JP2000044581A - 第3級ヒドロカルビルシリル化合物の製造方法 - Google Patents

第3級ヒドロカルビルシリル化合物の製造方法

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JP2000044581A JP11163649A JP16364999A JP2000044581A JP 2000044581 A JP2000044581 A JP 2000044581A JP 11163649 A JP11163649 A JP 11163649A JP 16364999 A JP16364999 A JP 16364999A JP 2000044581 A JP2000044581 A JP 2000044581A
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Binh T Nguyen
サン ニュエン ビン
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/121Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有用な立体障害のある有機ケイ素中間体の製
造方法を提供すること。 【解決手段】 有効量の銅化合物触媒の存在下でジエチ
レングリコールジブチルエーテル及び式:RMgXによ
り表されるグリニャール試薬を含む混合物と式:R1 a
SiX4-a (式中Rは炭素数4〜20の第3級ヒドロカ
ルビル基であり、各R1 は炭素数1〜20の置換又は非
置換の一価炭化水素基から独立に選ばれ、各Xはハロゲ
ン原子から独立に選ばれ、aは0〜3の整数である)に
より表されるケイ素化合物とを接触させることを含んで
なる第3級ヒドロカルビルシリル化合物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は第3級ヒドロカルビ
ルシリル化合物の製造方法である。この方法は、銅化合
物の存在下でジエチレングリコールジブチルエーテル及
び第3級ヒドロカルビルシリル基を含むグリニャール試
薬の混合物とケイ素化合物とを接触させることを含む。
本発明は、医薬産業において有用な立体障害のある有機
ケイ素中間体の製造方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】立体障害のある第3級ヒドロカルビルシ
リル化合物を製造するためにテトラヒドロフラン又はジ
エチルエーテル中で触媒としてシアン化銅を使用できる
ことが周知である。しかしながら、シアン化銅は非常に
毒性が高く、種々の環境上の有害性を示す周知の刺激性
物質である。
【0003】米国特許第5,068,386号明細書に
は、触媒量のシアノ化合物又はチオシアネート化合物の
存在下でグリニャール試薬とケイ素化合物とを反応させ
ることによる第3級ヒドロカルビルシリル化合物の製造
方法が教示されている。この方法の主な欠点は、使用さ
れる触媒が非常に毒性が高い刺激性物質であることであ
る。
【0004】米国特許第5,294,727号明細書に
は、銅化合物及び/又は第4級アンモニウム塩の存在下
で水素原子及びハロゲン原子がケイ素原子に直接結合し
ているハイドロジェンハロゲノシランと第3級アルキル
グリニャール試薬とを反応させることによる第3級炭化
水素シリル化合物の製造方法が教示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、銅化合物の
存在下でグリニャール試薬を使用するために前述の問題
の多くを避けることができる高度の立体障害のある第3
級ヒドロカルビルシリル化合物の製造方法を提供する。
さらに、この方法によると、第3級ヒドロカルビルシリ
ル化合物が容易に分離しうる2相系が生じる。さらに、
本発明の方法によって、使用される溶剤の量が実質的に
削減されるために生産設備の容量効率が向上し、その結
果として生産費が低く抑えられる。本発明の方法により
製造される第3級ヒドロカルビルシリル化合物は、シリ
ル化剤、ステロイド及びプロスタグランジンの製造にお
ける中間体として有用である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は第3級ヒドロカ
ルビルシリル化合物の製造方法である。この方法は、有
効量の銅化合物触媒の存在下でジエチレングリコールジ
ブチルエーテル及び式:RMgXにより表されるグリニ
ャール試薬の混合物と、式:R1 a SiX4-aにより表
されるケイ素化合物とを接触させることを含む。ここで
前記式中Rは炭素数4〜20の第3級ヒドロカルビル基
であり、各R1 は炭素数1〜20の置換又は非置換の一
価炭化水素基から独立に選ばれ、各Xはハロゲン原子か
ら独立に選ばれ、aは0〜3の整数である。
【0007】
【発明の実施の形態】ジエチレングリコールジブチルエ
ーテル(DEGDBE)及びグリニャール試薬を含む混
合物とケイ素化合物とを接触させることは、グリニャー
ル型の反応を実施するのに適切な標準的な反応器で行わ
れる。反応器は回分式、半回分式又は連続式のものであ
ることができる。好ましい反応器は半回分式反応器であ
る。本発明は不活性環境中で行われるべきである。従っ
て、好ましい方法において、反応器は窒素又はアルゴン
のような不活性ガスでパージされ覆われる。
【0008】本発明の方法において有用なグリニャール
試薬は式:RMgXにより表される。ここで前記式中R
は炭素数4〜20の第3級ヒドロカルビル基であり、X
は塩素又は臭素のようなハロゲン原子である。Rは、te
rt−ブチル、1,1−ジメチルプロピル及び1,1−ジ
エチルプロピルのような第3級ヒドロカルビル基;並び
に1,1−ジメチル−2−フェニルエチル及び1,1−
ジメチルベンジルのようなアリール置換された基である
ことができる。本発明の方法において有用なグリニャー
ル試薬の具体例には、t−ブチルマグネシウムクロリ
ド、t−ブチルマグネシウムブロミド、1,1−ジメチ
ルプロピルマグネシウムクロリド、1,1−ジエチルプ
ロピルマグネシウムクロリド、1,1−ジメチル−2−
フェニルエチルマグネシウムクロリド及び1,1−ジメ
チルベンジルマグネシウムクロリドが含まれる。
【0009】第3級ヒドロカルビル基を含むグリニャー
ル試薬は、DEGDBEの存在下でマグネシウム金属と
第3級ハロゲン化物とを反応させることにより調製でき
る。マグネシウム金属の調製方法及びそのマグネシウム
金属の物理的形態は当該技術分野で周知のもののいずれ
であってもよい。マグネシウム金属は粉末、チップ又は
削り屑(turnings)の形態にあることができる。マグネ
シウム金属の好ましい形態は削り屑である。
【0010】本発明の別の態様において、第3級ヒドロ
カルビルシリル化合物は「現場(in-situ )」で調製さ
れてよい。「現場(in-situ )」なる用語は、DEGD
BEの存在下でマグネシウム金属と第3級ハロゲン化物
とを反応させることにより生成した中間体グリニャール
試薬の単離を必要とせず、次に銅化合物の存在下でその
グリニャール試薬とケイ素化合物とを反応させることを
意味する。現場(in-situ )法では、反応器に第3級ハ
ロゲン化物、DEGDBE、マグネシウム金属、ケイ素
化合物及び銅化合物の全てを1段階で加える。
【0011】反応器に供給される第3級ハロゲン化物に
対するマグネシウム金属のモル比は厳密ではなく、広範
囲にわたって変わりうる。回分法では、第3級ハロゲン
化物に対するマグネシウム金属のモル比が、マグネシウ
ム金属のグリニャール試薬への実質的に完全な転化が達
成される程度に十分に過剰の第3級ハロゲン化物を提供
するようなものであることが好ましい。半回分法として
実施される場合には、マグネシウム金属は、典型的に
は、反応器に供給される第3級ハロゲン化物に対して過
剰に存在する。
【0012】他のエーテル型有機溶剤と比較した場合の
溶剤としてのDEGDBEの使用は、使用される溶剤の
量の実質的削減をもたらす。これによって、生産設備の
容量効率が向上し、生産費の削減がもたらされる。本発
明の方法において、ケイ素化合物1モル当たり0.01
〜15モルのDEGDBEを加えることができる。ケイ
素化合物1モル当たり0.1〜10モルのDEGDBE
を加える場合が好ましい。ケイ素化合物1モル当たり
0.5〜2モルのDEGDBEを加える場合がさらに好
ましい。
【0013】本発明の方法において有用なケイ素化合物
は式:R1 a SiX4-a により表される。ここで前記式
中R1 は炭素数1〜20の置換又は非置換の一価炭化水
素基であり、Xは上記定義のとおりであり、aは0〜3
の整数である。R1 は、メチル、エチル、プロピル、n
−プロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル
及びドデシルのようなアルキル基;シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチル及びシクロオクチルのようなシクロアルキル;
ビニル、アリル及びヘキセニルのようなアルケニル基;
シクロブテニル、シクロペンテニル及びシクロヘキセニ
ルのようなシクロアルケニル基;フェニル、トリル及び
ナフチルのようなアリール基;ベンジル及びβ−フェニ
ルエチルのようなアリールアルキルである。aが1又は
2であり、R1 がメチルである場合が好ましい。ケイ素
化合物の具体例には、メチルトリクロロシラン、テトラ
クロロシラン、フェニルトリクロロシラン、ジメチルジ
クロロシラン、ジフェニルジクロロシラン、ビニルトリ
クロロシラン、n−プロピルトリクロロシラン、t−ブ
チルジメチルクロロシラン、ビニルメチルジクロロシラ
ン、n−プロピルトリクロロシラン及びアリルトリクロ
ロシランがある。
【0014】本発明の方法において触媒として有用な銅
化合物は、塩化銅(II)、塩化銅(I)、硝酸銅、硫
酸銅、シアン化銅、チオシアン酸銅、酢酸銅、フッ化
銅、臭化銅、銅メトキシド及び水酸化銅からなる群から
選ばれる。これらの銅化合物は単独で又は任意の組み合
わせで使用されてよい。
【0015】本発明の方法において銅化合物の有効量
は、グリニャール試薬の第3級ヒドロカルビルシリル化
合物への前記転化率を達成する任意の量である。使用さ
れる銅化合物の量はケイ素化合物1モル当たり0.01
〜10モル%の範囲に及びうる。好ましくは、使用され
る銅化合物の量はケイ素化合物1モル当たり0.1〜5
モル%である。
【0016】本発明の方法は5〜200℃の温度範囲で
実施される。本発明の方法が30〜170℃の温度範囲
で実施されることが好ましい。本発明の方法が80〜1
00℃の温度範囲で実施されることが最も好ましい。本
発明の方法を実施する際の圧力は厳密ではなく、大気圧
から1480kPaに及びうるが、反応混合物の蒸気圧
で又はそれよりも高い圧力で実施されることが好まし
い。好ましい圧力は大気圧から963kPaまでの範囲
内にある。
【0017】本発明の方法から得られる生成物は第3級
ヒドロカルビルシリル化合物であり、原料のグリニャー
ル試薬に由来する第3級ヒドロカルビル基がケイ素原子
に直接結合して最終化合物中に存在する。ケイ素原子上
の3つの残りの置換基は、ハロゲン原子及び/又は置換
若しくは非置換の一価炭化水素基により例示される。本
発明の方法により製造される第3級ヒドロカルビルシリ
ル化合物の例には、第3級ブチル−−N−プロピルジク
ロロシラン、第3級ブチルジメチルクロロシラン、第3
級ブチルジフェニルクロロシラン、第3級ブチルメチル
ジクロロシラン、第3級ブチルメチルフェニルクロロシ
ラン、ビニル第3級ブチルジクロロシラン、第3級ブチ
ルトリクロロシラン、1,1−ジメチルベンジルジメチ
ルクロロシラン、1,1−ジメチルベンジルメチルジク
ロロシラン、1,1−ジメチルプロピルジメチルクロロ
シラン、1,1−ジメチルプロピルメチルジクロロシラ
ン及び1,1−ジメチルプロピルトリクロロシランが含
まれる。
【0018】本発明の方法を実施することにより得られ
る混合物は、静置によって、一つの相がDEGDBE中
に第3級ヒドロカルビルシリル化合物を含み、もう一つ
の相がDEGDBE中に可溶化されたマグネシウム二ハ
ロゲン化物錯体を含む二相に分離する。第3級ヒドロカ
ルビルシリル化合物は蒸留によりDEGDBEから分離
する。DEGDBEを一方又は両方の相から回収し、本
発明の方法に再使用することができる。以下の実施例に
より本発明を例示する。
【0019】
【実施例】例1 触媒なしでの(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロ
シランの製造 マグネシウム削り屑(0.79モル)及びジエチレング
リコールジブチルエーテル(DEGDBE)(1.62
モル)を、還流冷却器、滴下漏斗、機械的攪拌機、加熱
用マントル及び窒素送入口を具備するガラスフラスコに
入れた。マグネシウム削り屑を活性化するために、t−
ブチルマグネシウムクロリドのDEGDBE溶液10m
lをフラスコ内の混合物に加えた。フラスコを窒素でパ
ージし、次に65℃に2時間加熱した。t−ブチルクロ
リド(0.77モル)をフラスコ内の混合物に滴下添加
すると、13分間以内に混合物の温度は113℃に達し
た。23分後、その温度は63℃に降下し、マグネシウ
ムが消費されるまでt−ブチルクロリドの添加を30分
間続けた。炎イオン化検出器を使用するガスクロマトグ
ラフィー(GC−FID)により混合物を分析すると、
t−ブチルマグネシウムクロリドが存在することがわか
った。
【0020】n−プロピルトリクロロシラン(0.30
モル)及び前述のように調製されたt−ブチルマグネシ
ウムクロリドのDEGDBE溶液150mlをフラスコ
に入れた。即座に反応が起こったとは認められず、フラ
スコ内容物を12時間攪拌した。GC−FIDにより分
析した試料から、微量の(t−ブチル)(n−プロピ
ル)ヒドロクロロシラン及び(t−ブチル)(n−プロ
ピル)ジクロロシランの存在が示された。
【0021】例2 触媒としてチオシアン酸銅を使用しての(t−ブチル)
(n−プロピル)ジクロロシランの製造 チオシアン酸銅(0.12g)及びn−プロピルトリク
ロロシラン(0.30モル)をフラスコに入れた。例1
におけるように調製されたt−ブチルマグネシウムクロ
リドのDEGDBE溶液(150ml)をフラスコに加
える際に、フラスコ内容物の温度を67℃に保った。二
相溶液が直ちに形成された。GC−FID分析によっ
て、上相が50.0重量%のDEGDBE、37.8重
量%の未反応n−プロピルトリクロロシラン、6.2重
量%の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシラン
及び0.5重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピル)
ジクロロシランを含むことが示された。
【0022】例3 触媒として酢酸銅を使用しての(t−ブチル)(n−プ
ロピル)ジクロロシランの製造 酢酸銅(0.041g)及びn−プロピルトリクロロシ
ラン(0.41モル)をフラスコに入れた。例1におけ
るように調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドの
DEGDBE溶液(150ml)をフラスコに加える際
に、フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二相溶液
が直ちに形成され、12分後に無色に変わった。GC−
FID分析によって、上相が65.2重量%のDEGD
BE、25.2重量%の未反応n−プロピルトリクロロ
シラン、3.4重量%の(t−ブチル)(n−プロピ
ル)ジクロロシラン及び0.8重量%の(t−ブトキ
シ)(n−プロピル)ジクロロシランを含むことが示さ
れた。
【0023】例4 触媒として硫酸銅を使用しての(t−ブチル)(n−プ
ロピル)ジクロロシランの製造 硫酸銅(0.054g)及びn−プロピルトリクロロシ
ラン(0.28モル)をフラスコに入れた。例1におけ
るように調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドの
DEGDBE溶液(75ml)をフラスコに加える際
に、フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二相溶液
が形成された。GC−FID分析によって、上相が6
5.5重量%のDEGDBE、26重量%の未反応n−
プロピルトリクロロシラン、7.7重量%の(t−ブチ
ル)(n−プロピル)ジクロロシラン及び0.8重量%
の(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジクロロシランを
含むことが示された。
【0024】例5 触媒として塩化銅(Cu(I)Cl)を使用しての(t
−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシランの製造 塩化銅(I)(0.082g)及びn−プロピルトリク
ロロシラン(0.31モル)をフラスコに入れた。例1
におけるように調製されたt−ブチルマグネシウムクロ
リドのDEGDBE溶液(150ml)をフラスコに加
える際に、フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二
相溶液が5分間以内に形成された。GC−FID分析に
よって、上相が61.2重量%のDEGDBE、28.
4重量%の未反応n−プロピルトリクロロシラン、6.
5重量%の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシ
ラン及び0.4重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピ
ル)ジクロロシランを含むことが示された。
【0025】例6 触媒として塩化銅(Cu(II)Cl)を使用しての
(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシランの製造 塩化銅(II)(0.07g)及びn−プロピルトリク
ロロシラン(0.36モル)をフラスコに入れた。例1
におけるように調製されたt−ブチルマグネシウムクロ
リドのDEGDBE溶液(168g)をフラスコに加え
る際に、フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二相
溶液が5分間以内に形成された。GC−FID分析によ
って、上相が78.4重量%のDEGDBE、0重量%
の未反応n−プロピルトリクロロシラン、17.9重量
%の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシラン及
び0.6重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジ
クロロシランを含むことが示された。
【0026】例7 触媒として硝酸銅(Cu(NO3 2 )を使用しての
(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシランの製造 硝酸銅(0.06g)及びn−プロピルトリクロロシラ
ン(0.35モル)をフラスコに入れた。例1における
ように調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのD
EGDBE溶液(165g)をフラスコに加える際に、
フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二相溶液が5
分間以内に形成された。GC−FID分析によって、上
相が64.2重量%のDEGDBE、15.9重量%の
未反応n−プロピルトリクロロシラン、16.0重量%
の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシラン及び
0.1重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジク
ロロシランを含むことが示された。
【0027】例8 触媒として銅メトキシドを使用しての(t−ブチル)
(n−プロピル)ジクロロシランの製造 銅メトキシド(0.1g)及びn−プロピルトリクロロ
シラン(0.36モル)をフラスコに入れた。例1にお
けるように調製されたt−ブチルマグネシウムクロリド
のDEGDBE溶液(166g)をフラスコに加える際
に、フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二相溶液
が5分間以内に形成された。GC−FID分析によっ
て、上相が75.7重量%のDEGDBE、0重量%の
未反応n−プロピルトリクロロシラン、19.3重量%
の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシラン及び
0.8重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジク
ロロシランを含むことが示された。
【0028】例9 触媒として水酸化銅を使用しての(t−ブチル)(n−
プロピル)ジクロロシランの製造 水酸化銅(0.1g)及びn−プロピルトリクロロシラ
ン(0.36モル)をフラスコに入れた。例1における
ように調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのD
EGDBE溶液(163.5g)をフラスコに加える際
に、フラスコ内容物の温度を22℃に保った。二相溶液
が5分間以内に形成された。GC−FID分析によっ
て、上相が39.9重量%のDEGDBE、13.2重
量%の未反応n−プロピルトリクロロシラン、28.2
重量%の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシラ
ン及び1.2重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピ
ル)ジクロロシランを含むことが示された。
【0029】例10 触媒なしでのt−ブチルジメチルクロロシランの製造 ジメチルジクロロシラン(0.6ml)及び例1におい
て調製されたようなt−ブチルマグネシウムクロリドの
DEGDBE溶液150mlをフラスコに入れた。23
℃、18時間後においても反応が起こったようには見え
なかった。フラスコ内容物を65℃でさらに4時間混合
してもなお反応が起こったようには見えなかった。GC
−FIDにより分析された試料から、微量のt−ブチル
ジメチルクロロシランが示された。
【0030】例11 触媒として酢酸銅を使用してのt−ブチルジメチルクロ
ロシランの製造 酢酸銅(1.0g)及びジメチルジクロロシラン(0.
72モル)をフラスコに入れた。例1におけるように調
製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのDEGDB
E溶液(150ml)をフラスコに加える際に、フラス
コ内容物の温度を50℃に保った。5分間以内に混合物
が灰色液状の上相と黒色液状の下相を形成した。10分
後に、液状の上相は無色になった。GC−FID分析に
よって、無色の上相が15.4重量%のt−ブチルジメ
チルクロロシラン、24.0重量%のジメチルジクロロ
シラン及び39.5重量%のDEGDBEを含むことが
示された。
【0031】例12 触媒としてシアン化銅を使用してのt−ブチルジメチル
クロロシランの製造 シアン化銅(0.7g)及びジメチルジクロロシラン
(0.6モル)をフラスコに入れた。例1におけるよう
に調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのDEG
DBE溶液(100ml)をフラスコに加える際に、フ
ラスコ内容物の温度を23℃に保った。5分間以内に混
合物が黄色液状の上相と黒色液状の下相を形成した。G
C−FID分析によって、上相が16.9重量%のt−
ブチルジメチルクロロシラン、28.3重量%のジメチ
ルジクロロシラン及び48.5重量%のDEGDBEを
含むことが示された。
【0032】例13 触媒として塩化銅(I)を使用してのt−ブチルジメチ
ルクロロシランの製造 塩化銅(I)(0.7g)及びジメチルジクロロシラン
(0.7モル)をフラスコに入れた。例1におけるよう
に調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのDEG
DBE溶液(100ml)をフラスコに加える際に、フ
ラスコ内容物の温度を23℃に保った。5分間以内に混
合物が無色液状の上相と黒色液状の下相を形成した。G
C−FID分析によって、上相が10.7重量%のt−
ブチルジメチルクロロシラン、27.1重量%のジメチ
ルジクロロシラン及び43.0重量%のDEGDBEを
含むことが示された。
【0033】例14 触媒として硝酸銅を使用してのt−ブチルジメチルクロ
ロシランの製造 硝酸銅(0.62g)及びジメチルジクロロシラン
(0.62モル)をフラスコに入れた。例1におけるよ
うに調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのDE
GDBE溶液(100ml)をフラスコに加える際に、
フラスコ内容物の温度を23℃に保った。5分間以内に
混合物が黄色液状の上相と黒色液状の下相を形成した。
GC−FID分析によって、上相が17.0重量%のt
−ブチルジメチルクロロシラン、12.7重量%のジメ
チルジクロロシラン及び45.8重量%のDEGDBE
を含むことが示された。
【0034】例15 触媒として硫酸銅を使用してのt−ブチルジメチルクロ
ロシランの製造 硫酸銅(0.62g)及びジメチルジクロロシラン
(0.62モル)をフラスコに入れた。例1におけるよ
うに調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのDE
GDBE溶液(100ml)をフラスコに加える際に、
フラスコ内容物の温度を23℃に保った。5分間以内に
混合物が無色液状の上相と黒色液状の下相を形成した。
GC−FID分析によって、上相が21.1重量%のt
−ブチルジメチルクロロシラン、14.4重量%のジメ
チルジクロロシラン及び44.1重量%のDEGDBE
を含むことが示された。
【0035】例16 触媒として水酸化銅を使用してのt−ブチルジメチルク
ロロシランの製造 水酸化銅(0.62g)及びジメチルジクロロシラン
(0.62モル)をフラスコに入れた。例1におけるよ
うに調製されたt−ブチルマグネシウムクロリドのDE
GDBE溶液(100ml)をフラスコに加える際に、
フラスコ内容物の温度を23℃に保った。5分間以内に
混合物が無色液状の上相と黄色液状の下相を形成した。
GC−FID分析によって、上相が17.7重量%のt
−ブチルジメチルクロロシラン、20.2重量%のジメ
チルジクロロシラン及び43.0重量%のDEGDBE
を含むことが示された。
【0036】例17 触媒としてシアン化銅を使用しての(t−ブチル)(n
−プロピル)ジクロロシランの現場(in-situ )製造 DEGDBE(0.5モル)、マグネシウム削り屑
(0.73モル)、シアン化銅(0.0034モル)及
びn−プロピルトリクロロシラン(0.72モル)を含
む混合物を、還流冷却器、滴下漏斗、機械的攪拌機、加
熱用マントル及び窒素送入口を具備するガラスフラスコ
に入れた。t−ブチルマグネシウムクロリドのDEGD
BE溶液(12ml)を加えてマグネシウム削り屑を活
性化した。混合物を85℃に加熱し、1時間後にt−ブ
チルクロリド(1.1モル)の添加を開始した。30分
後にt−ブチルクロリドを加えると、混合物は発熱し、
温度が118℃に上昇した。DEGDBE(1.1モ
ル)を反応混合物に加えると、直ちに吸熱が起きた。t
−ブチルクロリドの添加が完了するまでの4.5時間の
間、反応混合物を85℃に保った。混合物のGC−FI
D分析によって、5.4重量%の(t−ブチル)(n−
プロピル)ジクロロシラン、0.5重量%の(t−ブチ
ル)(n−プロピル)クロロシラン、0.14重量%の
(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジクロロシランが示
された。n−プロピルトリクロロシランの転化率(%)
は、(t−ブチル)(n−プロピル)クロロシランにつ
いて17.2%、(t−ブチル)(n−プロピル)クロ
ロシランについて1.2%、(t−ブトキシ)(n−プ
ロピル)ジクロロシランについて0.4%であった。
【0037】例18 触媒として塩化銅(II)を使用しての(t−ブチル)
(n−プロピル)ジクロロシランの現場(in-situ )製
造 DEGDBE(0.45モル)、マグネシウム削り屑
(1.0モル)、塩化銅(II)(0.12g)及びn
−プロピルトリクロロシラン(1.0モル)を含む混合
物を、還流冷却器、滴下漏斗、機械的攪拌機、加熱用マ
ントル及び窒素送入口を具備するガラスフラスコに入れ
た。DEGDBE(1.05モル)及びt−ブチルクロ
リド(1.41モル)の溶液を調製した。t−ブチルマ
グネシウムクロリドのDEGDBE溶液(12.0m
l)をフラスコ内の混合物に加えてマグネシウム削り屑
を活性化し、1時間80℃に加熱した。3時間にわたっ
てt−ブチルクロリドを混合物に加えた。観測された最
高発熱温度は117℃であった。10分間後に、t−ブ
チルクロリドの添加を開始した。混合物のGC−FID
分析によって、4.4重量%の(t−ブチル)(n−プ
ロピル)ジクロロシラン及び3.6重量%の(t−ブチ
ル)(n−プロピル)クロロシランが示された。
【0038】例19 触媒として塩化銅(I)を使用しての(t−ブチル)
(n−プロピル)ジクロロシランの現場(in-situ )製
造 DEGDBE(0.40モル)、マグネシウム削り屑
(1.0モル)、塩化銅(I)(0.2g)及びn−プ
ロピルトリクロロシラン(1.0モル)を含む混合物
を、還流冷却器、滴下漏斗、機械的攪拌機、加熱用マン
トル及び窒素送入口を具備するガラスフラスコに入れ
た。DEGDBE(1.4モル)及びt−ブチルマグネ
シウムクロリド(1.5モル)の溶液を調製した。t−
ブチルマグネシウムクロリドのDEGDBE溶液(13
ml)をフラスコ内の混合物に加えてマグネシウム削り
屑を活性化し、3/4時間80℃に加熱した。8時間に
わたってt−ブチルクロリドを混合物に加えた。混合物
のGC−FID分析によって、4.4重量%の(t−ブ
チル)(n−プロピル)クロロシラン、0.07重量%
の(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシラン、
0.1重量%の(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジク
ロロシラン及び6.4重量%のDEGDBEが示され
た。
【0039】例20 触媒として酢酸銅を使用しての(t−ブチル)(n−プ
ロピル)ジクロロシランの現場(in-situ )製造 DEGDBE(0.40モル)、マグネシウム削り屑
(1.0モル)、酢酸銅(1.0g)及びn−プロピル
トリクロロシラン(1.0モル)を含む混合物を、還流
冷却器、滴下漏斗、機械的攪拌機、加熱用マントル及び
窒素送入口を具備するガラスフラスコに入れた。DEG
DBE(1.0モル)及びt−ブチルマグネシウムクロ
リド(125.0g)の溶液を調製した。t−ブチルマ
グネシウムクロリドのDEGDBE溶液(13ml)を
フラスコ内の混合物に加えてマグネシウム削り屑を活性
化し、3/4時間80℃に加熱した。5時間にわたって
t−ブチルクロリドを混合物に加えた。追加(0.7
g)の酢酸銅を混合物に加えた。混合物のGC−FID
分析によって、12.5重量%の(t−ブチル)(n−
プロピル)ジクロロシラン、1.6重量%の(t−ブチ
ル)(n−プロピル)クロロシラン及び0.04重量%
の(t−ブトキシ)(n−プロピル)ジクロロシランが
示された。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効量の銅化合物触媒の存在下でジエチ
    レングリコールジブチルエーテル及び式:RMgXによ
    り表されるグリニャール試薬を含む混合物と式:R1 a
    SiX4-a (式中Rは炭素数4〜20の第3級ヒドロカ
    ルビル基であり、各R1 は炭素数1〜20の置換又は非
    置換の一価炭化水素基から独立に選ばれ、各Xはハロゲ
    ン原子から独立に選ばれ、aは0〜3の整数である)に
    より表されるケイ素化合物とを接触させることを含んで
    なる第3級ヒドロカルビルシリル化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記銅化合物触媒が、塩化銅(II)、
    塩化銅(I)、硝酸銅、硫酸銅、シアン化銅、チオシア
    ン酸銅、酢酸銅、フッ化銅、臭化銅、銅メトキシド及び
    水酸化銅からなる群から選ばれる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 有効量の塩化銅(II)、塩化銅
    (I)、硝酸銅、硫酸銅、シアン化銅、チオシアン酸
    銅、酢酸銅、フッ化銅、臭化銅、銅メトキシド及び水酸
    化銅からなる群から選ばれる銅化合物触媒の存在下でジ
    エチレングリコールジブチルエーテル、式:RMgXに
    より表されるグリニャール試薬及び式:R1 aSiX
    4-a (式中Rは炭素数4〜20の第3級ヒドロカルビル
    基であり、各R1は炭素数1〜20の置換又は非置換の
    一価炭化水素基から独立に選ばれ、各Xはハロゲン原子
    から独立に選ばれ、aは0〜3の整数である)により表
    されるケイ素化合物を含む混合物とマグネシウム金属と
    を接触させることを含んでなる第3級ヒドロカルビルシ
    リル化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記銅化合物触媒の量が前記ケイ素化合
    物1モル当たり0.01〜10モル%である請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第3級ヒドロカルビルシリル化合物
    が(t−ブチル)(n−プロピル)ジクロロシランであ
    る請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第3級ヒドロカルビルシリル化合物
    がt−ブチルジメチルクロロシランである請求項1記載
    の方法。
JP11163649A 1998-06-11 1999-06-10 第3級ヒドロカルビルシリル化合物の製造方法 Withdrawn JP2000044581A (ja)

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