JPH10324796A - 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる光学製品部材 - Google Patents
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる光学製品部材Info
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- JPH10324796A JPH10324796A JP9133283A JP13328397A JPH10324796A JP H10324796 A JPH10324796 A JP H10324796A JP 9133283 A JP9133283 A JP 9133283A JP 13328397 A JP13328397 A JP 13328397A JP H10324796 A JPH10324796 A JP H10324796A
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Abstract
れた光学的特性を備えると共に、成形加工性にも優れた
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、およびそれからな
る光学製品部材を提供する。 【解決手段】 下記の成分(A)と成分(B)とからな
る組成物であって、ガラス転移温度が145〜170℃
である芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、およびそれ
からなる光学製品部材。 成分(A);フルオレン含有芳香族ジオールに由来する
構成単位10〜60モル%と、それ以外の芳香族ジオー
ルに由来する構成単位90〜40モル%とからなる共重
合体であって、フルオレン含有芳香族ジオールに由来す
る構成単位のブロック性を低い範囲に特定した芳香族ポ
リカーボネート1〜99重量% 成分(B);前記成分(A)におけるフルオレン含有芳
香族ジオール以外の芳香族ジオールに由来する構成単位
の過半量からなる芳香族ポリカーボネート99〜1重量
%
Description
質性、低複屈折性等の、優れた光学的特性を備えると共
に、成形加工性にも優れた芳香族ポリカーボネート樹脂
組成物、およびそれからなる光学製品部材に関する。
脂、例えば、ジオール成分として、ビスフェノールA、
即ち、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、に代表される芳香族ジオールを用いて得られる芳香
族ポリカーボネート樹脂は、透明性、機械的性質、耐熱
性、および寸法安定性等に優れていることから、エンジ
ニアリングプラスチックとして多くの分野に広く用いら
れており、特に、透明性に優れることから光学製品部材
としての用途も多い。しかしながら、従来のポリカーボ
ネート樹脂は、光学材料としては複屈折が大きいという
欠点を有しており、近年、その低減化の要求が高まりつ
つある。特に、デジタル信号を利用した光情報材料とし
て供する場合、例えばデジタルオーディオディスク、デ
ジタルビデオディスク、さらには情報読み取り、書き込
みを目的としたディスクにおいては、透明性は勿論のこ
と、光学的歪みや複屈折低減の要求が厳しくなってお
り、中でも、光磁気記録方式では、基板断面方向の複屈
折(垂直複屈折)が5×10-5以下であることが要求さ
れている。これに対して、通常行われている射出成形に
おいて光学的歪みを少なくするために、溶融樹脂温度を
上げて溶融流動性をよくする等の方法が採られている
が、樹脂温度を上げると樹脂の劣化に伴う種々のトラブ
ルが生起し、十分な解決策とはなっていない。
リカーボネート樹脂材料の開発も行われている。例え
ば、ジオール成分として、耐熱性を併せ持つ、9,9−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンを用いたポ
リカーボネート樹脂が知られているが、この樹脂は、複
屈折低減効果は著しいものの、成形が困難であるという
問題があり、例えば、米国特許第5486577号明細
書では、この点の解決を図るべく、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパンを用いたポリカーボネー
ト樹脂を混合することが提案されている。しかし、本発
明者が知る限り、この組成物は、低複屈折性を有する反
面、透明性、光学的均質性に問題があり、また、成形加
工性も十分ではない。また、特開平2−304741号
公報には、前記フルオレンと、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパンや1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−1−フェニルエタン等の芳香族ジオー
ル成分とを共重合したポリカーボネート共重合体が記載
されているが、この場合も、本発明者が知る限り、複屈
折低減効果は認められるものの、透明性、光学的均質性
が不十分であり、また、成形加工性にも問題がある。
カーボネート樹脂を光学材料に用いるに当たっての前述
した従来の問題を解決すべくなされたものであって、従
って、本発明は、透明性、光学的均質性、低複屈折性等
の、優れた光学的特性を備えると共に、成形加工性にも
優れた芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、およびそれ
からなる光学製品部材を提供することを目的とする。
(A)と成分(B)とからなる組成物であって、ガラス
転移温度が145〜170℃である芳香族ポリカーボネ
ート樹脂組成物、およびそれからなる光学製品部材を要
旨とする。 成分(A);下記一般式(I)
よい。)で表される構成単位10〜60モル%と、下記
一般式(II)
いてもよいアルキル基、または置換基を有していてもよ
いフェニル基を表し、それぞれのベンゼン環は置換基を
有していてもよい。)で表される構成単位、および/ま
たは、下記一般式(III)
はスルホン結合を表し、それぞれのベンゼン環は置換基
を有していてもよい。)で表される構成単位、90〜4
0モル%とからなる共重合体であって、前記一般式
(I)で表される構成単位同士のカーボネート結合に由
来する13C−NMRのピーク強度(Φ)の、前記一般式
(I)で表される構成単位と前記一般式(II)または(I
II) で表される構成単位とのカーボネート結合に由来す
る13C−NMRのピーク強度(Ψ)に対する比(Φ/
Ψ)が2以下である芳香族ポリカーボネート共重合体樹
脂1〜99重量%
たは(III) で表される構成単位の過半量からなる芳香族
ポリカーボネート樹脂(ただし、前記一般式(I)で表
される構成単位を共重合成分として含有するときは、そ
の含有量は10モル%未満とする。)99〜1重量%
一般式(I)で表される構成単位(以後、「FL単位」
と略称することがある。)でのベンゼン環の置換基とし
ては、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアル
コキシ基、フェニル基、ニトロ基、およびハロゲン原子
等が挙げられる。そして、前記一般式(I)で表される
構成単位を得るための芳香族ジオールの具体例としは、
9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、
9,9−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
フルオレン、9,9−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−エ
チル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−
ビス(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)フルオ
レン、9,9−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシフ
ェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−クロロ−4−
ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−
トリクロロメチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレ
ン、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,6
−ジメチルフルオレン、9,9−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)−4,5−ジメチルフルオレン、9,9−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−3,6−ジクロロフル
オレン、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
3,6−ジフェニルフルオレン、9,9−ビス(3−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−3,6−ジメチルフ
ルオレン、9,9−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−3,6−ジクロロフルオレン等を挙げるこ
とができ、中で、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)フルオレン、および、9,9−ビス(3−メチル−
4−ヒドロキシフェニル)フルオレンが好ましい。
位でのR1 およびR2 としては、水素原子、メチル基、
エチル基、プロピル基、およびブチル基等の炭素数1〜
4のアルキル基、並びにフェニル基等が例示され、さら
に、R1 とR2 でシクロアルキレン環を形成していても
よく、また、ベンゼン環の置換基は、前記一般式(I)
におけると同様である。そして、前記一般式(II)で表
される構成単位を得るための芳香族ジオールの具体例と
しては、R1 またはR2 の少なくとも一方が置換基を有
していてもよいフェニル基であるもの(以後、この芳香
族ジオールに由来する構成単位を「TP単位」と略称す
ることがある。)として、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン、ビス(3−メチル−4−ヒドロキ
シフェニル)フェニルメタン、ビス(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、ビス(2,
6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン、ビス(2,3,5−トリメチル−
4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、ビス(3−
フェニル−4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、
ビス(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)フェニ
ルメタン、ビス(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン、ビス(3−フルオロ−4−ヒドロ
キシフェニル)−4−フルオロフェニルメタン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−4−フルオロフェニルメ
タン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−クロロフ
ェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−
ブロモフェニルメタン、ビス(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)−4−フルオロフェニルメタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルエタン、1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−1−フェニルエタン、1,1−ビス(3−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニル
エタン、1,1−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシ
フェニル)−1−フェニルエタン、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)−1−(4−ニトロフェニル)エ
タン、1,1−ビス(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)−1−フェニルエタン、1,1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−1−フェニルプロパン、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ジフェニルメタン等を挙げること
ができ、中で、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1−フェニルエタン、および、1,1−ビス(3
−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエ
タンが好ましい。
単位を得るための芳香族ジオールの具体例として、R1
およびR2 が水素原子、または置換基を有していてもよ
いアルキル基であるもの(以後、この芳香族ジオールに
由来する構成単位を「BP単位」と略称することがあ
る。)として、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(3−エチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−イソ
プロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2
−ビス(3−s−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキ
サフルオロプロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)−4−メチルペンタン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ヘキサン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ジベンジルメタン等を挙げることが
でき、中で、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、および、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ヘキサフルオロプロパンが好ましく、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンが特に好まし
い。
位(以後、この芳香族ジオールに由来する構成単位も
「BP単位」と略称することがある。)を得るための芳
香族ジオールの具体例としては、4,4' −ジヒドロキ
シジフェニルエーテル、4,4' −ジヒドロキシジフェ
ニルスルフォン、4,4' −ジヒドロキシジフェニルス
ルフィド等を挙げることができる。なお、本発明におけ
る成分(A)としては、その特性を損なわない範囲で、
前記以外の芳香族ジオールや脂肪族ジオールに由来する
構成単位が共重合されていてもよい。以上の中で、本発
明における成分(A)の芳香族ポリカーボネート共重合
体樹脂としては、前記一般式(I)で表される前記芳香
族ジオールに由来する構成単位(FL単位)と、前記一
般式(II)のR1 またはR2 の少なくとも一方が置換基
を有していてもよいフェニル基である前記芳香族ジオー
ルに由来する構成単位(TP単位)とからなるものが好
適である。
合体樹脂における前記一般式(I)で表される前記芳香
族ジオールに由来する構成単位(FL単位)と、前記一
般式(II)および/または(III) で表される前記芳香族
ジオールに由来する構成単位(TP単位および/または
BP単位)との構成比は、そのFL単位と、TP単位お
よび/またはBP単位との合計量に対して、前者が10
〜60モル%、後者が90〜40モル%であることが必
須であり、前者が10〜45モル%、後者が90〜55
モル%であるのが好ましく、前者が10〜30モル%、
後者が90〜70モル%であるのが特に好ましい。FL
単位が10モル%未満では、組成物としての複屈折の低
減効果が認められず、また、60モル%超過では、組成
物としての透明性および光学的均質性が低下し、さら
に、成形加工性にも問題が生じる。
ポリカーボネート共重合体樹脂は、前記一般式(I)で
表される構成単位同士のカーボネート結合に由来する13
C−NMRのピーク強度(Φ)の、前記一般式(I)で
表される構成単位と前記一般式(II)または(III) で表
される構成単位とのカーボネート結合に由来する13C−
NMRのピーク強度(Ψ)に対する比(Φ/Ψ)(以
後、これを「FL単位ブロック度」ということがあ
る。)が2以下であることが必須であり、0.5以下で
あるのが好ましく、0.25以下であるのが特に好まし
い。このFL単位ブロック度が2より大きいと、組成物
としての透明性および光学的均質性が低下し、複屈折の
低減効果も減少する。なお、このFL単位ブロック度
は、13C−NMRにより、クロロホルムを溶媒として2
5℃で測定したものである。また、本発明における成分
(A)としての芳香族ポリカーボネート共重合体樹脂
は、塩化メチレン溶液、20℃での極限粘度[η]が、
0.20〜0.46dl/gの範囲にあるのが好まし
く、ガラス転移温度は、155〜220℃程度である。
ーボネート樹脂としては、前記成分(A)において用い
られる前記一般式(II)および/または(III) で表され
る構成単位(TP単位および/またはBP単位)の過半
量からなることが必須であり、その構成単位が80モル
%以上であることが好ましく、その際の他の構成単位と
しては、前記成分(A)における前記FL単位外の芳香
族ジオール、および脂肪族ジオールに由来する構成単位
等が用いられる。FL単位を共重合成分として含有する
ときは、その含有量は10モル%未満とするが、BP単
位のみからなるものが好適に用いられる。また、本発明
における成分(B)としての芳香族ポリカーボネート樹
脂は、塩化メチレン溶液、20℃での極限粘度[η]
が、0.26〜0.64dl/gの範囲にあるのが好ま
しく、ガラス転移温度は、140〜190℃程度であ
る。
物における成分(A)および成分(B)の各々の芳香族
ポリカーボネート樹脂は、基本的には、工業的に用いら
れている公知の方法、例えば、公知の触媒を用いて、前
記芳香族ジオールとホスゲンから界面重合による方法
(ホスゲン法、または界面重合法)、あるいは、前記芳
香族ジオールとジフェニルカーボネート等の炭酸エステ
ルとのエステル交換による方法(エステル交換法、また
は溶融重合法)によって、製造することができる。但
し、成分(A)の芳香族ポリカーボネート共重合体樹脂
の製造においては、その前記FL単位ブロック度を規定
の範囲のものとするために、予め前記一般式(II)およ
び/または(III) で表される構成単位からなるポリカー
ボネートオリゴマーを製造し、しかる後、そのオリゴマ
ーに前記一般式(I)で表される構成単位を得るための
芳香族ジオールのアルカリ水溶液を添加して界面重合す
る方法を採ることが好ましい。
物は、成分(A)としての芳香族ポリカーボネート共重
合体樹脂と成分(B)としての芳香族ポリカーボネート
樹脂との組み合わせとして、具体的に、以下のものが例
示できる。 ・FL単位/TP単位共重合体 + BP単位重合体 ・FL単位/TP単位共重合体 + BP単位/TP単
位共重合体 ・FL単位/TP単位共重合体 + BP単位/FL単
位共重合体 ・FL単位/BP単位共重合体 + BP単位重合体 ・FL単位/BP単位共重合体 + TP単位重合体 ・FL単位/BP単位共重合体 + BP単位/TP単
位共重合体 ・FL単位/BP単位共重合体 + BP単位/FL単
位共重合体 ・FL単位/TP単位/BP単位共重合体 + BP単
位重合体 ・FL単位/TP単位/BP単位共重合体 + BP単
位/TP単位共重合体 ・FL単位/TP単位/BP単位共重合体 + BP単
位/FL単位共重合体 中で、(A)成分としてFL単位/TP単位共重合体、
(B)成分としてBP単位重合体の組み合わせが好適で
ある。
物における成分(A)と成分(B)との組成割合は、成
分(A)が1〜99重量%、成分(B)が99〜1重量
%であり、成分(A)が5〜60重量%、成分(B)が
95〜40重量%であるのが好ましい。成分(A)が1
重量%未満であると、組成物としての複屈折の低減効果
が認められず、また、99重量%超過では、組成物とし
ての成形加工性に問題が生じる。また、本発明の芳香族
ポリカーボネート樹脂組成物は、組成物としてのガラス
転移温度が145〜170℃であることが必須であり、
150〜165℃であるのが好ましい。ガラス転移温度
が145℃未満では、芳香族ポリカーボネート樹脂本来
の有する機械的性質や耐熱性等が失われ、170℃超過
では、組成物としての成形加工性に問題が生じる。
物は、成分(A)と成分(B)とを、例えば、それぞれ
の粉末または粒状物をスーパーミキサー、ヘンシェルミ
キサー、タンブラー等の混合機で混合した後、二軸押出
機、ニーダー、ロール等で溶融混練する方法、あるいは
溶液状で混合する方法等の公知の方法で製造することが
できる。なお、本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組
成物には、成形材料として使用するに当たって要求され
る熱安定性、離型性、帯電防止性等を付与するために、
例えば、亜燐酸エステル系、ヒンダードフェノール系等
の酸化防止剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン
系、ジベンゾイルメタン系、サリチレート系等の光安定
剤、シリコン系、脂肪酸系、脂肪酸エステル系、脂肪酸
グリセリド系、蜜ろう系等の滑剤や離型剤、ポリアルキ
レングリコール系、脂肪酸グリセリド系等の帯電防止剤
等を添加することができる。
物を用いて光学製品部材等を成形するには、押出成形、
射出成形、ブロー成形、圧縮成形、射出圧縮成形等の公
知の成形法を用いることができるが、本発明の一つであ
る光学製品部材を成形するには、射出圧縮成形が好適で
ある。本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を用
いて成形される光学製品部材の具体例としては、高密度
の光ディスク基板、光ディスク用ピックアップレンズ、
光学レンズ、LCD基板、PDP基板、プロジェクショ
ン用テレビスクリーン、位相差フィルム等が挙げられ
る。
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に
限定されるものではない。 芳香族ポリカーボネート樹脂の製造 製造例1 TP単位用としての1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−1−フェニルエタン70重量部、水酸化ナトリ
ウム24重量部、水800重量部、および塩化メチレン
300重量部との混合物を、攪拌機付き反応機に仕込
み、800rpmで攪拌し、これにホスゲン30重量部
を50分の間に吹き込んで界面重合を行い、反応終了後
にポリカーボネートオリゴマーを含有する塩化メチレン
溶液のみを捕集した。得られたオリゴマーの塩化メチレ
ン溶液を以下の方法で分析し、以下の結果を得た。 ・オリゴマー濃度(蒸発乾固させて測定);23.9重
量% ・末端クロロホーメート基濃度(アニリンと反応させて
得られたアニリン塩酸塩を0.2規定水酸化ナトリウム
水溶液で中和滴定);1.20規定 ・末端フェノール性水酸基濃度(四塩化チタン、酢酸溶
液に溶解させたときの発色を546nmで比色定量);
0.050規定 引き続いて、このオリゴマー溶液183重量部、p−t
−ブチルフェノール2.0重量部、および塩化メチレン
150重量部の混合物を攪拌機付き反応機に仕込み、5
50rpmで攪拌し、さらに、25重量%水酸化ナトリ
ウム7.5重量部にFL単位用として9,9−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)フルオレン6.5重量部を溶解
して得られた9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
フルオレンナトリウム塩14.0重量部、水酸化ナトリ
ウム4重量%水溶液28重量部、およびトリエチルアミ
ン2重量%水溶液0.57重量部を加え、7時間界面重
合を行った後、反応物を分液し、ポリカーボネート樹脂
を含む塩化メチレン溶液を、水酸化ナトリウム水溶液、
塩酸水溶液、水の順に用いて洗浄し、最後に塩化メチレ
ンを蒸発させて樹脂を採取した。この樹脂のFLブロッ
ク度Φ/Ψは0.00、極限粘度[η]は0.31dl
/g、ガラス転移温度は178℃であった。以上の結果
を表1に示した。
同様にして、オリゴマーを製造し、その溶液を分析し、
さらに、ポリカーボネート樹脂を製造し、その諸物性を
測定した。それらを表1に示した。
ル)フルオレン28.7重量部、TP単位用として1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエ
タン71.3重量部、水酸化ナトリウム41重量部、水
620重量部、および塩化メチレン290重量部との混
合物を、攪拌機付き反応機に仕込み、800rpmで攪
拌し、これにホスゲン63重量部を1時間の間に吹き込
んで界面重合を行い、反応終了後にポリカーボネートオ
リゴマーを含有する塩化メチレン溶液のみを捕集し、引
き続いて、このオリゴマー溶液100重量部、3−ペン
タデシルフェノール1.8重量部、および塩化メチレン
140重量部の混合物を攪拌機付き反応機に仕込み、5
50rpmで攪拌し、さらに、水酸化ナトリウム4重量
%水溶液48重量部、およびトリエチルアミン2重量%
水溶液0.27重量部を加え、7時間界面重合を行った
後、反応物を分液した外は、製造例1と同様にしてポリ
カーボネート樹脂を製造し、その諸物性を測定した。以
上の結果を表2に示した。
同様にして、オリゴマーを製造し、その溶液を分析し、
さらに、ポリカーボネート樹脂を製造し、その諸物性を
測定した。それらを表2に示した。
ル)フルオレン28.7重量部、TP単位用として1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエ
タン71.3重量部、ジフェニルカーボネート75.1
重量部、および希土類化合物を金属量をべースとしてジ
オールに対して1×10-6モル比に相当する量、さらに
助触媒を10×10-6モル比に相当する量を30リット
ルの槽型反応器に仕込み、窒素ガス置換した後、徐々に
昇温して反応混合物が溶解した後に攪拌を始め、さらに
昇温して重合を開始し、圧力100mmHg、温度21
0℃に保持した後、徐々に減圧、昇温して圧力1mmH
g、温度280℃とした後、生成するフェノールを留出
させて全重合時間3〜4時間で重合を終了させた。槽内
を復圧した後に水槽中にストランド状に押し出し、カッ
ティングしてペレットとした。この樹脂のFLブロック
度Φ/Ψは0.20、極限粘度[η]は0.29dl/
g、ガラス転移温度は187℃であった。以上の結果を
表2に示した。
び、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
に由来する構成単位のみからなるポリカーボネート樹脂
(三菱瓦斯化学社製、ユーピロンH4000、極限粘度
[η]0.36dl/g、ガラス転移温度145℃)を
用いて、表3および表4に示す配合割合で、スーパーミ
キサーで混合した後、二軸押出機を用いて樹脂温度30
0〜320℃の温度条件で溶融混練して樹脂組成物を製
造した。各樹脂組成物についてガラス転移温度を測定し
た。さらに、得られた樹脂組成物を住友重機社製の射出
圧縮成形機(ディスク5AM3)を用いて射出圧縮成形
し、直径130mm、厚さ1.2mmの光ディスク基板
を成形した。それぞれ得られた光ディスク基板につい
て、全光線透過率、光学的均質性、複屈折、および成形
転写性を以下の方法で評価し、結果を表3および表4に
示した。
拠して測定した。 ・光学的均質性 PULSTEC社製テスター(光学系:レーザー波長6
80nm、NA=0.6)を用い、トラッキングONの
状態でフォーカスエラー信号(FES)を測定し、前記
「ユーピロンH4000」の振幅値に対する比で示し
た。なお、フォーマットは4.6GB容量の光磁気ディ
スクとした。 ・複屈折 オーク製作所製ADR−130Nを用い、半径27〜6
2mmの範囲を波長632nmのレーザーにて斜め30
度入射角で測定したものを垂直複屈折の平均値で示し
た。 ・成形転写性 ピットにおける基板レプリカとガラスマスターとの深さ
比および形状から判断し、以下の基準で評価した。 ◎;非常に良好 ○;良好 △;不十分 ×;非常に悪い
と製造例9で得られた樹脂72重量%との混合組成物
(極限粘度[η]0.30dl/g、ガラス転移温度1
87℃)を用いた外は、前記実施例1〜8等と同様にし
て樹脂組成物を製造した。結果を表4に併記した。
屈折性等の、優れた光学的特性を備えると共に、成形加
工性にも優れた芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、お
よびそれからなる光学製品部材を提供することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記の成分(A)と成分(B)とからな
る組成物であって、ガラス転移温度が145〜170℃
であることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂組
成物。 成分(A);下記一般式(I) 【化1】 (式中、それぞれのベンゼン環は置換基を有していても
よい。)で表される構成単位10〜60モル%と、下記
一般式(II) 【化2】 (式中、R1 およびR2 は、水素原子、置換基を有して
いてもよいアルキル基、または置換基を有していてもよ
いフェニル基を表し、それぞれのベンゼン環は置換基を
有していてもよい。)で表される構成単位、および/ま
たは、下記一般式(III) 【化3】 (式中、Xは、エーテル結合、チオエーテル結合、また
はスルホン結合を表し、それぞれのベンゼン環は置換基
を有していてもよい。)で表される構成単位、90〜4
0モル%とからなる共重合体であって、前記一般式
(I)で表される構成単位同士のカーボネート結合に由
来する13C−NMRのピーク強度(Φ)の、前記一般式
(I)で表される構成単位と前記一般式(II)または(I
II) で表される構成単位とのカーボネート結合に由来す
る13C−NMRのピーク強度(Ψ)に対する比(Φ/
Ψ)が2以下である芳香族ポリカーボネート共重合体樹
脂1〜99重量% 成分(B);前記一般式(II)および/または(III) で
表される構成単位の過半量からなる芳香族ポリカーボネ
ート樹脂(ただし、前記一般式(I)で表される構成単
位を共重合成分として含有するときは、その含有量は1
0モル%未満とする。)99〜1重量% - 【請求項2】 成分(A)が、前記一般式(I)で表さ
れる構成単位と、R 1 またはR2 の少なくとも一方が置
換基を有していてもよいフェニル基である前記一般式
(II)で表される構成単位とからなり、成分(B)が、
R1 およびR2が水素原子、または置換基を有していて
もよいアルキル基である前記一般式(II)で表される構
成単位からなる請求項1に記載の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂組成物。 - 【請求項3】 成分(A)における前記一般式(I)で
表される構成単位が10〜30モル%、前記一般式(I
I)および/または(III) で表される構成単位が90〜
70モル%である請求項1または2に記載の芳香族ポリ
カーボネート樹脂組成物。 - 【請求項4】 成分(A)が5〜60重量%、成分
(B)が95〜40重量%である請求項1乃至3のいず
れかに記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の芳香
族ポリカーボネート樹脂組成物からなることを特徴とす
る光学製品部材。 - 【請求項6】 光学製品部材が光ディスク用基板である
請求項5に記載の光学製品部材。
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- 1997-05-23 JP JP13328397A patent/JP3454080B2/ja not_active Expired - Lifetime
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