JPH10322391A - 通信端末および通信方法 - Google Patents

通信端末および通信方法

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JPH10322391A
JPH10322391A JP12566397A JP12566397A JPH10322391A JP H10322391 A JPH10322391 A JP H10322391A JP 12566397 A JP12566397 A JP 12566397A JP 12566397 A JP12566397 A JP 12566397A JP H10322391 A JPH10322391 A JP H10322391A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/0003Interconnection between telephone networks and data networks
    • H04M7/0009Interconnection between telephone networks and data networks where voice calls remain entirely in the telephone network

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばインターネット電話のように、通信の
接続に必要な相手先のネットワーク上のアドレス情報が
事前に分からない通信方式において、ランデブーサーバ
のようなサービスを用いなくても、インターネットを通
じたエンド−エンドの通信を直接的に行える。 【解決手段】 インターネット経由の通信に先立ち、別
の回線を通じて、少なくとも自己のインターネット上の
IPアドレスを含む情報を、一方の端末1から通信相手
の端末2に送信しておく。通信相手が、その端末2にお
いて前記別の回線を通じて取得したIPアドレスを用い
てインターネット4を経由した通信の発信操作をするこ
とで、直接的にエンド−エンドのインターネットを経由
した通信を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ネットワー
ク網を通じた通信であって、例えばインターネット電話
のように、接続に必要な接続先情報が事前に分からない
通信方式に適用して好適な通信方法および通信端末に関
する。
【0002】
【従来の技術】世界的なコンピュータネットワークとし
てインターネットが知られている。インターネットは、
世界各国の企業や大学等に存在するコンピュータネット
ワーク同士を広域回線を介して接続したコンピュータネ
ットワーク網であり、全世界に張り巡らされている。電
子メールサービスや、ファイル転送サービス、情報検索
サービス等、すでにインターネットを利用した様々なサ
ービスが行われている。
【0003】図12は、インターネットの概要を示すも
のである。図12において斜線で囲んで示す部分NET
101,NET102,NET103,…は、コンピュ
ータネットワークである。これらコンピュータネットワ
ークNET101,NET102,NET103,…
は、それぞれ複数の端末T,T,T,…を有している。
各コンピュータネットワークNET101,NET10
2,NET103,…の端末T,T,T,…は、それぞ
れLAN(Local Area Network)に
より接続されている。LANの形態としては、イーサネ
ットやトークンリング等が用いられている。
【0004】各コンピュータネットワークNET10
1,NET102,NET103,…は、互いにルータ
R101,R102,R103,…を介して接続されて
いる。ルータR101,R102,R103,…は、コ
ンピュータネットワーク上のデータをその行き先によっ
てコンピュータネットワークに配送するようなルーティ
ング処理を行うものである。
【0005】このように、コンピュータネットワークN
ET101,NET102,NET103,…は、ルー
タR101,R102,R103,…を介して接続され
ており、コンピュータネットワーク網が構築されてい
る。このようなコンピュータネットワーク網は、インタ
ーネットと呼ばれている。インターネットにより、世界
中のコンピュータネットワークNET101,NET1
02,NET103,…の間で、データを転送すること
が可能になる。
【0006】インターネットでは、ネットワーク層のプ
ロトコルとして、IP(Internet Proto
col)が用いられる。IPでは、各端末にIPアドレ
スが割り当てられ、デ一夕を転送する先がIPアドレス
により識別される。IPアドレスは、2進数で8ビット
で表せる数字を4個集めたもので構成されており、例え
ば「43.3.25.24.6」というように表現され
る。
【0007】インターネットが広がるにつれて、IPア
ドレスの不足が危惧されている。そこで、あるネットワ
ーク上に登録されている端末数が多く、実際に接続され
る端末の数が少ない場合等では、IPアドレスを節約す
るために、ネットワーク上にIPアドレスを割り当てる
サーバを持ち、実際に端末が接続されているときだけ、
空いているIPアドレスを割り付ける場合がある。この
ようにすると、端末の台数だけIPアドレスを用意する
必要はなく、限られた数のIPアドレスを有効に利用す
ることができる。
【0008】インターネットでは、トランスポート層の
プロトコルとして、TCP(Transmission
Control Protocol)およびUDP
(User Datagram Protocol)が
用いられる。TCPは、いわゆるコネクション型の通信
接続を行ってから通信を行うものて、パケット順番制
御、再送信、フロー制御、輻輳制御をする機能を有して
いる。UDPは、コネクションレス型のプロトコルで、
リアルタイム性が要求されるような場合に、TCPに代
わって使用される。例えば、デジタル音声通信などで
は、パケットの一部が落ちても、その再送を要求したり
することはせず、音声は途切れなく送られてくる。この
ような音声通信の場合には、UDPが使用される。
【0009】このように、インターネットでは、基本的
には、TCP/IPのプロトコルが用いられる。すなわ
ち、コンピュータネットワークの端末には、IPアドレ
スが割り当てられ、このIPアドレスが端末の識別に用
いられる。そして、TCPまたはUDPでパケットが転
送される。
【0010】ところが、個人のコンピュータは、必ずし
もLANで結ばれてはおらず、IPアドレスを有してい
ない場合がある。そこで、個人がインターネットに参加
する場合には、インターネットサービスプロバイダと呼
ばれる会社が利用される。インターネットサービスプロ
バイダ(以下、ISPと記す)を利用すると、個人のコ
ンピュータが、電話回線が用いられて、例えばPPP
(Point to Point Protocol)
やSLIP(Serial Line IP)でコンピ
ュータネットワークに接続され、インターネットに参加
することが可能になる。
【0011】図13は、ISPの一例を説明するための
図である。ISPのコンピュータネットワークNET1
51は、サ一バS151と、ルータR151とを有して
いる。サーバS151は、複数個のモデムM151、M
152、M153、…を介して、公衆電話回線網TEL
151に接続されている。
【0012】端末T151、T152、T153、…
は、個人でインターネットに参加する人の端末である。
端末T151、T152、T153、…は、モデム(図
示せず)を介して、公衆電話回線網TEL151に接続
される。個人の端末T151、T152、T153、…
としては、シリアルポートを有するパーソナルコンピュ
一夕を用いることができる。
【0013】ISPを使ってインターネットに参加する
場合には、予め、利用者とISPの会社とで契約が結ば
れるのが一般的である。利用者とISPとの契約が結ば
れると、利用者にアカウント名とパスワードが送られて
くる。
【0014】個人の端末T151、T152、T15
3、…からインターネットに参加する場合には、利用者
は、ISPにダイアルし、ISPのコンピュータネット
ワークNET151を呼び出す。サーバS151は、呼
出しを受けると、アカウント名とパスワードの入力を要
求し、ISPとの間で契約が結ばれているかどうかの認
証を行う。
【0015】入力されたアカウント名とパスワードが正
しく、ISPとの間で契約が結ばれていることが認証さ
れると、サーバS151は空いているIPアドレスを検
索し、空いているIPアドレスがあれば、このIPアド
レスを一時的なIPアドレスとして、インターネットに
参加しようとする端末T151、T152、T153、
…に割り当てる。これにより、端末T151、T15
2、T153、…に一時的なIPアドレスが付けられ、
インターネットに接続できるようになる。
【0016】なお、上述の説明の例では、電話回線を用
いてPPP接続しているが、ISDN(Integra
ted Service Digital Netwo
rk)を用いるようにしても良い。ISDN64は、1
回線に64kbpsのBチャンネルが2つと、16kb
psのDチャンネルが1つの合計で3チャンネルからな
る。ISDNを用いた場台、Bチャンネルの上にIPパ
ケットを流すことによって、64kbpsの回線として
利用できる。つまり、Bチャンネルが2つあるので、I
SDNでは、1本の電話回線の契約で、実質的に2回線
を独立に利用することができることになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したインター
ネットを用いて相手方と通話を行うインターネット電話
が注目されている。インターネットは基本的には無料て
利用できるので、インターネットを利用して通話を行う
インターネット電話では、ISPとの契約により生じる
料金と、ISPまでの電話料金やISDNの使用料金だ
けで通話を行なえることになり、非常に安価な料金で長
距離電話や国際電話を行うことが可能になる。
【0018】ところが、インターネット電話の最大の問
題点は、PPP接続等により、個人でインターネットに
参加している使用者の端末を呼び出せないということで
ある。
【0019】すなわち、前述したように、インターネッ
トでは、通信先の指定にIPアドレスか用いられるが、
ISPと契約してPPPによりインターネットに参加し
ている使用者の端末には、接続を要求したときのみ一時
的にIPアドレスが割り当てられ、常時接続されていな
い。このため、ISPを利用して通常PPP接続する相
手が、現在、PPP接続されていないような場合に、P
PPによりインターネットに参加している使用者の端末
を相手先として通話しようとしても、事前に相手のIP
アドレスを分からないため、直接的には相手先が呼び出
せない。
【0020】なお、ISPを通じてインターネットに接
続されるのではなく、直接的にインターネットに接続さ
れている企業や大学等に存在するLANの端末は、基本
的には、IPアドレスが割り当てられ常に稼働されてい
るので、IPアドレスを用いて呼び出すことがてきる。
【0021】しかしながら、このようなLANの端末で
も、IPアドレスを節約するために、ネットワーク上に
IPアドレスを割り当てるサーバを持ち、実際に端末が
接続されているときだけ、空いているIPアドレスを割
り付けるようにする(DHCP;Dynamic Ho
st Configuration Protoco
l)場合がある。企業や大学等に存在するLANの端末
であっても、このように一時的にIPアドレスが割り付
けられる端末を相手先とする場合には、IPアドレスが
一義的に決まらないため、電話番号のように事前に知る
ことができず、特定の相手先が呼び出せない。
【0022】この問題点を解決するためには、いわゆる
ランデブーサーバなどのように、通信に必要な相手先の
IPアドレスを提供してくれるサービスがある。すなわ
ち、このサービスを受ける者は、自分のコンピュータの
電源を投入し、サーバに対してログインする。そして、
サーバから、ログインされた者のリストの要求をする
と、サーバにそのときにログインされているサービス契
約者のリストが送られてくる。サービス契約者は、その
リストの中から自分が通話したい相手を選択してサーバ
に対して通知する。すると、サーバは、その選択された
相手のIPアドレスを提供してくれるので、このIPア
ドレスを用いることにより相手とのエンド−エンド(P
PP)での通信が行えるようになる。
【0023】しかしながら、このサービスを利用する場
合には、次のような不都合があった。すなわち、このサ
ービスを利用してインターネットを経由して通信を行お
うとする場合は、 通信を行う両者が、互いに自分のコンピュータに電源
を入れ、前述のランデブーサーバのようなサービスのサ
ーバに登録した後でないと通信ができない。なお、リス
トに載った後に、コンピュータの電源を落としたとき
は、そのコンピュータ端末がリストから自動的に削除さ
れるわけではないので、リストにあるからといって、必
ず相手がコンピュータに電源を投入して通信接続可能の
状態出あるわけではない。 サーバの利用料が必要になる。 サーバへのログイン情報、つまり、自分のIPアドレ
スが実質的に公開されるため、プライバシーが保たれな
い。 また、リストに公開されるため通信したい端末以外の
端末からの不要な着信が発生する。 サーバがダウンしているときには、通信できない。と
いう不都合がある。
【0024】この発明は、以上の点にかんがみ、通信の
接続に必要な相手先のネットワーク上のアドレス情報が
事前に分からない通信方式において、上述のような、い
わゆるランデブーサーバなどを用いなくても、ネットワ
ークを通じたエンド−エンドの通信ができるようにする
ことを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明においては、通信ネットワークを通じて通
信を行う方法であって、前記通信ネットワークに通信端
末が接続されたときに、前記通信ネットワーク上の前記
通信端末のアドレスがダイナミックに割り当てられる通
信方法において、前記通信ネットワークを通じての通信
に先立ち、前記通信ネットワークを通じて通信を行う回
線とは別の回線を通じて、少なくとも自己の通信端末の
前記通信ネットワーク上のアドレスを含む情報を、通信
の相手側に送信しておき、前記通信の相手側が、前記別
の回線を通じて取得したアドレスを用いて前記通信ネッ
トワークを通じた通信要求の送出することで、前記通信
ネットワークを通じた通信を実行することを特徴とす
る。
【0026】上述の構成のこの発明による通信方法にお
いては、通信ネットワークを通じての通信において着信
側となる方から、その端末のネットワーク上のアドレ
ス、例えばIPアドレスを、事前に通信の相手方に送信
しておく。このIPアドレスを取得した相手方が、この
IPアドレスを通信相手のIPアドレスとして通信ネッ
トワークを通じての通信要求を行い、相手の応答がある
と、前記通信ネットワークを通じた通信や通話が行われ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明による通信方法の
実施の形態を、個人間でインターネットを通じたエンド
−エンド通信(端末間通信)を行う場合、例えばインタ
ーネット経由での電話の場合について、図を参照しなが
ら説明する。
【0028】図1は、この実施の形態の通信方法が適用
される通信ネットワーク構成の概要を示すものである。
図1において、通信端末1および通信端末2は、個人の
コンピュータであり、それぞれ、そのソフトウエアとし
てインターネットを通じての電話通信を行うことができ
るアプリケーションを搭載している。
【0029】なお、このアプリケーションは、後述する
ように、通信の相手側から送られて来る場合もあるの
で、必ずしも端末に最初から搭載されている必要はな
い。
【0030】この実施の形態の場合、端末1および端末
2が接続される電話回線3、3は、ISDN回線であ
り、前述もしたように、独立して使用可能な2回線分の
通話回線容量を実質的に備えている。交換機SW1は、
端末1に対する電話交換を行うためのものである。ま
た、交換機SW2は、端末2に対する電話交換を行うた
めのものである。
【0031】ISP−Aは、端末1のユーザが契約して
いるインターネットサービスプロバイダである。また、
ISP−Bは、端末2のユーザが契約しているインター
ネットサービスプロバイダである。これらISP−A,
ISP−Bは、それぞれターミナルアダプタ(TA)お
よびサーバ、さらには図1には図示しなかったが、図3
に示したようなルータを含んで構成されている。
【0032】交換機SWAは、ISP−Aに対する電話
交換を行うためのものであり、交換機SWBは、ISP
−Bに対する電話交換を行うためのものである。ISP
−AおよびISP−Bは、インターネット4に接続され
ている。
【0033】交換機SW1、SW2、SWA、SWB
は、いわゆるISDN公衆回線網の交換機である。した
がって、例えば端末1は、通常の電話番号による発呼操
作により、端末2、ISP−AまたはISP−Bに、そ
の呼を着信させて、通信することが可能である。
【0034】しかし、前述したように、端末1から端末
2に対してインターネット4を通じてのエンド−エンド
の通信を行うためには、端末1は、端末2のIPアドレ
スを事前に取得しなければならない。そして、相手端末
のIPアドレスが分かれば、自己のIPアドレスと、相
手のIPアドレスとを含むパケットにより、ISP−A
→インターネット4→ISP−Bを経由してのエンド−
エンドの通信を行うことが可能になる。
【0035】次に、通信端末1、2の構成について説明
する。この実施の形態では、通信端末1と通信端末2と
は全く同様の構成を有している。この実施の形態の通信
端末の構成のブロック図を図2に示す。
【0036】前述したように、この実施の形態の通信端
末は個人のコンピュータにより構成されるものであり、
システムバス10に対して、制御部11と、データ処理
部12と、音声処理部13と、キースイッチ部14と、
表示部15と、ISDNインターフェース部16と、ハ
ンドセット部17と、スイッチ回路18と、リンガー発
生部19とが接続されて構成されている。
【0037】制御部11は、端末全体の制御を行う。ま
た、制御部11は、データ処理部12と共働して、イン
ターネットを経由して送られてきたデータに対するプロ
トコル処理や、インターネットを経由して送信するデー
タを生成する処理など、必要なデータ処理を実行する。
【0038】音声処理部13は、インターネット経由で
の電話通信の場合には、音声データは圧縮されて伝送さ
れるため、送信する音声データを圧縮し、また、受信し
た音声データを伸長する処理を行う。
【0039】キースイッチ部14は、ダイヤルキーその
他のキースイッチを備える。操作されたキーがどれであ
るかが、制御部11で認識され、それに対応した制御を
制御部11が実行する。また、キースイッチ部14に
は、この実施の形態では、応答キーが設けられる。この
応答キーは、着信がインターネット経由での通信の事前
のIPアドレスの送信のためのものであるときに操作さ
れるものである。この応答キーを操作すると、通常のオ
フフック操作とは異なり、端末は切断メッセージを送出
して回線の切断を行う。
【0040】表示部15は、発呼時、キー入力された電
話番号の表示などを行ったり、ISDN回線網からの着
信時に受信した、発信端末情報に含まれる発番号(相手
電話番号)や着信端末が通信するために必要な情報の表
示を行う。また、この実施の形態では、後述するよう
に、インターネットを通じての通信を相手方が了承した
旨の表示も、この表示部15にて行われる。
【0041】ISDNインターフェース部16は、回線
3に接続され、この例では、2B+D(2つのBチャン
ネルと、1つのDチャンネル)の通信を可能にするもの
である。
【0042】ハンドセット部17は、スイッチ回路18
から得た受信したデジタル音声データをD/A変換して
アナログ音声信号に変換し、スピーカ17Sに出力し、
また、マイクロホン17Mから入力された音声信号をA
/D変換し、スイッチ回路18に出力する。
【0043】スイッチ回路18は、制御部11により切
り換え制御され、通常のISDN電話の場合にはa側
に、インターネット経由の電話の場合にはd側に、それ
ぞれ切り換えられる。
【0044】リンガー発生部19は、着信時に着信ユー
ザにそれを知らせるためリンガー(ベル音)を発生す
る。
【0045】この端末がISDN電話として動作すると
きには、次のようになる。すなわち、このときには、ス
イッチ回路18は、図示の状態であるa側に切り換えら
れる。そして、ISDNインターフェース部16で受信
したデジタル音声データは、スイッチ回路18を通じて
ハンドセット部17に供給され、D/A変換されて、ス
ピーカ17Sに供給されて受話音声として出力される。
【0046】また、マイクロホン17Mから入力された
送話音声信号は、ハンドセット部17でA/D変換され
てデジタル音声データとされ、スイッチ回路18を通
じ、また、ISDNインターフェース部16を通じてI
SDN回線3に送出される。
【0047】次に、端末がインターネット経由での電話
動作をするときには、次のようになる。すなわち、この
ときには、スイッチ回路18は、図示の状態とは逆の状
態であるb側に切り換えられる。そして、インターネッ
トを経由してISDN回線3からISDNインターフェ
ース部16で受信された音声データは、制御部11でプ
ロトコル処理され、音声処理部13に引き渡される。音
声処理部13は、受け取ったデータを伸長し、スイッチ
回路18を通じてハンドセット部17に引き渡す。ハン
ドセット部17ではD/A変換され、スピーカ17Sに
より受話音声として出力される。
【0048】また、マイクロホン17Mより入力された
送話音声信号は、ハンドセット部17でA/D変換され
てデジタル音声データとされ、スイッチ回路18を通じ
て音声処理部13に引き渡されて圧縮され、制御部11
に引き渡される。制御部11は、受け取った音声データ
を、データ処理部12との共働により、インターネット
での電話アプリケーションプロトコルに従って、送信す
べきデータ列に変換し、ISDNインターフェース部1
6を通じてISDN回線3に送出する。
【0049】以上のような構成の端末1、端末2を用い
て、インターネット経由での電話通信の動作を、以下に
説明する。
【0050】この実施の形態においては、例えば端末1
と端末2との間でインターネット経由での電話通信を行
う場合に、このインターネット経由での電話通信に先立
ち、一方の端末から、当該端末のIPアドレスを通信相
手の他方の端末に対して送信する。
【0051】そして、IPアドレスを受け取った端末側
は、ISPを通じてインターネットに接続し、自己のI
Pアドレスを取得する。そして、この自己のIPアドレ
スと、受け取った通信相手のIPアドレスとを含む呼設
定メッセージを送出するインターネットのプロトコルに
従った発信を行う。これにより、2つの端末間は、イン
ターネットを経由して接続されることになり、通信が可
能になる。
【0052】この発明による通信方法のいくつかの実施
の形態について説明する。以下の説明では、インターネ
ット経由での電話通信に先立ち、自己のIPアドレスを
ISDN電話で相手端末に送る側を発信端末、このIP
アドレスを取得する側を着信端末と呼ぶことにする。
【0053】[通信方法の第1の実施の形態]この第1
の実施の形態においては、例えば端末1と端末2との間
でインターネット経由での電話通信を行う場合に、この
インターネット経由での電話通信に先立ち、ISPを通
じてインターネットに接続してIPアドレスを取得して
いる一方の端末から、ISPと接続している回線とは別
の回線を用いて、ISDN電話により、IPアドレスを
通信相手の他方の端末に対して送信する。
【0054】図3は、この第1の実施の形態において、
インターネット経由での電話通信に先立つ、IPアドレ
スの送信のためのISDN電話通信のシーケンスを示す
図であり、図4は、そのときの発信端末側の処理動作の
フローチャート、図5は、そのときの着信端末側の処理
動作のフローチャートである。以下の例は、発信端末が
端末1、着信端末が端末2の場合である。
【0055】まず、これら図3〜図5を参照して、この
実施の形態におけるインターネット経由での電話通信に
先立つ、ISDN電話通信のシーケンスを説明する。
【0056】なお、このISDN電話通信は、図1にお
いて点線5で示すように、端末1−交換機SW1−交換
機SW2−端末2というルートにより行われるものであ
る。また、インターネット経由での通信は、図1におい
て点線6で示すように、端末1−交換機SW1−交換機
SWA−ISP−A−インターネット4−ISP−B−
交換機SWB−交換機SW2−端末2というルートによ
り行われるものである。
【0057】このシーケンスに先立ち、発信端末である
端末1は、ISP−AにISDNの一つの回線を用いて
アクセスし、インターネットに接続されており、IPア
ドレスを取得して、それをバッファに蓄えている。そし
て、端末1の操作者(発信者)は、このインターネット
に接続された状態において、ISDNのもう1回線を使
用して、端末2に、IPアドレスを送信する処理を行
う。
【0058】すなわち、図3Aに示すように、端末2の
操作者(発信者)は、オフフック操作をすると共に、端
末2の電話番号を入力する発呼操作を行う。すると、図
4のステップS1でそれが判別され、ステップS2に進
む。ステップS2では、当該端末が現在、インターネッ
トに接続中であるか否か判別し、インターネットに接続
中でなければステップS3に進んで、通常のISDN電
話の場合のように、発信者番号を含む呼設定メッセージ
の送出を行う。そして、その後、ステップS4に進み、
通常の電話発呼処理ルーチンを行う。
【0059】ステップS2でインターネットに接続中で
あると判別されたときには、ステップS5に進み、取得
した自己のIPアドレスを含めて呼設定メッセージを送
出する。この場合、IPアドレスは、呼設定メッセージ
に含まれるユーザーユーザー情報として送られる。
【0060】ユーザーユーザー情報は、128バイト程
度であり、この実施の形態では、IPアドレスに加え
て、発信者名や、前記IPアドレスを用いて相手方の端
末がインターネットに対して接続し、発信者側とのエン
ド−エンドの通信を行うようにするためのアプリケーシ
ョン情報(この場合には、インターネット経由の電話ア
プリケーションの情報)を同時に送るようにする。な
お、着信端末がアプリケーションを備えるように構成さ
れている場合には、使用するアプリケーションを指定す
る情報を送信するようにしてもよい。
【0061】このように呼設定メッセージが端末1から
送出されると、図3Aに示すように、この呼設定メッセ
ージが交換機1、交換機2を通じて着信端末としての端
末2に送られ、また、交換機1からは、呼設定受付メッ
セージが発信端末1に送られる。そして、着信端末2で
は、図5に示すように、ステップS21でこの呼設定メ
ッセージを受信したことを検知して着信を検知し、次の
ステップS22に進んで、呼出音を発生して、着信ユー
ザーに着信を知らせると共に、呼出音を発生したことを
示す呼出メッセージを送出する(図3B参照)。
【0062】そして、着信端末2では、ステップS23
に進み、発信端末の情報を、その表示部15に表示す
る。すなわち、表示部15には、発信者番号が表示され
ると共に、IPアドレスおよび発信者名が呼設定メッセ
ージに含まれている場合には、そのIPアドレスや発信
者名も表示される。また、呼設定メッセージに、アプリ
ケーションも含まれている場合には、アプリケーション
が送られてきていることを示す表示もなされる。この表
示部15の表示により、着信が通常の電話着信か、イン
ターネット経由の通信のための事前のIPアドレスの通
知のための着信であるかをユーザーは判別することがで
きる。
【0063】着信端末2から送出された呼出メッセージ
は、図3Bに示すように、交換機2、交換機1を通じて
発信端末1に送られる。発信端末1は、ステップS6
で、この呼出メッセージを受け取ると、ステップS7に
進んで、着信端末2で呼出音が送出されていることを、
その表示部15で表示する。
【0064】一方、着信者は、端末2の表示部15に表
示された内容を見て確認し、この呼び出しに対して応答
をするか否かを決める。着信端末2では、この着信者は
応答操作、例えば応答キーの操作がなされた否かをステ
ップS24で判断し、応答操作がなければ、ステップS
25に進み、通常の応答処理ルーチンを行うようにす
る。
【0065】着信者が応答キーを操作したときには、そ
れがステップS24で検知され、ステップS26に進
み、呼設定メッセージ中のIPアドレスやアプリケーシ
ョンの情報をメモリに保存した後、ステップS27に進
み、切断メッセージを送出する。
【0066】この切断メッセージは、図3Cに示すよう
に、交換機2および交換機1を通じて発信端末1に送ら
れる。発信端末1では、図4のステップS8でこの切断
メッセージを検知し、ステップS9で、その表示部15
に切断の表示を行う。また、発信者が指定したインター
ネットを経由した通信を、着信者が了承した旨の表示
を、表示部15により行う。
【0067】発信端末1は、次にステップS10に進
み、解放メッセージを送出する。この解放メッセージ
は、交換機1および交換機2を通じて着信端末2に送ら
れる。着信端末2では、この解放メッセージをステップ
S28で検知するとステップS29に進み、解放完了メ
ッセージを送出してこのルーチンを終了する。発信端末
1は、この解放完了メッセージを、ステップS11で受
けたことを検出すると、発呼処理ルーチンを終了する。
【0068】こうして、1つの回線でインターネットに
接続中の端末1のIPアドレスが、別回線で端末2に送
信される。そして、このIPアドレスを受け取った端末
2で、インターネットに接続する処理を行い自己のIP
アドレスを取得した後、相手端末を、受け取ったIPア
ドレスを使用して指定し、受け取った、あるいは指定さ
れたアプリケーションにより接続処理を行い、端末1を
指定したエンド−エンドの通信要求を出すことで、端末
1と端末2との間で、インターネット経由での通信を行
うことができる。
【0069】この際、IPアドレス等、必要な情報は端
末のメモリに保存されたものが読み出されて使用され
る。また、例えば特定のキー操作をすることで、端末1
を指定したエンド−エンドの通信要求を、アプリケーシ
ョンによって行うようにするように構成することもでき
る。
【0070】すなわち、上述した図3A,B,Cのシー
ケンスの後に、図6および図7に示すようなD〜Hのシ
ーケンスが実行されることで、インターネット経由の端
末1および端末2との間の通信が行われる。図7を参照
して前記D〜Hのシーケンスを説明する。なお、図7D
〜Fおよび図7Hのシーケンスは、通信端末からISP
へ発呼して接続するためのシーケンスであり、通常のI
SDN発着呼シーケンスと同じである。
【0071】まず、IPアドレスを取得した着信端末2
の操作者(着信者)は、インターネット4に接続するた
めに、自分が契約しているISP−BにISDN回線を
用いて電話接続する。すなわち、図7Dに示すように、
オフフックして端末2でISP−Bを着信端末とする発
呼を行う。すると、端末2から呼設定メッセージが交換
機SW2および交換機SWBを通じてISP−Bに送ら
れる。この呼設定メッセージを受け取ったISP−Bで
は、図7Eに示すように、呼出音が発生すると共に、呼
出メッセージが送出される。端末2では、この呼出メッ
セージを受けて、呼出表示を行う。
【0072】そして、呼出音に対応してISP−Bで応
答のオフフックがなされると、応答メッセージが、図7
Fに示すように、交換機SWBおよび交換機SW2を通
じて端末2に送られ、端末2では呼出表示を停止する。
このとき、交換機SWBから応答確認メッセージがIS
P−Bに送られる。以上で、端末2のISP−Bを通じ
てのインターネットの接続が可能の状態になる。
【0073】そして、図7Gの通信中において、情報チ
ャンネルを使用して、ISPとの接続確認を行い(この
手順は、従来の手順と全く同じである)、インターネッ
トへの接続が完了した後、端末2から、受信した端末1
のIPアドレスを使用して接続要求を行い、端末1、端
末2との間のインターネット経由通信が行うようにす
る。
【0074】図8は、このインターネット経由の通信の
ための接続シーケンスを示す図である。この接続シーケ
ンスが実行され、端末1、端末2との間のインターネッ
ト経由の電話アプリケーションとしての通話中として、
目的とする情報の通信が行われる。この通信は、いずれ
か一方の端末からの切断指示が発生すれば、図8に示す
ように通信回線が解放され、終了する。その後、端末2
でISP−Bとの通信を終了するには、図7Hのシーケ
ンスが実行される。
【0075】以上のようにして、インターネットに接続
されている端末1から、別回線を通じてIPアドレスを
端末2に送信し、これを受け取った端末2がインターネ
ットに接続して、端末1を通信相手とするインターネッ
ト経由の電話アプリケーションによる通信を行うように
することにより、ランデブーサーバのようなサービスを
必要とせずに、端末1と端末2との間で直接的に、イン
ターネットを経由した通信を行うことができる。
【0076】なお、以上の実施の形態では、発信端末が
インターネットに接続中か否かにより、IPアドレス等
を呼設定メッセージに含めて送信するようにするか否か
を決めるようにしたが、IPアドレス等を呼設定メッセ
ージに含めて発呼するようにする指示するキースイッチ
を、キースイッチ部14に設け、当該キースイッチが操
作されたときにのみ、IPアドレス等を呼設定メッセー
ジに含めた発呼をするようにしてもよい。
【0077】なお、アプリケーションは送信せずに、I
Pアドレスのみを送信するようにしてももちろんよい。
【0078】また、上述の説明では、着信ユーザーはI
Pアドレスを取得した端末を用いてインターネット経由
の通信を行うようにしたが、IPアドレスは、表示部1
5に表示されるので、それを記録したり暗記した着信ユ
ーザーが、着信端末2とは異なる通信端末を使用してイ
ンターネット経由の通信を行うようにすることも、もち
ろんできる。
【0079】[通信方法の第2の実施の形態]次に、こ
の発明による通信方法の第2の実施の形態について説明
する。以下に説明する第2の実施の形態においては、端
末1の操作者と端末2の操作者とが通話を行って、イン
ターネット経由の通信を行うことを確認した後に、一方
の端末側でインターネットに接続し、取得したIPアド
レスを他方の端末側に送信し、IPアドレスを取得した
他方の端末が、前述の実施の形態の場合と同様にして、
インターネットに接続し、図8に示したインターネット
経由の電話通信を行うようにする。
【0080】上述の第1の実施の形態では、予め、端末
1側はインターネットに接続した状態で、端末2に対し
てISDN電話通信によりIPアドレスを送信するよう
にしたが、この第2の実施の形態では、予め、いずれか
の端末の1回線がインターネットに接続されている必要
はない。
【0081】この第2の実施の形態の場合のシーケンス
図を図9に示す。この図9において、A〜Cは、通常の
ISDN電話の場合において、着信者が応答するまでの
シーケンスと全く同様である。
【0082】図9A〜Bは、図3A〜Bと同様である
が、前述したように、端末1側がインターネットに接続
されている必要はなく、また、呼設定メッセージには、
IPアドレスやアプリケーションの情報は含まれていな
い。
【0083】そして、この第2の実施の形態の場合に
は、端末2では、図9C*に示すように、呼出音に応じ
てオフフックして応答をする。すると着信端末2から応
答メッセージが交換機SW2に送られ、交換機SW2か
ら応答確認メッセージが端末2に返信される。そして、
このとき、応答メッセージが発信端末1に交換機SW1
から送られるので、発信端末1では呼出表示を停止す
る。これにより端末1と端末2間は、図1において、点
線5で示すルートで接続され、ISDN回線3を通じて
の電話通信(通話中)の状態(図9J参照)になる。
【0084】この第2の実施の形態では、この通話中
に、発信者と着信者との間で、インターネット経由での
通信をすることを通話で確認するようにする。そして、
その際、例えば話し合いにより、端末1からIPアドレ
スを送り、端末2からインターネット経由での通信の接
続要求をするようにする等を取り決めるようにする。そ
して、この取決めに従い、この例では、端末1側で別回
線を通じてインターネットに接続する処理を行い、端末
1のIPアドレスを取得する。
【0085】端末1の操作者は、取得した自己の端末の
IPアドレスを通話中の回線を通じて、端末2に送信す
るように送信要求を出す。この送信要求は、例えば図2
に示した端末のキースイッチ部14の一つのキーとして
予め定められている発信端末情報送信要求キーを押すこ
とによりなされる。
【0086】端末1は、この発信端末情報送信要求キー
が押されたことを検知すると、制御部11に予め登録さ
れているソフトウエアプログラムに従って、取得したI
Pアドレスと、発信者名その他の情報、例えばアプリケ
ーションの情報とからなる発信端末情報を、ユーザー情
報メッセージとして端末2に送信する。この場合、この
ユーザー情報メッセージは、前述したユーザーユーザー
情報の形式で伝送する(図9K参照)。
【0087】着信端末2は、このユーザー情報メッセー
ジを受信すると、受信した発信端末の情報、つまりIP
アドレスや発信者名、アプリケーションの情報を表示部
15に表示し、また、これらの情報をメモリに保存す
る。着信者は、この表示により、IPアドレスの取得等
を確認して、回線切断のためにオンフック操作する。こ
れにより、図9Lに示すように、切断メッセージが交換
機SW2−交換機SW1を通じて端末1に送信されて、
端末1側の表示部15に切断表示がなされる。そして、
端末1側から交換機SW1,SW2を通じて解放メッセ
ージが端末2に送られ、これを受けた端末2が解放完了
メッセージを交換機SW2,SW1を通じて端末1に送
信することで通話中回線が解放される。
【0088】その後、IPアドレス等を取得した端末2
側から、前述の第1の実施の形態の図7D〜Hに示した
シーケンスと全く同様のシーケンスにより、インターネ
ットを経由した通信が、端末2と端末1との間で行われ
る。
【0089】[通信方法の第3の実施の形態]以上の実
施の形態は、いずれも個人のコンピュータ端末間の通信
の場合であるが、この発明は、遠隔制御通信システムに
も適用可能である。
【0090】例えば、遠隔制御通信システムとして、遠
隔監視システムの場合を例にとる。この場合、遠隔制御
センターとしての監視センターから、被遠隔制御端末と
しての、例えば監視カメラや監視用センサを備える監視
装置端末に対して通信要求を出して、監視装置端末から
カメラで撮影されたビデオ情報やセンサ出力情報を監視
センターで受けるようにする。なお、この実施の形態で
は、監視センターおよび監視装置端末は、共にISDN
回線に接続されている。
【0091】図10は、この遠隔監視システムにおける
監視センターの動作の流れを示すフローチャートであ
る。また、図11は、監視装置端末の動作の流れを示す
フローチャートである。
【0092】監視センターは、まず、ステップS31
で、ISDN回線の1回線を使用してインターネットに
対して接続する処理を行い、ステップS32で自己のI
Pアドレスを取得する。そして、ステップS33で、監
視装置端末に対して、ISDN回線の、もう一つの別の
回線により、自己のIPアドレスおよびアプリケーショ
ンの情報などの発信端末情報を呼設定メッセージ中のユ
ーザーユーザー情報に含めて送信する。
【0093】監視装置端末は、この監視センターからの
発呼による呼設定メッセージをステップS41で検知す
ると、ステップS42に進み、呼出音を発生し、呼出メ
ッセージを送出する。そして、次のステップS43で呼
設定メッセージに含まれる発信端末情報を解析して確認
し、ステップS44において、予め、監視装置端末に登
録されている監視センターを示す発信者番号(発番号)
であるか否か判別する。この判別の結果、着呼は、監視
センターからのものではないと判別したときには、ステ
ップS45に進み、応答はしない。そして、ステップS
44での判別の結果、着呼は、監視センターからのもの
であると判別したときには、ステップS46に進み、自
動応答する。この発番号による監視センターか否かの判
別により、自動応答のセキュリティーが確保される。
【0094】この自動応答後、次のステップS47でI
Pアドレスやアプリケーションの情報を保存する。そし
て、ステップS48で、図3Cの場合と同様にして切断
メッセージを送出する。
【0095】監視センターは、この切断メッセージをス
テップS34で受けて、前述の図3に示した場合と同様
にして、解放メッセージを送出し、監視装置端末からの
解放完了メッセージを待って、監視装置端末と接続され
ていた方の回線を解放する。一方、監視装置端末は、監
視センターからの解放メッセージを受けて、解放完了メ
ッセージを送出し、回線解放を行う。
【0096】次に、監視装置端末は、ステップS49で
インターネットに接続する処理を行い、次のステップS
50で、取得した監視センターのIPアドレスを用い、
指定されたアプリケーションで監視センターとのインタ
ーネット経由の電話通信の通信要求を出し、次のステッ
プS51で監視装置端末から送るべきビデオ情報やセン
サ情報をインターネット経由で監視センターに送信す
る。そして、送信が終了したことをステップS52で確
認したら、ステップS53に進み、インターネットに接
続した回線の解放処理を行う。
【0097】一方、監視センターは、ステップS35
で、インターネットを経由する監視装置端末からの接続
要求に対して応答し、次のステップS36で監視装置端
末から送られてくる情報を受信する。そして、次のステ
ップS37で受信終了となったことを検知すると、次の
ステップS38でインターネットに接続した回線の解放
処理を行う。
【0098】こうして、インターネットを通じた遠隔制
御通信システムを実現することができる。この場合、イ
ンターネットを通じた通信により、情報を伝送すること
ができるので、監視センターと監視装置端末との間が比
較的長距離であっても、また、伝送する情報が大容量で
あっても、安価な通信を行うことができるため、遠隔制
御通信システムのコストダウンおよび遠隔制御サービス
の利用範囲の拡大が期待できる。
【0099】なお、図11の例では、自動応答のセキュ
リティーは、発番号により行うようにしたが、監視セン
ターからの呼設定メッセージなどの発呼時の情報中に予
め定めたパスワードを含めるようにし、監視装置端末で
このパスワードを検出したときにのみ自動応答するよう
にすることにより、セキュリティーを確保するようにす
ることもできる。
【0100】[他の変形例]以上は、ISDN回線を用
いて通信を行う場合について説明したが、この発明は通
信回線の種別には限定されない。例えば、アナログ電話
回線、無線通信回線、CATV(ケーブルテレビ)網な
どであっても、複数の相手と接続することができるもの
であれば、適用可能である。
【0101】また、アプリケーションとして、インター
ネット経由の電話を例にとって説明したが、この発明
は、アプリケーションおよび通信ネットワークの種類に
限定されるものではない。
【0102】また、端末の構成は、図2に示したような
一体型である必要はなく、通信インターフェース部が外
部モデムのように、別構成であってもよい。
【0103】また、IPアドレスやアプリケーション等
の情報の送信方法は、上述のような呼設定メッセージや
ユーザー情報メッセージとして送信する方法に限らな
い。例えば、アナログ電話回線であれば、ダイヤルトー
ンを利用して送信してもよいし、モデムを用いてデータ
を送信するようにしてもよい。また、ISDN回線のサ
ブアドレスを用いて送信するようにしてもよい。さら
に、発信者番号に対応させて、アプリケーションや発信
者名の情報を予め登録し、発信者番号から、これら予め
登録されている情報を読み出して送信情報として使用す
るようにすることもできる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通信の接続に必要な相手先のネットワーク上のアド
レス情報が事前に分からない通信方式において、ランデ
ブーサーバのようなサービスを用いなくても、前記ネッ
トワークを通じたエンド−エンドの通信を直接的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信方法の実施の形態の概要を
説明するためのネットワーク構成図である。
【図2】この発明による通信方法の実施の形態に用いる
通信端末の一例のブロック図である。
【図3】この発明による通信方法の実施の形態の、ネッ
トワークを通じた通信に先立つ通信のシーケンスを示す
図である。
【図4】図3のシーケンスの際の発信側の動作のフロー
チャートである。
【図5】図3のシーケンスの際の受信側の動作のフロー
チャートである。
【図6】この発明による通信方法の第1の実施の形態の
全体のシーケンスを説明するための図である。
【図7】この発明による通信方法の第1の実施の形態
の、ネットワークを通じた通信のシーケンスを説明する
ための図である。
【図8】インターネットを経由した電話通信のシーケン
スを示す図である。
【図9】この発明による通信方法の第2の実施の形態の
全体のシーケンスを説明するための図である。
【図10】この発明による通信方法の第3の実施の形態
の一方の通信端末側の動作の流れを示すフローチャート
である。
【図11】この発明による通信方法の第3の実施の形態
の他方の通信端末側の動作の流れを示すフローチャート
である。
【図12】インターネットを説明するための図である。
【図13】インターネットサービスプロバイダを説明す
るための図である。
【符号の説明】
1,2…通信端末、3…ISDN回線、4…インターネ
ット、11…制御部、13…音声処理部、14…キース
イッチ部、15…表示部、16…ISDNインターフェ
ース部、17…ハンドセット部、18…スイッチ回路、
19…リンガー発生部、SW1,SW2,SWA,SW
B…交換機、ISP…インターネットサービスプロバイ
ダ、ISP−A,ISP−B…インターネットサービス
プロバイダ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04L 11/02 Z

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを通じて通信を行う方法
    であって、前記通信ネットワークに通信端末が接続され
    たときに、前記通信ネットワーク上の前記通信端末のア
    ドレスがダイナミックに割り当てられる通信方法におい
    て、 前記通信ネットワークを通じての通信に先立ち、前記通
    信ネットワークを通じて通信を行う回線とは別の回線を
    通じて、少なくとも自己の通信端末の前記通信ネットワ
    ーク上のアドレスを含む情報を、通信の相手側に送信し
    ておき、 前記通信の相手側が、前記別の回線を通じて取得したア
    ドレスを用いて前記通信ネットワークを通じた通信要求
    の送出することで、前記通信ネットワークを通じた通信
    を実行することを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】請求項1の通信方法において、 前記通信ネットワークを通じた通信に先立ち通信の相手
    側に送信する前記アドレスを含む情報は、ISDN網を
    用いて、その呼設定メッセージに含まれるユーザーユー
    ザー情報として送信することを特徴とする通信方法。
  3. 【請求項3】請求項1の通信方法において、 前記通信ネットワークを通じた通信に先立ち通信の相手
    側に送信する前記アドレスを含む情報は、モデムを用い
    て電話回線によるデータ通信情報として通信することを
    特徴とする通信方法。
  4. 【請求項4】請求項1の通信方法において、 前記通信ネットワークを通じた通信に先立ち通信の相手
    側に送信する前記アドレスを含む情報は、ISDN網を
    用いて、サブアドレスの情報を使用して通信することを
    特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】請求項1の通信方法において、 前記通信ネットワークを通じた通信に先立ち通信の相手
    側に送信する前記アドレスを含む情報は、ダイヤルトー
    ンを利用して送信することを特徴とする通信方法。
  6. 【請求項6】請求項1の通信方法において、 前記少なくとも自己の前記通信ネットワーク上のアドレ
    スを含む情報を通信の相手側に送信するに先立ち、前記
    通信の相手側に対して発信端末情報を含む発呼を行い、 前記通信の相手側では、受信した発呼情報に含まれる前
    記発信端末情報に応じて自動応答することを特徴とする
    通信方法。
  7. 【請求項7】請求項1の通信方法において、 前記少なくとも自己の前記通信ネットワーク上のアドレ
    スを含む情報を通信の相手側に送信するに先立ち、前記
    通信の相手側に対して発信端末情報としてパスワードを
    含む発呼を行い、 前記通信の相手側は、受信した発呼情報に含まれる前記
    発信端末情報としてのパスワードに応じて自動応答する
    ことを特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】請求項1の通信方法において、 前記通信に先立つ前記通信の相手側に対する送信は、前
    記相手側との通話による通信の確認後に、実行すること
    を特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】通信ネットワーク上のアドレスが、この通
    信ネットワークに接続された通信端末に対してダイナミ
    ックに割り当てられる前記通信ネットワークに対して接
    続要求を行い、前記通信ネットワーク上の自己のアドレ
    スを取得する手段と、 前記通信ネットワークを通じて通信を行う回線とは別の
    回線を通じて、少なくとも自己の前記通信ネットワーク
    上のアドレスを通信の相手側に送信する手段と、 前記通信の相手側からの前記通信ネットワークを通じて
    の通信要求に応答して、前記端末間通信を実行する手段
    と、 を備える通信端末。
  10. 【請求項10】通信ネットワーク上のアドレスが、この
    通信ネットワークに接続された通信端末に対してダイナ
    ミックに割り当てられる前記通信ネットワークに対して
    接続要求を行い、前記通信ネットワーク上の自己のアド
    レスを取得する手段と、 前記通信ネットワークを通じて通信を行う回線とは別の
    回線を通じて送信されてくる少なくとも相手方の前記通
    信ネットワーク上のアドレスを含む情報を取得する手段
    と、 前記取得したアドレスを、相手端末のアドレスとして指
    定して、前記通信ネットワークを通じての通信要求を行
    い、前記通信ネットワークを通じて端末間の情報通信を
    行うようにする手段と、 を備えることを特徴とする通信端末。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の通信端末において、 前記取得した情報をユーザに通達する手段を備えること
    を特徴とする通信端末。
  12. 【請求項12】請求項9に記載の通信端末において、 前記自己の前記通信ネットワーク上のアドレスの前記通
    信の相手側に対する送信する手段は、前記通信の相手方
    と通話中において当該送信を実行する手段であることを
    特徴とする通信端末。
  13. 【請求項13】前記通信ネットワーク上のアドレスを含
    む情報は、ISDN網を用いて、その呼設定メッセージ
    に含まれるユーザーユーザー情報として送信されること
    を特徴とする請求項9または請求項10に記載の通信端
    末。
  14. 【請求項14】前記通信ネットワーク上のアドレスを含
    む情報は、モデムが用いられて電話回線によるデータ通
    信情報として通信されることを特徴とする請求項9また
    は請求項10に記載の通信端末。
  15. 【請求項15】前記通信ネットワーク上のアドレスを含
    む情報は、ISDN網が用いられて、サブアドレスの情
    報を使用して通信されることを特徴とする請求項9また
    は請求項10に記載の通信端末。
  16. 【請求項16】前記通信ネットワーク上のアドレスを含
    む情報は、ダイヤルトーンを利用して送信されることを
    特徴とする請求項9または請求項10に記載の通信端
    末。
  17. 【請求項17】請求項10の通信端末において、 着信時に受信した発呼情報に含まれる発信端末情報を、
    予め登録されている発信端末情報と比較して、その比較
    結果に応じて自動応答する自動応答手段を備えることを
    特徴とする通信端末。
  18. 【請求項18】請求項9に記載の通信端末において、 前記少なくとも自己の前記通信ネットワーク上のアドレ
    スを含む情報を通信の相手側に送信するに先立ち、前記
    通信の相手側に対してパスワードを含む発呼を行う手段
    を備えることを特徴とする通信端末。
  19. 【請求項19】請求項10の通信端末において、 着信時に受信した発呼情報に含まれるパスワードを解読
    し、解読できたときに自動応答する自動応答手段を備え
    ることを特徴とする通信端末。
  20. 【請求項20】通信ネットワークを通じて遠隔制御通信
    を行う通信システムであって、 遠隔制御センターは、 前記通信ネットワークを通じた前記被遠隔制御端末との
    通信に先立ち、被遠隔制御端末に対して前記通信ネット
    ワークを通じた通信の回線とは別の回線を通じて、少な
    くとも自己の前記通信ネットワーク上のアドレスを含む
    情報を、前記被遠隔制御端末に送信する手段を備え、 前記被遠隔制御端末は、 前記遠隔制御センターからの発呼に対して自動応答する
    自動応答手段と、 前記遠隔制御センターから送信されてくる前記遠隔制御
    センターの前記通信ネットワーク上のアドレス情報を含
    む情報を取得する手段と、 前記取得した前記遠隔制御センターの前記アドレス情報
    を用いて前記通信ネットワークを通じた通信を行うため
    の接続処理をし、所定のデータを前記遠隔制御センター
    に送信する手段と、 を備えることを特徴とする通信システム。
  21. 【請求項21】請求項20に記載の通信システムにおい
    て、 前記遠隔制御センターは、前記被遠隔制御端末に対して
    発信端末情報を含む発呼を行い、 前記被遠隔制御端末の自動応答手段は、着信時に受信し
    た発呼情報に含まれる発信端末情報を、予め登録されて
    いる発信端末情報と比較して、その比較結果に応じて自
    動応答することを特徴とする通信システム。
  22. 【請求項22】請求項20に記載の通信システムにおい
    て、 前記遠隔制御センターは、前記被遠隔制御端末に対して
    パスワードを含む発呼を行い、 前記被遠隔制御端末の自動応答手段は、着信時に受信し
    た発呼情報に含まれるパスワードを解読し、解読できた
    ときに自動応答することを特徴とする通信システム。
  23. 【請求項23】通信ネットワークを通じて遠隔制御通信
    を行う通信方法であって、 前記通信ネットワーク通信に先立ち、遠隔制御センター
    側から前記被遠隔制御端末側に対して発呼を行い、前記
    被遠隔制御端末側の応答を待って、少なくとも自己の前
    記通信ネットワーク上のアドレスを含む情報を送信し、 前記被遠隔制御端末側は、前記遠隔制御センターからの
    発呼に対して自動応答して、前記遠隔制御センター側か
    ら送信されてくる前記遠隔制御センターのアドレス情報
    を含む情報を取得し、その後、前記取得した前記遠隔制
    御センターのアドレス情報を用いて前記通信ネットワー
    クを通じた通信を行うための接続処理をし、予め登録さ
    れているデータを前記通信ネットワークを通じて前記遠
    隔制御センター側に送信することを特徴とする通信方
    法。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の通信方法において、 前記遠隔制御センター側からは前記被遠隔制御端末に対
    して発信端末情報を含む発呼を行い、 前記被遠隔制御端末側では、着信時に受信した発呼情報
    に含まれる発信端末情報を、予め登録されている発信端
    末情報と比較して、その比較結果に応じて自動応答する
    ことを特徴とする通信方法。
  25. 【請求項25】請求項23に記載の通信方法において、 前記遠隔制御センター側からは前記被遠隔制御端末に対
    してパスワードを含む発呼を行い、 前記被遠隔制御端末側では、着信時に受信した発呼情報
    に含まれるパスワードを解読し、解読できたときに自動
    応答することを特徴とする通信方法。
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