JPH10340181A - 送受話用ハンドセット付きパーソナルコンピュータ - Google Patents

送受話用ハンドセット付きパーソナルコンピュータ

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JPH10340181A
JPH10340181A JP9149576A JP14957697A JPH10340181A JP H10340181 A JPH10340181 A JP H10340181A JP 9149576 A JP9149576 A JP 9149576A JP 14957697 A JP14957697 A JP 14957697A JP H10340181 A JPH10340181 A JP H10340181A
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耕二 山宮
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Taiko Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手のよい送受話用ハンドセット付きパ
ーソナルコンピュータを提供する。 【解決手段】 通信ラインに接続されたパーソナルコン
ピュータ10に、ハンドセット20が接続されたもので
ある。パーソナルコンピュータ10は、通信ラインを介
して受信した音声データをハンドセット20に対して出
力するようにし、また、ハンドセットからの音声データ
を通信ラインに対して出力するようにするための音声ド
ライバ12と、ハンドセットとの音声データのやり取り
をするための通信ポートドライバ11とを備える。ハン
ドセット20は、RS−232Cケーブル30を通じて
パーソナルコンピュータ10と接続される。ハンドセッ
ト20は、フックスイッチHSがオフフックの状態とな
ったときにのみ、音声データをパーソナルコンピュータ
に送出する。音声ドライバ12は、ハンドセット20か
らの音声データの有無によりフックスイッチHSの状態
を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送受話用ハンド
セット付きのパーソナルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】電話網やLANなどの通信ラインにパー
ソナルコンピュータが接続され、パーソナルコンピュー
タ間でデータのやり取りをするネットワークシステムが
普及している。この場合には、通信ラインと各パーソナ
ルコンピュータとの間には、ターミナルアダプタやネッ
トワークインターフェースカードが設けられて、送信デ
ータを通信ライン上を伝送できる形態のものに変換し、
また、他のパーソナルコンピュータから送られてくる受
信データをパーソナルコンピュータで扱うことができる
データに変換するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近は、前
記通信ラインを通じてパーソナルコンピュータの操作者
同志で通話をできるようにすることが考えられており、
パーソナルコンピュータに送受話用ハンドセット(以
下、単にハンドセットという)を接続することが考えら
れている。
【0004】この場合のハンドセットのパーソナルコン
ピュータに対する接続態様として、サウンドボードを用
いる方法が考えられている。すなわち、パーソナルコン
ピュータにサウンドボードを実装すると共に、ハンドセ
ットとの間での音声データの授受のためのアプリケーシ
ョンをインストールする。これにより、パーソナルコン
ピュータは、ハンドセットのマイクロホンからの送話音
声データを、サウンドボードから受けて通信ラインに送
出し、また、通信ラインから取得した相手方からの音声
データ(受話音声データ)を、サウンドボードを通じて
ハンドセットに送り、そのスピーカから放音するように
することができる。
【0005】しかし、このようにサウンドボードを用い
てハンドセットをパーソナルコンピュータに対して接続
するようにする場合には、サウンドボードからではハン
ドセットのフックスイッチの情報をパーソナルコンピュ
ータが取得することができないため、例えばキーボード
からフックスイッチの情報を入力する必要がある。
【0006】このため、ユーザが電話機用として習慣的
に慣れているハンドセットによるオンフック操作および
オフフック操作とは、異なる操作となってしまい、使い
勝手が悪くなるおそれがある。
【0007】また、サウンドボードを通話用に占有する
ため、通常のサウンド入出力(例えばエラー音、メッセ
ージ音などの入出力)を行うためには、別のサウンドボ
ードを用意しなければならないという不都合もある。さ
らには、ハンドセットとサウンドボードとの間で、音声
レベルの調整が必要となったりする不都合もある。
【0008】この発明は、以上の欠点を一掃して、使用
者が習慣的に慣れているオンフック操作およびオフフッ
ク操作により、通話を可能にすることができるハンドセ
ット付きパーソナルコンピュータを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるハンドセット付きパーソナルコンピ
ュータは、通信ラインに接続されたパーソナルコンピュ
ータに、送受話用ハンドセットが接続されたものであっ
て、前記パーソナルコンピュータは、前記通信ラインを
介して受信した音声データを前記送受話用ハンドセット
に対して出力するようにし、また、前記送受話用ハンド
セットからの音声データを前記通信ラインに対して出力
するようにするための音声ドライバと、前記音声ドライ
バに接続され、前記送受話用ハンドセットとのデータの
やり取りをする第1の通信インターフェース手段と、を
備え、前記送受話用ハンドセットは、送話音声を収音す
るためのマイクロホンと、受話音声を放音するためのス
ピーカと、前記パーソナルコンピュータの第1の通信イ
ンターフェース手段と接続するための第2の通信インタ
ーフェース手段と、前記マイクロホンからの音声信号を
前記第2の通信インターフェース手段に送出するために
デジタル信号に変換し、また、前記第2の通信インター
フェース手段からのデジタル信号をスピーカに供給する
ためにアナログ音声信号に変換するアナログ・デジタル
変換部と、フックスイッチと、を備え、前記送受話用ハ
ンドセットは、前記フックスイッチがオフフックの状態
となったときにのみ、データを前記第2の通信インター
フェースを通じて前記パーソナルコンピュータに送出可
能に構成され、前記パーソナルコンピュータの前記音声
ドライバは、前記送受話用ハンドセットから送られてく
るデータの有無によりフックスイッチの状態を検知する
ようにすることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成においては、ハンドセットのフック
スイッチによりオフフック状態になったときには、ハン
ドセットから、第2の通信インターフェースを通じて音
声データが、パーソナルコンピュータに対して送出され
る。
【0011】パーソナルコンピュータでは、第1の通信
インターフェースを通じてハンドセットから送られてく
るデータを音声ドライバに取り込む。音声ドライバは、
この情報の取得により、「ハンドセットからのデータ
有」を検知すると、ハンドセットの状態は、フックスイ
ッチがオフフック状態であると判定する。
【0012】一方、ハンドセットのフックスイッチの状
態がオンフック状態であるときには、第2の通信インタ
ーフェースを通じてのデータの送出は行われないので、
パーソナルコンピュータの音声ドライバは、「ハンドセ
ットからのデータ無し」として、ハンドセットのフック
スイッチは、オンフック状態であると判定する。
【0013】したがって、この発明によれば、パーソナ
ルコンピュータのキーボードなどからの入力を行うこと
なく、ハンドセットにより習慣的に行われているオンフ
ック、オフフック操作により、パーソナルコンピュータ
を通じての通話の起動(発信や着信)操作を行うことが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるハンドセッ
ト付きパーソナルコンピュータの実施の形態を図を参照
しながら説明する。
【0015】図2は、ネットワーク上におけるこの実施
の形態のハンドセット付きパーソナルコンピュータの接
続態様を示す図である。この図2の例では、LAN4上
に接続された複数のパーソナルコンピュータ10がゲー
トウエイ/ルータ5を介してISDN網1に接続されて
いる状態と、ISDN網1にターミナルアダプタ2を介
してパーソナルコンピュータ10が接続されている状態
を示している。パーソナルコンピュータ10には、それ
ぞれハンドセット20が接続されている。そして、LA
N4に接続されたパーソナルコンピュータ10は、図示
しないが、ネットワークインターフェースカードを備え
ている。
【0016】図1は、この実施の形態におけるパーソナ
ルコンピュータ10およびハンドセット20の要部の機
能ブロック図である。
【0017】この図1に示すように、この例では、パー
ソナルコンピュータ10とハンドセット20との間は、
RS−232C規格によるシリアルインターフェースに
より接続される。そして、このシリアルインターフェー
スによる調歩式通信のインターフェースデバイスとし
て、この例では、パーソナルコンピュータ間の調歩式非
同期通信で一般的に用いられるUART(Universal As
ynchronous Receiver/Transmitter )が用いられる。
【0018】すなわち、パーソナルコンピュータ10と
ハンドセット20との間は、RS−232C規格ケーブ
ル30により接続されている。そして、パーソナルコン
ピュータ10側には、このケーブル30に対して通信ポ
ートドライバ11が設けられると共に、この通信ポート
ドライバ11に対して、音声ドライバ12が設けられ
る。音声ドライバ12には、ローカルストレージとして
のバッファメモリ13が設けられている。
【0019】通信ポートドライバ11は、上位からの通
信ポート(RS−232C)への入出力要求を処理し、
ハードウエアを制御して通信ポートへのデータのやり取
りを処理する。
【0020】音声ドライバ12は、LANやISDN網
などの通信網を介して受信した音声データ、あるいはバ
ッファメモリ13に蓄積されている音声データを、ハン
ドセット20に出力する。また、ハンドセット20から
入力した音声データを、通信網あるいは通信ラインに出
力、または、バッファメモリ13に記録するようにす
る。実際的には、音声ドライバ12は、ハンドセット2
0に音声データを出力する際には、その前に、通信ポー
トドライバ11に送信要求を出し、また、ハンドセット
20からの音声データの取得の際には、その前にデータ
受信要求を通信ポートドライバ11に出力する。
【0021】音声ドライバ12は、また、後述するよう
に、ハンドセット20からのデータの有無の判定に基づ
いて、ハンドセット20のフックスイッチの状態を判別
して、管理する機能をも備えている。
【0022】一方、ハンドセット20は、RS−232
C規格ケーブル30に対して接続されるUART受信部
21RおよびUART送信部21Tを備える。そして、
UART受信部21Rの出力端およびUART送信部2
1Tの入力端は、制御部22に接続される。さらに、ハ
ンドセット20は、受話音声の放音用のスピーカ24
と、送話音声の収音用のマイクロホン25とを備えると
共に、これらスピーカ24およびマイクロホン25と制
御部22との間に、アナログ・デジタル変換部23を備
える。
【0023】UART受信部21Rは、通信ポート(R
S−232C)から音声データを受信し、UART送信
部21Tは、通信ポート(RS−232C)へ音声デー
タを送信する。
【0024】制御部22は、FIFOメモリ22Mを備
え、UART受信部21Rから受信した音声データをこ
のFIFOメモリ22Mに書き込み、時間的揺らぎを吸
収する。そして、このFIFOメモリ22Mから定期的
に音声データを読み出して、アナログ・デジタル変換部
23に出力する。制御部22は、また、定期的にアナロ
グ・デジタル変換部23からの音声データを入力し、U
ART送信部21Tに出力する。
【0025】アナログ・デジタル変換部23は、制御部
22からのデジタル音声データをアナログ音声信号に変
換し、スピーカ24に出力する。また、マイクロホン2
5からのアナログ音声信号をデジタル音声データに変換
し、制御部22に出力する。この例の場合、制御部22
に対してハンドセット20のフックスイッチHSが接続
され、このフックスイッチHSがオンフック状態のとき
には、制御部23は、上述の動作を停止する。したがっ
て、制御部22は、フックスイッチHSの状態がオンフ
ックの状態のときには、音声データをUART送信部2
1Tに送らず、オフフックの状態になったときにのみ、
UART送信部21Tを通じてパーソナルコンピュータ
10に対して音声データを送るように動作する。
【0026】この例の場合、フックスイッチHSは、図
3に示すように、ハンドセット20の筐体に設けられて
おり、図示しない置き台からハンドセット20を取り上
げたときに、オフフックの状態になり、置き台に戻すと
オンフックの状態となる。すなわち、通常の電話機のハ
ンドセットの操作と同じ操作で、オンフック状態、オフ
フック状態になる。なお、図3において、SPは、スピ
ーカ24が設けられている部分を示し、また、MCは、
マイクロホン25が設けられている部分を示している。
【0027】以上のような構成において、パーソナルコ
ンピュータ10の音声ドライバ12は、ハンドセット2
0のフックスイッチHSの状態を、ハンドセット20か
らのデータの到来の有無により判定する。
【0028】図4は、パーソナルコンピュータ10の音
声ドライバ12のハンドセット20からのデータの受信
時の処理のフローチャートで、ハンドセット20のフッ
クスイッチHSの状態の判定および管理の処理も含む。
【0029】すなわち、音声ドライバ12は、通信ポー
トドライバ11にデータ受信要求を送る(ステップS
1)。通信ポートドライバ11は、この要求を受ける
と、通信ポート(RS−232C)からの受信音声デー
タがあれば、それを音声ドライバ12に送る。
【0030】このとき、ハンドセット20のフックスイ
ッチHSの状態がオンフック状態であれば、前述したよ
うに、制御部22は動作を停止しているので、UART
送信部21Tからの送信音声データは存在しない。一
方、フックスイッチHSの状態がオフフック状態であれ
ば、前述したように、制御部22は動作状態であるの
で、マイクロホン25で収音された何等かの音声データ
がUART送信部21Tからパーソナルコンピュータ1
0に送られる。
【0031】したがって、パーソナルコンピュータ10
の音声ドライバ12は、ハンドセット20からの音声デ
ータを検知したときには、ハンドセット20の状態は、
オフフック状態であると判定し、ハンドセット20から
の音声データを検知しなかったときには、ハンドセット
20の状態は、オンフック状態であると判定することが
できる。
【0032】すなわち、音声ドライバ12では、ステッ
プS1において通信ポートドライバ11にデータ受信要
求を出した後、ステップS2でハンドセット20からの
音声データの有無を判別する。そして、ステップS3
で、音声データ無しの状態が、予め定めた一定時間以上
継続したと判別したときには、ハンドセット20の状態
はオンフック状態であるので、ステップS4に進み、ハ
ンドセット20のフックスイッチHSの状態の管理テー
ブルにおいて、現状がオンフック状態になっているか否
か判別し、オンフック状態になっていれば、ステップS
1に戻る。
【0033】ステップS4で、前記管理テーブルにおい
て、現状がオンフック状態になっていなければ、ステッ
プS5に進んで、通信を実行するアプリケーションに、
オンフック状態を通知した後、ステップS6で管理テー
ブルをオンフック状態に設定する。
【0034】また、ステップS2で音声データが有ると
判定したときには、それはオフフック状態と判定すべき
であるので、ステップS7に進み、ハンドセット20の
フックスイッチHSの状態の管理テーブルにおいて、現
状がオフフック状態になっているか否か判別し、オフフ
ック状態になっていなれば、ステップS8に進み、通信
を実行するアプリケーションに、オンフック状態を通知
した後、ステップS9で管理テーブルをオフフック状態
に設定する。
【0035】また、ステップS7で現状がオフフック状
態になっていると判別したときには、ステップS10に
進み、前記通信を実行するアプリケーションに、送信す
べき音声データの受信を通知する。なお、この受信した
音声データは、必要に応じてバッファメモリ13に一時
蓄えられる。
【0036】以上は、パーソナルコンピュータ10にお
いて、ハンドセット20からの音声データの受信処理、
すなわち、通話における送話の処理ルーチンを示すもの
である。通話における受話の処理ルーチンは、ハンドセ
ット20への音声データの送信処理となる。このハンド
セット20への音声データの送信処理の際の音声ドライ
バ12における処理ルーチンは、図5に示すようなもの
となる。
【0037】例えば前記通信を実行するアプリケーショ
ンで通話先からの音声データを取得したときには、それ
が音声ドライバ12に通知され、音声再生要求が発生す
る。そこで、まず、ステップS11で、この音声再生要
求が発生しているか否か判別する。
【0038】音声再生要求が発生しているときには、次
のステップS12に進み、ハンドセット20のフックス
イッチHSの状態の管理テーブルにおいて、現状がオン
フック状態になっているか否か判別し、オンフック状態
になっていれば、ステップS11に戻る。
【0039】ステップS12で、前記管理テーブルにお
いて、現状がオンフック状態ではなく、オフフック状態
であると判別したときには、ステップS13に進んで、
通信ポートドライバ11に音声データ送信要求を出力
し、次のステップS14で音声データを送出する。その
後、ステップS11に戻り、以上の処理を繰り返す。
【0040】なお、以上の音声ドライバ12における受
信処理および送信処理のルーチンは、それぞれ例えば一
定の時間間隔で起動されて、定期的に繰り返されるもの
である。
【0041】以上のようにして、ユーザが、ハンドセッ
ト20を取り上げるなどして、オフフック操作をする
と、パーソナルコンピュータ10は、上述のようにし
て、ハンドセット20のオフフック状態を自動的に検知
する。そして、パーソナルコンピュータ10は、このオ
フフック状態のハンドセット20との間で、RS−23
2Cケーブル30を通じて、音声データ(デジタル信
号)のやり取りをすると共に、ターミナルアダプタTA
を介してISDN網1を通じて他のパーソナルコンピュ
ータ10と、あるいはLAN4上においておよびゲート
ウエイ/ルータ5を介してISDN網1を通じて他のパ
ーソナルコンピュータ10や、電話機3などとの間で通
話の音声信号のやり取りを行う。
【0042】したがって、ユーザは、パーソナルコンピ
ュータ10のキーーボードなどからオフフックの情報を
入力するなどの操作をすることなく、電話機のハンドセ
ットを操作する場合と同様の操作により、通話を行うこ
とができるようになり、使い勝手が非常によい。
【0043】また、パーソナルコンピュータとハンドセ
ットとの間は、一般的にパーソナルコンピュータが標準
装備している汎用の通信インターフェースを用いるた
め、従来のサウンドボードを用いる場合のようにパーソ
ナルコンピュータに後から実装する必要がなく、簡単に
ハンドセットをパーソナルコンピュータに接続すること
ができるという効果がある。さらには、音声信号はデジ
タル信号の状態でパーソナルコンピュータとハンドセッ
トとの間でやり取りするので、サウンドボードを用いる
場合のような音声レベルの調整は不用である。
【0044】[他の例]上述の例では、制御部22に対
してフックスイッチHSが設けられたが、フックスイッ
チHSは、図6に示すように、ハンドセット20の電源
部26に対して設け、このフックスイッチHSを電源ス
イッチと兼用するようにしてもよい。
【0045】この例の場合には、ハンドセット20を置
き台から取り上げるオフフック操作をすると、フックス
イッチHSがオンとなり、電源部26が立ち上がる。す
ると、制御部22を含むハンドセット20の各部に電源
が供給され、動作状態になる。したがって、上述の例と
同様にして、制御部22からUART送信部21Tに音
声データが送出される状態になる。
【0046】したがって、パーソナルコンピュータ10
側は、前述の例の場合と全く同様の構成で、上述と同様
の処理動作により、ハンドセットのフックスイッチHS
の状態を検知することができ、上述の例と全く同様の作
用効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、習慣的なハンドセットのオンフック、オフフック操
作により通話を行うことができ、使い勝手のよいハンド
セット付きパーソナルコンピュータを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の要部を説明するための
機能ブロック図である。
【図2】ハンドセット付きパーソナルコンピュータの利
用形態を説明するための図である。
【図3】この発明の実施の形態におけるハンドセットの
一例の外観を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態の要部の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態の要部の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】この発明の他の実施の形態の要部を説明するた
めの機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 11 通信ポートドライバ 12 音声ドライバ 13 バッファメモリ 20 ハンドセット 21R UART受信部 21T UART送信部 22 制御部 23 アナログ・デジタル変換部 24 スピーカ 25 マイクロホン 26 電源部 HS フックスイッチ 30 RS−232Cケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ラインに接続されたパーソナルコンピ
    ュータに、送受話用ハンドセットが接続されたものであ
    って、 前記パーソナルコンピュータは、 前記通信ラインを介して受信した音声データを前記送受
    話用ハンドセットに対して出力するようにし、また、前
    記送受話用ハンドセットからの音声データを前記通信ラ
    インに対して出力するようにするための音声ドライバ
    と、 前記音声ドライバに接続され、前記送受話用ハンドセッ
    トとのデータのやり取りをする第1の通信インターフェ
    ース手段と、 を備え、 前記送受話用ハンドセットは、 送話音声を収音するためのマイクロホンと、 受話音声を放音するためのスピーカと、 前記パーソナルコンピュータの第1の通信インターフェ
    ース手段と接続するための第2の通信インターフェース
    手段と、 前記マイクロホンからの音声信号を前記第2の通信イン
    ターフェース手段に送出するためにデジタル信号に変換
    し、また、前記第2の通信インターフェース手段からの
    デジタル信号をスピーカに供給するためにアナログ音声
    信号に変換するアナログ・デジタル変換部と、 フックスイッチと、 を備え、 前記送受話用ハンドセットは、前記フックスイッチがオ
    フフックの状態となったときにのみ、データを前記第2
    の通信インターフェースを通じて前記パーソナルコンピ
    ュータに送出可能に構成され、 前記パーソナルコンピュータの前記音声ドライバは、前
    記送受話用ハンドセットから送られてくるデータの有無
    によりフックスイッチの状態を検知するようにすること
    を特徴とする送受話用ハンドセット付きパーソナルコン
    ピュータ。
  2. 【請求項2】前記送受話用ハンドセットの前記フックス
    イッチは、この送受話用ハンドセットの電源回路に対し
    て設けられ、前記フックスイッチがオフフック状態にさ
    れたときに、前記電源回路が起動されることを特徴とす
    る請求項1に記載の送受話用ハンドセット付きパーソナ
    ルコンピュータ。
JP14957697A 1997-06-06 1997-06-06 送受話用ハンドセット付きパーソナルコンピュータ Expired - Fee Related JP3584278B2 (ja)

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JP14957697A JP3584278B2 (ja) 1997-06-06 1997-06-06 送受話用ハンドセット付きパーソナルコンピュータ
US09/168,955 US6553023B1 (en) 1997-06-06 1998-10-09 Personal computer with transmission and reception handset

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US09/168,955 US6553023B1 (en) 1997-06-06 1998-10-09 Personal computer with transmission and reception handset

Publications (2)

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