JPH10327575A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH10327575A
JPH10327575A JP13350797A JP13350797A JPH10327575A JP H10327575 A JPH10327575 A JP H10327575A JP 13350797 A JP13350797 A JP 13350797A JP 13350797 A JP13350797 A JP 13350797A JP H10327575 A JPH10327575 A JP H10327575A
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JP
Japan
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oscillation frequency
transistor
converter
circuit
load
Prior art date
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Application number
JP13350797A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nagai
広行 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源回路としてDC−DCコンバータを備えた
電子機器において、入力電圧と、負荷の消費電流値との
両者の変化に応じ、最適な発振周波数を設定することに
より、電池を有効に活用できる電源回路を実現する。 【解決手段】CPU7は、入力電圧と電子機器の負荷の
消費電流値との両者の変化に応じ、最適な発振周波数を
逐次判断し、判断に基づき発振周波数切替用トランジス
タ群6中の1つのトランジスタを選択する。そのトラン
ジスタのエミッタに接続された1つのRC回路が選択さ
れたことになり、変換効率が高い発振周波数が設定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源回路に関し、
特にDC−DCコンバータを備えた電子機器用電源回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラやPHS携帯電話
等の電池を電源とする携帯型電子機器は、負荷に電力を
供給するための電源回路として、DC−DCコンバータ
を備えているのが普通である。DC−DCコンバータ
は、電池電圧が変動しても出力電圧を一定に保つための
電源回路である。
【0003】図2は、従来例のDC−DCコンバータの
回路ブロック図である。図2において、Vinに電池電圧
が印加され、またVout から負荷に対して出力電圧とし
て電力供給を行う。発振回路3はトランジスタ2のスイ
ッチングを行う。その時の発振周波数は1つの時定数を
持つRC回路5により決定される。
【0004】トランジスタ2のON期間時は、Vinから
電流が流れることによりコイル1にエネルギーが蓄積さ
れる。トランジスタ2のOFF期間時は、コイル1に蓄
積されたエネルギーがVout 側に供給される。その際、
ダイオード4により整流され、定電圧となる。
【0005】また、発振回路3はVout を監視する。V
out の変動に応じてトランジスタ2のスイッチング波形
のデューティ比を変えることにより、出力電圧を一定値
に保つことができる。以上が従来のDC−DCコンバー
タの動作説明である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DC−DCコンバータにおいては、その発振周波数はエ
ネルギー変換効率に大きく影響し、変換効率を高くする
ための発振周波数の最適値は、入力電圧や出力側の消費
電流等の条件により変化する。
【0007】ここで、入力電圧は、電池の消耗に伴い低
下するし、また、同じ電子機器であっても、操作の種類
等により消費電流値が変化する。しかしながら、1つの
電子機器内の従来のDC−DCコンバータの発振周波数
は固定である。
【0008】従って、ある入力電圧における、ある操作
において最適な発振周波数が、他の状態においては最適
でないという状況が発生し、効率の悪い電池の使い方に
なるという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、電源回路としてDC−D
Cコンバータを備えた電子機器において、入力電圧と負
荷の消費電流値との両者の変化に応じて最適な発振周波
数を設定することにより、電池を有効に活用できる電源
回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電池出力を定電圧の直流電力に変換し負荷
に電力供給する発振周波数が可変できるDC−DCコン
バータと、入力電圧と前記DC−DCコンバータの出力
電流との両値に応じて前記発振周波数を可変可能な発振
周波数可変制御手段を有することを特徴とする電源回路
を提供する。
【0011】上記構成によれば、電子機器等において、
入力電圧と、負荷の消費電流値との両者の変化に応じ、
DC−DCコンバータの発振周波数を変化させることに
より、エネルギー変換効率の高い電源回路を実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明による
電源回路の実施例の回路ブロック図である。図におい
て、1はコイル、2はスイッチング用トランジスタ、3
は発振回路、4はダイオード、5は各々が異なる1つづ
つの時定数を持つRC回路群、6は発振周波数切替用ト
ランジスタ群、7はCPUである。
【0013】表1は、本発明の動作原理を説明するため
の表であり、表において、横軸は入力電圧、縦軸は出力
電流を示し、両値が変化した時に、両値対応した最適な
エネルギー変換効率を実現するような発振周波数を示し
ている。この表のそれぞれの数値は予め実験により求め
ておき、データテーブルとしてCPU7内のメモリ部に
記憶しておく。
【0014】
【表1】
【0015】以上のように構成された電源回路におい
て、図1と表1を用いて具体的な動作について以下に説
明する。図1において、Vinに電池電圧が印加され、V
out から定電圧を出力するものとする。発振回路3はト
ランジスタ2のスイッチングを行う.その時の発振周波
数は、RC回路群5内に含まれる1つのRC回路により
決定される。
【0016】トランジスタ2のON期間時は、Vinから
電流が流れることによりコイル1にエネルギーが蓄積さ
れる。トランジスタ2のOFF期間時は、コイル1に蓄
積されたエネルギーがVout 側に供給される。その際、
ダイオード4により整流され、定電圧となる。
【0017】また、発振回路3はVout を監視する。V
out の変動に応じてトランジスタ2のスイッチング波形
のデューティ比を変えることにより、出力電圧を一定値
に保つ。
【0018】ここで、CPU7は以下のような動作を行
う。CPU7は、Vinを監視するものとする。表1にお
いて、DC−DCコンバータの出力電流がiout 2もし
くはその近辺の値であり、入力電圧がVin2もしくはそ
の近辺の値である場合、発振周波数は130kHzであ
る時が最もエネルギー変換効率が高い。
【0019】CPU7は、入力電圧と、電子機器の負荷
の消費電流値との両者の変化に応じ、最適な発振周波数
を逐次判断する。そして、その判断に基づき、発振周波
数切替用トランジスタ群6(6a,6b,・・・)に含
まれる中から最適な1つの発振周波数切替用トランジス
タをONにする。1つのトランジスタがONになること
により、そのエミッタに接続された1つのRC回路が選
択されたことになり、発振周波数が決定する。上記の最
もエネルギー変換効率が高い発振周波数が130kHz
であるので、RC回路群5(5a,5b,・・・)内の
対応するRC回路が選択されることになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源回路
としてDC−DCコンバータを備えた電子機器におい
て、入力電圧と負荷の消費電流値との両者の変化に応
じ、最適な発振周波数を逐次判断し、その発振周波数に
相当するRC回路を選択することにより、DC−DCコ
ンバータのエネルギー変換効率を高めることができ、効
率の良い電池の使い方を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源回路の実施例の回路ブロック
【図2】従来例の電源回路の回路ブロック図
【符号の説明】
1 コイル 2 スイッチング用トランジスタ 3 発振回路 4 ダイオード 5 RC回路群 6 発振周波数切替用トランジスタ群 7 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池出力を定電圧の直流電力に変換し負荷
    に電力供給する発振周波数が可変できるDC−DCコン
    バータと、入力電圧と前記DC−DCコンバータの出力
    電流との両値に応じて前記発振周波数を可変可能な発振
    周波数可変制御手段を有することを特徴とする電源回
    路。
JP13350797A 1997-05-23 1997-05-23 電源回路 Pending JPH10327575A (ja)

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