JPH10333014A - ズームレンズの駆動制御回路及びその駆動制御方法並びにズームレンズ内蔵型投影装置 - Google Patents

ズームレンズの駆動制御回路及びその駆動制御方法並びにズームレンズ内蔵型投影装置

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JPH10333014A
JPH10333014A JP9142855A JP14285597A JPH10333014A JP H10333014 A JPH10333014 A JP H10333014A JP 9142855 A JP9142855 A JP 9142855A JP 14285597 A JP14285597 A JP 14285597A JP H10333014 A JPH10333014 A JP H10333014A
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lens
driving
zoom
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JP9142855A
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Naoto Sato
直人 佐藤
Masaya Fujita
昌也 藤田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源遮断時にズームレンズを収納駆動するズ
ームモータの駆動時間を適正化するとともに、電源再投
入時のズームレンズの調整作業を軽減することができる
ズームレンズの駆動制御回路及びその駆動制御方法並び
にズームレンズ内蔵型投影装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 本発明は、スクリーンに投影された画像
のズーム調整を行うズームレンズ10と、ズームレンズ
10を駆動するレンズ駆動手段20と、ズームレンズ1
0の収納状態を検出する収納状態検出手段30と、ズー
ムレンズ10の駆動状態を制御するとともに、収納状態
検出手段30からの収納状態検出信号により時間情報算
出手段50及び時間情報格納手段60を制御する駆動制
御手段40と、基準クロックに基づいてカウント動作を
行う時間情報算出手段50と、時間情報算出手段により
算出された時間情報を格納する時間情報格納手段60
と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズの駆
動制御回路及びその駆動制御方法並びにズームレンズ内
蔵型投影装置に関し、特に、任意の画像情報をズームレ
ンズを介してスクリーンに拡大投影する液晶式プロジェ
クタに用いられるズームレンズの駆動制御回路及びその
駆動制御方法並びにズームレンズ内蔵型投影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶式プロジェクタ(投影装置ともい
う。以下、単にプロジェクタと記す)100は、内部
に、画像情報投影用の「光源」、「画像生成手段」とし
ての液晶パネル、及び「投影手段」としてのズームレン
ズを備えた投影レンズ等を有し、例えば、図9に示すよ
うに、パーソナルコンピュータやビデオ等の画像情報源
101からの画像情報をスクリーン102に拡大投影す
ることにより、学術会議での研究発表や企業内での会
議、教育又は販売促進用のプレゼンテーション等に幅広
く活用されている。このようなプロジェクタ100にお
いては、異なる使用場所での投影や異なる画面サイズで
の拡大投影に対応するため、小型、軽量で可搬性あるい
は携帯性に優れ、かつ投影画像103をズーム調整でき
ることが要求される。ここで、プロジェクタ100によ
るスクリーン102への画像情報の拡大投影に際して
は、ズームレンズ10を使用者が手動で、あるいはズー
ムスイッチを操作することによりモータを駆動させてズ
ーム調整を行っている。
【0003】従来のプロジェクタに装備され、モータで
駆動するズームレンズは、図10に示す駆動制御回路に
よって調整されている。図10において、ズームレンズ
10は、使用者によるズームスイッチ70の操作により
駆動される。すなわち、使用者によるズームスイッチ7
0の操作に応じてズームアップ、ズームダウンの指令信
号が、中央処理装置(以下、CPUと記す)80に入力
され、CPU80からズームモータ21に駆動制御信号
が出力され、ズームレンズ10を保持するモールドの伸
縮動作が行われて投影画像103のズーム調整が行われ
る。そして、使用者は、スクリーン102上の投影画像
103を確認しながらズームスイッチ70をさらに操作
して微調整を行い、適当な画面サイズに設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、数十インチか
ら数百インチに及ぶ拡大投影を行うことができるズーム
レンズ内蔵型のプロジェクタにおいては、プロジェクタ
本体からのズームレンズの突出が顕著となる(5cm、
あるいはそれ以上に及ぶこともある)ため、以下のよう
な問題を有している。 プロジェクタ使用後のズームレンズの収納忘れによ
り、可搬時や保管場所への収納時に障害となるばかりか
破損しやすくなる。 ズームモータによりズームレンズを駆動する機構を有
するプロジェクタにおいては、電源遮断時に自動的にズ
ームレンズがプロジェクタ本体に収納されるものが実用
化されているが、電源を投入するたびに使用者がスクリ
ーン上の投影画像を確認しながら、ズームスイッチを操
作して投影画像の画面サイズを再調整しなければなら
ず、プロジェクタの準備作業が面倒である。 電源遮断時に、モータ駆動によりズームレンズを自動
収納する機構を有するプロジェクタにおいては、ズーム
レンズが完全に収納された後にもズームモータが駆動し
続けるため、モータの唸り音や異音が発生する。
【0005】上記問題について、従来のプロジェクタ
に装備されるズームレンズの駆動機構を図11に示して
説明する。図11において、ズームレンズ10は、図示
を省略した周知の光学系を構成するレンズ群が内部に配
置された外側モールド10a及び内側モールド10b
と、内側モールド10bの外周に設けられたズームギヤ
20aと、ズームギヤ20aにかみ合う平ギヤ20b
と、平ギヤ20bを駆動するズームモータ21とを有し
て構成され、ズームモータ21により与えられる回転運
動が平ギヤ20b及びズームギヤ20aを介して内側モ
ールド10bを回転させ、この回転に伴って外側モール
ド10aをプロジェクタ端面100aに対して矢印A方
向に突出、収納させる。
【0006】このような従来のズームレンズの駆動機構
においては、図11(a)に示すように、プロジェクタ
端面100aからのズームレンズ10の突出寸法が最大
(最大突出寸法Lmax)の状態から、図11(c)に示
すように、収納動作が完了して、プロジェクタ端面10
0aからの突出寸法が最小(最小突出寸法Lmin)の状
態に至るまでの時間を、ズームレンズ収納所要時間TZ
として予め設定し、図11(b)に示すように、ズーム
レンズ10の突出寸法Lxに関わらず、ズームモータ2
1を一定時間TZだけ駆動させて、時間TZ経過後のズー
ムレンズ10の状態を収納状態とする方法が採用されて
いる。
【0007】そのため、ズームレンズ10の突出寸法L
xが小さい場合には、ズームレンズ10の収納は時間TZ
以内に完了するが、ズームモータ21は時間TZが経過
するまで、駆動状態にあるため、ズームモータ21の唸
り音や、平ギヤ20bとズームギヤ20aのかみ合わせ
が外れて異音が発生するという問題がある。本発明は、
このような問題点を解決し、電源遮断時にズームレンズ
を収納駆動するズームモータの駆動時間を適正化すると
ともに、電源再投入時の使用者によるズームレンズの調
整作業を軽減することができるズームレンズの駆動制御
回路及びその駆動制御方法並びにズームレンズ内蔵型投
影装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、画像情報をズームレンズ
を介してスクリーンに拡大投影するズームレンズの駆動
制御回路において、投影画像の拡大、縮小調整を行うズ
ームレンズを駆動するレンズ駆動手段と、該レンズ駆動
手段により駆動される前記ズームレンズの収納状態を検
出する収納状態検出手段と、前記レンズ駆動手段の駆動
開始から、前記収納状態検出手段により前記ズームレン
ズの所定の収納状態が検出されるまでの時間情報を算出
する時間情報算出手段と、該時間情報算出手段により算
出された時間情報を格納する時間情報格納手段と、該時
間情報格納手段に格納された前記時間情報及び前記収納
状態検出手段からの制御信号に基づいて前記レンズ駆動
手段の駆動状態を制御する駆動制御手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0009】このような構成によれば、収納状態検出手
段により、レンズ駆動手段を制御(停止)させることが
できるため、ズームレンズが収納された後に無用にレン
ズ駆動手段を駆動することを抑止することができる。そ
のため、唸り音や、異音の発生を抑えることができる。
また、収納状態検出手段及び時間情報算出手段により、
電源の遮断に伴うズームレンズの収納動作の開始から所
定の収納状態までの時間情報が算出されて格納手段に格
納され、駆動制御手段により、電源再投入時に格納され
た時間情報分だけレンズ駆動手段を駆動させることがで
きるため、電源遮断前のズームレンズの突出寸法、すな
わち投影距離や投影画像の画面サイズ等の投影条件が時
間情報として算出、格納されるとともに、電源再投入時
には、格納された時間情報に基づいてズームレンズを電
源遮断前の突出寸法まで復帰させて、前回の投影条件を
再現することができる。そのため、プロジェクタを同一
の場所や同様の投影条件で使用する場合であっても、毎
回使用者がスクリーンに投影された画像を目視してズー
ム調整をする必要がなく、簡易に使用状態を設定するこ
とができる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のズームレンズの駆動制御回路において、前記収納状
態検出手段が、前記ズームレンズの収納状態における終
端位置を検出する収納終端検出センサから構成されるこ
とを特徴としている。このような構成によれば、収納状
態検出手段として、ズームレンズの収納終端を直接検出
することができるメカニカルスイッチや位置検出センサ
等を用いることができるため、電源の遮断に伴うズーム
レンズの収納動作の開始から収納終端までの最短の時間
情報を算出することができ、ズームレンズの収納動作に
おけるレンズ駆動手段の駆動時間を最適化することがで
きる。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のズームレンズの駆動制御回路において、前記収納状
態検出手段が、前記レンズ駆動手段と駆動用電源との間
に設けられた抵抗と、前記レンズ駆動手段と前記抵抗と
の接続点の電位と予め設定された参照電位とを比較し、
該比較の結果に応じて前記時間情報算出手段の算出動作
に関与する信号を出力する比較器と、から構成されるこ
とを特徴としている。
【0012】このような構成によれば、収納状態検出手
段として、レンズ駆動手段と駆動用電源との間に、レン
ズ駆動手段の負荷状態の変化を電圧の変化として検出す
る電圧検出抵抗を設け、ズームレンズの収納終端におけ
るレンズ駆動手段の負荷の増加を電圧変化として検出
し、比較器により検出された電圧と所定の参照電圧とを
比較することにより、レンズ駆動手段が所定の負荷状態
に達したか否かを判定して、時間情報の算出動作を停止
させることができるため、ズームレンズの収納動作にお
けるレンズ駆動手段の駆動時間を最適化することができ
る。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載のズームレンズの駆動制御回路において、前記レンズ
駆動手段が、前記ズームレンズの駆動時に生じる負荷の
大きさに伴って駆動電流が変化するモータから構成され
ることを特徴としている。このような構成によれば、ズ
ームレンズを駆動するレンズ駆動手段として、ズームレ
ンズの駆動時に生じる負荷状態に応じて駆動電流量が変
化するモータを使用することにより、ズームレンズの収
納動作における負荷状態に対応して駆動電流量が変化す
るため、この電流量の変化を電圧検出抵抗により電圧の
変化に変換し、比較器によりズームレンズの収納終端に
おけるモータの負荷の増加を検出して、ズームレンズの
収納動作におけるレンズ駆動手段の駆動時間を最適化す
ることができる。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、画像情報
をズームレンズを介してスクリーンに拡大投影するズー
ムレンズの駆動制御方法において、前記スクリーンに任
意の拡大画像を投影するように調整された初期状態のズ
ームレンズを、電源の遮断により駆動して収納するとと
もに、基準クロックに基づいて時間情報の算出を開始
し、前記ズームレンズの収納状態における終端を検出し
て、前記ズームレンズの駆動を停止するとともに、前記
時間情報の算出を停止して保持し、前記電源の投入によ
り前記保持された時間情報に基づいて前記ズームレンズ
を駆動して前記初期状態に復帰させることを特徴として
いる。
【0015】このような構成によれば、電源遮断時に、
所定の突出寸法で投影画像が調整されたズームレンズの
初期状態から収納終端までの収納時間を算出、保持し、
電源再投入時に、保持された収納時間分だけズームレン
ズを突出させて、上記初期状態に復帰させることによ
り、電源の遮断直前におけるズームレンズの突出寸法、
すなわち投影画像のズーム調整条件を時間情報として算
出、保持し、電源再投入時のズームレンズの突出寸法の
再現に使用することができるため、同一の場所や、ある
いは同様の投射条件でのプロジェクタの使用に際し、前
回の使用状態を容易に復帰することができ、スクリーン
に投影された画像を目視してズーム調整をする準備作業
を軽減することができるとともに、ズームレンズの収納
動作における所要時間を最適化することができる。
【0016】そして、請求項6記載の発明は、画像情報
投影用の光源と、該画像情報を生成する画像生成手段
と、前記光源によりスクリーンに投影された投影画像の
拡大、縮小調整を行うズームレンズを有する投影手段
と、を具備するズームレンズ内蔵型投影装置において、
前記投影手段が、前記ズームレンズを駆動するレンズ駆
動手段と、該レンズ駆動手段により駆動される前記ズー
ムレンズの収納状態を検出する収納状態検出手段と、前
記レンズ駆動手段の駆動開始から、前記収納状態検出手
段により前記ズームレンズの所定の収納状態が検出され
るまでの時間情報を算出する時間情報算出手段と、該時
間情報算出手段により算出された時間情報を格納する時
間情報格納手段と、該時間情報格納手段に格納された前
記時間情報及び前記収納状態検出手段からの制御信号に
基づいて前記レンズ駆動手段の駆動状態を制御する駆動
制御手段と、を有することを特徴としている。
【0017】このような構成によれば、請求項1に記載
したズームレンズの駆動制御回路と同等の構成を備えて
いるため、ズームレンズが収納された後に無用にレンズ
駆動手段を駆動することを抑止して、唸り音や、異音の
発生を抑えることができる。また、電源の遮断に伴うズ
ームレンズの収納動作の開始から所定の収納状態までの
時間情報が算出されて格納手段に格納され、電源再投入
時に格納された時間情報分だけレンズ駆動手段を駆動さ
せることができるため、電源遮断前のズームレンズの投
影条件が時間情報として算出、格納され、電源再投入時
には、格納された時間情報に基づいてズームレンズを電
源遮断前の突出寸法まで復帰させて、前回の投影条件を
再現することができる。そのため、プロジェクタを同一
の場所や同様の投影条件で使用する場合であっても、毎
回使用者がズーム調整をする必要がなく、簡易に使用状
態を設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係るズームレンズ
の駆動制御回路の基本構成を図1に示して説明する。図
1において、10はスクリーンに投影された投影画像を
拡大、縮小するズーム調整を行うズームレンズ、20は
ズームレンズ10を駆動して任意のサイズの投影画像に
調整するレンズ駆動手段、30はズームレンズ10の収
納状態を、ズームレンズ10のモールドを直接的に、あ
るいはレンズ駆動手段20の駆動状態から間接的に検出
する収納状態検出手段、40はレンズ駆動手段20に駆
動制御信号を出力してズームレンズ10の駆動状態を制
御するとともに、収納状態検出手段30から出力される
ズームレンズの収納状態に関する検出信号により、後述
の時間情報算出手段50及び時間情報格納手段60を制
御する駆動制御手段、50は基準クロックに基づいてア
ップ・カウント及びダウン・カウントを行う時間情報算
出手段、60は時間情報算出手段により算出された時間
情報を格納する時間情報格納手段、70はプロジェクタ
の使用者が手動で投影画像のズーム調整を行う際にズー
ムレンズ10を駆動操作するズームスイッチである。
【0019】このような構成において、プロジェクタの
電源スイッチの遮断操作が行われると、駆動制御手段4
0はレンズ駆動手段20に駆動制御信号を出力し、ズー
ムレンズ10をプロジェクタ本体に収納する収納動作を
開始するとともに、時間情報算出手段50によるアップ
・カウント動作を開始する。そして、ズームレンズ10
が所定の収納状態に至ったことが収納状態検出手段30
により検出されると、駆動制御手段40はズームレンズ
駆動制御手段20にズームレンズ10の収納動作を停止
させるとともに、時間情報算出手段50によるカウント
動作を停止する。そして、駆動制御手段40は得られた
カウント値を時間情報格納手段60に格納する。このよ
うな動作により、電源の遮断に伴うズームレンズ10の
収納動作の開始から所定の収納状態までのカウント値、
すなわち時間情報が得られる。
【0020】次いで、電源スイッチの投入操作が行われ
ると、駆動制御手段40は時間情報格納手段60に格納
されているカウント値を取り出し、時間情報算出手段5
0によるダウン・カウント動作を開始するとともに、レ
ンズ駆動手段20に駆動制御信号を出力し、ズームレン
ズ10をプロジェクタ本体から突出させる復帰動作を開
始する。そして、時間情報算出手段50によるダウン・
カウント動作が終了すると、駆動制御手段40はズーム
レンズ駆動制御手段20にズームレンズ10の復帰動作
を停止させる。このような動作により、ズームレンズ1
0は電源遮断前の突出状態に再現される。
【0021】次に、図2に、本発明に係るズームレンズ
の駆動制御回路の第1の実施例を示し、各回路構成を図
1に示した基本構成に対応させて説明する。なお、図1
と同一の構成については、同一の符号を付けて、その説
明を省略する。図2において、21は図11に示した周
知のズーム機構によりズームレンズ10を駆動させてズ
ーム調整を行うズームモータ、22はズームモータ21
を駆動するために必要な駆動電流を送出するモータ駆動
回路であって、ズームモータ21及びモータ駆動回路2
2はレンズ駆動手段20を構成する。また、31はズー
ムレンズ10の収納終端位置に取り付けられ、ズームレ
ンズの収納動作における終端位置を検出するマイクロス
イッチや位置検出用光センサ等の収納位置検出センサで
あって、収納状態検出手段30を構成する。また、80
は収納位置検出センサ31により出力される終端検出信
号、ズームスイッチ70からの操作信号及び図示を省略
した電源スイッチの操作信号に基づいて内部のカウンタ
の動作状態を制御するとともに、モータ駆動回路22に
駆動制御命令を送出するCPU、51はCPU80内部
のカウンタ動作の基準となるクロックを発生するクロッ
ク発生回路であって、CPU80は駆動制御手段40及
び時間情報格納手段60を構成するとともに、CPU8
0とクロック発生回路51は時間情報算出手段50を構
成する。
【0022】次いで、CPU80内部の構成について図
3を用いて説明する。図3において、52はクロック発
生回路51から入力される基準クロックに基づいてカウ
ント動作を行うカウンタ、61はカウンタ52によりカ
ウントされたカウント値を格納するデータ保持用レジス
タ、41は収納位置検出センサ31からの検出信号、ズ
ームスイッチ70からの操作信号及び電源スイッチから
の操作信号に基づいて、カウンタ52にアップ・カウン
ト動作あるいはダウン・カウント動作を指令し、カウン
ト値をカウンタ52とデータ保存用レジスタ61との間
で相互に転送するとともに、モータ駆動回路22にズー
ムモータ21の駆動状態を制御するモータ制御信号を送
出するコントロール部である。
【0023】なお、図3に示したCPU80内部の構成
は、通常のプロジェクタに既設の構成を利用することが
できる。すなわち、通常のプロジェクタのCPUにおい
ては冷却用のファンの回転数制御や入力された画像信号
のモード判別、リモコン信号の受信や画像の切り換えフ
ォーカス、ズーム調整動作等を行っているため、電源の
遮断から収納動作終了までのカウント動作に用いるカウ
ンタやデータ保存用のレジスタとして、これらの構成が
適用される。
【0024】次に、図2及び図3に示した駆動制御回路
におけるズームレンズの駆動制御方法について、図4及
び図5を参照して説明する。まず、ズームレンズの収納
動作について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。任意の設置場所にあるプロジェクタにおいて、使用
者が予めズームスイッチを操作して、画像情報がスクリ
ーンに任意の画面サイズで投影されるように、ズームレ
ンズがズーム調整された初期状態にあるものとする。こ
のような初期状態において、使用者が電源スイッチを操
作して、電源を遮断すると(S11)、この操作信号
(電源OFF信号)がCPU80内部のコントロール部
41に入力され、コントロール部41からモータ駆動回
路22にモータ制御信号(ON信号)が送出されてズー
ムレンズ10がプロジェクタ本体に収納される処理がス
タートする(S12)。このとき、コントロール部41
はCPU80内部のカウンタ52に対してリセット信号
を送出して、カウント値=0とし(S13)、クロック
発生回路51からの基準クロックに基づいてアップ・カ
ウント動作を開始させる(S14)。このアップ・カウ
ント動作は、収納位置検出センサ31が収納終端を検出
するまで維持され、ズームレンズ10が収納終端に到達
すると(S15)、収納位置検出センサ31が検出信号
を送出し、コントロール部41からモータ駆動回路22
にモータ制御信号(OFF信号)が送出されてズームレ
ンズ10の収納処理が終了する(S16)。このとき、
コントロール部41はカウンタ52に対してカウント動
作の停止命令を送出してアップ・カウント動作を停止す
る(S17)。このアップ・カウント動作により得られ
たカウント値はCPU80内部のデータ保存用レジスタ
61に転送されて、保存される(S18)。これによ
り、電源の遮断による収納動作開始から収納動作終了ま
での所要時間に相当するカウント値が得られる。
【0025】次に、ズームレンズの復帰動作について、
図5のフローチャートを参照して説明する。上述したよ
うなズームレンズの収納動作が行われた後、使用者が電
源スイッチを操作して、電源を投入すると(S21)、
この操作信号(電源ON信号)がCPU80内部のコン
トロール部41に入力され、コントロール部41はCP
U80内部のデータ保存用レジスタ61に保存されてい
る前回のカウント値を読み出し(S22)、カウンタ5
2にカウント値を設定する。このとき、コントロール部
41からモータ駆動回路22にモータ制御信号(ON信
号)が送出されてズームレンズ10がプロジェクタ本体
から突出する復帰処理がスタートする(S23)ととも
に、クロック発生回路51からの基準クロックに基づい
てカウント値からのダウン・カウント動作を開始させる
(S24)。このダウン・カウント動作は、カウンタ5
2に設定されたカウント値が”0”になるまで維持さ
れ、カウント値=0になると(S25)、コントロール
部41からモータ駆動回路22にモータ制御信号(OF
F信号)が送出されてズームレンズ10の復帰処理が終
了する(S26)。これにより、収納動作においてカウ
ントされたカウント値と同等の時間だけ、ズームモータ
21が駆動され、ズームレンズ10の突出寸法は、前回
の投影時の状態、すなわち初期状態が再現される。
【0026】次に、本発明に係るズームレンズの駆動制
御回路の第2の実施例について、図6を参照して説明す
る。なお、上述した第1の実施例と同一の構成について
は、同一の符号を付けて、その説明を省略する。本実施
例の駆動制御回路は、図6に示すように、収納状態検出
手段30として、モータ駆動回路22と駆動用電源VA
との間に設けられた抵抗R1と、モータ駆動回路22と
抵抗R1との接続点N1を一方の入力とするとともに、
参照電圧VRを他方の入力とし、出力信号をズームレン
ズの収納終端検出信号としてCPU80に出力するコン
パレータ32と、コンパレータ32の出力と高電位電源
Dとの間に接続された抵抗R2とを有して構成されて
いる。
【0027】ここで、ズームモータ21は、プロジェク
タに一般的に用いられているインダクションモータ等の
モータであって、駆動時の負荷状態に応じて駆動電流値
が変化する特性を有しているものとする。このようなモ
ータをズームモータ21として用いることにより、ズー
ムレンズ10が収納動作において収納終端に到達する
と、ズームモータ21の負荷が増加し、モータ駆動回路
22から送出される駆動電流Iが増加する。そのため、
モータ駆動回路22と駆動用電源VAとの間に設けられ
た抵抗R1によりズームモータ21の駆動電流Iを接続
点N1において電圧に変換して取り出すことができる。
そして、この接続点N1の電圧変化と予め設定されたズ
ームレンズ10の収納終端におけるズームモータ21の
駆動電流I Rを電圧に変換した参照電圧VRとをコンパレ
ータ32により比較し、接続点N1の電圧が参照電圧V
Rよりも小さくなったときを、ズームレンズ10の収納
終端状態として検出する。
【0028】すなわち、本実施例の特徴は、ズームレン
ズの収納終端をマイクロスイッチや光センサ等により直
接検出する構成ではなく、ズームレンズを駆動させるズ
ームモータの駆動時における負荷状態の変化に着目した
ことにある。このような収納状態検出手段を適用した場
合のズームレンズの収納動作について、図4のフローチ
ャート及び図7のズームモータの駆動電流の変化を示す
グラフを参照して説明する。
【0029】上述した第1の実施例と同様に、使用者が
電源スイッチを操作して、電源を遮断すると(S1
1)、電源OFF信号がCPU80内部のコントロール
部41に入力され、コントロール部41からモータ駆動
回路22にモータ制御信号(ON信号)が送出されてズ
ームレンズ10がプロジェクタ本体に収納される処理が
スタートする(S12)。ここで、収納動作の開始時間
をT0、ズームモータの駆動電流をI0とする。このと
き、コントロール部41はCPU80内部のカウンタ5
2に対してリセット信号を送出して、カウント値=0と
し(S13)、クロック発生回路51からの基準クロッ
クに基づいてアップ・カウント動作を開始させる(S1
4)。このアップ・カウント動作は、ズームレンズが収
納終端に到達してズームモータ21の負荷が増加し、駆
動電流Iが所定の参照電流IRに達する時間T1まで、す
なわちコンパレータ32における接続点N1の電圧が参
照電圧VRよりも小さくなって、収納終端検出信号が出
力されるまで維持される。そして、コンパレータ32か
ら検出信号が出力され、コントロール部41においてズ
ームレンズ10の収納終端状態が認識されると(S1
5)、コントロール部41からモータ駆動回路22にモ
ータ制御信号(OFF信号)が送出されてズームレンズ
10の収納処理が終了する(S16)。このとき、コン
トロール部41はカウンタ52に対してカウント動作を
停止命令を送出してアップ・カウント動作を停止する
(S17)。このアップ・カウント動作により得られた
カウント値はCPU80内部のデータ保存用レジスタ6
1に転送されて、保存される(S18)。これにより、
電源遮断による収納動作開始時T0から収納動作終了時
1までの所要時間に相当するカウント値が得られる。
【0030】なお、ズームレンズの復帰動作は、図5に
示したフローチャートと同じであるため、その説明を省
略する。次に、本発明に係る駆動制御回路の第3の実施
例について、図8を参照して説明する。なお、上述した
第2の実施例と同一の構成については、同一の符号を付
けて、その説明を省略する。
【0031】本実施例の駆動制御回路は、図6に示した
抵抗R1、コンパレータ32及び抵抗R2を有する収納
状態検出手段30の回路構成に代えて、図8に示すよう
に、抵抗R1、コンパレータ32及び抵抗R2に、抵抗
R1及びモータ駆動回路22との接続点N1とコンパレ
ータ32との間に設けられた抵抗R3と、コンパレータ
32の入力と接地電位VGNDとの間に設けられたコンデ
ンサCとにより構成されるCR時定数回路が付加された
構成を有している。
【0032】すなわち、本実施例によれば、ズームレン
ズ10の収納動作において、収納終端以外の箇所でズー
ムモータ21の負荷が一時的に高まったような場合、例
えば、円筒状のモールド相互の摺接状態にむらが生じ、
摩擦抵抗が増加した場合、図7に示したズームモータ2
1の通常の駆動電流I0が、収納終端状態に相当する参
照電流IR以上となって、接続点N1の電圧が上昇する
が、抵抗R3及びコンデンサCから構成されるCR時定
数回路により、電圧の急激な変化を抑制することができ
るため、コンパレータ32への入力が参照電圧VR以下
となることが防止され、アップ・カウント動作の停止に
よる誤ったカウント値が保持されることを防止すること
ができる。
【0033】なお、上記実施例では、収納状態検出手段
として、マイクロスイッチ等のメカニカルスイッチや光
センサ等を利用した位置検出センサ等を示したが、本発
明はこれらに限定されるものではない。また、急激な負
荷状態の変化を抑制する構成としてCR時定数回路を示
したが、他の回路構成であってもよいことはいうまでも
ない。さらに、本発明のズームレンズの駆動制御回路に
復帰動作を行うか否かを設定する切り換えスイッチ等を
設けることにより、投影条件が全く異なる場合、例え
ば、前回投影された画面サイズが数百インチであったの
に対して、今回の使用には数十インチで良い場合等に
は、ズームレンズの復帰動作を実行しないように設定す
ることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のズ
ームレンズの駆動制御回路によれば、収納状態検出手段
により、レンズ駆動手段を制御(停止)させることがで
きるため、ズームレンズが収納された後に無用にレンズ
駆動手段を駆動することを抑止することができる。その
ため、唸り音や、異音の発生を抑えることができる。ま
た、収納状態検出手段及び時間情報算出手段により、電
源の遮断に伴うズームレンズの収納動作の開始から所定
の収納状態までの時間情報が算出されて格納手段に格納
され、駆動制御手段により、電源再投入時に格納された
時間情報分だけレンズ駆動手段を駆動させることができ
るため、電源遮断前のズームレンズの突出寸法、すなわ
ち投影距離や投影画像の画面サイズ等の投影条件が時間
情報として算出、格納されるとともに、電源再投入時に
は、格納された時間情報に基づいてズームレンズを電源
遮断前の突出寸法まで復帰させて、前回の投影条件を再
現することができる。そのため、プロジェクタを同一の
場所や同様の投影条件で使用する場合であっても、毎回
使用者がスクリーンに投影された画像を目視してズーム
調整をする必要がなく、簡易に使用状態を設定すること
ができる。
【0035】また、請求項2記載のズームレンズの駆動
制御回路によれば、収納状態検出手段として、ズームレ
ンズの収納終端を直接検出することができるメカニカル
スイッチや位置検出センサ等を用いることができるた
め、電源の遮断に伴うズームレンズの収納動作の開始か
ら収納終端までの最短の時間情報を算出することがで
き、ズームレンズの収納動作におけるレンズ駆動手段の
駆動時間を最適化することができる。
【0036】また、請求項3記載のズームレンズの駆動
制御回路によれば、収納状態検出手段として、レンズ駆
動手段と駆動用電源との間に、レンズ駆動手段の負荷状
態の変化を電圧の変化として検出する電圧検出抵抗を設
け、ズームレンズの収納終端におけるレンズ駆動手段の
負荷の増加を電圧変化として検出し、比較器により検出
された電圧と所定の参照電圧とを比較することにより、
レンズ駆動手段が所定の負荷状態に達したか否かを判定
して、時間情報の算出動作を停止させることができるた
め、ズームレンズの収納動作におけるレンズ駆動手段の
駆動時間を最適化することができる。
【0037】また、請求項4記載のズームレンズの駆動
制御回路によれば、ズームレンズを駆動するレンズ駆動
手段として、ズームレンズの駆動時に生じる負荷状態に
応じて駆動電流量が変化するモータを使用することによ
り、ズームレンズの収納動作における負荷状態に対応し
て駆動電流量が変化するため、この電流量の変化を電圧
検出抵抗により電圧の変化に変換し、比較器によりズー
ムレンズの収納終端におけるモータの負荷の増加を検出
して、ズームレンズの収納動作におけるレンズ駆動手段
の駆動時間を最適化することができる。
【0038】さらに、請求項5記載のズームレンズの駆
動制御方法によれば、電源遮断時に、所定の突出寸法で
投影画像が調整されたズームレンズの初期状態から収納
終端までの収納時間を算出、保持し、電源再投入時に、
保持された収納時間分だけズームレンズを突出させて、
上記初期状態に復帰させることにより、電源の遮断直前
におけるズームレンズの突出寸法、すなわち投影画像の
ズーム調整条件を時間情報として算出、保持し、電源再
投入時のズームレンズの突出寸法の再現に使用すること
ができるため、同一の場所や、あるいは同様の投射条件
でのプロジェクタの使用に際し、前回の使用状態を容易
に復帰することができ、スクリーンに投影された画像を
目視してズーム調整をする準備作業を軽減することがで
きるとともに、ズームレンズの収納動作における所要時
間を最適化することができる。
【0039】そして、請求項6記載のズームレンズ内蔵
型投影装置によれば、請求項1に記載したズームレンズ
の駆動制御回路と同等の構成を備えているため、ズーム
レンズが収納された後に無用にレンズ駆動手段を駆動す
ることを抑止して、唸り音や、異音の発生を抑えること
ができる。また、電源の遮断に伴うズームレンズの収納
動作の開始から所定の収納状態までの時間情報が算出さ
れて格納手段に格納され、電源再投入時に格納された時
間情報分だけレンズ駆動手段を駆動させることができる
ため、電源遮断前のズームレンズの投影条件が時間情報
として算出、格納され、電源再投入時には、格納された
時間情報に基づいてズームレンズを電源遮断前の突出寸
法まで復帰させて、前回の投影条件を再現することがで
きる。そのため、プロジェクタを同一の場所や同様の投
影条件で使用する場合であっても、毎回使用者がズーム
調整をする必要がなく、簡易に使用状態を設定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズームレンズの駆動制御回路の基
本構成を説明する図である。
【図2】本発明に係るズームレンズの駆動制御回路の第
1の実施例を示す図である。
【図3】本発明に係るズームレンズの駆動制御回路に適
用されるCPUの内部構成を示す図である。
【図4】本発明に係るズームレンズの駆動制御方法にお
ける収納動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るズームレンズの駆動制御方法にお
ける復帰動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るズームレンズの駆動制御回路の第
2の実施例を示す図である。
【図7】ズームレンズのズームモータの駆動電流の変化
を示す図である。
【図8】本発明に係るズームレンズの駆動制御回路の第
3の実施例を示す図である。
【図9】プロジェクタによる画像情報の投影状況を示す
概略図である。
【図10】従来技術に係るズームレンズの駆動制御回路
を示す図である。
【図11】ズームレンズの駆動機構を示す図である。
【符号の説明】
10 ズームレンズ 10a 外側モールド 10b 内側モールド 20 レンズ駆動手段 20a ズームギヤ 20b 平ギヤ 21 ズームモータ 22 モータ駆動回路 30 収納状態検出手段 31 収納位置検出センサ 32 コンパレータ 40 駆動制御手段 41 コントロール部 50 時間情報算出手段 51 クロック発生回路 52 カウンタ 60 時間情報格納手段 61 データ保存用レジスタ 70 ズームスイッチ 80 CPU 100 プロジェクタ 100a プロジェクタ端面 101 画像情報源 102 スクリーン 103 投影画像

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報をズームレンズを介してスクリー
    ンに拡大投影するズームレンズの駆動制御回路におい
    て、 投影画像の拡大、縮小調整を行うズームレンズを駆動す
    るレンズ駆動手段と、該レンズ駆動手段により駆動され
    る前記ズームレンズの収納状態を検出する収納状態検出
    手段と、前記レンズ駆動手段の駆動開始から、前記収納
    状態検出手段により前記ズームレンズの所定の収納状態
    が検出されるまでの時間情報を算出する時間情報算出手
    段と、該時間情報算出手段により算出された時間情報を
    格納する時間情報格納手段と、該時間情報格納手段に格
    納された前記時間情報及び前記収納状態検出手段からの
    制御信号に基づいて前記レンズ駆動手段の駆動状態を制
    御する駆動制御手段と、を有することを特徴とするズー
    ムレンズの駆動制御回路。
  2. 【請求項2】前記収納状態検出手段が、前記ズームレン
    ズの収納状態における終端位置を検出する収納終端検出
    センサから構成されることを特徴とする請求項1又は2
    記載のズームレンズの駆動制御回路。
  3. 【請求項3】前記収納状態検出手段が、前記レンズ駆動
    手段と駆動用電源との間に設けられた抵抗と、前記レン
    ズ駆動手段と前記抵抗との接続点の電位と予め設定され
    た参照電位とを比較し、該比較の結果に応じて前記時間
    情報算出手段の算出動作に関与する信号を出力する比較
    器と、から構成されることを特徴とする請求項1記載の
    ズームレンズの駆動制御回路。
  4. 【請求項4】前記レンズ駆動手段が、前記ズームレンズ
    の駆動時に生じる負荷の大きさに伴って駆動電流が変化
    するモータから構成されることを特徴とする請求項1又
    は3記載のズームレンズの駆動制御回路。
  5. 【請求項5】画像情報をズームレンズを介してスクリー
    ンに拡大投影するズームレンズの駆動制御方法におい
    て、 前記スクリーンに任意の拡大画像を投影するように調整
    された初期状態のズームレンズを、電源の遮断により駆
    動して収納するとともに、基準クロックに基づいて時間
    情報の算出を開始し、 前記ズームレンズの収納状態における終端を検出して、
    前記ズームレンズの駆動を停止するとともに、前記時間
    情報の算出を停止して保持し、 前記電源の投入により前記保持された時間情報に基づい
    て前記ズームレンズを駆動して前記初期状態に復帰させ
    ることを特徴とするズームレンズの駆動制御方法。
  6. 【請求項6】画像情報投影用の光源と、該画像情報を生
    成する画像生成手段と、前記光源によりスクリーンに投
    影された投影画像の拡大、縮小調整を行うズームレンズ
    を有する投影手段と、を具備するズームレンズ内蔵型投
    影装置において、 前記投影手段が、前記ズームレンズを駆動するレンズ駆
    動手段と、該レンズ駆動手段により駆動される前記ズー
    ムレンズの収納状態を検出する収納状態検出手段と、前
    記レンズ駆動手段の駆動開始から、前記収納状態検出手
    段により前記ズームレンズの所定の収納状態が検出され
    るまでの時間情報を算出する時間情報算出手段と、該時
    間情報算出手段により算出された時間情報を格納する時
    間情報格納手段と、該時間情報格納手段に格納された前
    記時間情報及び前記収納状態検出手段からの制御信号に
    基づいて前記レンズ駆動手段の駆動状態を制御する駆動
    制御手段と、を有することを特徴とするズームレンズ内
    蔵型投影装置。
JP9142855A 1997-06-02 1997-06-02 ズームレンズの駆動制御回路及びその駆動制御方法並びにズームレンズ内蔵型投影装置 Withdrawn JPH10333014A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009042371A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Hitachi Ltd プロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法
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CN116125691A (zh) * 2023-04-04 2023-05-16 南昌虚拟现实研究院股份有限公司 变焦透镜的快速变焦方法、***、电子设备及存储介质

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