JPH10328021A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH10328021A
JPH10328021A JP14173297A JP14173297A JPH10328021A JP H10328021 A JPH10328021 A JP H10328021A JP 14173297 A JP14173297 A JP 14173297A JP 14173297 A JP14173297 A JP 14173297A JP H10328021 A JPH10328021 A JP H10328021A
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rice
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長次 長峯
Hiroaki Tsukahara
広明 塚原
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い捨ての脱酸素剤を用いずに保温雰囲気を
脱酸素状態にすることができ、飯の保温劣化を抑制する
ことができる炊飯器を得ること。 【解決手段】 水を貯水した貯水タンク18と、貯水タ
ンク18から水を汲み上げて水蒸気室21内に導入して
加熱し水蒸気にする吸引蒸気化手段と、水蒸気室21内
の蒸気が一定圧力以上になったときに第1の開閉弁24
が開状態となって水蒸気を容器9内に噴霧する水蒸気噴
霧手段と、容器9内に水蒸気が導入されることによって
第2の開閉弁28が開状態となり容器9内の空気を外部
に排出する空気排出手段とを有し、容器9内の空気を水
蒸気によって置換させて容器9内に脱酸素雰囲気を作る
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温性能を向上さ
せた炊飯器に係り、より詳しくは、保温中の容器内雰囲
気に水蒸気を導入して脱酸素雰囲気とし、保温時におけ
る飯の黄変や発臭等を抑制した炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭60−149348
号公報に開示された従来の炊飯器の一例を示す縦断面図
である。この炊飯器によれば、炊飯終了後に、飯2の温
度を約70℃に保つ保温過程に入る。そして、内釜9の
温度は感温スイッチ17によって検知され、保温ヒータ
13の発熱を制御して内釜9の温度をほぼ一定に保持す
る。
【0003】この保温雰囲気下において、飯2のアミノ
酸と糖が反応(メイラード反応)するが、この際、一部
酸化、脱水反応を伴い、保温時間が長くて温度が高い程
反応が進行して、メラノイジンが生成し、飯2が黄色に
変色したり、保温臭が発生して食味を低下させたりする
おそれがある。この保温劣化の抑制策として、保温温度
を下げたり、脱酸素収納ポケット40内に入れた脱酸素
剤41を用いて保温中の雰囲気空気中の酸素と反応さ
せ、内釜9の内部に酸素がほとんどない脱酸素状態を作
ったりして、飯2の黄変や、保温臭の発生を抑制し、飯
2の腐敗を進める好気性菌類の発生を防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
炊飯器によれば、脱酸素保温法として使い捨ての脱酸素
剤41を用いるため、頻繁に脱酸素剤41を取り替えな
ければならず、このための費用がかかり、交換作業も面
倒かつ煩雑であるという問題があった。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、使い捨ての脱酸素剤を用いずに保温
雰囲気を脱酸素状態にすることができ、飯の保温劣化を
抑制することができる炊飯器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる炊飯器
は、次のように構成したものである。 (1) 蓋部を本体に開閉自在に取り付けて本体内の容
器を密閉可能にし、容器内の米を炊飯後、保温する炊飯
器であって、水を貯水した貯水タンクと、貯水タンクか
ら水を汲み上げて水蒸気室内に導入して加熱し水を水蒸
気にする吸引蒸気化手段と、水蒸気室内の蒸気が一定圧
力以上になったときに第1の開閉弁が開状態となって水
蒸気を容器内に噴霧する水蒸気噴霧手段と、容器内に水
蒸気が導入されることによって第2の開閉弁が開状態と
なり容器内の空気を外部に排出する空気排出手段とを有
し、容器内の空気を水蒸気によって置換させて容器内に
脱酸素雰囲気を作るようにした。
【0007】(2) 上記(1)の炊飯器において、あ
らかじめ水を貯水タンク内に貯水しておき、貯水タンク
から汲み上げた水を水蒸気室で加熱して水蒸気にするよ
うにした。 (3) 上記(1)の炊飯器において、米の炊飯中に発
生する水蒸気を凝縮させて貯水タンク内に貯水する水蒸
気凝縮手段を有し、貯水タンクから汲み上げた凝縮水を
水蒸気室で再加熱して水蒸気にする。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、水蒸気室内の圧力が140KPa以上
で開状態となりこれ以下で閉状態となる第1の開閉弁を
有する。 (5) 上記(1)〜(3)のいずれかの炊飯器におい
て、容器内に水蒸気が導入されて容器内の圧力が100
KPa以上になったときに開状態となりこれ以下で閉状
態となる第2の開閉弁を有する。
【0009】(6) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、第2の開閉弁が第1の開閉弁と連動し
て開閉するようにした。 (7) 上記(1)〜(3)のいずれかの炊飯器におい
て、密閉状態を開放し容器内の圧力を大気圧と等しくす
る第3の開閉弁を設けた。
【0010】(8) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、容器の容量をVリットルとしたとき、
貯水タンクから水蒸気室に送る水量を、0.6×Vグラ
ム以上とした。 (9) 上記(1)〜(3)のいずれかの炊飯器におい
て、容器の容量をVリットル、飯の量をRリットルとし
たとき、貯水タンクから水蒸気室に送る水量を、0.6
×(V−R)グラム以上とした。
【0011】(10) 上記(1)〜(3)のいずれか
の炊飯器において、蓋部を閉じた後、5分〜25分経過
後に水蒸気の置換動作が起こるようにした。 (11) 上記(1)〜(3)のいずれかの炊飯器にお
いて、容器内の保温温度を上下に変動させて温度変化の
うちで温度が高いときに水蒸気の置換動作を行うように
した。
【0012】(12) 上記(1)〜(3)のいずれか
の炊飯器において、第1の開閉弁から水蒸気噴霧口を通
して容器内に水蒸気を導入する際、水蒸気噴霧口の近傍
に拡散板を設けて水蒸気を拡散板に噴霧し、拡散板によ
って水蒸気が多方向に拡散するようにした。 (13) 上記(12)の炊飯器において、拡散板を、
水蒸気の置換動作に合わせて、水蒸気室内温度と容器内
温度の中間の温度以上に加熱するようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1は模式的に示した本発明の実施の形態1の縦断面図
である。1は飯2を炊飯すると共に設定温度を約60℃
〜100℃に保持して飯2を保温する炊飯器、3は炊飯
器1の本体、4は本体3の外装体、5は外装体4に開閉
自在に取り付けた外蓋、6は内蓋、7は保温中に外蓋5
を開けるための操作ボタンである。8は本体3内に設け
た外釜、9は外釜8内に着脱自在に装着され、内蓋6に
よって密閉状態にされる容器を構成する内釜である。1
0はゴム製(又はプラスチック製)のガスケットで、内
蓋6と内釜9の間に介在して内釜9の密閉性を高める。
【0014】11は伝熱部12を介して内釜9を加熱す
る炊飯ヒータ、13は内釜9及内蓋6を過熱する保温ヒ
ータである。14は炊飯ヒータ11を制御し開閉検知器
15からの信号及び外蓋5が開けられた以降の経過時間
を計測する処理装置、16は内釜9の底部に接して内釜
9の温度を検出する炊飯用温度センサ、17は内釜9の
温度を検出し保温ヒータ13を制御する感温スイッチで
ある。
【0015】18は本体3の上部に凹設した水を貯水す
るための貯水タンクである。19は一端が貯水タンク1
8の底部近傍まで達して貯水タンク18内の水を吸引す
る吸引管、20は吸引管19に設けたポンプ、21は吸
引管19の他端と接続した水蒸気室、22は水蒸気室2
1内に設けたヒータで、これらによって吸引蒸気化手段
が構成されている。
【0016】そして、かかる手段によって、吸引管19
から水蒸気室21内に導入された水は120℃〜180
℃まで熱せられたヒータ22によって加熱され、水蒸気
となる。なお、ヒータ22の温度は120℃〜180℃
としたが、これは、ヒータの熱容量にも影響されるけれ
ども、110℃以上でないと水蒸気が瞬時に発生せず、
また、周囲の絶縁物の耐熱性の問題もあり、180℃以
上の高温に保つことが困難なためである。
【0017】23は一端が水蒸気室21に接続され他端
が内蓋6の水蒸気噴霧口6aを介して内釜9内に開口し
た排出管、24は排出管23に設けた水蒸気噴霧用の第
1の開閉弁で、水蒸気室21内の圧力が上昇して140
KPa以上になると開き、大気圧程度の通常圧力では閉
じるようになっており、これらによって水蒸気噴霧手段
を構成している。そして、これらの吸引蒸気化手段と水
蒸気噴霧手段は外蓋5に取り付けられ、外蓋5が閉じた
ときに、吸引管19の先端部が本体3に設けた貯水タン
ク18の底面近傍に来るようにしてある。
【0018】なお、上記の構成において、第1の開閉弁
24は、水蒸気室21内の圧力が140KPa以上とな
ったとき開くようにしたが、第1の開閉弁24の開閉動
作のポイントとなる水蒸気室21の水蒸気温度が、少な
くとも100℃、理想的には120℃以上が必要である
ことによる。これは、内釜9内の雰囲気が水蒸気の温度
より低く、水蒸気が冷却されて結露すると空気を排斥す
る圧力が小さくなり、脱酸素環境が得られなくなるため
である。水蒸気温度が水蒸気噴霧口6aの温度で達成さ
れればよいが、この構成では、第1の開閉弁24以降の
制御ができない。
【0019】そこで、新たに温度センサを使わずに水蒸
気の温度を検出するために、温度100℃の水蒸気圧が
100KPaであることから、第1の開閉弁24の開閉
圧力をこの値以上にした。そして、水蒸気室21におけ
る110℃の水蒸気圧が140KPaであることから、
第1の開閉弁24の動作圧を140KPaに規定した。
【0020】また、上記の構成において、ポンプ20に
よって吸引され水蒸気となって内釜9内に吹き込まれる
水の量は、水蒸気温度を100℃、保温容器の容量をV
リットルとした場合、V×273×18/{22.4×
(273+100)}=約0.6×V、によって算出さ
れる。なお、273は℃から絶対温度への換算、18は
水の分子量、22.4は標準状態の気体の体積である。
したがって、0.6×Vグラムの水をポンプ20によっ
て吸引し水蒸気にして噴霧すると理想的な水蒸気置換が
行われ、脱酸素環境が得られる。
【0021】この場合、飯2の残量Rリットルを入力す
る手段を併用して、最小限の水蒸気を導入するようにし
てもよい。このときは、内釜9内に吹き込まれる水の量
は、0.6×(V−R)グラムで算出する。現実には、
水蒸気との置換効率や水蒸気の結露による減少を考慮し
て、これ以上の水蒸気を噴霧する必要があるが、これら
の値を噴霧に必要な最低量の水蒸気として算出すること
ができる。
【0022】次に、25は水蒸気噴霧口6aから噴霧さ
れた水蒸気を内釜9内に拡散するための拡散板で、水蒸
気噴霧口6a側に向けてほぼ半球状をなし、水蒸気噴霧
口6aから一定の距離を隔てた内釜9内に配設されてい
る。この拡散板25は内釜9内にあるため、水蒸気の温
度よりも低いときは水蒸気温度を下げて凝縮、結露させ
やすいため、拡散板25をヒータ22と同時に加熱する
ようにしてもよく、本実施の形態では、L字状の支持部
26によって拡散板25をヒータ22に接続してヒータ
22の熱伝導によって加熱されるようにしてある。
【0023】27は一端が内蓋6の排出口6bによって
内釜9内に開口され他端が外蓋5の上面に開口した排出
管である。28は水蒸気置換の動作時に内釜9内の排出
空気を外に逃がすため排出管27に設けた第2の開閉弁
で、第1の開閉弁24と連動して開閉するようにしてあ
る。なお、第2の開閉弁28は操作ボタン7を操作する
ことによっても開状態にすることができ、これによって
保温中に外蓋5を開放することができる。そして、これ
らの排出管27や第2の開閉弁28によって空気排出手
段が構成されている。
【0024】上記のように構成した実施の形態1の作用
を説明する。なお、炊飯過程における作用の説明は省略
する。図2は実施の形態1の作用を示すタイムチャート
で、開閉検知器15の開閉、ヒータ22のONとOF
F、ポンプ20の動作と停止、第1の開閉弁24の開閉
及び第2の開閉弁28の開閉と、時間経過との関係を示
している。まず、保温状態にあった炊飯器1の外蓋5を
開閉すると、開閉検知器15によってその開閉が認識さ
れる(開閉状態A)。
【0025】処理装置14によって、待ち時間t(例え
ば15分)を経過しても新たに外蓋5の開閉動作がない
と判断されたときは、炊飯器1が保温状態に入ったもの
と判断して水蒸気置換動作に入る。こうして、ヒータ2
2に通電され(ON状態B)、ヒータ22の温度が12
0℃〜180℃まで高められる。この場合、ヒータ22
の温度は、温度センサによって検出してもよく、あるい
はヒータ22の発熱量から経験的にタイマーで認定して
もよい。
【0026】次に、ポンプ20を動作させて(動作状態
C)、あらかじめ貯水してある貯水タンク18内の水を
吸い上げ、この水を吸込管19をによって水蒸気室21
内に導く。この水はヒータ22に接触し瞬時に蒸発して
水蒸気となり、水蒸気室21の内圧を上げる。この水蒸
気圧によって、第1の開閉弁24が開状態となり(開状
態D)、水蒸気は排出管23を通って水蒸気噴霧口6a
から内釜9内に導入される。この際、水蒸気噴霧口6a
から吹き出す水蒸気をヒータ22の熱伝導で加熱した拡
散板25に当てて周囲に拡散させ、水蒸気が特定部分に
集中して食味低下を生じないようにし、空気と水蒸気の
置換を効率よく行なうようにしてある。
【0027】そして、第1の開閉弁24と連動して、第
2の開閉弁28が開いて(開状態E)、内釜9内に水蒸
気が噴霧されると同時に内釜9内の空気は排出口6bか
ら排出管27内に入り、第2の開閉弁28を通って、炊
飯器1の外部に排出され、内釜9内の雰囲気は酸素がな
い脱酸素状態となる。そして、ヒータ22がOFF状態
Fに、ポンプ22が停止状態Gに、第1の開閉弁24が
閉状態Hに、第2の開閉弁28が閉状態Iになって、各
動作が終了し、通常の保温状態に入る。さらに、一定時
間経過後、炊飯器1の外蓋5が開閉されると、先と同じ
工程が繰り返される。
【0028】なお、保温中に外蓋5を開ける場合には、
操作ボタン7を操作して第2の開閉弁28を開状態にす
る。この際の作用を、図3により詳述する。水蒸気置換
の際、100℃の水蒸気を内釜9内に充満させ、一般的
な温度70℃付近で保温すると、図3に示すように、1
00℃の水蒸気は冷却されて除々に70℃となり、その
水蒸気圧は約30KPaとなる。
【0029】したがって、外蓋5を開けるには、蓋面積
[cm2 ]×(100ー30)/100[Kg]の力が
必要になるため、蓋面積を300cm2 とすれば、約2
00Kgの力が必要となり、外蓋5の開動作は通常の方
法では不可能である。そこで、第2の開閉弁28を開け
て内釜9の内圧を外気圧と等しくし、外蓋5の開動作を
可能にする。
【0030】上記の説明では、外蓋5を開けてからの待
ち時間tを15分としたが、食事中に炊飯器1を開閉す
る間隔は、食べる速さによってばらつきがあり、全ての
場合を網羅することはできないが、飯2のお代わりの間
隔を炊飯器1の外蓋5を開ける間隔とすれば、図4に示
すように、5分〜25分の範囲とすることができる。
【0031】また、上記の説明では、第1の開閉弁24
の開閉動作は水蒸気室22の内圧を検知して行われる
が、ポンプ20の動作と同時に開状態となるようにして
もよい。また、第2の開閉弁28も同様にポンプ20及
び第1の開閉弁24と同時に開状態としてもよい。
【0032】さらに、上記の説明では、第2の開閉弁2
8は第1の開閉弁24と連動して開くようにしたが、第
1の開閉弁24と独立させ、内釜9の内圧を検知して開
閉するようにしてもよい。この場合も、100KPaの
圧力で開状態となり、これ以下で閉状態とする必要があ
る。すなわち、水蒸気を導入したり、外蓋5が開いて大
気圧となった場合に開状態となり、内釜9が減圧状態で
閉状態となる。
【0033】また、上記の説明では、操作ボタン7を操
作すると、第2の開閉弁28が開状態となるように構成
したが、この第2の開閉弁28とは別に、蓋開閉専用の
第3の開閉弁を設けてもよい。
【0034】実施の形態1によれば、使い捨ての脱酸素
剤を使用する必要がなく、脱酸素剤の煩雑な交換作業と
購入費用を省いて、保温雰囲気を脱酸素状態にすること
ができ、これによって飯2の劣化を抑えた保温が可能と
なる。また、内釜9の容量に応じて最小限の水蒸気を噴
霧できるため、水蒸気噴霧による飯2の食味低下を最小
限に抑えることができる。
【0035】実施の形態2 図5は模式的に示した本発明の実施の形態2の縦断面図
で、加熱手段に電磁誘導加熱方式を用いた炊飯器1を示
す。実施の形態1では水蒸気噴霧用の水は当初から貯水
タンク18内に貯水された水を用いたが、実施の形態2
では炊飯中に発生する水蒸気を貯水タンク18内に凝集
させて利用するようにしたものである。なお、実施の形
態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し、説明を省
略する。
【0036】29は内釜9を加熱するための電磁誘導コ
イルである。30は水蒸気管で、図1に示す排出管27
の排出口6bと第2の開閉弁28間の通路の中間部近傍
を屈曲させて内釜9の内部方向に傾斜させると共に、こ
の屈曲部からさらに内釜9の内部方向に向かって同傾斜
で分岐させた通路を形成して構成したものである。そし
て、水蒸気管30の内釜9側の一端部は密閉された貯水
タンク18に接続され、他端部は外蓋5の外部に通じて
いる。
【0037】31は水蒸気管30に取り付けた蓄熱剤を
封入した蓄冷材で、蓄熱剤は室温より高く水の沸点10
0℃よりも低い融点を持つろうやオリゴエチレンワック
スなどによって形成されており、そして、水蒸気管30
や蓄冷剤31によって水蒸気凝縮手段が構成されてい
る。こうして、炊飯中に発生する水蒸気を水蒸気管30
に導き、蓄冷剤31に接触させて熱を奪い凝縮させて水
とし、貯水タンク18内に貯水するようになっている。
【0038】32は内釜9から外部に通じる連通管、3
3は連通管32に設けた第3の開閉弁で、実施の形態1
と異なり第2の開閉弁28とは独立して設けられ、操作
ボタン7を押すと第3の開閉弁33が開状態となり、外
蓋5の開放が容易になる。34は飯の残量をセットして
噴霧する水蒸気量を適切化するための残量設定レバー
で、水蒸気噴霧量は、0.6×(V−R)グラムで算出
できる。
【0039】上記のように実施の形態2では実施の形態
1に水蒸気凝縮手段を加えた構成としているが、さら
に、飯2の保温温度を上下変動させて飯2の劣化を抑制
するようにしている。すなわち、飯2の保温温度は低い
ほど黄変や発臭を防ぐが、食味や菌対策には高温のほう
が良いので、図6に示すように、保温温度を上下変動さ
せて、保温劣化を抑制するようにしてある。図6の温度
変化のうち、温度が高いときに水蒸気置換動作を行う
と、飯2からの水蒸気圧が高いために結露が発生しにく
くて飯2への結露量が少なくなる。例えば、60℃で水
蒸気を噴霧すると、図3からわかるように、水蒸気圧が
約20KPaのため80(100−20)%は結露する
が、80℃では水蒸気圧が約47KPaのため53(1
00−47)%の結露に止どまる。
【0040】上記のように構成した実施の形態2の作用
を説明する。なお、実施の形態1と重複する部分の詳細
な説明は省略する。炊飯中に発生した水蒸気は排出管2
7を通って内釜9の中心方向に向かって傾斜した水蒸気
管30に導入され、ここを第2の開閉弁28方向に移動
中に蓄冷材31に接触して熱を奪われ、凝縮して水とな
り、水蒸気管30を伝わって下降し、貯水タンク18内
に貯水される。
【0041】水蒸気を噴霧する場合には、ポンプ20に
よって貯水タンク18内の水が吸引され、吸込管19を
通って水蒸気室21内に送られる。この際の吸引量は、
残量設定レバー34によって飯2の残量がセットされ
て、水蒸気噴霧量が、0.6×(V−R)グラムとして
算出された量にしたがって行われる。
【0042】こうして、水蒸気室21でヒータ22によ
って加熱されて発生した水蒸気は、その圧力によって第
1の開閉弁24を開き、排出管23を通って水蒸気噴霧
口6aから内釜9内に噴霧される。そして、内釜9内の
内部空気は排出口6bから排出管27、水蒸気管30を
通り、第2の開閉弁28を経由して外部に排出される。
【0043】また、保温状態時には、図6に示すよう
に、飯2の保温温度を上下変動させて、飯2の保温劣化
を抑制している。そして、温度変化のうちで、温度が高
いときに水蒸気置換動作を行うようにすると飯2への結
露量が少なくなる。なお、保温中に外蓋5を開ける場合
には、操作ボタン7を押して、第3の開閉弁33を開状
態にする。
【0044】実施の形態2によれば、使い捨ての脱酸素
材を使用する必要がなく、脱酸素剤の煩雑な交換作業と
購入費用を省いて、保温雰囲気を脱酸素状態にすること
ができ、これによって飯2の劣化を抑えた保温が可能と
なる。また、内釜9の容量に応じて最小限の水蒸気を噴
霧できるため、水蒸気噴霧による飯2の食味低下を最小
限に抑えることができる。さらに、飯2の炊飯中に発生
する水蒸気を凝縮させて再加熱し保温中に噴霧水蒸気と
して利用するため、最初に水を供給する作業を省くこと
ができる。また、飯2の保温温度を上下変動させたの
で、飯2の劣化を抑制することができる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる炊飯器によれば、次のような効果を得ることが
できる。なお、説明に当たっては、請求項の番号と同じ
番号を付してそれぞれの請求項の効果を記述する。
【0046】(1) 蓋部を本体に開閉自在に取り付け
て本体内の容器を密閉可能に配設し、容器内の米を炊飯
後、保温する炊飯器であって、水を貯水した貯水タンク
と、貯水タンクから水を汲み上げて水蒸気室内に導入し
て加熱し水を水蒸気にする吸引蒸気化手段と、水蒸気室
内の蒸気が一定圧力以上になったときに第1の開閉弁が
開状態となって水蒸気を容器内に噴霧する水蒸気噴霧手
段と、容器内に水蒸気が導入されることによって第2の
開閉弁が開状態となり容器内の空気を外部に排出する空
気排出手段とを有し、容器内の空気を水蒸気によって置
換させて容器内に脱酸素雰囲気を作るようにしたので、
使い捨ての脱酸素材を使用する必要がなく、脱酸素剤の
煩雑な交換作業と購入費用を省いて、保温雰囲気を脱酸
素状態にすることができ、これによって飯の劣化を抑え
た保温が可能となる。
【0047】(2) 上記(1)の炊飯器において、あ
らかじめ水を貯水タンク内に貯水しておき、貯水タンク
から汲み上げた水を水蒸気室で加熱して水蒸気にするよ
うにしたので、上記(1)と同様の効果を得ることがで
きる。 (3) 上記(1)の炊飯器において、米の炊飯中に発
生する水蒸気を凝縮させて貯水タンク内に貯水する水蒸
気凝縮手段を有し、貯水タンクから汲み上げた凝縮水を
水蒸気室で再加熱して水蒸気にするようにしたので、上
記(1)の効果に加えて、貯水タンクに水を供給する作
業を省くことができる。
【0048】(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、水蒸気室内の圧力が140KPa以上
で開状態となりこれ以下で閉状態となる第1の開閉弁を
有するようにしたので、上記(1)の効果に加えて、ヒ
ータによって瞬時に発生した水蒸気を容器内に送ること
ができ、容器内の空気を排斥する圧力を低下させること
なく脱酸素状態を効率的に達成できる。
【0049】(5) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、容器内に水蒸気が導入されて容器内の
圧力が100KPa以上になったときに開状態となりこ
れ以下で閉状態となる第2の開閉弁を有するようにした
ので、上記(1)の効果に加えて、容器内圧力が大気圧
よりも低い通常保温状態を解除して効率的に蒸気交換が
できる。
【0050】(6) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、第2の開閉弁が第1の開閉弁と連動し
て開閉するようにしたので、上記(1)の効果に加え
て、迅速で効率的に蒸気交換ができる。 (7) 上記(1)〜(3)のいずれかの炊飯器におい
て、密閉状態を開放し容器内の圧力を大気圧と等しくす
る第3の開閉弁を設けたので、上記(1)の効果に加え
て、容器の内圧が外気圧と等しくなって蓋の開動作を容
易に行うことができる。
【0051】(8) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、容器の容量をVリットルとしたとき、
貯水タンクから水蒸気室に送る水量を、0.6×Vグラ
ム以上としたので、上記(1)の効果に加えて、容器の
容量に応じた適切な量の水蒸気を噴霧でき飯の食味低下
を抑えることができる。
【0052】(9) 上記(1)〜(3)のいずれかの
炊飯器において、容器の容量をVリットル、飯の量をR
リットルとしたとき、貯水タンクから水蒸気室に送る水
量を、0.6×(V−R)グラム以上としたので、上記
(1)の効果に加えて、容器の容量と飯の量を考慮した
最小限の水蒸気を噴霧でき飯の食味低下を最小限に抑え
ることができる。
【0053】(10) 上記(1)〜(3)のいずれか
の炊飯器において、蓋部を閉じた後、5分〜25分経過
後に水蒸気の置換動作が起こるようにしたので、上記
(1)の効果に加えて、飯のお代りの間隔に合わせて空
気置換を行うことができる。 (11) 上記(1)〜(3)のいずれかの炊飯器にお
いて、容器内の保温温度を上下に変動させて温度変化の
うちで温度が高いときに水蒸気の置換動作を行うように
したので、上記(1)の効果に加えて、保温温度の上下
変動によって飯の劣化を抑制でき、温度の高いときの水
蒸気置換によって飯への結露量を抑制することができ
る。
【0054】(12) 上記(1)〜(3)のいずれか
の炊飯器において、第1の開閉弁から水蒸気噴霧口を通
して容器内に水蒸気を導入する際、水蒸気噴霧口の近傍
に拡散板を設けて水蒸気を拡散板に噴霧し、拡散板によ
って水蒸気が多方向に拡散するようにしたので、上記
(1)の効果に加えて、空気と水蒸気の置換が効率よく
行われ、また食味低下を防げることができる。 (13) 上記(12)の炊飯器において、拡散板を、
水蒸気の置換動作に合わせて、水蒸気室内温度と容器内
温度の中間の温度以上に加熱するようにしたので、上記
(12)の効果に加えて、水蒸気の凝縮、結露を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 模式的に示した本発明の実施の形態1の縦断
面図である。
【図2】 図1の作用を示すタイムチャートである。
【図3】 水の温度と蒸気圧との関係を示す線図であ
る。
【図4】 飯のお代わり時間の分布状態を示す線図であ
る。
【図5】 模式的に示した本発明の実施の形態2の縦断
面図である。
【図6】 保温温度変動型炊飯器の温度変化を示す線図
である。
【図7】 従来の炊飯器の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 飯、3 本体、5 外蓋、6a 水蒸気噴霧口、9
内釜、18 貯水タンク、21 水蒸気室、22 ヒ
ータ、24 第1の開閉弁、25 拡散板、28 第2
の開閉弁、30 水蒸気管、31 蓄冷材、33 第3
の開閉弁。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋部を本体に開閉自在に取り付けて該本
    体内の容器を密閉可能にし、前記容器内の米を炊飯後、
    保温する炊飯器において、 水を貯水した貯水タンクと、該貯水タンクから水を汲み
    上げて水蒸気室内に導入して加熱し該水を水蒸気にする
    吸引蒸気化手段と、前記水蒸気室内の蒸気が一定圧力以
    上になったときに第1の開閉弁が開状態となって前記水
    蒸気を前記容器内に噴霧する水蒸気噴霧手段と、前記容
    器内に前記水蒸気が導入されることによって第2の開閉
    弁が開状態となり該容器内の空気を外部に排出する空気
    排出手段とを有し、前記容器内の空気を前記水蒸気によ
    って置換させて該容器内に脱酸素雰囲気を作るようにし
    たことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 あらかじめ水を貯水タンク内に貯水して
    おき、該貯水タンクから汲み上げた水を水蒸気室で加熱
    して水蒸気にすることを特徴とする請求項1記載の炊飯
    器。
  3. 【請求項3】 米の炊飯中に発生する水蒸気を凝縮させ
    て貯水タンク内に貯水する水蒸気凝縮手段を有し、該貯
    水タンクから汲み上げた前記凝縮水を水蒸気室で再加熱
    して水蒸気にすることを特徴とする請求項1記載の炊飯
    器。
  4. 【請求項4】 水蒸気室内の圧力が140KPa以上で
    開状態となりこれ以下で閉状態となる第1の開閉弁を有
    することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 容器内に水蒸気が導入されて該容器内の
    圧力が100KPa以上になったときに開状態となりこ
    れ以下で閉状態となる第2の開閉弁を有することを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の炊飯器。
  6. 【請求項6】 第2の開閉弁が第1の開閉弁と連動して
    開閉するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の炊飯器。
  7. 【請求項7】 密閉状態を開放し容器内の圧力を大気圧
    と等しくする第3の開閉弁を設けたことを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の炊飯器。
  8. 【請求項8】 容器の容量をVリットルとしたとき、貯
    水タンクから水蒸気室に送る水量を、0.6×Vグラム
    以上としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れかに記載の炊飯器。
  9. 【請求項9】 容器の容量をVリットル、飯の量をRリ
    ットルとしたとき、貯水タンクから水蒸気室に送る水量
    を、0.6×(V−R)グラム以上としたことを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の炊飯器。
  10. 【請求項10】 蓋部を閉じた後、5分〜25分経過後
    に水蒸気の置換動作が起こるようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の炊飯器。
  11. 【請求項11】 容器内の保温温度を上下に変動させて
    該温度変化のうちで温度が高いときに水蒸気の置換動作
    を行うようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の炊飯器。
  12. 【請求項12】 第1の開閉弁から水蒸気噴霧口を通し
    て容器内に水蒸気を導入する際、該水蒸気噴霧口の近傍
    に拡散板を設けて前記水蒸気を該拡散板に噴霧し、該拡
    散板によって前記水蒸気が多方向に拡散するようにした
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    の炊飯器。
  13. 【請求項13】 拡散板を、水蒸気の置換動作に合わせ
    て、水蒸気室内温度と容器内温度の中間の温度以上に加
    熱するようにしたことを特徴とする請求項12記載の炊
    飯器。
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