JPH10329311A - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法

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JPH10329311A
JPH10329311A JP13954297A JP13954297A JPH10329311A JP H10329311 A JPH10329311 A JP H10329311A JP 13954297 A JP13954297 A JP 13954297A JP 13954297 A JP13954297 A JP 13954297A JP H10329311 A JPH10329311 A JP H10329311A
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JP13954297A
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English (en)
Inventor
Masanori Hirano
政徳 平野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OHP用紙に高濃度で画像を印写できない。 【解決手段】 OHP用紙の両面を記録面とし、OHP
用紙の表面に画像を印写すると共に、OHP用紙の裏面
にも当該画像を印写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
及びインクジェット記録方法に関し、特にオーバーヘッ
ドプロジェクタ用の用紙などの透明性を有する用紙に画
像を記録可能なインクジェット記録装置及びインクジェ
ット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、会議、公演等のように一度に多
数の聴衆に対して説明を行う際の説明補助手段としてオ
ーバーヘッドプロジェクタ(以下「OHP」という。)
が多用されているが、OHP用紙への画像の記録には特
にカラーインクジェットプリンタが使用されるようにな
っている。
【0003】これは、インクジェットプリンタにおいて
は、色材に水性インクを使用していることから、トナー
を用いる複写機よりも透明感の高いクリアな画像を得ら
れ、原理上も微細なドットを打込んで記録するために文
字や罫線を多用するビジネス文書でもエッジがはっきり
と表現され、シャープな画像が得られることによる。ま
た、元々高価なOHP用紙とサプライの高価な複写機や
昇華型プリンタを組合わせた場合に比べてコストパフォ
ーマンスを低下できることもある。
【0004】ところが、インクジェットプリンタは、液
体インクを使用してこれを用紙(記録媒体)に着弾させ
て記録を行うために、用紙へのインク滴の定着は、空気
中への水分の蒸発と用紙中への浸透によって行われる。
この水分の蒸発及びインクの浸透がスムーズに行われな
いと、インクが用紙表面に広がって滲みが発生するた
め、インクには浸透性の高いものが使用される。
【0005】しかしながら、OHP用紙はそのほとんど
が樹脂フィルムであり、数μmから数十μm程度のイン
ク受容層が塗布されているだけであるので、インクが十
分に浸透することができず、ドットの融合などの滲みが
発生する。すなわち、図12に示すように異なる色のイ
ンク滴I1,I2を順次OHP用紙P上に着弾させた場
合、インク滴はOHP用紙Pに浸透しないため、各色の
インク滴I1,I2によるドットD1,D2が融合して
著しく印写品質が低下する。特に、モノクロテキストの
印字をくっきりと際立たせるためにブラックインクを他
の色のインクの物性と異なる物性にしている場合には、
よりドットの融合が発生しやくなり、酷い滲みが発生す
る。
【0006】また、同じ色のドット間であっても、べた
部のように多量のインクが打込まれると、図13に示す
ように色ムラとして認識されることになる。このような
色境界の滲みや色ムラが発生した場合、反射型プロジェ
クタではある程度ごまかすことができても、透過型プロ
ジェクタでは逆に強調されてしまうので、重大な画質劣
化となる。
【0007】そのため、OHP用紙に印写するときには
インク量が制限されて画質は区合いであるが濃度の低い
画像しか得られなくなる。この画像濃度の低下を回避す
るために、インク中の染料或いは顔料の濃度を上げる方
法と、噴射可能なインク量の制限を緩和する方法が考え
られる。
【0008】この場合、インク中の染料や顔料の濃度を
上げると、OHP用紙上の制限の前に、インクを長期間
安定して噴射できるようにするための制限がかけられ、
この制限を超えて濃度を上げた場合、インクの噴射が不
安定になったり、ノズル口にインクが固着して目詰まり
が生じ易くなる。また、OHP用紙に濃度を合わせる
と、普通紙に印写したときには濃度が高くなりすぎて、
良好な画質が得られなくなるので、これを回避するため
に更にOHP用紙専用のインクやヘッドを搭載したり、
インク量を変化させるなどの補正手段を講じなければな
らなくなり、コストが高くなる。
【0009】そこで、従来は、インク量制限を緩和する
方法が講じられ、例えば特開昭60−48366号公報
や特公平4−48626号公報に記載されているよう
に、十分に時間を置いてドットの重ね打ちをすることに
よって濃度を高くしたり、特開平3−142252号に
記載されているように、ドット同士が重ならないように
打込むドットの周囲を間引くなどしている。
【0010】例えば図14(a)は最も単純に物理的に
重なり合うドットを間引くようにした例であり、このと
きには実質的な濃度低下を補うために、顔料や染料の濃
度を上げてインクの濃度を通常よりも高めに設定する。
また、同図(b)は(a)で間引いたドットを補完ドッ
トしてこれを重ね打つことで本来の濃度を維持する例で
あり、通常は間引きパターンを一度打ち込んだ後、キャ
リッジリターンを行って再度補完パターンを打ち込む
か、キャリッジリターンの際(復路)に補完パターンを
打ち込む。更に、同図(c)は同じドットパターンを2
度打ちすることで濃度不足を補うようにした例である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドット
の重ね打ちによって濃度を上げるには相当に時間がかか
り、実用的な時間内で重ね打ちを行うには、十分にイン
クが乾燥する前に重ね打ちに入らなければならず、結果
としてインクがオーバーフローしてしまうことになる。
また、ドットの間引きを行った場合には、拡大投影によ
ってシャープネスが低下するので、解像度が要求されな
い用途に使用する場合にのみ適用可能である。さらに、
これらのドットの間引きや補完パターンの打ち込み、或
いは2度打ちを行っても色ムラや滲みはそれほど改善さ
れず、間引きパターンの印写に止まる場合には色ムラが
目立つことになる。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、インク受容量が少ない用紙でも高濃度の画像を得
られるインクジェット記録装置及びインクジェット記録
方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェット記録装置は、用紙の両面
を記録面として画像を印写する手段を備えている構成と
した。
【0014】請求項2のインクジェット記録装置は、上
記請求項1のインクジェット記録装置において、物性の
異なるインクを使用するときに、異なる物性のインクで
前記用紙の異なる記録面に画像を印写する手段を備えて
いる構成とした。
【0015】請求項3のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
前記用紙の両面に同一の印写データに対して異なる画像
処理を施した各画像を印写する手段を備えている構成と
した。
【0016】請求項4のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至3のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記用紙の一方の面に印写する画像と左右鏡
像となる画像を他方の面に印写する手段を備えている構
成とした。
【0017】請求項5のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至4のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記用紙の一方の面に間引きパターンで印写
した画像の間引きドットを補完する間引きパターンで他
方の面に画像を印写する手段を備えている構成とした。
【0018】請求項6のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至5のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記用紙の両面を記録面とする指定がされた
ときに前記両面を記録面とする印写を行なう手段を備え
ている構成とした。
【0019】請求項7のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至6のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記用紙の搬送路を挟んで両面に印写用ヘッ
ドを備えている構成とした。
【0020】請求項8のインクジェット記録方法は、イ
ンク滴を用紙に噴射して画像を記録するインクジェット
記録装置において、前記用紙の両面を記録面として画像
を印写する構成とした。
【0021】請求項9のインクジェット記録方法は、上
記請求項8のインクジェット記録方法において、物性の
異なるインクを使用するときに、異なる物性のインクは
前記用紙の異なる記録面に画像を印写する構成とした。
【0022】請求項10のインクジェット記録方法は、
上記請求項8又は9のインクジェット記録方法におい
て、前記用紙の両面に同一の印写データに対して異なる
画像処理を施した各画像を印写する構成とした。
【0023】請求項11のインクジェット記録方法は、
上記請求項8乃至10のいずれかのインクジェット記録
方法において、前記用紙の一方の面に画像を印写した
後、前記用紙の他方の面に前記印写した画像と左右鏡像
となる画像を印写する構成とした。
【0024】請求項12のインクジェット記録方法は、
上記請求項8乃至11のいずれかのインクジェット記録
方法において、前記用紙の一方の面に間引きパターンで
画像を印写した後、前記用紙の他方の面に前記間引きパ
ターンで印写した画像の間引きドットを補完する間引き
パターンで画像を印写する構成とした。
【0025】請求項13のインクジェット記録方法は、
上記請求項8乃至12のいずれかのインクジェット記録
方法において、前記用紙の両面を記録面とする指定がさ
れたときにのみ前記両面を記録面とする印写を行なう構
成とした。
【0026】請求項14のインクジェット記録方法は、
上記請求項8乃至13のいずれかのインクジェット記録
方法において、前記用紙の両面に同時に画像を記録する
構成とした。
【0027】請求項15のインクジェット記録方法は、
上記請求項8乃至14のいずれかのインクジェット記録
方法において、前記用紙がオーバーヘッドプロジェクタ
用の用紙である構成とした。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るインクジ
ェット記録装置の概略構成図である。このインクジェッ
ト記録装置は、左右の側板1,2間(図2参照)に横架
したガイドロッド3とガイド板4とでキャリッジ5を主
走査方向(図2の矢示A方向)に摺動自在に保持し、キ
ャリッジ5の下面側にはインクジェットヘッドからなる
記録ヘッド6をインク滴吐出方向を下方に向けて装着
し、キャリッジ5の上面側には記録ヘッド6に各色のイ
ンクを供給するためのインクタンク(インクカートリッ
ジ)7を装着している。
【0029】記録ヘッド6は、図3に示すように、イエ
ロー(Y)のインクを吐出するヘッド6y、マゼンタ
(M)のインクを吐出するヘッド6m、シアン(C)の
インクを吐出するヘッド6c及びブラック(Bk)のイ
ンクを吐出するヘッド6bを主走査方向に配置したもの
である。各ヘッド6y,6m,6c,6bには多数の記
録ノズル8を副走査方向に2列に列設している。そし
て、後述するように、各ヘッド6y,6m,6c,6b
の多数の記録ノズル8をn個のノズル群に分割、ここで
は2列の内の一方の列の記録ノズル8をノズル群Naと
し、他方の列の記録ノズル8をノズル群Nbに分割して
駆動制御する。
【0030】ここで、各ヘッド6y,6m,6c,6b
は、図4に示すように、液室10を形成する液室形成部
材11の前面に複数の記録ノズル8を形成したノズル形
成部材12が設けられ、図示しない圧電素子、気泡発生
用ヒータ等のエネルギー発生手段によって液室10内の
インクに圧力を与えることによって、液室10内のイン
クがノズル形成部材12の記録ノズル8からインク滴1
3となって飛翔して記録媒体(以下、「用紙」とい
う。)にドットとして着弾付着する。このとき、各液室
10に圧力を与えるエネルギー発生手段を選択的に駆動
することによって所望の画像を印写することができる。
【0031】図1及び図2に戻って、キャリッジ5は、
ステッピングモータからなる主走査モータ15で回転さ
れる駆動プーリ16と従動プーリ17との間に張装した
タイミングベルト18に連結して、主走査モータ15を
駆動制御することによってキャリッジ5、即ち記録ヘッ
ド6が主走査方向に移動されるようにしている。
【0032】一方、用紙20を副走査方向(図2の矢示
B方向)に搬送するためにプラテンローラ(以下、単に
「プラテン」という。)21と、プラテン21の周面に
押し付けて配設した給紙ローラ22,23及び用紙送り
角を規定するピンチローラ24と、記録ヘッド6が対向
するガイド板25と、記録ヘッド6より用紙搬送方向下
流側の排紙ローラ26及びこの排紙ローラ26に押し付
けられて当接する用紙押え用拍車ローラ27とを備えて
いる。
【0033】そして、ステッピングモータからなる副走
査モータ28の回転をギヤ29〜31及びプラテンギヤ
32を介してプラテン21に伝達して、プラテン21を
回転駆動することによって給紙部33に収納した用紙2
0をプラテン21と給紙ローラ22,23及び用紙押え
用ローラ24を経て、記録ヘッド6とガイド板25との
間に送り込み、プラテン21で用紙20を副走査方向に
移動させながら、プラテンギヤ32に噛み合うギヤ34
を介して回転される排紙ローラ26及び用紙押え用拍車
ローラ27で用紙20を排紙方向(図2の矢示B方向)
に送り出す。
【0034】このように構成したこの記録装置では、記
録ヘッド6(キャリッジ5)を主走査方向に移動走査さ
せながら、用紙20を副走査方向に搬送して、記録ヘッ
ド6各ヘッド6y,6m,6c,6bのノズル8,8…
から所要の色のインク滴を吐出させることによって、用
紙20上に所要のカラー画像(黒画像を含む。)を記録
する。
【0035】また、この記録装置においては、キャリッ
ジ5の主走査領域の右側部分に、記録ヘッド6の信頼性
維持回復機構(サブシステム)35を配設し、印字待機
状態にあるとき、ホスト側から所定時間印刷データが転
送されないとき、或いは予め定めた時間間隔などで、記
録ヘッド6のノズル面やノズルの汚れを除去するなどの
信頼性維持回復動作を行う。
【0036】次に、このインクジェット記録装置の制御
部の概要について図5を参照して説明する。この制御部
は、この記録装置全体の制御を司るマイクロコンピュー
タ(以下、「CPU」と称する。)40と、画像データ
に対する色補正、二値化等の画像処理に必要な情報等の
各種固定情報を格納したROM41と、ワーキングメモ
リ等として使用するRAM42と、パラレル入出力(P
IO)ポート43と、入力バッファ44と、キャラクタ
ジェネレータ45と、改行カウンタ46と、ダイレクト
メモリアクセスコントローラ(DMAC)47と、1ラ
イン出力バッファ48と、パラレル入出力(PIO)ポ
ート49とを備えている。
【0037】そして、この制御部は、記録ヘッド6の各
ヘッド6y,6m,6c,6bの各エネルギー発生手段
に対して駆動波形を印加する共通(Com)ドライバ5
0と、記録ヘッド6の各ヘッド6y,6m,6c,6b
のエネルギー発生手段を記録信号に応じて選択する選択
信号を与えるドライバ51と、主走査モータ15及び副
走査モータ28を各々駆動制御するモータドライバ52
等を備えて、各部に所要の信号を出力すると共に、操作
パネル(オペレーションパネル)53が接続されてい
る。なお、パラレル入出力ポート(PIO)49に代え
てゲートアレー(GA)を用いることもできる。
【0038】ここで、PIO43には操作パネル53か
ら与えられる各種の指示、選択信号が入力されると共
に、PIO43から操作パネル53に対して各種の表示
信号等が出力される。また、PIO43にはホスト側か
らの画像データ、用紙の種別を示す用紙種別データ及び
その他のデータが入力され、PIO43を介してホスト
側に各種の信号を出力する。さらに、PIO43には、
用紙の始端、終端を検知する紙有無センサからの検知信
号、キャリッジ5のホームポジション(基準位置)を検
知するホームポジションセンサ等の各種センサからの信
号等が入力される。
【0039】また、入力バッファ44は、PIO43を
介して受信するホスト側からの印字データを一次格納す
る。キャラクタジェネレータ45は、印写データをコー
ドデータで受信した場合にイメージデータに変換する。
改行カウンタ46は、改行数をカウントする。DMAC
47は、入力バッファ44に一次蓄積している印写デー
タを読出して、必要であれば、キャラクタジェネレータ
45でイメージデータに変換させて、1ライン分の印字
データを出力バッファ48に転送させる等の処理をす
る。
【0040】さらに、出力バッファ48に蓄積された記
録データは所要のタイミングで読み出されてPIO49
に印写信号として送出され、PIO49からドライバ5
1に与えられて、ドライバ51からドライブ信号(選択
信号)として記録ヘッド6に送出する。また、PIO4
9を介してモータドライバ52に対して駆動制御信号を
出力して、キャリッジ5を主走査方向の移動走査し、プ
ラテン21を回転させて用紙20を所定量搬送させる。
【0041】次に、このインクジェット記録装置の作用
について図6以降をも参照して説明する。先ず、図6を
参照して本発明に係るインクジェット記録方法について
説明すると、本発明に係るインクジェット記録方法で
は、OHP用紙の両面を記録面として画像を印写するよ
うにしている。すなわち、同図(a)に示すような元デ
ータ(画像データ)をOHP用紙に印写するときに、同
図(b)に示すようにOHP用紙Pの表面に当該データ
を印写すると共に、同図(b)に示すようにOHP用紙
Pの裏面にも当該データを印写する。
【0042】つまり、OHP用紙は透明であり、またO
HPにおいては複数のOHP原稿を重ねて使用すること
ができる。したがって、OHP用紙の両面に画像を印写
することによって、OHP用紙の一方の面から見る(O
HPで投影する。)と、全体として同じ画像のOHP用
紙を2枚重ねたのと同程度の濃度の画像として見ること
ができ、各面の画像の濃度を低くしても所要の濃度に近
い濃度を得ることができるようになる。これによって、
OHP用紙を使用する場合の画像濃度の低下を補うこと
ができる。
【0043】ここで、Y,M,C,Kインクとして物性
の異なるインクを使用するときには、異なる物性のイン
クで用紙の異なる記録面に画像を印写するようにする。
例えば、モノクロテキストの印写をくっきりと際立たせ
るためにブラックインクを他のカラーインクと物性を異
ならせている場合には、ブラックインクとカラーインク
との間で融合が発生しやすかったり、ひどい滲みが発生
しやすいので、ブラックインクを用紙の表面(又は裏
面)に印写し、カラーインクを裏面(又は表面)に印写
して、両者を物理的に隔離することによって画像劣化を
防ぐことができる。なお、物性の異なるインクとは、例
えば油性インクと水性インク、浸透性の高いインクと低
いインクなどのように、同時に使用されると境界滲みな
どの画質劣化を招き易い組合わせや、混じり合うことに
よって画質、耐久性などが低下する組合わせがある。
【0044】また、この場合、OHP用紙の一方の面に
印写する画像と他方の面に印写する画像とは異なる画像
処理を施すことができる。例えば、一方の面から見た場
合に左右逆にならないように、少なくともいずれか一方
の面に印写する画像は他方の面に印写する画像に対して
鏡像になるように反転処理を行なう。上記の図6の例で
は、表面に印写する画像に対して裏面に印写する画像を
左右鏡像反転させている。
【0045】さらに、用紙の一方の面に間引きパターン
で画像を印写した後、用紙の他方の面に間引きパターン
で印写した画像の間引きドットを補完する間引きパター
ンで画像を印写することもできる。例えば、図7に示す
ように用紙Pの表面に元データを間引いた間引きパター
ンで画像を印写し、用紙の裏面には表面に印写する画像
で間引かれた間引きドットのパターンを印写する。この
ようにすれば、インクとOHP用紙が比較的滲みを発生
し易い組合わせであったとしても、濃度低下と滲みの発
生を低減することができる。
【0046】次に、上記のようなインクジェット記録方
法を実行するためにインクジェット記録装置の制御部が
行う処理について図8以降をも参照して説明する。先
ず、制御部は、図8に示すように、印写開始処理に入る
と、OHP用紙に印写するOHPモードか否かを判別す
る。このOHPモードか否かの判別は、例えばホスト側
のプリンタドライバから指定されている印写モードの指
定情報をチェックしたり、或いは用紙種検知センサを設
けて給紙された用紙がOHP用紙か否かを検出すること
で行うようにしている。
【0047】その後、OHPモードであれば、OHP用
紙の両面を記録面として記録する両面印写モードか、O
HP用紙の片面のみを記録面として記録する片面印写モ
ードかを判別する。この両面印写/片面印写の判別は、
ホスト側のプリンタドライバから指定されている印写モ
ードの指定情報をチェックしたり、或いは記録装置本体
の操作パネルからスイッチやメニュー選択によって入力
される印写モードの指定情報をチェックすることで行え
るようにしている。また、画像データから絵文字分離を
行ったり、使用するインクの色によって両面印写か否か
を自動的に判別切替えることもできる。
【0048】すなわち、両面印写を行った場合には、片
面印写の場合に比べて相対的に印写時間が長くなるが、
用途や画像内容に応じては、片面印写でも使用に耐えら
れる画像品質が得られる場合もあるので、オペレータ等
が任意に選択できるようにする。例えば、画像データが
ブラックインクでのみ印写するテキストである場合に
は、両面印写を行っても画像濃度的には余り変化がない
ので、上述のようにすることで両面印写を解除して印写
時間を短縮することができる。
【0049】そして、両面印写モードであれば、画像デ
ータを取り込んで、この画像データに対してγ補正や墨
版データ作成等の色補正処理を行い、その後2値化処理
を行い、更にドットの間引きや待ち時間の設定、同一ラ
イン上で複数回に分けて印写を行うためのマルチパス設
定等の各種のOHP用補正処理を行う。
【0050】次いで、このようにして得られた表面印写
用データに対して裏面印写用データを作成する。この裏
面印写用データは、表面印写用データに対しては鏡像反
転を行うとともに、前述したように表面印写用データと
同じデータとし、或いは、表面側を間引きパターンで印
写するときには裏面側は間引かれたドットを補完する補
完パターンとする。
【0051】その後、このようにして得られた表面印写
用データに基づいてOHP用紙の表面に画像を印写し、
次いで、裏面印写用データに基づいてOHP用紙の裏面
に画像を印写する。
【0052】この場合、上記のインクジェット記録装置
では反転機構を持たないため、OHP用紙の表面への印
写が終了した後、プリンタドライバによってオペレータ
に対して再度反転して給紙するように促すメッセージを
表示し、再度給紙されるまでの待機して裏面印写開始が
指示されたときに裏面印写に入るようにしている。な
お、記録装置に単純な反転給紙機構や複写装置等で用い
られる両面複写用搬送機構などを備えることで、自動的
に再給紙を行うことができるようなる。
【0053】次に、制御部の行う処理の他の例について
図9を参照して簡単に説明すると、この処理では、両面
印写モードのときには、先ず、画像データを取り込ん
で、この画像データに対して色補正処理、2値化処理、
OHP用補正処理等を行って表面印写用データを作成し
て、OHP用紙の表面側に表面印写用データを印写す
る。その後、その画像データに対して色補正処理、2値
化処理、OHP用補正処理等を行って裏面印写用データ
を作成して、OHP用紙の裏面側に裏面印写用データを
印写する。
【0054】すなわち、前記図8の処理では表面用/裏
面用の印写データを一度に作成していたのに対して、こ
の図9の処理では表面側の印写が終了した後、裏面側の
印写データの作成を行うようにしている。
【0055】次に、制御部の行う処理の更に他の例につ
いて図10を参照して簡単に説明すると、この処理で
は、両面印写モードのときには、先ず、画像データを取
り込んで、この画像データに対して色補正処理を行った
後、裏面印写用データを作成し、表面印写用データ及び
裏面印写用データに対してそれぞれ個別的に2値化処理
を行った後、OHP用紙の表面側に表面印写用データを
印写し、次いでOHP用紙の裏面側に裏面印写用データ
を印写する。
【0056】すなわち、画像データによっては写真や絵
の中に文字や線画が含まれることがあるが、これらの文
字や線画は、写真や絵の一部とみなされ、文字や線画に
適さない画像処理を受けてしまうことになる。これらの
文字や線画が単なる模様程度の意味しか持たない場合に
は問題がないが、グラフや表中の注釈、数値といった重
要な情報を表わしている場合には、かえって情報が伝わ
り難くなる。
【0057】そこで、この処理のように2値化処理を行
う前に裏面用印写データも作成しておき、その後、表
面、裏面印写用データにそれぞれ異なった2値化処理を
施すことによってこのような問題を回避することができ
る。この場合、ファクシミリや複写装置で行われる絵文
字分離を行ってもよいが、これらの文字や線画は大抵ブ
ラックで表わされ、ブラックインクには特別な物性のイ
ンクを用いることが多いので、ブラックデータを無条件
で裏面側に回してしまうようにすることでも対応でき
る。
【0058】このようにこのインクジェット記録装置に
おいては、OHP用紙の両面を記録面として画像を記録
するが、このとき、片面印写用の記録ヘッドを備え、用
紙表面への印写後反転或いは再給紙で裏面への印写を行
う場合には印写時間が相対的に長くなるので、図11に
示すように用紙の搬送路を挟んで2個の記録ヘッドを備
え、表裏面に同時に各印写データを印写するすることも
できる。このようにすれば、印写時間の増加を抑えるこ
とができると共に、図8に示す処理を行う場合に裏面用
印写データを作成、保存しておくためのメモリーやハー
ドディスク上のバッファ容量を軽減することができる。
【0059】なお、上記実施例においては、OHP用紙
の両面を記録面として印写する例で説明しているが、用
紙はOHP用紙に限るものではなく、略透明な用紙であ
ればその用途はOHPに限られるものではない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェット記録装置によれば、用紙の両面を記録面として
画像を印写する手段を備えているので、OHP用紙等の
インク受容層が薄い用紙でも画像濃度の低下とインクの
溢れによるマージなどを防止して必要な濃度の画像を得
ることができる。
【0061】請求項2のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1のインクジェット記録装置において、
物性の異なるインクを使用するときに、異なる物性のイ
ンクで用紙の異なる記録面に画像を印写する手段を備え
ているので、物性の異なるインクを物理的に隔離するこ
とができて、物性の異なるインクの混じり合いよる問題
を防止できる。
【0062】請求項3のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、用紙の両面に同一の印写データに対して異なる画
像処理を施した各画像を印写する手段を備えているの
で、印写する面、印写画像、用紙の使用目的などに応じ
た適切な画像を記録することができる。
【0063】請求項4のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至3のいずれかのインクジェット記
録装置において、用紙の一方の面に印写する画像と左右
鏡像となる画像を他方の面に印写する手段を備えている
ので、プロジェクターで投影した場合に画像の向きが異
なったまま二重写しになることを防止できる。
【0064】請求項5のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至4のいずれかのインクジェット記
録装置において、用紙の一方の面に間引きパターンで印
写した画像の間引きドットを補完する間引きパターンで
他方の面に画像を印写する手段を備えているので、いず
れの面も間引き印写となってインクの溢れによるマージ
を防ぐことができると共に、表裏面のドットの抜けを補
いことができて、間引きによる画像濃度の低下と画質劣
化を防止できる。
【0065】請求項6のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至5のいずれかのインクジェット記
録装置において、用紙の両面を記録面とする指定がされ
たときに両面を記録面とする印写を行なう手段を備えて
いるので、画質よりも印写速度を優先する場合、両面片
面を行っても濃度向上にあまり資することのないブラッ
クインクだけでテキストを印刷する場合などに余計な時
間を掛けないで記録することができる。
【0066】請求項7のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至6のいずれかのインクジェット記
録装置において、用紙の搬送路を挟んで両面に印写用ヘ
ッドを備えているので、用紙の表裏面に同時に記録を行
うことができてスループットを低下させることができ
る。
【0067】請求項8のインクジェット記録方法によれ
ば、用紙の両面を記録面として画像を印写するようにし
たので、OHP用紙等のインク受容層が薄い用紙でも画
像濃度の低下とインクの溢れによるマージなどを防止し
て必要な濃度の画像を得ることができる。
【0068】請求項9のインクジェット記録方法によれ
ば、上記請求項8のインクジェット記録方法において、
物性の異なるインクを使用するときに、異なる物性のイ
ンクは用紙の異なる記録面に画像を印写するようにした
ので、物性の異なるインクを物理的に隔離することがで
きて、物性の異なるインクの混じり合いよる問題を防止
できる。
【0069】請求項10のインクジェット記録方法によ
れば、上記請求項8又は9のインクジェット記録方法に
おいて、用紙の両面に同一の印写データに対して異なる
画像処理を施した各画像を印写するようにしたので、印
写する面、印写画像、用紙の使用目的などに応じた適切
な画像を記録することができる。
【0070】請求項11のインクジェット記録方法によ
れば、上記請求項8乃至10のいずれかのインクジェッ
ト記録方法において、用紙の一方の面に画像を印写した
後、用紙の他方の面に印写した画像と左右鏡像となる画
像を印写するようにしたので、一方の面から見た場合や
OHPで投影した場合に、向きの異なる画像が二重に見
えることを防止できる。
【0071】請求項12のインクジェット記録方法によ
れば、上記請求項8乃至11のいずれかのインクジェッ
ト記録方法において、用紙の一方の面に間引きパターン
で画像を印写した後、用紙の他方の面に間引きパターン
で印写した画像の間引きドットを補完する間引きパター
ンで画像を印写するようにしたので、インクの溢れによ
るマージを防ぐことができると共に、表裏面のドットの
抜けを補いことができて、間引きによる画像濃度の低下
と画質劣化を防止できる。
【0072】請求項13のインクジェット記録方法によ
れば、上記請求項8乃至12のいずれかのインクジェッ
ト記録方法において、用紙の両面を記録面とする指定が
されたときにのみ両面を記録面とする印写を行なうよう
にしたので、画質よりも印写速度を優先する場合、両面
片面を行っても濃度向上にあまり資することのないブラ
ックインクだけでテキストを印刷する場合などに余計な
時間を掛けないで記録することができる。
【0073】請求項14のインクジェット記録方法によ
れば、上記請求項8乃至13のいずれかのインクジェッ
ト記録方法において、用紙の両面に同時に画像を記録す
るようにしたので、用紙の表裏面に印写する場合のスル
ープットを低下させることができる。
【0074】請求項15のインクジェット記録方法によ
れば、上記請求項8乃至14のいずれかのインクジェッ
ト記録方法において、用紙がオーバーヘッドプロジェク
タ用の用紙である構成としたので、OHP用紙への画像
の記録時に所要濃度を画像を高い品質で得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するインクジェット記録装置の機
構部の概略平正面
【図2】同記録装置の機構部の概略斜視図
【図3】同記録装置の記録ヘッドの概略斜視図
【図4】同記録装置のヘッドの断面説明図
【図5】同記録装置の制御部のブロック図
【図6】本発明に係るインクジェット記録方法の説明に
供する説明図
【図7】本発明に係るインクジェット記録方法の他の例
の説明に供する説明図
【図8】本発明に係るインクジェット記録装置の制御部
の行う処理の一例を説明するフロー図
【図9】同制御部の行う処理の他の例を説明するフロー
【図10】同制御部の行う処理の更に他の例を説明する
フロー図
【図11】他の実施例の説明に供する説明図
【図12】ドットの融合を説明する説明図
【図13】色ムラの発生を説明する説明図
【図14】従来のOHP用紙に対する印写方法を説明す
る説明図
【符号の説明】
5…キャリッジ、6…記録ヘッド、15…主走査モー
タ、21…プラテン、28…副走査モータ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を用紙に噴射して画像を記録す
    るインクジェット記録装置において、前記用紙の両面を
    記録面として画像を印写する手段を備えたことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、物性の異なるインクを使用するときに、異
    なる物性のインクで前記用紙の異なる記録面に画像を印
    写する手段を備えたことを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、前記用紙の両面に同一の印写データ
    に対して異なる画像処理を施した各画像を印写する手段
    を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記用紙の一方の面に印
    写する画像と左右鏡像となる画像を他方の面に印写する
    手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記用紙の一方の面に間
    引きパターンで印写した画像の間引きドットを補完する
    間引きパターンで他方の面に画像を印写する手段を備え
    たことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記用紙の両面を記録面
    とする指定がされたときに前記両面を記録面とする印写
    を行なう手段を備えたことを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記用紙の搬送路を挟ん
    で両面に印写用ヘッドを備えたことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 インク滴を用紙に噴射して画像を記録す
    るインクジェット記録装置において、前記用紙の両面を
    記録面として画像を印写することを特徴とするインクジ
    ェット記録方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のインクジェット記録方
    法において、物性の異なるインクを使用するときに、異
    なる物性のインクは前記用紙の異なる記録面に画像を印
    写することを特徴とするインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載のインクジェッ
    ト記録方法において、前記用紙の両面に同一の印写デー
    タに対して異なる画像処理を施した各画像を印写するこ
    とを特徴とするインクジェット記録方法。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれかに記載の
    インクジェット記録方法において、前記用紙の一方の面
    に画像を印写した後、前記用紙の他方の面に前記印写し
    た画像と左右鏡像となる画像を印写することを特徴とす
    るインクジェット記録方法。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれかに記載の
    インクジェット記録方法において、前記用紙の一方の面
    に間引きパターンで画像を印写した後、前記用紙の他方
    の面に前記間引きパターンで印写した画像の間引きドッ
    トを補完する間引きパターンで画像を印写することを特
    徴とするインクジェット記録方法。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至12のいずれかに記載の
    インクジェット記録方法において、前記用紙の両面を記
    録面とする指定がされたときにのみ前記両面を記録面と
    する印写を行なうことを特徴とするインクジェット記録
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれかに記載の
    インクジェット記録方法において、前記用紙の両面に同
    時に画像を記録することを特徴とするインクジェット記
    録方法。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至14のいずれかに記載の
    インクジェット記録方法において、前記用紙がオーバー
    ヘッドプロジェクタ用の用紙であることを特徴とするイ
    ンクジェット記録方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067292A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Konica Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
US7310166B2 (en) 2002-07-26 2007-12-18 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and method, and print control program
US7508410B2 (en) 2002-10-30 2009-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and information processing apparatus, control method thereof, program, and storage medium
JP2011235535A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Photo Craft Co Ltd 両面印刷用シート
JP2014121795A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Mimaki Engineering Co Ltd 印刷装置及び印刷方法
JP2019005918A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 大日本印刷株式会社 透過型印画物

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