JPH10329615A - アンテナ内蔵自動車部品 - Google Patents
アンテナ内蔵自動車部品Info
- Publication number
- JPH10329615A JPH10329615A JP14507497A JP14507497A JPH10329615A JP H10329615 A JPH10329615 A JP H10329615A JP 14507497 A JP14507497 A JP 14507497A JP 14507497 A JP14507497 A JP 14507497A JP H10329615 A JPH10329615 A JP H10329615A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- traffic information
- road traffic
- automobile
- receiving
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- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車車体の外観形状を損なうことがなく、
山道走行時や洗車時などにおいてアンテナが破損するこ
とがないアンテナ内蔵自動車部品を提供する。 【解決手段】 スポイラ本体１、リヤパーセルシェルフ
又はインストルメントパネル等の自動車部品の裏面側
に、ねじ８、クリップ、接着剤あるいは熱かしめ等の適
宜手段によって、道路交通情報受信用アンテナ２、ＧＰ
Ｓ受信用アンテナ又はＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナを組
み付ける。
山道走行時や洗車時などにおいてアンテナが破損するこ
とがないアンテナ内蔵自動車部品を提供する。 【解決手段】 スポイラ本体１、リヤパーセルシェルフ
又はインストルメントパネル等の自動車部品の裏面側
に、ねじ８、クリップ、接着剤あるいは熱かしめ等の適
宜手段によって、道路交通情報受信用アンテナ２、ＧＰ
Ｓ受信用アンテナ又はＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナを組
み付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路交通情報シス
テム受信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ又はＡＭ・
ＦＭラジオ用アンテナ等を内蔵したアンテナ内蔵自動車
部品に関する。
テム受信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ又はＡＭ・
ＦＭラジオ用アンテナ等を内蔵したアンテナ内蔵自動車
部品に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車にこの種のアンテナを取付
けたものとしては、人工衛星から発射する電波を利用し
て位置情報を得るようにしたＧＰＳ（gIobaI positioni
ng system）受信用アンテナを、自動車のルーフ等に磁
石で取付けて使用するようにしたものや、ＡＭ・ＦＭラ
ジ用アンテナをフロントピラー等の車体に埋め込んで取
付け使用するようにしたものが知られている。
けたものとしては、人工衛星から発射する電波を利用し
て位置情報を得るようにしたＧＰＳ（gIobaI positioni
ng system）受信用アンテナを、自動車のルーフ等に磁
石で取付けて使用するようにしたものや、ＡＭ・ＦＭラ
ジ用アンテナをフロントピラー等の車体に埋め込んで取
付け使用するようにしたものが知られている。
【０００３】なお、渋滞情報、区間旅行時間情報あるい
は駐車場情報など各種の道路交通情報を提供しているこ
とで知られているＶＩＣＳ（VehicIe Information and
Communication System、（財）ＶＩＣＳセンター商標）
受信用アンテナ（以下、道路交通情報受信用アンテナと
いう）については、インフラストラクチャーが整備され
ていないため実装実績がないのが現状である。
は駐車場情報など各種の道路交通情報を提供しているこ
とで知られているＶＩＣＳ（VehicIe Information and
Communication System、（財）ＶＩＣＳセンター商標）
受信用アンテナ（以下、道路交通情報受信用アンテナと
いう）については、インフラストラクチャーが整備され
ていないため実装実績がないのが現状である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べたもののうち前者のＧＰＳ受信用アンテナ
は、自動車のルーフなどの表面側に磁石で取付けて使用
されているため自動車車体の外観形状が損なわれて見栄
えが悪くなるという問題点を有しており、また、後者の
ＡＭ・ＦＭラジオ用のロッドアンテナは車体から飛び出
して取付けられているため、山道走行時における木との
接触や自動洗車機による洗車時における洗車ブラシとの
接触によってアンテナが破損するというような問題点を
有していた。
技術で述べたもののうち前者のＧＰＳ受信用アンテナ
は、自動車のルーフなどの表面側に磁石で取付けて使用
されているため自動車車体の外観形状が損なわれて見栄
えが悪くなるという問題点を有しており、また、後者の
ＡＭ・ＦＭラジオ用のロッドアンテナは車体から飛び出
して取付けられているため、山道走行時における木との
接触や自動洗車機による洗車時における洗車ブラシとの
接触によってアンテナが破損するというような問題点を
有していた。
【０００５】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、自動車車体の外観形状
を損なうことがなく、しかも山道走行時や洗車時などに
おいてアンテナが破損することがないアンテナ内蔵自動
車部品を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたもので、自動車車体の外観形状
を損なうことがなく、しかも山道走行時や洗車時などに
おいてアンテナが破損することがないアンテナ内蔵自動
車部品を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車部品の裏面側に、道路交通情報受
信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ、又はＡＭ・ＦＭ
ラジオ用アンテナを組み付けたことを特徴とする。
に、本発明は、自動車部品の裏面側に、道路交通情報受
信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ、又はＡＭ・ＦＭ
ラジオ用アンテナを組み付けたことを特徴とする。
【０００７】請求項２記載の発明は、アンテナを自動車
外側からのより見えない位置に取付けることができて外
観形状を損なうことがないようにするために、請求項１
記載の発明において、自動車部品が、リヤスポイラ、リ
ヤパーセルシェルフ又はインストルメントパネルである
ことを特徴とする。
外側からのより見えない位置に取付けることができて外
観形状を損なうことがないようにするために、請求項１
記載の発明において、自動車部品が、リヤスポイラ、リ
ヤパーセルシェルフ又はインストルメントパネルである
ことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】道路交通情報受信用アンテナ、Ｇ
ＰＳ受信用アンテナ、又はＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナ
は、リヤスポイラ、リヤパーセルシェルフ又はインスト
ルメントパネル等の自動車部品の裏面側に、ねじ止め、
クリップ、接着剤あるいは熱かしめ等の取付け手段によ
り組み付けられる。
ＰＳ受信用アンテナ、又はＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナ
は、リヤスポイラ、リヤパーセルシェルフ又はインスト
ルメントパネル等の自動車部品の裏面側に、ねじ止め、
クリップ、接着剤あるいは熱かしめ等の取付け手段によ
り組み付けられる。
【０００９】なお、これらアンテナの受信側に障害物が
あると電波の受信特性が低下する場合もあるので、アン
テナの電波受信特性を低下させないために、自動車部品
すなわちリヤスポイラ、リヤパーセルシェルフ又はイン
ストルメントパネルの材質、肉厚及び表面処理等に対す
るアンテナの自動車部品裏面側からの位置及びアンテナ
の電波受信部の寸法を考慮することが望ましい。
あると電波の受信特性が低下する場合もあるので、アン
テナの電波受信特性を低下させないために、自動車部品
すなわちリヤスポイラ、リヤパーセルシェルフ又はイン
ストルメントパネルの材質、肉厚及び表面処理等に対す
るアンテナの自動車部品裏面側からの位置及びアンテナ
の電波受信部の寸法を考慮することが望ましい。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係るアンテナ内蔵自動車部品
の実施例について、図１を参照しながら詳細に説明す
る。
の実施例について、図１を参照しながら詳細に説明す
る。
【００１１】図１（ａ）は本発明に係るアンテナ内蔵自
動車部品の一実施例を示し、自動車部品としてのスポイ
ラに道路交通情報受信用アンテナを内蔵した要部断面
図、図１（ｂ）は図１（ａ）中に示した道路交通情報受
信用アンテナ部分の斜視図、図１（ｃ）はアンテナを内
蔵する自動車部品としてのスポイラ本体の斜視図であ
る。
動車部品の一実施例を示し、自動車部品としてのスポイ
ラに道路交通情報受信用アンテナを内蔵した要部断面
図、図１（ｂ）は図１（ａ）中に示した道路交通情報受
信用アンテナ部分の斜視図、図１（ｃ）はアンテナを内
蔵する自動車部品としてのスポイラ本体の斜視図であ
る。
【００１２】図１（ａ）及び（ｃ）において、１は、熱
硬化性のポリエステル樹脂を用いＳＭＣ（シートモール
ディングコンパウンド）工法によって一体成形され自動
車後部に取付けられる自動車部品としてのスポイラ本体
（肉厚２．５ｍｍ）であり、図１（ａ）及び（ｂ）にお
いて、２は、（財）日本道路交通情報センターの道路交
通情報システムを受信するための道路交通情報受信用ア
ンテナである。
硬化性のポリエステル樹脂を用いＳＭＣ（シートモール
ディングコンパウンド）工法によって一体成形され自動
車後部に取付けられる自動車部品としてのスポイラ本体
（肉厚２．５ｍｍ）であり、図１（ａ）及び（ｂ）にお
いて、２は、（財）日本道路交通情報センターの道路交
通情報システムを受信するための道路交通情報受信用ア
ンテナである。
【００１３】図１（ａ）において、道路交通情報受信用
アンテナ２は、金属板状体により形成されたアンテナ本
体３、給電ピン４、ＳＭＡコネクタ５から構成され、給
電ピン４をＳＭＡコネクタ５に差し込んだ後、はんだ
６、６でアンテナ本体３の表面側と裏面側とを固定して
組み立てられ、ケーブル７は給電ピン４に差し込んだ
後、ＳＭＡコネクタ５にねじ止めして組み立てられる。
そして、組み立てた道路交通情報受信用アンテナ２を、
スポイラ本体１の裏面側に形成された２本のリブ１ａ、
１ａ間にねじ８により固定することにより組み付ける。
アンテナ２は、金属板状体により形成されたアンテナ本
体３、給電ピン４、ＳＭＡコネクタ５から構成され、給
電ピン４をＳＭＡコネクタ５に差し込んだ後、はんだ
６、６でアンテナ本体３の表面側と裏面側とを固定して
組み立てられ、ケーブル７は給電ピン４に差し込んだ
後、ＳＭＡコネクタ５にねじ止めして組み立てられる。
そして、組み立てた道路交通情報受信用アンテナ２を、
スポイラ本体１の裏面側に形成された２本のリブ１ａ、
１ａ間にねじ８により固定することにより組み付ける。
【００１４】なお上記実施例において、スポイラ本体１
は熱硬化性のポリエステル樹脂を用いＳＭＣ工法により
一体成形したものとしたが、これに限らず、熱可塑性樹
脂のＡＢＳ又はＰＰ樹脂等を用い射出成形法又はブロー
成形法によって成形したスポイラー本体を用いるように
してもよい。
は熱硬化性のポリエステル樹脂を用いＳＭＣ工法により
一体成形したものとしたが、これに限らず、熱可塑性樹
脂のＡＢＳ又はＰＰ樹脂等を用い射出成形法又はブロー
成形法によって成形したスポイラー本体を用いるように
してもよい。
【００１５】また、実施例において、アンテナ本体３の
材質は、はんだ用シルバートップ（東洋鋼板（株）製、
商品名、厚み０．５ｍｍ）を使用し、アンテナ本体３の
寸法及び給電ピン４の位置は（財）日本道路交通情報セ
ンターの道路交通情報システムに使用される電波の周波
数により決定し、さらに、道路交通情報受信用アンテナ
２のスポイラ本体１への取付け位置は、スポイラ本体３
の裏面から５ｍｍの位置に設定した。
材質は、はんだ用シルバートップ（東洋鋼板（株）製、
商品名、厚み０．５ｍｍ）を使用し、アンテナ本体３の
寸法及び給電ピン４の位置は（財）日本道路交通情報セ
ンターの道路交通情報システムに使用される電波の周波
数により決定し、さらに、道路交通情報受信用アンテナ
２のスポイラ本体１への取付け位置は、スポイラ本体３
の裏面から５ｍｍの位置に設定した。
【００１６】なお、道路交通情報受信用アンテナ、ＧＰ
Ｓ受信用アンテナ、ＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナ等のア
ンテナは、実施例で示したようなリヤスポイラの他に、
リヤパーセルシェルフあるいはインストルメントパネル
の裏面側にも取付け可能である。
Ｓ受信用アンテナ、ＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナ等のア
ンテナは、実施例で示したようなリヤスポイラの他に、
リヤパーセルシェルフあるいはインストルメントパネル
の裏面側にも取付け可能である。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、自動車部品の裏面側に、道路
交通情報受信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ、又は
ＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナを組み付けた構成としてい
るため、自動車車体の外観形状を損なうことがなく見栄
えが良好であるとともに、山道走行時や洗車時において
もアンテナが破損することがない効果がある。
交通情報受信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ、又は
ＡＭ・ＦＭラジオ用アンテナを組み付けた構成としてい
るため、自動車車体の外観形状を損なうことがなく見栄
えが良好であるとともに、山道走行時や洗車時において
もアンテナが破損することがない効果がある。
【図１】（ａ）は本発明に係るアンテナ内蔵自動車部品
としての実施例を示し、アンテナを自動車部品のスポイ
ラに内蔵した要部断面図、（ｂ）は（ａ）中の道路交通
情報受信用アンテナの斜視図、（ｃ）はアンテナを内蔵
するスポイラ本体の斜視図である。
としての実施例を示し、アンテナを自動車部品のスポイ
ラに内蔵した要部断面図、（ｂ）は（ａ）中の道路交通
情報受信用アンテナの斜視図、（ｃ）はアンテナを内蔵
するスポイラ本体の斜視図である。
１…スポイラ本体（自動車部品） １ａ，１ａ…リ
ブ ２…道路交通情報受信用アンテナ ３…ア
ンテナ本体 ４…給電ピン ５…Ｓ
ＭＡコネクタ ６…はんだ ７…ケ
ーブル ８…ねじ
ブ ２…道路交通情報受信用アンテナ ３…ア
ンテナ本体 ４…給電ピン ５…Ｓ
ＭＡコネクタ ６…はんだ ７…ケ
ーブル ８…ねじ
Claims (2)
- 【請求項１】 自動車部品の裏面側に、道路交通情報受
信用アンテナ、ＧＰＳ受信用アンテナ、又はＡＭ・ＦＭ
ラジオ用アンテナを組み付けたことを特徴とするアンテ
ナ内蔵自動車部品。 - 【請求項２】 自動車部品が、リヤスポイラ、リヤパー
セルシェルフ又はインストルメントパネルであることを
特徴とする請求項１記載のアンテナ内蔵自動車部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14507497A JPH10329615A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | アンテナ内蔵自動車部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14507497A JPH10329615A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | アンテナ内蔵自動車部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329615A true JPH10329615A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15376787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14507497A Pending JPH10329615A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | アンテナ内蔵自動車部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329615A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6840563B2 (en) * | 2001-07-24 | 2005-01-11 | Cts Farhrzeug-Dachsystems Gmbh | Plate in a motor vehicle with a metallic support structure |
| JP2009051246A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Daikyo Nishikawa Kk | アンテナ内蔵エアスポイラーの取付構造 |
| US7609217B2 (en) | 2007-01-25 | 2009-10-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna device |
| JP2010259034A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-11-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | アンテナ装置 |
| WO2021004831A1 (fr) | 2019-07-11 | 2021-01-14 | Renault S.A.S | Becquet arriere de vehicule automobile instrumente |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP14507497A patent/JPH10329615A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6840563B2 (en) * | 2001-07-24 | 2005-01-11 | Cts Farhrzeug-Dachsystems Gmbh | Plate in a motor vehicle with a metallic support structure |
| US7609217B2 (en) | 2007-01-25 | 2009-10-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna device |
| JP2009051246A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Daikyo Nishikawa Kk | アンテナ内蔵エアスポイラーの取付構造 |
| JP2010259034A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-11-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | アンテナ装置 |
| US8576138B2 (en) | 2009-03-31 | 2013-11-05 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit housed in an outside mirror |
| WO2021004831A1 (fr) | 2019-07-11 | 2021-01-14 | Renault S.A.S | Becquet arriere de vehicule automobile instrumente |
| FR3098464A1 (fr) | 2019-07-11 | 2021-01-15 | Renault S.A.S | Becquet arrière de véhicule automobile instrumenté |
| CN114126958A (zh) * | 2019-07-11 | 2022-03-01 | 雷诺股份公司 | 装有仪器的机动车辆后部扰流器 |
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