JPH10333061A - 光スイッチ用調整治具 - Google Patents

光スイッチ用調整治具

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JPH10333061A
JPH10333061A JP9137039A JP13703997A JPH10333061A JP H10333061 A JPH10333061 A JP H10333061A JP 9137039 A JP9137039 A JP 9137039A JP 13703997 A JP13703997 A JP 13703997A JP H10333061 A JPH10333061 A JP H10333061A
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optical switch
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Mitsuaki Tamura
充章 田村
Masahiro Miki
正弘 三木
Kenichi Tomita
研一 富田
Naoki Nakao
直樹 中尾
Masato Kuroiwa
真人 黒岩
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ整列部材を固定させる基台のステ
ージに対する位置を容易かつ簡単に微調整できる光スイ
ッチ用調整治具を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による光スイッチ用調整治具20
は、第1光ファイバと第2光ファイバとを整列させるフ
ァイバ整列溝15をもった光ファイバ整列部材10を固
定するための基台18と、この基台を載せるための光ス
イッチ3のステージ1とを互いに仮止めした状態で、ス
テージ1に対する基台18の位置を調整するものであ
り、ステージ1を固定させる取付ベース21と、基台1
8の位置調整方向と同一方向に延在し、先端がステージ
1と当接する送り部材26と、送り部材26と螺合する
移動部24と、移動部から送り部材26の軸線方向と同
一方向に突出し、先端が基台18と当接する突部25と
を有する基台送り部材23とを備えることにより構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光スイッチに設け
られている光ファイバ整列部材の位置調整を可能にした
調整治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開平7−13090号公報に記載されたものが知られ
ており、この公報に記載された光スイッチは、ピン穴と
円弧状のガイド穴が設けられた第2ステージが、このガ
イド穴に挿入させた固定ねじを介して第3ステージ上に
支持されており、第2ステージは、第3ステージに設け
られたピン回りに回動することができる。更に、第2ス
テージ上には、長穴が設けられた第1ステージ(基台)
が、この長穴に挿入させた固定ねじを介して支持されて
おり、第1ステージは、第2ステージに対して直線移動
することができる。そして、この第1ステージ上に、第
1光ファイバと第2光ファイバとを整列させるファイバ
整列溝をもった光ファイバ整列部材を固定させる。
【0003】すなわち、この光スイッチでは、第3ステ
ージに対して、第2ステージを回動させて位置調整し、
第3ステージに対して、第1ステージ(基台)を直線移
動させて位置調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光スイッチは、上述したように構成されているため、次
のような課題が存在していた。
【0005】すなわち、光ファイバ整列部材の第3ステ
ージに対する位置を調整する場合、光スイッチの第1ス
テージ(基台)と第2ステージとを手で直接移動させる
ため、作業者の感に頼ることになり、第1ステージに固
定させた光ファイバ整列部材の微妙に位置調整すること
が困難であった。特に、ファイバ整列溝の一方の側に固
定した第1光ファイバ(n側光ファイバ)と他方の側に
配置させた第2光ファイバ(マスター側光ファイバ)と
の端面間隔を調整する場合、作業者は、顕微鏡等により
目視しながら第2ステージと第3ステージとを手で直接
動かして端面間隔を調整していたが、第2ステージと第
3ステージとを過剰に移動させて、第1光ファイバの端
面に第2光ファイバをぶつけてしまい、第2光ファイバ
の端面を欠けさせてしまったり、第2光ファイバを折っ
てしまうことがあった。
【0006】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、特に、光ファイバ整列部材の位置調
整を容易かつ簡単にする光スイッチ用調整治具を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る光スイッチ用調整治具は、第1光ファイバと第2光
ファイバとを整列させるファイバ整列溝をもった光ファ
イバ整列部材を固定するための基台と、この基台を載せ
るための光スイッチのステージとを互いに仮止めした状
態で、ステージに対する基台の位置を調整する光スイッ
チ用調整治具であって、ステージを固定させる取付ベー
スと、基台の位置調整方向と同一方向に延在し、先端が
ステージと当接する送り部材と、この送り部材を保持
し、かつ送り部材のねじ送りにより進退する移動部と、
この移動部から送り部材の軸線方向と同一方向に突出
し、先端が基台と当接する突部とを有する基台送り部材
とを備えたことを特徴とする。
【0008】この光スイッチ用調整治具により、ステー
ジに対する基台の位置を調整する場合、まず、基台を仮
止めしたステージを取付ベース上に固定する。次に、移
動部に送り部材を保持させた基台送り部材の突部を基台
に当接させる。ここで送り部材を回していくと、送り部
材の先端がステージに当接するため、送り部材のステー
ジに対する前進が規制され、基台送り部材がステージに
対して前進する。この際、基台送り部材の突部が基台に
当接しているので、基台も基台送り部材と共にステージ
上を位置調整方向に移動することになる。従って、送り
部材を回すことにより基台をステージに対して機械的に
移動させることが可能となり、基台を過剰に移動させる
ことなく、必要量だけ移動させることができる。
【0009】この場合、送り部材を送りねじとして構成
し、移動部をこの送りねじに螺合させると好ましい。こ
のような構成を採用すれば、簡単な構成で基台送り部を
確実に前進させることができる。
【0010】また、この場合、送りねじを基台の延在方
向上に2本備えると好ましい。このような構成を採用す
れば、左右の送りねじの送り量を変えることにより、基
台のステージに対する位置を微妙に調整することが可能
となる。
【0011】更に、ファイバ整列溝の方向を基台の位置
調整方向と一致させると好ましい。このような構成を採
用すれば、例えば、ファイバ整列溝の一方の側に配置さ
せた第1光ファイバと他方の側に配置させた第2光ファ
イバとの間隔を微妙に調整することが可能となる。これ
により、光スイッチング時において、可動側の第2光フ
ァイバの端面を、固定側の第1光ファイバの端面にぶつ
けることがない。
【0012】更に、基台送り部材と取付ベースとを引張
りばねにより連結すると好ましい。このような構成を採
用すれば、常に送りねじがステージに当接することにな
り、基台の位置調整方向における移動が確実なものとな
る。
【0013】また、送りねじを駆動させる駆動モータ
と、ファイバ整列溝の一方の側に配置させた第1光ファ
イバと他方の側に配置させた第2光ファイバとの端面間
隔を調整する際に、第1光ファイバの端面と第2光ファ
イバの端面との間隔を検出するための間隔検出手段と、
間隔検出手段からの検出信号に基づいて、駆動モータを
制御する制御手段とを更に備えると好ましい。この光ス
イッチ用調整治具では、第1光ファイバの端面と第2光
ファイバの端面との間隔を間隔検出手段により検出す
る。そして、制御手段は、間隔検出手段から送られる検
出信号に基づいて送りねじを駆動する駆動モータの回転
量を制御する。このような構成を採用すれば、ステージ
に対する基台の位置調整を自動的に行うことできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明に係る光
スイッチ用調整治具の好適な実施形態について詳細に説
明する。
【0015】図1は本発明に係る光スイッチ用調整治具
を適用させる光スイッチの一例を示す断面図であり、同
図に示す光スイッチ3は、直方体の筺体7を有し、この
筺体7から複数本(例えば100本)のテープファイバ
8が露出している。各テープファイバ8は、4本の第1
光ファイバ9(n側光ファイバ)を束ねることで4心の
テープファイバ8として形成され、筺体7からは第1光
ファイバ9が束ねられた状態で複数本(例えば400
本)排出されることになる。これらのテープファイバ8
の先端から第1光ファイバ9を剥き出し、筺体7の中に
出入可能に収容されているステージ1上の光ファイバ整
列部材10に並設している。光スイッチ3は、光ファイ
バ整列部材10を2個含み、ステージ1上に仮止めさせ
た基台18上に各光ファイバ整列部材10を接着して固
定させている。
【0016】また、ステージ1上には、光ファイバ整列
部材10の延在方向に沿って移動するヘッドベース12
が配置され、ヘッドベース12には可動アーム14が固
定されている。この可動アーム14には、2本の第2光
ファイバ13(マスター側光ファイバ)が固定されてお
り、ヘッドベース12に含まれるアーム駆動機構(図示
せず)を介して可動アーム14を作動させることで、第
2光ファイバ13の先端を光ファイバ整列部材10に当
接させることができる。
【0017】更に、筺体7内に収容されているステージ
1上には、ヘッドベース12を移動させるためのねじシ
ャフト4と、ねじシャフト4を駆動するステッピングモ
ータ5と、ステッピングモータ5とを制御するための制
御部6とを配置させているが、これらの詳細な説明は省
略する。
【0018】図2に示すように、光ファイバ整列部材1
0の表面には、光ファイバ結合方向において一直線上に
延在する所定数のファイバ整列溝15が形成されてい
る。このファイバ整列溝15は分離溝17によって2つ
に分断されており、一方の側は、第1光ファイバ9を整
列させるための第1ファイバ整列溝15aとして利用さ
れ、他方の側は、可動アーム12によって導入する第2
光ファイバ13を整列させるための第2光ファイバ整列
溝15bとして利用される。この第1ファイバ整列溝1
5aには、複数本(例えば200本)の第1光ファイバ
9を接着剤により固定させ、その上から第1光ファイバ
9を覆うカバープレート11を固定させている。第1光
ファイバ9の光端面は、分離溝17の第1光ファイバ9
側の壁面及びカバープレート11の端面と面一になるよ
うに切り揃えられている。
【0019】図3に示すように、基台18の上面中央部
には接着用の溝18aが形成されており、この溝18a
付近に接着剤を流し込み、光ファイバ整列部材10を載
せて固定させる。また、基台18は、その延在方向、即
ち、光ファイバ整列部材10が延在する方向における左
右両端にフランジ部19を備えている。各フランジ部1
9には、それぞれ2個の長穴19aが形成されており、
この長穴19aの延在方向は、基台18に固定させた光
ファイバ整列部材10のファイバ整列溝15の方向と一
致している。この長穴19aに固定ねじ19bを挿入
し、この固定ねじをステージ1に設けられたねじ穴1b
(図4参照)にねじ込み、完全に締め付けていない仮止
め状態で基台18をステージ1に固定する。このように
構成することにより、基台18は、ステージ1上を長穴
19aの延在方向に移動することができる。
【0020】次に、図3及び図4を参照しながら、本発
明に係る光スイッチ用調整治具について説明する。
【0021】図3に示すように、光スイッチ用調整治具
20は、ステージ1を固定させるための取付ベース21
と、基台送り部材23と、送り部材としての送りねじ2
6とから構成されている。取付ベース21は、フレーム
21aと、渡し板21bとによって構成されており、フ
レーム21aは互いに対向するように並べられた上で、
渡し板21bによって連結されている。光スイッチ3の
ステージ1は、光ファイバ整列部材10が2個のフレー
ム21aの間に位置するように載せられ、固定ねじ1a
を介して固定される。
【0022】図3及び図4に示すように、取付ベース2
1の渡し板21b上には、引張ばね22を介して渡し板
21bと連結させた基台送り部材23が載せられてい
る。この基台送り部材23は、略直方体の移動部24
と、この移動部24から突出した突部25とによって構
成されており、断面L字形状を有する。移動部24の長
手方向における左端部及び右端部には、送りねじ26を
螺合させるねじ穴24aが形成されており、このねじ穴
24aの中心位置は、ねじ穴24aに螺合させた送りね
じ26の先端と取付ベース21に固定させたステージ1
とを当接させることができる位置として定められてい
る。
【0023】突部25は、移動部24の長手方向におけ
る左端部及び右端部の2箇所から送りねじ26の軸線方
向に突出する突片25a及び突片25bとから構成され
ている。突片25a及び25bの先端は、ステージ1を
取付ベース21に固定した際、ステージ1上に仮止めさ
せた基台18と当接する。また、移動部24には、突片
25aと突片25bとの間を通る貫通穴24bが設けら
れており、この貫通穴24bを通った連結ねじ24cを
介して基台送り部材23を基台18に固定できるように
している。
【0024】送りねじ26は、表面に雄ねじ溝26aが
形成された円柱体であり、その一端には、作業性を考慮
してつまみ部26bが設けられている。
【0025】次に、上述した光スイッチ用調整治具20
を用いて第1光ファイバ9と第2光ファイバ13との端
面間隔を調整する手順について説明する。
【0026】まず、光スイッチ3のステージ1を、取付
ベース21のフレーム21aに固定ねじ1aを介して固
定し、基台送り部材23の突部25を基台18に当接さ
せる。更に、基台送り部材23と基台18とを連結ねじ
24cを介して固定させ、突部25と基台18との接触
を確実なものとすると共に、基台送り部材23の安定性
を確保する。
【0027】続いて、可動アーム14を作動させ、光フ
ァイバ整列部材10の第2ファイバ整列溝15aに第2
光ファイバ13を導入させる。図4に示すように、第2
光ファイバ13は、可動アーム14の先端に設けられた
ファイバ押え部14aによって第2ファイバ整列溝15
aに押さえ込まれ、ファイバ押え部14aと第2ファイ
バ整列溝15aとによって挟まれた状態にある。また、
第2光ファイバ13の端面は、第1ファイバ整列溝15
aに固定させた第1光ファイバ9の端面とは当接してお
らず、同図に示すように、第2光ファイバ13の端面は
第1光ファイバ9の端面から間隔dだけ離れている。
【0028】この状態で、左右の送りねじ26を回して
いくと、やがて送りねじ26の先端はステージ1に当接
する。これにより、送りねじ26のステージ1に対する
前進が規制される代わりに、送りねじ26と螺合してい
る移動部24を介して、基台送り部材23がステージ1
に対して前進することになる。この際、基台送り部材2
3は、引張りばね22によって取付ベース21に固定さ
れたステージ1に対して引っ張られるので、送りねじ2
6は常にステージ1に当接することになり、基台送り部
材23はステージ1に対して確実に前進する。
【0029】ここで、基台18は、固定ねじ1aを介し
てステージ1上に仮止めされているだけである。また、
基台送り部材23の突部25は基台18に当接してお
り、かつ、基台送り部材23は基台18と連結されてい
る。従って、基台送り部材23が移動すれば、基台18
も基台送り部材23と共にステージ1上を前進すること
になる。これにより、基台18に固定された光ファイバ
整列部材10が、第2光ファイバ13に対して前進す
る。
【0030】そして、第1光ファイバ9の端面と第2光
ファイバ13の端面との間隔を確認しながら更に送りね
じ26を回すことにより、端面同士の間隔を徐々に詰め
ていく。その後、図5に示すように、第1光ファイバ9
と第2光ファイバ13との端面間隔が所定の間隔(例え
ば、10μm)になった状態で基台18の長穴19aに
挿入させている固定ねじ19bを完全に締め付け、基台
18をステージ1に対して固定する。これにより、第1
光ファイバ9と第2光ファイバ13との端面間隔の調整
が完了する。
【0031】このように、本発明に係る光スイッチ用調
整治具によれば、送りねじ26を回すことにより基台1
8をステージに対して機械的に微動させるので、基台1
8を過剰に移動させることなく、必要量だけ移動させる
ことができる。
【0032】また、例えば、左右の第2光ファイバ13
の各端面が、第1光ファイバ9の端面と完全に平行にな
っていない場合であっても、左右の送りねじ26の送り
量を変えることにより、基台18のステージ1に対する
位置を微妙に調整することができるので、第1光ファイ
バ9と第2光ファイバ13との端面間隔を容易に調整す
ることができる。更に、このような構成を採用すれば、
光スイッチング時において、可動側の第2光ファイバ1
3の端面を、固定側の第1光ファイバ9の端面にぶつけ
ることがない。
【0033】尚、本実施形態では、送り部材として送り
ねじ26を用い、この送りねじ26と移動部24を螺合
させ、送りねじ26によるねじ送りによって基台送り部
材23をステージ1に対して移動させているが、これに
限られるものではない。例えば、移動部24に貫通穴
(図示せず)を設け、この貫通穴に、送りねじを備えた
送り部材としてのマイクロメータを挿入し固定させても
よい。この場合は、マイクロメータの測定面をステージ
1に当接させた状態で、マイクロメータの回転部を回転
させていけば、マイクロメータを固定させた移動部24
を介して基台送り部材23をステージ1に対して前進さ
せることができる。
【0034】図4は、本発明に係る光スイッチ用調整治
具の他の実施形態を示す概略図である。この光スイッチ
用調整治具20Aは、端面間隔の調整を自動化を可能に
したものであり、更に、送りねじ26に連結させた駆動
モータ27と、端面間隔を検出する手段としてのCCD
カメラ28と、CCDカメラ28からの画像信号に基づ
いて、駆動モータを制御するコンピュータ29とを備え
ている。
【0035】CCDカメラ28は、取付ベース21に含
まれており、ステージ1を取り付けベース21に固定し
た際に、ステージ1上の光ファイバ整列部材10の上方
に位置する。そして、第1光ファイバ9の端面と第2光
ファイバ13の端面付近を撮像して画像信号をコンピュ
ータ29に送る。
【0036】CCDカメラ28からの画像信号を受け取
ったコンピュータ29は、第1光ファイバ9と第2光フ
ァイバ13との端面間隔を算出し、更に、この端面間隔
分だけ基台18を前進させるために必要な駆動モータ2
7の回転量を算出する。そして、この求められた回転量
だけ駆動モータ27を回転させて送りねじ26を回し、
基台18を第2光ファイバ13に対して移動させ、第1
光ファイバ9の端面と第2光ファイバ13との端面間隔
を詰めていく。
【0037】このような構成を採用すれば、ステージ1
に対する基台18の位置調整、即ち第1光ファイバ9と
第2光ファイバ13との端面間隔の調整を自動的に行う
ことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明による光スイッチ用調整治具は、
以上説明したように構成されているため、次のような効
果を得る。即ち、送り部材と、この送り部材のねじ送り
により進退する基台送り部材とによって基台をステージ
に対して移動させるので、光ファイバ整列部材を固定さ
せる基台のステージに対する位置を容易かつ簡単に微調
整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光スイッチ用調整治具を適用可能
な光スイッチを示す断面図である。
【図2】図1に示した光スイッチに含まれる光ファイバ
整列部材を示す斜視図である。
【図3】図1に示した光スイッチのステージを、本発明
に係る光スイッチ用調整治具に固定した状態を示す斜視
図である。
【図4】本発明に係る光スイッチ用調整治具を示す側面
図である。
【図5】本発明に係る光スイッチ用調整治具を示す側面
図である。
【図6】本発明に係る光スイッチ用調整治具の他の実施
形態を示す概略図である。
【符号の説明】
1…ステージ、3…光スイッチ、9…第1光ファイバ、
10…光ファイバ整列部材、13…第2光ファイバ、1
4…可動アーム、15…ファイバ整列溝、18…基台、
20、20A…光スイッチ用調整治具、21…取付ベー
ス、22…引張りばね、23…基台送り部材、24…移
動部、25…突部、26…送りねじ、27…駆動モー
タ、28…CCDカメラ、29…コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 研一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 黒岩 真人 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1光ファイバと第2光ファイバとを整
    列させるファイバ整列溝をもった光ファイバ整列部材を
    固定するための基台と、この基台を載せるための光スイ
    ッチのステージとを互いに仮止めした状態で、前記ステ
    ージに対する前記基台の位置を調整する光スイッチ用調
    整治具であって、 前記ステージを固定させる取付ベースと、 前記基台の位置調整方向と同一方向に延在し、先端が前
    記ステージと当接する送り部材と、 前記送り部材を保持し、かつ前記送り部材のねじ送りに
    より進退する移動部と、この移動部から前記送り部材の
    軸線方向と同一方向に突出し、先端が前記基台と当接す
    る突部とを有する基台送り部材とを備えたことを特徴と
    する光スイッチ用調整治具。
  2. 【請求項2】 前記送り部材は送りねじであり、前記移
    動部は、この送りねじと螺合することを特徴とする請求
    項1記載の光スイッチ用調整治具。
  3. 【請求項3】 前記送りねじを前記基台の延在方向上に
    2本備えたことを特徴とする請求項2記載の光スイッチ
    用調整治具。
  4. 【請求項4】 前記位置調整方向と、前記ファイバ整列
    溝の方向とを一致させたことを特徴とする請求項2又は
    3記載の光スイッチ用調整治具。
  5. 【請求項5】 前記基台送り部材と前記取付ベースとを
    連結する引張りばねを更に備えたことを特徴とする請求
    項4記載の光スイッチ用調整治具。
  6. 【請求項6】 前記送りねじを駆動させる駆動モータ
    と、 前記ファイバ整列溝の一方の側に配置させた第1光ファ
    イバと他方の側に配置させた第2光ファイバとの端面間
    隔を調整する際に、前記第1光ファイバの端面と前記第
    2光ファイバの端面との間隔を検出するための間隔検出
    手段と、 前記間隔検出手段からの検出信号に基づいて、前記駆動
    モータを制御する制御手段とを更に備えたことを特徴と
    する請求項5記載の光スイッチ用調整治具。
JP13703997A 1997-05-27 1997-05-27 光スイッチ用調整治具 Expired - Fee Related JP3455650B2 (ja)

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