュール5
の論理流れ図を示す。バックアップ処理が開始される
と、動作ステップS1でアドレス変換テーブル6の初期
化を実施する。その後、動作ステップS2で、アドレス
変換モジュール3に対してバックアップ処理を開始する
旨の通知を行う。すると、アドレス変換モジュール3が
後述する通り、必要に応じて運用デバイス7へのアクセ
スのアドレスから代替デバイス9のアドレスへの変換を
開始する。バックアップモジュール5は、動作ステップ
S3で、運用デバイス7のデータをバックアップデバイ
ス8へ転送する。
【0023】全データの転送が完了すると、動作ステッ
プS4で、データバックアップ中にアドレス変換モジュ
ール3によってアドレス変換テーブル6にアドレス変換
データが書き込まれているかどうかチェックする。チェ
ックの結果データが存在すると、動作ステップS5で、
アドレス変換テーブル6の先頭の代替データの復旧を開
始する事をアドレス変換モジュール3に通知する。そし
て、動作ステップS6で代替デバイス9に書き込まれた
更新データを運用デバイス7に復旧させ、動作ステップ
S7で、復旧が終了したアドレス変換テーブル6のデー
タをクリアする。その後、動作ステップS8にてそのデ
ータに対する復旧作業が終了した事を、アドレス変換モ
ジュール3に対して通知する。そして、動作ステップS
4に戻り、アドレス変換テーブル6のデータを再度チェ
ックする。代替処理された全てのデータの復旧が終了す
ると、動作ステップS9でバックアップ処理の終了をア
ドレス変換モジュール3に通知する。
【0024】図3は本発明のアドレス変換モジュール3
の論理流れ図を示す。入出力処理が開始されると、動作
ステップS11で運用デバイス7がバックアップ中かど
うか判断する。バックアップ中であれば前述した通り、
バックアップモジュール5より、バックアップ中である
との情報が通知される。もし、バックアップ中でなけれ
ば、動作ステップS12でアドレス変換モジュール3は
アドレス変換を行わずにそのまま運用デバイス7に対し
て一般アプリケーション1の入出力要求を発行する。バ
ックアップ中であれば、動作ステップS13に移行し、
一般アプリケーション1が稼働中であるので、その稼働
中における一般アプリケーション1の入出力要求の領域
がアドレス変換テーブル6に存在するかどうか判断す
る。入出力要求の領域がアドレス変換テーブル6に存在
していない場合は、動作ステップS14にて入出力要求
がRead命令かどうかチェックし、もしRead命令
なら動作ステップS15にて運用デバイス7に対してR
ead命令を発行する。動作ステップS14のチェック
の結果、Write命令であれば、動作ステップS16
にて代替デバイス9のアドレスをアドレス変換テーブル
6に登録し、動作ステップS17で、代替デバイス9へ
のWrite命令を発行する。
【0025】また、動作ステップS13で、アドレス変
換テーブル6にすでに存在している場合は、動作ステッ
プS18にてライト要求であるかチェックし、リード要
求であれば、動作ステップS19にてアドレス変換テー
ブル6のデータよりアドレスを変換し、動作ステップS
20にて代替デバイス9へRead命令/Write命
令を発行する。動作ステップS18でのチェックでライ
ト要求なら動作ステップS21で対象となるエリアが復
旧中であるかどうか調べる。復旧中はバックアップモジ
ュール5より復旧中であるとの情報が通知される。復旧
中でなければ前述した動作ステップS19の処理を行
う。もし復旧中なら、動作ステップS22にてそのエリ
アに対する復旧作業が終了するまで待ち合わせる。復旧
作業が終了すれば動作ステップS23で運用デバイス7
へライト要求を発行する。
【0026】上述した実施形態では、バックアップ中の
更新データは代替デバイスに格納する例を示したが、こ
れはメインメモリに格納するようにしても良いし、キャ
ッシュメモリに格納しても良いことは言うまでもない。
【0027】〔第2実施形態〕本発明の第2の実施形態
について、図4を参照しつつ説明する。一般アプリケー
ションプログラム11が、デバイスドライバ12を介し
てファイル装置13を制御するシステムにおいて、通常
の運用ファイル装置15とは別にバックアップ時に使用
する代替ファイル装置16と運用/代替ファイル装置へ
のアクセス切替えとバックアップを制御する機能を持
ち、バックアップ実行中に発生する運用ファイル装置1
5への書き込みは代替ファイル装置16へ行い、読み込
みが代替ファイル装置16に書き込んだエリアに対して
であれば、代替ファイル装置16から読み込み、運用フ
ァイル装置15のバックアップを行う。また、バックア
ップを終了後、代替ファイル装置16へ書き込んだデー
タを運用ファイル装置15の該当エリアに転送する。
【0028】一般アプリケーション11からの入出力要
求はデバイスドライバ12に対して発行され、デバイス
ドライバ12からアドレス管理モジュール13を通し運
用デバイス15に発行される。バックアップ管理アプリ
ケーション14は、運用デバイス15のバックアップの
必要が生じた場合、バックアップ実行中であるフラグを
立て、アドレス管理モジュール13に対してアクセスの
代替処理を指示する。この指示によりアドレス管理モジ
ュール13は、運用デバイス15への書き込み要求のア
ドレスを、その運用デバイスのデバイス名とその書き込
み容量を示すカウント数とともに、アドレス変換テーブ
ル20の代替元21に書き込むと共に、代替先22のデ
バイス名とそのアドレスとを決定し、書き込みを代替デ
バイス16に対して行う。一方、読み込み要求が来た場
合はアドレス変換テーブル20を検索して、代替デバイ
ス16に書き込んだエリアかどうか判断し、代替デバイ
ス16に書き込んだエリアなら、その代替デバイス16
からデータを読み込む。
【0029】また、バックアップ管理アプリケーション
14は前述の処理後、ディスクアドレス管理モジュール
13に対して運用デバイス15のデータをバックアップ
装置17にバックアップするよう指示する。この指示に
よりアドレス管理モジュール13は、前述の代替処理を
行いながら運用デバイス15のデータをバックアップ装
置17に転送する。バックアップが終了したら、バック
アップ管理アプリケーション14はアドレス管理モジュ
ール13に対して、代替デバイス16のデータを運用デ
バイス15の本来のエリアに書き込むよう指示する。ア
ドレス管理モジュール13は、内部のアドレス変換テー
ブル20を参照し代替デバイス16のデータを運用デバ
イス15へ戻す。
【0030】以上より、バックアップデータはバックア
ップを起動した時点のデータの内容が保持され、データ
整合性が確保されながらバックアップ実行中に、アプリ
ケーションプログラムの動作を停止せずに、システム運
用が可能となる。
【0031】なお、上記実施形態では、バックアップ実
行スタートを指示した時点から、運用デバイス15への
書き込み・読出しを代替デバイス16に代替するように
したが、バックアップ管理アプリケーションにおいて、
定期的にバックアップを実行するとした場合には、定期
時間が来た時点で代替デバイス16に代替するようにし
てもよい。
【0032】また、上記実施形態では、代替デバイス1
6が複数台使用される場合のために、アドレス変換テー
ブル20に代替先22のデバイス名を記録するようにし
ているが、代替デバイス16が1台の場合には、このデ
バイス名の欄は不要である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、バックアップ対象デー
タを一旦読みだして退避し、そこに更新データを書き込
む代わりに、直接代替デバイスに書き込んだデータを読
み出して運用デバイスに書き込めばよいだけであり、バ
ックアップデバイスから読みだす必要が無いので、バッ
クアップ処理のために凍結しているデータの更新処理時
間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステム構成図で
ある。
【図2】図1に示すバックアップモジュールの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】図2に示すアドレス変換モジュールの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態を示すシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
1 一般アプリケーション 2 デバイスドライバ 3 アドレス変換モジュール 4 バックアップ管理アプリケーション 5 バックアップモジュール 6 アドレス変換テーブル 7 運用デバイス 8 バックアップデバイス 9 代替デバイス 10 入出力バス S1〜S9、S11〜S23 動作ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションがデバイスドライバを
    介してファイル装置を制御するシステムのデータバック
    アップ方式において、 通常データを格納する運用ファイル装置と、バックアッ
    プ時に使用する代替ファイル装置と、前記運用ファイル
    装置/代替ファイル装置へのアクセス切替え手段と、バ
    ックアップを制御する手段とを備え、 前記アクセス切替え手段は、バックアップ実行中に発生
    する前記運用ファイル装置への書き込みを前記代替ファ
    イル装置へ行い、前記運用ファイル装置の読み込みが前
    記代替ファイル装置に書き込んだエリアに対して行われ
    たのであれば前記代替ファイル装置から読み込むアクセ
    ス切替えを行う機能を有し、前記バックアップを制御す
    る手段は、バックアップを終了後、前記代替ファイル装
    置へ書き込んだデータを前記運用ファイル装置の該当エ
    リアに転送する機能を有することを特徴とするデータバ
    ックアップ方式。
  2. 【請求項2】 アプリケーションがデバイスドライバを
    介してファイル装置を制御するシステムのデータバック
    アップ方式において、 通常データを書き込み・読み出す運用ファイル装置と、
    バックアップ時に使用する代替ファイル装置と、前記運
    用ファイル装置/代替ファイル装置へのアクセス切替え
    手段とを備え、 前記アクセス切替え手段は、前記バックアップ実行中に
    発生する前記運用ファイル装置への書き込みを前記代替
    ファイル装置へ行い、前記運用ファイル装置の読み込み
    が前記代替ファイル装置に書き込んだエリアに対して行
    われたのであれば前記代替ファイル装置から読み込み、
    前記代替ファイル装置が前記運用ファイル装置のバック
    アップを行う機能を有し、且つ、バックアップを終了後
    前記代替ファイル装置へ書き込んだデータを前記運用フ
    ァイル装置の該当エリアに転送する機能を有することを
    特徴とするデータバックアップ方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のデータバックア
    ップ方式において、前記アクセス切替え手段は、前記バ
    ックアップ実行中に発生した前記運用ファイル装置への
    書き込み・読出しと前記代替ファイル装置とのアドレス
    変換関係のアドレス変換テーブルの内容に従って、前記
    運用ファイル装置のアドレスと前記代替ファイル装置の
    アドレスとを変換することを特徴とするデータバックア
    ップ方式。
  4. 【請求項4】 アプリケーションプログラムがデバイス
    ドライバを介してファイルデバイスを制御するデータバ
    ックアップ方式において、 前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーシ
    ョンプログラムから入出力要求を受けるデバイスドライ
    バと、デバイスドライバによりアドレス変換モジュール
    を介して前記入出力要求を送出される入出力バスと、バ
    ックアップ管理アプリケーションからのバックアップ要
    求を受ける前記入出力バスに接続されるバックアップモ
    ジュールと、前記バックアップモジュールと前記アドレ
    ス変換モジュールとに接続されるアドレス変換テーブル
    と、前記入出力バスに接続され前記アプリケーションプ
    ログラムに従って書込み・読み出しを行う運用デバイス
    と、前記入出力バスに接続されデータバックアップ用の
    バックアップデバイスと、前記入出力バスに接続されバ
    ックアップ実行中の前記運用デバイスへの書込み・読み
    出しの要求がある場合に代替される代替デバイスとを備
    えたことを特徴とするデータバックアップ方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータバックアップ方
    式において、前記アドレス変換テーブルは、前記バック
    アップ実行中の前記運用デバイスへの書込み・読み出し
    の要求時に書き込まれる前記運用デバイスと前記代替デ
    バイスのアドレス変換用のテーブルであることを特徴と
    するデータバックアップ方式。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のデータバックア
    ップ方式において、前記バックアップ実行中に発生する
    前記運用ファイル装置への書き込みを前記代替ファイル
    装置へ行い、前記運用ファイル装置の読み込みが前記代
    替ファイル装置に書き込んだエリアに対して行われたの
    であれば前記代替ファイル装置から読み込み、前記代替
    ファイル装置が前記運用ファイル装置のバックアップを
    行う機能を有することを特徴とするデータバックアップ
    方式。
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