JPH10318944A - X線による木材検査装置 - Google Patents

X線による木材検査装置

Info

Publication number
JPH10318944A
JPH10318944A JP9132338A JP13233897A JPH10318944A JP H10318944 A JPH10318944 A JP H10318944A JP 9132338 A JP9132338 A JP 9132338A JP 13233897 A JP13233897 A JP 13233897A JP H10318944 A JPH10318944 A JP H10318944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
ray
moving
lumber
timber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9132338A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Aoki
昭雄 青木
Nobuji Hashimoto
亘司 橋本
Katsuya Hayashi
克哉 林
Hideki Ukago
秀樹 鵜篭
Koji Yamada
浩司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP9132338A priority Critical patent/JPH10318944A/ja
Publication of JPH10318944A publication Critical patent/JPH10318944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠陥、水
分含有率及び外形を高精度で検出することができる。 【解決手段】 木材2をその軸線方向に移動させるため
の木材移動手段1と、木材2の移動ライン上に設置され
た、木材2の中心軸線を中心として回転可能な、木材2
の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及び外
形を撮影するためのX線断層撮影手段8とを備えてい
る。X線断層撮影手段8は、木材2にX線を照射するた
めのX線照射源と木材2を透過したX線を検出するため
のX線検出器とからなる。木材移動手段8によって木材
2をX線断層撮影手段8方向に連続的又は間欠的に移動
させながらX線断層撮影手段8を木材2の中心軸線を中
心として回転させることによって、木材2のX線断層像
が得られ、X線断層撮影手段8の回転を停止し、木材移
動手段1により木材2をX線断層撮影手段8方向に連続
的に移動させることによって、木材2のX線透視像が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線による木材
検査装置、特に、木材の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠
陥、水分含有率及び外形を高精度で検出することが可能
な、X線による木材検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材の腐れ、虫食い等の欠陥の検出は、
木材に打撃を加え、このときの打音によって行うのが一
般的であった。しかしながら、この打音による方法は、
人の勘によるものであるので、正確性に欠け、しかも、
非能率的であった。
【0003】この問題を解決する方法として、特開平8
−145914号公報には、一次元テレビカメラによる
木材欠陥検出装置が開示されている。以下、この木材欠
陥検出装置を従来技術1という。
【0004】別の木材欠陥検出装置として、実開昭60
−25960号公報には、超音波による欠陥の検出装置
が開示されている。以下、この木材欠陥検出装置を従来
技術2という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術1及び2は、以下のような問題点を有してい
た。
【0006】従来技術1は、木材の外観検査に限られ、
内部欠陥は検出できない。また、従来技術2は、原木の
ように樹皮がある木材の場合には、超音波が樹皮と木部
との境界部分で反射して、内部に入り込みにくい。従っ
て、内部欠陥が検出しにくい。
【0007】従って、この発明の目的は、木材の年輪、
節、腐れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及び外形を高精
度で検出することが可能な、X線による木材検査装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
木材をその軸線方向に移動させるための木材移動手段
と、前記木材の移動ライン上に設置された、前記木材の
中心軸線を中心として回転可能な、前記木材の年輪、
節、腐れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及び外形を撮影
するためのX線断層撮影手段とを備えており、前記X線
断層撮影手段は、前記木材にX線を照射するためのX線
照射源と前記木材を透過したX線を検出するためのX線
検出器とからなり、前記木材移動手段によって前記木材
を前記X線断層撮影手段方向に連続的又は間欠的に移動
させながら前記X線断層撮影手段を前記木材の中心軸線
を中心として回転させることによって、前記木材のX線
断層像が得られ、前記X線断層撮影手段の回転を停止
し、前記木材移動手段により前記木材を前記X線断層撮
影手段方向に連続的に移動させることによって、前記木
材のX線透視像が得られることに特徴を有するものであ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、木材をその軸線方
向に移動させながら前記木材をその中心軸線を中心とし
て回転させることが可能な木材回転移動手段と、前記木
材の移動ライン上に設置された、前記木材の年輪、節、
腐れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及び外形を撮影する
ためのX線断層撮影手段とを備えており、前記X線断層
撮影手段は、前記木材にX線を照射するためのX線照射
源と前記木材を透過したX線を検出するためのX線検出
器とからなり、前記木材回転移動手段により前記木材を
前記X線断層撮影手段方向に連続的又は間欠的に移動さ
せながら前記木材をその中心軸線を中心として回転させ
ることによって、前記木材のX線断層像が得られ、前記
木材の回転を停止し、前記木材回転移動手段により前記
木材を前記X線断層撮影手段方向に連続的に移動させる
ことによって、前記木材のX線透視像が得られることに
特徴を有するものである。
【0010】請求項3記載の発明は、木材をその中心軸
線を中心として回転させるための木材回転手段と、前記
木材の軸線方向に移動可能な、前記木材の年輪、節、腐
れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及び外形を検出するた
めのX線断層撮影手段とを備えており、前記X線断層撮
影手段は、前記木材にX線を照射するためのX線照射源
と前記木材を透過したX線を検出するためのX線検出器
とからなり、前記木材回転手段によって前記木材をその
中心軸線を中心として回転させながら、前記X線断層撮
影手段を前記木材方向に連続的又は間欠的に移動させる
ことによって、前記木材のX線断層像が得られ、前記木
材の回転を停止し、前記X線断層撮影手段を前記木材方
向に連続的に移動させることによって、前記木材のX線
透視像が得られることに特徴を有するものである。
【0011】請求項4記載の発明は、木材を支持するた
めの支持手段と、前記木材の軸線方向に移動可能且つ前
記木材の中心軸線を中心として回転可能な、前記木材の
年輪、節、腐れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及び外形
を検出するためのX線断層撮影手段とを備えており、前
記X線断層撮影手段は、前記木材にX線を照射するため
のX線照射源と前記木材を透過したX線を検出するため
のX線検出器とからなり、前記X線断層撮影手段を前記
木材方向に連続的又は間欠的に移動させながら前記X線
断層撮影手段を前記木材の中心軸線を中心として回転さ
せることによって、前記木材のX線断層像が得られ、前
記X線断層撮影手段の回転を停止し、前記X線断層撮影
手段を前記木材方向に連続的に移動させることによっ
て、前記木材のX線透視像が得られることに特徴を有す
るものである。
【0012】請求項5記載の発明は、前記X線断層撮影
手段によって検出された、前記木材の節及び欠陥部分を
マーキングするためのマーキング手段を備えていること
に特徴を有するものである。
【0013】X線は、物体を透過するとその一部が物体
に吸収される。吸収の度合いは、一般に物体の密度と物
体の厚さとの積が大きいほど大きくなる。このために、
例えば、一定の厚さで且つ均質な物体中に空洞がある
と、その部分での吸収が少なくなり、その部分の透過線
量率が高くなる。
【0014】木材を輪切りにして内部の密度を調べてみ
ると、ほぼ円形の原木の芯から径方向に向かって、即
ち、年輪を横切る方向に向かって交互に密度が若干変化
して、年輪を形ずくっている他、節部は、平均的な密度
より高い。このために原木の軸線と直交する方向からX
線を原木に照射し、原木を挟んで相対する位置に面状の
X線検出器を設置して、X線による陰影像を検出するX
線透視を行うと、節部のX線透過線量率は、少なく、腐
れ、虫食い等の欠陥部分は、X線透過線量率が多くな
る。従って、木材の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠陥が
陰影像として検出される。
【0015】一方、物質の断層像を得るX線断層撮影
は、上述したX線透視法に比べて断面上の微細な密度差
を検出することができる。従って、木材の年輪、節、腐
れ、虫食い等の欠陥の他、木材の外形を高精度で検出す
ることができる。この他、検出データを特定の標準試験
体によって予め校正することによって木材の水分含有率
を求めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、この発明の、X線による木
材検査装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明す
る。
【0017】図1は、この発明の、X線による木材検査
装置の要部を示す平面図、図2は、この発明の、X線に
よる木材検査装置の要部を示す正面図、図3は、この発
明におけるX線断層撮影手段による木材のX線断層撮影
の説明図、図4は、この発明におけるX線断層撮影手段
による木材のX線透視の説明図、図5は、木材搬出入手
段を設けた、この発明の木材検査装置を示す平面図、図
6は、この発明の、X線による木材検査装置による木材
の検査フロー図である。
【0018】図1から図5において、1は、木材移動手
段である。木材移動手段1は、原木等の木材2の両端を
水平なアーム1Aによって挟持しながら、木材2の軸線
方向に敷設されたレール3に沿って移動する。4は、木
材移動手段1に木材2を搬入するための木材搬入手段で
ある。木材搬入手段4は、搬入コンベア5と、搬入コン
ベア5上の木材2を後述する昇降機に乗せるための乗継
ぎ機6と、木材2を木材移動手段1のアーム1Aの高さ
まで水平に持ち上げるための昇降機7とからなってい
る。
【0019】8は、木材2の年輪、節、腐れ、虫食い等
の欠陥、水分含有率及び外形を撮影するためのX線断層
撮影手段である。X線断層撮影手段8は、木材2の移動
ライン上に設置され、木材2の中心軸線を中心として回
転可能である。X線断層撮影手段8は、図3に示すよう
に、木材2にX線を照射するためのX線照射源9と木材
2を透過したX線を検出するためのX線検出器10とか
らなっている。X線断層撮影手段8は、木材2のX線断
層像とX線透視像とを得る。
【0020】木材2のX線断層像は、次のようにして得
られる。即ち、木材移動手段1によって木材2をX線断
層撮影手段8方向に移動させながらX線断層撮影手段8
を木材2の中心軸線を中心として回転させる。これによ
って、木材2のX線吸収データを収集する。そして、こ
のようにして収集したX線吸収データを電子計算機によ
って処理することによって、木材2のX線断層像が得ら
れる。
【0021】この場合、木材2を連続的に移動させ、そ
の間にX線断層撮影手段8を回転させてX線吸収データ
を収集しても、あるいは、木材2を間欠的に移動させ、
木材2が停止している間にX線断層撮影手段8を回転さ
せて吸収データを収集しても良い。
【0022】一方、木材2のX線透視像は、次のように
して得られる。即ち、X線断層撮影手段8の回転を停止
し、木材移動手段1により木材2をX線断層撮影手段8
方向に連続的に移動させる。このとき、図4に示すよう
に、木材2の移動量を検出するためのエンコーダ17の
出力をX軸にとり、X線断層撮影手段8の番地をY軸に
とり、そして、X線断層撮影手段8の出力をZ軸にとれ
ば、X−Y面にX線の透過線量率分布が得られる。そし
て、この分布を画像処理装置18により処理することに
よって、木材2のX線透視像が得られる。木材2のX線
透視像を得る場合には、X線照射源9からのX線が木材
2の全断面に照射されるようにする。
【0023】木材2のX線断層像とX線透過像との切換
えは、検査結果に応じて適宜行えるようになっている。
即ち、X線断層像を得るために要する時間は、X線透過
像を得る場合に比べて多くかかる。例えば、長さ6mの
木材を1cmピッチでX線断層撮影する場合、1断面当
たり10秒かかるとすると、全長検査するのに約600
0秒かかることになる。これに対して、X線透視による
検査速度は、1画素当たり約3mmの分解能(節の検出
は数mmの分解能で十分である。)を得るためには、1
秒当たり約90mmである。従って、全長6mmの木材
をX線透視により検査するのに要する時間は、約70秒
で済む。
【0024】従って、木材2のX線透視によって検出さ
れた欠陥等を更に詳細に検査するような場合には、X線
透視からX線断層撮影に切り換える。これによって検査
時間を大幅に短縮することができる。
【0025】11は、マーキング手段であり、X線断層
撮影手段8によって検出された木材2の例えば、腐れ、
虫食い等の欠陥部分にマーキングを施す。12は、マー
キングが施された木材2を検査ラインから搬出するため
の木材搬出手段である。木材搬出手段12は、検査が終
了した木材2を下降させるための昇降機13と、昇降機
13上の木材2を後述する仕分け用搬出コンベアに乗せ
換えるための乗継ぎ機14と、仕分け用搬出コンベア1
5からなっている。16は、仕分け用搬出コンベア15
により検査結果に応じて仕分けされた木材2の貯留用区
画である。
【0026】上述したように構成されている、この発明
の、X線による木材検査装置による検査方法を、図6の
検査フロー図を参照しながら説明する。搬入コンベア5
上の木材2は、一本づつ乗継ぎ機6によって昇降機7に
乗せられる。木材2は、昇降機7によって木材移動手段
1のアーム1Aの高さまで水平に持ち上げられる。次い
で、木材2は、アーム1Aによって挟持されて、木材移
動手段1に固定される。このようにして木材移動手段1
に固定された木材2は、木材移動手段1によって水平に
移動し、X線断層撮影手段8内に導かれる。
【0027】この際、先ず、X線断層撮影手段8の回転
を停止し、木材2を連続的にX線断層撮影手段8内を通
過させることによって、木材2のX線透視を行う。X線
透視により検出された、例えば、腐れ、虫食い等の欠陥
を更に詳細に検査する必要がある場合には、X線断層撮
影手段8を回転させて、X線断層撮影に切り換える。欠
陥部分は、マーキング手段11によってマーキングを施
す。X線断層撮影終了後は、再びX線透視に切り換え
る。
【0028】このようにして検査が終了したら検査記録
を作成する。次いで、検査が終了した木材2は、木材移
動手段1から外され、昇降機13及び乗継ぎ機14を経
て仕分け用搬出コンベア15に乗せられる。そして、検
査結果に基づいて所定の区画16に貯留される。
【0029】なお、欠陥の有無にかかわらず、少なくと
も木材2の一箇所のX線断層像を得て、木材2の水分含
有率及び年輪を計測する。木材2の外形は、X線透視に
よって計測する。
【0030】なお、請求項2の発明のように、木材移動
手段1を、これが有する木材移動機能に更に、木材2を
その中心軸線を中心として回転させる機能を付加した木
材回転移動手段とし、X線断層撮影手段8を固定しても
良い。この場合、木材2のX線断層像は、木材回転移動
手段によって、木材2をその中心軸線を中心として回転
させるながらX線断層撮影手段8方向に連続的又は間欠
的に移動させることによって得られる。一方、木材2の
X線透視像は、木材2の回転を停止し、木材2を連続的
にX線断層撮影手段8方向に移動させることによって得
られる。
【0031】請求項3の発明のように、木材移動手段1
を、その機能を木材2の回転機能のみとした木材回転手
段とし、X線断層撮影手段8を木材2方向に移動可能と
しても良い。この場合、木材2のX線断層像は、木材回
転手段によって、木材2をその中心軸線を中心として回
転させながらX線断層撮影手段8を木材2方向に連続的
又は間欠的に移動させることによって得られる。一方、
木材2のX線透視像は、木材2の回転を停止し、X線断
層撮影手段8を連続的に木材2方向に移動させることに
よって得られる。
【0032】請求項4の発明のように、木材2を固定
し、X線断層撮影手段8に回転及び移動機能を持たせて
も良い。この場合、木材2のX線断層像は、X線断層撮
影手段8を回転させながら、これを木材2方向に連続的
又は間欠的に移動させることによって得られる。一方、
木材2のX線透視像は、X線断層撮影手段8の回転を停
止し、X線断層撮影手段8を連続的に木材2方向に移動
させることによって得られる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、木材の検査結果に応じて適宜X線透視とX線断層撮
影とを切り換えることが可能であるので、木材の検査を
高速度で行える。即ち、検査速度が速いX線透視によっ
て検査を行い、この検査によって例えば、詳細な検査が
必要な腐れ等の欠陥が検出された場合には、検査速度は
遅いが詳細な検査が可能なX線断層撮影に切り換えるこ
とが可能である。従って、年輪、節、腐れ、虫食い等の
欠陥、水分含有率及び外形検査を高速度且つ高精度で行
えるといった有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、X線による木材検査装置の要部を
示す平面図である。
【図2】この発明の、X線による木材検査装置の要部を
示す正面図である。
【図3】この発明におけるX線断層撮影手段による木材
のX線断層撮影の説明図である。
【図4】この発明におけるによるX線断層撮影手段によ
る木材のX線透視の説明図である。
【図5】木材搬出入手段を設けた、この発明の木材検査
装置を示す平面図である。
【図6】この発明の、X線による木材検査装置による木
材の検査フロー図である。
【符号の説明】
1:木材移動手段 1A:アーム 2:木材 3:レール 4:木材搬入手段 5:搬入コンベア 6:乗継ぎ機 7:昇降機 8:X線断層撮影手段 9:X線照射源 10:X線検出器 11:マーキング手段 12:木材搬出手段 13:昇降機 14:乗継ぎ機 15:搬出コンベア 16:区画 17:エンコーダ 18:画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜篭 秀樹 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 山田 浩司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材をその軸線方向に移動させるための
    木材移動手段と、前記木材の移動ライン上に設置され
    た、前記木材の中心軸線を中心として回転可能な、前記
    木材の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠陥、水分含有率及
    び外形を撮影するためのX線断層撮影手段とを備えてお
    り、前記X線断層撮影手段は、前記木材にX線を照射す
    るためのX線照射源と前記木材を透過したX線を検出す
    るためのX線検出器とからなり、前記木材移動手段によ
    って前記木材を前記X線断層撮影手段方向に連続的又は
    間欠的に移動させながら前記X線断層撮影手段を前記木
    材の中心軸線を中心として回転させることによって、前
    記木材のX線断層像が得られ、前記X線断層撮影手段の
    回転を停止し、前記木材移動手段により前記木材を前記
    X線断層撮影手段方向に連続的に移動させることによっ
    て、前記木材のX線透視像が得られることを特徴とす
    る、X線による木材検査装置。
  2. 【請求項2】 木材をその軸線方向に移動させながら前
    記木材をその中心軸線を中心として回転させることが可
    能な木材回転移動手段と、前記木材の移動ライン上に設
    置された、前記木材の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠
    陥、水分含有率及び外形を撮影するためのX線断層撮影
    手段とを備えており、前記X線断層撮影手段は、前記木
    材にX線を照射するためのX線照射源と前記木材を透過
    したX線を検出するためのX線検出器とからなり、前記
    木材回転移動手段により前記木材を前記X線断層撮影手
    段方向に連続的又は間欠的に移動させながら前記木材を
    その中心軸線を中心として回転させることによって、前
    記木材のX線断層像が得られ、前記木材の回転を停止
    し、前記木材回転移動手段により前記木材を前記X線断
    層撮影手段方向に連続的に移動させることによって、前
    記木材のX線透視像が得られることを特徴とする、X線
    による木材検査装置。
  3. 【請求項3】 木材をその中心軸線を中心として回転さ
    せるための木材回転手段と、前記木材の軸線方向に移動
    可能な、前記木材の年輪、節、腐れ、虫食い等の欠陥、
    水分含有率及び外形を検出するためのX線断層撮影手段
    とを備えており、前記X線断層撮影手段は、前記木材に
    X線を照射するためのX線照射源と前記木材を透過した
    X線を検出するためのX線検出器とからなり、前記木材
    回転手段によって前記木材をその中心軸線を中心として
    回転させながら、前記X線断層撮影手段を前記木材方向
    に連続的又は間欠的に移動させることによって、前記木
    材のX線断層像が得られ、前記木材の回転を停止し、前
    記X線断層撮影手段を前記木材方向に連続的に移動させ
    ることによって、前記木材のX線透視像が得られること
    を特徴とする、X線による木材検査装置。
  4. 【請求項4】 木材を支持するための支持手段と、前記
    木材の軸線方向に移動可能且つ前記木材の中心軸線を中
    心として回転可能な、前記木材の年輪、節、腐れ、虫食
    い等の欠陥、水分含有率及び外形を検出するためのX線
    断層撮影手段とを備えており、前記X線断層撮影手段
    は、前記木材にX線を照射するためのX線照射源と前記
    木材を透過したX線を検出するためのX線検出器とから
    なり、前記X線断層撮影手段を前記木材方向に連続的又
    は間欠的に移動させながら前記X線断層撮影手段を前記
    木材の中心軸線を中心として回転させることによって、
    前記木材のX線断層像が得られ、前記X線断層撮影手段
    の回転を停止し、前記X線断層撮影手段を前記木材方向
    に連続的に移動させることによって、前記木材のX線透
    視像が得られることを特徴とする、X線による木材検査
    装置。
  5. 【請求項5】 前記X線断層撮影手段によって検出され
    た、前記木材の節及び欠陥部分をマーキングするための
    マーキング手段を備えていることを特徴とする、請求項
    1から4の何れか1つに記載された木材検査装置。
JP9132338A 1997-05-22 1997-05-22 X線による木材検査装置 Pending JPH10318944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132338A JPH10318944A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 X線による木材検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132338A JPH10318944A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 X線による木材検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10318944A true JPH10318944A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15079007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9132338A Pending JPH10318944A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 X線による木材検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10318944A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387128B1 (ko) * 2000-08-28 2003-06-18 종 우 최 수목 연륜 측정 장치
CN111272821A (zh) * 2020-03-11 2020-06-12 上海市建筑科学研究院有限公司 木材内部缺陷微损检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387128B1 (ko) * 2000-08-28 2003-06-18 종 우 최 수목 연륜 측정 장치
CN111272821A (zh) * 2020-03-11 2020-06-12 上海市建筑科学研究院有限公司 木材内部缺陷微损检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01188302A (ja) 製材最適化装置
JP4488885B2 (ja) Ct装置
FI103076B1 (fi) Menetelmä ja laite kuoren detektoimiseksi ja puun ja hakkeen kuorinta-asteen mittaamiseksi
JPS63135848A (ja) 欠陥検査装置
JPH10318951A (ja) 核磁気共鳴及びx線による木材検査装置
JPH10318944A (ja) X線による木材検査装置
JP2002310946A (ja) 放射線検査装置
US11525789B2 (en) Apparatus and method for performing a computed tomography scan of an object which has an elongate shape, in particular wooden boards
JPH06503877A (ja) 物体の構造を規定するためのイメージング方法
JP2000111501A (ja) 透視検査装置
JP3308629B2 (ja) X線ラインセンサ透視装置
JP2662979B2 (ja) 金属缶の2重巻締め部の検査方法及び装置
Teramoto et al. High speed oblique CT system for solder bump inspection
Schache et al. Developments in 2D and CT X-ray inspection of light alloy castings for production
JPH0599902A (ja) 平角鋼材の検査装置
JPS6156963A (ja) 電磁誘導探傷試験装置
JPS5981544A (ja) 内部欠陥の検出方法
JP2000055834A (ja) ビアホールの導電性ペースト充填状態検査方法
JP2583250B2 (ja) 欠陥検査方法
JP2004354215A (ja) 放射線透過非破壊検査装置
JPH0743329B2 (ja) 内部欠陥検査方法及びその装置
JPH0820382B2 (ja) 原木の欠点検出方法
JP2786530B2 (ja) 放射線探傷方法
JPH03189508A (ja) 丸棒体の検査装置
JPS62225935A (ja) 放射線検査装置