JPH1031477A - 画像表示方法およびその装置 - Google Patents

画像表示方法およびその装置

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JPH1031477A
JPH1031477A JP8184427A JP18442796A JPH1031477A JP H1031477 A JPH1031477 A JP H1031477A JP 8184427 A JP8184427 A JP 8184427A JP 18442796 A JP18442796 A JP 18442796A JP H1031477 A JPH1031477 A JP H1031477A
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image
scroll
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unit
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JP8184427A
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Kazunori Ikeno
和則 池野
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KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面にウインドウ表示されるモニタ画面
の周辺部の特定領域にカーソルが入った際、描画中の画
像等を好適なスクロール量でもって移動させることによ
り、データ入力作業の能率化が高められる画像表示方法
およびその装置を提供する。 【解決手段】 画像データ入力部22の画像データの情報
は、画像表示制御部21とスクロール処理部30を経てスク
ロール制御部20に送られ、記憶される。データ入力位置
を示すマウスカーソルがモニタ画面の周辺の特定領域に
入ったことを検出すると、マウスカーソルを特定領域に
入った位置から移動させることなく、画像データを自動
的にスクロール移動させる。この場合、スクロール移動
の開始時期および停止時期を、画像データ入力部22,マ
ウスカーソル位置入力部23,マウスカーソル位置監視部
24,マウス操作入力部25,マウスカーソル停止時間監視
部26,マウスカーソル変更表示部27,描画制御部29,ス
クロール処理部30および画面表示部31等からの画像情報
信号に基づいて、スクロール制御部20および画像表示制
御部21によって制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタ画面をウイ
ンドウ表示する画像表示方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置の表示画面に文書や画
像等の各種情報を入力作業中、表示画面の一部にモニタ
画面を割り込ませてウインドウ表示する画像表示方法お
よび装置は既知である。その場合、入力カーソルが移動
によりモニタ画面の周辺部分に達して位置すると、モニ
タ画面に表示中の画像の領域を自動的にスクロール移動
させるようにした多くの表示装置が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−348251号公報に
記載された画像表示方法がある。図9は、この画像表示
方法で用いられる表示画面の模式図を示している。表示
画面1を有し、表示画面1の一部にモニタ画面2が表示
可能となっている。表示画面1において画像データの入
力可能な範囲は、表示画面1を形成する座標軸上の座標
(X1 ,Y1 )と座標(X2 ,Y2 )との間の対角領域
であり、画像表示入力部によって入力される。また、表
示画面1内でモニタ画面2を表示できる大きさ、すなわ
ち表示範囲は、座標(x1 ,y1 )と座標(x2 ,y
2 )との間の対角領域に設定されている。モニタ画面2
の図中斜線部で示す座標(a1 ,b1 )と座標(a2
2 )の対角領域外である周辺部は、特定領域3に設定
されている。この特定領域3により額縁状に囲まれる形
で、中央部がモニタ画像領域4となっている。
【0004】したがって、黒色矢印で示す入力用カーソ
ル5が、図のようにモニタ画面2の周辺部の特定領域3
に達して入った場合、表示画面1に表示中の画像を自動
スクロール移動させる。このとき、カーソル5がモニタ
画像領域4の中央部寄りに戻るように、画像の表示範囲
を自動スクロール移動させている。これによって、画像
描画中、入力作業を一時中断し、画像の表示範囲の移動
操作を行うといった非能率操作を回避できるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
9で示す従来例にあっては、カーソル5が中央部寄りに
戻って特定領域3から外れると、その段階で画像の表示
範囲の自動スクロールは停止してしまう。そのため、現
在画像描画中のカーソル5による入力位置を好適位置に
移動し直す操作を要し、操作の能率性が十分に改善され
ていない。
【0006】したがって、本発明の目的は、表示画面に
モニタ画面をウインドウ表示する機能を有するもので、
モニタ画面の周辺部の特定領域にカーソルが入って位置
した際、描画中の画像等を好適なスクロール量でもって
移動させることにより、データ入力作業の能率化が高め
られる画像表示方法およびその装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示方法
は、表示画面にモニタ画面をウインドウ表示し、表示中
の画像データをスクロール移動させるにあたって、デー
タ入力位置を示すカーソルがモニタ画面の周辺の特定領
域に入ったことを検出すると、カーソルを特定領域に入
った位置から移動させることなく、画像データを自動的
にスクロール移動させる。この場合、スクロール移動の
開始時期および停止時期は、画像データ入力部,マウス
カーソル位置入力部,カーソルがマウスカーソルである
場合のマウスカーソル位置監視部,マウス操作入力部,
マウスカーソル停止時間監視部,マウスカーソル変更表
示部,描画制御部,スクロール処理部および画面表示部
等からの画像情報信号に基づいて、スクロール制御部お
よび画像表示制御部の制御によって行われる。
【0008】モニタ画面の特定領域に入ったマウスカー
ソルをその位置から変動させず、特定領域に入ったこと
を検出する信号に基づいた制御でもって、画像データを
好適なスクロール量で移動させる。そのため、現在画像
描画中のカーソル入力位置を好適位置に移動し直す操作
の煩わしさが解消される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による画像表示方法
およびその装置の実施の形態について、図面を参照して
詳細に説明する。
【0010】図1に示すように、画像表示装置は、液晶
表示装置(LCD)等による表示画面10を備えてい
る。表示画面10においてデータ入力作業中、画面の1
個所もしくは複数個所にモニタ画面11をウインドウ表
示させることができる。モニタ画面11には、表示画面
10に表示された例えば(あ,い,う,え,お)といっ
た画像データ12を表示可能である。
【0011】文書や画像等のデータを入力する手段とし
て、図示しない周知のキーボード上のテンキー等からな
る各種入力キーおよび通称マウスが用いられる。表示画
面10において表示可能な範囲は、データの入力位置を
示す座標軸でいうところの座標点(X1 ,Y1 )と、座
標点(X2 ,Y2 )との間の対角領域R1 に設定されて
いる。
【0012】モニタ画面11は、表示画面10に表示さ
れる入力データのうち、座標点(x 1 ,y1 )と座標点
(x2 ,y2 )との間の対角領域R2 に相当する大きさ
の範囲で表示可能である。また、このモニタ画面11の
図中斜線部で示す周辺部は特定領域R3 として設定され
ている。特定領域R3 の境界から内側の座標点(A1
1 )と座標点(A2 ,B2 )との間の対角領域は、中
央のモニタ画像表示領域R4 となっている。
【0013】一方、図2に示すように、画像表示装置の
画面制御系を構成する部分として、表示中の画像等をス
クロール移動させる際に、その開始時期と停止時期を制
御するスクロール制御部20が設けられている。また、
スクロール制御部20と並んで画面制御系の中枢であ
り、画面表示に関する制御を行う画像表示制御部21が
設けられている。
【0014】図2において、装置各部は次のように構成
されている。まず、画像データ入力部22が設けられて
いる。画像データ入力部22は、表示画面10に画像デ
ータを入力し、この画像データを内部データに変換して
画像情報を設定するようになっている。
【0015】また、マウスカーソル位置入力部23が設
けられ、図1に矢印13で示すマウスのカーソル位置を
座標データとして検出し、座標データ信号を出力するよ
うになっている。
【0016】また、マウスカーソル位置監視部24が設
けられ、マウスカーソル位置入力部23から出力された
マウスカーソル13の現在位置を示す座標データ信号を
監視している。このマウスカーソル位置監視部24は、
マウスカーソル13がモニタ画面11の周辺に設定され
た特定領域R3 に入った否かを検出する。マウスカーソ
ル13が特定領域R3 に入ったと判断した場合、その検
出信号を出力してスクロール制御部20に送るようにな
っている。
【0017】また、マウス操作入力部25が設けられて
いる。マウスには、通常、実行(Yes)操作ボタンと
キャンセル(No)操作ボタンの2つが設けられてい
る。マウス操作入力部25は、両操作ボタンのいずれか
一方が押し込まれてオン状態か、あるいは離されてオフ
状態か、といったマウス操作内容を検出する。検出され
たマウス操作のオン/オフ信号はスクロール制御部20
に送られる。
【0018】また、マウスカーソル停止時間監視部26
が設けられている。前述のように、マウスカーソル位置
監視部24は、マウスカーソル13がモニタ画面11の
周辺の特定領域R3 に入ると、その検出信号をスクロー
ル制御部20に送ることが説明された。スクロール制御
部20は、マウスカーソル13が特定領域R3 に入った
という報知信号を受け取り、それを指令信号としてマウ
スカーソル停止時間監視部26に送るようになってい
る。スクロール制御部20から送られたその指令信号に
よって、マウスカーソル停止時間監視部26は、マウス
カーソル13がモニタ画面11の特定領域R3 に入って
停止した停止時間を検出するようになっている。すなわ
ち、停止時間がある一定の時間を超えると、超えたこと
の判断信号を出力してスクロール制御部20に送り返す
ようになっている。
【0019】また、マウスカーソル変更表示部27が設
けられ、マウスカーソル13の表示状態を変更させるよ
うになっている。すなわち、スクロール制御部20から
出力された表示変更の指示信号により、マウスカーソル
13がモニタ画面11の特定領域R3 に入った場合は、
マウスカーソル13の状態を変更して表示できるように
なっている。
【0020】さらに、次の各部が設けられている。モニ
タ画面11における特定領域R3 の表示状態を変更して
表示する特定領域変更表示部28を有し、描画機能選択
中であるか否かの判断を行う描画制御部29を有し、画
像データ12のスクロール量を算出してスクロール処理
を行うスクロール処理部30を有している。そして、前
記各部からの情報を受け取って画像データ12の表示を
行い、かつマウスカーソル13と特定領域R3 の表示を
行う画面表示部30が設けられている。
【0021】次に、以上の画像表示装置による表示方法
および動作フローについて、図3〜図5のフローチャー
トを参照して説明する。
【0022】表示画面10では、対角領域R1 による表
示範囲で(あ,い,う,え,お)といった画像データ1
2が入力される。画像データ入力部22は、表示画面1
0に入力された画像データ12を内部データに変換して
画像情報を設定する。画像データ12は、図1に示すよ
うに、モニタ画面11にウインドウ表示される。
【0023】スクロール制御部20は、各部から画像情
報を受け取って以下の制御を行う。画像データ12に関
する情報が、画像表示制御部21からスクロール処理部
30を経由して入力される。モニタ画面11における対
角領域R2 を示す座標データと、周辺部の特定領域R3
を示す座標データをそれぞれ記憶している。また、マウ
スカーソル位置入力部23から出力されたマウスカーソ
ル13に現在位置を示す座標データを記憶する。スクロ
ール制御部20からは、画像表示制御部21に画像デー
タ12の表示範囲をスクロール処理部30を経て送り、
マウス表示状態をマウスカーソル変更表示部27を経て
送り、またモニタ画面11の特定領域R 3 を特定領域変
更表示部28を経て送る。
【0024】画像表示制御部21においては、各部から
送られてきた画像情報を処理し、画像データ12を表示
するために画面表示部31を起動させる。図1に示すよ
うに、必要時は、モニタ画面11に画像データ12を表
示させる。
【0025】次に、画像データ12をスクロール移動さ
せる制御が以下のように行われる。まず、ステップS1
(以下、単にS1のように表す)において、描画制御部
29からの情報に基づいて「描画処理選択中」か否かが
判断される。選択中(Yes)ならば、S2以下の動作
フローに移行する。選択されていない場合(No)、制
御ENDとなる。
【0026】S2において、マウスカーソル位置入力部
23は、マウスカーソル13の現在位置を座標データと
して検出し、座標データ信号を出力してスクロール制御
部20に送る。この段階で、自動スクロールの必要があ
るかないかが問われる(S3)。必要なし(Yes)と
判断されるとS4のステップに進む。自動スクロールが
必要と判断すると(No)、次のS5に進む。
【0027】S5において、マウスカーソル位置監視部
24によってマウスカーソル13の座標データがモニタ
画面11の特定領域R3 に入っているか否か判断され
る。図6に示すように、マウスカーソル13が特定領域
3 に入ったこと(Yes)を検出すると、マウスカー
ソル位置監視部24から検出信号がスクロール制御部2
0に送られる。
【0028】S6では、スクロール制御部20はマウス
カーソル変更表示部27に指令信号を送り、マウスカー
ソル変更表示部27からの出力信号によって、マウスカ
ーソル13の表示状態がスクロール処理を促す形状に変
更される。
【0029】ここで、モニタ画面11の特定領域R3
入った際、そこでのマウスカーソル13の停止時間がマ
ウスカーソル停止時間監視部26によってカウンタされ
る。マウスカーソル13の停止時間はマウスカーソル停
止時間監視部26に予め設定して記憶されている。この
設定された一定時間は、自動スクロール移動を開始する
までの待ち状態となるものであり、マウスが操作される
までの待機状態となる。すなわち、スクロール制御部1
0からの指令によってスクロール開始するまで、その間
は待機状態となる。
【0030】次に、図4に示すS7においては、スクロ
ール制御部20の待機状態にあって、マウス操作入力部
25が操作者によりマウスの操作ボタンが押し込まれて
ON状態になっているか(Yes)、解放されたOFF
状態(No)かを検出する。操作ボタン解放のOFF状
態となっている場合、次のS8において、マウス操作入
力部25はマウスの位置が前回の位置と同様か否かを検
出する。マウス位置が不変で同一位置であれば(Ye
s)、次のS9にてマウスカーソル13の停止時間が一
定時間を超えた段階(Yes)で、マウスカーソル停止
時間監視部26からスクロール移動の開始を要請する通
報がスクロール制御部20に送られる。
【0031】これより、S11以下の各ステップからな
る『第1モード』の自動スクロール処理が開始される。
【0032】第1モードでは、まずS11において、ス
クロール処理部29は画像データ12のスクロール量を
算出し、このスクロール量として例えば1ページ分量を
設定などする(S12)。次いで、スクロール処理が開
始され、マウス操作によってマウスカーソル13が移動
されて位置変更されるまで、その間、連続的なスクロー
ル移動が行われ(S13)、画面表示部31に表示され
る(S19)。
【0033】一方、前述のS7のステップに戻って、マ
ウス操作入力部25によってマウスの操作ボタンが押し
込まれてON状態(Yes)の場合、S10に進行す
る。S10では、マウス操作入力部25によりマウスの
操作ボタンが押し込まれた状態から、その後解放された
(Yes)という情報が検出されると、S14以下の各
ステップからなる『第2モード』の自動スクロール処理
が開始される。
【0034】第2モードでは、まずS14において、ス
クロール処理部29は画像データ12のスクロール量を
算出し、このスクロール量として例えば1ページ分量を
設定などする(S15)。次いで、スクロール処理が開
始され、マウス操作によってマウスカーソル13が移動
されて位置変更されるまで、この場合はスクロール移動
が1回のみ行われ、画面表示部31に表示される(S1
9)。
【0035】また、前述のS10の段階において、マウ
スの操作ボタンが押し込まれ続けていること(No)が
検出されると、S16以下の各ステップからなる『第3
モード』の自動スクロール処理が開始される。
【0036】この第3モードでは、第1、第2モードと
同様に、まずS16において、スクロール処理部29は
画像データ12のスクロール量を算出し、このスクロー
ル量として例えば2ページ分量を設定などする(S1
7)。次いで、スクロール処理が開始され、マウス操作
によってマウスカーソル13が移動されて位置変更され
るまで、その間、連続的なスクロール移動が行われ(S
18)、画面表示部31に表示される(S19)。ただ
し、この第3モードでは、第1モードの連続的スクロー
ル速度よりも早く処理が行われる。
【0037】次に、自動スクロール処理によって画像デ
ータ12の移動が行われると、S20において、モニタ
画面11の周辺の特定領域R3 の表示状態が特定領域変
更表示部28によって行われる。
【0038】次のS21では、前述の各モードで設定さ
れたスクロール量による自動スクロール処理を終えたか
否かが判断される。スクロール処理部29によって、所
定のスクロール処理を終えた場合(Yes)、スクロー
ル処理が続行中であればそれを停止させる(S22)。
【0039】なお、本発明は、以上の実施の形態に限定
されるものではなく、図7に示す第2の実施の形態も可
能である。第1の実施の形態では、図1で示されたよう
に、モニタ画面11の周辺に特定領域R3 が設けられ
た。これに対して、第2の実施の形態では、マウスカー
ソル位置監視部24によるマウスカーソル13の位置の
座標データ検出をさらに高精度にするため、特定領域R
3 をa,b,c・・・hのように細分化している。これ
によって、マウスカーソル13が特定領域R3 における
全方位のいずれかの場所に入った際、自動スクロール開
始の応答性が高められる。
【0040】また、図8は、本発明の第3の実施の形態
を示している。この場合は、モニタ画面11の周辺の特
定領域R3 を、領域R4 の中央表示領域に向かって放射
状に相似状に小さく区分けしたr1 ,r2 ・・・からな
っている。このように設定することによって、例えば放
射状に遠い部分の特定領域r1 にマウスカーソル13が
入った場合、多量にスクロールさせる。マウスカーソル
13が放射状の中心に近くなるほど、特定領域r2 ,r
3 ・・・に入ると、それに応じて少量にスクロールさせ
ることができる。そのため、視覚的なスクロール処理が
可能となる利点がある。
【0041】以上の各実施の形態から明らかなように、
マウスカーソル13が、モニタ画面11の周辺の特定領
域R3 の上方向、下方向、右方向、左方向のいずれに入
ったても、同様な自動スクロール移動が高精度で応答性
良好に行なうことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明の画像表示方法およびその装置
は、マウスカーソル等の入力用カーソルがモニタ画面の
周辺に設けた特定領域に入った際、カーソルが特定領域
から外れた段階で画像の表示範囲の自動スクロールが停
止してしまうといった従来の不具合が解消され、特定領
域に入ったカーソルの位置を変更せずに、所要のスクロ
ール量で画像の表示範囲をスクロール移動させることが
でき、画像等の描画入力作業中、操作の能率性が格段に
向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像表示装置のモニ
タ画面を示す模式図である。
【図2】実施の形態の画像表示装置の各部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施の形態の画像表示装置の動作フローを示す
フローチャートである。
【図4】図3に続く画像表示装置の動作フローを示すフ
ローチャートである。
【図5】図4に続く画像表示装置の動作フローを示すフ
ローチャートである。
【図6】実施の形態において、マウスカーソル位置がモ
ニタ画面の周辺の特定領域に入った状態を示す模式図で
ある。
【図7】第2の実施の形態によるモニタ画面の周辺の特
定領域を細分化した形態を示す模式図である。
【図8】第3の実施の形態によるモニタ画面の周辺の特
定領域を細分化した形態を示す模式図である。
【図9】従来例の画像表示方式における表示画面とモニ
タ画面を示す模式図である。
【符号の説明】
10 表示画面 11 モニタ画面 12 画像データ 13 マウスカーソル R3 モニタ画面の周辺の特定領域 20 スクロール制御部 21 画像表示制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面にモニタ画面をウインドウ表示
    し、表示中の画像データをスクロール移動させる画像表
    示方法において、 画像情報に基づいて画像制御系が、データ入力位置を示
    すカーソルが前記モニタ画面の周辺の特定領域に入った
    ことを検出し、この検出信号に基づいて出力された制御
    信号によって、前記カーソルが前記特定領域に入った位
    置から移動することなく、前記画像データをスクロール
    移動させる制御を行うことを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】前記画像制御系は、スクロール移動の開始
    時期および停止時期を制御するスクロール制御部および
    画像表示制御部を有することを特徴とする請求項1に記
    載の表示方法。
  3. 【請求項3】画像データ入力部に入力された画像データ
    を内部データに変換して画像情報を設定し、 前記カーソルがマウスカーソルであるとき、マウスカー
    ソル監視部は、前記マウスカーソルが前記モニタ画面の
    周辺の特定領域に入っているか否かを監視して、前記特
    定領域に入っていることの検出信号を出力し、 マウス操作入力部は、マウス操作ボタンが押し込まれて
    オン状態または解放されたオフ状態かを検出してオン/
    オフ信号を出力し、 前記マウスカーソル位置監視部からの検出信号に基づい
    て、マウスカーソル停止時間監視部は、前記マウスカー
    ソルの前記特定領域における停止時間を計測すると共
    に、停止時間が所定時間を超えたことの検出信号を出力
    し、 前記スクロール制御部から出力された画面表示指示信号
    によって、マウスカーソル変更表示部は前記マウスカー
    ソルの表示状態を変更して表示し、 前記各部から出力された信号に基づいてスクロール処理
    部は画像データのスクロール量を算出し、 前記スクロール制御部は、前記スクロール処理部から出
    力されたスクロール量の情報に、前記マウスカーソルを
    位置不変の状態で前記画像データをスクロール移動させ
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】前記スクロール量は、前記マウス操作入力
    部のボタン操作状態に対応させた数種のモード毎に異な
    ることを特徴とする請求項3に記載の画像表示方法。
  5. 【請求項5】表示画面にモニタ画面をウインドウ表示
    し、表示中の画像データをスクロール移動させる機能を
    有する画像表示装置において、 前記モニタ画面の周辺に設けられた特定領域に入ったデ
    ータ入力カーソルが位置不変の状態で、前記画像データ
    をスクロール移動させるスクロール制御部および画像表
    示制御部を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】画像データを内部データに変換して画像情
    報を設定する画像データ入力部と、 前記カーソルがマウスカーソルであり、このマウスカー
    ソルが前記モニタ画面の周辺の特定領域に入っているか
    否かを監視し、前記特定領域に入ったことの検出信号を
    出力するマウスカーソル位置監視部と、 操作ボタンが押し込まれてオン状態か、または解放され
    たオフ状態かを検出してオン/オフ信号を出力するマウ
    ス操作入力部と、 前記マウスカーソル位置監視部からの検出信号に基づい
    て、前記マウスカーソルの前記特定領域における停止時
    間を計測すると共に、停止時間が所定時間を超えたこと
    の検出信号を出力するマウスカーソル停止時間監視部
    と、 前記スクロール制御部から出力された画面表示指示信号
    によって、前記マウスカーソルの表示状態を変更して表
    示するマウスカーソル変更表示部と、 前記各部からの出力信号による画像情報に基づき、画像
    データのスクロール量を算出するスクロール処理部と、
    によって構成されたことを特徴とする請求項5に記載の
    画像表示装置。
  7. 【請求項7】画像データを内部データに変換して画像情
    報を設定する画像データ入力部と、 前記カーソルがマウスカーソルであり、このマウスカー
    ソルが前記モニタ画面の周辺の特定領域に入っているか
    否かを監視し、前記特定領域に入ったことの検出信号を
    出力するマウスカーソル位置監視部と、 操作ボタンが押し込まれてオン状態か、または解放され
    たオフ状態かを検出してオン/オフ信号を出力するマウ
    ス操作入力部と、 前記マウスカーソル位置監視部からの検出信号に基づい
    て、前記マウスカーソルの前記特定領域における停止時
    間を計測すると共に、停止時間が所定時間を超えたこと
    の検出信号を出力するマウスカーソル停止時間監視部
    と、 前記スクロール制御部から出力された画面表示指示信号
    によって、前記マウスカーソルの表示状態を変更して表
    示するマウスカーソル変更表示部と、 前記各部からの出力信号による画像情報に基づき、画像
    データのスクロール量を算出するスクロール処理部と、 前記特定領域の表示状態を変更して表示する特定領域変
    更表示部と、 前記画像データ入力部からの画像データおよび前記特定
    領域変更表示部からの特定領域表示データの制御を含
    む、前記スクロール制御部からの制御信号に基づいて表
    示信号を出力する画像表示制御部と、 この画像表示制御部から出力された表示信号に基づいて
    画像データを表示する画面表示部と、によって構成され
    たことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
JP8184427A 1996-07-15 1996-07-15 画像表示方法およびその装置 Pending JPH1031477A (ja)

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