JPH10316688A - アルケニルシランの製造方法 - Google Patents

アルケニルシランの製造方法

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JPH10316688A
JPH10316688A JP10134924A JP13492498A JPH10316688A JP H10316688 A JPH10316688 A JP H10316688A JP 10134924 A JP10134924 A JP 10134924A JP 13492498 A JP13492498 A JP 13492498A JP H10316688 A JPH10316688 A JP H10316688A
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alkenyl
alkenylsilane
halide
alkenyl halide
mol
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JP10134924A
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Sean Patrick Davern
パトリック ダバーン シーン
Binh Thanh Nguyen
ザン ヌグイエン ビン
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Dow Silicones Corp
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Dow Corning Corp
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0803Compounds with Si-C or Si-Si linkages
    • C07F7/0825Preparations of compounds not comprising Si-Si or Si-cyano linkages
    • C07F7/0827Syntheses with formation of a Si-C bond

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリニャール試薬を中間体として使用してア
ルケニルシランを製造するための、流動性で攪拌容易な
反応混合物によるアルケニルシラン製造方法を提供する
こと。 【解決手段】 マグネシウム金属を、5〜200℃の範
囲内の温度で、ハロゲン化アルケニルとジエチレングリ
コールジブチルエーテルとハロシランを含む混合物と接
触させることを特徴とする、アルケニルシランの製造方
法。この方法は、容易に回収可能であるアルケニルシラ
ンを高収率で提供するものであり、且つ使用ジエチレン
グリコールジブチルエーテルに対し高比率でアルケニル
シランの製造を達成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネシウム金属
を、5〜200℃の範囲内の温度で、ジエチレングリコ
ールジブチルエーテルとハロゲン化アルケニルとハロシ
ランを含む混合物と接触させることを含むアルケニルシ
ランの製造方法である。本方法は、容易に回収可能であ
るアルケニルシランを高収率で提供するものであり、且
つジエチレングリコールジブチルエーテルに対し高比率
でアルケニルシランの製造を達成するものである。
【0002】
【従来の技術】ジアルキルエーテルのような溶剤の存在
下で有機ハロゲン化物をマグネシウム金属と反応させて
一般にグリニャール試薬と称される反応性錯体を形成す
ることは周知である。グリニャール試薬の製造および反
応は本および多数の論評記事の主題になっている。かか
る論評は、例えば、コーツ等執筆の有機金属化合物第1
巻第76〜103頁(1967年)、英国ロンドン、ミ
シューン アンド カンパニー リミテッド(Coates et
al., ORGANOMETALLIC COMPOUNDS, Vol. 1, p. 76-103
(1967), Methuen and Co. LTD, London, U.K.); およ
び、カークとオスマー執筆の化学技術大事典第10巻第
721〜734頁(1966年)、ニューヨーク州ニュ
ーヨーク、ザ インターサイエンス エンサイクロペデ
ィア インコーポレーテッド(Kirk and Othmer, ENCYCL
OPEDIA OF CHEMICAL TECHNOLOGY, Vol. 10, 721-734 (1
966), The Interscience Encyclopedia, Inc., NY, N
Y.) に提供されている。グリニャール試薬の構造は正確
には決定されていない; しかしながら、グリニャール試
薬が溶液中に錯体として存在すること及び溶剤が錯体形
成における決定的役割を果たすということは一般に信じ
られている。グリニャール試薬の形成および反応に対す
る溶剤の予想できない効果も上記刊行物に論じられてい
る。
【0003】グリニャール試薬とハロシランの反応も周
知であり、そして多数の反応が、ハラッシュ等執筆の非
金属物質のグリニャール反応第1306〜1311頁
(1954年)、ニューヨーク、プレンチス‐ホール
インコーポレーデッド(Kharashet al., Grinard Reacti
on of Nonmetallic Substances, Prentice-Hall, Inc.N
Y, 1954, P. 1306-1331)に記載されている。
【0004】中間体としてハロゲン化アリル グリニャ
ール試薬を使用するプロセスによる1,5‐ヘキサジエ
ンの製造が知られている。例えば、ターク等執筆の有機
合成第27巻7〜8(1947年)(Turk et al., Orga
nic Synthesis, Vol. 27, 7-8, 1947)は、無水エーテル
中の塩化アリルとマグネシウム削り屑との反応によって
1,5‐ヘキサジエンを製造するプロセスを教示してい
る。そこには、この反応は攪拌できなくなる粘稠スラリ
の生成をもたらすと報告されている。その後、この攪拌
不可能なスラリは、ハロゲン化マグネシウム副生物が溶
液になりそしてスラリが攪拌されるに十分な流体になる
まで、塩酸溶液によって処理される。
【0005】ターク等のプロセスは工業的プロセスとし
て一般に許容されていない。反応中の攪拌不能スラリの
形成は量および熱伝達の低下の原因になることがあり、
結果として生成物が減少する。さらに、スラリの本性は
該スラリを追加の工程でスラリを可溶化する試薬で処理
して生成物の単離を可能にすることを必要とさせる。一
般に、生成物の大部分は拡散不能スラリの中に捕捉さ
れ、そして失われる。加えて、非流動性スラリは反応を
連続プロセスとして運転することを許さない。
【0006】米国特許第5,358,670号は、ジエ
チレングリコールジブチルエーテル(DEGDBE)中
でのアルキルグリニャール試薬の形成を報告している。
報告されてところでは、DEGDBEの存在下で製造さ
れたそれらグリニャール試薬は改良された収率と安定性
を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、中間
体としてグリニャール試薬を使用するアルケニルシラン
の製造方法にして、流動性であり容易に攪拌される反応
混合物を生じさせることによって上記問題の多くを回避
する該製造方法を提供することである。従って、反応混
合物の中での量および熱伝達が高められ、従ってアルケ
ニルシランの収率が改良される。加えて、本発明者らの
方法は、アルケニルシランが容易に分離されるアルケニ
ルシランの1工程製造を可能にする2相系に配慮してい
る。さらに、この方法は有機置換シランを製造するため
の既知のグリニャールプロセスと比べたときに、DEG
DBEの量を減少させ且つ副生物に対する所望アルケニ
ルシランの比率を改良する。本発明者らの特許請求した
方法は、予想外にも、高収率のアルケニルシランを提供
し、そして反応に使用されるハロゲン化アルケニルに対
するDEGDBEのモル比を低下させる。
【0008】
【課題を解決するための手段】アルケニルシランを製造
するための本発明者らの方法は、マグネシウム金属を5
〜200℃の範囲内の温度で、式R1 Xによって表され
るハロゲン化アルケニルとハロゲン化アルケニル1モル
当たり0.01〜6モルのDEGDとハロゲン化アルケ
ニル1モル当たり0.1〜10モルの式R2 a b Si
4-a-b によって表されるハロシランを含む混合物と接
触させることを含み、R1 は炭素原子2〜20個からな
るアルケニル基であり、そしてR2 の各々は独立に選ば
れた炭素原子1〜12個からなる1価の炭化水素であ
り、Xは塩素または臭素から選ばれたハロゲン原子であ
り、aは0〜3であり、bは0〜3であり、かつa+b
が0〜3である。
【0009】
【発明の実施の形態】本方法において、用語「1工程」
は、本発明者らの方法の中で中間体グリニャール試薬を
単離することもそれから該グリニャール試薬をアルケニ
ルシラン生成のために更にハロシランと反応させること
も必要としないことを意味する。さらに、得られた生成
物混合物に対してアルケニルシランの回収を促進するた
めに別個の可溶化工程を行うことを必要としない。従来
技術に比べて、これら特徴は驚くべきことである。
【0010】マグネシウム金属の製造方法およびマグネ
シウム金属の物理的形態は当分野で知られたものであれ
ばよい。マグネシウム金属は、例えば、粉体、チップま
たは削り屑(turnings)の形態であることができる。好ま
しい形態は金属削り屑である。
【0011】マグネシウム金属と、ハロゲン化アルケニ
ルおよびハロシランを含む混合物との接触は、グリニャ
ール反応を実施するのに適する標準反応器(standard re
actors) で行われる。反応器はバッチ型、半バッチ型ま
たは連続型であってもよい。好ましい反応器は半バッチ
反応器である。好ましい方法においては、反応器を窒素
やアルゴンのような不活性ガスでパージしブランケット
し、そして反応を不活性環境で実施する。
【0012】反応器に供給されるハロゲン化アルケニル
に対するマグネシウム金属のモル比は臨界的ではなく、
広い限度の範囲で変動可能である。バッチプロセスでは
該比率はマグネシウム金属を本質的に全てアルケニルマ
グネシウムハライド錯体に転化するのを確実にするため
に十分過剰のハロゲン化アルケニルを与えることが好ま
しい。本発明者らの方法が半バッチプロセスとして行わ
れる場合には、マグネシウム金属は反応器に供給される
ハロゲン化アルケニルに比べて典型的に過剰で存在す
る。このような場合、反応器へのハロゲン化アルケニル
およびハロシランの供給速度はハロゲン化アルケニルか
らアニケニルシランへの許容できる転化レベルを確実に
するように且つ未反応アルケニルマグネシウムハライド
錯体を最小にするように制御される。ハロシラン供給は
分割されてもよく、一部はアルケニルマグネシウムハラ
イド錯体の完全な反応を確実にするためにマグネシウム
床の後に添加される。溶剤供給を分割することも望まし
いかも知れず、一部はアルケニルマグネシウムハライド
錯体の完全な反応を確実にするためにマグネシウム床の
後に添加される。反応器に添加された過剰のハロゲン化
アルケニル及びハロシランはそれから回収されプロセス
に再循環されることができる。
【0013】本発明者らが特許請求する方法に有効なハ
ロゲン化アルケニルは式R1 Xによって表され、式中、
1 は炭素原子2〜20個からなるアルケニル基であ
り、そしてXは塩素または臭素から選ばれたハロゲン原
子である。R1 は、例えば、アルケニル基、例えば、ビ
ニル、アリル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニルお
よびオクテニル; シクロアニケル基、例えば、シクロブ
テニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロ
ヘプテニルおよびシクロオクテニル; である。有効なハ
ロゲン化アルケニルの例には、臭化ビニル、塩化ビニ
ル、臭化アリル、塩化アリル、およびクロロプレンが包
含される。R1 がアリル基である場合が好ましい。好ま
しいハロゲン化アルケニルは塩化アリルおよび臭化アリ
ルである。最も好ましいハロゲン化アルケニルは塩化ア
リルである。
【0014】本方法に有効なハロシランは式R2 a b
Si X4-a-b によって表され、式中、各R2 は独立に選
ばれた炭素原子1〜12個からなる1価の炭化水素であ
り、Xは塩素又は臭素から選ばれたハロゲン原子であ
り、aは0〜3であり、bは0〜3であり、かつa+b
が0〜3である。Xが塩素である場合が好ましい。R2
は、例えば、アルキル、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、ウンデシルおよびドデシル; シク
ロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよ
びシクロオクチル; アルケニル、例えば、ビニルまたは
アリル; シクロアルケニル、例えば、シクロブテニル、
シクロペンテニルおよびシクロヘキセニル; アリール、
例えば、フェニル、トリルおよびナフチル; およびアリ
ールアルキル、例えば、ベンジル、β‐フェニルエチル
およびγ‐トリルプロピル; である。R2 がメチルであ
る場合が好ましい。好ましいハロシランは、トリクロロ
シラン、トリメチルクロロシラン、ジメチルクロロシラ
ン、メチルジクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、
メチルトリクロロシラン、テトラクロロシラン、ジクロ
ロシラン、およびかかるクロロシランの臭素類似体から
なる群から選ばれる。
【0015】ハロシランに対するハロゲン化アルケニル
のモル比は0.1〜10の範囲内で変動する。該比は
0.8〜3である場合が好ましい。好ましい方法は、マ
グネシウム金属がハロゲン化アルケニルに対して過剰で
本プロセスに添加され且つハロシランもまた得られるア
ルケニルマグネシウムハライド中間体に対して過剰に添
加される場合である。しかしながら、安全性の理由でお
よび幾つかのハロシランでは、アルケニルマグネシウム
ハライド中間体が過剰にあるところの本方法を実施する
ことが望ましいであろう。
【0016】本方法は溶剤としてDEGDBEの存在下
で行われる。通常、ハロゲン化アルケニル1モル当たり
0.01〜6モルのDEGDBEが加えられる。ハロゲ
ン化アルケニル1モル当たり0.1〜1モルのDEGD
BEを添加する場合が好ましい。更により好ましいの
は、ハロゲン化アルケニル1モル当たり0.1〜0.6
モルのDEGDBEである。
【0017】本方法は5〜200℃の範囲内の温度で行
われる。この温度は30〜170℃の範囲内にあること
が好ましい。最も好ましいのは80〜100℃の温度で
ある。本方法が行われる圧力は臨界的ではなく、大気圧
から1480kPaにまで及ぶことができる。しかしな
がら、圧力は本発明者らの反応混合物の蒸気圧以上でな
ければならない。好ましい圧力は大気圧〜963kPa
である。
【0018】本方法の生成物は、ハロシランの珪素原子
上の一つまたはそれ以上のハロゲン置換基がアルケニル
基によって置換されているところのアルケニルシランで
ある。本方法によって製造されるアルケニルシランの例
は、ビニルクロロシラン、アリルクロロシラン、ブテニ
ルクロロシラン、ペンテニルクロロシラン、ヘキセニル
クロロシラン、シクロペンテニルクロロシラン、アリル
トリクロロシラン、アリルクロロシラン、ジアリルジク
ロロシラン、ジアリルシラン、テトラアリルシラン、ア
リルトリメチルシラン、アリルジメチルシラン、アリル
メチルクロロシラン、アリルジメチルクロロシラン、ア
リルメチルジクロロシランおよびジアリルジメチルシラ
ンを包含する。
【0019】本方法の実施から得られる混合物は放置に
より2相に分離し、一つの相はDEGDBE中のアルケ
ニルシランを含み、そして別の相はDEGDBE中に可
溶化されたマグネシウムジハライド錯体を含む。その
後、アルケニルシランは例えば蒸留によって、DEGD
BEから分離される。DEGDBEは後で一つ又は両方
の相から回収され、その後で本方法に再循環される。
【0020】
【実施例】実施例1 ジエチレングリコールジブチルエーテル(DEGDB
E)中でのマグネシウム金属と塩化アリルとトリメチル
クロロシランの反応を評価した。還流冷却器、滴下漏
斗、機械攪拌機、加熱マントルおよび窒素入口を備えた
ガラスフラスコの中に、マグネシウム削り屑(0.24
モル)、DEGDBE(0.55モル)、トリメチルク
ロロシラン(0.17モル)及び内部標準としてオクタ
ン(0.023モル)を装填した。フラスコを窒素でパ
ージし、それから69℃に加熱した。DEGDBE
(0.55モル)とトリメチルクロロシラン(0.17
モル)を含むこの混合物に、滴下漏斗を使用して1.5
時間かけて塩化アリル(0.19モル)をゆっくり添加
した。混合物の温度は120℃に達した。この反応混合
物をさらに4時間攪拌し、室温に冷却し、それから分液
漏斗に移し、そして2相に分離させた。反応混合物の上
相は火炎イオン化検出器(flame inonization detector)
を使用したガスクロマトグラフィー(GC‐FID)に
よって分析した。GC−FID分析は、プロセスに供給
されたトリメチルクロロシランの量を基準にして62%
収率のアリルトリメチルシラン、および約10:1モル
比のアリルトリメチルシラン対1,5‐ヘキサジエン副
生物を示した。
【0021】実施例2 DEGDBE中でのマグネシウム金属と塩化アリルとト
リメチルクロロシランの反応を評価した。還流冷却器、
滴下漏斗、機械攪拌機、加熱マントルおよび窒素入口を
備えたガラスフラスコの中に、マグネシウム削り屑
(2.10モル)、DEGDBE(0.71モル)およ
びトリメチルクロロシラン(1.96モル)を装填し
た。フラスコを窒素でパージし、それから60℃に加熱
した。DEGDBEとトリメチルクロロシランを含むこ
の混合物に、滴下漏斗を使用して1.5時間かけて塩化
アリル(0.19モル)とDEGDBE(2.41モ
ル)の混合物をゆっくり添加した。混合物を70〜85
℃の温度で5時間攪拌し、そして室温に16時間冷却し
た。それから、混合物を分液漏斗に移して2相に分離し
た。アリルトリメチルシランを含有する上相はGC‐F
IDを使用したガスクロマトグラフィーによって分析
し、そしてプロセスに供給されたトリメチルクロロシラ
ンの量を基準にして82%収率のアリルトリメチルシラ
ン、および20:1モル比のアリルトリメチルシラン対
1,5‐ヘキサジエン副生物を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネシウム金属を、5〜200℃の範
    囲内の温度で、式R1 Xによって表されるハロゲン化ア
    ルケニルとハロゲン化アルケニル1モル当たり0.01
    〜6モルのジエチレングリコールジブチルエーテルとハ
    ロゲン化アルケニル1モル当たり0.1〜10モルの式
    2 a b Si X4-a-b によって表されるハロシランを
    含む混合物と接触させることを含み、R1 は炭素原子2
    〜20個からなるアルケニル基であり、そしてR2 の各
    々は独立に選ばれた炭素原子1〜12個からなる1価の
    炭化水素であり、Xは塩素または臭素から選ばれたハロ
    ゲン原子であり、aは0〜3であり、bは0〜3であ
    り、かつa+bが0〜3である、アルケニルシランの製
    造方法。
JP10134924A 1997-05-19 1998-05-18 アルケニルシランの製造方法 Pending JPH10316688A (ja)

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