JPH10313915A - 指 輪 - Google Patents

指 輪

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JPH10313915A
JPH10313915A JP13230397A JP13230397A JPH10313915A JP H10313915 A JPH10313915 A JP H10313915A JP 13230397 A JP13230397 A JP 13230397A JP 13230397 A JP13230397 A JP 13230397A JP H10313915 A JPH10313915 A JP H10313915A
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JP
Japan
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ring
ring members
members
section
shape
Prior art date
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Withdrawn
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JP13230397A
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English (en)
Inventor
Takashi Sato
孝 佐藤
Moriyoshi Nakajima
司悦 中島
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MURAO KK
Original Assignee
MURAO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は指輪に関し、結婚指輪、婚約指輪等
に使用されるほかペンダントに使用され、複数個のリン
グ構成体相互を開閉可能に結合して対向する内側面に被
着者の結婚日、婚約日等の記念日、名前、メッセージ、
品位証明等を示す文字、記号、数字等の表示が内部に隠
され、ファッション性と斬新性に富む。 【解決手段】 複数個のリング構成体1A,1Bを所望
位置に設けたヒンジ3にて対向する方向イに開閉可能に
枢着してファッシヨン性と斬新性に富み、指輪2として
使用するほか、ヒンジにてリング構成体を開いてペンダ
ントとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指輪に関し、例えば
結婚指輪、また婚約指輪等に最適に使用され、またファ
ッションリングとして使用されるほか、ペンダントとし
て使用することもでき、複数個のリング構成体相互を開
閉可能に結合して対向する内側面に被着者の結婚日、婚
約日、成年月日等の記念日、名前、メッセージ、品位証
明等を示す文字、記号、数字、マーク等の所望の表示は
内部に隠されて表示し、ファッション性と斬新性に富む
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、結婚指輪には、例えば図23およ
び図24、または図25および図26に示すものがあ
る。すなわち、金、銀、プラチナ等の貴金属やそれらの
合金にて図23および図24に示すように断面略半円形
に形成されたり、図25および図26に示すように断面
矩形の板状をなして正面略環状等のシンプルな外形のリ
ング体Rに形成されるものが多かった。そしてこのリン
グ体Rの内周面に、被着者の結婚日m1 、指輪の贈呈者
や受領者の名前m2 、メッセージ、指輪形成材料を示す
品位証明m3、品質表示m4 等の文字、記号、数字、マ
ーク等を刻印する等して表示がなされていた。このよう
に結婚指輪は、記念としての意味合いが強く、デザイン
的にもいつまでも飽きを覚えることにないように外形が
シンプルな正面略環状のリング体Rに形成されるので、
ファッション性に欠けるものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図23および図24、
または図25および図26に示す上記従来の結婚指輪
は、例えば金、銀、プラチナ等の貴金属やそれらの合金
にて断面略半円形や断面矩形の板状をなし、正面略環状
のシンプルな外形のリング体Rに形成されているので、
ファッション性に欠け、しかも斬新性がなく、変化が少
ないものであった。また被着者の結婚日m1 、指輪の贈
呈者や受領者の名前m2 、メッセージ、指輪形成材料を
示す品位証明m3 、品質表示m4 等の文字、記号、数
字、マーク等の表示は、リング体Rの内周面に手作業や
刻印機を用いて刻印をする等して表示がなされているの
で、表示を形成するのに狭いスペースに切削工具を移動
して刻印が行わなければならないという制限を受けるた
め、熟練した技術を必要として作業もしづらく、多くの
時間と手間とがかかっていた。しかも、指輪を長時、使
用することにより、これらの刻印個所が磨耗して表示が
不鮮明になって表示内容が読み取れなくなることがあっ
た。また、刻印個所にごみが詰まるので、時折、洗浄が
必要となり、多くの手間がかかり厄介であった。しかも
図23および図24や図25および図26に示す結婚指
輪は、指輪として使用することを意図したものであり、
ペンダントとして使用するものではなかった。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされ、ファッ
ション性と斬新性とに富み結婚指輪、婚約指輪、そのほ
かの記念指輪として最適に使用がなされるとともに指輪
のほかペンダントとして使用が行え、また結婚日、指輪
の贈呈者や受領者の名前、メッセージ、指輪形成材料を
示す品位証明、品質表示等の文字、記号、数字、マーク
等の表示の刻印作業がスペースに制限を受けることなく
容易且つ確実に行え、また指輪をして使用する通常時に
は外部から隠されて表示が長時鮮明に維持されるととも
に必要時に見ることができ、しかもごみが刻印個所に詰
まることなく洗浄に要する手間が省け、また構造堅牢に
して製作および組付が容易で安価に製作が行える指輪を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされ、その請求項1によると、複数個のリング構成
体を所望位置に設けたヒンジにて対向する方向に開閉可
能に枢着し、前記リング構成体相互は係止手段により係
脱可能に係止するという手段を採用した。
【0006】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記リング構成体の対向する内壁面には被着者の結婚
日、成年月日等を示す記念日、指輪の贈呈者や受領者の
名前、メッセージ、指輪形成材料を示す品位証明、品質
表示等の文字、記号、数字、マーク等を表示するという
手段を採用した。
【0007】また本発明の請求項3は、請求項1または
請求項2において、前記リング体は、対向する方向に略
180度の開閉角度をもってヒンジにて開閉可能に枢着
されるという手段を採用した。
【0008】また本発明の請求項4は、請求項1、また
は請求項2、請求項3の何れかにおいて、前記リング構
成体が2個で1対にて形成されるという手段を採用し
た。
【0009】また本発明の請求項5は、請求項1、また
は請求項2、請求項3の何れかにおいて、前記リング構
成体が3個で1対にて形成されるという手段を採用し
た。
【0010】また本発明の請求項6は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて、2
個のリング構成体が夫々断面略四半円形に形成され、該
リング構成体相互が閉じられた時の全体形状が断面略か
まぼこ状に形成されるという手段を採用した。
【0011】また本発明の請求項7は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて、2
個のリング構成体が夫々断面略四半円形に形成され、該
リング構成体相互が閉じられた時の全体形状が正面略楕
円形に形成されるという手段を採用した。
【0012】また本発明の請求項8は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて、2
個のリング構成体が夫々断面略直角三角形に形成され、
該リング構成体相互が閉じられた時の全体形状が断面略
三角に形成されるという手段を採用した。
【0013】また本発明の請求項9は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて、2
個のリング構成体が夫々断面略矩形乃至断面略台形にて
形成され、該リング構成体相互が閉じられた時の全体形
状が断面多角形に形成されるという手段を採用した。
【0014】また本発明の請求項10は、請求項1、ま
たは請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて、
2個のリング構成体のうち一方は断面略半円形に形成さ
れ、他方のリング構成体は断面略半円形が連続した双子
山形状に形成されることにより、該リング構成体相互が
閉じられた時の全体形状が3連続の山形に形成されると
いう手段を採用した。
【0015】また本発明の請求項11は、請求項1、ま
たは請求項2、請求項3、請求項5の何れかにおいて、
3個のリング構成体は断面略矩形に形成され、該リング
構成体相互が閉じられた時の全体形状が断面多角形に形
成されるという手段を採用した。
【0016】また本発明の請求項12は、請求項1、ま
たは請求項2、請求項3、請求項5の何れかにおいて、
3個のリング構成体は断面略半円形に形成され、該リン
グ構成体相互が閉じられた時の全体形状が3連続の山形
に形成されるという手段を採用した。
【0017】また本発明の請求項13は、請求項1にお
いて、前記リング構成体相互は、厚み方向へ略波形乃至
は略弧状に変化する不均一な厚さの対向する内壁面を周
方向に亘り形成するという手段を採用した。
【0018】また本発明の請求項14は、請求項1、ま
たは請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求
項11、請求項12、請求項13の何れかにおいて、前
記リング構成体相互が同金属または同種合金により形成
されるという手段を採用した。
【0019】また本発明の請求項15は、請求項1、ま
たは請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求
項11、請求項12、請求項13の何れかにおいて、前
記リング構成体相互が異金属または異合金により形成さ
れるという手段を採用した。
【0020】また本発明の請求項16は、請求項1にお
いて、前記ヒンジは、リング構成体の何れか1つの所望
位置に突設された雄状凸部と、該雄状凸部が遊嵌される
ように他のリング構成体の対応位置に設けられた雌状凹
部と、前記リング構成体相互が対向する方向に交叉して
前記雄状凸部内に貫通され、両端部が前記雌状凹部の対
向する内壁面に回動可能に遊嵌されるピン体とから成る
という手段を採用した。
【0021】また本発明の請求項17は、請求項1にお
いて前記ヒンジは、対向するリング構成体の対応位置に
設けた雌状凹部内に遊嵌される雄状連結体と、前記リン
グ構成体相互が対向する方向に交叉して前記雌状連結体
に貫通され、両端部が前記雌状凹部の対向する内壁面に
遊嵌されて回動可能になる所望複数本のピン体とから成
るという手段を採用した。
【0022】また本発明の請求項18は、請求項1、ま
たは請求項3、請求項16、請求項17の何れかにおい
て、前記ヒンジは、宝石、宝玉、装飾体が被着される台
部の外側面が形成されるという手段を採用した。
【0023】本発明の請求項19は、請求項1におい
て、前記リング構成体は、適宜係止手段により係脱可能
に係止されるという手段を採用した。
【0024】本発明の請求項20は、請求項19におい
て、前記係止手段は、リング構成体の対向する内壁面の
一方に設けた雄状の係止片と、該係止片の係止頭部が係
脱可能に係入される正面略有端環状の係合環部を内縁に
装着した係合穴とから成形されるという手段を採用し
た。
【0025】本発明の請求項21は、請求項19におい
て、前記係止手段は、磁石の吸引力により行われるとい
う手段を採用した。
【0026】また本発明の請求項22は、請求項19に
おいて、前記係止手段は、宝石、宝玉、装飾体等を装着
可能にリング構成体の一方に設けられた台部と、該台部
に係脱可能に他方のリング構成体の略対応位置に設けら
れた雄状の係止片とから形成されるという手段を採用し
た。
【0027】また本発明の請求項23は、請求項1、ま
たは請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7、請求項8、請求項10、請求項11、請
求項12、請求項13、請求項14、請求項16、請求
項17、請求項18、請求項19、請求項20、請求項
21、請求項22の何れかの記載において、爪掛溝を前
記リング構成体相互の対向する内側面の外周側の全周ま
たは一部に形成するという手段を採用した。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6に従って本発
明の第1実施例を結婚指輪に適用した場合について説明
する。1A,1Bは指輪2を形成すべき2個で1対のリ
ング構成体であり、このリング構成体1A,1Bは所望
位置に設けたヒンジ3によって対向する方向イに開閉可
能に枢着される。4は係止手段であり、この係止手段4
はリング構成体1A,1B相互を係脱可能に係止するた
めのものである。
【0029】2個の前記リング構成体1A,1Bは、こ
の実施例では金、銀、プラチナ等の貴金属またはそれら
の合金、またはステンレス、ニッケル、アルミニウム、
真鍮、銅、チタン等の卑金属やそれらの合金により図5
に示すように夫々断面略四半円形に形成され、そして該
リング構成体1A,1B相互が閉じられた時の全体形状
が断面略かまぼこ状に形成される。また2個のリング構
成体1A,1B相互は、上記した金属によって同金属ま
たは同種合金により形成されてもよいし、または上記し
た金属よりなる異金属または異合金により形成されるこ
とによりファッション性とデザイン性とをもたせること
もできる。
【0030】5は前記リング構成体1A,1Bの対向す
る内壁面6a,6bに刻印機等を使用して刻印すること
により被着者の結婚日を表す数字よりなる表示である。
7は同じくリング構成体1A,1Bの対向する内壁面6
a,6bに刻印される指輪2の贈呈者や受領者の名前を
示す文字よりなる表示である。8は指輪2の形成材料の
品位証明を示す数字、記号、文字、マークよりなる表示
である。9は同じく指輪2の品質証明を示す数字、文字
等よりなる表示である。リング構成体1A,1Bの内壁
面6a,6bに刻印機により表示5,表示7,表示8,
表示9等を刻印するのには、ヒンジ3においてリング構
成体1A,1Bを図1に示すように開けば、リング構成
体1A,1Bに対して上方から工具(図には示さず)を
移動することにより従来のようにスペースに制限を受け
ることなく容易且つ確実に刻印が行なえる。
【0031】前記ヒンジ3は、図1、図2に示すように
リング構成体1A,1Bの何れか1つのリング構成体1
Aの所望位置に突設された雄状凸部10と、該雄状凸部
10が遊嵌されるように他のリング構成体1Bの対応位
置に設けられた雌状凹部11と、前記リング構成体1
A,1B相互が対向する方向に交叉して前記雄状凸部1
0内に貫通され、両端部12a,12aが前記雌状凹部
11の対向する内壁面11a,11aに回動可能に遊嵌
されるピン体12とからなる。そしてヒンジ3にて枢着
されたリング構成体1A,1Bは、対向する方向イに略
180度の開閉角度θをもって開閉可能に枢着される。
【0032】リング構成体1A,1B相互を係止するた
めの前記係止手段4は、リング構成体1A,1Bの対向
する内壁面6a,6bのうち一方の内壁面6aに設けた
雄状の係止片13と、該係止片13の略球状の係止頭部
13aが係脱可能に係入される正面略有端環状の係合環
部13bを内縁に装着した係合穴13cとから成形され
る。
【0033】14はリング構成体1A,1B相互の対向
する内壁面6a,6bの外周側の全周に形成される爪掛
溝であり、ヒンジ3を中心としてリング構成体1A,1
B相互を容易に開くためのものである。
【0034】15は図7、図8に示すように指輪2をヒ
ンジ3にて略180度の開閉角度θによって開いて1対
のリング構成体1A,1Bにより略8字状を形成するこ
とにより指輪2をペンダントPとして使用する場合に、
首から吊り下げるためのチェーンである。
【0035】本発明の第1実施例は以上の構成からな
り、金、銀、プラチナ等の貴金属やそれらの合金、また
はステンレス、ニッケル、アルミニウム、真鍮、銅、チ
タン等の卑金属やそれらの合金を用いて断面略四半円形
に形成された2個のリング構成体1A,1Bは所望位置
に設けたヒンジ3によって枢着され、係止手段4により
係止されているので、図5に示すように閉じた場合に全
体形状が断面略かまぼこ状に形成されることにより指輪
2として使用される。この際、リング構成体1A,1B
は貴金属やその合金等の同金属または同種合金により形
成されてもよいが、例えば金やその合金とプラチナやそ
の合金のようにリング構成体1Aとリング構成体1Bと
を異金属または異種合金により形成すれば、いわゆるコ
ンビネーションの指輪2が形成される。このように形成
される指輪2は、ファッション性とデザイン性に富み、
見栄えのする斬新な仕上がりに形成される。
【0036】そして2個のリング構成体1A,1Bの対
向する内壁面6a,6b、すなわち一方のリング構成体
1Aの内壁面6aには被着者の結婚日を示す数字よりな
る表示5が刻印機により刻印される等して表わされ、ま
た指輪2の形成材料を示す品位証明を示す数字、記号、
文字よりなる表示8と数字、記号、文字、マーク等より
なる品位証明を示す表示9が表わされ、他方のリング構
成体1Bの内壁面6bには指輪2の贈呈者や受領者の名
前を示す文字よりなる表示7が表されている。これらの
表示5,7,8,9は、リング構成体1A,1Bをヒン
ジ3の設置個所において略180度の開閉角度θにて対
向する方向イに開くことにより、テーブル上に展開すれ
ば、リング構成体1A,1Bに対して上方から工具を縦
横に移動することにより、従来のようにスペースに制限
を受けながら刻印機の工具を移動して刻印することがで
き、表示がなされる。そして、指輪2として使用する場
合には、2個のリング構成体1A,1Bが閉じられるこ
とによりこれらの表示5,7,8,9は指輪2内に隠さ
れて外部には表れない。従って、指輪2として長時使用
しても、指との摩擦により表示5,7,8,9は磨耗す
ることなく鮮明に維持されるとともに表示5,7,8,
9の刻印個所にごみが詰まることがなく、洗浄作業は省
ける。
【0037】そして2個のリング構成体1A,1Bの対
向する内壁面6a,6bに示された被着者の結婚日を示
す数字等の表示5、指輪2の贈呈者や受領者の名前、指
輪2の成形材料の品位証明を示す表示8、品質表示を示
す表示9を見たいという必要時には、リング構成体1
A,1Bの対向する内壁面6a,6bの外周面の全周に
設けた爪掛溝14内に爪をかけてリング構成体1A,1
Bをヒンジ3にて対向する方向イにこじ開ける。この
時、ヒンジ3は、リング構成体1A,1Bの何れか1
つ、本実施例ではリング構成体1Aの所望位置に突設し
た雄状凸部10を他のリング構成体1Bの対応位置に設
けた雌状凹部11内に遊嵌し、リング構成体1A,1B
の対向する方向イに交叉して前記雄状凸部10内に貫通
したピン体12の両端部12a,12aを雌状凹部11
の対向する内壁面11a,11bに回動可能に遊嵌して
いる構造なので、2個のリング構成体1A,1Bは係止
手段4の雄状の係止片13が係合穴13cの内縁に装着
した係合環部13bから係合が外れることによりピン体
12を回動支軸として対向する方向イに確実に且つ円滑
に開かれる。こうしてリング構成体1A,1Bの対向す
る内壁面6a,6bに表わされた結婚日を示す表示5、
贈呈者や受領者の名前を示す表示7、指輪2の品位証明
を示す表示8、品質表示を示す表示9を随時見ることが
できる。
【0038】2個のリング構成体1A,1Bの対向する
内壁面6a,6bに結婚日を示す表示5、指輪2の贈呈
者や受領者を示す表示7、指輪2の品位証明を示す表示
8等を見終わった後は、開かれているリング構成体1
A,1Bをヒンジ3のピン体12を回動支軸として対向
する方向イに押圧して閉じると、リング構成体1A,1
Bはずれや捻じれを生ずることなく、所定位置に重ね合
わされるようになる。そして係止手段4の略球状の係止
頭部13aが係合穴13cの内縁に装着された正面略環
状の係合環部13b内に如何なる方向からのリング構成
体1A,1Bに対する押圧によっても係合穴13c内に
容易且つ確実に係入されて収容されることにより、リン
グ構成体1A,1Bは内壁面6a,6bが密接して不用
意に開くことなく確実に一体化する。こうして指輪2と
して使用することができる。
【0039】また指輪2は指に嵌めるようにして使用す
るのに限らず、図7に示すように2個のリング構成体1
A,1Bをヒンジ3にて8字状に開き、その後にチェー
ン15を8字状に開かれたリング構成体1A,1Bの双
方に挿入して首にかけることによりペンダントPとして
吊り下げて使用することができる。また図8に示すよう
に、ヒンジ3を中心に8字状に開かれた2個のリング構
成体1A,1Bは、リング構成体1A,1Bの何れかに
チェーン15を挿入して首にかけることによりペンダン
トPとして吊り下げて使用することもできる。
【0040】図9は本発明の第2実施例であり、この実
施例では2個で1対のリング構成体1A,1Bを対向す
る方向イに開閉可能に枢着するためのヒンジ3′は、対
向するリング構成体1A,1Bの対応位置に設けた雌状
凹部11,11内に遊嵌される雄状連結体10′と、前
記リング構成体1A,1B相互が対向する方向イに交叉
して前記雄状連結体10′に貫通され、両端部12a,
12a;12a,12aが前記雌状凹部11,11の対
向する内壁面11a,11a;11a,11aに遊嵌さ
れて回動可能になる所望複数本のピン体12,12とか
らなる点が前記第1実施例と異なり、そのほかは前記実
施例と同様の構成、作用・効果を奏する。
【0041】図10は本発明の第3実施例であり、この
実施例では2個のリング構成体1A,1Bのうち一方の
リング構成体1Bは断面略半円形に形成され、他方のリ
ング構成体1Aは断面略半円形が2連続した双子山形状
に形成されることにより、該リング構成体1A,1B相
互が閉じられた時の全体形状が見かけ上3連続の山形に
形成されたことにより、デザイン的に3本のリング構成
体を重ね合わせて斬新性を発揮するようにした点が前記
第1実施例、および第2実施例とは異なる構成であり、
作用を奏する。また本実施例では同一の金属を用いてリ
ング構成体1A,1Bを形成してもよいし、リング構成
体1Aとリング構成体1Bの外側の一山を同一の金属に
形成するとともに2連続した双子山形状の内側の1山を
異金属により形成するようにすれば、コンビネーション
の指輪2を形成し、ゴウジャスで見栄えがする。
【0042】図11は本発明の第4実施例であり、この
実施例では3個のリング構成体1A,1B,1Cで1対
を形成し、これらのリング構成体1A,1B,1Cは中
央に配置されるリング構成体1Bの左右両側に設けた雄
状凸部10,10を両側に配置されるリング構成体1
A,1Cの対応位置に設けた雌状凹部11,11に挿入
し、ピン体12,12をリング構成体1A,1B,1C
が対向する方向イとは交叉して挿入することによりリン
グ構成体1Bに対してリング構成体1A,1Cを夫々対
向する方向イ,イにヒンジ3,3にて開閉可能に枢着し
た。しかも、リング構成体1A,1B,1C相互は対向
する内壁面6a,6b;6a,6bに設けた係止手段
4,4により係脱可能に係止されることにより1つの指
輪2を形成するようにした。この実施例で3個のリング
構成体1A,1B,1Cは断面略半円形に形成され、該
リング構成体1A,1B,1C相互が閉じられた時の全
体形状が3連続の山形に形成されるが、図示するものは
例示であり、例えば3個のリング構成体1A,1B,1
Cは断面多角形に形成され、該リング構成体1A,1
B,1C相互が閉じられた時に断面多角形に形成されて
もよい。そしてこの実施例においてヒンジ3,3は、中
央に配置されるリング構成体1Bの左右の両側に突設さ
れた雄状凸部10,10と、該雄状凸部10,10が遊
嵌されるように他のリング構成体1A,1Cの対応位置
に設けられた雌状凹部11,11と、前記リング構成体
1A,1B,1C相互が対向する方向イ,イに交叉して
前記雄状凸部10,10内に貫通され、両端部12a,
12a;12a,12aが前記雌状凹部11,11の対
向する内壁面11a,11a;11a,11aに回動可
能に遊嵌されるピン体12,12とから形成されるほか
は前記第1実施例とは異なる構成、作用である。
【0043】また図12に示すものは本発明の第5実施
例であり、この実施例も3個のリング構成体1A,1
B,1Cで1対を形成し、これらのリング構成体1A,
1B,成体1Cは例えば左右一側に配置されるリング構
成体1Aの内側面に設けた雄状凸部10を中央および左
右他側に設けたリング構成体1B,1Cとの対応位置に
設けた雌状凹部11,11内に挿入し、ピン体12,1
2をリング構成体1A,1B,1Cが対向する方向イ,
イとは交叉して挿入することによりリング構成体1Aに
対してリング構成体1B,1Cを夫々対向する方向イ,
イにヒンジ3,3にて開閉可能に枢着し、リング構成体
1A,1B,1C相互は対向する内壁面6a,6b;6
a,6bに設けた係止手段4,4により係脱可能に係止
するようにした点が前記第4実施例とは異なる構成、作
用であるほか、前記各実施例と同様な構成、作用があ
る。
【0044】また図13に示すものは本発明の第6実施
例であり、この実施例では2個で1対のリング構成体1
A,1Bが夫々断面略四半形に形成されてヒンジ3にて
開閉可能に枢着され、該リング構成体1A,1B相互が
閉じられた時の全体形状が正面略楕円形に形成したこと
により、第1実施例よりもリング構成体1A,1Bにボ
リューム感があるゴウジャスな感じを与えるようにした
ほかは前記第1実施例と同様の構成、作用である。
【0045】図14に示すものは本発明の第7実施例で
あり、この実施例ではヒンジ3により対向する方向イに
開閉可能に枢着される2個で1対のリング構成体1A,
1Bが夫々断面略直角三角形に形成され、該リング構成
体1A,1B相互が閉じられた時の指輪2の全体形状が
断面略三角に形成されることにより、指輪2の外形に外
観的なシャープ感を与えて入射光線に対する反射性を増
大することによってきらびやかを増すようにしたほかは
前記各実施例と同様な構成・作用がある。
【0046】図15に示すものは本発明の第8実施例で
あり、この実施例では2個で1対のリング構成体1A,
1Bが夫々断面矩形に形成され、該リング構成体1A,
1B相互が閉じられた時の指輪2の全体形状が断面四角
形に形成される構成によりいわゆる平打形状の指輪2を
形成したほかは前記各実施例と同様な構成、作用であ
る。
【0047】また図16に示すものは本発明の第9実施
例であり、この実施例では2個で1対のリング構成体1
A,1Bが夫々断面略台形に形成され、該リング構成体
1A,1B相互が閉じられた時の指輪2の全体形状を断
面五角形に形成するようにしたほかは前記各実施例と同
様な構成、作用である。
【0048】図17に示すものは本発明の第10実施例
であり、この実施例では2個で1対のリング構成体1
A,1B相互は、厚み方向tへ略波形に変化する不均一
な厚さの対向する内壁面6a,6bを周方向Wに亘り形
成したことにより、ヒンジ3にて対向する方向イにリン
グ構成体1A,1Bを開閉可能に枢着して指輪2にデザ
イン的に変化をもたらし、リング構成体1A,1B相互
を閉じた際に厚み方向tへ変化する不均一な厚さに周方
向Wに亘って形成した略波形の内壁面6a,6bが密接
されることによりリング構成体1A,1Bの周方向Wの
不用意なずれ動きやねじれを防止するようにした。
【0049】図18に示すものは本発明の第11実施例
であり、この実施例では2個のリング構成体1A,1B
相互は、厚み方向tへ略弧状に変化する不均一な厚さの
対向する内壁面6a,6bを同様に周方向Wに亘り形成
したことにより、ヒンジ3にて対向する方向イにリング
構成体1A,1Bを開閉し、リング構成体1A,1B相
互を閉じた際に周方向Wの不用意なずれ動きやねじれを
防止し、リング構成体1A,1Bにデザインに変化をも
たらした。
【0050】図19に示すものは本発明の第12実施例
であり、この実施例では結婚指輪というよりは、婚約指
輪、そのほかの記念指輪やファッションリング等に最適
な指輪2を提供するものである。そしてこの実施例では
2個で1対のリング構成体1A,1Bを開閉可能に枢着
するためのヒンジ3を宝石20、宝玉、そのほかの装飾
体が被着される台部21に外側面を形成した構成によ
り、宝石20等を指輪2に取付けたことによって指輪2
の装飾性を高め、ファッション性を発揮するようにし
た。またこの実施例では、シンプルなデザイン、形状を
なした結婚指輪とは異なり、指輪2に宝石20を取付け
てゴウジャスにしたのに伴いリング構成体1A,1Bの
対向する内壁面6a,6bに表わされる表示5は、被着
者の結婚日に代えて成年月日や婚約日等の記念日を示す
数字、または愛や記念のメッセージ等を刻印機により表
示する。
【0051】また図20に示すものは本発明の第13実
施例であり、この実施例は指輪2がファッションリング
等に最適なものである。この実施例では、2個で1対を
なすリング構成体1A,1Bを相互に係止するための係
止手段4が、宝石20、宝玉、装飾体等を装着可能に一
方のリング構成体1Aに設けた台部21′と、該台部2
1′に係脱可能に他方のリング構成体1Bの対応位置に
設けた雄状の係止片13′とから形成される。そしてこ
の実施例では宝石20等を取付けるための台部21′を
利用して係止手段13′を形成することにより、係止手
段13′の部品点数を削減するようにした。
【0052】また指輪2の外形は正面略円形や正面略楕
円形に形成されるものに限らず、例えば図21に示すよ
うに正面六角形に形成されるものであってもよく、また
図22に示すように正面八角形に形成されるものであっ
てもよい。しかも指輪2の指挿入孔は図示するものは正
円孔に形成されているが、これに限ることなく楕円孔で
あったり、多角孔に形成されてものであってもよく、外
形は図示するものに限らず、自由に形成される。
【0053】また図示の各実施例では係止手段4の係止
片13をリング構成体1Aに形成し、この係止片13が
係合可能になる係合穴13cをリング構成体1Bに形成
しているが、反対に係合穴13cをリング構成体1Aに
形成し、係止片13をリング構成体1Aに形成すること
により、リング構成体1A,1B相互を係合するように
してもよい。また係止手段は図示する上記各実施例のよ
うにリング構成体の何れか一方の対向する内壁面に設け
た係止片13をリング構成体の何れか他方の対向する内
壁面に設けた係合穴13cに係脱可能に係合するように
するほか、磁石による吸引力によりリング構成体相互を
係脱可能に係合するようにしたものであってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数個のリング
構成体を所望位置に設けたヒンジにて対向する方向に開
閉可能に枢着したので、ファッション性と斬新性とに富
み、結婚指輪、婚約指輪、そのほかの記念指輪として最
適な指輪を形成することができるとともに指輪のほかペ
ンダントとして使用することができる。また結婚日、指
輪の贈呈者や受領者の名前、メッセージ、指輪の形成材
料を示す品位証明、品質表示等の文字、記号、数字、マ
ーク等の表示は、ヒンジにて枢着されたリング構成体の
対向する内壁面に表わされるので、リング構成体をヒン
ジ個所にて開くことにより表示の刻印作業はスペースに
制限を受けることなく熟練した技術を必要とすることな
く作業効率がよく容易且つ確実に行なえる。しかもこれ
らの表示は指輪として使用する通常時には、指輪内に隠
されて外部からは見えないので、長時指輪を指に嵌めて
使用する場合に、鮮明に維持されるとともに必要時には
リング構成体相互を開いて見ることができる。従って、
ごみが刻印個所に詰まることなく洗浄作業を必要としな
いで済むため、洗浄に必要な手間が省ける。また指輪を
形成する複数個のリング構成体相互は、対向する方向に
ヒンジにて開閉可能に枢着されるので、リング構成体の
開閉に際してヒンジには無理な力を生ずることなく正確
且つ円滑にリング構成体相互を開閉することができ、構
造堅牢にして製作および組付が容易になり、量産可能で
製作コストを安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2個のリング構成体をヒンジを介して
開いた状態の第1実施例を示す拡大斜面図である。
【図2】同じく2個のリング構成体を分解した状態を示
す拡大斜面図である。
【図3】同じく2個のリング構成体相互を閉じた状態を
示す拡大斜面図である。
【図4】同じくリング構成体相互を閉じた状態を示す正
面図である。
【図5】同じくリング構成体相互を閉じた状態を示す拡
大断面図である。
【図6】同じく本実施例を構成する係止手段を示す拡大
断面図である。
【図7】同じく指輪のリング構成体相互を開いてペンダ
ントとして使用する一例を示す斜面図である。
【図8】同じく指輪のリング構成体相互を開いてペンダ
ントとして使用する他例を示す斜面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す分解拡大底面図であ
る。
【図10】本発明の第3実施例を示す分解拡大底面図で
ある。
【図11】本発明の第4実施例を示す分解拡大底面図で
ある。
【図12】本発明の第5実施例を示す分解拡大底面図で
ある。
【図13】本発明の第6実施例を示す正面図である。
【図14】本発明の第7実施例を示し、2個のリング構
成体相互を閉じた拡大断面図である。
【図15】本発明の第8実施例を示し、2個のリング構
成体相互を閉じた拡大断面図である。
【図16】本発明の第9実施例を示し、2個のリング構
成体相互を閉じた拡大断面図である。
【図17】本発明の第10実施例を示し、2個のリング
構成体相互を閉じた拡大斜面図である。
【図18】本発明の第11実施例を示し、2個のリング
構成体相互を閉じた拡大斜面図である。
【図19】本発明の第12実施例を示す正面図である。
【図20】本発明の第13実施例を示す拡大斜面図であ
る。
【図21】本発明の第14実施例を示す正面図である。
【図22】本発明の第15実施例を示す正面図である。
【図23】従来の結婚指輪の一例を示す拡大斜面図であ
る。
【図24】同じく拡大断面図である。
【図25】従来の結婚指輪の他例を示す拡大斜面図であ
る。
【図26】同じく拡大断面図である。
【符号の説明】
1A リング構成体 1B リング構成体 2 指輪 3 ヒンジ 4 係止手段 5 表示 6a 内壁面 6b 内壁面 7 表示 8 表示 9 表示 10 雄状凸部 11 雌状凹部 12 ピン体 13 係止片 13c 係合穴

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のリング構成体を所望位置に設け
    たヒンジにて対向する方向に開閉可能に枢着したことを
    特徴とする指輪。
  2. 【請求項2】 前記リング構成体の対向する内壁面には
    被着者の結婚日、成年月日等を示す記念日、指輪の贈呈
    者や受領者の名前、メッセージ、指輪形成材料を示す品
    位証明、品質表示等の文字、記号、数字、マーク等を表
    示したことを特徴とする請求項1に記載の指輪。
  3. 【請求項3】 前記リング構成体は、対向する方向に略
    180度の開閉角度をもってヒンジにて開閉可能に枢着
    されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の指輪。
  4. 【請求項4】 前記リング構成体が2個で1対にて形成
    されることを特徴とする請求項1、または請求項2、請
    求項3の何れかに記載の指輪。
  5. 【請求項5】 前記リング構成体が3個で1対にて形成
    されることを特徴とする請求項1、または請求項2、請
    求項3の何れかに記載の指輪。
  6. 【請求項6】 2個のリング構成体が夫々断面略四半円
    形に形成され、該リング構成体相互が閉じられた時の全
    体形状が断面略かまぼこ状に形成されることを特徴とす
    る請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4の何
    れかに記載の指輪。
  7. 【請求項7】 2個のリング構成体が夫々断面略四半円
    形に形成され、該リング構成体相互が閉じられた時の全
    体形状が正面略楕円形に形成されることを特徴とする請
    求項1、または請求項2、請求項3、請求項4の何れか
    に記載の指輪。
  8. 【請求項8】 2個のリング構成体が夫々断面略直角三
    角形に形成され、該リング構成体相互が閉じられた時の
    全体形状が断面略三角に形成されることを特徴とする請
    求項1、または請求項2、請求項3、請求項4の何れか
    に記載の指輪。
  9. 【請求項9】 2個のリング構成体が夫々断面略矩形乃
    至は断面略台形にて形成され、該リング構成体相互が閉
    じられた時の全体形状が断面多角形に形成されることを
    特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3、請求
    項4の何れかに記載の指輪。
  10. 【請求項10】 2個のリング構成体のうち一方は断面
    略半円形に形成され、他方のリング構成体は断面略半円
    形が連続した双子山形状に形成されることにより、該リ
    ング構成体相互が閉じられた時の全体形状が3連続の山
    形に形成されることを特徴とする請求項1、または請求
    項2、請求項3、請求項4の何れかに記載の指輪。
  11. 【請求項11】 3個のリング構成体は断面略矩形に形
    成され、該リング構成体相互が閉じられた時の全体形状
    が断面多角形に形成されることを特徴とする請求項1、
    または請求項2、請求項3、請求項5の何れかに記載の
    指輪。
  12. 【請求項12】 3個のリング構成体は断面略半円形に
    形成され、該リング構成体相互が閉じられた時の全体形
    状が3連続の山形に形成されることを特徴とする請求項
    1、または請求項2、請求項3、請求項5の何れかに記
    載の指輪。
  13. 【請求項13】 前記リング構成体相互は、厚み方向へ
    略波形乃至は略弧状に変化する不均一な厚さの対向する
    内壁面を周方向に亘り形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の指輪。
  14. 【請求項14】 前記リング構成体相互が同金属または
    同種合金により形成されることを特徴とする請求項1、
    または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
    項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請
    求項11、請求項12、請求項13の何れかに記載の指
    輪。
  15. 【請求項15】 前記リング構成体相互が異金属または
    異種合金により形成されることを特徴とする請求項1、
    または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
    項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請
    求項11、請求項12、請求項13の何れかに記載の指
    輪。
  16. 【請求項16】 前記ヒンジは、リング構成体の何れか
    1つの所望位置に突設された雄状凸部と、該雄状凸部が
    遊嵌されるように他のリング構成体の対応位置に設けら
    れた雌状凹部と、前記リング構成体相互が対向する方向
    に交叉して前記雄状凸部内に貫通され、両端部が前記雌
    状凹部の対向する内壁面に回動可能に遊嵌されるピン体
    とから成る請求項1に記載の指輪。
  17. 【請求項17】 前記ヒンジは、対向するリング構成体
    の対応位置に設けた雌状凹部内に遊嵌される雄状連結体
    と、前記リング構成体相互が対向する方向に交叉して前
    記雄状連結体に貫通され、両端部が前記雌状凹部の対向
    する内壁面に遊嵌されて回動可能になる所望複数本のピ
    ン体とから成る請求項1に記載の指輪。
  18. 【請求項18】 前記ヒンジは、宝石、宝玉、装飾体が
    被着される台部に外側面が形成されたことを特徴とする
    請求項1、または請求項3、請求項16、請求項17の
    何れかに記載の指輪。
  19. 【請求項19】 前記リング構成体相互は、適宜係止手
    段により係脱可能に係止されることを特徴とする請求項
    1に記載の指輪。
  20. 【請求項20】 前記係止手段は、リング構成体の対向
    する内壁面の一方に設けた雄状の係止片と、該係止片の
    係止頭部が係脱可能に係入される正面略有端環状の係合
    環部を内縁に装着した係合穴とから成形されることを特
    徴とする請求項19に記載の指輪。
  21. 【請求項21】 前記係止手段は、磁石の吸引力により
    行われることを特徴とする請求項19に記載の指輪。
  22. 【請求項22】 前記係止手段は、宝石、宝玉、装飾体
    等を装着可能にリング構成体の一方に設けられた台部
    と、該台部に係脱可能に他方のリング構成体の略対応位
    置に設けられた雄状の係止片とから形成されることを特
    徴とする請求項19に記載の指輪。
  23. 【請求項23】 爪掛溝を前記リング構成体相互の対向
    する内壁面の外周側の全周または一部に形成したことを
    特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求
    項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項1
    4、請求項16、請求項17、請求項18、請求項1
    9、請求項20、請求項21、請求項22の何れかに記
    載の指輪。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002089630A1 (en) * 2001-05-10 2002-11-14 Nikolaos Glavas Multi split system of five rings for the manufacturing of jewels and specifically rings and bracelets
JP2006522667A (ja) * 2003-04-10 2006-10-05 スティーヴン クレッチマー 磁気的に引き付け可能な宝飾品用構成部品
JP2013514154A (ja) * 2009-12-18 2013-04-25 ビッセリエ,クロード 同心の回転可能リング
CN106723723A (zh) * 2017-01-16 2017-05-31 山东梦金园珠宝首饰有限公司 多功能首饰
CN108669723A (zh) * 2018-08-31 2018-10-19 法斗时尚(深圳)投资有限责任公司 一种易拆卸戒指

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