JPH10325561A - ペルチェモジュールユニット、熱交換器、換気装置 - Google Patents

ペルチェモジュールユニット、熱交換器、換気装置

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JPH10325561A
JPH10325561A JP9134015A JP13401597A JPH10325561A JP H10325561 A JPH10325561 A JP H10325561A JP 9134015 A JP9134015 A JP 9134015A JP 13401597 A JP13401597 A JP 13401597A JP H10325561 A JPH10325561 A JP H10325561A
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JP
Japan
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heat
air
peltier module
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peltier
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Withdrawn
Application number
JP9134015A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Yoda
浩好 余田
Keiichi Yamazaki
圭一 山崎
Noboru Hashimoto
登 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換の効率を高く得ることができるペルチ
ェモジュールユニットを提供する。 【解決手段】 吸熱部25を一方の面に、発熱部26を
他方の面に有するペルチェモジュール3を複数配列し、
隣合うペルチェモジュールの吸熱部25間と、発熱部2
6間にそれぞれ断熱材29を介在させる。各吸熱部25
や各発熱部26の温度はそれぞれ熱伝導せず、各ペルチ
ェ素子の動作する温度を独立して設定することが容易に
なる。このために、ペルチェモジュールユニットを用い
て熱交換を行なうにあたって、熱交換の効率を高めるこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェモジュー
ルユニット、及びこのペルチェモジュールユニットを用
いた熱交換器、及びこの熱交換器を用いた換気装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】冷暖房中の室内を長時間閉め切った状態
にしておくと、室内の空気が徐々に汚染され、非健康的
な環境になる。このために室内と室外の間に吸排気口を
設け、ファンで室内の汚れた空気を排出すると共に室外
の新鮮な空気を室内に導入する換気を行なって、室内の
空気の汚染を防ぐようにしている。しかし単に、室内の
空気を排出し、室外の空気を導入するだけでは、例えば
夏場の冷房中においては、室内の冷たい空気が排出され
ると同時に室外(屋外)の熱い空気が導入され、室内の
冷房の効率が低下し、また冬場の暖房中においては、室
内の暖かい空気が排出されると同時に室外(屋外)の冷
たい空気が導入され、室内の暖房の効率が低下する。
【0003】そこで、室内の空気を排出する排気通路
と、室外の空気を導入する吸気通路をそれぞれ設けると
共に、排気通路と吸気通路の間に熱交換器を設けて換気
装置を形成し、この換気装置を室内と室外の間に取り付
け、熱交換器によって排気通路を通過する空気と吸気通
路を通過する空気の間で熱交換させるようにすること
が、特開昭61−195286号公報等で提供されてい
る。
【0004】このように熱交換器によって排気通路を通
過する空気と吸気通路を通過する空気の間で熱交換させ
ることによって、例えば夏場の冷房中のように、排出さ
れる室内の空気が冷たく、導入される室外の空気が熱い
場合には、排出される冷たい空気と温度交換されて冷や
された状態で室外の空気が室内に導入され、室内の冷房
の効率が低下することを防ぐことができるものであり、
また冬場の暖房中のように、排出される室内の空気が暖
かく、導入される室外の空気が冷たい場合には、排出さ
れる暖かい空気と温度交換されて温められた状態で室外
の空気が室内に導入され、室内の暖房の効率が低下する
ことを防ぐことができるのである。
【0005】そして、特開平2−219936号公報に
はペルチェモジュールからなる熱交換器を用いるように
した換気装置が提供されている。ペルチェモジュール3
は、n型半導体のペルチェ素子22aとp型半導体のペ
ルチェ素子22bを電極23a,23bで交互に接続し
て配列し、各電極23a,23bの表面間に渡してセラ
ミックス等の電気絶縁体で作製される基板24a,24
bを取り付けることによって、図16に示すように形成
されるものである。このペルチェモジュール3にあっ
て、通電の向きに応じて、一方の電極23aと基板24
aが吸熱部25となるときには、他方の電極23bと基
板24bが発熱部26となり、一方の電極23aと基板
24aが発熱部26となるときには、他方の電極23b
と基板24bが吸熱部25となるものである。
【0006】そしてこのペルチェモジュール3を図16
のように両側端が開口部となった通気箱32内の通気流
路27に配置して熱交換器4を形成することができるも
のであり、通気流路27をペルチェモジュール3で仕切
ることによって、ペルチェモジュール3の吸熱部25と
発熱部26のいずれか一方が面する排気流路33と、吸
熱部25と発熱部26のいずれか他方が面する吸気流路
34がそれぞれ形成されるようにしてある。このペルチ
ェモジュール3を用いた熱交換器4では、排気流路33
と吸気流路34を空気が通過する際に、ペルチェモジュ
ール3の吸熱部25に一方の流路の空気から熱が奪われ
ると共にこの熱が発熱部26から他方の流路の空気に放
熱されて加熱され、排気流路33と吸気流路34の空気
の間で熱交換が行なわれるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、熱交換器4の
排気流路33や吸気流路34を通過する空気の温度は、
その入口33a,34aから出口33b,34bに至る
まで徐々に変化する温度分布になっている。そして、ペ
ルチェモジュール3を用いた熱交換器4において、図1
6に示すように、電極23aと基板24aや、電極23
bと基板24bで形成される吸熱部25や発熱部26
が、排気流路33や吸気流路34を通過する空気の流れ
方向に基板24a,24bで連続するように形成してあ
ると、吸熱部25や発熱部26はその熱伝導で排気流路
33や吸気流路34の入口33a,34aから出口33
b,34bに至るまで温度が均一化され、排気流路33
や吸気流路34を通過する空気の温度分布に対応して、
入口33a,34aから出口33b,34bに至る各ペ
ルチェ素子22a,22bの動作する温度を独立して設
定することが難しくなり、熱交換の効率を高く得ること
が困難になるものであった。
【0008】このことはペルチェモジュール3の吸熱部
25や発熱部26に設ける吸熱用や放熱用のフィン31
についても同様であり、図17に示すようにフィン31
が排気流路33や吸気流路34を通過する空気の流れ方
向に連続する基板31aを有して形成してあると、フィ
ン31の基板31aによる熱伝導で、吸熱部25や発熱
部26は排気流路33や吸気流路34の入口33a,3
4aから出口33b,34bに至るまで温度が均一化さ
れることになり、同様に熱交換の効率を高く得ることが
困難になるものであった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、熱交換の効率を高く得ることができるペルチェモ
ジュールユニット、及びこのペルチェモジュールユニッ
トを用いた熱交換器、及びこの熱交換器を用いた換気装
置換気装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ペルチェモジュールユニットは、吸熱部25を一方の面
に、発熱部26を他方の面に有するペルチェモジュール
3を複数配列し、隣合うペルチェモジュールの吸熱部2
5間と、発熱部26間にそれぞれ断熱材29を介在させ
て成ることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項2に係るペルチェモジュー
ルユニットは、複数の吸熱部25を一方の面に、複数の
発熱部26を他方の面にそれぞれ有するペルチェモジュ
ールにおいて、隣合う吸熱部25間と、発熱部26間に
それぞれ断熱材29を介在させて成ることを特徴とする
ものである。また請求項3の発明は、上記のペルチェモ
ジュールユニットにおいて、吸熱部25と発熱部26に
それぞれフィン31を設けて成ることを特徴とするもの
である。
【0012】本発明の請求項4に係る熱交換器は、上記
のペルチェモジュールユニット30を空気が通過する通
気流路27に配置し、通気流路27内に吸熱部25と発
熱部26のいずれか一方が面する排気流路33と、吸熱
部25と発熱部26のいずれか他方が面する吸気流路3
4をそれぞれ形成して成ることを特徴とするものであ
る。
【0013】また請求項5の発明は、上記熱交換器にお
いて、排気流路33と吸気流路34を通過する空気の流
れ方向に吸熱部25や発熱部26の断熱材29を介在さ
せた並び方向が向くように、ペルチェモジュールユニッ
ト30を通気流路27に配置することを特徴とするもの
である。また請求項6の発明は、上記熱交換器におい
て、吸熱部25や発熱部26に設けたフィン31を、排
気流路33と吸気流路34を通過する空気の流れ方向に
分離して成ることを特徴とするものである。
【0014】また請求項7の発明は、上記熱交換器にお
いて、排気流路33の空気の通過方向と、吸気流路34
の空気の通過方向を逆方向に形成して成ることを特徴と
するものである。本発明の請求項8に係る換気装置は、
室内13の空気を排出する排気通路1と、室外19の空
気を導入する吸気通路2を、上記の熱交換器4の排気流
路33と吸気流路34にそれぞれ接続して成ることを特
徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はペルチェモジュールユニット30の実施の
形態の一例を示すものであり、n型半導体のペルチェ素
子22aとp型半導体のペルチェ素子22bを電極23
a,23bで交互に接続して直線状に配列し、各電極2
3a,23bの表面間に渡してセラミックス等の電気絶
縁体で作製される基板24a,24bを取り付けること
によって、図1(a)に示すようなペルチェモジュール
3が形成してある。このペルチェモジュール3にあっ
て、電極23a,23bへの通電の向きによって、一方
の電極23aと基板24aが吸熱部25となるときに
は、他方の電極23bと基板24bが発熱部26とな
り、一方の電極23aと基板24aが発熱部26となる
ときには、他方の電極23bと基板24bが吸熱部25
となるものである。
【0016】そしてこのペルチェモジュール3を図1
(a)のように複数本平行に並べ、各ペルチェモジュー
ル3の間に樹脂等で形成される断熱材29を充填するこ
とによって、複数本のペルチェモジュール3を一体化し
た図1(b)に示すようなペルチェモジュールユニット
30を形成するようにしてある。このペルチェモジュー
ルユニット30にあって、隣合うペルチェモジュール3
の電極23aと基板24aや、電極23bと基板24b
で形成される吸熱部25や発熱部26の間には断熱材2
9が介在しているので、隣合うペルチェモジュール3の
吸熱部25間や発熱部26間はそれぞれ断熱されるよう
になっている。
【0017】図2は各ペルチェモジュール3の吸熱部2
5や発熱部26を形成する基板24a,24bにそれぞ
れフィン31を設けるようにしたものである。フィン3
1を設けることによって、吸熱部25による吸熱効率を
高めることができると共に発熱部26による放熱効果を
高めることができるものである。このフィン31はアル
ミニウムなどで形成してあり、ペルチェ素子22a,2
2bとは電気的に絶縁されている。また図3は、ペルチ
ェ素子22a,22bの部分には断熱材29を充填せ
ず、隣合うペルチェモジュール3の吸熱部25の間や発
熱部26の間の部分にのみ断熱材29を介在させるよう
にしたものである。
【0018】図4はペルチェモジュールユニット30の
実施の形態の他の例を示すものであり、n型半導体のペ
ルチェ素子22aとp型半導体のペルチェ素子22bを
電極23a,23bで交互に接続して図4(a)のよう
にジグザグ蛇行状に配列し、各電極23a,23bの表
面にセラミックス等の電気絶縁体で作製される基板24
a,24bを取り付けることによってペルチェモジュー
ル3が形成してある。このペルチェモジュール3にあっ
て、電極23a,23bへの通電の向きによって、一方
の電極23aと基板24aが吸熱部25となるときに
は、他方の電極23bと基板24bが発熱部26とな
り、一方の電極23aと基板24aが発熱部26となる
ときには、他方の電極23bと基板24bが吸熱部25
となるものである。そしてペルチェモジュール3のペル
チェ素子22a,22b間や、電極23a,23b間、
基板24a,24b間に樹脂等で形成される断熱材29
を充填することによって、ペルチェモジュール3を構成
するペルチェ素子22a,22b、電極23a,23
b、基板24a,24bを一体化した図4(b)に示す
ようなペルチェモジュールユニット30を形成するよう
にしてある。このペルチェモジュールユニット30にあ
って、電極23aと基板24aや、電極23bと基板2
4bで形成される吸熱部25や発熱部26の間には断熱
材29が介在しているので、隣合う吸熱部25間や発熱
部26間はそれぞれ断熱されるようになっている。
【0019】図5はペルチェモジュールユニット30の
実施の形態の他の例を示すものであり、n型半導体のペ
ルチェ素子22aとp型半導体のペルチェ素子22bを
電極23a,23bで交互に接続して既述の図4(a)
のようにジグザグ蛇行状に配列し、一列に配列する各電
極23a,23bの表面間に渡してセラミックス等の電
気絶縁体で作製される基板24a,24bを取り付ける
ことによって、ペルチェモジュール3が形成してある。
このペルチェモジュール3にあって、電極23a,23
bへの通電の向きによって、一方の電極23aと基板2
4aが吸熱部25となるときには、他方の電極23bと
基板24bが発熱部26となり、一方の電極23aと基
板24aが発熱部26となるときには、他方の電極23
bと基板24bが吸熱部25となるものである。そして
ペルチェモジュール3のペルチェ素子22a,22b
間、電極23a,23b間、基板24a,24b間に樹
脂等で形成される断熱材29を充填することによって、
ペルチェモジュール3を構成するペルチェ素子22a,
22b、電極23a,23b、基板24a,24bを一
体化したペルチェモジュールユニット30を形成するよ
うにしてある。このペルチェモジュールユニット30に
あって、電極23aと基板24aや、電極23bと基板
24bで形成される吸熱部25や発熱部26の間には断
熱材29が介在しているので、隣合う吸熱部25間や発
熱部26間はそれぞれ断熱されるようになっている。
【0020】図6は各ペルチェモジュール3の吸熱部2
5や発熱部26を形成する基板24a,24bにそれぞ
れフィン31を設けるようにしたものである。また図7
は、ペルチェ素子22a,22bの部分には断熱材29
を充填せず、吸熱部25の間や発熱部26の間の部分に
のみ断熱材29を介在させるようにしたものである。そ
して、上記のようなペルチェモジュール3から形成され
るペルチェモジュールユニット30を両側端面が開口部
となった通気箱32内の通気流路27に図8に示すよう
に収容することによって、熱交換器4を形成することが
できるものである。通気箱32の通気流路27はペルチ
ェモジュールユニット30によって排気流路33と吸気
流路34に二分されるようになっており、排気流路33
に面してペルチェモジュール3の一方の基板24aが、
吸気流路34に面してペルチェモジュール3の他方の基
板24bがそれぞれ露出するようにしてあり、各基板2
4a,24bに設けたフィン31は排気流路33内や吸
気流路34内に突出している。ここで、ペルチェモジュ
ールユニット30の向きは、熱交換器4を通過する空気
の流れの方向に対して、ペルチェモジュール3の吸熱部
25や発熱部26が断熱材29で断熱されている方向が
同じ向きになるように、設定されるものである(図1〜
図7に空気の流れを矢印で示す)。
【0021】図11は本発明の換気装置の実施の形態の
一例を示すものであり、家屋の壁11を室内外に貫通し
て換気筒12が設けてある。換気筒12内は仕切り板2
0で排気通路1と吸気通路2とに二分するようにしてあ
り、換気筒12の室内13側の開口部において排気通路
1に吸入口14が、吸気通路2に導入口15がそれぞれ
設けてある。この吸入口14と導入口15に臨ませてそ
れぞれファン16,17が設けてあり、このファン1
6,17はモータ18によって回転駆動されるようにし
てある。換気筒12内には排気通路1から吸気通路2に
かけて熱交換器4が取り付けてある。熱交換器4は、排
気流路33の両端の開口部を排気通路1に、吸気流路3
4の両端の開口部を吸気通路2にそれぞれ連通させるよ
うに、換気筒12内に取り付けられるものである。
【0022】また排気通路1と吸気通路2の間に湿度交
換手段5が設けてある。この湿度交換手段5としては、
水分透過膜5aを用いることができるものであり、図1
1に示すように仕切り板20の一部をこの水分透過膜5
aで形成させることによって、排気通路1と吸気通路2
をこの水分透過膜5aで仕切るようにしてある。水分透
過膜5aは熱交換器4よりも室内(屋外)13側寄りの
位置に設けるようにしても、熱交換器4よりも室外(屋
外)19側寄りの位置に設けるようにしても、いずれで
もよいが、図11に示すように室内13側寄りと室外1
9側寄りの両方の位置に設けるようにするのが好まし
い。ここで、水分透過膜5aとしては、和紙や、水蒸気
が通過する大きさの孔を有する多孔質セラミックス、
布、不織布等を用いることができるものであり、これら
にエチレングリコール、塩化リチウム、臭化リチウム等
を含浸させたものを用いるのが好ましい。
【0023】次に、この換気装置の動作を説明する。モ
ータ18を駆動してファン16,17を作動させると、
ファン16の作用で室内13の空気が吸入口14から吸
入され、排気通路1から熱交換器4の排気流路33を通
過して、排気通路1の室外19側の開口である排気口3
6から室外19に排気される。またこのとき同時に、フ
ァン17の作用で室外の空気が吸気通路2の室外19側
の開口である吸気口37から吸入され、吸気通路2から
熱交換器4の吸気流路34を通過して、導入口15から
室内13に導入される。
【0024】ここで、冬場は、ペルチェモジュール3の
排気流路33に面する一方の電極23aと基板24aが
吸熱部25となり、ペルチェモジュール3の吸気流路3
4に面する他方の電極23bと基板24bが発熱部26
となるように、ペルチェモジュール3への通電の方向を
設定してある。そして、暖房された室内の暖かい空気が
排気通路1から熱交換器4の排気流路33を通過する際
に、この空気の熱はペルチェモジュール3の吸熱部25
で吸熱されると同時に、吸熱された熱はペルチェモジュ
ール3の発熱部26から放熱され、室外19の冷たい空
気が吸気通路2から熱交換器4の吸気流路34を通過す
る際に、この空気は発熱部26で加熱される。このよう
に熱交換器4によって、排気通路1を通る室内13の暖
かい空気と吸気通路2を通過する室外19の冷たい空気
の間で熱交換され、室外19の空気は暖められて導入口
15から室内に導入され、室外19の新鮮な空気で室内
13の換気を行なうにあたって、室内13の暖房の効率
が低下することを防ぐことができるものである。
【0025】このとき、冬場の暖房中には室内13の空
気は加湿して湿度が高められており、また室外19の空
気は乾燥しており、室外19の空気の湿度は低い。そし
て室内13の湿度の高い空気は排気通路1を、室外19
の湿度の低い空気は吸気通路2をそれぞれ通過するが、
湿度の高い排気通路1側から湿度の低い吸気通路2側へ
と空気中の水分(湿気)が図11のイ矢印のように水分
透過膜5aを透過して移動し、室外19から吸気された
空気が吸湿してその湿度が高められる。このようにし
て、湿度を高めた状態で室外19の新鮮な空気を室内1
3に導入することができるものであり、室内13の湿度
に大きな変化を生じさせることなく換気を行なうことが
できるものである。
【0026】また、夏場は、ペルチェモジュール3の排
気流路33に面する一方の電極23aと基板24aが発
熱部26となり、ペルチェモジュール3の吸気流路34
に面する他方の電極23bと基板24bが吸熱部25と
なるように、ペルチェモジュール3への通電の方向を設
定してある。そして、室外19の熱い空気が吸気通路2
から熱交換器4の吸気流路34を通過する際に、この空
気の熱はペルチェモジュール3の吸熱部25で吸熱さ
れ、吸気通路2の空気は冷却される。そして吸熱部25
から吸熱された熱はペルチェモジュール3の発熱部26
から排気流路33内に放熱され、室内13の冷たい空気
が排気通路1から熱交換器4の排気流路33を通過する
際にこの熱を受け取って、室外19に排出される。この
ように熱交換器4によって、排気通路1を通る室内13
の冷たい空気と吸気通路2を通過する室外19の熱い空
気の間で熱交換され、室外19の空気は冷却されて導入
口15から室内13に導入され、室外19の新鮮な空気
で室内13の換気を行なうにあたって、室内13の冷房
の効率が低下することを防ぐことができるものである。
【0027】このとき、夏場の冷房中には室内13の空
気は除湿によって乾燥しており、また室外19の空気は
湿度が高い。そして室内13の湿度の低い空気は排気通
路1を、室外19の湿度の高い空気は吸気通路2をそれ
ぞれ通過するが、湿度の高い吸気通路2側から湿度の低
い排気通路1側へと空気中の水分(湿気)が図11のロ
矢印のように水分透過膜5aを透過して移動し、室外1
9から吸気された空気が除湿されてその湿度が低くな
る。このようにして、湿度を低くした状態で室外19の
新鮮な空気を室内13に導入することができるものであ
り、室内13の湿度に大きな変化を生じさせることなく
換気を行なうことができるものである。
【0028】ここで、熱交換器4で排気流路33を通過
する空気と吸気流路34を通過する空気の熱交換を行な
う場合、排気流路33と吸気流路34を通過する空気の
流れが同じ方向であると、熱交換率は理論的に50%が
限界であるが、排気流路33と吸気流路34を通過する
空気の流れが逆方向の対向流であると、熱交換率は理論
的に100%に近付けることが可能であり、ペルチェモ
ジュール3を用いた熱交換器4においても同じことがい
える。特にペルチェモジュール3を用いた熱交換器4に
おいて図14(a)のように排気流路33と吸気流路3
4を通過する空気の流れを同方向の平行流にすると、図
14(b)のように温度の逆転現象が生じて効率が悪く
なるが、図15(a)のように排気流路33と吸気流路
34を通過する空気の流れを逆方向の対向流にすると、
図15(b)のように熱交換率を100%に近付けるこ
とができるものである。このために、上記の各実施の形
態に示すように、本発明の熱交換器4は排気流路33を
通過する空気の流れ方向と吸気流路34を通過する空気
の流れが逆方向になる対向流方式に形成してある。
【0029】また、熱交換器4の排気流路33や吸気流
路34を通過する空気の温度は、その入口33a,34
aから出口33b,34bに至るまで徐々に変化する温
度分布になっている。そして、既述の図16のように、
ペルチェモジュールユニット30の吸熱部25や発熱部
26が、排気流路33や吸気流路34を通過する空気の
流れ方向に連続するように形成してあると、吸熱部25
や発熱部26は熱伝導で温度が均一化され各ペルチェ素
子22a,22bの動作する温度を独立して設定するこ
とが難しくなる。そこで本発明では、上記の各実施の形
態に示すように、ペルチェモジュールユニット30の隣
合う吸熱部25間や発熱部26間に断熱材29を介在さ
せて、熱交換器4を通過する空気の流れの方向に対し
て、吸熱部25や発熱部26が断熱材29で断熱されて
いる方向が同じ向きになるように、ペルチェモジュール
ユニット30を配置するようにしてある。このように排
気流路33や吸気流路34を通過する空気の流れ方向に
吸熱部25や発熱部26が連続しないようにすると、各
吸熱部25や各発熱部26はそれぞれ熱伝導しないの
で、排気流路33や吸気流路34を通過する空気の温度
分布に対応して、入口33a,34aから出口33b,
34bに至る各ペルチェ素子22a,22bの動作する
温度を独立して設定することが容易になり、熱交換の効
率を高めることが可能になるものである。
【0030】このことはペルチェモジュール3の吸熱部
25や発熱部26に設けるフィン31についても同様で
あり、本発明では上記の各実施の形態に示すように、排
気流路33や吸気流路34を通過する空気の流れ方向に
各吸熱部25や各発熱部26でフィン31を独立させて
分離し、各吸熱部25や各発熱部26がこの空気の流れ
方向にフィン31で連結されないようにしてあり、フィ
ン31を介して各吸熱部25間や各発熱部26間で熱伝
導が生じないようにしてある。
【0031】図9は通気箱32に複数枚のペルチェモジ
ュールユニット30を平行に配置して熱交換器4を形成
するようにしたものであり、複数枚のペルチェモジュー
ルユニット30で通気箱32を仕切ることによって、通
気箱32に排気流路33と吸気流路34が交互複数段に
重ねて形成されるものである。この熱交換器4を各排気
流路33の両端の開口部を排気通路1に、各吸気流路3
4の両端の開口部を吸気通路2にそれぞれ連通させて、
通気箱32内に取り付けることによって、本発明の換気
装置を形成することができるものである。
【0032】この排気流路33と吸気流路34を交互に
複数設けて形成した熱交換器4の両側端の開口部には図
10に示すような直角三角柱形状のマウスピース39,
40を取り付けることができる。各マウスピース39,
40には上下複数段の通過口41a,41bが交互に設
けてあり、各通過口41a,41bはマウスピース3
9,40の斜面で開口しており、この斜面の開口で排気
箱32の両側端の開口部に接合されると共に、通過口4
1aはマウスピース39,40の直角を挟む一方の一面
で開口し、通過口41bはマウスピース39,40の直
角を挟む他方の一面で開口するようにしてある(閉口部
を図10に斜線で示す)。そして、排気通路1の空気は
通過口41aを通って熱交換器4の排気流路33を流通
し、吸気通路2の空気は通過口41bを通って熱交換器
4の吸気流路34を流通するようにしてある。従って、
熱交換器4の各排気流路33の通過口41aをマウスピ
ース39,40の直角を挟む一方の一面にまとめること
ができると共に、各吸気流路34の通過口41bをマウ
スピース39,40の直角を挟む他方の一面にまとめる
ことができるものである。
【0033】ここで、室内の空気の温度が20℃、相対
湿度が60%RH、室外の空気の温度が5℃、相対湿度
が40%RHのとき、図11の換気装置を用い、室内の
空気の全量を入れ換えるのに要する時間が2時間の条件
で、換気を行なったときの結果を図12のグラフに示
す。図12(a)は室内温度の変化を示すものであり、
結果を実線で示す。この場合、熱交換器4のペルチェモ
ジュール3への通電量を調整することによって、図12
(a)の鎖線の範囲で室内温度を可変にすることができ
る。一方、熱交換器4を具備しない換気装置を用いた場
合には、室内の温度は図12(a)の破線のようにな
り、室内温度は低下するものであった。また図12
(b)は室内湿度の変化を示すものであり、結果を実線
で示す。一方、湿度交換手段5を具備しない換気装置を
用いた場合には、室内の相対湿度は図12(b)の破線
のようになり、室内の相対湿度は低下するものであっ
た。
【0034】図13は換気装置の他の実施の形態を示す
ものであり、このものでは、換気筒12の両端の開口部
だけを室内13と室外19に突出させ、換気筒12の大
部分を壁11内に埋め込むようにしてあり、壁11から
の突出部を小さく形成することができるようにしてあ
る。
【0035】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るペ
ルチェモジュールユニットは、吸熱部を一方の面に、発
熱部を他方の面に有するペルチェモジュールを複数配列
し、隣合うペルチェモジュールの吸熱部間と、発熱部間
にそれぞれ断熱材を介在させるようにしたので、各吸熱
部や各発熱部の温度はそれぞれ熱伝導せず、各ペルチェ
素子の動作する温度を独立して設定することが容易にな
り、ペルチェモジュールユニットを用いて熱交換を行な
うにあたって、熱交換の効率を高めることが可能になる
ものである。
【0036】本発明の請求項2に係るペルチェモジュー
ルユニットは、複数の吸熱部を一方の面に、複数の発熱
部を他方の面にそれぞれ有するペルチェモジュールにお
いて、隣合う吸熱部間と、発熱部間にそれぞれ断熱材を
介在させるようにしたので、各吸熱部や各発熱部の温度
はそれぞれ熱伝導せず、各ペルチェ素子の動作する温度
を独立して設定することが容易になり、ペルチェモジュ
ールユニットを用いて熱交換を行なうにあたって、熱交
換の効率を高めることが可能になるものである。
【0037】また請求項3の発明は、上記のペルチェモ
ジュールユニットにおいて、吸熱部と発熱部にそれぞれ
フィンを設けたので、フィンによって伝熱面積を拡げる
ことができ、吸熱部による吸熱効率を高めることができ
ると共に発熱部による放熱効果を高めることができるも
のである。本発明の請求項4に係る熱交換器は、上記の
ペルチェモジュールユニットを空気が通過する通気流路
に配置し、通気流路内に吸熱部と発熱部のいずれか一方
が面する排気流路と、吸熱部と発熱部のいずれか他方が
面する吸気流路をそれぞれ形成するようにしたので、ペ
ルチェモジュールユニットの各吸熱部や各発熱部の温度
はそれぞれ熱伝導せず、各ペルチェ素子の動作する温度
を独立して設定することが容易になり、ペルチェモジュ
ールユニットを用いて排気流路を通過する空気と吸気流
路を通過する空気の間で熱交換を行なうにあたって、熱
交換の効率を高めることが可能になるものである。
【0038】また請求項5の発明は、上記熱交換器にお
いて、排気流路と吸気流路を通過する空気の流れ方向に
吸熱部や発熱部の断熱材を介在させた並び方向が向くよ
うに、ペルチェモジュールユニットを通気流路に配置す
るようにしたので、ペルチェモジュールユニットの各吸
熱部や各発熱部はそれぞれ空気の流れ方向に熱伝導せ
ず、排気流路や吸気流路を通過する空気の温度分布に対
応して、各ペルチェ素子の動作する温度を独立して設定
することが容易になり、排気流路を通過する空気と吸気
流路を通過する空気の熱交換の効率を高めることが可能
になるものである。
【0039】また請求項6の発明は、上記熱交換器にお
いて、吸熱部や発熱部に設けたフィンを、排気流路と吸
気流路を通過する空気の流れ方向に分離するようにした
ので、ペルチェモジュールユニットの各吸熱部や各発熱
部がフィンを介して空気の流れ方向に熱伝導することが
なくなり、排気流路や吸気流路を通過する空気の温度分
布に対応して、各ペルチェ素子の動作する温度を独立し
て設定することが容易になって、排気流路を通過する空
気と吸気流路を通過する空気の熱交換の効率を高めるこ
とが可能になるものである。
【0040】また請求項7の発明は、上記熱交換器にお
いて、排気流路の空気の通過方向と、吸気流路の空気の
通過方向を逆方向に形成するようにしたので、排気流路
を通過する空気と吸気流路を通過する空気の熱交換率を
高めることができるものである。本発明の請求項8に係
る換気装置は、室内の空気を排出する排気通路と、室外
の空気を導入する吸気通路を、上記の熱交換器の排気流
路と吸気流路にそれぞれ接続するようにしたので、排気
通路を通過する室内の空気と吸気通路を通過する室外の
空気の間で熱交換して、室外の空気を室内に導入するこ
とができるものであって、冬場には室外の空気を暖めて
室内に導入し、夏場には室外の空気を冷やして室内に導
入することができ、室内の暖房や冷房の効率が低下する
ことなく換気を行なうことができるものであり、またペ
ルチェモジュールを用いた熱交換器では、ペルチェモジ
ュールへの通電量を調整することによって熱交換量を調
整することができ、室内に導入される空気の温度を調整
して室内温度を調整することも可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に用いるペルチェモジュールの
実施の形態の一例を示す斜視図、(b)は本発明のペル
チェモジュールユニットの実施の形態の一例を示す斜視
図である。
【図2】本発明のペルチェモジュールユニットの実施の
形態の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明に用いるペルチェモジュールユニットの
実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図4】(a)は本発明に用いるペルチェモジュールの
実施の形態の一例を示す斜視図、(b)は本発明のペル
チェモジュールユニットの実施の形態の一例を示す斜視
図である。
【図5】本発明のペルチェモジュールユニットの実施の
形態の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明のペルチェモジュールユニットの実施の
形態の一例を示す斜視図である。
【図7】本発明のペルチェモジュールユニットの実施の
形態の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の熱交換器の一例を示す一部破断した斜
視図である。
【図9】本発明の熱交換器の一例を示す一部破断した斜
視図である。
【図10】本発明の熱交換器の一例を示す分解した斜視
図である。
【図11】本発明の換気装置の実施の形態の一例を示す
概略断面図である。
【図12】換気の実験結果を示すものであり、(a)は
室内の温度の変化を示すグラフ、(b)は室内の湿度の
変化を示すグラフである。
【図13】本発明の換気装置の実施の形態の一例を示す
概略断面図である。
【図14】(a)は平行流の熱交換器の概略図、(b)
は平行流の熱交換器の排気流路と吸気流路の温度変化を
示すグラフである。
【図15】(a)は対向流の熱交換器の概略図、(b)
は対向流の熱交換器の排気流路と吸気流路の温度変化を
示すグラフである。
【図16】吸熱部や発熱部が連続するペルチェモジュー
ルを用いた熱交換器の概略図である。
【図17】フィンが連続するペルチェモジュールを用い
た熱交換器の概略図である。
【符号の説明】
1 排気通路 2 吸気通路 3 ペルチェモジュール 4 熱交換器 13 室内 19 室外 25 吸熱部 26 発熱部 27 通気流路 29 断熱材 30 ペルチェモジュールユニット 31 フィン 33 排気流路 34 吸気流路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸熱部を一方の面に、発熱部を他方の面
    に有するペルチェモジュールを複数配列し、隣合うペル
    チェモジュールの吸熱部間と、発熱部間にそれぞれ断熱
    材を介在させて成ることを特徴とするペルチェモジュー
    ルユニット。
  2. 【請求項2】 複数の吸熱部を一方の面に、複数の発熱
    部を他方の面にそれぞれ有するペルチェモジュールにお
    いて、隣合う吸熱部間と、発熱部間にそれぞれ断熱材を
    介在させて成ることを特徴とするペルチェモジュールユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 吸熱部と発熱部にそれぞれフィンを設け
    て成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のペルチ
    ェモジュールユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のペル
    チェモジュールユニットを空気が通過する通気流路に配
    置し、通気流路内に吸熱部と発熱部のいずれか一方が面
    する排気流路と、吸熱部と発熱部のいずれか他方が面す
    る吸気流路をそれぞれ形成して成ることを特徴とする熱
    交換器。
  5. 【請求項5】 排気流路と吸気流路を通過する空気の流
    れ方向に吸熱部や発熱部の断熱材を介在させた並び方向
    が向くように、ペルチェモジュールユニットを通気流路
    に配置することを特徴とする請求項4に記載の熱交換
    器。
  6. 【請求項6】 吸熱部や発熱部に設けたフィンを、排気
    流路と吸気流路を通過する空気の流れ方向に分離して成
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 排気流路の空気の通過方向と、吸気流路
    の空気の通過方向を逆方向に形成して成ることを特徴と
    する請求項4乃至6のいずれかに記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 室内の空気を排出する排気通路と、室外
    の空気を導入する吸気通路を、請求項4乃至7のいずれ
    かに記載の熱交換器の排気流路と吸気流路にそれぞれ接
    続して成ることを特徴とする換気装置。
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