JPH10317104A - 耐粒界応力腐食割れ性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法 - Google Patents

耐粒界応力腐食割れ性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法

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JPH10317104A
JPH10317104A JP12765697A JP12765697A JPH10317104A JP H10317104 A JPH10317104 A JP H10317104A JP 12765697 A JP12765697 A JP 12765697A JP 12765697 A JP12765697 A JP 12765697A JP H10317104 A JPH10317104 A JP H10317104A
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JP
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stainless steel
less
stress corrosion
steel
intergranular stress
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Takanori Nakazawa
崇徳 中澤
Hiroshi Kihira
寛 紀平
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐応力腐食割れ性の優れたオース
テナイト系ステンレス鋼およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 結晶粒界近傍のCr欠乏層形成の抑制を
目的として、あらかじめ粒界近傍に鋼材全体平均の1.
3倍以上のCr濃化層を形成させることにより、耐粒界
応力腐食割れ性に優れたステンレス鋼を提供する。ま
た、この鋼の製造方法として、950℃以上で10%以
上圧下した鋼片を1100℃から1300℃の温度範囲
で加熱し、Crを均質化し、鍛造あるいは圧延により鋼
板とした後、炭化物析出処理時間と溶体化処理時間を制
御することにより粒界近傍のCr濃度を高める方法を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐粒界応力腐食割れ
性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高温高圧水中環境等で使用されるオース
テナイト系ステンレス鋼においては、耐粒界応力腐食割
れ性が重要視される。この粒界腐食は、粒界へのCr系
炭化物析出にともなうCrの欠乏層により生じることが
知られている。このため、この炭化物の析出を防止する
には、例えばステンレス鋼便覧(平成7年1月24日発
行)の269ページ「4)高温水」の部分に示されてい
るように、炭素(C)量を低減することが有効とされて
いる。
【0003】しかしながら、Cのオーステナイト系ステ
ンレス鋼中への固溶度は極めて小さく、例えば600℃
では数ppm にすぎない。現行の工業規模での精錬技術で
はC量を0.01%以下にすることは困難であるため、
わずかではあるが600℃においても過飽和なCが存在
することになる。したがって、熱処理後の冷却中あるい
は溶接時に粒界にCr系炭化物の析出が生じる可能性が
残る。これは粒界近傍にCrの欠乏層を形成することに
つながるものであり、材料の寿命に制限を加える要因と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来鋼は、
熱処理後の冷却中あるいは溶接時に粒界にCr系炭化物
の析出を生じ、Cr欠乏による粒界応力腐食割れの可能
性を残すものである。本発明はこのような従来の問題点
を解消するものであり、溶接等による加熱にともなうC
r欠乏の形成を抑制できる耐粒界応力腐食割れ性に優れ
たオーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の原因は、鋼中に存
在するCが熱処理後の冷却中あるいは溶接時に結晶粒界
にCr系炭化物として析出することに関係している。す
なわち、粒界に析出するCr系炭化物は粒界近傍にCr
欠乏層を形成し、粒界応力腐食の原因となることが知ら
れている。このためC量を低減し析出を抑制することが
行われている。しかしながら、ステンレス鋼の低C化に
は限界があり、VOD等の真空精錬技術の発達によりC
量は大幅に低減されてきたものの、数ppm と言われてい
る。EB溶解等の手段により極低C化することは可能で
あるが、著しく高い費用を要するので通常の製造工程に
おいて600℃におけるCの溶解度以下にすることは不
可能である。
【0006】本発明者等は粒界に析出したCr炭化物の
固溶過程を調査した。その結果、溶体化温度での加熱に
よりCr炭化物が消滅するが保持時間が短い場合には粒
界および粒界近傍のCr濃度が高いことを見出した。こ
の理由は、Cに比べCrの拡散が遅いためCr炭化物の
固溶後もその近傍にCrが残留するためであると考えら
れる。このような粒界および粒界近傍にCrが濃化した
材料の炭化物析出温度域への加熱による粒界応力腐食割
れ性を調査した。すなわち、0.045%C−0.6%
Si−0.9%Mn−0.015%P−0.001%S
−9.2%Ni−18.5%Cr−0.041%N系の
粒界近傍のCr濃度を変化させた試料を用い、600
℃、1時間の加熱処理によりCr炭化物を粒界に析出さ
せた後、その粒界応力腐食割れ性を調査した。図1は粒
界近傍のCr濃度と300℃高温水中における粒界応力
腐食割れ性の関係を示したもので、粒界近傍のCr濃度
が24%以上で粒界応力腐食割れが生じないことがわか
る。これは、粒界近傍にCrが濃化している場合にはそ
の後の加熱によるCr炭化物析出によるCr欠乏層の形
成が抑制されるためと考えられる。
【0007】このような粒界近傍へのCr濃化層の形成
はCr炭化物の粒界析出処理とその後の溶体化熱処理を
調整することにより制御することができることを見出し
た。すなわち、十分な量のCr炭化物を粒界に先ず析出
させ、その後、溶体化熱処理条件をCr炭化物は固溶さ
せるがCr濃化域が残留する範囲に制御することであ
る。さらに、全粒界にわたり均一にCr農化部を形成す
るためにはCr濃度の変動を小さくしておく必要がある
が、これは凝固組織の破壊と鋼片の均質化熱処理の組み
合わせにより達成できる。
【0008】本発明は、以上のような知見に基づいてな
されたものであって、その要旨とするところは、以下の
通りである。 (1)重量%で、 C :0.030〜0.080%、 Si:3.0%以下、 Mn:3.0%以下、 P :0.03%以下、 N :0.15%以下、 Ni:6〜16%、 Cr:15〜22%、 必要に応じて、 Mo:3.0%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、粒
界および粒界の両側0.01μm以内におけるCrの濃
度が平均値の1.3倍以上であることを特徴とする、耐
粒界応力腐食割れ腐食性に優れたオーステナイト系ステ
ンレス鋼。 (2)重量%で、 C :0.030〜0.080%、 Si:3.0%以下、 Mn:3.0%以下、 P :0.03%以下、 N :0.15%以下、 Ni:6〜16%、 Cr:15〜22%、 必要に応じて、 Mo:3.0%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなるステ
ンレス鋼の鋼塊あるいは連続鋳造鋳片を、仕上げ温度9
50℃以上で10%以上の圧下を加えることにより製造
した鋼片を1100〜1300℃の範囲で2時間以上加
熱した後、圧延あるいは鍛造し、溶体化熱処理を施した
後、550〜800℃の範囲において式1に規定される
時間・t1 以上加熱した後、1000〜1100℃の範
囲で式2に規定される時間・t2 の80〜100%の時
間加熱した後、3℃/sec以上の冷却速度にて冷却するこ
とを特徴とする耐粒界応力腐食割れ性に優れたオーステ
ナイト系ステンレス鋼の製造方法。 式1:t1 =−0.04T+32.2 式2:t2 =−0.009T+10 ただし、t1 ,t2 :時間(hr)、T:温度(℃)
【0009】
【発明の実施の形態】先ず本発明の成分系において、C
は析出熱処理により結晶粒界にCr炭化物として析出
し、その後の溶体化処理により粒界およびその近傍にC
r濃度の高い領域を形成するために必要な元素であり、
そのためには0.030%以上必要である。一方、多量
の添加は炭化物の固溶を困難にするため望ましくないた
め上限を0.080%とした。
【0010】次に、SiおよびMnはいずれも脱酸材と
して必要であるが、Siは2.0%を越えて過剰に存在
すると、また、Mnは3.0%を越えて過剰に存在する
と熱間加工性を損なうことから前者は2.0%以下、後
者は3.0%以下とした。
【0011】Pは粒界に偏析する傾向のある元素であ
り、粒界の耐食性を損なう可能性があるため、その上限
を0.03%とした。
【0012】Niはオーステナイト生成元素として必須
の元素であり、フェライト形成元素であるCr量に対し
成分平衡上オーステナイト組織にするための必要量は6
%から16%の範囲である。
【0013】またCrは耐食性を向上させる元素であ
り、そのためには15%以上を必要とするが、22%を
越えると繰り返し溶接等の高温加熱による脆化が生じる
ため上限を22%とした。
【0014】NはCと共にオーステナイト系ステンレス
鋼の強化元素である。NはCに比べ溶解度が大きいこと
から、熱処理後の冷却中あるいは溶接時にも固溶状態で
安定して存在できる。したがって、Nを溶解度の範囲内
で使用すれば強化作用が期待でき、かつ窒化物による粒
界脆化等も生じないことになる。このような観点からN
量の上限を0.15%とした。なお、下限を設けない理
由は、用途に応じてN量を変化させて強度を制御するた
めであるが、通常の工業規模溶製でのレベル0.01%
が強いて言えば下限となる。
【0015】Moは耐食性を高める作用のある元素であ
り、必要に応じて添加する。その際3.0%を越えて添
加すると熱間変形抵抗を高めるため圧延あるいは鍛造が
困難になる。したがって、含有差せる場合は3.0%以
下とした。
【0016】溶接等の再加熱によりCr炭化物が析出し
た状態においても耐粒界応力腐食割れ性を確保するため
にはCr欠乏層の形成を防止する必要がある。そのため
にはあらかじめ粒界およびその近傍のCrの濃度を高く
する必要がある。その量はCr濃度の平均値の1.3倍
以上であれば炭化物の再析出によるCr欠乏層の形成を
防止できる。なお、Cr濃度は薄膜試料を用い電子顕微
鏡・EDS(Energy Dispersive Spectroscopy)により測
定した値である。
【0017】以上の化学成分範囲の鋼の凝固偏析を軽減
するため、先ず鋼塊あるいは連続鋳造鋳片の凝固組織破
壊を目的とする仕上げ温度950℃以上で10%以上の
圧下により鋼片を製造する必要がある。この熱間加工は
後工程の均質化熱処理を効果的なものとするために不可
欠なものである。このようにして製造された鋼片を圧延
あるいは鍛造する前に、高温で加熱することによりCr
の成分偏析を軽減する必要がある。このために必要な熱
処理は1100℃以下では十分な拡散効果がえられない
ため1100℃を下限とし、一方、1300℃を越える
温度での加熱はデルタフェライト相の増加をまねき、か
えって成分変動を拡大させることになるため1300℃
を上限とした。また、加熱時間については2時間未満で
は十分な均質化が行えないため、2時間以上とした。
【0018】粒界および粒界近傍のCr濃度を高めるた
めの処理として、先ずCr炭化物の析出のために550
〜800℃の範囲で式1に示す時間以上の加熱が必要で
ある。なお、550℃以下では拡散が遅いため、また、
800℃以上でもCの過飽和度が小さくなるため、十分
な量の析出が得られない。次ぎに、Cr炭化物の固溶処
理として100〜1100℃で式2に示す時間の80〜
100%の時間での加熱が必要である。すなわち、10
00℃以下では未固溶の炭化物が残留し、1100℃以
上ではCrの拡散が活発となりCr濃化層が消滅するた
め、また、保持時間が短いと炭化物が残留し、長いとC
r濃化層が消滅するため、この温度範囲に制限する必要
がある。
【0019】以上説明したような化学組成範囲ならびに
製造方法に基づく本発明鋼は、各種電気炉等による製鋼
を行った後、通常の造塊あるいは連続鋳造により鋼塊あ
るいは鋳片とし、圧延あるいは鍛造することにより鋼片
とした後に、均質化熱処理を行い、圧延あるいは鍛造し
各種形状の鋼材として使用に供されるものである。以下
に本発明の効果を実施例に基づいてさらに具体的に示
す。
【0020】
【実施例】表1に供試材鋼の化学成分を示す。また、表
2に鋼片製造時の圧下率、鋼片の均質化熱処理条件、炭
化物析出熱処理、溶体化熱処理条件、粒界近傍のCr濃
度、および、これらの試料に600℃、1時間の熱処理
を施した後、平行部直径:3mm、標点間距離:20mmの
低速度引張試験片を採取し、300℃の高温水中で試験
した結果を示す。
【0021】これらの特性調査結果から明かなように、
本発明例は比較鋼に比べ耐粒界応力腐食割れ性が優れた
ものである。これに対し、比較例においては、例えば合
金番号8は炭化物析出処理温度が低いため、また、合金
番号11は析出処理温度が高いため、いずれも十分な粒
界近傍のCr濃化が達成できず粒界割れが発生してい
る。合金番号9は溶体化処理温度が低いため、また、合
金番号10は高いため、粒界近傍のCr濃化が不十分と
なりやはり粒界割れを生じている。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明鋼は鋼片の加熱
処理および炭化物の析出・固溶処理により優れた耐粒界
応力腐食割れ性を有する材料となっており、高温水中等
で使用される耐食材料として工業的に極めて有効なもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】粒界応力腐食割れに及ぼす粒界近傍Cr濃度の
影響を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.030〜0.080%、 Si:3.0%以下、 Mn:3.0%以下、 P :0.03%以下、 N :0.15%以下、 Ni:6〜16%、 Cr:15〜22% を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、粒
    界および粒界の両側0.01μm以内におけるCrの濃
    度が平均値の1.3倍以上であることを特徴とする、耐
    粒界応力腐食割れ腐食性に優れたオーステナイト系ステ
    ンレス鋼。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステンレス鋼にさらに、
    重量%でMo:3.0%以下を含有することを特徴とす
    る請求項1記載の耐粒界応力腐食割れ性に優れたオース
    テナイト系ステンレス鋼。
  3. 【請求項3】 重量%で、 C :0.030〜0.080%、 Si:3.0%以下、 Mn:3.0%以下、 P :0.03%以下、 N :0.15%以下、 Ni:6〜16%、 Cr:15〜22% を含有する鋼塊あるいは連続鋳造鋳片を、仕上げ温度9
    50℃以上で10%以上の圧下を加えることにより製造
    した鋼片を1100〜1300℃の範囲で2時間以上加
    熱した後、圧延あるいは鍛造し、溶体化熱処理を施した
    後、550〜800℃の範囲において式1に規定される
    時間・t1 以上加熱した後、1000〜1100℃の範
    囲で式2に規定される時間・t2 の80〜100%の時
    間加熱した後、3℃/sec以上の冷却速度にて冷却するこ
    とを特徴とする耐粒界応力腐食割れ性に優れたオーステ
    ナイト系ステンレス鋼の製造方法。 式1:t1 =−0.04T+32.2 式2:t2 =−0.009T+10 ただし、t1 ,t2 :時間(hr)、T:温度(℃)
  4. 【請求項4】 請求項3記載の鋼塊あるいは鋳片に、さ
    らに重量%でMo:3.0%以下を含有することを特徴
    とする請求項3記載の耐応力腐食割れ性に優れたオース
    テナイト系ステンレス鋼の製造方法。
JP12765697A 1997-05-16 1997-05-16 耐粒界応力腐食割れ性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法 Withdrawn JPH10317104A (ja)

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