JPH10322849A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Publication number
JPH10322849A
JPH10322849A JP9128654A JP12865497A JPH10322849A JP H10322849 A JPH10322849 A JP H10322849A JP 9128654 A JP9128654 A JP 9128654A JP 12865497 A JP12865497 A JP 12865497A JP H10322849 A JPH10322849 A JP H10322849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
bus bar
opening
heat radiation
upper case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9128654A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hayakawa
達也 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP9128654A priority Critical patent/JPH10322849A/ja
Publication of JPH10322849A publication Critical patent/JPH10322849A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース内部の温度上昇を防止できる電気接続
箱を提供する。 【解決手段】 アッパケース2の上面に放熱用の開口5
を設ける一方、ケース内部に配置する大電流用バスバー
3cの一部を上方に突出させて放熱用部6を設け、該放
熱部を開口5より外部に突出させて放熱している。ま
た、開口5の周縁よりダクト部を突設して、放熱部6を
ダクト部に通して保護している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に搭載される
電気接続箱に関し、特に、ケース内部の放熱を図り、電
気接続箱内部の温度上昇を抑制するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載するジャンクションボック
ス等の電気接続箱は、図5に示すように、ロアケース4
1とアッパケース42とからなるケース内部に、ロアケ
ース41側からアッパケース42側へと、順次、バスバ
ー43a〜43dと、絶縁板44a〜44cを交互に積
層配置している。また、ロアケース41とアッパーケー
ス42とには、ロアカバーとアッパーカバー(図示せ
ず)とを被せて保護している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにケース内
部に多層にバスバー43a〜43dを配置している場
合、バスバーが加熱して、ケース内部の温度を上昇さ
せ、電気回路の誤動作を引き起こす恐れがあった。すな
わち、ロアケース41とアッパケース42とは、ロック
係止されてケース内部は密閉されているため、電流を流
すバスバー43a〜43dに発生した熱はケース内部に
閉じ込められることとなり、ケース内部が温度上昇しや
すい。其の際、特に、大電流を流すバスバーの発熱量が
大きい問題がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、ケース内部
の温度上昇を抑制することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項 1で、ロアケースとアッパケー
スとを組み合わせてなるケース内部にバスバーと絶縁板
とを積層配置し、かつ、上記アッパーケースにアッパー
カバーを被せる電気接続箱において、上記アッパケース
の上面に放熱用の開口を設けると共に、ケース内部に収
容している大電流用バスバーの一部を突出させて放熱部
を設け、該バスバーの放熱部を上記開口を通して突出さ
せている電気接続箱を提供している。
【0006】上記構成とすると、大電流用バスバーの一
部はアッパケースの上面の開口からケース外部に突出す
ることとなるため、ケース内部のバスバーに発生した熱
を高効率にケース外部に分散させて放熱させることがで
きる。したがって、ケース内部に上記熱がこもることな
く、ケース内部の温度上昇を防止できる。
【0007】上記大電流用バスバーの放熱部をアッパー
ケースに被せるアッパーカバー内に突出させることが好
ましい。該構成とすると、ケース外部に突出したバスバ
ーはアッパーカバーで保護される。
【0008】上記開口の周縁よりダクト部を突設し、該
ダクト部の先端側の側面に放熱口を設け、上記バスバー
の放熱部を上記ダクト部に突出させることが好ましい。
【0009】上記のようにダクト部内に大電流用バスバ
ーの放熱部を突出させると、絶縁性を良好に保持できる
とともに塵等の付着を防止でき、上記放熱用開口により
バスバーに発生した熱を高効率にケース外部に放熱でき
る。
【0010】また、上記ダクト部の壁に放熱用***を多
数設けることが好ましい。該構成とすると、より高効率
にバスバーに発生した熱をケース外部に放熱できる。
【0011】さらに、上記大電流バスバーはケース内部
の最上層に配置することが好ましい。該構成とすると、
発熱量の大きな大電流用バスバーの放熱を効率良く行う
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態を示
し、ロアケース1とアッパケース2とからなるケース内
部7には、所望の回路パターンを有するバスバー3a,
3b,3cと絶縁板4a,4bとを交互に積層配置して
いる。その内、最上層に配置するバスバー3cは電源回
路と接続した大電流用のバスバーとしている。
【0013】アッパケース2の上面には、細幅矩形状の
放熱用の開口5を設けている。一方、最上層に配置する
大電流用のバスバー3cには、上記開口5と対応する位
置に、上方に屈曲させた放熱部を形成している。
【0014】上記電気接続箱では、ロアケース1上にバ
スバー3a,3b,3cと絶縁板4a,4bを積層して
収容した後に、バスバー3cの放熱部6を開口5に挿通
させながらアッパケース2を被せている。このように組
み付けるロアケース1とアッパーケース2とは、ロアケ
ース1の周壁に突設したロック爪(図示せず)とアッパ
ケース2の周壁に突設したロック爪(図示せず)とを係
止してロックしている。その後、アッパーケース2にア
ッパーカバー10を被せる一方、ロアケース1にロアカ
バー(図示せず)を被せている。
【0015】このような電気接続箱では、開口5からケ
ース内部に発生した熱が逃がされる。また、開口5から
大電流用バスバー3cから屈折させた放熱部6が突出し
ているため、該放熱部6から発熱量が大きな大電流用バ
スバー3cの熱が外部に発散され、ロアケース1とアッ
パーケース2とにより密閉されたケース内部7に熱がこ
もることなく、ケース内部7の温度上昇を防止できる。
【0016】図2は第2実施形態を示し、第1実施形態
と同一部材は同一符号を示す。アッパケース2の開口5
の周縁に、大電流用バスバー3cの放熱部6を囲む中空
体からなるダクト部8を上方に突設している。該ダクト
部8の側面上端には放熱用開口9を設けている。
【0017】ケース外部に突出させた大電流用バスバー
3cの放熱部6をダクト部8の内部に突出させ、ダクト
部8で保護しているため、バスバーの絶縁性を良好に保
持できるとともに塵等の付着を防止できる。また、ダク
ト部8の先端に放熱用開口9を設けているため、ケース
内部7の放熱をはかれると共に、大電流用バスバー3c
に発生した熱を放熱部6を通して効率よくケース外部に
放熱できる。
【0018】図4は第3実施形態を示し、第2実施形態
と異なる点は、ダクト部8の壁に多数の放熱用***8a
を設けた点である。該構成により、より高効率にケース
内部7に発生した熱および大電流用バスバーの熱を放熱
することができる。
【0019】なお、上記実施形態では、大電流用バスバ
ーをケース内部の最上層に配置しているが、必ずしも最
上層に限定されず、2段目等の下層に配置して、下層よ
りアッパーケース2の開口5へと突出させてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の電気接続箱によれば、大電流用バスバーの一部を屈折
して形成した放熱部を、アッパケースの上面に設けた放
熱用開口からケース外部に突出するため、ケース内部に
発生した熱および、大電流用バスバーに発生した熱を効
率よくケース外部に分散させて放熱させることができ
る。したがって、ケース内部に上記熱がこもることな
く、ケース内部の温度上昇を防止でき、ケース内部の温
度上昇による電気回路の誤動作の恐れをなくすことがで
きる。
【0021】また、上記開口の周縁よりダクト部を延在
させて設けると、ケース外部に突出させた大電流用バス
バーの放熱部の絶縁性を良好に保持できるとともに塵等
の付着を防止できる。
【0022】さらに、上記ダクト部の壁に多数の放熱用
***を設けると、より高効率にバスバーに発生した熱お
よびケース内部に発生した熱をケース外部に放熱でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の電気接続箱の一部概
略断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態の電気接続箱の一部概
略断面図である。
【図3】 図2の要部斜視図である。
【図4】 本発明の第3実施形態を示す要部斜視図であ
る。
【図5】 従来の電気接続箱を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ロアケース 2 アッパケース 3a,3b バスバー 3c 大電流用バスバー 4a,4b 絶縁板 5 開口 6 放熱部 8 ダクト部 8a 放熱用*** 9 放熱用開口 10 アッパーカバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアケースとアッパケースとを組み合わ
    せてなるケース内部にバスバーと絶縁板とを積層配置
    し、かつ、上記アッパーケースにアッパーカバーを被せ
    る電気接続箱において、 上記アッパケースの上面に放熱用の開口を設けると共
    に、ケース内部に収容している大電流用バスバーの一部
    を突出させて放熱部を設け、該バスバーの放熱部を上記
    開口を通して突出させている電気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記大電流用バスバーの放熱部をアッパ
    ーケースに被せるアッパーカバー内に突出させている請
    求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記開口の周縁よりダクト部を突設し、
    該ダクト部の先端側の側面に放熱口を設け、上記バスバ
    ーの放熱部を上記ダクト部に突出させている請求項1に
    記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 上記ダクト部の壁に放熱用***を多数設
    けている請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 上記大電流バスバーはケース内部の最上
    層に配置している請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載の電気接続箱。
JP9128654A 1997-05-19 1997-05-19 電気接続箱 Pending JPH10322849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128654A JPH10322849A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP9128654A JPH10322849A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 電気接続箱

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JPH10322849A true JPH10322849A (ja) 1998-12-04

Family

ID=14990162

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JP9128654A Pending JPH10322849A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 電気接続箱

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020078204A (ko) * 2001-04-06 2002-10-18 기아자동차주식회사 차량의 퓨즈박스
JP2019088049A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 矢崎総業株式会社 電気接続箱およびワイヤハーネス
CN113785670A (zh) * 2019-08-13 2021-12-10 株式会社Lg新能源 电池模块的电气部件壳体

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Effective date: 20010515