JPH10324009A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10324009A
JPH10324009A JP13538897A JP13538897A JPH10324009A JP H10324009 A JPH10324009 A JP H10324009A JP 13538897 A JP13538897 A JP 13538897A JP 13538897 A JP13538897 A JP 13538897A JP H10324009 A JPH10324009 A JP H10324009A
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dots
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dot
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 よりなめらかな画像を形成できる画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 複数のノーマルカラーと、該複数のノー
マルカラーのそれぞれより色材の濃度が低く、粘度の低
いフォトインクを用いて、画像を形成する。ノーマルカ
ラーインクのドットを円内に斜線を引いた記号で示し、
フォトインクのドットを、円の記号で示す。このドット
パターンでは、まず、ノーマルカラーインクのドットを
プリントし、隣合うノーマルカラーインクのドットの間
に、フォトインクのドットをプリントする。たとえば、
黒色を表現する場合では、まず、ノーマルカラーインク
であるブラックインクをプリントし、隣合うブラックイ
ンクのドットの間に、ブラックインクに対応するフォト
インクであるブラックフォトインクのドットをプリント
する。これにより、ブラックインクのドットをブラック
フォトインクにより滲ませることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
し、特に複数色のインクを用いることによりカラー画像
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット方式のプリン
タなどに代表されるさまざまな方式のカラーの画像形成
装置が存在する。これらの画像形成装置では、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック
(K)等の複数色のインクが用いられ、それらのインク
を用いることによりフルカラーの画像形成が行なわれ
る。
【0003】また、従来の画像形成装置において、より
なめらかな画像を形成するために、上記の各インクより
も色材の濃度の低いインク(フォトインク)を併せて用
いる場合もあった。なお、この場合、元の各インクをま
とめて、フォトインクに対して、ノーマルインクとい
う。このような画像形成装置においては、たとえば、シ
アン(C)インクとシアンのフォト(Cp)インクを用
い、これらのインクのドットを、図29に示すように、
部分的に重ね合せたりして、画像を形成していた。な
お、図29の斜線部分は、2つのインクのドットの重な
り部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図29
のように、ノーマルインクにフォトインクのドットを部
分的に重ね合わせても、ドットの重なり部における各イ
ンクのプリント用紙上の広がりが悪く、プリント用紙上
で両インクの混ざり合う程度が低いため、重なり部にお
ける各ドットの輪郭が強調されてしまい見苦しいという
不具合が生じていた。
【0005】この発明はそのような問題点を解決するた
めになされたもので、なめらかな画像を形成できる画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、画像形成装置において、複数の色に対応する第1の
グループのインクのドットと、前記第1のグループのイ
ンクよりも色材の濃度の低い第2のグループのインクの
ドットとをプリント用紙にプリントすることができるプ
リンタヘッドを含み、前記第2のグループのインクは、
前記第1のグループのインクよりも粘度が低く、前記プ
リンタヘッドは、前記第1のグループのインクのドット
と前記第2のグループのインクのドットを重ね合わせて
プリントすることを特徴としている。
【0007】請求項1に記載の発明によると、第1のグ
ループのインクのドットと、第1のグループのインクよ
り粘度の低い第2のグループのインクとを重ね合わせ
て、画像を形成することができる。
【0008】これにより、プリント用紙上で、第2のグ
ループのインクのドットによって、第1のグループのイ
ンクのドットを滲ませることができ、よりなめらかな画
像を形成することができる。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記プリンタヘッドがプリン
トするドットの径を変化させるよう制御するドット径制
御部をさらに含むことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、プリントヘッドがプリン
トする第1または第2のグループのインクのドットの径
を変化させることができる。
【0011】これにより、第1のグループのインクを第
2のグループのインクによって滲ませる際に、第1のイ
ンクを所望の程度で滲ませることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態におけるインクジェットプリンタについて説
明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るインクジェットプリンタ1の概略構成を示す斜視図で
ある。インクジェットプリンタ1は、プリント用紙やプ
ラスチック薄板などの記録媒体である記録シート2と、
インクジェット方式のプリンタヘッドであるプリンタヘ
ッド3と、プリンタヘッド3を保持するキャリッジ4
と、キャリッジ4を記録シート2の記録面に平行に往復
移動させるための揺動軸5,6と、キャリッジ4を揺動
軸5,6に沿って往復駆動させる駆動モータ7と、駆動
モータ7の回転をキャリッジの往復運動に変えるための
アイドルプーリ8と、タイミングベルト9とを含んでい
る。
【0014】なお、本実施の形態において、プリント用
紙とは、通常、プリンタ、複写機等の画像形成装置にお
いて使用される紙のことであり、たとえばPPC用紙で
ある。
【0015】また、インクジェットプリンタ1は、記録
シート2を搬送経路に沿って案内するガイド板を兼ねる
プラテン10と、プラテン10との間で記録シート2を
押さえることにより記録シート2の浮きを防止する紙押
さえ板11と、記録シート2を排出するための排出ロー
ラ12と、拍車ローラ13と、プリンタヘッド3のイン
クを吐出するノズル面を洗浄しインク吐出部を良好な状
態に回復させる回復系14と、記録シート2を手動で搬
送するための紙送りノブ15とを含んでいる。なお、回
復系14は、プリンタヘッド3のノズルを吸引する吸引
ユニット16と、プリンタヘッド3のノズルを有する面
を摺擦するワイピング装置17とを備えている。
【0016】記録シート2は、手差しあるいはカットシ
ートフィーダなどの給紙装置によって、プリンタヘッド
3とプラテン10とが対向する記録部へ送り込まれる。
この際、図示しない紙送りローラの回転量が制御され、
記録部への搬送が制御される。
【0017】プリンタヘッド3には、インク飛翔用のエ
ネルギ発生源として圧電素子(PZT)が用いられる。
圧電素子には、電圧が印加され、歪みが生じる。この歪
みは、インクで満たされたプリンタヘッド3内のチャン
ネルの容積を変化させる。この容積の変化により、チャ
ンネルに設けられたノズルからインクが吐出され、記録
シート2への記録が行なわれる。
【0018】キャリッジ4は、駆動モータ7、アイドル
プーリ8、およびタイミングベルト9により、記録シー
ト2を桁方向(記録シート2を横切る方向)に主走査
し、キャリッジ4に取付けられたプリンタヘッド3は1
ライン分の画像を記録する。1ラインの記録が終わるご
とに、記録シート2は縦方向に送られ副走査され、次の
ラインに画像を記録する。
【0019】記録シート2には、このようにして画像が
記録される。記録部を通過した記録シート2は、その搬
送方向下流側に配置された排出ローラ12とこれに圧接
される拍車ローラ13とによって排出される。
【0020】図2は、キャリッジ4周辺の構成を説明す
るための斜視図である。キャリッジ4の周辺には、イン
クを収容するインクカートリッジ403と、インクカー
トリッジ403を収納するケーシング401と、ケーシ
ング蓋405と、インクカートリッジ403を着脱可能
にしつつプリンタヘッド3にインクを供給するインク供
給ピン402と、ケーシング蓋405を閉じた際ケーシ
ング401にケーシング蓋405を固定するための付勢
クラッチ406と、付勢クラッチ止め407と、インク
カートリッジ403を収納する向き(矢印D3の向き)
とは反対の向きにインクカートリッジ403を押しつつ
インクカートリッジ403をケーシング蓋405ととも
に保持する板ばね408とが含まれる。また、インクカ
ートリッジ403には、大気連通孔404が形成されて
いる。なお、図に示す矢印D1方向にキャリッジ4が移
動することにより主走査が行なわれ、矢印D2方向にイ
ンク滴は吐出される。そして、プリンタヘッド3は、キ
ャリッジ4の底面に保持されている。
【0021】図3〜図5は、プリンタヘッド3の構成を
説明するための図である。図3は、プリンタヘッド3の
ノズルを有する面の一部を示す平面図であり、図4は図
3のIV−IV線断面図であり、図5は、図4のV−V
線断面図である。
【0022】図3〜図5を参照して、プリンタヘッド3
は、ノズルプレート301、隔壁302、振動板30
3、基板304とを一体に重ねた構成となっている。ノ
ズルプレート301は、金属または合成樹脂などからな
り、ノズル307を有し、表面318には撥イオン層を
有する。隔壁302は、薄肉フィルムで構成されてお
り、ノズルプレート301と振動板303との間に固定
されている。
【0023】また、ノズルプレート301と隔壁302
との間には、インク305を収容する複数のインクチャ
ンネル306と、各インクチャンネル306をインク供
給室308に連結するインクインレット309が形成さ
れている。インク供給室308は図示しないインクタン
クに接続されており、インク供給室308内のインク3
05はインクチャンネル306へと供給される。
【0024】振動板303には、各インクチャンネル3
06に対応した複数の圧電素子313が含まれる。圧電
素子313は、振動板303を加工することにより形成
される。振動板303の加工は、まず、振動板303
が、配線部317を有する基板304に絶縁接着剤で固
定され、その後、ダイサー加工によりセパレート溝31
5、316が形成され振動板303が分断されることに
より行なわれる。この分断によって各インクチャンネル
306に対応する圧電素子313と、隣接する圧電素子
313との間に位置する圧電素子柱部314と、これら
を囲む壁310とが分離される。
【0025】基板304上の配線部317は、アースに
接続されプリンタヘッド3内のすべての圧電素子313
に共通に接続される共通電極側配線部311と、プリン
タヘッド3内の各圧電素子313に個別に接続される個
別電極側配線部312とを有する。この基板304上の
共通電極側配線部311は、圧電素子313内の共通電
極に接続される。個別電極側配線部312は、圧電素子
313内の個別電極に接続される。また、個別電極側配
線部312は、インクジェットプリンタ1の制御部のヘ
ッド吐出駆動部105(図7参照)に接続されている。
【0026】このような構成のプリンタヘッド3の動作
は、インクジェットプリンタ1の制御部によってコント
ロールされる。制御部のプリンタヘッド吐出駆動部10
5からは、圧電素子313内部に設けられた共通電極と
個別電極との間に、印字信号である所定の電圧が印加さ
れ、圧電素子313は隔壁302を押す方向に変形す
る。圧電素子313の変形は隔壁302に伝えられ、こ
れによりインクチャンネル306内のインク305が加
圧され、ノズル307を介してインク滴が記録シート2
(図1参照)に向かって飛翔する。
【0027】なお、ヘッド吐出駆動部105が圧電素子
313に印加する電圧を変化させることに伴なって、圧
電素子313の変形の度合が変化する。これにより、ヘ
ッド吐出駆動部105が印加する電圧を制御することに
より、1回の圧電素子313の変形で吐出されるインク
の量を制御することができ、記録シート2にプリントさ
れるドットの径を変化させることができる。
【0028】図6は、図1のプリンタヘッド3のノズル
を有する面の平面図である。図6を参照して、プリンタ
ヘッド3は、イエロー、マゼンタおよびシアンのインク
を吐出するイエロー(y)ヘッド3Y、マゼンタ(m)
ヘッド3M、およびシアン(c)ヘッド3Cを含んでい
る。また、プリンタヘッド3は、マゼンタのフォトイン
ク、シアンのフォトインクをそれぞれ吐出するマゼンタ
フォト(mp)ヘッド3Mp、およびシアンフォト(c
p)ヘッド3Cpと、さらに、ブラックのインクを吐出
するブラック(k)ヘッド3Kとを含んでいる。なお、
本実施の形態のフォトインクとは、マゼンタ、シアンの
インクよりも色材の濃度が低く、かつ、粘度の低いイン
クである。そして、それぞれのヘッド3Y〜3Kには、
ノズル307Y,307M,307C,307Mp,3
07Cp,307K1 ,307K 2 が設けられている。
ブラックヘッド3Kには他の色のヘッドに対して2倍の
ノズルが設けられており、隣合うノズル307K1 とノ
ズル307K2 は、互いに上下にずれて、千鳥状になっ
ている。なお、図6中の両矢印は、プリンタヘッド3の
主走査方向を示す。
【0029】図7は、インクジェットプリンタ1の制御
部の概略構成を示すブロック図である。インクジェット
プリンタ1の制御部は、CPU101と、RAM102
と、ROM103と、データ受信部104と、ヘッド吐
出駆動部105と、ヘッド移動駆動部106と、紙送り
駆動部107と、回復系モータ駆動部108と、各種セ
ンサ部109とを含んでいる。
【0030】全体を制御するCPU101は、必要に応
じてRAM102を用い、ROM103に記憶されてい
るプログラムを実行する。このプログラムには、データ
受信部104から読込まれる画像データに基づいて、ヘ
ッド吐出駆動部105、ヘッド移動駆動部106、紙送
り駆動部107、各種センサ部109を制御し記録シー
ト2上に画像を記録するための部分と、必要なときに回
復系モータ駆動部108、各種センサ部109を制御
し、回復系14(図1参照)を用いてプリンタヘッド3
のノズル面を良好な状態に回復させるための部分とが含
まれる。データ受信部104は、ホストコンピュータな
どに接続され、記録すべき画像データを受信する。
【0031】CPU101の制御に基づいて、ヘッド吐
出駆動部105は、プリンタヘッド3の圧電素子313
を駆動し、ヘッド移動駆動部106は、プリンタヘッド
3を保持するキャリッジ4を桁方向に移動させる駆動モ
ータ7を駆動し、紙送り駆動部107は紙送りローラを
駆動する。また、CPU101の制御に基づいて、回復
系モータ駆動部108は、プリンタヘッド3のノズル面
を良好な状態に回復させるために必要なモータなどを駆
動する。
【0032】図8は、図7のCPU101およびその周
辺の構成を示すブロック図である。CPU101は、デ
ータ受信部(画像ソース入力部)104から、赤、緑お
よび青の色にそれぞれ対応するデータr,g,bを入力
し、階調の補正を行なう階調補正部151と、階調の補
正が行なわれたr,g,bのデータを、c,m,y(シ
アン,マゼンタ,イエローの各インクに対応する)のデ
ータに変換する色変換部152と、変換後の3色のデー
タとcp,mp(シアンフォト,マゼンタフォトの各イ
ンクに対応する)データと変換後の3色のデータ中のグ
レー成分を分離し(下色除去でありUCRともいう)黒
信号に置換えて黒色に対応するデータkとを出力する墨
発生+UCR部153と、墨発生+UCR部153から
出力されるデータにディザ処理を行なうディザ処理部1
54とを備える。ディザ処理の行なわれたデータは、ヘ
ッド吐出駆動部105に入力される。なお、ディザ処理
の行なわれたシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの
各色データは、5階調のデータである。そして、シアン
については、上位2階調をシアンインクを用いて表現
し、下位3階調をシアンフォトインクで表現する。ま
た、マゼンタについては、上位2階調をマゼンタインク
を用いて表現し、下位3階調をマゼンタフォトインクで
表現する。ヘッド吐出駆動部105は、各色ヘッド3C
〜3Kを駆動する。
【0033】図9は、図8のディザ処理部154、ヘッ
ド吐出駆動部105およびプリンタヘッド3の構成を示
すブロック図である。図9を参照して、ヘッド吐出駆動
部105は、cヘッド駆動回路120cと、mヘッド駆
動回路120mと、yヘッド駆動回路120yと、cp
ヘッド駆動回路120cpと、mpヘッド駆動回路12
0mpと、kヘッド駆動回路120kとを含む。プリン
タヘッド3は、図6を用いて説明したように、これらの
駆動回路120c〜120kにそれぞれ接続されるcヘ
ッド3Cと、mヘッド3Mと、yヘッド3Yと、cpヘ
ッド3Cpと、mpヘッド3Mpと、kヘッド3Kとを
含む。
【0034】本実施の形態におけるインクジェットプリ
ンタ1は、それぞれのヘッド駆動回路120c,120
m,120y,120cp,120mp,120kによ
り、プリンタヘッド3の各色ヘッド3C,3M,3Y,
3Cp,3Mp,3Kの圧電素子313に印加する電圧
を制御することで、各色ヘッドから吐出されるインクの
量を制御する。これにより、印字されるドット径を階調
に応じて変化させることができる。
【0035】図10は、本実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタに用いられるイエローインク(Yイン
ク)の組成を示す図である。
【0036】図11は、本実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタで用いられるマゼンタインク(Mイン
ク)の組成を示した図である。
【0037】図12は、本実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタで用いられるシアンインク(Cインク)
の組成を示した図である。
【0038】図13は、本実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタで用いられるブラックインク(Kイン
ク)の組成を示した図である。
【0039】本実施の形態においては、前述のように、
上記のYMCKの各インクの他に、上記のMインク、C
インクのフォトインクを用いている。ここで、フォトイ
ンクに対し、上記のYMCKの色のインクをまとめて
「ノーマルカラーインク」と言う。
【0040】なお、本実施の形態で用いるフォトインク
は、それぞれ、図14,図15の淡いマゼンタインク,
淡いシアンインクの各インクに、後述する浸透剤を含有
させたものである。そこで、便宜上、浸透剤を含有させ
ていない淡マゼンタ,淡シアンの各インクを「Mpoイ
ンク」,「Cpoインク」とし、これらに浸透剤を含有
させて本実施の形態におけるフォトインクとした淡マゼ
ンタ,淡シアンの各インクを、それぞれ「Mpイン
ク」,「Cpインク」とする。
【0041】図14は、本実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタ1で用いられる淡マゼンタインク(Mp
oインク)の組成を示した図である。また、図15は、
本実施の形態におけるインクジェットプリンタ1で用い
られる淡シアンインク(Cpoインク)の組成を示した
図である。
【0042】ここで、上記のMpo,Cpoの各インク
に、浸透剤を添加して、プリント用紙への浸透性を高く
したMp,Cpインクを調整した。なお、浸透剤として
は、たとえばエタノールやイソプロピルアルコール等の
低級アルコールが挙げられ、本実施の形態では、その一
例として、エタノールを用いた。
【0043】また、本発明に従うインクジェットプリン
タにおいては、図10,図13にそれぞれ組成を示した
Yインク,Kインクのそれぞれのフォトインク(Ypイ
ンク,Kpインク)を吐出するヘッドをさらに備えるこ
ともできる。
【0044】そこで、図16,図17に示す組成の淡イ
エローインク(Ypoインク),淡ブラックインク(K
poインク)に上述の浸透剤を添加して、Ypインク,
Kpインクを調整した。
【0045】図16は、本実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタ1に用いることができる淡イエローイン
ク(Ypoインク)の組成を示す図である。また、図1
7は、本実施の形態におけるインクジェットプリンタ1
で用いることができる淡ブラックインク(Kpoイン
ク)の組成を示した図である。
【0046】ここで、各インクに浸透剤を添加する場合
には、添加した浸透剤の重量分だけ、図14〜図17に
示す各インクの組成における水の重量を減らしてインク
を調製した。したがって、この場合、他の組成物につい
ての重量%(wt%)の値は変化しない。
【0047】上記のMpo,Cpo,Ypo,Kpoの
各インクにおいて、浸透剤であるエタノールの含有率を
変化させて、プリント用紙に対する浸透性の変化を調べ
た。プリンタ用紙に対する浸透性は、図18に示す光学
的測定装置によってプリンタ用紙上に滴下したインク滴
のドットの画像の広がりを測定し、そのドット径により
判断した。
【0048】図18は、プリント用紙上に滴下したイン
ク滴の広がりを光学的に測定する光学的測定装置500
を示す図である。光学的測定装置500においては、容
器504に収容されているインクがシリンジ503に供
給され、シリンジ503から適量のインクが、用紙台5
01上に載置されたプリント用紙502に向けて滴下さ
れる。用紙台501の下方には、ランプ505およびC
CDビデオカメラ506が備えられている。そして、プ
リント用紙502上に滴下されたインクのドットの画像
をCCDビデオカメラ506で取込み、当該画像を解析
して、ドット径の経時変化を測定した。
【0049】まず、図19に、1μlのKpインク(K
poインクに浸透剤であるエタノールを1.2wt%添
加したインク)の、ドットの直径の経時変化の様子を示
す。なお、図19において、横軸は、インク滴下後の時
間であり、縦軸は、滴下されたインクのドットの直径で
ある。
【0050】図19を参照して、インク滴下から約20
秒(sec)間は、時間の経過とともにドットの直径は
大きくなっていくが、インクの滴下後約20秒以降は、
ドットの直径は7mmのままほとんど変化が見られな
い。なお、他のフォトインク(Mp,Cp,Yp)につ
いても、エタノール含有率を1.2wt%として測定し
たドットの直径の経時変化は同様であった。
【0051】なお、エタノール(浸透剤)を添加したM
po,Cpo,Ypo,Kpoの各インクは、元のMp
o,Cpo,Ypo,Kpoの各インクに比べて粘度が
低下した。そこで、Mp,Cp,Yp,Kpの各インク
についてのエタノールの含有率の変化に伴う粘度の変化
に対して、プリント用紙に対する浸透性の変化を調べる
ために、プリンタ用紙上に滴下したドットの直径を測定
した。
【0052】図20に、1μlのKpインク(Kpoイ
ンクに浸透剤を添加したインク)についての、インクの
粘度に対するドットの直径の変化を示す。図20におい
て、横軸の粘度の単位は、センチポイズ(cp)であ
る。また、図20におけるドットの直径とは、インク滴
下30秒後のドットの直径である。ここで、測定時間を
「30秒後」としたのは、図19を用いて説明したよう
に、滴下したインクのドットの直径がそれ以上大きくな
らずほぼ一定であると考えられたからである。なお、浸
透剤を含有させないKpoインクの粘度は2cpであ
り、それより粘度の低いデータについては、上述のよう
にKpoインクに浸透剤であるエタノールを添加したイ
ンクについてのものである。
【0053】また、図20には、さらに、比較として、
前述のKpoのPEG#400のwt%を図17に示し
た組成から増加させ同wt%の水を減らして粘度を上げ
たインクのデータも示している。つまり、図20におい
ては、Kpoインク(粘度2cpのデータに相当)と、
Kpoインクにエタノールを添加したもの(粘度2cp
未満の各データに相当)と、KpoインクのPEG#4
00のwt%を増加させたもの(粘度が2cpを超える
各データに相当)についてのインクのドットの直径が挙
げられているのである。そして、エタノールのwt%を
各データの下の()内に示し、増加後のPEG#400
のwt%を各データの[]内に示している。なお、増加
前のPEG#400のwt%は、4.5%である(図1
7参照)。
【0054】図20を参照して、エタノールを添加せ
ず、かつ、図17に示した組成からPEG#400のw
t%を変化させていないKpoインク(粘度が2cpの
データに相当)については、インクのドットの直径は、
5mmであった。そして、粘度2cp以下の領域につい
て見てみると、エタノールのwt%が増加してインクの
粘度が下がるに従って、インクのドットの直径は大きく
なっている。また、粘度2cp以上の領域について見て
みると、PEG#400のwt%を増加してインクの粘
度が上がるに従って、インクのドットの直径は小さくな
っている。つまり、粘度が下がるに従って、インクはプ
リント用紙により浸透しやすくなっているということに
なる。
【0055】なお、Mp,Cp,Ypについても、同様
に、エタノール、PEG#400のwt%を変化させ
て、インクの粘度に対するドットの直径を測定したとこ
ろ、上記のKpインクと同様に、粘度が低下するに従っ
て、インクがプリント用紙により浸透しやすくなるとい
う結果が得られた。
【0056】一方で、ノーマルカラーインクであるYM
CKの各インクについて、同様に、インク滴下30秒後
のドット径を測定したところ、いずれも約4mm程度で
あった。したがって、浸透剤を添加されているMp,C
p,Yp,Kpの各インクは、いずれも、ノーマルカラ
ーインクと比較して、プリント用紙に対する浸透性が高
いということがいえる。
【0057】本実施の形態のインクジェットプリンタ1
は、以上説明したような、ノーマルカラーインク(Y,
M,C,Kインク)とフォトインク(Mp,Cpイン
ク)を用いている。また、フォトインクとしてYpイン
ク,Kpインクをさらに用いることもできる。このよう
な各インクを用いた画像形成においては、以下に示すよ
うなドットパターンで、インクをプリントすることが好
ましい。本実施の形態において好ましいインクのドット
パターンについて、図21〜図26を用いて説明する。
【0058】図21は、図22〜図26に示す本実施の
形態のドットパターンを説明するための、ドットの種類
を説明するための図である。図21を参照して、ノーマ
ルカラーインクであるY,M,C,Kのいずれかのイン
クによるドットを「ノーマルカラーインクのドット」と
して、円内に斜線を引いた記号で示す。また、フォトイ
ンクであるYp,Mp,Cp,Kpのいずれかのインク
によるドットを「フォトインクのドット」として、円の
記号で示す。
【0059】図22は、第1のドットパターンを示す図
である。このパターンでは、まず、ノーマルカラーイン
クのドットをプリントし、そして、隣合うノーマルカラ
ーインクのドットの間に、フォトインクのドットをプリ
ントする。たとえば、黒色を表現する場合、まず、ノー
マルカラーインクであるKインクのドットをプリント
し、そして、隣合うKインクのドットの間に、Kpイン
クのドットをプリントする。
【0060】図23は、第2のドットパターンを示す図
である。このパターンでは、まず、フォトインクのドッ
トをプリントし、そして、隣合うフォトインクのドット
の間に、ノーマルカラーインクのドットをプリントす
る。
【0061】図24は、第3のドットパターンを示す図
である。このパターンでは、プリント用紙の左端から順
に、ノーマルカラーインクのドットと、フォトインクの
ドットを、交互にプリントする。
【0062】図25は、第4のドットパターンを示す図
である。このパターンでは、まず、ノーマルカラーイン
クのドットをプリントする。そして、隣合うノーマルカ
ラーインクのドットの間に、先にプリントされたノーマ
ルカラーインクのドットよりもドット径の大きい、フォ
トインクのドットをプリントする。なお、本実施の形態
のインクジェットプリンタ1のプリンタヘッド3におい
ては、前述のように、ヘッド吐出駆動部105が圧電素
子313に印加する電圧を変化させることにより、プリ
ントするインクのドット径を変化させることができる。
つまり、ヘッド吐出駆動部105により、プリンタヘッ
ドがプリントするドットの径を変化させるよう制御する
ドット径制御部が構成されている。
【0063】図26は、第5のドットパターンを示す図
である。このパターンでは、まず、ノーマルカラーイン
クのドットをプリントする。そして、隣合うノーマルカ
ラーインクの間に、先にプリントされたノーマルインク
カラーのドットよりドット径の小さい、フォトインクの
ドットをプリントする。
【0064】図21〜図26を用いて説明した各パター
ンに従って画像形成を行なうと、ノーマルカラーインク
のドットが、フォトインクのドットに重ね合わせられ
る。ここで使用するフォトインクは、浸透剤が添加され
ているので、ノーマルカラーインクより粘度が低く、プ
リント用紙に対する浸透性が高い。したがって、ノーマ
ルカラーインクのドットとフォトインクのドットを部分
的に重ねるようにして画像を形成すると、ノーマルカラ
ーインクのドットの端部がフォトインクのドットにより
滲みだすため、従来のように、形成された画像におい
て、ドットの重なり部で各インクのドットの輪郭が強調
されることはない。これにより、形成された画像がより
なめらかになる。
【0065】また、ヘッド吐出駆動部105により構成
されるドット径制御部により、ヘッドがプリントするド
ット径を変化させることができるため、上記のフォトイ
ンクによるノーマルカラーインクのドットの滲みを所望
の程度に調節することができる。
【0066】ここで、浸透剤を添加したフォトインクを
ノーマルカラーインクと共に用いたことにより得られた
なめらかさを検証するために、インクのドット径に対し
て、画像のなめらかさを示す「ΔD」を測定した。「Δ
D」とは、インクがプリントされた紙面の光学濃度(色
の濃さ)を、反射型光学濃度計(DENSITO ME
TER)により連続的に測定した場合の、濃度計の出力
波形が示す光学濃度の最大値(ODmax.)と最小値(O
min.)の差である。つまり、光学濃度計により測定を
行なった場合、図27に示すような波形の出力信号が得
られる。そして、その波形から、インクがプリントされ
た紙面の光学濃度(図27中の縦方向)のODmax.とO
min.が得られる。そして、以下のような式に従い「Δ
D」を得た。
【0067】ΔD=|ODmax.−ODmin.| 「ΔD」が上記のようにして得られることから、「Δ
D」の値が小さくなるほど、画像がなめらかであると言
える。なお、本実施の形態においては、反射型光学濃度
計として、「Sakura DENSITO METE
R PDA5」(Sakura社(現コニカ社)製)を
測定に用いた。
【0068】図28に、ノーマルカラーインクとしてK
を、フォトインクとしてKpを用い、図26に示した第
5のドットパターンでプリントを行なった場合の、Kp
インクのドットの直径に対するΔDを測定の測定結果を
示す。なお、Kpインクのドットの直径は、前述のよう
に、エタノールまたはPEG#400ののwt%の値を
変化させることにより、変化させている。また、図26
の印字パターンは、本実施の形態で例示した5つのドッ
トパターンの中で、最も印字濃度のムラが出現しやすい
とされるものである。
【0069】図28を参照して、用いるKpインクのド
ット径が大きくなるに従って、ΔDの値は小さくなって
いる。つまり、フォトインクであるKpインクにおける
浸透剤の含有率が高くなりインクの粘度が低くなるにつ
れて、画像は、なめらかになることがわかる。したがっ
て、フォトインクとしてKpインクを用いた場合、フォ
トインクの粘度の変化により、画像のなめらかさが影響
を受けることがわかる。
【0070】なお、実際に画像の形成を行なうにあた
り、ΔDの値によって、以下の○,△,×のように画質
を評価することができる。
【0071】 ΔD≦0.1 :評価「○」(なめらかな高階調) 0.1<ΔD≦0.15:評価「△」(実用上問題無いなめらかさ) 0.15<ΔD :評価「×」(実用上ノイズ等の問題有り) さらに、他のフォトインクについても、対応するノーマ
ルインクとともに、第5のドットパターンでプリントを
行ない、ΔDを測定した。なお、ここでは、フォトイン
クとして、浸透剤(エタノール)の含有率を2wt%,
4wt%,7wt%の3通りで調整し、それぞれ実施例
1〜3とした。この範囲内では、いずれのインクにおい
ても浸透剤の添加量が増加するに従って、インクの粘度
は低くなった。また、浸透剤を添加したことについての
効果をより明確にするために、比較例1として、ノーマ
ルインクとそれぞれに対応する淡い色のインクを用いて
(図14〜図17に示した組成のMpo,Cpo,Yp
o,Kpoインクのこと、これらは浸透剤を含まない)
第5のドットパターンでプリントを行ない、ΔDを測定
し、前述の○、△、×の評価を行なった。この結果を表
1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】表1を参照して、Mp,Cp,Kpインク
のいずれのインクについても、浸透剤を添加したインク
を用いた場合は、浸透剤を添加していない比較例1に比
べて、ΔDの値が低く、画質がなめらかになっていた。
また、大まかに見て、Mp,Cp,Kpインクのいずれ
のインクを用いた場合について、浸透剤のwt%が大き
くなるほど、画像がよりなめらかになる傾向があった。
したがって、これらのインクについては、フォトインク
の粘度が低くなるほど、形成される画像がなめらかにな
るといえる。なお、Ypについては、基本的に、Yおよ
びYpについては光学濃度の測定が困難であるため、画
像のなめらかさについての測定が不可能であった。
【0074】今回開示された実施の形態は、全ての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した説明ではなく前掲の特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図
される。
【0075】[変形例]以上の実施の形態を以下のよう
に変形することもできる。
【0076】(1) 浸透剤として、低級アルコール以
外の、インクの粘度を低くする物質を用いる。つまり、
浸透剤は、低級アルコールに限定されるものではなく、
インクの粘度を低くする物質であれば良いのである。
【0077】(2) RGB色以外に白色のインクを吐
出するノズルを追加する。これにより、ハイライトの一
番薄い濃度の色再現性を向上させることができ、画像の
鮮明さが増加する。
【0078】(3) RGB色以外に茶色のインクを吐
出するノズルを追加する。これにより、人の肌色のよう
な色の再現性がよくなり、画像に深みが増す。
【0079】(4) RGB色以外にグレイ色のインク
を吐出するノズルを追加する。これにより、モノクロハ
ーフトーン階調の再現性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるインクジェットプ
リンタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のキャリッジ周辺の構成を説明するための
斜視図である。
【図3】図1のプリンタヘッドのノズルを有する面の一
部を示す平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】図1のプリンタヘッドの平面図である。
【図7】図1のインクジェットプリンタの制御部の概略
構成を示すブロック図である。
【図8】図7のCPUおよびその周辺の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】図8のディザ処理部、プリンタヘッド吐出駆動
部および各色ヘッドの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるYインクの組成
を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態におけるMインクの組成
を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態におけるCインクの組成
を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態におけるKインクの組成
を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態におけるMpoインクの
組成を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態におけるCpoインクの
組成を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態におけるYpoインクの
組成を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態におけるKpoインクの
組成を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態において用いられた光学
的測定装置を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態における、Kpインクの
ドットの直径の経時変化を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態においてKpoインクに
添加した浸透剤の含有率に対するドット径を示す図であ
る。
【図21】図22〜図26に示す本発明の実施の形態の
ドットパターンを説明するための、ドットの種類を説明
するための図である。
【図22】本発明の実施の形態における第1のドットパ
ターンを示す図である。
【図23】本発明の実施の形態における第2のドットパ
ターンを示す図である。
【図24】本発明の実施の形態における第3のドットパ
ターンを示す図である。
【図25】本発明の実施の形態における第4のドットパ
ターンを示す図である。
【図26】本発明の実施の形態における第5のドットパ
ターンを示す図である。
【図27】本実施の形態における反射型光学濃度計の出
力波形の一例を示す図である。
【図28】本発明の実施の形態におけるフォトインクの
ドット半径に対する画像のなめらかさを示す図である。
【図29】従来の画像形成装置での画像形成におけるド
ットパターンの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 記録シート 3 プリンタヘッド 3Y Yヘッド 3M Mヘッド 3C Cヘッド 3K Kヘッド 3Mp Mpヘッド 3Cp Cpヘッド 4 キャリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色に対応する第1のグループのイ
    ンクのドットと、前記第1のグループのインクよりも色
    材の濃度の低い第2のグループのインクのドットとをプ
    リント用紙にプリントすることができるプリンタヘッド
    を含み、 前記第2のグループのインクは、前記第1のグループの
    インクよりも粘度が低く、 前記プリンタヘッドは、前記第1のグループのインクの
    ドットと前記第2のグループのインクのドットを重ね合
    わせてプリントする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プリンタヘッドがプリントするドッ
    トの径を変化させるよう制御するドット径制御部をさら
    に含む、請求項1に記載の画像形成装置。
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