JPH10322665A - Gopデータの反復読出し制御方法および装置 - Google Patents

Gopデータの反復読出し制御方法および装置

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JPH10322665A
JPH10322665A JP9116852A JP11685297A JPH10322665A JP H10322665 A JPH10322665 A JP H10322665A JP 9116852 A JP9116852 A JP 9116852A JP 11685297 A JP11685297 A JP 11685297A JP H10322665 A JPH10322665 A JP H10322665A
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gop
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JP9116852A
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Osamu Takiguchi
修 滝口
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LSI Corp
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LSI Logic Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/783Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に動画像圧縮データの逆順再生において利
用され、蓄積媒体からストリーム・バッファにGOPデ
ータを1回だけ記憶し、GOPデータをストリーム・バ
ッファから複数回数読み出すGOPデータの反復読出し
システムを提供する。 【解決する手段】 ひとつの前記GOPデータの読出し
を先頭アドレスから最終アドレスまでの範囲を所定回数
繰り返すアドレス発生器306と、GOPデータの規定
画面数の読出しを終了するとアドレス発生器を該GOP
データの読出しを先頭アドレスに指定する手段305
と、GOPデータに含まれている画面数を規定画面数と
して記憶する画面数記憶手段303と、GOPデータの
規定画面数の読出しの終了を検出して完了GOP信号を
発生する手段302、305と、完了GOP信号が発生
されると画面数記憶手段に記憶された規定画面数を、該
規定画面数から所定の画面数を減算した新たな規定画面
数に更新する手段301と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動画像圧縮データの
複号装置に係り、主に動画像圧縮データを逆順再生する
場合にストリーム・バッファに記憶されたGOP(グー
ルプ・オブ・ピクチャー)データを反復して読出す制御
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像圧縮技術の国際化標準規格として
MPEG1(Moving Picture Imag
e Coding Experts Group Ph
ase1)およびMPEG2が知られている。このMP
EG1および2に従って構成された複号器により動画像
圧縮データが再生されて表示される。図4は、蓄積媒体
から読出された動画像圧縮データを複号・表示させるシ
ステムの概略ブロック図を示している。DVD(デジタ
ルビデオ・デコーダ)、VOD(Video On D
eman)、CD−ROMなどの蓄積媒体1から読出さ
れたシステム圧縮データはプリパーサ2に与えられ、こ
こで各コンポーネント情報(映像、音声、情報ファイル
等)に分割される。プリパーサ2を通過した動画像圧縮
データはDRAM(ダイナミックRAM)制御器3に送
られ、ここでDRAM4に設けられたストリーム・バッ
ファ5に一時記憶される。ストリーム・バッファ5に記
憶された動画像圧縮データは、DRAM制御器3の制御
により所定のレートで読出されて複号器6に送られる。
複号器6は、可変長複号化器、逆量子化器、逆DCT
(逆離散コサイン変換)、動き補償予測機能などを含
み、周知のMPEG2の規格に従って動画像圧縮データ
の複号化動作を実行する。複号器6により再生された画
面(ピクチャ)データは、DRAM4のフレーム・メモ
リ7に次の画面をつくる参照画面として記憶されると共
に、表示制御器8に送られて表示される。
【0003】次に、本発明の理解を容易にするために、
従来から採用されている、ストリーム・バッファ5の読
出し/書込み動作について図5及び図6を参照して説明
する。図5は、ストリーム・バッファ5の読出し/書込
み(R/W)動作の概念図であり、DRAM制御器3は
図5の動作を実行するため図6のフローに従った処理を
実行する。DVDなどの蓄積媒体1に記憶される動画像
圧縮データは、I画面(イントラ符号化画像)、P画面
(順方向予測符号化画像)、B画面(双方向予測符号化
画像)を用いた何枚かの画面データをひとまとまりにし
たGOP(グループ・オブ・ピクチャ)を単位としてお
り、このGOPを単位としてシーケンシャルアクセスを
可能としている。ストリーム・バッファ5は、複数のG
OPを記憶する記憶容量を有しており、いま、蓄積媒体
1から読出された、N枚の画面を有するGOP(以下、
GOPNと称する)が複数記憶されているとする。図5
のステップS1において、書込み動作か、または読出し
動作のいずれかが判断され、書込み動作の場合はステッ
プS2に移る。ステップS2において、ライト・ポイン
タWPにより指定されたストリーム・バッファ5のアド
レスに1ワード分の画像データが書き込まれる。次に、
ステップS3に移り、ライト・ポインタWPはストリー
ム・バッファ5の最終アドレスE−adrを指示してい
るか否かが判断され、否と判断されるとステップS4に
移り、ライト・ポインタWPの現在のアドレスに1が加
算される。同様に、ステップS1〜S4が実行されてラ
イト・ポインタWPは1ずつ加算されながらGOPの画
像データをストリーム・バッファ5に書込む。ステップ
S3において、ライト・ポインタWPが最終アドレスE
−adrに達したと判断されると、ステップS5に移り
ストリーム・バッファ5のライト・ポインタWPは先頭
アドレスS−adrに設定される。図5に示すようにラ
イト・ポインタWPの書込む動作はサイクリックに行わ
れる。
【0004】前記ステップS1において、読出し動作で
あると判断されると、ステップS6に移り、リード・ポ
インタRPにより指定されたストリーム・バッファ5の
アドレスから1ワード分の画像データが読出される。次
にステップS7に移り、リード・ポインタRPはストリ
ーム・バッファ5の最終アドレスE−adrを指示して
いるか否かが判断され、否と判断されるとステップS8
に移り、リード・ポインタRPの現在のアドレスに1が
加算される。同様に、ステップS1、S6〜S8が実行
されてリード・ポインタRPは1ずつ加算されながらG
OPの画像データをストリーム・バッファ5から読出
す。ステップS7において、リード・ポインタRPが最
終アドレスE−adrに達したと判断されると、ステッ
プS9に移りストリーム・バッファ5のリード・ポイン
タRPは先頭アドレスS−adrに設定される。図5に
示すようにリード・ポインタRPの読出し動作はストリ
ーム・バッファ5の全アドレスにわたってサイクリック
に行われる。もし、ライト・ポインタWPが一周してリ
ード・ポインタRPに追いついた場合には、上書きを停
止し、ストリーム・バッファ5に空きがでるまで待機す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】MPEG1および2に
おいてはトリックモードが可能であり、そのひとつとし
てビデオデッキと同様な動画像の逆順再生も理論上は可
能である。この逆順再生を実行する1つの方式として、
まず、GOPの最後に位置するP画面またはB画面を表
示させる必要がある。この最後の画面を表示させるため
には、そのひとつ前のP画面が複号されている必要があ
り、同様に順次GOPの先頭の画面へと至り、結局、そ
のGOP内の全てのIおよびP画面(または、必要に応
じてはB画面)が複号される必要がある。従って、GO
Pの複号された全画面を記憶できれば、GOPの逆順再
生を達成でき、この表示時間中にひとつ前のGOPを同
様に複号して記憶させ、この処理を継続させれば理論上
は逆順再生を達成することができると考えられる。しか
し、一般に、ひとつのGOPは15枚程度の画面で構成
されており、全画面を記憶素子に格納することは、大容
量のメモリを必要とするから、この方式はコストの面で
現実的ではない。
【0006】通常、上述のフレームメモリ7には3枚程
度のフレーム格納領域を確保しているのみであるからメ
モリ容量を考慮した第2の方式が考えられる。この第2
の方式は、まず、GOPデータ単位で動画像圧縮データ
を読出してストリーム・バッファ5に一旦書込み、該ス
トリーム・バッファ5からGOPデータを逐次に読出し
て複号化し、複号した最後の3枚の画面がフレームメモ
リ7に記憶されてから該画面データを逆順に表示する。
この逆順表示を開始してから再び同じGOPを蓄積媒体
1から読出し、複号、記憶そして表示する同様な処理を
繰返し、続いて当該GOPの最後から4〜6枚目の画面
データを逆順表示する。GOPが15枚の画面を含む場
合は、上述の処理を5回繰り返すことによりGOPの最
後から最初の画面までの逆順再生が可能となると考えら
れる。しかし,DVD等の蓄積媒体1からのGOPデー
タの読出しは機械的機構を介して行われるので制御が複
雑になり、故障、誤動作などの問題が生じ易くなる。ま
た、機械的機構の制御動作は、電子的制御動作に比べて
動作速度が遅くなる問題もある。本発明の目的は、蓄積
媒体からフレームメモリに書込まれたひとつのGOPデ
ータの反復呼出しを制御できることにより逆順再生用の
画像データを提供することができるGOPデータの反復
読出し制御装置および方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のGOPデータの
反復読出し制御方法の主要構成は、蓄積媒体から読出さ
れたひとつのGOPデータを1回だけストリーム・バッ
ファに記憶する段階と、ストリーム・バッファに記憶さ
れた前記GOPデータを複数回反復して読出す段階と、
を含む。前記複数回反復して読出す段階は、ストリーム
・バッファに記憶された前記GOPデータを所定画面数
づつ減少させながら該GOPデータの画面数がゼロにな
るまで反復して読出すようにすることができる。好適に
は、この制御方法は、ストリーム・バッファに記憶され
たGOPデータの先頭アドレスを記憶する段階と、スト
リーム・バッファに記憶されたGOPデータの最終アド
レスを記憶する段階と、GOPデータに含まれる画面数
を計数し規定画面数として記憶する段階と、GOPデー
タの規定画面数の読出しを終了するとアドレス発生器を
該GOPデータの先頭アドレスの読出しへと指定する段
階と、GOPデータの規定画面数の読出しを終了する
と、前記規定画面数から所定の画面数を減算した新たな
規定画面数に更新する段階と、前記減算により規定画面
数がなくなると次のGOPデータの読出しへ移行する段
階と、を含む。
【0008】本発明のGOPデータの反復読出し制御装
置の主要構成は、ストリーム・バッファに記憶されてい
るひとつのGOPデータを複数回反復して読出すことを
特徴とする。この主要構成は、ストリーム・バッファに
記憶されているひとつのGOPデータを所定画面数づつ
減少させながら該GOPデータの画面数がゼロになるま
で複数回反復して読出すようにすることができる。好適
には、この制御装置は、ストリーム・バッファに記憶さ
れた各GOPデータの先頭アドレスを記憶する先頭アド
レス記憶手段と、ストリーム・バッファに記憶された各
GOPデータの最終アドレスを記憶する最終アドレス記
憶手段と、ひとつの前記GOPデータの読出しを先頭ア
ドレスから最終アドレスまでの範囲を所定回数繰り返す
アドレス発生器と、GOPデータの規定画面数の読出し
を終了すると前記アドレス発生器を該GOPデータの読
出しを先頭アドレスに指定する手段と、GOPデータに
含まれている画面数を規定画面数として記憶する画面数
記憶手段と、GOPデータの規定画面数の読出しの終了
を検出して完了GOP信号を発生する手段と、完了GO
P信号が発生されると前記画面数記憶手段に記憶された
規定画面数を、該規定画面数から所定の画面数を減算し
た新たな規定画面数に更新する手段と、画面数記憶手段
に記憶された規定画面数がなくなると次のGOPデータ
の読出しへの移行を命令する手段と、を含む。
【0009】
【実施の形態】次に本発明の一実施形態について説明す
る。図4に示したシステム・ブロック図は、動画像圧縮
データを複号・表示する概略説明図として本発明の全体
構成を理解するためにも参照される。図4において、順
方向の再生モードにおいては、蓄積媒体1から読出され
た動画像圧縮データはプリパーサ2、DRAM制御器3
を経て、DRAM4に設けられたストリーム・バッファ
5に一時記憶されている。ストリーム・バッファ5は、
複数のGOPデータを記憶する容量を有し、該ストリー
ム・バッファ5にはその容量が満たされるまで動画像圧
縮データが書込まれ、この結果、複数のGOPデータが
記憶された状態にある。同時にストリーム・バッファ5
に記憶された動画像圧縮データは、DRAM制御器3の
制御により、図5および図6に説明されたようにサイク
リックに所定のレートで順次読出されて複号器6に送ら
れて複号され、DRAM4のフレーム・メモリ7に次の
画面をつくる参照画面として記憶されると共に、表示制
御器8の制御により再生画像が表示される。このとき、
ストリーム・バッファ5から動画像圧縮データが読出さ
れると同時に、その読出された記憶領域には新たな動画
像圧縮データがDRAM制御器3を経て書き込まれる。
上述の再生動作は従来公知の図5および図6の制御技術
に基づいて実行されている。
【0010】図1は、本発明のGOPデータの反復読出
し制御装置として好適なDRAM制御装置の一実施形態
を示したものである。図1において、DRAM制御器3
は、DRAM制御器全体の制御を統括するリード/ライ
ト(R/W)操作制御部301が設けられ、プリパーサ
2、DRAM4、複号器6、表示制御器8とのデータの
授受を制御する。画面数検出カウンタ302は、複号の
ためにストリーム・バッファ5から読出されたGOPに
含まれる画面(ピクチャー)を検出すると共にその数を
カウントし、リセット信号を受信するとその内容を零に
する。GOP画面数カウンタ(GOP・PC)303
は、ひとつのGOPの先頭アドレスから最終アドレスに
向かって現在読出されるべき該GOP中の画面数を規定
するもので、その初期値には該GOPに含まれる全画面
数が規定画面数として設定され、1回のGOPの読出し
の終了時にKずつカウントダウンされて規定画面数が更
新され、新しいGOPの読出しへ移行するとそのGOP
に含まれる画面数にリセットされる。ここに、Kは正の
整数であり、通常は1回のGOPの読出しにおいて逆順
再生時に蓄積できる画面数(一般にフレームメモリ7の
数と対応している)に設定される。例えば、フレームメ
モリ7の数が3であるとKは3に設定される。指示器3
04は、GOP画面数カウンタ303の内容を監視し、
その規定画面数が零になるとストリーム・バッファ5か
ら次のGOPの読出へ移行する命令を出力する。
【0011】反復指示器305は、画面数検出カウンタ
302によりカウントされた画面数が、GOP画面数カ
ウンタ303に記憶されている規定画面数に達すると、
GOPの1回分の読出しが完了したことを指示する完了
GOP信号をアドレス発生器306へ出力する。アドレ
ス発生器306は、現在読出し中のGOPの先頭アドレ
スと最終アドレスの間の範囲においてアドレスを巡回更
新する機能を備えており、前記完了GOP信号を受信す
ると強制的に該GOPの先頭アドレスへ復帰するように
動作する。GOP境界検出器307は、ストリーム・バ
ッファ5に記憶される各GOPデータ相互の境界位置を
検出する機能を有し、各GOPの先頭アドレスと最終ア
ドレスを抽出する。抽出された各GOPの先頭アドレス
はGOP先頭アドレスメモリ308に、最終アドレスは
GOP最終アドレスメモリ309に記憶される。
【0012】次に、上述のように構成されたDRAM制
御器3のGOPデータの反復読出し制御動作について図
2及び図3を参照して説明する。図2は、ストリーム・
バッファ5の読出し/書込み(R/W)動作の概念図で
あり、DRAM制御器3は図2の動作を実行するため逆
順再生動作時において図3のフローに従った処理を実行
する。初期状態においては、ライト・ポインタWPとリ
ード・ポインタRPは共にストリーム・バッファ5の先
頭アドレスS−adrに設定されている。図3のステッ
プS11において、読出しか、または書込み(R/W)
動作のいずれかが判断され、書込み動作の場合はステッ
プS12に移る。ステップS12において、図6におい
て説明されたステップS2〜S5の一般的なサイクリッ
クな書込み制御動作が行われる。この結果、図2に示す
ように、ストリーム・バッファ5には蓄積媒体1から読
出されたN番目のGOP(GOPN)と、(N+1)番
目のGOP(GOPN+1)などのGOPデータがスト
リーム・バッファ5の全記憶容量に達するまで、1回の
サイクリックな書込に動作により記憶されることにな
る。
【0013】ステップS11において、読出し動作であ
ると判断されると、ステップS13に移り、リード・ポ
インタRPにより指定されたストリーム・バッファ5の
アドレスから1ワード分の画像データが読出される。次
にステップS14に移り、ステップ13の読出しによっ
て反復指示器305から完了GOP信号が出力されたか
否かが判断される。完了GOP信号の出力がない場合は
リード・ポインタRPの現在のアドレスを維持してステ
ップS15に移る。ステップS15において、リード・
ポインタRPは現在読出し中のGOPNの最終アドレス
GOPN−Eadrを指示しているか否かが判断され、
否と判断されるとステップS16に移り、リード・ポイ
ンタRPの現在のアドレスに1が加算される。リード・
ポインタRPが最終アドレスGOPN−Eadrを指示
している場合はGOPNの先頭アドレスから最終アドレ
スまでの全てのデータ(即ち規定画面数)の1回分の読
出しが終了したと判断されてステップS17に移り、2
回目のGOPNの読出しを実行するためにリード・ポイ
ンタRPはGOPNの最終アドレスGOPN−Eadr
に設定される。次にステップS18に移り、GOP画面
数カウンタ(GOP・PC)303に記憶されている規
定画面数は、最初の規定画面数であるGOPNの全画面
数(PC・CT)からK枚の画面数を減算した規定画面
数(PC・CT−K)に更新される。次にステップS1
9に移り、画面数検出カウンタ302に計数されている
GOPNの全画面数が零にリセットされる。
【0014】前記ステップS14において、反復指示器
305から完了GOP信号が出力されたと判断される
と、GOPNの規定画面数の読出しが終了したと判断さ
れてステップS20に移る。ステップS20において、
GOP画面数カウンタ(GOP・PC)303に記憶さ
れている規定画面数は、現規定画面数からK枚の画面数
を減算した規定画面数(GOP・PC−K)に更新され
る。次にステップS21に移り、GOP画面数カウンタ
303の更新された規定画面数は1以下であるか否か、
換言すればGOPNの所要数の反復読出しが終了したか
否かの判断が行われ、否と判断されるとステップS22
に移る。ステップS22において、リード・ポインタR
PはGOPNの先頭アドレスGOPN−Sadrに設定
され、GOPNの読出しが先頭アドレスから繰返され
る。次にステップS23に移り、画面数検出カウンタ3
02に計数されているGOPNの画面数が零にリセット
される。
【0015】ステップS21においてGOPNの所要数
の反復読出しが終了したと判断されるとステップS24
に移り、リード・ポインタRPはGOPN+1の先頭ア
ドレスGOPN+1−Sadrに設定され、次のGOP
N+1の読出しの準備を行う。次にステップS25に移
り、N番目のGOPの読出し指定が(N+1)番のGO
Pの読出しへと更新される。次にステップS26に移
り、GOP画面数カウンタ303及び画面数検出カウン
タ302がリセットされ、次の(N+1)番のGOPの
読出し指定に従ってGOPN+1に含まれている全画面
数が新たに規定画面数としてGOP画面数カウンタ30
3に設定されるとともに、画面数検出カウンタ302に
計数されているGOPNの画面数が零にリセットされ
る。
【0016】上述の読出し動作が実行される結果、図3
に示すようにGOPNにおいて複数回(図3の例では3
回)の読出しが画面数Kを減少させながら反復される。
なお、ライト・ポインタWPが一周してGOPNの先頭
アドレスGOPN−Sadrに追いついた場合は、GO
PNの所要回数の読出しを終了して次のGOPN+1の
読出しへと移行するまでストリーム・バッファ5への書
込みを停止する。
【0017】例えば、GOPNに15枚の画面が含ま
れ、K=3とすると、GOPNの読出し動作において、
まずGOP画面数カウンタ303には規定数として15
が設定され、ステップS11、S13〜S16のループ
が実行されてGOPNの15枚の全画面が読出され、こ
のうち最後に読出された3枚の画像がフレームメモリ7
に記憶されて逆順再生に利用される。次に、ステップS
11、S13〜S15、S17、S18が実行されて、
GOP画面数カウンタ303の規定数は12に更新され
る。次に、ステップS11、S13〜S16のループが
実行されてGOPNの12枚の画面が読出され、このう
ち最後の3枚の画面が逆順再生に利用される。次に、ス
テップS11、S13、S14、S20〜S23が実行
されてGOP画面数カウンタ303の規定数は9に更新
される。同様に、ステップS11、S13〜S16のル
ープとステップS11、S13、S14、S20〜S2
3が順次3回反復実行され、この結果、GOP画面数カ
ウンタ303の規定数は6、3、0と順次更新されてG
OPNの画面が9枚、6枚、3枚と順次反復して読出さ
れてその最後の3枚づつの画面が逆順再生に利用される
のでGOPNの15枚の全ての画面が逆順に再生表示さ
れることになる。最後にステップS11、S13、S1
4、S20、S21、S24〜S26が実行されてGO
PNの読出し動作を終了し、次のGOPN+1の読出し
動作に移行する。
【0018】ところで、K=0にすると、図2において
ステップS11、S13〜S16、またはS11、S1
3、S14、S15、S17、S18が実行されるので
現在読出し中のGOPを無限に反復して読出すことにな
る。この場合、システム制御器(図示されていない)と
DRAM制御器3の間に完了GOP信号を出力する制御
線と、次のGOP読出しを指示する制御線を設けて現在
読出し中のGOPの先頭アドレスへの移行かまたは次の
GOPの先頭アドレスへの移行かを制御しても良い。例
えば、M回のGOPNの読出しの後に(M+1)回目の
GOPNの読出しを実行するには完了GOP信号を出力
してステップS14、S20〜S23実行してGOPN
の先頭アドレスにリード・ポインタRPを設定する。ま
た、M回でGOPNの読出しを終了するには次のGOP
読出しを指示してステップS24〜26を実行させる。
【0019】本発明は、図1の回路図及び図2に示すフ
ローチャートを用いて説明したが、本発明は上述の実施
形態に限定されることなく、上述のフローをソウトウエ
アとして用いることなく、ハードウエア即ちステートマ
シンとして構成できる。本発明は、その趣旨を逸脱させ
ることなく、本出願時の技術水準において当業者により
変更できる実施形態が含まれるかとは明らかである。
【0020】
【効果】本発明は、ストリーム・バッファにGOPデー
タを1回だけ記憶し、該GOPデータをストリーム・バ
ッファから複数回数み出すことができるから、フロント
エンド(チャネルデコーダまたはデスクドライブ側)か
らの反復読出しを不要とするこことができ、読出し制御
を容易、安全かつ迅速に行うことができる。また、スト
リーム・バッファからのGOPの反復読出しの回数を自
由に自動化できるから複号装置に適した回数に設定でき
る。さらに、反復読出しの都度GOPデータの画面数を
一定数ずつ減少させることができるので、不要なGOP
データの読出しを避けることができる。本発明は、動画
像の逆順再生を行う場合に好適に利用できその利益は大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDRAM制御器の構成を説明するブロ
ック図である。
【図2】本発明のストリーム・バッファからGOPデー
タの反復読出し制御動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】本発明のストリーム・バッファからのGOP反
復読出し制御動作を説明する概念図である。
【図4】動画像圧縮データの再生動作を説明する一般的
なシステム構成図である。
【図5】ストリーム・バッファからのGOPデータの書
込み/読出し動作を説明する概念図である。
【図6】ストリーム・バッファへのGOPデータの書込
み/読出し制御動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 蓄積媒体 2 プリパーサ 3 DRAM(ダイナミックRAM)制御器 4 DRAM 5 ストリーム・バッファ 6 複号器 7 フレーム・メモリ 8 表示制御器 301 リード/ライト(R/W)操作制御部 302 画面数検出カウンタ 303 GOP画面数カウンタ 304 指示器 305 反復指示器 306 アドレス発生器 307 境界検出器 308 GOP先頭アドレスメモリ 309 GOP最終メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積媒体から読出された動画像圧縮デー
    タをストリーム・バッファに記憶し、該ストリーム・バ
    ッファから動画像圧縮データをデコーダへと読出す方法
    において、 前記蓄積媒体から読出されたひとつのGOPデータを1
    回だけ前記ストリーム・バッファに記憶する段階と、 前記ストリーム・バッファに記憶された前記GOPデー
    タを複数回反復して読出す段階と、を含むGOPデータ
    の反復読出し制御方法。
  2. 【請求項2】 蓄積媒体から読出された動画像圧縮デー
    タをストリーム・バッファに記憶し、該ストリーム・バ
    ッファから動画像圧縮データを複号器へと読出す方法に
    おいて、 前記蓄積媒体から読出されたひとつのGOPデータを1
    回だけ前記ストリーム・バッファに記憶する段階と、 前記ストリーム・バッファに記憶された前記GOPデー
    タを所定画面数づつ減少させながら該GOPデータの画
    面数がゼロになるまで複数回反復して読出す段階と、を
    含むGOPデータの反復読出し制御方法。
  3. 【請求項3】 蓄積媒体から読出された動画像のGOP
    データをストリーム・バッファに記憶し、該ストリーム
    ・バッファからGOPデータを複号器へと読出す制御方
    法において、 前記ストリーム・バッファに記憶されたGOPデータの
    先頭アドレスを記憶する段階と、 前記ストリーム・バッファに記憶されたGOPデータの
    最終アドレスを記憶する段階と、 GOPデータに含まれる画面数を計数し規定画面数とし
    て記憶する段階と、 前記GOPデータの規定画面数の読出しを終了するとア
    ドレス発生器を該GOPデータの先頭アドレスの読出し
    へと指定する段階と、 前記GOPデータの規定画面数の読出しを終了すると、
    前記規定画面数から所定の画面数を減算した新たな規定
    画面数に更新する段階と、 前記減算により規定画面数がなくなると次のGOPデー
    タの読出しへ移行する段階と、を含む、制御方法。
  4. 【請求項4】 動画像圧縮データの逆順再生において使
    用されることを特徴とする、請求項1、2、3のいずれ
    かに記載の制御方法。
  5. 【請求項5】 蓄積媒体から読出された動画像圧縮デー
    タをストリーム・バッファに記憶し、該ストリーム・バ
    ッファから動画像圧縮データを複号器へと読出す制御装
    置において、 前記ストリーム・バッファに記憶されているひとつのG
    OPデータを複数回反復して読出す手段を備えたことを
    特徴とする、GOPデータの反復読出し制御装置。
  6. 【請求項6】 蓄積媒体から読出された動画像圧縮デー
    タをストリーム・バッファに記憶し、該ストリーム・バ
    ッファから動画像圧縮データを複号器へと読出す制御装
    置において、 前記ストリーム・バッファに記憶されているひとつのG
    OPデータを所定画面数づつ減少させながら該GOPデ
    ータの画面数がゼロになるまで複数回反復して読出す手
    段を備えたことを特徴とする、GOPデータの反復読出
    し制御装置。
  7. 【請求項7】 蓄積媒体から読出された動画像圧縮デー
    タをストリーム・バッファに記憶し、該ストリーム・バ
    ッファから動画像圧縮データを複号器へと読出す制御装
    置において、 前記ストリーム・バッファに記憶された各GOPデータ
    の先頭アドレスを記憶する先頭アドレス記憶手段と、 前記ストリーム・バッファに記憶された各GOPデータ
    の最終アドレスを記憶する最終アドレス記憶手段と、 ひとつの前記GOPデータの読出しを先頭アドレスから
    最終アドレスまでの範囲を所定回数繰り返すアドレス発
    生器と、 前記GOPデータの規定画面数の読出しを終了すると前
    記アドレス発生器を該GOPデータの読出しを先頭アド
    レスに指定する手段と、 GOPデータに含まれている画面数を規定画面数として
    記憶する画面数記憶手段と、 前記GOPデータの規定画面数の読出しの終了を検出し
    て完了GOP信号を発生する手段と、 前記完了GOP信号が発生されると前記画面数記憶手段
    に記憶された規定画面数を、該規定画面数から所定の画
    面数を減算した新たな規定画面数に更新する手段と、 前記画面数記憶手段に記憶された規定画面数がなくなる
    と次のGOPデータの読出しへの移行を命令する手段
    と、を含む、GOPデータの反復読出し制御装置。
  8. 【請求項8】 動画像圧縮データの逆順再生において使
    用されることを特徴とする、請求項4、5、6のいずれ
    かに記載の制御装置。
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