JPH10313435A - 時間計測装置及び方法 - Google Patents

時間計測装置及び方法

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JPH10313435A
JPH10313435A JP9122222A JP12222297A JPH10313435A JP H10313435 A JPH10313435 A JP H10313435A JP 9122222 A JP9122222 A JP 9122222A JP 12222297 A JP12222297 A JP 12222297A JP H10313435 A JPH10313435 A JP H10313435A
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良 伊藤
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信一 末永
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仁 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的な表示が行なえると共に、正確な再生
時間を計測できる時間計測装置及び方法を提供する。 【解決手段】 ビテオデータの処理を画面数Mからなる
ブロック単位で行なう。ブロックのブロック番号Nと、
1秒間当たりの画面数Lとから、再生時間を(N・M/
L)として演算して、再生時間を求める。また、1秒毎
にアップカウントして再生時間を求める。(N・M/
L)の剰余が0となるブロック番号のときに、(N・M
/L)により演算して求めた再生時間により、1秒毎に
アップカウントして求めた再生時間を較正する。これに
より、これにより、秒数の連続が保てると共に、誤差が
累積しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、番組が絶えず記
録媒体に記録されるようなテレビジョン受像機において
再生時間を表示するに用いて好適な時間計測装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送を楽しんでいる最中
に、突然、電話の呼出しが鳴ったり、来客があり、放送
番組を見逃してしまうことが良くある。テレビジョン放
送番組を見逃してしまうと、再放送される番組を除い
て、その番組は二度と見ることはできない。短期間のう
ちに再放送される番組はまれであり、ニュース番組やス
ポーツ番組は、殆どの場合には、再放送されていない。
したがって、多くの場合、テレビジョン放送番組を見逃
してしまうと、その番組は二度と見ることはできないこ
とになる。
【0003】また、映画やドラマの名場面、重要人物の
インタビュー、スポーツ番組のハイライトシーン等、放
送番組を見ていて、保存しておきたい場面が突然に始ま
る場合がある。このような場合、直ちにVTRをセット
しても、その場面に間に合わず、その場面を録画できな
いようなことが良くある。
【0004】そこで、本願発明者は、放送番組を見てい
る最中に、その番組を絶えず記録媒体に記録するような
テレビジョン受像機を提案している。このようなテレビ
ジョン受像機では、突然の電話の呼出しや来客があって
も、その番組を遡って再生することができ、番組を見逃
すことがなくなる。また、その番組を簡単に保存してお
くことができ、記録しておきたい番組が突然始まっても
対処できる。
【0005】また、本願発明者は、このように番組を絶
えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機にお
ける記録媒体として、ハードディスクドライブを用いる
ことを提案している。従来、ビデオ信号を記録する記録
媒体としては、磁気テープが広く用いられている。とこ
ろが、磁気テープはアクセス速度が遅く、このようなテ
レビジョン受像機に用いられる記録媒体として用いるの
は困難である。また、半導体メモリを用いることが考え
られるが、大容量の半導体メモリは非常に高価であると
共に、半導体メモリでは、電源が落とされると保存して
おいた番組が消えてしまい、番組を長く保存しておくよ
うな場合に不向きである。これに対して、ハードディス
クドライブは、大容量で、アクセス速度も十分に速い。
【0006】このように、ハードティスクドライブが内
蔵されたテレビジョン受像機において、ハードディスク
ドライブに記録されたビデオデータを再生する場合に、
再生時間が表示できるようにすることが望まれる。再生
時間を表示させる場合、例えば、読み出されたフィール
ド数から再生時間を演算により求めることが考えられ
る。
【0007】つまり、例えば、フィールド数Mを1ブロ
ックとしてビテオデータの処理を行なっている場合、1
秒間当たりのフィールド数をLとすると、ブロック番号
Nの再生時間Tは、 T=N・M/L として演算できる。
【0008】例えば、ハードディスクドライブからのデ
ータを64フィールドを1ブロックをとして処理した場
合、NTSC方式の1秒間当たりのフィールド数は60
フィールドであるから、1ブロック当たりの時間は、 (M/L)=(64/60)秒 である。したがって、ブロック番号Nの再生時間Tは、 T=N・64/60 として演算できる。
【0009】このようにして、ブロック番号から再生時
間を求めると、図7に示すようになる。例えば、図7に
示すように、ブロックナンバ「130」の所が「2分1
8秒」となり、ブロックナンバ「131」の所が「2分
19秒」、ブロックナンバ「132」の所が「2分20
秒」、ブロックナンバ「133」の所が「2分21
秒」、ブロックナンバ「134」の所が「2分22秒」
となっていく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にしてブロック番号から再生時間を演算すると、1ブロ
ックのフィールド数が1秒間当たりのフィールド数より
多いため、1ブロック当たりに進む時間は1秒よりも大
きい値となる。このため、このようにして求められたタ
イマ値には、連続しなくなる所が生じる。
【0011】つまり、図7では、ブロックナンバ「13
4」の所が「2分22秒」となり、ブロックナンバ「1
35」の所が「2分24秒」となり、「2分23秒」が
抜けてしまう。このような秒数の抜け生じてタイマ値が
不連続になると不自然であると共に、秒数を単位として
アクセスしようとした場合に、問題が生じる。
【0012】なお、1秒毎に進むカウンタを用いて再生
時間を表示すれば、このようなカウント値の抜けは生じ
ないが、この場合には、実際の再生時間と、1カウンタ
の進む時間との誤差が堆積し、正しい再生時間の表示が
行なえないという問題がある。
【0013】したがって、この発明の目的は、連続的な
表示が行なえると共に、正確な再生時間を計測できる時
間計測装置及び方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、ビテオデー
タの処理を画面数Mからなるブロック単位で行い、ブロ
ックのブロック番号Nと、1秒間当たりの画面数Lとか
ら、再生時間を(N・M/L)として演算する第1の時
間カウント手段と、1秒毎にアップカウントして再生時
間を演算する第2の時間カウント手段と、(N・M/
L)の剰余が0となるブロック番号のときに、第1の時
間カウント手段により求められる再生時間により、第2
の時間カウント手段から求められる再生時間を較正する
手段とを備えるようにしたことを特徴とする時間計測装
置である。
【0015】ビデオ信号の処理を、画面数Mからなるブ
ロック単位で行なう。そして、ブロックのブロック番号
Nと、1秒間当たりの画面数Lとから、再生時間を(N
・M/L)として、再生時間を求める。このようにして
求められた再生時間は、秒数が連続しない所が生じる場
合がある。一方、1秒毎にアップカウントして再生時間
を演算すると、実際の再生時間との誤差が生じることが
ある。この発明では、(N・M/L)の剰余が0となる
ブロック番号のときに、1秒毎にアップカウントして再
生時間を、(N・M/L)により求められた再生時間に
より更新している。これにより、秒数の連続が保てると
共に、誤差が累積しない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。この発明は、テレビジョ
ン受像機にハードディスクドライブが内蔵されているテ
レビジョン受像機に適用できる。このようなハードディ
スクドライブが備えられたテレビジョン受像機では、見
逃したシーンや再度見たいシーンを遡って再生したり、
所望の番組を記録再生したりというようなことが可能に
なる。
【0017】図1は、この発明が適用できるテレビジョ
ン受像機の構成を示すものである。図1において、アン
テナ1で受信された受信信号は、チューナ回路2に供給
される。チューナ回路2には、システムコントローラ1
0からチャンネル設定信号が供給される。チューナ回路
10で、このチャンネル設定信号に基づいて、所望の受
信チャンネルの信号が選択され、この信号が中間周波数
信号に変換される。
【0018】チューナ回路2の出力が映像中間周波数回
路3に供給される。映像中間周波数回路3で、チューナ
回路2からの中間周波数信号が増幅され、この信号がビ
デオ検波される。これにより、例えばNTSC方式のコ
ンポジットビデオ信号が得られる。このビデオ信号がビ
デオソース切り替えスイッチ5の一方の入力端子5Aに
供給される。また、中間周波数回路3の出力の例えば
4.5MHzのビート成分から音声信号が検波される。
この出力が音声復調回路12に供給される。
【0019】ビデオソース切り替えスイッチ5の他方の
入力端子5Bには、外部ビデオ入力端子6からのビデオ
信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ5に
は、システムコントローラ10からセレクト信号が供給
される。ビデオソース切り替えスイッチ5により、受信
されたテレビジョン放送に基づくビデオ信号と、外部ビ
デオ入力端子6からのビデオ信号とが切り替えられる。
【0020】ビデオソース切り替えスイッチ5の出力が
ビデオ信号処理回路7に供給される。ビデオ信号処理回
路7により、NTSC方式のコンポジットビデオ信号か
ら輝度信号Yとクロマ信号Cとが分離され、更に、クロ
マ信号Cから色差信号U、Vが復調され、コンポーネン
トビデオ信号Y、U、Vが形成される。このコンポーネ
ントビデオ信号Y、U、Vは、スイッチ回路8の端子8
Aに供給されると共に、ビデオ信号をハードディスクド
ライブ30に保存するために、A/Dコンバータ21に
供給される。スイッチ回路8の他方の入力端子8Bに
は、ハードディスクドライブ30からの再生画面を出力
するために、D/Aコンバータ35の出力が供給され
る。
【0021】スイッチ回路8は、受信しているテレビジ
ョン放送又は外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号に
基づく画面と、ハードディスクドライブ30からの再生
画面とを切り替えるためのものである。スイッチ回路8
は、システムコントローラ10により制御される。受信
しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子6か
らのビデオ信号に基づく画面を映出する場合には、スイ
ッチ回路8が端子8A側に切り替えられる。ハードディ
スクドライブ30からの再生画面を映出する場合には、
スイッチ回路8が端子8B側に切り替えられる。
【0022】スイッチ回路8の出力が映像出力回路9に
供給される。映像出力回路9は、スイッチ回路8からの
コンポーネットビデオ信号Y、U、Vから、3原色信号
R、G、Bを形成するマトリクス回路と、この3原色信
号R、G、Bをドライブしてカラー受像管11に供給す
るための映像増幅回路とを有する。映像出力回路9で、
スイッチ回路8からのコンポーネントビデオ信号Y、
U、Vが3原色信号R、G、Bに変換され、カラー受像
管11に供給される。
【0023】また、中間周波数回路3の出力の例えば
4.5MHzのビート成分から検波れた音声信号は、音
声復調回路12に供給される。音声復調回路12で、オ
ーディオ信号が復調される。このオーディオ信号がオー
ディオソース切り替えスイッチ13の入力端子13Aに
供給される。
【0024】オーディオソース切り替えスイッチ13の
他方の端子13Bには、外部オーディオ入力端子14か
らのオーディオ信号が供給される。オーディオソース切
り替えスイッチ13により、受信されたテレビジョン放
送に基づくオーディオ信号と、外部オーディオ入力端子
14からのオーディオ信号とが選択される。
【0025】オーディオソース切り替えスイッチ13の
出力は、スイッチ回路15の端子15Aに供給されると
共に、音声信号をハードディスクドライブ30に保存す
るために、A/Dコンバータ25に供給される。スイッ
チ回路15の他方の入力端子15Bには、ハードディス
クドライブ30からの音声信号を出力するために、D/
Aコンバータ38の出力が供給される。
【0026】スイッチ回路15は、受信しているテレビ
ジョン放送又は外部オーディオ入力端子14からのオー
ディオ信号と、ハードディスクドライブ30から再生さ
れたオーディオ信号との切り替えを行なうものである。
スイッチ回路15は、システムコントローラ10により
制御される。受信しているテレビジョン放送又は外部オ
ーディオ入力端子14からのオーディオ信号を出力する
場合には、スイッチ回路15が端子15A側に切り替え
られる。ハードディスクドライブ30からのオーディオ
信号を出力する場合には、スイッチ回路15が端子15
B側に切り替えられる。
【0027】スイッチ回路15の出力がオーディオアン
プ16に供給される。オーディオアンプ16で、スイッ
チ回路15からのオーディオ信号が増幅される。このオ
ーディオ信号がスピーカ17に供給される。
【0028】また、ビデオ信号処理回路7からのコンポ
ーネントビデオ信号Y、U、Vは、ハードディスクドラ
イブ30で保存するために、A/Dコンバータ21に供
給される。A/Dコンバータ21で、ビデオ信号処理回
路17からのコンポーネントビデオ信号がディジタル化
される。A/Dコンバータ21の出力がフィールドメモ
リ22に供給される。フィールドメモリ22の出力が画
像圧縮回路23に供給される。画像圧縮回路23で、こ
のコンポーネントビデオ信号が圧縮される。画像の圧縮
方式としては、例えば、モーションJPEGが用いら
れ、1フィールドの符号量が等しくなるように圧縮され
る。画像圧縮回路23で圧縮されたビデオデータは、バ
ッファメモリ24を介して、バス29に送出される。
【0029】オーディオソース切り替え回路13からの
オーディオ信号は、ハードディスクドライブ30で保存
するために、A/Dコンバータ25に供給される。A/
Dコンバータ25で、オーディオソース切り替え回路1
3からのオーディオ信号がディジタル化される。A/D
コンバータ25の出力が音声圧縮回路26に供給され
る。音声圧縮回路26で、オーディオ信号が圧縮され
る。音声の圧縮方式としては、例えば、ノンリニアPC
Mが用いられる。音声圧縮回路26で圧縮されたオーデ
ィオデータは、バッファアンプ28を介して、バス29
に送出される。
【0030】バッファメモリ24からのビデオデータ
と、音声圧縮回路26からのオーディオデータは、固定
長のファイルに合成される。各ファイルには、所定のヘ
ッダが設けられる。
【0031】このように、固定長のファイルに合成され
たビデオデータとオーディオデータが、CPU(Centra
l Processing Unit )からなる記録/再生コントローラ
27の制御の基に、バス29を介して、ハードディスク
ドライブ30に記録される。これにより、ハードディス
クドライブ30にビデオデータ及オーディオデータが貯
えられる。
【0032】ハードディスクドライブ30に記録されて
いるビデオデータ及び及びオーディオデータは、記録/
再生コントローラ27の制御の基に、再生される。ハー
ドディスクドライブ30からの再生データは、バス29
を介して、バッファメモリ31及び32に供給される。
【0033】バッファメモリ31からのビデオデータ
は、画像伸長回路32に供給される。画像伸長回路32
で、例えばモーションJPEGで圧縮されていたビデオ
データから、コンポーネントビデオデータY、U、Vが
形成される。画像伸長回路32の出力が、マルチ画面を
形成するための画像処理回路33、フィールドメモリ3
4を介して、D/Aコンバータ35に供給される。D/
Aコンバータ35で、ディジタルビデオ信号がアナログ
ビデオ信号に変換される。このD/Aコンバータ35の
出力がスイッチ回路8の端子8Bに供給される。
【0034】また、バッファメモリ36からのオーディ
オデータは、音声伸長回路37に供給される。音声伸長
回路37の出力がD/Aコンバータ38に供給される。
D/Aコンバータ38によりディジタルオーディオ信号
がアナログオーディオ信号に変換される。このD/Aコ
ンバータ38の出力がスイッチ回路15の端子15Bに
供給される。
【0035】システムコントローラ10は、テレビジョ
ン受像機の全体の制御を行なっている。システムコント
ローラ10と、記録/再生処理コントローラ27とは、
双方向に接続される。
【0036】システムコントローラ10には、受光部4
2を介して、リモートコマンダ52から入力が与えられ
る。このリモートコマンダ52からの入力に基づいて、
各種の動作が設定される。システムコントローラ10の
出力が表示発生回路44に供給される。表示発生回路4
4からは、各種の動作設定状態を示す表示信号が発生さ
れる。この表示発生回路44の出力が映像出力回路9に
供給され、各種の動作状態が画面上に表示される。ま
た、システムコントローラ10に対して、タイマ45が
設けられる。タイマ45は、番組を保存する時間を設定
する際に用いられる。
【0037】この発明が適用されたテレビジョン受像機
は、図2に示すように、リモートコマンダ52を用いて
操作することができる。
【0038】リモートコマンダ52には、テレビジョン
受像機の基本的な設定を行なうための各種のキー、すな
わち、テレビジョン受像機の電源のオン/オフするため
の電源スイッチ61、チャンネル設定を行なうためのチ
ャンネルキー62、62、62、・・・、チャンネルア
ップ/ダウンキー63A及び63B、音量アップ/ダウ
ンキー64A及び64B、入力ソース切り換えスイッチ
65が配設される。
【0039】更に、この発明が適用されたテレビジョン
受像機を操作するためのリモートコマンダ52には、テ
レビジョン受像機のハードディスクドライブ30の記録
/再生を制御するための各種のキーとして、番組ポーズ
キー66、ブックマーク記録キー67、区間リピートキ
ー68、キャンセルキー69、逆転スキップ再生キー7
0、逆転高速送りキー71、2倍速キー72、正転高速
送りキー73、正転スキップキー74、オーバービュー
検索キー75、矢印キー76A、76B、決定キー77
が配設される。
【0040】番組ポーズキー66が押されると、受信中
の画面がその場で停止され、静止画として表示される。
その間、テレビジョン受像機のハードディスクドライブ
30に、その番組が記録される。番組ポーズキー66が
再び押されると、静止画となっている所の場面から、ハ
ードディスクドライブ30に記録されている番組が再生
される。
【0041】ブックマーク記録キー67が押されると、
このとき放送されている番組をテレビジョン受像機のハ
ードディスクドライブ30に保存させることができる。
【0042】区間リピートキー68により、リピート再
生が設定される。区間リピートキー68が最初に押され
ると、リピートの開始位置が設定され、区間リピートキ
ー68が次に押されると、リピートの終了位置が設定さ
れる。
【0043】キャンセルキー69は、設定された動作や
機能をキャンセルさせる際に押される。
【0044】逆転スキップ再生キー70、逆転高速送り
キー71、2倍速キー72、正転高速送りキー73、正
転スキップキー74は、変速再生行なうためのキーであ
る。
【0045】オーバービュー検索キー75、矢印キー7
6A、76B、決定キー77は、番組検索に用いられ
る。オーバービュー検索キー75が押されると、テレビ
ジョン受像機の画面が、中央の画面と、周囲の複数の小
画面とに分割される。周囲の小画面には、ハードディス
クドライブ30に記録されている画面の中から、所定時
間毎の画面が表示される。矢印キー76A及び76Bの
操作により、複数の画面の中から、所望の画面が選択さ
れ、再生開始位置が検索されると、決定キー77が押さ
れる。決定キー77が押されると、選択された画面から
再生が開始される。
【0046】このように、この発明が適用されたテレビ
ジョン受像機のリモートコマンダ52には、オーバービ
ュー検索キー75が設けられている。このオーバービュ
ー検索キー75を用いると、ハードディスクドライブ3
0に記録されている情報の中から所望の再生開始位置を
簡単に検索することができる。
【0047】つまり、ハードディスクドライブ30の記
録時間を例えば60分とすると、オーバービュー検索キ
ー75が押されると、この60分の記録画面が例えば5
分毎に分割され、5分毎の画面がインデックス画像とし
て表示される。
【0048】すなわち、図3に示すように、画面80が
複数の小画面81A、81B、81C、・・・・に分割され
る。画面81Aの画面を「0分」の画面とすると、画面
81B、81C、81D、・・・・には、「5分」、「10
分」、「15分」・・・・の画面が表示される。各画面81
A、81B、81C、・・・・の時間順は、ユーザが認識し
やすいように、時計回りとされている。各画面81B、
81C、81D、・・・・中には、経過時間が文字表示され
る。中央の小画面83には、選択されている画面の動画
が映出される。
【0049】これら5分毎の画面81A、81B、81
C、・・・・から、所望の注目画面が選択される。注目画面
の選択は、リモートコマンダの矢印キー76A及び76
Bの操作により行なわれる。画面81A〜81Lの中
で、選択された画面には、他の画面枠とは異なる画面枠
82が表示される。これと共に、中央の画面80には、
選択された注目画面に対応する動画像が映出される。こ
の動画像中には、経過時間が文字表示される。現在再生
されている時間帯がどのインデックス画像の時間帯と関
連付けられているかは、画面枠の色を同じにすることに
より視覚的に分かるようにされている。
【0050】更に、オーバービュー検索キー75が押さ
れると、図3Bに示すよう、各画面が1分づつオフセッ
トされ、画面81A、81B、81C、81D、・・・・に
は、「1分」、「6分」、「11分」、「16分」、・・
・・の画面が表示される。そして、更に、オーバービュー
検索キー75が押されると、各画面が更に1分づつオフ
セットされ、画面81A、81B、81C、81D、・・
・・には、「2分」、「7分」、「12分」、「17分」
の画面が表示される。
【0051】ユーザは、これらのインデックス画面81
A、81B、81C、・・・・を見ながら、動画再生を開始
したい時間帯を検索する。動画再生を開始したい時間帯
が検索されると、決定キー77が押される。決定キー7
7が押されると、図3Cに示すように、フル画面表示と
なり、選択された時刻の画面から動画の再生が開始され
る。
【0052】このように、この発明では、現在再生され
ている時間帯がどのインデックス画像の時間帯と関連付
けられているかは、画面枠の色を同じにすることにより
視覚的に分かる。また、各画面81A、81B、81
C、81D、・・・・に映出されるインデックス画面の時間
順は、実生活を考慮して、時計回りとされている。ま
た、各インデックスの画面81A、81B、81C、8
1D、・・・・には、経過時間が文字を表示され、中央の画
面83の動画像には、詳細な再生経過時間が文字表示さ
れる。このため、ユーザは時間の認識がしやすく、検索
が容易である。
【0053】このように、オーバービュー検索キー75
が押されると、ハードディスクドライブ30に記録され
ている60分の記録画面が例えば5分毎に分割され、複
数の画面81A、81B、81C、81D、・・・・に映出
される。更に、オーバービュー検索キー75が押される
と、各画面が1分づつオフセットされている。したがっ
て、これらのインデックス画面81A、81B、81
C、81D、・・・・のどこかで、ユーザが検索したい画面
のインデックスとなる画像が映出され、この画面から、
所望の再生開始位置を検索することができる。
【0054】このように、再生画面中には、再生時間が
文字表示される。この発明は、上述のように、ハードデ
ィスクドライブ30で再生している画面の再生時間を表
示するのに用いられる。
【0055】図4は、再生時間のカウント値を求めるた
めの構成を示す機能ブロック図である。この例では、6
4フィールドを1ブロックとして処理が行なわれてい
る。
【0056】図4において、ブロック検出回路101
は、64フィールド毎のブロックの変化点を検出し、ブ
ロックの変化点でブロック番号を出力する。このブロッ
ク番号が時間カウンタ102に供給される。
【0057】時間カウンタ102は、このブロック番号
に基づいて、再生時間T1 を演算する。すなわち、1ブ
ロックのフィールド数Mをとしてビテオデータの処理を
行い、1秒間当たりのフィールド数をLとすると、ブロ
ック番号Nの再生時間T1 は、 T1 =N・M/L として演算できる。1ブロックのフィルード数Mは64
フィールドであり、NTSC方式では1ブロックのフィ
ールド数Mは60であるから、再生時間T1 は、 T1 =N・64/60 で求められる。時間カウンタ102は、上述のような演
算を行なって、再生時間T1 を求める。
【0058】時間カウンタ103は、基準ブロック発生
回路104からの1秒毎のクロックを計数して、再生時
間T2 を求める。
【0059】ブロック数判断回路105は、ブロック検
出回路101からのブロック番号を基に、(N・M/
L)の剰余が0となるブロック番号であるか否かを検出
している。そして、(N・M/L)の剰余が0となるブ
ロック番号のときに、較正回路106を作動させ、時間
カウンタ103の値を時間カウンタ102の値により較
正するようにしている。
【0060】つまり、時間カウンタ102で求められる
時間T1 は、(M/L)秒、すなわち(64/60)秒
で進められていく。MとLとの公倍数となるブロック番
号毎に、すなわち、64と60との公倍数となるブロッ
ク番号、15、30、45、・・・・毎に、(N・M/L)
の剰余が0となる。(N・M/L)の剰余が0のときに
は、時間カウンタ102の時間T1 と時間カウンタ10
3の時間T2 とが一致するはずである。このことから、
(N・M/L)の剰余が0となるブロック番号のとき
に、時間カウンタ103の値T2 を時間カウンタ102
の値T1 により較正すれば、時間カウンタ103の誤差
が堆積されなくなる。
【0061】このようにして求められた、時間カウンタ
103の値により再生時間を表示するようにすれば、再
生時間が連続すると共に、誤差が堆積されずに、正しい
時間を表示できる。
【0062】例えば、ブロック番号130、131、1
32、・・・・では、時間カウンタ102の値は、図5Aに
示すようになり、秒の時間に抜けが生じる。一方、図5
Bに示すこの時間カウンタ103から得られる再生時間
は連続しているが、1秒毎のクロックを計数して求めて
いるため、実際の再生時間との間に僅かに誤差が生じて
いる可能性がある。(N・64/60)の剰余が0とな
るブロック番号Nのときに、時間カウンタ103の値を
時間カウンタ102の値により較正すれば、図5Cに示
すように、時間が連続すると共に、誤差のない再生時間
を得ることができる。
【0063】なお、このような制御は、ソフトウェアに
より行なうことができる。図6は、上述の処理を行なう
場合のフローチャートを示すものである。図6におい
て、ブロック番号の変化があったか否かが検出される
(ステップST1)。ブロック番号の変化がなければ、
1秒経過したか否かが判断される(ステップST2)。
1秒経過したら、再生時間を時間計測する時間カウンタ
がインクリメントされ(ステップST3)、1秒タイマ
がセットされて(ステップST4)、リターンされる。
ステップST2で、1秒経過していなければ、そのまま
リターンされる。ステップST2からST4の処理を行
なうことにより、再生時間を時間計測する時間カウンタ
の値が1秒毎にインクリメントされていく。
【0064】ステップST1で、ブロック番号の変化が
あったことが検出されたら、ブロック番号Nから再生時
間が計算される(ステップST5)。この計算は、上述
のように、(N・64/60)で求められる。
【0065】演算の結果、剰余が発生しているか否かが
判断される(ステップST6)。剰余があれば、リター
ンされる。剰余が無ければ、再生時間を時間計測する時
間カウンタの値が、ブロック番号Nから求められた再生
時間により更新される(ステップST7)。そして、1
秒タイマがセットされ(ステップST8)、リターンさ
れる。
【0066】なお、上述の例では、1ブロックを64フ
ィールドとしているが、勿論、1ブロックのフィールド
数は、64ブロックに限定されるものではない。また、
上述の例では、フィールド数を60Hzとしているが、
フィールド数が50Hzの場合にも同様に適用できる。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、ビデオ信号の処理を
画面数Mからなるブロック単位で行ない、再生時間を
(N・M/L)として求めると共に、1秒毎にアップカ
ウントして再生時間を求めている。そして、(N・M/
L)の剰余が0となるブロック番号のときに、1秒毎に
アップカウントして求められた再生時間を、(N・M/
L)により求められた再生時間により更新している。こ
れにより、秒数の連続が保てると共に、誤差が累積しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるテレビジョン受像機の一
例のブロック図である。
【図2】この発明が適用できるテレビジョン受像機にお
けるリモートコマンダの説明に用いる平面図である。
【図3】インデッスク画面の説明に用いる略線図であ
る。
【図4】この発明の実施の形態の一例の説明に用いる機
能ブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態の一例の説明に用いる略
線図である。
【図6】この発明の実施の形態の一例の説明に用いるフ
ローチャートである。
【図7】従来の再生時間の計測の説明に用いる略線図で
ある。
【符号の説明】
101・・・ブロック検出回路、102、103・・・
時間カウンタ、105・・・ブロック数判断回路、10
6・・・較正回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビテオデータの処理を画面数Mからなる
    ブロック単位で行い、上記ブロックのブロック番号N
    と、1秒間当たりの画面数Lとから、再生時間を(N・
    M/L)として演算する第1の時間カウント手段と、 1秒毎にアップカウントして再生時間を演算する第2の
    時間カウント手段と、 上記(N・M/L)の剰余が0となるブロック番号のと
    きに、上記第1の時間カウント手段により求められる再
    生時間により、上記第2の時間カウント手段から求めら
    れる再生時間を較正する手段とを備えるようにしたこと
    を特徴とする時間計測装置。
  2. 【請求項2】 ビテオデータの処理を画面数Mからなる
    ブロック単位で行い、上記ブロックのブロック番号N
    と、1秒間当たりの画面数Lとから、再生時間を(N・
    M/L)として演算するステップと、 1秒毎にアップカウントして再生時間を演算するステッ
    プと、 上記(N・M/L)の剰余が0となるブロック番号のと
    きに、上記(N・M/L)として演算した再生時間によ
    り、上記1秒毎にアップカウントして求めた再生時間を
    較正するステップとからなる時間計測方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9586370B2 (en) 2013-08-15 2017-03-07 Biomet Manufacturing, Llc Method for making ultra high molecular weight polyethylene

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