JPH10336142A - デジタルオーディオ放送の受信装置 - Google Patents

デジタルオーディオ放送の受信装置

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JPH10336142A
JPH10336142A JP9144141A JP14414197A JPH10336142A JP H10336142 A JPH10336142 A JP H10336142A JP 9144141 A JP9144141 A JP 9144141A JP 14414197 A JP14414197 A JP 14414197A JP H10336142 A JPH10336142 A JP H10336142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルオーディオ放送の受信装置におい
て、自動利得制御を滑らかに行う。 【解決手段】 マルチキャリアにデジタル変調を行って
先頭に無変調のヌルシンボルを有するフレーム毎にデジ
タルオーディオ放送を受信する受信装置において、受信
信号をベースデータ信号に変換した後に得られる電界強
度情報を基に受信信号の増幅利得を制御する自動利得制
御部2、3、21と、1フレームの区間の受信信号をエ
ンベロープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出
して検出変動が大きい場合には自動利得制御部での増幅
利得の応答時定数を小さくする受信レベル変動検出部1
0とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルオーディオ
放送(DAB)の受信装置に関し、特に自動利得制御
(AGC)が滑らかに行える受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記デジタルオーディオ放送として直交
周波数分割変調方式(OFDM)が採用されている。O
FDMはマルチキャリア変調方式であり、送信信号は多
数のデジタル変調波を加え合わせたものである。各デジ
タル変調波の変調方式として、例えば、QPSK(Quad
rature Phase Shift Keying)が使用されている。また、
OFDMの受信モードとして放送形態に応じてモード
I、II、III がある。
【0003】図12はデジタルオーディオ放送に関する
データのフレームを説明する図である。本図に示す如
く、フレームはヌルシンボル、位相リファレンス、FI
C(Fast Information Channel)チャンネル、MSC
(Main Service Channel)チャンネルからなる。ヌルシ
ンボルは無変調であり、位相リファレンスは基準データ
伝送用であり、FICチャンネルは主に制御データ伝送
用であり、MSCチャンネルはオーディオ、データ伝送
用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタルオ
ーディオ放送の受信装置には自動利得制御が採用されて
いる。デジタルオーディオ放送はマルチキャリア変調方
式を採用しているので、ベースバンド信号がバースト波
信号に近い形態となっている。このような信号にAGC
をかけた場合には、信号レベルがゼロであるヌルシンボ
ルがあるため、AGCの応答を速くするため時定数を小
さくしなければならない。しかし、受信装置が車両に搭
載されている場合には、ビルの影に入ったりすると、マ
ルチパスの影響を受け信号レベルが激しく変動する。こ
のとき、AGCの応答が速いとオーバーシュートに起因
してAGCが信号レベルの変動に追従できなくなるとい
う問題がある。このような改善策としてキード(Keyed)
AGCがある。キードAGCはテレビジョン受像機のA
GCとして使用され、水平同期信号の期間だけ選び出し
てAGC電圧が印加されるようにしたもので、衝撃性雑
音が多い場所に使用される。しかし、キードAGCを本
受信装置に適用するためには、ヌルシンボルを除いた信
号だけを選び出す必要があるが、マルチパスを受けて信
号レベルが低下するときヌルシンボルと間違ってAGC
電圧が印加されないという問題がある。
【0005】したがって、本発明は上記問題点に鑑み、
マルチパスの影響を受けても滑らかにAGC動作を行う
ことができるデジタルオーディオ受信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、マルチキャリアにデジタル変調を行っ
て先頭に無変調のヌルシンボルを有するフレーム毎にデ
ジタルオーディオ放送を受信する受信装置において、受
信信号をベースデータ信号に変換した後に得られる電界
強度情報を基に受信信号の増幅利得を制御する自動利得
制御部と、1フレームの区間の受信信号をエンベロープ
検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して検出変
動が大きい場合には自動利得制御部での増幅利得の応答
時定数を小さくする受信レベル変動検出部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】具体的には、前記受信レベル変動検出部は
エンベロープ検波信号に対してスレッシュホールドを設
け、エンベロープ検波信号がスレッシュホールドを越え
る回数によりエンベロープ検波信号の変動を検出し;エ
ンベロープ検波信号に発生する周期によりエンベロープ
検波信号の変動を検出し;ベースデータ信号のデジタル
復調後の情報に基づいてヌルシンボルの後に続く位相リ
ファレンスのシンボルの部分でエンベロープ検波信号を
変動を検出し残りのフレームの部分に対して自動利得制
御部での増幅利得の時定数を小さくすべきかを判断し、
1フレームのヌルシンボルの区間の受信信号をエンベロ
ープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して検
出変動が大きい場合には自動利得制御部での増幅利得の
応答時定数を小さくし;1フレームの区間の受信信号を
エンベロープ検波しヌルシンボルと他のシンボルとのエ
ンベロープ検波信号レベルを求め他のシンボルに対して
ヌルシンボルのエンベロープ信号レベルの割合が所定値
より小さい場合には自動利得制御部での増幅利得の応答
時定数を小さくし;1フレームの区間の受信信号をエン
ベロープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出し
て検出変動が大きい場合には次のフレームで自動利得制
御部での増幅利得の応答時定数を小さくし;受信モード
に応じて、1フレームの区間の受信信号をエンベロープ
検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して検出変
動が大きい場合には自動利得制御部での増幅利得の応答
時定数を小さくし;前記ベースデータ信号を周波数分析
し、誤り訂正処理を行った後の復調エラー信号を入力し
て該復調エラー信号が所定レベルよりも大きくエラーが
多い場合には受信信号の変動が大きいとして自動利得制
御部での増幅利得の応答時定数を小さくし;前記ベース
データ信号を周波数分析し、1フレームのマルチキャリ
アの各レベルについて今回のフレームと前回のフレーム
とを比較して今回フレームが小さい場合には受信信号の
変動が大きいとして自動利得制御部での増幅利得の応答
時定数を小さくする。この手段により周囲の状況、受信
モードを考慮してマルチパスに起因し、さらには妨害波
に対する受信状態の変動を正確に検知しAGCの応答時
定数を制御し滑らかなAGC動作が可能になる。
【0008】さらに、受信信号から変換されたベースデ
ータ信号の帯域を制限する帯域通過フィルタを設け、前
記受信レベル変動検出部は前記受信レベル変動検出部は
1フレームのヌルシンボルの区間の受信信号をエンベロ
ープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して検
出変動が大きい場合には前記帯域通過フィルタの帯域を
狭くし;さらにデジタルオーディオ放送を受信するアン
テナに入力レベルを減衰するアッテネータを設け、前記
受信レベル変動検出部は前記受信レベル変動検出部は1
フレームのヌルシンボルの区間の受信信号をエンベロー
プ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して検出
変動が大きい場合には前記アッテネータの減衰量を大き
くする。この手段により妨害波除去性能が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るデジタル
オーディオ受信装置の例を示す図である。本図に示す如
く、デジタルオーディオ受信装置にはデジタルオーディ
オ放送を受信するアンテナ1にフロントエンド(F/
E)2が接続される。フロントエンド2は受信信号を高
周波増幅し、AGC電圧により高周波増幅の利得を可変
にする。また、フロントエンド2には時定数が可変にで
きるRC回路からなる応答変更部21が設けられてい
る。AGC電圧は応答変更部21を経由して高周波増幅
の利得制御に使用される。さらに、フロントエンド2に
は、アンテナとその端子の間に位置するアッテネータ2
2が設けられる。アッテネータ22は妨害波が混入した
ときにこれを除外するものである。
【0010】直交復調部3はフロントエンド2で増幅さ
れた高周波信号を直交復調してベースバンド信号に変換
する。そして直交復調部3は変換信号の直流成分を抽出
し電界強度情報を得て、これに基づいてAGC電圧を形
成してフロントエンド2に出力する。帯域通過フィルタ
(BPF)4は周波数帯域幅1.5MHzのベースバン
ド信号を抽出するが、帯域幅2.0MHzから2.5M
Hzの範囲で可変にすることができる。伝送路復号化回
路5は、帯域通過フィルタ4を通過したベースバンド信
号を高速フーリエ変換(FFT)を行い、データを復号
化し誤り訂正などの処理を行う。オーディオ復号化部6
は伝送路復号化回路5の出力データをさらに音声圧縮の
復号を行い、デジタル・アナログ変換を行い、パワーア
ンプ7、スピーカ8を経由して放送音を出力する。表示
部9は伝送路復号化回路5からの出力データを表示す
る。
【0011】受信レベル変動検出部10はフロントエン
ド2の出力信号を入力して受信信号のレベルの変動を検
出してフロントエンド2の応答変更部(RC回路)21
の時定数を、以下の如く、変更する。なお、受信信号の
レベルの変動が検出されない場合には、前記時定数が小
さく、AGCは速い応答になっている。図2は受信レベ
ル変動検出部10の構成例を示す図である。本図に示す
如く、フロントエンド2の出力を入力する側に抵抗10
1及びコンデンサ102からなるエンベロープ検波部が
設けられる。エンベロープ検波された信号はダイオード
103を経由して半波整流される。比較部104は半波
整流された信号のレベルが所定レベルV1よりも大きく
なると高レベルを出力する。なお、所定レベルV1は正
常な受信レベルかを判断する基準である。カウンタ10
5は比較部104の立ち上がりでカウントアップし、伝
送路復号化回路5から後述するMISチャンネルの最終
データ検出によりクリアされ、1フレーム中に信号レベ
ルが増加する回数C1をカウントする。比較部106は
カウンタ105のカウンタ値C1を入力し所定カウント
数C0よりも大きくなったら、高レベルになり、この出
力により、フロントエンド2の応答変更部21で時定数
が大きくなるように変更される。これによりAGCの応
答は遅くなる。所定カウント数C0は時定数を変更する
判断基準であり、マルチパスの影響、つまりビルの谷間
にある等の受信状況を考慮して決定される。以下に、受
信レベル変動検出部10の動作を説明する。
【0012】図3は受信レベル変動検出部10のエンベ
ロープ検波等を説明する図である。本図(a)に示す如
く、受信信号に変動が無いと、エンベロープ検波により
得られる信号は矩形波になる。本図(b)に示す如く、
受信信号に変動があると、エンベロープ検波により得ら
れる信号は変動する。本図(c)に示す如く、エンベロ
ープ検波、半波整流された受信信号のレベルを検出して
変動の程度を検出する。なお、AGCの信号は半波整流
の波形の逆波形になっている。
【0013】したがって、本発明によれば、1フレーム
の区間をエンベロープ検波して、その検波波形からマル
チパスの発生頻度を検知し、AGCの応答時定数を変え
最適な受信状況とすることが可能になる。図4は図2の
受信レベル変動検出部10の変形例を示す図であり、図
5は図4の構成の動作を説明する図である。図4に示す
如く、図2の構成と異なるのは、比較部104の出力の
立ち上がりでカウント数をクリア・スタートしクロック
信号をカウントするカウンタ205と、カウンタ205
のクリア時のカウント数C3と基準カウント数C2とを
比較する比較部206とである(図5参照)。カウント
数C3はマルチキャリアによる信号レベルの変化の周期
を示し、周期が短い場合には、フロントエンド2の応答
変更部21に時定数が小から大に変更するように、つま
り速い応答から遅い応答になるように変更させる。
【0014】図6は図2の受信レベル変動検出部10の
変形例を示す図であり、図7は図6の構成の動作を説明
する図である。図6に示す如く、図2の構成と異なるの
は、ダイオード103の出力に、ヌルシンボル又はシン
ボルの信号の入力かを判別する比較部304と、抵抗3
05を経由してヌルシンボルのノイズレベルの大きさを
判別してヌルシンボルのノイズレベルが大きい場合にフ
ロントエンド2の応答変更部21に時定数を大きくさせ
る比較部306と、比較部304でヌルシンボルの入力
と判断したときにスイッチをオフにしてダイオード10
3と比較部306との接続を行うスイッチ307とが設
けられることである。図7に示す如く、基準電圧V2は
ヌルシンボルとシンボルとを信号レベルより判別するた
めの基準であり、基準電圧V3はヌルシンボルのノイズ
レベルが大きいことを示す基準である。
【0015】このようにして、ヌルシンボルのノイズレ
ベルが大きい場合にはAGCの応答を遅くする。これに
よりマルチパスの影響を除去することが可能になる。ま
た、ヌルシンボルのノイズレベルが大きい場合には帯域
通過フィルタ4の帯域幅を狭くする。これにより、妨害
波を除去することが可能になる。また、ヌルシンボルの
ノイズレベルが大きい場合にはフロントエンド2のアッ
テネータ22の減衰量を大きくする。これにより妨害波
を除去することが可能になる。
【0016】さらに、受信レベル変動検出部10は伝送
路復号化回路5の誤り訂正処理で復調エラーの程度を示
す復調エラー信号を入力し、この復調エラー信号レベル
が大きい場合にマルチパスの影響が大きいので、フロン
トエンド2の応答変更部21に時定数を大きくAGCの
応答を遅くするようにしてもよい。図8は図2の受信レ
ベル変動検出部10の変形例を示す図である。本図に示
す如く、図2の構成と異なるのは、ダイオード103の
出力に、A/D変換器404(Analog to Digital Conv
erter)と、A/D変換器404により得られたデータ信
号を用いてキャリアとノイズとのレベル比に基づいて時
定数の変更を判断するキャリア/ノイズ判断部(C/
N)405と、キャリア/ノイズ判断部405に接続さ
れるD/A変換器406(Digital to Analog Converte
r) とが設けられることである。
【0017】図9は図8のキャリア/ノイズ判断部40
5の動作例を説明するフローチャートである。ステップ
S1においてダイオード103の出力レベルがV2より
も大きいか否かを判断する。ステップS2においてV2
よりも大きくシンボルの信号であるのでレベルをVC と
して記憶する。ステップS3においてV2よりも小さく
ヌルシンボルの信号であるのでレベルをVN として記憶
する。ステップS4において、キャリアとノイズのレベ
ルの比としてVC /VN を求める。ステップS5におい
てVC /VN がKよりも大きいならばマルチパスが無い
として時定数を小とする判断を行う。ステップS6にお
いてVC /VN がKよりも小さいならばマルチパスが有
るとして時定数を大とする判断を行う。ここにKはマル
チパスの影響有無の判断を行う基準値である。
【0018】図10は図8の受信レベル変動検出部10
による時定数の設定時期を説明する図である。本図に示
す如く、1フレーム区間の間に得たVC /VN の判断を
基に、次のフレームに対して時定数の設定を行う。設定
時期を明確にすることにより、安定した制御を可能にで
きる。さらに、受信レベル変動検出部10は伝送路復号
化回路5の高速フーリエ変換(FFT)の結果である、
前回のマルチキャリアのそれぞれのレベルLi と、今回
のマルチキャリアのそれぞれのレベルをLi'とを入力す
る。
【0019】図11は長い周期で変化するマルチキャリ
アのレベルの例を示す図である。本図に示す如く、高速
フーリエ変換により得られる前回と今回とのマルチキャ
リアのレベル変化について、マルチキャリアのレベル
が、下記式(1)を満たす場合には受信レベル変動検出
部10は時定数を大きくすべしと判断し、下記式(2)
を満たす場合には時定数を小さくすべしと判断する。
【0020】
【数1】
【0021】このようにして、フレーム毎の結果により
長い周期の変動に対して安定させることができる。な
お、OFDMの動作モードI、II、III ではフレーム
長、ヌルシンボル長等種々の特性が異なるが、これらの
相違にかかわらず受信レベル変動検出部10はモード
I、II、III に適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によれば、マ
ルチパスによる受信信号の変動に応じてAGCの応答時
定数を制御するので安定した受信が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルオーディオ受信装置の例
を示す図である。
【図2】受信レベル変動検出部10の構成例を示す図で
ある。
【図3】受信レベル変動検出部10のエンベロープ検波
等を説明する図である。
【図4】図2の受信レベル変動検出部10の変形例を示
す図である。
【図5】図4の構成の動作を説明する図である。
【図6】図2の受信レベル変動検出部10の変形例を示
す図である。
【図7】図6の構成の動作を説明する図である。
【図8】図2の受信レベル変動検出部10の変形例を示
す図である。
【図9】図8のキャリア/ノイズ判断部405の動作例
を説明するフローチャートである。
【図10】図8の受信レベル変動検出部10による時定
数の設定時期を説明する図である。
【図11】長い周期で変化するマルチキャリアのレベル
の例を示す図である。
【図12】デジタルオーディオ放送に関するデータのフ
レームを説明する図である。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…フロントエンド 3…直交復調部 4…帯域通過フィルタ 5…伝送路復号化回路 10…受信レベル変動検出部 21…応答変更部 22…アッテネータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャリアにデジタル変調を行って
    先頭に無変調のヌルシンボルを有するフレーム毎にデジ
    タルオーディオ放送を受信する受信装置において、 受信信号をベースデータ信号に変換した後に得られる電
    界強度情報を基に受信信号の増幅利得を制御する自動利
    得制御部と、 1フレームの区間の受信信号をエンベロープ検波し該エ
    ンベロープ検波信号の変動を検出して検出変動が大きい
    場合には自動利得制御部での増幅利得の応答時定数を小
    さくする受信レベル変動検出部とを備えることを特徴と
    するデジタルオーディオ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信レベル変動検出部はエンベロー
    プ検波信号に対してスレッシュホールドを設け、エンベ
    ロープ検波信号がスレッシュホールドを越える回数によ
    りエンベロープ検波信号の変動を検出することを特徴と
    する、請求項1に記載のデジタルオーディオ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信レベル変動検出部はエンベロー
    プ検波信号に発生する周期によりエンベロープ検波信号
    の変動を検出することを特徴とする、請求項1に記載の
    デジタルオーディオ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信レベル変動検出部はベースデー
    タ信号のデジタル復調後の情報に基づいてヌルシンボル
    の後に続く位相リファレンスのシンボルの部分でエンベ
    ロープ検波信号を変動を検出し残りのフレームの部分に
    対して自動利得制御部での増幅利得の時定数を小さくす
    べきかを判断することを特徴とする、請求項1に記載の
    デジタルオーディオ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信レベル変動検出部は1フレーム
    のヌルシンボルの区間の受信信号をエンベロープ検波し
    該エンベロープ検波信号の変動を検出して検出変動が大
    きい場合には自動利得制御部での増幅利得の応答時定数
    を小さくする受信レベル変動検出部とを備えることを特
    徴とする、請求項1に記載のデジタルオーディオ受信装
    置。
  6. 【請求項6】 さらに、受信信号から変換されたベース
    データ信号の帯域を制限する帯域通過フィルタを設け、
    前記受信レベル変動検出部は前記受信レベル変動検出部
    は1フレームのヌルシンボルの区間の受信信号をエンベ
    ロープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して
    検出変動が大きい場合には前記帯域通過フィルタの帯域
    を狭くすることを特徴とする、請求項1に記載のデジタ
    ルオーディオ受信装置。
  7. 【請求項7】 さらに、デジタルオーディオ放送を受信
    するアンテナに入力レベルを減衰するアッテネータを設
    け、前記受信レベル変動検出部は前記受信レベル変動検
    出部は1フレームのヌルシンボルの区間の受信信号をエ
    ンベロープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出
    して検出変動が大きい場合には前記アッテネータの減衰
    量を大きくすることを特徴とする、請求項1に記載のデ
    ジタルオーディオ受信装置。
  8. 【請求項8】 前記受信レベル変動検出部は1フレーム
    の区間の受信信号をエンベロープ検波しヌルシンボルと
    他のシンボルとのエンベロープ検波信号レベルを求め他
    のシンボルに対してヌルシンボルのエンベロープ信号レ
    ベルの割合が所定値より小さい場合には自動利得制御部
    での増幅利得の応答時定数を小さくすることを特徴とす
    る、請求項1に記載のデジタルオーディオ受信装置。
  9. 【請求項9】 前記受信レベル変動検出部は1フレーム
    の区間の受信信号をエンベロープ検波し該エンベロープ
    検波信号の変動を検出して検出変動が大きい場合には次
    のフレームで自動利得制御部での増幅利得の応答時定数
    を小さくする受信レベル変動検出部とを備えることを特
    徴とするデジタルオーディオ受信装置。
  10. 【請求項10】 前記受信レベル変動検出部は、受信モ
    ードに応じて、1フレームの区間の受信信号をエンベロ
    ープ検波し該エンベロープ検波信号の変動を検出して検
    出変動が大きい場合には自動利得制御部での増幅利得の
    応答時定数を小さくする受信レベル変動検出部とを備え
    ることを特徴とする、請求項1に記載のデジタルオーデ
    ィオ受信装置。
  11. 【請求項11】 マルチキャリアにデジタル変調を行っ
    てフレーム毎にデジタルオーディオ放送を受信する受信
    装置において、 受信信号をベースデータ信号に変換した後に得られる電
    界強度情報を基に受信信号の増幅利得を制御する自動利
    得制御部と、 前記ベースデータ信号を周波数分析し、誤り訂正処理を
    行った後の復調エラー信号を入力して該復調エラー信号
    が所定レベルよりも大きく、エラーが多い場合には受信
    信号の変動が大きいとして自動利得制御部での増幅利得
    の応答時定数を小さくする受信レベル変動検出部とを備
    えることを特徴とするデジタルオーディオ受信装置。
  12. 【請求項12】 マルチキャリアにデジタル変調を行っ
    てフレーム毎にデジタルオーディオ放送を受信する受信
    装置において、 受信信号をベースデータ信号に変換した後に得られる電
    界強度情報を基に受信信号の増幅利得を制御する自動利
    得制御部と、 前記ベースデータ信号を周波数分析し、1フレームのマ
    ルチキャリアの各レベルについて今回のフレームと前回
    のフレームとを比較して今回フレームが小さい場合には
    受信信号の変動が大きいとして自動利得制御部での増幅
    利得の応答時定数を小さくすることを特徴とするデジタ
    ルオーディオ受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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