JPH1033364A - 複合加熱炊飯器 - Google Patents

複合加熱炊飯器

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Publication number
JPH1033364A
JPH1033364A JP19587896A JP19587896A JPH1033364A JP H1033364 A JPH1033364 A JP H1033364A JP 19587896 A JP19587896 A JP 19587896A JP 19587896 A JP19587896 A JP 19587896A JP H1033364 A JPH1033364 A JP H1033364A
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JP
Japan
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pot
detection
induction heating
magnetron
pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP19587896A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sato
慎一 佐藤
Seiichi Taniguchi
誠一 谷口
Kazunori Kono
一典 河野
Shinichiro Sumiyoshi
眞一郎 住吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の複合加熱炊飯器は、鍋検知手段による
鍋検知を行う場合に誤検知を起こすという課題を有して
いる。 【解決手段】 鍋検知の許可を行う鍋検知許可手段16
を設けることによって、鍋の有無の誤検知のおそれのな
い複合加熱炊飯器としているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱とマイク
ロ波加熱の2つの加熱手段を使用して炊飯を行う複合加
熱炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者意識の高まりと共に、より
短時間で美味しいご飯の炊ける複合加熱炊飯器に対する
要望が高まってきている。
【0003】以下に従来の複合加熱炊飯器について図5
に基づいて説明する。図5は従来の複合加熱炊飯器の回
路構成を示す回路図である。1は、本体内に収容した調
理物を収容する内鍋2を誘導加熱する加熱コイルであ
り、高周波磁界を発生して内鍋2を誘導加熱する誘導加
熱手段を構成している。IC3とIC4で誘導加熱に必
要な高周波電力を発生させ、マイコン5によって加熱の
オン/オフを制御している。マイコン5の電源は三端子
レギュレータ6によって供給されている。7はゼロ点検
知回路で、ゼロ点付近の電流を検知することによって内
鍋2の有無を検知しており、この情報をマイコン5に伝
達している。
【0004】また図示していないマグネトロンが発生す
るマイクロ波によって、内鍋2内に収容されている調理
物がマイクロ波加熱されるものである。
【0005】以上の構成で、内鍋2内の調理物は加熱コ
イル1が内鍋2を誘導加熱することによる発熱と、マグ
ネトロンによるマイクロ波加熱による発熱の両方を受け
て、短時間で、しかも均一な温度分布となることによっ
て美味しい炊飯ができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の複合
加熱炊飯器は、使用者の誤使用によって内鍋2をセット
していない状態で炊飯指示した場合に、回路が動作しな
いような安全装置を設けている。つまり、内鍋2の存在
を検知する鍋検知手段を構成するゼロ点検知回路7を設
けているものである。
【0007】この鍋検知の方法は、別に鍋検知用のスイ
ッチ等を設ける必要がないと効率的な構成となっている
ものである。しかし半面、図示してない切換手段によっ
て高周波電力発生回路の出力をマグネトロン側に切り換
えた場合に、誤検知を起こすという課題を有しているも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、単一の高周波
電力発生回路の出力を誘導加熱手段側とマグネトロン側
とに切り換えて使用する構成の複合加熱炊飯器で、鍋検
知の許可を行う鍋検知許可手段を設けることによって、
鍋の有無の誤検知のおそれのない複合加熱炊飯器として
いるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、商用
交流を高周波電力に変換する高周波電力発生手段の出力
が誘導加熱手段に接続されている間は、鍋検知手段が鍋
検知を行うことを許可し、マグネトロンを選択している
間は鍋検知手段による鍋検知を禁止する鍋検知許可手段
を有して、誤検知を防止できる複合加熱炊飯器としてい
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。図
1は本実施例の構成を示すブロック図である。8は本体
内に収容した調理物を入れる内鍋で、底部には高周波磁
界によって内鍋8を誘導加熱する誘導加熱手段9を配置
している。誘導加熱手段9に高周波電流を供給する回路
中には、鍋検知手段10を配置している。鍋検知手段1
0は、内鍋8の有無によって前記回路を流れる電流の波
形が変化することを利用して鍋検知を行っているもので
ある。また12はマイクロ波を発生して調理物をマイク
ロ波加熱するマグネトロンで、発生したマイクロ波は案
内手段12によって図示していないキャビティ内に収容
した内鍋8まで案内されている。13は商用電源を高周
波に電力変換する高周波電力発生手段で、この出力は切
換手段14によって前記誘導加熱手段9またはマグネト
ロン11に選択的に供給されている。この切換手段14
の切換制御は制御手段15が行っている。また16は鍋
検知許可手段であり、制御手段15が誘導加熱手段9を
オンさせているときのみ鍋検知手段10の鍋検知を許可
し、マグネトロン11がオンしているときは鍋検知手段
10の鍋検知を禁止しているものである。
【0011】続いて図2に示している回路図に基づい
て、本実施例の構成を説明する。17は高周波磁界を発
生して図示していない内鍋を誘導加熱する誘導加熱手段
を構成する加熱コイルで、IC19とIC20が構成し
ている高周波電力発生手段の出力を切り替え手段を構成
するリレー21を介して受けている。リレー21の他方
は、マグネトロン18に高電圧を供給する昇圧トランス
に接続している。マグネトロン18は、マイクロ波を発
信して内鍋内の調理物をマイクロ波加熱する。またリレ
ー21にはリレー駆動回路22を接続しており、リレー
駆動回路22はマイコン23によってその動作を制御さ
れている。
【0012】このときIC20は、図に示している点2
の波形を観測している。点2の波形は図3に示している
ように、内鍋が存在しているときと内鍋が存在していな
いときとによって大きく異なるものである。すなわち、
図3中の1は内鍋が存在している場合の波形を示してお
り、交流を全波整流したような波形となっている。また
図3中の2は内鍋が存在していないときの波形を示して
おり、両者は交流のゼロ点付近での波形を観測すること
によって明確に区別できるものである。IC20は、こ
のゼロ点付近の波形を観測することによって、鍋の有無
の検知を行っている。またマイコン23は、リレー21
の接続がマグネトロン18側となっているときは鍋検知
を行わず、加熱コイル17側となっているときは鍋検知
を行うように制御している。
【0013】図4はマイコン23の動作を示すフローチ
ャートである。以下図4に基づいて本実施例の動作を説
明する。装置が動作を開始すると、ステップ24で炊飯
中かどうかを判断し、ステップ25で保温中かどうかを
判断する。炊飯中か保温中である場合にはステップ26
へ進み、炊飯中でも保温中でもない場合にはステップ3
3にジャンプして鍋検知や炊飯処理を行わない。ステッ
プ26ではACのゼロ点検知を行い、ゼロ点付近である
場合にはステップ27へ進んで、IC19、IC20が
発振中かどうかを判断する。発振中である場合にはステ
ップ28へ進んでリレー21が加熱コイル側に接続され
ているかどうかを判断する。この判断の結果がYESで
ある場合には、ステップ29に進んで鍋検知を実行す
る。続いてステップ30で、内鍋の有無をチェックす
る。内鍋が無い場合にはステップ31へ進んで、炊飯あ
るいは保温の終了処理を行う。内鍋がある場合にはステ
ップ32へ進んで、炊飯あるいは保温処理を行う。続い
てステップ33でその他の処理を行い、ステップ24へ
戻って処理を繰り返す。ステップ26・ステップ27・
ステップ28でのチェックの結果がNOである場合に
は、ステップ32に進んで炊飯あるいは保温処理を実行
する。
【0014】このように本実施例においては、鍋検知許
可手段16によって、誘導加熱手段9が動作している間
だけ鍋検知を実行し、マグネトロン18がオンしている
ときには鍋検知を禁止することにより、内鍋8の誤検知
ををなくすことができるものである。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、調理物を収
容する内鍋と、内鍋を誘導加熱する誘導加熱手段と、内
鍋の有無によって誘導加熱手段に流れる電流が変化する
ことを利用して内鍋の有無を検知する鍋検知手段と、マ
イクロ波を発生するマグネトロンと、マイクロ波を調理
物に案内する案内手段と、商用交流を高周波電力に変換
する高周波電力発生手段と、高周波電力発生手段の出力
を誘導加熱手段またはマグネトロンに選択的に供給する
切換手段と、切換手段を制御する制御手段と、制御手段
が誘導加熱手段を選択している間だけ鍋検知手段が鍋検
知を行うことを許可し、制御手段がマグネトロンを選択
している間は鍋検知手段による鍋検知を禁止する鍋検知
許可手段とを備えた構成として、専用の鍋検知スイッチ
を必要としない簡単な構成で信頼性の高い鍋検知を行う
ことができる複合加熱炊飯器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である複合加熱炊飯器の構成を
示すブロック図
【図2】同、回路構成を示す回路図
【図3】同、動作波形を説明する説明図
【図4】同、マイコンが有している動作プログラムを示
すフローチャート
【図5】従来の複合加熱炊飯器の誘導加熱コイル部の構
成を示す回路図
【符号の説明】
8 内鍋 9 誘導加熱手段 10 鍋検知手段 11 マグネトロン 12 案内手段 13 高周波電力発生手段 14 切換手段 15 制御手段 16 鍋検知許可手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住吉 眞一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を収容する内鍋と、内鍋を誘導加
    熱する誘導加熱手段と、内鍋の有無によって誘導加熱手
    段に流れる電流が変化することを利用して内鍋の有無を
    検知する鍋検知手段と、マイクロ波を発生するマグネト
    ロンと、マイクロ波を調理物に案内する案内手段と、商
    用交流を高周波電力に変換する高周波電力発生手段と、
    高周波電力発生手段の出力を誘導加熱手段またはマグネ
    トロンに選択的に供給する切換手段と、切換手段を制御
    する制御手段と、制御手段が誘導加熱手段を選択してい
    る間だけ鍋検知手段が鍋検知を行うことを許可し、制御
    手段がマグネトロンを選択している間は鍋検知手段によ
    る鍋検知を禁止する鍋検知許可手段とを備えた複合加熱
    炊飯器。
JP19587896A 1996-07-25 1996-07-25 複合加熱炊飯器 Pending JPH1033364A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043288A1 (ja) * 2005-10-11 2007-04-19 Sanyo Electric Co., Ltd. 加熱調理装置
US7335787B2 (en) 1999-12-03 2008-02-26 Toyo Gosei Kogyo Co., Ltd. Method for producing onium salt derivatives, and novel onium salt derivatives
CN108851936A (zh) * 2017-05-16 2018-11-23 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种电饭煲煮饭的控制方法和装置

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