JPH1033639A - 医薬用時間報知容器 - Google Patents
医薬用時間報知容器Info
- Publication number
- JPH1033639A JPH1033639A JP8220273A JP22027396A JPH1033639A JP H1033639 A JPH1033639 A JP H1033639A JP 8220273 A JP8220273 A JP 8220273A JP 22027396 A JP22027396 A JP 22027396A JP H1033639 A JPH1033639 A JP H1033639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- medicine
- timer
- buzzer
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬の服用時間が守られなくなると、薬の
処方を指示した医者の思惑とは異なり、病気の回復に支
障が出る。 【解決手段】 薬箱１に薬剤を入れ、蓋２のダイヤル７
を回して服用時間を時間表示板６に合わせセット／リセ
ットボタン８を押す。タイマー４に指定した服用時間が
来ると、ブザー５が鳴る。繰り返し同じ服用時間を指定
するときは、セット／リセットボタン８を押せば、次の
服用時間にブザー５が鳴る。また、ボード２１に電源、
ブザー、時計、タイマー、タイマー時間表示灯及び連絡
回路を組み込んで、ボード２１の前面下部に薬剤を入れ
る大袋２２と小袋２３を設置する方法もある。
処方を指示した医者の思惑とは異なり、病気の回復に支
障が出る。 【解決手段】 薬箱１に薬剤を入れ、蓋２のダイヤル７
を回して服用時間を時間表示板６に合わせセット／リセ
ットボタン８を押す。タイマー４に指定した服用時間が
来ると、ブザー５が鳴る。繰り返し同じ服用時間を指定
するときは、セット／リセットボタン８を押せば、次の
服用時間にブザー５が鳴る。また、ボード２１に電源、
ブザー、時計、タイマー、タイマー時間表示灯及び連絡
回路を組み込んで、ボード２１の前面下部に薬剤を入れ
る大袋２２と小袋２３を設置する方法もある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は薬を使用するため
のタイマー付き容器に関している。
のタイマー付き容器に関している。
【０００２】
【従来の技術】医院や薬局で購入する薬には服用時間が
指示されている。薬袋や容器に服用時間が「何時間毎」
と書いてあるとき、服用者は最初は緊張して服用時間を
守ろうと努力するが、度重なると服用時間を守ることが
おろそかになり易い。これは、薬袋や容器に服用時間が
表示されているが、服用時間の注意を促す方式となって
いないためである。処方薬、売薬を問わず、薬用として
使用されている薬用容器や薬収納箱には服用時間を報知
する容器や箱は見当たらない。また、目覚時計を代用す
る考えもあるが、薬の服用時間専用として使われるもの
でないため不完全である。
指示されている。薬袋や容器に服用時間が「何時間毎」
と書いてあるとき、服用者は最初は緊張して服用時間を
守ろうと努力するが、度重なると服用時間を守ることが
おろそかになり易い。これは、薬袋や容器に服用時間が
表示されているが、服用時間の注意を促す方式となって
いないためである。処方薬、売薬を問わず、薬用として
使用されている薬用容器や薬収納箱には服用時間を報知
する容器や箱は見当たらない。また、目覚時計を代用す
る考えもあるが、薬の服用時間専用として使われるもの
でないため不完全である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】高齢化社会を迎え、従
来の方法で、自分で薬の服用時間を管理するのが難しい
と感ずる老人が増えて来る。また、普通の人でも、病気
が回復するに従い服用時間を守らなくなる。子供の面倒
を見ている主婦が、色々な用事をこなしながら子供に与
える薬の服用時間を守ることは一層難しい。このよう
に、薬の服用時間が守られなくなると、薬の処方を指示
した医者の思惑とは異なり、病気の回復に支障が出る。
薬の効力を計算して服用時間を定めているにもかかわら
ず、服用者がこの指定時間を守れないとしたら、薬の効
果が切れている状態が存在することになり好ましくな
い。そこで、服用時間を厳守する方法を講ずる必要があ
るが、従来の技術ではこの課題に対応できないため、服
用時間の注意を喚起する器具が求められている。
来の方法で、自分で薬の服用時間を管理するのが難しい
と感ずる老人が増えて来る。また、普通の人でも、病気
が回復するに従い服用時間を守らなくなる。子供の面倒
を見ている主婦が、色々な用事をこなしながら子供に与
える薬の服用時間を守ることは一層難しい。このよう
に、薬の服用時間が守られなくなると、薬の処方を指示
した医者の思惑とは異なり、病気の回復に支障が出る。
薬の効力を計算して服用時間を定めているにもかかわら
ず、服用者がこの指定時間を守れないとしたら、薬の効
果が切れている状態が存在することになり好ましくな
い。そこで、服用時間を厳守する方法を講ずる必要があ
るが、従来の技術ではこの課題に対応できないため、服
用時間の注意を喚起する器具が求められている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１においては、薬
箱１に蓋２を蝶番で回動自由に固着する。蓋２は底部３
とカバー１０より形成されている。蓋２の底部３に、タ
イマー４、ブザー５、時間表示板６、ダイヤル７、セッ
ト／リセットボタン８、電源９を設置して、各部品を連
絡するように配線する。底部３を覆うカバー１０の中央
部が凹部１１となっていて、カバー１０の凹部１１上に
時間表示板６、ダイヤル７、セット／リセットボタン８
が突出あるいは表示されるようにする。薬箱１に薬剤を
入れ、蓋２のダイヤル７を回して服用時間を時間表示板
６に合わせ、セット／リセットボタン８を押す。タイマ
ー４に指定した服用時間が来ると、ブザー５が鳴る。繰
り返し同じ服用時間を指定するときは、セット／リセッ
トボタン８を押せば、次の服用時間にブザー５が鳴る。
箱１に蓋２を蝶番で回動自由に固着する。蓋２は底部３
とカバー１０より形成されている。蓋２の底部３に、タ
イマー４、ブザー５、時間表示板６、ダイヤル７、セッ
ト／リセットボタン８、電源９を設置して、各部品を連
絡するように配線する。底部３を覆うカバー１０の中央
部が凹部１１となっていて、カバー１０の凹部１１上に
時間表示板６、ダイヤル７、セット／リセットボタン８
が突出あるいは表示されるようにする。薬箱１に薬剤を
入れ、蓋２のダイヤル７を回して服用時間を時間表示板
６に合わせ、セット／リセットボタン８を押す。タイマ
ー４に指定した服用時間が来ると、ブザー５が鳴る。繰
り返し同じ服用時間を指定するときは、セット／リセッ
トボタン８を押せば、次の服用時間にブザー５が鳴る。
【０００５】請求項２においては、ボード２１に電源、
ブザー、時計、タイマー、タイマー時間表示灯及び連絡
回路を組み込んでいる。ボード２１の前面下部に薬剤を
入れる大袋２２と小袋２３を設置してある。組み込んだ
回路の時計機能及びタイマー機能を表示するため、ボー
ド２１上に、月日・曜日表示窓２４、時間表示窓２５、
タイマー設定ボタン２６、タイマー時間表示窓２７、リ
ピートボタン２８及びブザー用窓２９が形成されてい
る。
ブザー、時計、タイマー、タイマー時間表示灯及び連絡
回路を組み込んでいる。ボード２１の前面下部に薬剤を
入れる大袋２２と小袋２３を設置してある。組み込んだ
回路の時計機能及びタイマー機能を表示するため、ボー
ド２１上に、月日・曜日表示窓２４、時間表示窓２５、
タイマー設定ボタン２６、タイマー時間表示窓２７、リ
ピートボタン２８及びブザー用窓２９が形成されてい
る。
【０００６】
【発明実施の形態】請求項１に記載の薬箱の形状は丸
型、角型を問わず、サイズも大中小と使用できる。
型、角型を問わず、サイズも大中小と使用できる。
【０００７】請求項１に記載の薬箱及び請求項２に記載
のボードの材質は、木、合成樹脂、厚紙等が考えられ
る。
のボードの材質は、木、合成樹脂、厚紙等が考えられ
る。
【０００８】請求項１に記載のブザー及び請求項２に記
載のブザーに代えてオルゴールを使用したり、電子音に
よる音声を使用することもできる。
載のブザーに代えてオルゴールを使用したり、電子音に
よる音声を使用することもできる。
【０００９】請求項１に記載の薬箱と蓋間の固定は前面
のロック機構で行われる。
のロック機構で行われる。
【００１０】請求項１に記載のタイマーは、一定時間毎
に時間報知のリピート機構とすることが可能である。
に時間報知のリピート機構とすることが可能である。
【００１１】請求項２に記載のボードは壁掛型とスタン
ド型が考えられる。
ド型が考えられる。
【００１２】請求項２に記載の大袋、小袋は透明又は半
透明にすると収納物の確認が容易である。
透明にすると収納物の確認が容易である。
【００１３】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図１は請
求項１に記載の医薬用時間報知容器の斜視図である。薬
箱１に蓋２を蝶着してある。蓋２は底部３とカバー１０
で形成され、底部３に設置した時間表示板６、ダイヤル
７、セット／リセットボタン８は底部３の表面を覆うカ
バー１０の凹部１１より露出している。
求項１に記載の医薬用時間報知容器の斜視図である。薬
箱１に蓋２を蝶着してある。蓋２は底部３とカバー１０
で形成され、底部３に設置した時間表示板６、ダイヤル
７、セット／リセットボタン８は底部３の表面を覆うカ
バー１０の凹部１１より露出している。
【００１４】図２は請求項１に記載の医薬用時間報知容
器の蓋のカバーを外した際の斜視図である。蓋２の底部
３に、タイマー４、ブザー５、時間表示板６、ダイヤル
７、セット／リセットボタン８、電源９を設置してい
る。
器の蓋のカバーを外した際の斜視図である。蓋２の底部
３に、タイマー４、ブザー５、時間表示板６、ダイヤル
７、セット／リセットボタン８、電源９を設置してい
る。
【００１５】図３は請求項１に記載の医薬用時間報知容
器の図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。薬箱１に蝶
着された蓋２は各部品を配置した底部３とカバー１０で
構成されている。
器の図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。薬箱１に蝶
着された蓋２は各部品を配置した底部３とカバー１０で
構成されている。
【００１６】図４は請求項２に記載の医薬用時間報知容
器の正面図である。ボード２１の前面下部に薬剤を入れ
る大袋２２と小袋２３を設置し、月日・曜日表示窓２
４、時間表示窓２５、タイマー設定ボタン２６、タイマ
ー時間表示窓２７、リピートボタン２８及びブザー用窓
２９が形成されている。
器の正面図である。ボード２１の前面下部に薬剤を入れ
る大袋２２と小袋２３を設置し、月日・曜日表示窓２
４、時間表示窓２５、タイマー設定ボタン２６、タイマ
ー時間表示窓２７、リピートボタン２８及びブザー用窓
２９が形成されている。
【００１７】図５は請求項２に記載の医薬用時間報知容
器の図４のＡ′−Ａ′線に沿った断面図である。ボード
２１に時計等の各部品が組み込まれている状態を示す。
器の図４のＡ′−Ａ′線に沿った断面図である。ボード
２１に時計等の各部品が組み込まれている状態を示す。
【００１８】
【発明の効果】薬の効果を最大限に上げるために、服用
時間を厳守させる器具としての効果を発揮する。ブザー
や音声で服用時間が来たことを報知する医薬用時間報知
容器であるため、使用者は時間を気にしていらいらした
り、服用時間を忘れたりすることが無くなり安心して他
の仕事に熱中できる。このため、精神的にも安定し、規
則正しい薬の服用によって病気の回復にも効果が上が
る。乳児、病人、老人等へのミルクや食事の世話などの
用途にも使用できる。小物入れや忘れられない重要物の
収納に使用し、タイマーをセットすることで、登校や出
勤の際の注意を喚起することができる。
時間を厳守させる器具としての効果を発揮する。ブザー
や音声で服用時間が来たことを報知する医薬用時間報知
容器であるため、使用者は時間を気にしていらいらした
り、服用時間を忘れたりすることが無くなり安心して他
の仕事に熱中できる。このため、精神的にも安定し、規
則正しい薬の服用によって病気の回復にも効果が上が
る。乳児、病人、老人等へのミルクや食事の世話などの
用途にも使用できる。小物入れや忘れられない重要物の
収納に使用し、タイマーをセットすることで、登校や出
勤の際の注意を喚起することができる。
【図１】請求項１に記載の医薬用時間報知容器の斜視図
【図２】請求項１に記載の医薬用時間報知容器の蓋のカ
バーを外した際の斜視図
バーを外した際の斜視図
【図３】請求項１に記載の医薬用時間報知容器の図１の
Ａ−Ａ線に沿った断面図
Ａ−Ａ線に沿った断面図
【図４】請求項２に記載の医薬用時間報知容器の正面図
【図５】請求項２に記載の医薬用時間報知容器の図４の
Ａ′−Ａ′線に沿った断面図
Ａ′−Ａ′線に沿った断面図
１ 薬箱 ２ 蓋 ３ 底部 ４ タイマー ５ ブザー ６ 時間表示板 ７ ダイヤル ８ セット／リセットボタン ９ 電源 １０ カバー １１ 凹部 ２１ ボード ２２ 大袋 ２３ 小袋 ２４ 月日・曜日表示窓 ２５ 時間表示窓 ２６ タイマー設定ボタン ２７ タイマー時間表示窓 ２８ リピートボタン ２９ ブザー用窓
Claims (2)
- 【請求項１】薬箱（１）に蝶着された箱形の蓋（２）の
底部（３）にタイマー（４）、ブザー（５）、時間表示
板（６）、ダイヤル（７）、セット／リセットボタン
（８）、電源（９）を設置して配線し、凹部（１１）を
有するカバー（１０）で底部（３）を覆い、カバー（１
０）の凹部（１１）上に時間表示板（６）、ダイヤル
（７）、セット／リセットボタン（８）を露出させたこ
とを特徴とする医薬用時間報知容器。 - 【請求項２】ボード（２１）の前面に大袋（２２）、小
袋（２３）、月日・曜日表示窓（２４）、時間表示窓
（２５）、タイマー設定ボタン（２６）、タイマー時間
表示窓（２７）、リピートボタン（２８）及びブザー用
窓（２９）を設け、ボード（２１）に電源、ブザー、時
計、タイマー、タイマー時間表示灯及び連絡回路を内設
したことを特徴とする医薬用時間報知容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220273A JPH1033639A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 医薬用時間報知容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220273A JPH1033639A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 医薬用時間報知容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033639A true JPH1033639A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16748597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8220273A Pending JPH1033639A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 医薬用時間報知容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1033639A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013015616A2 (ko) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | (주)연우 | 복용여부를 확인 가능한 알약용기 |
| WO2013015624A2 (ko) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | (주)연우 | 복용여부를 확인 가능한 알약용기 |
| US11278660B2 (en) | 2015-11-30 | 2022-03-22 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Packaging assembly with mounting attachment |
| US11369732B2 (en) | 2017-02-24 | 2022-06-28 | Sanofi | Packaging assembly |
| US11565034B2 (en) | 2017-02-24 | 2023-01-31 | Sanofi | Packaging assembly |
| US11951274B2 (en) | 2015-11-30 | 2024-04-09 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Packaging assembly |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8220273A patent/JPH1033639A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013015616A2 (ko) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | (주)연우 | 복용여부를 확인 가능한 알약용기 |
| WO2013015624A2 (ko) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | (주)연우 | 복용여부를 확인 가능한 알약용기 |
| WO2013015616A3 (ko) * | 2011-07-26 | 2013-03-21 | (주)연우 | 복용여부를 확인 가능한 알약용기 |
| WO2013015624A3 (ko) * | 2011-07-26 | 2013-04-04 | (주)연우 | 복용여부를 확인 가능한 알약용기 |
| US11278660B2 (en) | 2015-11-30 | 2022-03-22 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Packaging assembly with mounting attachment |
| US11951274B2 (en) | 2015-11-30 | 2024-04-09 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Packaging assembly |
| US11369732B2 (en) | 2017-02-24 | 2022-06-28 | Sanofi | Packaging assembly |
| US11565034B2 (en) | 2017-02-24 | 2023-01-31 | Sanofi | Packaging assembly |
| US11724021B2 (en) | 2017-02-24 | 2023-08-15 | Sanofi | Packaging assembly |
| US11944777B2 (en) | 2017-02-24 | 2024-04-02 | Sanofi | Packaging assembly |
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